11/10~11/16
最近は毎日のようにクマに被害のニュースを耳にします。今年は死亡事故が過去最多で12件にのぼります。私は長く占いの仕事をしていますが、この間は初めて「登山道でクマに遭遇するかどうか?」という質問を受けました。そういえば、占星学の勉強を始めた頃、教科書で「大型動物に襲われるチャート」というくだりを読んだ記憶があるのです。いま、多分それと思われる教本を拾い読みしてみたのですが、あいにくその箇所が見つかりません。私の記憶では12ハウスにマレフィックス=多分、天王星があって、アスペクトが悪い…と書いてあったように思います。しかし、次にクマ遭遇を占う機会はあまりないと思われますが…。今週の星の配置は…先週よりもさらに太陽等の重要なアスペクト(星同士の関係)が少なく、淡々としています。目立つのは10日に水星が逆行、12日に木星が逆行し始めます。これで逆行星は土星、天王星、海王星に加えて、水星、木星と…合計5個の惑星が逆行することになります。惑星逆行とともに、前の時代へ回帰していく動きも強まりそうです。
10日(月)…今週は蟹座の第2デークの月から始まります。午前4時1分、水星が逆行を始めます。度数は射手座の6度1分です。契約事や法的手続きは行き違いが多くなります。通信障害も多くなるので、IT化が進んでいる現代では非常に困難な場面が多くなりそうです。午前5時25分には蟹座の月が蠍座の太陽とトライン(120°)に。高市総理の太陽を含む正三角形を補強する形になりますから、絶好調といえる時期です。
11日(火)は…午前2時33分から月は獅子座です。午前10時47分には獅子座の月は火星とトライン(120°)、午後2時20分には水星とトライン(120°)を作って、仕事が意欲的に捗る一日です。獅子座さんを中心に火のサインに重要なポイントを持つ方にはラッキーな日です。
12日(水)、午前1時41分、木星が逆行します。度数は…蟹座25度09分。木星が蟹座へ入ったのは今年(2025年)の6月10日から。まずは6月~7月が蟹座さん始め、蠍座さん、魚座さんの第1デーク(最初の3分の1)の方々がラッキーでした。その後9月半ばまでは木星は蟹座の第2デーク、9月後半から今までは第3デークを木星が通過していました。その間「別にいいことなかったわ」という方には、12日から逆行するので、再チャレンジのチャンスとなります。木星逆行は2026年3月11日まで続きます。度数は蟹座の15度05分まで逆行しますから、水象の第1デーク生まれの方もそこそこチャンスは掴めると思います。やり残した方や、後悔を残している方は是非再チャレンジしてください。
13日(木)午前8時15分、水星と火星が射手座でコンジャンクション(0°)を作ります。今週、唯一の惑星同士のアスペクト(星同士の関係)です。サインは射手座ですから、今まで踏み込めなかった深部まで勇気を出して、さらに踏み込む…これがテーマです。午前8時51分、月は乙女座へ変わります。乙女座の月になってから、これといっていいアスペクト(星同士の関係)がないので、「勇気を出して踏み込む」行動は、これを読んだらすぐに動き始めるのがいいでしょう。
14日(金)は一日中乙女座の月が続きます。午前0時46分に月が金星とセキスタイル(60°)を作ってから、メジャーアスペクト(主要な星同士の関係)がないので、キッカケに乏しい一日です。あまり人に会いたくない気分が続きそうです。
15日(土)になると、乙女座の月は第3デークへ入って、月のアスペクト(星同士の関係)はまずまずです。午前4時20分、月は太陽とセキスタイル(60°)で安定の予感です。午前9時台は月と木星はセキスタイル(60°)、土星とオポジション(180°)でプラマイ=土星の抑制の方が克ちそうです。午後5時台には月は海王星とオポジション(180°)、6時台には天王星とトライン(120°)と、ロマンティックな雰囲気が続きます。午後6時43分から月は天秤座へ入場して、ようやく現実に戻りそうです。
16日(日)は…重要なアスペクト(星同士の関係)が少ない一日です。なかでは、調整の小惑星=パラスと彗星=キローンの存在が目立ちます。一週間の疲れや傷ついた心などを癒やしたい日です。他人の意見に振り回されず、あなた独自の判断で体調管理とメンタルケアに専念するといいでしょう。
今週は週明け10日から水星が逆行、12日からは木星が逆行します。逆行中は新しいことが決まるというよりも、現状の不備を修正したり、システムのメンテに専念する、あるいは、逃したチャンスの再来を掴む…など、現状見直しの期間です。時代の流れは、とかく過去へ回帰しがちなので、じっくり観察する気持ちが必要かもしれません。
※また、更新が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
NOV 11 2025
瑛利奈
(C)ELINA



