岸田総理は皆既日食に訪米

4/8~4/14

先週は…3月25日の月食と、4月9日の日食に挟まれた期間でしたが…。4月3日に台湾の東部沖沿岸でマグニチュード7.4の地震が発生して、朝から驚かされました。また、パレスチナのガザ地区はイスラエルの空爆により人道支援の220人以上が犠牲になるなど、さらに死傷者は増え続けています。国内のニュースでは、自民党の政治資金問題で安倍派と二階派の議員ら39人の処分が決まりましたが、党内部の決定が妥当なのか?国民は理解できず、釈然としない思いのままです。岸田総理にしては相当踏み込んだ決定なのかもしれませんが、党の総裁なのですから、もう少し大胆な決断をしてもよさそうなものです。当の岸田総理は…事もあろうに日本時間9日午前3時20分の日食を前にして、皆既日食が横断することになるアメリカを目指して旅立って行きました。今回の皆既日食は下の図のように日本では深夜にあたり観測することができないのですが、「外れてくれてよかった!」と喜んでいた矢先の訪米でした。今週一週間の星の配置は主要な惑星のメジャーアスペクト(星同士の重要な関係)はコンジャンクション(0°)のみという変則的な内容になっています。

8日(月)は…月が牡羊座へ入ってきました。太陽の度数は牡羊座の18度ですから、月が18度まで進んでくると、太陽、月、地球が一直線になるのですが…。8日はまだその前日です。午前1時台に月は金星とコンジャンクション(0°)になり、楽しい夜です。午後になると太陽が木星とセミセキスタイル(30°)を作るなど、努力すれば可能性を見つけられる日です。

9日(火)は午前3時20分、皆既日食です。今度の日食は日本では観測できません。岸田総理も多分飛行機は多分北回りですから皆既日食の直下を通らないでしょうが、「何もこんな不吉な影に接近することはないのになぁ」としか思えません。今度の会談できまった事柄も「実現できないのでは?」と、不安に思います。みなさまも重要な問題は日食の日を避けたほうが賢明でしょう。できれば、もう少し待ちたいものです。午後8時23分に月は牡牛座へと抜けます。

10日(水)は…昼過ぎまでは、金星と小惑星=ジュノーが目立つ日です。女性に関する問題や人権問題がテーマになりそうです。午後8時前後から牡牛座の月が火星、土星と次々セキスタイル(30°)を形成。急に勇ましい雰囲気に変わります。午後11時38分になると、再度金星と小惑星=ジュノーが登場して、インコンジャクト(150°)というストレスの関係に。10日に持ち出された女性や人権の問題は今後に持ち越されることになりそうです。

11日(木)、牡牛座の月は後半に入ります。午前4時台に月と木星がコンジャンクション(0°)を作ったり、ラッキーなものもあるのですが…。ひとつ、気になるものがあります。午後5時35分の火星と土星のコンジャンクション(0°)です。非常に破壊的なアスペクト(星同士の関係)ですから、事故や争い事に注意が必要です。とかく雰囲気が荒れやすいので、冷静に過ごしたいものです。午後9時58分から月は双子座へ入ります。

12日(金)…午前8時2分、太陽に水星がコンジャンクション(0°)に。これは、一長一短のアスペクト(星同士の関係)です。太陽のパワーにより、水星の柔軟性や繊細さが掻き消されるのが難点です。決められた物事を強行突破するにはいいかもしれません。昼過ぎ、月は金星とセキスタイル(60°)、午後11時38分には月は土星とスクエア(90°)です。とかくアップダウンが多い一日になりそうです。

13日(土)…引き続き、月のサインは双子座です。深夜に月と火星がスクエア(90°)になったり、落ち着きがない配置が続きます。午後3時34分、月は太陽とセキスタイル(60°)に。ここでようやく安定しそうです。繊細やテーマを考えたり、アイディアを練るにはよさそうな日です。

14日(日)午前2時44分、月は蟹座へ入場します。休日ではありますが、あまり楽しそうなアスペクト(星同士の関係)がない一日です。月が冥王星や小惑星=ジュノー、ベスタと関わることが多い一日です。冥王星も凶星の一種ですし、ジュノー、ベスタも凶星といわれる小惑星です。人間関係の難しさや主張の強い職場の仲間などのことが忘れられず、気が休まらない日曜日…といった感じです。とかく肩に力が入ってしまいそうなので、リラクセーションを心がけるべきです。逆に溜まった仕事を片付けることでストレス解消するのも手かもしれません。

今週は…9日の皆既日食が気になりますね。不安な時、重要な決定は待つこと。今週に限って、「行動しないで後悔するほうがマシ」といっておきましょう。

APR 8 2024

瑛利奈

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