太陽、水星は魚座へ

2/19~2/25

先週は春一番が吹いて、日本列島はときならぬ暖かさとなりました。週明けから、いち早く太陽が魚座へ入り、続いて水星が魚座へ入場します。いよいよ12サインの一番最後の魚座の季節を迎えて、令和5年度も大詰めが近づいてきました。

19日(月)は…午後12時20分、双子座の29度59分の月が水瓶座の同じく29度59分の太陽とトライン(120°)を形成。その直後の午後12時24分には月は蟹座へ。午後1時12分には太陽がいよいよ魚座へと入場します。蟹座の月に加えて、魚座の太陽、土星、海王星が水のサインで多数派を作っていきます。一ヶ月ほど前は地のサインを中心としていた太陽系が別な顔を見せ始めます。

20日(火)は…深夜から朝にかけて、蟹座の月が土星とトライン(120°)、木星とセキスタイル(60°)を作ったかと思うと、その後はなかなか調和のアスペクト(星同士の関係)ができません。午前11時38分、魚座へ入ったばかりの太陽が、こちらも水瓶座の0度にいる冥王星とセミセキスタイル(30°)を形成します。政治改革を積極的に後押しすると期待された水瓶座の冥王星も、マイナーな関係の魚座の太陽と関わって、穏健な動きに足止めされたかのようです。世界各国の政治情勢も一歩ずつ進むしかなさそうです。

21日(水)も蟹座の月が続きます。午前1時45分には月は天王星とセキスタイル(60°)を形成。午後3時37分には月は魚座の25度の海王星とトライン(120°)に。月の蟹座、海王星と魚座=双方とも水のサインにいるため、ひと頃とちがって、星の動きは私たちの感情を動かします。「想い」が世の中を動かす流れです。午後10時40分、月は獅子座へと入場します。

22日(木)…獅子座というフィックスドサインの月につられて、同じくフィックスドサイン=水瓶座にいる火星、冥王星がクローズアップされてきます。午前0時37分には月は冥王星とオポジション(180°)、午後12時台には月は金星、火星と次々オポジション(180°)を作っていきます。これまでの問題に新たな答えが出る一日です。午後4時14分には金星が火星とコンジャンクション(0°)を形成。これを機会に今までの経済の流れが変わる可能性も…。これまで日本は円安株高でしたが…。少なくとも波瀾の多い一日になりそうです。

23日(金)も月は獅子座です。午前7時10分、月がドラゴンヘッドとトライン(120°)を作った後、午後1時17分には月は天王星とスクエア(90°)に。世の中の民意が変化していく暗示です。午後4時28分、今度は水星が水瓶座から魚座へとサインを移動していきます。これで魚座の惑星が水星、太陽、土星、海王星と、4つ並ぶことに。これまでのポリシーにこだわる水瓶座の傾向から徐々に情緒的で流動的な魚座が主流になっていくでしょう。

24日(土)午前10時37分、月は乙女座へ。午後9時30分には満月です。2月10日の新月から始まった月のサイクルはゴールを迎えます。22日に始まった新たな流れや、現在継続中の問題に一応の結果が出る日です。

25日(日)は日曜日ですが、あまりのんびりと休んでいられるような星ではありません。午前7時49分に月が木星とトライン(120°)を作って、一時優雅な雰囲気が漂いますが、楽観的にばかりは考えていられない配置が続きます。午後1時には愛の星=金星が木星とスクエア(90°)に。浪費や気の緩みに注意の赤信号です。午後6時2分には月は自己主張の小惑星=ジュノーとコンジャンクション(0°)を形成。午後6時19分には火星が土星とセミセキスタイル(30°)を作って、セキュリティや意気込みなど、今後の心構えを引き締めることになりそうです。

今週は…テーマとなるような重要な星の動きは少ない一週間ですが、太陽や水星など、徐々に魚座に太陽系の中心が移ってきそうです。新しい時代を迎える前に、まずはメンタルな部分に光を当てて、癒やしが必要かどうか?今の流れやスピード感でいいのかどうか?など心の準備やメンテナンスをしていく一週間にするといいでしょう。

FEB 19 2024

瑛利奈

(C)ELINA