金曜日は愛を楽しむ日

3/22~3/28

緊急事態宣言は21日をもって解除されましたが、新型コロナウイルスの感染者数は3月に入ってからなかなか減少せず、不安を抱えながらの週明けとなりました。ニュースによると、「3月10日頃には7日間平均で262人まで減っていたのが、現在は300人程度まで増加している(東京都)」とのこと。火星が双子座へ入ったのは3月4日ですが、どうも…感染者数の増加は火星のサインと関係があるように見えます。何故なら、火星は「行動様式」を、双子座は「移動」を表すからです。これからはこのコマメに動きたがる火星を制御しながらの毎日となりそうです。

22日(月)は…朝から水星と冥王星がセキスタイル(60°)、火星と土星がトライン(120°)など、概ね星の動きは順調です。知性の星=水星が活発にいいアイディアを出してくれ、問題の火星は土星により制御されています。今週のなかでは仕事関係の問題が順調に片付く日です。以前から引き続いてくテーマには、早めに結論を出しておいたほうがいいでしょう。

23日(火)は、重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、唯一、午後2時14分に蟹座の月が海王星とトライン(120°)が好調な関係になります。なんとか夢を叶えたいと好意的に私達は考えて、判断を心情に委ねる暗示です。しかし、その後蟹座の月は水瓶座の木星、射手座の小惑星=ジュノーとヨードという厄介な関係に足を取られて、せっかくの思いやりにケチが付くような展開に。一部の人の心情は世の中の多様性と相容れないのかもしれません。

24日(水)午後12時26分、魚座の水星が火星とスクエア(90°)を形成。ちょっと犯罪の臭いのするアスペクト(星同士の関係)です。目の前の若者は詐欺師かもしれません。決して先を焦らず、お金の決済や契約締結など、裏を取りながら慎重に進めるようにしてください。

25日(木)はサークルや協会など、身の回りの人間関係がテーマになる一日です。しかし、私達の気持ちは少し後ろ向きかも。引き籠もりたい気持ちがコミュニケーションを妨げます。そんな時は無理に交わろうとせず、一人の世界を充実させたほうがいいのかもしれません。

26日(金)午後3時57分、牡羊座の太陽が愛の星=金星と合(0°)を作ります。今週で唯一の太陽の好調なアスペクト(星同士の関係)です。愛情問題はもとより、レジャー、エンタメなど楽しいこと全般がテーマの日です。緊急事態宣言明けの私達に相応(ふさわ)しく、楽しいこと優先の一日になるでしょう。

27日(土)…前述のように3月4日から火星は双子座を通過中ですが…。この火星がドラゴンヘッドと重なります。ドラゴンヘッドは「人が集まる場所」を表しますから、桜の花が満開となって、各地の人では相当な数になりそうです。そうなると、新型コロナウイルスの感染拡大も心配ですね。しかし、私達の心境としては、こぞって人が集まる場所へ出かけたくなる一日です。

28日(日)は朝6時1分の太陽と木星とセミスクエア(45°)など、細かなトラブルのアスペクト(星同士の関係)が続きますが、午前8時48分に乙女座の月が冥王星とトライン(120°)を形成して、今までの浮かれた気分を引き締めます。その後、午後5時9分、今度は天王星が小惑星=ベスタとトライン(120°)に。私達の肩の上に急に重荷が架せられる暗示です。

今週は26日、金曜日に向かって一気に締め付けを解いていき、その後、リバウンドに気付いて引き締める…こんな流れになっていきそうですね。

MAR 22 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

20日、新たな春分図へ

3/15~3/21

前代未聞に早くサクラの開花宣言が!豪雨や地震など、いちだんと地球環境の悪化を感じる最近の日々ですが…。今週は…週末に春分があり、日本の国の運勢は新たな春分図へと書き換わります。

15日(月)は比較的穏やかな日ですが、牡羊座の月が射手座のドラゴンテイルとトライン(120°)を作って、なんとなく後ろ向きな姿勢になり勝ちです。そういえば、菅総理の太陽は射手座ですが、度数は射手座の13度の後半の方です。15日のドラゴンテイルは射手座の14度。ドラゴンヘッド、テイルは度数を遡っていきますから、16日になると、ドラゴンテイルがピッタリと菅総理の太陽に重なります。意味としては…穴の中へでも隠れたい心境…ということになります。このところの総務省の接待問題はもとより、これでは緊急事態宣言をどうするか?など、菅総理、なかなか自信を持った答えは出せそうもありませんね。

16日(火)、午前7時26分、水星が魚座へ入ります。2月21日に水星が順行して以来、水瓶座の水星だけが毅然とした態度を取って、原理原則に忠実な判断をしてくれていたのに、魚座へ入ってしまうと、双子座の火星と相性が悪くなったり、魚座のその先に控えている海王星に取り込まれてしまうのではないか?と心配です。

17日(水)は午前3時25分、魚座の太陽がかなり以前から山羊座に控えている冥王星とセキスタイル(60°)の調和座相を形成します。何か大きな問題が動く暗示です。前回の太陽と冥王星のメジャーアスペクト(重要な天体同士の関係)は今年の1月14日の合(0°)ですが、その頃は新型コロナウイルスに対する規制が厳しくなったり、アメリカではyoutubeがトランプ氏の投稿を停止したりなど、いろいろな方面で手厳しい対応が目立つ時期でしたね。今回は太陽と冥王星が調和の関係ですから、もう少しソフトな流れになるとは思いますが、ある種世界的な方向性の変化はあり得るでしょう。

18日(木)は大きな変化は少なそうで、調整日です。キローンや小惑星=パラスなど、賢者を表す天体が火星や水星と絡むので、耳を傾けるべき意見が出てくる日です。

19日(金)…今度は金星が冥王星とセキスタイル(60°)を作ります。金星は愛の星であると同時に、楽しいこと全般を表します。これを機会に国をあげて春をエンジョイする雰囲気が強まることになりそうです。

20日(土)午後6時37分、太陽が牡羊座へ入場して、春分です。この時刻で書いたホロスコープがこれより日本の国の運を表すことになるのです。これを春分図と呼びますが、下に添付しておきます。ホロスコープの見方は左側が東、右側が西になります。時間が日没後なので、太陽は西の地平線の下へ隠れた形です。このハウスは何か?というと、健康のハウスです。たしかにコロナ禍ならではの国民の健康中心のホロスコープになりますね。

21日(日)は午後11時16分、愛の星=金星が牡羊座へ移動します。これで2月25日からスタートした魚座の金星の期間が終わります。魚座さん、並びに水象サイン(蟹座、蠍座)に太陽や金星を持つみなさん!愛に関することで、まだやり残したことがあるのなら、この日までに行動に移しておいたほうがいいでしょう。とはいえ、これは一ヶ月単位のレベルの話ですから、婚約などの大それたコトを急ぐ必要はないのですが。(笑)「デートの計画などはお早めに」ということです。当然、牡羊座さんを始め、火象サイン(獅子座、射手座)のみなさんはこの21日の夜11時16分から愛のチャンスがやってきます。

今週は春分を始め、太陽系のラインナップが大きく変わります。このところのマンネリの空気も一掃されることになるでしょう。

MAR 15 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

海王星が幻想を紡ぐ週

3/8~3/14

先週のニュースとしては…新型コロナウイルス対策として首都圏4都県の緊急事態宣言が二週間延長になってしまいました。そんな中、今週は緊張感を持って過ごさなければならないはずなのに、星の動きは春霞のように非常にボーッとしたものになっています。

8日(月)は、比較的安定した星の配置です。月は山羊座の後半にかかり、魚座の太陽や海王星とセキスタイル(60°)の調和した関係です。午後4時52分に月が冥王星と合(0°)になり、今抱えている問題の根の深さを暗示することに。午後11時40分から月は水瓶座へ入っていきます。

9日(火)はゴタゴタしそうな一日です。午前5時22分、水瓶座の月が双子座へ入ったばかりの火星とトライン(120°)を形成します。若い度数だけに私達に溌剌(はつらつ)とした刺戟を与えてくれますが、なかなかこれにつづくものがありません。仕事が始まる午前9時を回ったところで、愛の星=金星がノードとスクエア(90°)に。これは…人々の気持ちがまとまらず、感情的な齟齬が生まれたり、逆に馴れ合いになったりなどして、スピードダウンしてしまいそうです。おまけに夕方には土星もブレーキをかけ始めそうです。

10日(水)は、午前9時57分に月が水瓶座の木星と合(0°)になり、とてもいい空気を運んでくれます。10日に重要なテーマがある方は早めの行動がオススメです。この日、午後4時には魚座の太陽が海王星と合(0°)を作ります。太陽も海王星も太陽系の中では大きな天体ですから、この影響はもっと早くからあったはずなのですが…。海王星の持つ「蝕知できない」という掴みどころのない性質によって、太陽のパワーが奪われるアスペクト(星同士の関係)です。希望的観測が多すぎて、現実が把握できない…。ボーッとして頭が冴えない…。海王星が善悪の判断を鈍らせる…。などの悪影響があるかもしれません。一方いい影響としては…いい夢を見られる、幻想的なイマジネーションが湧く、人に尽くしたくなる…などが挙げられます。少なくとも、シリアスな契約問題や、現実的な数字を予測するには不向きなアスペクト(星同士の関係)であることは間違いありません。

11日(木)は月が海王星が支配しているサイン、魚座へ入ります。また午後2時8分には太陽が権利の主張を表す小惑星=ジュノーとスクエア(90°)の不協和音を奏でます。そこかしこで議論が多くなりそうです。その後、問題の解決策は新しい方向へ誘導されていくでしょう。

12日(金)は重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。魚座の月が金星、海王星と次々合(0°)を作っていきます。非常にムーディな一日です。

13日(土)午前2時21分、新月です。ここから草木など、生物の発育が活発になっていきます。桜など、花々のつぼみもふくらんでいくでしょう。同日、午後8時7分、今度は愛の星=金星が海王星と合(0°)を作ります。非常にロマンティックなアスペクト(星同士の関係)です。この星の配置は片想いや無償の愛を意味します。星空を仰いで夢に浸る夜になりそうです。

14日(日)はホワイトデーですが、前日の金星&海王星が愛のお返しへの期待を膨らませたかもしれませんね。14日の星はその夢をしぼませるような意地悪な配置はありません。午前8時55分には牡羊座の月が小惑星=セレスと合(0°)を作ります。小惑星=セレスはとても家庭的な星ですから、おうち時間を楽しもうと、頑張る気持ちに火を着けてくれます。しかし、午後9時30分には愛の星=金星が、今度は権利を主張する小惑星=ジュノーとスクエア(90°)の凶角度をつくります。このへんの時間帯は最愛の人と言い争いになりそうな可能性も。ジュノーは愛するパートナにたいして「もっとよくしてくれてもいいじゃない!」と苦情を言わせる小惑星です。こんな愚痴をいいたくなるのもあなたの尽くし過ぎが原因かもしれません。見返りを求めない愛などは机上の空論。愛のバランス感覚を崩してしまう破壊者なのかもしれませんから。

大分話が逸れてしまいましたが、今週は海王星の存在が非常に目立ちます。それこそ海王星は「無償の愛」の発信源です。しかし、同時に海王星の負の側面は「嘘」や「自己欺瞞を」意味する惑星でもあるのですから。

MAR 8 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

愛と仕事に星の応援が…

3/1~3/7

早くも3月になりました。現在の太陽系は…これまでと違い、太陽の重要なアスペクト(星同士の関係)はひとつもありません。その他の惑星はもまた不調和な動きは観られず、大きな変化のキッカケになりそうなものも見当たらない状況です。

今月も2月と同じように月初と週明けが重なりました。私にとっては 瑛利奈の占星術チャートハウス の月運更新と「今週の運勢」が重なって、かなり迷惑(笑)なのですが、2月が28日のため、さらに今月も同じ曜日割りになってしまいました。

1日(月)…太陽、金星が魚座へ入って、先月よりも水瓶座の天体が減ったものの、土星、水星、木星の三つの惑星がまだ水瓶座の8度~16度に群がっています。1日(月)は、乙女座の第3デークから天秤座へさしかかる月が火星、そして土星とトライン(120°)の好調座相を作っていきます。ややシンドイですが、骨太で安定感のある星の動きです。しかし、夕方頃から月が天王星、太陽とインコンジャクト(150°)で拘束されて、なかなか次のステップへ踏み出せない暗示です。冒険はやめて、既存の路線の中で汗を流した方がよさそうな一日です。

2日(火)の方がラッキーですが、幸運な星の動きは午前8時前に出尽くしてしまいます。午後になると、またもや迷路が待っています。これを機に現在抱えているテーマの課題を洗い出すにはいい一日でしょう。

3日(水)午前4時8分、知性の惑星=水星がノースノードとトライン(120°)を形成。仲間を増やすにはいいアスペクト(星同士の関係)です。夜明け前なので、このタイミングを睨んで、前日から動いておいたほうがいいかもしれません。午後のメインイベントは…午後5時38分の月と金星のトライン(120°)です。緊急事態宣言で疲れ果てた私達に、このアスペクト(星同士の関係)は心のオアシスを求める気持ちを高めさせるでしょう。恋人や友人たちとの会食に絶好の星ですが、多分みんな同じ事を考えそうなので、密になることに気をつけた方がいいかもしれません。

4日(木)午前2時9分、愛の星=金星が天王星とセキスタイル(60°)。今週で2つしかない貴重な惑星同士のメジャーアスペクト(星同士の関係)です。意味は「ラブロマンス!」、そして「予期せぬ幸運」…。時間が深夜ですから、これもまた前から伏線を張るなど、準備が大切です。早々と就寝した方には夢でヒラメいたりするかもしれませんね。午後12時29分には火星が双子座へ入場します。射手座の菅総理には痛い配置ですが…。逆に牡牛座の火星に悩まされて苦戦していた獅子座さんや水瓶座さんには、今後いい展開が期待できそうです。

5日(金)の午後12時27分には、知性の惑星=水星が、木星とコンジャンクション(0°)を作ります。知性を司る水星に木星が大きなエネルギーと希望を与えてくれます。これが今週最大のイベントと考えてもいいかもしれません。サインはITを表す水瓶座ですから、プログラムや企画など、活発なアイデアが湧きそうです。水瓶座支配の時代ならではのいいニュースが舞い降りることも。

6日(土)午前10時30分、射手座の半月です。その後小康状態ですが、夕刻を過ぎると現実認識や先読みが甘くなる怖れも。まずは、午後3時半までに計画を確定してください。

7日(日)午前10時52分、月が調整の小惑星=パラスとセキスタイル(60°)を作ります。一週間の流れを反省したり、自己チェックするには最適な一日です。今週は比較的落ちついた一週間になる見込みです。まずは、これまでの途中経過をきちんと把握しておくといいでしょう。

MAR 1 2021

瑛利奈

(C)ELINA

社会のうねりが変わる…

2/22~2/28

前回…「潮目が変わる」と書いた18日、橋本聖子氏が東京五輪・パラ組織委会長に選ばれて、まさに潮目が変わりました。18日の夜から太陽が魚座へ入って、蟹座の森喜朗総務省幹氏批判は影をひそめ、次のターゲットは魚座からみてスクエア(90°)となる、射手座の菅義偉総理に変わりました。女性差別の議論が深まらず、今度は総務省幹部の接待問題へと移り変わって行くこの日本の国会やマスコミの風潮は困ったものです。

かくして潮目が変わった週明けの22日(月)は…蟹座の月が魚座の太陽と調和して、穏やかな一日になりそうです。

23日(火)は令和になって二回目の天皇誕生日ですが、今年はコロナ禍のため、茶会は実施せず、祝賀行事は最小限になるそうです。天皇陛下は即位されてから自粛続きでお気の毒ですね。

24日(水)も引き続き重要な天体同士のアスペクトはナシ。23日から24日にかけて月は蟹座ですが、現在水瓶座に集まっている土星、水星、木星、金星はすべてインコンジャクト(150°)という中途半端なアスペクト(星同士の関係)で次々とパスを送っていきます。しかし24日は午後12時58分に牡牛座の火星だけがセキスタイル(60°)の調和座相を作ります。繊細な感情の動きが決断の決め手になるでしょう。

25日(木)午前10時50分、牡牛座の火星が冥王星とトライン(120°)を形成。新たな事実をもとに大きく事態が変わる暗示です。それに伴い力の衝突があるでしょう。ダイナミックな事件が起きそうな一日です。午後10時11分、愛の星=金星が魚座へ入ります。時の人が変わりそうですね!魚座さん、蟹座さん、蠍座さんがまさに愛と幸せの主人公に。

26日(金)、午前6時12分、太陽が天王星とセキスタイル(60°)という好調なアスペクト(星同士の関係)を作ります。2月後半の重要なテーマが降って湧くような一日です。ITや新システム、思想や哲学など、新しいことを採り入れるチャンスです。それには一夜漬けでは間に合いませんので、今週は26日(金)に計画を実行できるように、週の頭から周到に準備しておくといいでしょう。多少の反対や抵抗はあるかもしれませんが、細部に囚われるとチャンスを逃してしまう可能性も。

27日(土)は満月です。時刻は午後5時17分、月は乙女座の8度。このところのテーマに答えが出るときです。正義は多数派に宿るでしょう。

28日(日)は…日曜日にもかかわらずナーバスな週末です。多くの問題がまとまらず、プレッシャーの多い一日になりそうです。夜半になって、意外な事実が判明することも。

今週は…前述のように26日(金)までの行動が大切です。年明け以来、最近の星は常に真剣勝負。甘えたところは見当たりません。また、このところ社会の大きなうねりも変わってきています。後戻りは許されないので、その道の専門家のアドバイスを求めてから正解を出すようにすることですね。

FEB 22 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

18日、潮目が変わる!

2/15~2/21

先週は…11日(木)に金星が木星と合(0°)という愛のチャンスがありましたが…。たしかに「幸運の女神には後ろ髪がない」といわれ、木星の恩恵を受けるには「前から飛び込め!」といわれますが、この金星が木星と合(0°)が過ぎた途端に、13日(土)午後11時8分にマグニチュード7.3の福島沖地震が起きました。被害に遭われた方々、心からお見舞い申し上げます。話が前後しますが、11日には森喜朗オリパラ組織委会長の一連の辞任劇がありました。先週は…いくらなんでもこのように人心を攪乱するような流れはないだろう!という事件に充ち満ちていましたね。

木星といえばオールマイティな幸運星ですが…1994年7月にシューメーカー・レヴィ彗星が木星に衝突してから、私はどうも、木星がそれまでのような高潔な惑星でなくなったような気もしていました。それはともあれ、今回の福島沖地震の星の配置をよく調べてみると、フィックスドサインに集中した7つの天体が織りなす不協和音があるのです。その根幹になるのは、水瓶座の土星と牡牛座の天王星のスクエア(90°)です。私は「瑛利奈の今週の運勢」の、1/11~1/17 ダイナミックな星が時代を変える…の中で、「14日(木)※1/14 も引き続き今週のハイライトというべき配置が続きます。午後5時35分、今まで逆行していた天王星が順行し始めます。これだけでも現状を覆したり、地殻変動を起こすなどの影響力はあるでしょう」と書きました。いま、福島沖地震のチャートを観て気付くのは…この日の土星がちょうど1月14日に逆行から順行に変わる天王星の度数と正確にスクエア(90°)を作っていることです。そのときの天王星の度数は牡牛座6度43分でした。また、福島沖地震が起きた2月13日の土星の位置は…午後5時~7時30分くらいまでちょうどここにスクエア(90°)の水瓶座6度43分を通過していたのです。

これらを考えると、11日の金星&木星の合(0°)や、13日の水星&金星の合(0°)などは…深部に渦巻くどす黒い潮流の上に浮かぶ一輪の花のようなものでしたね。とはいえ、この貴重な一輪の花をしっかりとGETした方もいらっしゃったはずですが…。

前置きが長くなりましたが…週明け15日(月)の星は水星が木星と合(0°)など、比較的穏やかで、公正な思考と賢さを取り戻すような動きです。

16日(火)は重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はないですが、権利の主張を表す小惑星=ジュノーが目立つのが気になります。また森喜朗氏のJOC会長後任問題で一悶着ありそうです。

17日(水)は…またもや過去の問題が発覚して、揉めそうな一日です。午後12時11分から月は牡牛座に入りますが、どうも…落としどころが見つかりそうにありません。

18日(木)午前4時8分、今の星の配置の不調和の元凶、水瓶座の土星と牡牛座の天王星がいよいよ正確にスクエア(90°)を形成します。その後、午後7時43分、太陽がこれまでの水瓶座を去り、魚座へ入ります。大きく潮目が変わる暗示です。ただ、土星と天王星のスクエア(90°)の方は外惑星同士ですから、そう急激に作用が表面化はしないかもしれません。しかし海底の大きな障害物のように潮の流れを変えるのは確かです。一方、太陽の方は今までの水瓶座の頑固さと違い、魚座は意外と器用に問題点を交わしますから、新しい流れは案外速く訪れるかもしれません。

19日(金)は…大きな動きはなく、牡牛座の月が主役です。感情問題とお金の問題がテーマになります。

20日(土)午前3時47分、半月。その後、午前8時3分に愛の星=金星が火星とスクエア(90°)を形成します。今までの問題に一応の答えが出て、週の節目になる一日です。ただ、週末ではありますが、シリアスな雰囲気に終始するでしょう。

21日(日)、午前9時51分、これまで逆行していた水星が順行し始めます。度数は水瓶座の11度1分です。水星はコミュニケーションの惑星ですから、このところの紛糾した問題にようやくメドが付きそうです。

FEB 15 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

緊張の峠を越えて、愛へ…

2/8~2/14

先週の週明けは…軋(きし)むような厳しい星の配置でした。1日(月)は太陽と火星がスクエア(90°)を作り、このところ溜めていた不穏な空気に火を着ける…。ちょうどその日、ミャンマーでクーデターが起きました。そもそも反骨精神旺盛な水瓶座の天体と権力的な牡牛座の惑星の確執は…1月13日の火星と土星のスクエア(90°)から始まり、エネルギーが蓄積されていたのです。それを2月1日の火星がトリガーになり、火を着けたのでした。その後、今週は?というと、ご安心ください!緊張の時はほぼ終わりました。そして、今週末はバレンタインデーです。今週は…バレンタインにふさわしく、みなさま!ラッキーな星の配置が用意されていますよ!

8日(月)…未明から月は山羊座へ。午前7時、知性の惑星=水星が逆行しながら、調整の小惑星=パラスと合(0°)になります。その後、水星は午後8時過ぎ、太陽と合(0°)に。過去に遡って、当初の目標と現在地を再確認するような動きです。午後3時29分、月は天王星とトライン(120°)の好調座相を形成。膠着した今までの流れに新風を吹き込んでくれるでしょう。

9日(火)は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。山羊座の月が牡牛座の火星や、魚座の海王星などといい関係に。午後11時52分、月が山羊座の冥王星と合(0°)を作ります。次第に真相が明かされて、これまでの謎が解明される暗示です。ただ、その意外さに驚くようなことも。

10日(水)、午前7時50分から月は水瓶座へ入ります。またこの日の夕刻、水星が火星とスクエア(90°)を形成。人々の交流は活発化して、議論が絶えない一日です。

11日(木)は「建国記念の日」で祝日です。お目出度い日にふさわしく、午後9時29分、愛の星=金星が幸運の星=木星と合(0°)という超絶ラッキーな星の配置を作ります。金星が木星と合(0°)になるのは…2019年11月24日以来、1年3ヶ月ぶりです。その時の両惑星の位置は射手座の28度でしたから、1つ前の木星のサイン、山羊座では「一回も合(0°)を作らなかった!」ということになりますね。全国の山羊座さんにとっては非常に残念でしたね!サインをひとつすっ飛ばして、水瓶座さんが溜まった恩恵を享受することができるのです。次の金星と木星の合(0°)は来年の5月までありません。水瓶座ではこれが最初で最後ですから、11日(木)は水瓶座さんにとって貴重な一日ですね!度数は水瓶座の12度34分です。この近くに太陽や金星を持つ方は特に恩恵に至近距離といえます。また、水瓶座さんのみならず、双子座さん、天秤座さんなど風象サインの方にもチャンスです。そうそう、どのようにラッキーなのか?説明しませんでしたね。金星も木星も太陽系の中のベネフィックスと呼ばれる吉星の代表です。しかも、金星&木星コンビは幸運を掴むのに最良のパートナーなのです。愛情問題はもとより、芸術、お金、人間関係、娯楽など、ハッピーなものすべてを網羅しています。1年3ヶ月に一回しか訪れない、この貴重なチャンスを逃さないようにしてください。もちろん、風象サインでない方にも恩恵はあると思います。

12日(金)は新月です。1月13日の山羊座の新月以来、波瀾万丈な星が続きましたが、最後に11日の金星&木星の合(0°)で幸運を刈り取ったあと、心機一転といった感じです。未来に目を向ければ、希望が見えてくるはずです。

13日(土)、バレンタインデー前の週末の始まりです。午後2時17分、今度は水星が金星と合(0°)を作ります。今日の星の片方の水星は逆行星ですから、愛を伝えるには少々シャイなのです。あまり大人の演出を考えると上手く行かない可能性も。清楚で可愛らしい雰囲気を盛り上げる音楽やアニメなどで、少しマニアックな感じにするのもいいかもしれません。

14日(日)…今年のバレンタインデーは日曜日になりました。そもそもリモートの方も多い時期ですし、彼と優雅に高級レストランでお食事というご時世ではないでしょう。星の配置は?と観れば、不思議に火星と海王星の好調なアスペクト(星同士の関係)が目立つ一日です。火星&海王星のコンビのキーワードは…「魔法」です。つまり相手を魔法にかけるようなつもりで、ファンタジックな演出が効果的…ということです。また、カクテルなどアルコール飲料にハマって、深酒しそうな一日になります。たまには現実を忘れて、夢の世界に羽ばたいてみてはいかがでしょうか?

FEB 8 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

水瓶座の洗礼を受ける週

2/1~2/7

太陽系の惑星たちのラインナップは…フィックスドサインと呼ばれる重厚で押しの強い性質を持つ星座へと集まってきました。具体的にいうと、水瓶座には…土星、木星、太陽、そして水星。牡牛座には…天王星と火星が。これら6個の天体がフィックスドサインといわれる頑固で主張の強い性質を持つことに。例えば、土星が水瓶座に入る前日、昨年(2020年)12月16日は?というと…フィックスドサインの惑星は牡牛座の天王星、たったひとつでした。一ヶ月半の間に太陽系の布陣は大巾に様変わりしてしまったわけです。フィックスドサインに60~70%もの天体が集まる現在は、以前と比べてひときわ真剣度がアップしてきているのです。

1日(月)…月は乙女座。物事の真相を追究したり、責任の所在を突き止めたい一日です。午後7時33分に水瓶座の太陽が牡牛座の火星とスクエア(90°)の不調和座相を作ります。私達の感情は高ぶり、現在抱えている問題に火が着くことも。避けて通れるはずのトラブルに自ら踏み込んでしまう方もいるかもしれません。冷静さが必要です。午後11時5分には、これまで山羊座を通過していた愛の星=金星が水瓶座へ入ります。ここから緊張感がさらに高まるでしょう。

2日(火)は今週のなかでは穏やかで、ことが順調に進む日です。午後1時52分、天秤座の月が木星にトライン(120°)を作り、願い事や頼み事が叶う暗示です。午後7時49分には月が太陽とトライン(120°)の調和座相に。安定した気分で一日が終わりそうです。

3日(水)は調整日です。不具合のポイントが浮上したら、その具体的な対策を練るといいでしょう。

4日(木)…前日午後11時過ぎから月が蠍座へ入って、フィックスドサインの天体は…牡牛座の天王星、火星、蠍座の月、残るは水瓶座に金星、土星、木星、太陽、水星と、全部で8個となります。度数は水星を除いてあとはすべてフィックスドサイン前半です。これは…いかにもしんどそうですね!特に牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座に星を多く持つ方。なかでもハードアスペクト(不調和な星同士の関係)が多い場合は、現状にプレッシャーを感じるでしょう。しかもフィックスドサインは…臨機応変なカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)とも違い、また、柔軟なミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の逃げ場を残す性質とも違い、正攻法でじっくりと締め付けてくる、待ったなしの性質を持っています。これは…太陽系を挙げてコロナ退治のために本格的に武装を固めているような感じです。覚悟を迫られるような星たちのラインナップになります。

5日(金)午前2時36分、減光期の半月です。当面の答えが出るタイミングです。

6日(土)になると、月は射手座へ移動します。フィックスドサインの天体は7個に減りますが、まだまだ異常な数値です。午後4時6分、水瓶座で愛の星=金星が土星と合(0°)を形成。シリアスな配置です。悲観的ではありますが、確実な現実が見えてきます。この見通しの厳しさにうろたえないでください。これは最低限の保証がついた線なのです。努力すれば、必ずこれよりも上を望めます。「これ以上は落ちないよ!」というレベルを星が私達に開示してくれると考えたらいいでしょう。

7日(日)も重要なアスペクト(星同士の関係)がありますね。午後12時32分、金星が天王星とスクエア(90°)を作ります。金星は愛の星でもありますが、私達の感情を司り、喜びや楽しみを与えてくれる惑星です。それが縁切り星の天王星とスクエア(90°)ということは…それを斬り捨てる決断をするチャンス…ということ。もしかしたら、何でも斬り捨てたくなってしまうかもしれません。ただ、斬り捨てるべきなのは甘えとセンチメンタリズムだけにしてください。大切なものや経済的に価値があるものは、くれぐれも捨てないように!

今週の太陽系の配置は、7~8個という大量の天体をフィックスドサインに投入してきて…。誰が?…それは神様でしょうか?そして…神様は、昨年の年末から水瓶座へ入ってきた新入りの土星と木星に腕を振るいやすい環境を整えているかのようです。これだけの思い切った星の配置のなかで、運命に逆行するのはとても不可能です。私達は今の流れを認めて、今までの支流が本流へ変わっていく様を目の当たりにする…。いままさに!こんな状況まできているのかもしれません。

FEB 1 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

満月はクライマックスに

1/25~1/31

先週20日、太陽が水瓶座へ入場してから、アメリカではバイデン氏が大統領に就任するなど、急速に新しい時代が始まりつつあります。24日には太陽が水瓶座の土星と合(0°)となって、世界中で水瓶座のテーマから導かれた理想を共有しました。とはいえ、たしかに土星は氷の惑星です。低気圧が日本列島を被い、寒い週末になりました。しかし、今週はボヤボヤしてはいられません。何故なら週後半には年に一度のラッキーチャンスがあるからです!

週が明けて、25日(月)は重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、先週からのテーマを継承する形に。

26日(火)は午前3時51分、月が蟹座へ入ります。この日は東洋でも「不成就日」に当たっているそうですが、占星学的にも波瀾の日です。というのは…午後9時48分、水瓶座の太陽が天王星とスクエア(90°)の凶角度を作るのです。そもそも現在の太陽系の星の配置は水瓶座の太陽を土星と木星が囲んでおり、これに対して牡牛座では火星が天王星と重なって通過しつつあります。先ほど書いた東洋の「不成就日」は月に4回あるそうですが、土星と天王星のスクエア(90°)は2000年5月以来、21年ぶりになります。土星は逆行しますから、2021年中に3度、天王星とスクエアを作ります。しかも今月は火星も牡牛座で絡んでくる…、木星は水瓶座中にいる…、と、問題を大きくするこの二つの惑星もスクエア(90°)に参加してきますから、世界はかなり大きな曲がり角に立たされることになります。東洋の考え方では「不成就日」は「新しいことはしないほうがいい」そうですが、占星学的には必ずしもそうとはいえません。大きく現状を革新するには、逆にチャンスなのです。しかし、宇宙的な視野で世界がどう変わるべきなのか?その変化の方向は、私達人間の発想が及ばない場合もあります。また、この26日の星は土星と天王星が正確にスクエア90°)を作るわけではなく、主役は太陽です。要するに「太陽という私達のライフの根幹に強い影響力を持つ天体が、これから2021年一年をかけて起きるであろう時代の変化をわかりやすく光を当てて理解させてくれる日になるだろう」…このように考えたらいいでしょう。つまり、強引に自分の意思を貫こうとはせずに、「何を変えるべきなのか?」…そのメッセージを汲み取る感性を研ぎ澄ましたらいいのかもしれません。スクエア(90°)というアスペクト(星同士の関係)は「決別」を意味します。26日(火)は「決別の日」というわけですね。

27日(水)は前日。26日に比べれば平凡な日です。蟹座後半を通過する月のアスペクト(星同士の関係)は概ね好調です。心のケアをするのにいい一日です。

28日(木)は午前11時53分から月は獅子座へ入りますが、月は冥王星や土星とオポジション(180°)を作り、やや険しくなります。心身ともに無理はしないほうがいいでしょう。特に牡牛座さん、獅子座さん、蠍座さんにはきついかもしれません。

29日(金)は…今週のなかではフルスペックの一日です。まず、午前1時18分、山羊座の25度で愛の星=金星が冥王星と合(0°)を作ります。こちらも最近のテーマが終焉を迎える暗示です。午前4時16分、獅子座の9度で満月です。その後、午前10時39分には太陽が木星と合(0°)を形成!!!これは…太陽のアスペクト(星同士の関係)としては最もラッキーなものです。太陽と木星の合(0°)は今年、2021年では1月29日、一回しかありません。願望成就したい方、勇気を持って目標にチャレンジしたいあなた。その他、新たなプロジェクトをスタートしたい人。これらの人々にとって最善の日です。しかし、今週は…26日の太陽&天王星のスクエア(90°)のように、波瀾の要素が多く、ここまで来るのに足かせがたくさんありますね。あなたは「突然、このチャンスを生かせ!と言われてもなぁ」と、おっしゃるかもしれません。そのためには冒頭に予告を入れとかなければいけませんね。(笑)とにかく、このチャンスを生かすには助走が必要です。本当は二週間くらいあるといいのですが、「このラッキーディを知ったら『即』!」がキーワードです。特に水瓶座さん、双子座さん、天秤座さんなど、太陽や金星が風のサインの方には素晴らしい転機になるでしょう。

30日(土)は引き続き月は獅子座ですが、なかなかいいアスペクト(星同士の関係)ができません。午後5時2分、月は乙女座へ入ります。

31日(日)午前0時51分、水星が水瓶座の26度で逆行を始めます。これ以降しばらくは、PC仕事や交渉事などには支障がある暗示です。

今週はなんといっても29日(金)がクライマックスといっていいでしょう。今週の星は…あなたに「捨てるべきものは捨て、さらに新たな目標にチャレンジする」…このような大きな機会を提供してくれるはずです。

JAN 25 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

水瓶座開門!太陽が土星と出会う

1/18~1/24

日食後、初めての新月を迎え、先週はすべてがリセット。新しい時代が始まった実感がありました。また、新型コロナウイルスの話題に掻き消されてしまうなか、私は11日の「瑛利奈の今週の運勢」、ダイナミックな星が時代を変える…の1月14日(木)の項目に、天王星の動きが「地殻変動を起こすなどの影響力はある」と書きましたが…。本当にインドネシアのスウェラシ島で15日深夜マグニチュード6.2の地震がありましたね。今週は先週に引き続き…というよりさらにダイナミックな星の動きがある一週間になります。

週明け早々、18日の午前7時49分、木星が天王星とスクエア(90°)の不調和座相を形成します。これは…私達が強いられた規制にイラついて、現状に不満を感じるアスペクト(星同士の関係)です。たしかに最近は菅総理の不支持率が支持を上回ったりなど、私達の不満は現政権に向かっているのかもしれません。これに対し、この木星が天王星とスクエア(90°)というアスペクト(星同士の関係)は私達国民にもう少し「冷静さと忍耐力を持ちなさい!」と諭しているかのようです。こうした流れから考えると、今日18日から通常国会が召集されていますが、この星の下にコロナ対策に関して国家の権限を強める法案を取り決めるのは、のちに後悔を残すことになるかもしれません。

19日(火)は…牡羊の前半を通過する月のアスペクト(星同士の関係)もよく、今週のなかでは落ちついた一日になりそうです。

20日(水)午前5時39分、太陽が水瓶座へ入場します。昨年(2020年)の12月17日~19日に土星、木星が揃って水瓶座へサインを移動ましたが、それ以来、太陽とは何の交渉もなかったのです。「新しい時代が始まった」といわれながらも、太陽とは異なった舞台で土星、木星が他の惑星たちを相手にしていたのです。そしてまた、現在の日本の国の運勢=冬至図では太陽は私達「国民」を表しています。これからは…元旦の天皇陛下の一般参賀のように初めて水瓶座の土星、木星が私達に実際の姿を見せる段取りになっています。20日(水)は…まず、私達のために「水瓶座の門が開く日」とでも考えたらいいでしょう。

21日(木)は…午前3時55分に月が牡牛座へ入り、大荒れになりそうな一日です。午前5時37分、牡牛座の火星が天王星と合(0°)を作ります。火星も天王星も、無謀な熱気を孕む血気盛んな惑星です。またアメリカで一騒動あるかもしれませんね。火種を孕んだ世界各地で要注意な星の配置です。穏健な日本でもいろいろな事件が起きそうな気配です。

22日(金)は前日(21日)の騒動に感情的な要因が絡んで、本質が見えなくなる暗示です。敵を見誤る怖れもあるので、まずは冷静さを維持しましょう。

23日(土)、午後4時48分、今度は火星が木星とスクエア(90°)の凶角度を作ります。今週起きた一連の騒動や不満がピークに達するタイミングです。火星は「行動」、木星は「拡張」という意味を持ちますから、感情に端を発した行動にさらに火に油を注ぐようなことになります。

24日(日)午後12時1分、今週のテーマである重大なイベントが!水瓶座の太陽が土星と合(0°)を作るのです。度数は水瓶座の4度20分です。これにより、未来の方向性を決める重要な惑星=土星が「いま何を考えているのか?」いや、私達が「いま何を求められているのか?」が解き明かされるでしょう。この日から未来の方向性が見えてきます。土星は私達に…現実をしっかりと認識し、一歩一歩、堅実に歩いて行くべき道を示してくれるのです。土星が授けるメッセージは仮に厳しいものでも、非常に有意義なものなのです。私達は、謙虚な気持ちでこの1月24日に起きるであろう出来事を受け入れるべきなのです。このように書くと、ちょっと怖いですが、勇気を持って現実に立ち向かえば、解決策は自ずと見えてくるはずです。

JAN  18 2021

瑛利奈

(C)ELINA