新月。崩壊の秋への序章

8/22~8/28

岸田内閣の支持率低下が止まりません。安倍元総理の銃撃事件の直後の参議院選挙では自民党は大勝したものの、その後、旧統一教会と自民党の関係にマスコミの関心が集まりました。8月10日の内閣改造以後、国会議員106人が旧統一教会と接点があったとの調査結果が出て、そのうち8割が自民党議員ということが明らかになりました。岸田政権の要職に就いた議員が次々とヤリ玉に上げられるなか、安倍元総理の国葬に反対する意見も賛成派を大きく上回ることになってきています。新型コロナウイルスの感染者数もお盆休みをキッカケに地方で最多を更新するようになり、とうとう岸田総理自身も感染したとのことです。

22日(月)は獅子座最後の日です。午前7時6分に月が太陽とセキスタイル(60°)の唯一の好調座相を形成して、その後午前9時28分から月は蟹座へ。マイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりの一日です。先週の太陽と土星のオポジション(180°)で獅子座の尊厳が大きく傷つけられて、そのまま獅子座の太陽はフェードアウトする模様です。消化試合といった一日です。

23日(火)は…午後12時15分に太陽は乙女座へ入場します。今年の夏も最終章に。時間的には前後しますが、午前6時58分、水星が冥王星とトライン(120°)の好調座相を作ります。また、新しい「何か」が明るみに出てきそうです。その後の乙女座の太陽の動向ですが、助けになる天体もなく、現状の改善は難しいようです。

24日(水)は夜半過ぎまで月は蟹座の第3デークです。午後10時8分に月は獅子座へ移動します。その後、午後10時53分、天王星がステーションといって、いったん動きを留め、逆行し始めます。度数は牡牛座の18度55分です。最近はまた、各地で地震が起きているので、地殻変動に影響がないか?ちょっと心配ですね。また、天王星は革命の惑星ですから、緊張状態にある国家間の問題にも影響があるかもしれません。これにより木星、土星、天王星、海王星、冥王星と、太陽系の10個の天体のうち半分の5個までが逆行星ということになります。みんなが手前勝手に動き始めることになりかねない状況です。ホロスコープ上もドラゴンテイルを入れると、厳しいグランドクロスができています。

25日(木)は午後1時10分、獅子座の月が木星とトライン(120°)を作りますが、午後4時4分には愛の星=金星がドラゴンヘッドとスクエア(90°)に。後者は消極的な気分にさせるアスペクト(星同士の関係)ですが、月と木星の方は今週のなかでは私たちを前向きな気分にさせてくれるでしょう。

26日(金)午前10時2分、知性の惑星=水星が天秤座へ入場します。これは平和を願い調整したい気持ちを表しますが、前述の金星、土星&天王星のT字スクエア(90°)にドラゴンテイルを含むグランドクロスにこの日の月が重なります。これは…危機感を強く意識するアスペクト(星同士の関係)です。問題にもよりますが、日本の国民をイライラさせている岸田総理の対応などに関しては危機感を感じてもらうキッカケにとしてはいいかもしれません。

27日(土)は今週でいちばん厳しい星の配置です。午前9時24分から月は乙女座。午後1時過ぎには金星と天王星がスクエア(90°)を形成。その後、午後2時27分には太陽が火星とスクエア(90°)を作ります。そして、午後5時16分には乙女座の新月です。何か現状維持が難しくなるような事件が起きる可能性が…。これまで問題を抱えながら誤魔化しつつ持ち堪えてきたケースは…「もうアウト!」という答えが出るでしょう。不満を我慢してきた人たちは限界を感じるはずです。太陽をスクエア(90°)で刺戟する火星は私たちにアクションを促すでしょう。同時に事故も多い日ですから、怪我や車の運転などは注意してください。

28日(日)は…前日の緊張を乗り越えて、結果、妥協したり、許したりなど、その後の対応を考えていく日です。午後9時46分の月と天王星のトライン(120°)という進歩的なアスペクト(星同士の関係)によって何らかの救いを得るはずです。

今週は…太陽は乙女座、水星は天秤座へと秋の星座へと衣替えすることになりますが、そうした中、週末に大きな動きがありそうですね。

AUG 22 2022

瑛利奈

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