風象、地象が9個を占める

8/30~9/5

先週の月曜日(23日)から太陽が乙女座と移動して、東京都の新型コロナウイルスの感染者はやや減少の傾向を見せ始めました。また、相変わらず猛暑日が続きますが、大陸の高気圧が少しずつ勢力を増して、もう少しで秋の気配が近づいてくる見込みです。

30日(月)は半月。次第に月は細くなり、最後の四半期を迎えます。何事も減衰していく期間です。そんななか、午後2時9分、知性の惑星=水星は天秤座へ入場します。これにより、風象サインの天体が月を入れて10個中5個と、半分を占める配置です。風象サインの意味はスマートでクール。いま土星は水瓶座がいますが、現在の星は…土星が示す「現実」を受け入れる傾向を示しています。

31日(火)、いろいろな意味で長かった8月も最終日です。10個中半分を占める風象サイン、残りの5個中4個を占めるのが地象サインです。31日(火)は地象サイン=乙女座の太陽が前述の水瓶座の土星とインコンジャクト(150°)を作ります。風象サインたちは土星が指し示す現実を受け入れる…と30日のところで書きましたが、これは…乙女座の太陽はまだそれを受け入れがたい状態であることを表しています。今後の方向…日本では9月には自民党の総裁選もありますが、太陽と土星のインコンジャクト(150°)は…現状をどう評価するか?まだ決めかねていることを表しています。従って、今後の方針も「手は打ちたいのだけれど、現状では打てない」…これがこのアスペクト(星同士の関係)です。ストレスを溜めながらペンディングの一日です。

9月1日(水)も…まだ重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。月が変わっても情勢にあまり変化はないでしょう。午前5時48分の月と木星のトライン(120°)や、午後8時32分の土星と小惑星=セレスのトライン(120°)などから、比較的楽観的な判断に傾く日になります。

2日(木)は…前日の午後から月は蟹座です。庶民の気持ちや弱者の訴えがテーマになる日です。強引な手法で切り抜けようとすると反撃を食う可能性も。繊細な配慮が大切な一日です。

3日(金)は…何といっても今週のハイライトになる一日です。午前2時42分、火星が海王星とオポジション(180°)を形成。今週の中で数少ない重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)です。いろいろな問題が決まりそうで決まらない暗示です。午後4時49分、金星が小惑星=ベスタと合(0°)を作ります。その後、午後10時18分には水星が野ノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)に。エビデンスに基づく議論よりも、力関係や多数決によって結論が出るでしょう。雰囲気に流されて、譲歩しすぎないように気をつけてください。

4日(土)は…午前0時58分に月が獅子座へ入ります。午前9時12分、金星が海王星とインコンジャクト(150°)を形成します。現実が把握しづらい一日です。3日(金)同様、多数派の世論に流されて行きそうです。

5日(日)は午前10時30分、天秤座の水星が土星とトライン(120°)を作ります。今週2つだけの重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)です。いままで漂流していた問題に、きちんとした判断により回答が出るでしょう。

今週は決め手になるような星の動きが少なく、判断に迷うことが多くなりそうです。また、3日(金)あたりは…人の弱みにつけ込んだ人気取りや詐欺まがいの動きがあるかもしれません。何事も状況や雰囲気に流されて決めることのないように、注意が必要です。決断する時は必ず裏を取る…こんな姿勢で臨むといいでしょう。

AUG 30 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。