大きな再編への序章

10/3~10/9

先週は…9月27日に故安倍晋三 元首相…の国葬儀が執り行われました。29日は日中国交正常化50周年でしたが、こちらは現在の政治情勢から、かなり簡略化されて開催。30日はロシアのプーチン大統領がウクライナ東・南部のルガンスク、ドネツク、へルソン、ザポロジエ4州の併合を宣言する…など、ウクライナ情勢は大きな動きが…。これらを受けて、世界情勢が大巾に再編される模様ですが、今週は…変化の前の序章といった感じです。

3日(月)は山羊座の半月です。ただ、大きな惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、月がノードとトライン(120°)を作ったり、小惑星=ジュノーやパラスと絡むなど、コンセンサスを探る動きです。午後11時36分になって、月は天王星とトライン(120°)。予想よりも振り幅は大きいでしょう。

4日(火)もアスペクト(星同士の関係)は月のみです。正午を挟んで月が水星とトライン(120°)、冥王星とコンジャンクション(0°)を形成。以外とキビキビした結果が出そうです。午後7時20分から月は水瓶座へ入ります。

5日(水)、水瓶座の月は愛の星=金星とトライン(120°)を作るなど、順調な一日です。硬直化していた世界の雰囲気は和らぐ見込みです。人々の関心は進歩的な方へ向いていきそうです。

6日(木)午前3時12分、逆行していた小惑星=ベスタが順行し始めます。今回、小惑星=ベスタが逆行へ転じたのは…あの安倍晋三銃撃事件の日、7月8日です。いま思えば、あれから世の中はおかしくなったのでした。その小惑星=ベスタが順行になるのですから、世界は正常化されるはずなのですが、惑星(小惑星も)というものは順行→逆行に変わるときや逆行→順行に変わるときも、ステーションといって、一旦留まって向きを変えるので、順調な速度に変わる…実際はそのように地球から見えるようになる…まで、ある程度の時間はかかります。これで、ようやく小惑星=ベスタは正常に稼働して、本領を発揮することになるでしょう。ただ、小惑星=ベスタの意味は「自己犠牲」ですが、軍隊や兵役などの意味でもあります。世界がさらに軍事色を帯びて来る可能性はあるでしょう。午前7時45分に月は戦いの星=火星とトライン(120°)、午前9時56分に月は小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)に。私たちの我慢の日々はまだまだ続きそうです。午後9時46分から月は魚座へ移動します。その後、午後10時42分、太陽が調整の小惑星=パラスとスクエア(90°)に。ウクライナ情勢や世界的インフレ、政情不安など、調整すべき問題は山積みですが、なかなか指標が見つからないという暗示です。

7日(金)午後12時55分、水星が冥王星とトライン(120°)を作ります。何かが明らかになりそうです。午後7時48分、太陽が彗星=キローンとオポジション(180°)に。午後8時33分、小惑星=パラスがドラゴンテイルとトライン(120°)を形成。キローンもパラスも賢者や医者を表しますが、なかなかいい処方箋が見つかりそうにありません。

8日(土)は魚座の月が後半へ。海王星と合(0°)を作りながら、天王星、火星、冥王星、水星などと、様々なアスペクト(星同士の関係)を組んでいきます。世の中の雰囲気はムーディで繊細です。流動的に事態は変わっていくでしょう。

9日(日)、午前6時55分、これまで逆行していた冥王星が順行の方へ向きを変えます。前回冥王星が逆行し始めたのは今年の4月30日でした。当時の「今週の運勢」で私は地震を心配したのですが、そのときは杞憂でした。最近は…世界各地で地震が多いようなので、少々懸念はありますが、今回の冥王星は秋分図によると経済に波紋を広げるかもしれません。しかし、冥王星は順行に変わるタイミングですから、長期で見ればいい方へ誘導してくれることになるはずです。

今年の秋分図では…水星、冥王星、土星、海王星、木星、天王星と、6個もの惑星が逆行していました。これがまず、2日に水星を手始めに、9日には冥王星が順行。こうして1個ずつ正常化していく見込みです。今週は…大きな再編への序章…。お手柔らかな動きから始まって、そのうち変革は大きなうねりになっていくはずです。まずは今後の計画を立てて、動けるうちに少しずつ準備しておいたほうがいいでしょう。

OCT 3 2022

瑛利奈

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