金星、太陽、小惑星ベスタが移動

7/19~7/25

先週末の18日、一年ぶりに太陽が冥王星とオポジション(180°)を作りました。先週の今週の運勢、T字スクエアの次は冥王星に前回のこのアスペクト(星同士の関係)ができたときは「東京都で新型コロナウイルスの感染者が新たに280人以上で過去最多」だったとのニュースが。今回も17日は1410人と今季最多を記録しました。

19日(月)は重要な天体のアスペクト(星同士の関係)こそありませんが、地味ながらトレンドの変わり目ともいわれる小惑星の動きがあります。それは…小惑星ベスタが昨年の10月22日以来、9ヶ月ぶりに乙女座から天秤座へサインを移動するのです。小惑星ベスタといえば、「義務」や「自己犠牲」を表す星です。通常は2ヶ月半くらいで次のサインへ移動するのですが、今回はベスタの逆行があり、昨年の10月22日から小惑星ベスタはずっと乙女座に留まっていたのです。乙女座といえば「健康のハウス」を支配するサインです。また、医療や勤務、そして勤務に伴う規制なども意味します。この小惑星ベスタが乙女座へ入った昨年(2020年)の世界の新型コロナウイルスの感染者数をみると、ちょうどこの頃からカーブがグーンと上がっています。次に小惑星ベスタが逆行を始めたのは今年の1月19日です。この頃も日本はもちろん世界的にパンデミックになった時期と一致します。その後、ベスタが順行に変わったのは今年の4月20日です。ちょうどこの3日後に菅総理が緊急事態宣言に関する会見を開きました。やはり世界的なピークは4月23日でした。その小惑星ベスタが19日午前4時44分、9ヶ月ぶりに乙女座を離れて、天秤座へ入場したのです。これは…新型コロナウイルス、ピークアウトの暗示かな?と、期待してしまいますね。少なくとも乙女座のベスタよりも天秤座のベスタの方が強制力が弱いのは確かです。これからは「自己責任で」という時代に世界が舵を切るのかもしれません。

20日(火)午前1時30分、蠍座の月が太陽とトライン(120°)で安定の関係です。また増光期にあたり、投資や新しい仕事に着手するのはチャンスです。午前[11時59分、太陽が調整の小惑星パラスとこちらもトライン(120°)です。その後、午後6時37分、水星が天王星とセキスタイル(60°)を形成。とても落ちついた一日になりそうです。オリンピックを控えてピリピリしている国民感情にも少し余裕が出てきそうです。

21日(水)この日は開会式に先立って、朝9時からすでにオリンピックの競技が始まります。月は射手座でスポーツにはよさそうですが、前述の小惑星ベスタが木星とインコンジャクト(150°)を作るなど、何となく釈然としない状況でなし崩しにスタートという感じです。

22日(木)は…午前9時36分、愛の星=金星が乙女座へ入場します。乙女座さんを始め、牡牛座さん、山羊座さんなど、地のサインの方々には恋愛など、人生をエンジョイするチャンスが訪れます。同日午後11時26分、今度は太陽が蟹座から獅子座へと入場します。これで大分世の中の雰囲気は変わりますね。太陽=蟹座、金星=獅子座のエモーショナルで主観的な組み合わせですが、太陽=獅子座、金星=乙女座になると、社会性が増して、私達の情緒や見方にも安定感が出てくるはずです。

23日(金)午後1時10分、太陽が木星とインコンジャクト(150°)を作ります。太陽のサインは前日から獅子座。一方木星の方は魚座にいますから、こちらの組み合わせはミスマッチです。目標と対策が噛み合わない…暗示です。この先、魚座の木星に期待しても、逆行しながら水瓶座へ戻ってしまいます。ここは甘い夢を抱かずに自分の信念を通すことに専念することです。

24日(土)午前11時36分、水瓶座の満月です。これまでやってきたことの結果が出るでしょう。東京オリンピックも滑り出しは快調です。

25日(日)の最初のアスペクト(星同士の関係)は午前1時34分の水星と海王星のトライン(120°)です。25日(日)は夢と希望を期待する楽観的なアスペクト(星同士の関係)からスタートしますが、その後、シリアスな星の動きに支配されていきます。私達は「これは夢ばかり見てはいられないな!」という現実に気付き、気持ちや体制をを引き締めてかかることになるでしょう。

今週は2020東京オリンピックが始まります。「2020」の名称通り、せっかく一年も待ったのですから、前向きな気持ちで開催していきたいものです。また、金星、太陽、小惑星ベスタなど、新たなサインへ入場する惑星も多く、時の流れの変遷を感じる一週間となりそうです。

JUL 19 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

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