土星による引き締め

10/10~10/16

先週は…プーチン大統領の誕生日の翌日、8日にウクライナのクリミア大橋で爆発がありました。誰の手で爆破されたのか?まだ明らかにされていませんが、ロシアは報復としてキーウを始めウクライナ全土へミサイル攻撃をかけています。一方、北朝鮮は4日に日本列島上空を越える新型地対地中長距離弾道ミサイルなど、9月25日から計7回の弾道ミサイルを発射しました。このところの世界情勢は不穏な動きが目立ちました。

10日(月)は午前5時54分、満月です。月の度数は牡羊座の16度です。次の満月=11月8日は皆既月食ですから、その前に楽しめる最後の満月になります。

11日(火)午前6時3分から月は牡牛座へ。続いて午前8時50分に水星は天秤座へ入場します。11日も10日に続いて、重要な天体同士のメジャーアスペクト(星同士の関係)はありません。目立つのは…午前11時11分の火星と小惑星=ベスタのトライン(120°)です。火星は戦いを小惑星=ベスタは軍隊を表しますから、相変わらず軍事色の強い一日になりそうです。

12日(水)午前10時6分、太陽が土星とトライン(120°)を形成します。太陽は天秤座の18度、逆行中の土星は…もう水瓶座の18度まで戻っています。太陽と水瓶座の土星が作る最後のトライン(120°)という最も安定したアスペクト(星同士の関係)です。不安な世界情勢もなんとか現在の形で均衡を保とうとするでしょう。幸運な一日とはいえませんが、現実的に成果をあげたい人には貴重なタイミングです。

13日(木)は午後2時7分から月は双子座です。午前、午後と月のアスペクト(星同士の関係)はよく、順調に仕事が運びそうです。情報の整理には打ってつけの日です。

14日(金)午後3時20分、今度は…愛の星=金星が土星とトライン(120°)を作ります。愛の基盤を固めるにはいいタイミングです。現実的な判断と双方の歩み寄りが上手くいくでしょう。

15日(土)も引き続き月は双子座です。午前8時22分、月は天秤座の太陽とトライン(120°)の調和座相に。あいにくこの日最後の好調な時間といえそうです。ごごになると、月のアスペクト(星同士の関係)は不安定。気まぐれやイライラなどが多くなります。

16日(日)、午前1時10分から月は蟹座へ。水星や小惑星=ジュノーのアスペクト(星同士の関係)が目立つ日です。視野が狭くなって、自分は努力していることをアピールしたくなる日です。お互いに被害者意識が強くなりそうです。愛する人と楽しみたい時間を無駄な議論で台無しにしないよう、気をつけてください。

今週は大きな動きは少ないですが、週半ばから水瓶座の土星の調整が入ります。まずは、現実的なところで、現在地を確認。今年の上半期の業績をまとめるにはいい一週間かもしれません。

OCT 10 2022

瑛利奈

(C)ELINA