愛の星=金星が活躍する一週間

7/16~7/22

夏至を過ぎて三週間あまり…。今週は太陽が蟹座を通過する最後の週となります。しかし、太陽と他の惑星とのアスペクト(星同士の関係)は…7月12日(木)の冥王星とのオポジション(180°)を最後にして、もうそれ以上太陽と重要なアスペクトを作る惑星はなく、マイナーアスペクトさえもなくなっています。太陽さんは「やるべきことはやったから、あとは惰性でいいだろう!」と言わんばかりの流れになります。

太陽に変わって今週活躍するのは…愛の星=金星です。16日(月)には小惑星ジュノーとトライン(120°)という好調な関係を作ります。ジュノーはゼウスの妻で浮気問題などパートナーとの不公正な関係に「ひとこと言わせて!」と、自分の立場を主張する「権利」を司る小惑星です。16日(月)は月も金星と合(0°)になり、愛情問題も含めて、弱者の法的な権利を主張するといい結果を導き出せる日となります。これは蛇足かもしれませんが…夕方にちょっと気になるアスペクトが…。金星、火星のインコンジャクト(150°)ですが、これは問題のポイントが男女双方の立場上、すぐに手を付けられない難しさを表している…ということです。

17日(水)は…金星と同じく乙女座を通過中の小惑星、セレスと金星が合(0°)を作ります。セレスは子育てや慈愛、家庭的な愛を表す小惑星です。ヴィーナス=金星の持つ愛の力はセレスの癒やしのパワーをもらって、さらに女性的に、優しさを増すことでしょう。

21日(土)は前日から蠍座に入って来た月がセレス、金星と調和、昼前には木星と合(0°)、夕刻以降は海王星、冥王星と調和…という、一日を通じて優しいアスペクト(星同士の関係)に満ちた、愛と平和に恵まれる一日になりそうです。

最後は22日(日)午後6時21分、乙女座の金星が蠍座の13度にいるオールマイティーの吉星=木星とセキスタイル(60°)という調和の関係を作ります。これは…6月1日以来のハッピーディになるということ。このところ、記録的豪雨や猛暑のニュースばかりで、疲弊していた私達の身の回りも、今週は金星の大活躍により心の潤いを取り戻すでしょう。愛する人との関係に悩みがちだったあなたにも今週の星は愛することの大切さを教えてくれるかもしれません。

JUL 16 2018

瑛利奈

(C)ELINA

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