米朝首脳会談は消えゆく月の日に

6/11~6/17

今週はいよいよ12日(火)に米朝首脳会談が開かれます。時刻は現地時間午前9時とのこと。多分、これを指定したのはトランプ米大統領だと思いますが、「相手に譲歩を迫ろう」という意図が見え見えのチャートですね。幸い月が無力化するボイドタイムでもなく、決裂しそうもないですが、もうひとつ…中途半端におわってしまいそうなホロスコープです。

そもそも今週は14日(木)の午前4時41分が新月です。12日(火)は「月齢が27日目の月」という非常に内向的な新月へ収束していく直前の三日月です。ドアを閉められる前に、とりあえずスキ間に靴の先だけでも入れておきたい…というような心境なのでしょう。

また、14日(木)は午前6時前に愛の星、金星が獅子座へ入ります。愛情表現が獅子座という活発さと行動力を持つ火のサインへの入場ですから、世の中も少しは華やいでくるはずです。前後しますが、知性の星、水星は13日(水)から蟹座へサインを変えています。しかし、夏らしく衣替えした獅子座の金星は最近牡牛座へ入ったばかりの天王星と、また蟹座の水星は前から山羊座に居座っている土星とそれぞれ不調和なアスペクト(星同士の関係)を形成します。金星と水星という私達の心や感情に直接働きかける惑星が天王星、土星という強面の惑星と喧嘩するわけですから、多少の波乱はありそうです。

ただ、このところは駆け引きのみが目立って、あまり心に響くところがなかった星の配置でしたが、金星と水星、特に金星の天王星への挑戦は…私達に本気で自分の想いを訴えることの大切さを教えてくれるのかもしれません。

JUN 11 2018

瑛利奈

(C)ELINA

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