どれも海王星問題

5/11~5/17

先週は…今週の運勢、トランプ氏を狙うブラックムーンに書いた5日の火星と木星のスクエア(90°)などに代表される攻撃的な星の配置の影響で、UAEの石油輸出拠点・フジャイラ港がイランに攻撃されたり、米FA18によるイランタンカー攻撃、韓国船で爆発など、イランとアメリカは和平合意にはほど遠い攻撃の応酬が散見する事態が見られました。また、6日には、豪華クルーズ船、MVホンディウス号で「ハンタウイルス」の集団感染が発生したというニュースに驚かされました。同時に日本では、7日の連休明け、日経平均株価は大幅に続伸して、6万2,833円84銭で取引を終え、史上最高値を更新しました。上げ幅は3,320円72銭と過去最大でした。この一見何の脈絡もないような3つのニュースですが、占星学的には根っこは同じなのです。それは…「海王星」の仕業です。そもそも「海王星」が所管するものは…海です。海から続いて、液体。そして石油。石油を運ぶタンカー。船といえば、クルーズ船。そして、海王星は「触知しがたい」という意味から霧。そして「インフレーション」を表します。つまり、ホルムズ海峡封鎖、石油危機、また、ハンタウイルスが発生したクルーズ船。そして、株価最高値。いずれも海王星が惹き起こしたというワケですが、何故?今回立て続けに海王星が登場してくるのか?というと、原因は今年(2026年)の春分図にあります。春分図といえば、太陽は土星と合(0°)に太陽は土星と合(0°)にの下の方に現在の日本の春分図があります。興味のある方はご覧になって下さい。と思いましたが、いまこのページも春分図を貼っておきます。拡大(クリック、タッチ)すると、見やすいと思いますが、ホロスコープの下の方にやたら天体が集中しています。小惑星を除いて、左から…水瓶座の冥王星、魚座の水星、火星、牡羊座の太陽、海王星、土星、金星、月、牡牛座の天王星と蟹座の木星…の配置になっています。こうして見ると、みな並列に思えるのですが、それぞれの惑星に支配関係があるのです。例えば太陽は牡羊座にあるので、牡羊座のルーラー=火星が支配します。火星は?というと、魚座にあるので、魚座のルーラー=海王星が支配します。太陽→火星→海王星となります。次に金星は牡羊座にいるから火星に支配され、火星は海王星に支配されています。冥王星は水瓶座→水瓶座のルーラー=天王星、天王星は牡牛座。牡牛座のルーラー=金星。金星は→火星→海王星。となるので、海王星がすべての天体を支配することになります。ただ、肝心の海王星は牡羊座の1度にありますから、火星に支配されています。今年の1月27日までは海王星は魚座にいたので、決定権を持っていたのですが、残念ながら1月27日の午前2時37分から牡羊座という火星の領域へ入ってしまったので、火星に頭が上がらなくなってしまったのです。火星の方は海王星に支配権を委ねているので、相互に相手に決定権を委ねる形です。トランプ大統領とモジタバ師が双方に顔色を窺って交渉しているような、まさに現在の縮図になっています。またまた説明が長くなってしまいましたので、本題に入りますね。今週は…いつもよりは太陽のアスペクト(星同士の関係)が多く、特に太陽が木星とセキスタイル(60°)という幸運な配置がありましたが、11日の午前だったので、こうしているうちに過ぎてしまいました。やはり株が上がるはずです。取引時間中最高値を更新したそうですが、それがこの時間だったのでしょうね。

11日(月)は午前2時39分、月は魚座に入ります。午前11時13分、太陽が木星とセキスタイル(60°)という好調座相を形成。その後、午後12時00分には月が冥王星、12時48分には月が木星とセスキコードレイト(135°)という小競り合いのアスペクト(星同士の関係)を作ります。後者の方はこのSOLARFIREの解説は「Overgrowth=過剰」となっており、日経平均もまさに過剰に上がりすぎたのでしょう。幸運を期待しすぎた一日でした。

12日(火)…ブラックムーン・リリスのアスペクト(星同士の関係)が目立つ一日です。午後12時42分は月が水星とセキスタイル(60°)、午後4時29分には月は木星とトライン(120°)を作って、いい時間帯なのですが、その他は自分の気持ちのコントロールが難しそうです。あまり自分を甘やかさずに目的意識をしっかり持った方がいいかもしれません。夜はリラックスできそうです。

13日(水)は…ストイックな覚悟で仕事に励む一日です。午前9時3分から月は牡羊座へ入ります。午後1時43分、水星が木星とセキスタイル(60°)に。レポートや書類作成が捗ります。多分、イラン情勢もいい話し合いができそうです。午後3時20分には月は海王星、午後6時10分には調整の小惑星=パラスとコンジャンクション(0°)。直感が冴えて、譲歩する必要性を感じるでしょう。午後3時34分、月は冥王星とセキスタイル(60°)を作って、新たな展開へと状況は変わります。

14日(木)は午前1時12分、自己犠牲の小惑星=ベスタが牡羊座へ入ります。この日はトランプ米大統領と習近平主席の会談が行われる予定ですね。午前3時9分に月と土星が合(0°)になったり、さすがに緊張した雰囲気です。星の配置としては、何だか議題が深掘りしそうな気配が漂っています。日没後はあまり意味のなさそうなアスペクト(星同士の関係)の羅列となり、本音が出ないでしょう。

15日(金)は…前日と違って、リラックスした星が続きます。午前3時6分、牡羊座の月が金星とセキスタイル(60°)を作ったり、10分後には水星が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)になり、寛ぎを演出します。トランプ大統領の中国滞在は15日午後までですが、アメリカにいる時よりもよく休めるのではないか?と思われます。午前11時30分、月は牡牛座へ入場。午前11時46分には、太陽が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)に。トランプ氏は寛ぎすぎて、本題が疎かになりそうな心配さえ感じさせます。日本でももちろん、美味しい昼食と慈しみに満ちたひとときが味わえそうです。

16日(土)は…内面的に想いを巡らす一日になりそうです。何故なら、現実的な惑星は影を潜めて、代わりにブラックムーン・リリスや権利の小惑星=ジュノー、自己犠牲の小惑星=ベスタなど、日頃内面に溜めていた不満や、鬱憤(うっぷん)を表す小惑星やポイントが目立つ日だからです。まず、社会の規範としては、どこまでが許されるものなのか?あるいは、どこまで我慢をしなければならないのか?を考える日です。これからのあなたの生き方のヒントは、午後6時11分の天王星と義務の小惑星=ベスタのセキスタイル(60°)にありそうです。これは…あなたの個性=天王星と得意分野に絞り込んで、精一杯の努力をしてみる…。これがブレイクスルーの道かもしれません。午後9時39分になると、月は木星とセキスタイル(60°)に。幸せな時間が訪れるでしょう。

17日(日)はイベント盛りだくさん、今週のクライマックスになる日です。午前4時33分、火星が賢者の彗星=キローンとコンジャンクション(0°)に。自(みず)らの身体を張って、初めて悟る何かがありそうです。午前5時00分は新月。月も太陽も牡牛座の25度57分です。まったく新しいスタートの時です。午前11時22分、月は双子座へ入ります。米中首脳会談の両首脳、トランプ大統領も習近平主席も双子座ですから、両者とも今後新しいテーマでスタートさせるのかもしれません。双子座の月は午後1時台には天王星、義務の小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)、午後5時15分には海王星とセキスタイル(60°)に。何かが始まる暗示です。午後7時26分、水星は双子座へ入場します。水星は本来の軽やかさ、自由さを取り戻して、球に饒舌になっておしゃべりしそうです。午後8時には月は冥王星とトライン(120°)を形成。思わぬ方向へ時代がかわっていくかもしれません。

今週の流れは悪くないですね。心の中に溜まった感情や不安などを、内省的になって見つめる一週間になりそうです。例えば、ホルムズ海峡封鎖問題に対しては、この先、石油を確保したいのか?それとも、脱石油の道を切り開くか?や、株価最高値から考えると、お金が欲しいのか?それとも自由が欲しいのか?など、考えなければならないテーマは後を絶ちません。いずれにしても、今期の答えは海王星が握っているようです。

MAY 11 2026

瑛利奈

(C)ELINA