2024年、明けましておめでとう

1/1~1/7

みなさま、令和六年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日は『今週の運勢』を更新しようとしていたら、突然揺れ始めて、目眩(めまい)がしているのかと思い、テレビをつけたら地震でした。地震は気象庁の情報によると—01月01日16時10分頃、石川県能登地方でマグニチュードM7.6、震度7とのことでした。其の前後から震度5弱以上の地震は6回くらい起きているようです。この「タロット館」のある横浜市中区では震源から遠いにもかかわらず震度3の揺れを感じ、動揺しておりました。地震で被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。

昨年(2023年)12月28日には「太陽が木星とトライン(120°)というラッキーなアスペクト(星同士の関係)を作ったばかりなのに…。しかし、最近私は天文学の研究で「木星は壊し屋」といわれていることを知りました。というのは…数10億年前、木星は太陽系の太陽に近いエリアを大移動して、生まれたての星々を粉々に砕いていったのだそうです。そのおかげで地球に水ができ、命が生まれたそうです。当の木星は土星の引力に引かれて外側へ引っ張られていったらしいですが。やはり木星は命の恩人だったのですね。

2024年は月曜始まり。年始は週の始まりとなりました。1日(月)の月は乙女座。牡牛座の5度の木星に対して太陽は山羊座の10度。加えて月は午後5時58分に乙女座の10度に達して、太陽、木星、月が地象のグランドトライン(大三角)を作ります。いい日ではあるのですが、ただ、午前1時から3時台までは、月と金星のスクエア(90°)、火星と小惑星=ベスタのオポジション(180°)など不調和なアスペクト(星同士の関係)が続きます。午前3時23分に月と土星がオポジション(180°)という厳しいアスペクト(星同士の関係)を作っています。その後、午後10時25分、愛の星=金星が土星とスクエア(90°)を形成します。金星は=愛、土星は=終了を意味します。身を退くことで愛を終わらせるアスペクト(星同士の関係)です。金星の度数は…射手座の3度、土星は魚座の3度です。ミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の若い度数に金星などを持つ方は恋心を冷やされることになってしまいます。ラッキーな動きとシリアスなものが入り交じるダイナミックな星の配置の元旦です。

2日(火)午後12時7分、これまで逆行していた水星がいったん留まって、順行に変わります。水星の働きがようやく正常化するのです。勉強運や仕事運はパワーアップするでしょう。この直後の午後12時9分には乙女座の月が19度まで度を深めて、天王星とトライン(120°)を形成。知らないところを訪れるなど、冒険してみたくなる日です。ただ、午後11時49分になると、月は海王星とオポジション(180°)に。迷子になる暗示です。あるいは沼にハマってしまうかもしれません。まあ、明日も休みだし、トコトン行きたい人にはディープな旅になりそうです。

3日(水)は朝7時台から8時台にかけて、乙女座の月は火星とスクエア(90°)、冥王星とトライン(120°)を形成します。朝ランニングなどをしている方には力が入りそうです。スポーティな星です。午前9時46分から月は天秤座へ入ります。その後はマッタリしながら、少し中途半端な流れです。午後9時15分、月は金星とセキスタイル(60°)に。お洒落な一日です。

4日(木)は…午後12時30分、天秤座の月が山羊座の太陽とスクエア(90°)、半月です。とりあえず、今までの行程をチェックして、現在地を確認する日となります。午後11時57分には、これまで射手座を通過していた火星が山羊座へ入場します。火星が射手座へ入ったのは昨年(2023年)11月24日ですから、42日ぶりの模様替えです。火星は行動や努力を表しますから、これまで額に汗を流す役割は…射手座さん、牡羊座さん、獅子座さんでしたが、今度は山羊座さん、牡牛座さん、乙女座さんなど、地のサインの方々がその役を担うことになります。地のサインの方はスポーツなどで身体を鍛えるチャンス。これからは記録を伸ばしたり、筋肉もつけやすいでしょう。

5日(金)になると、月の度数も天秤座の19度を過ぎて、いいアスペクト(星同士の関係)を作る惑星も少なくなってきます。午前7時24分、月は水星とセキスタイル(60°)と好調角を作った後はずっと不調に。月は午後9時39分に蠍座へ入場。今度は午後11時2分に月は火星とセキスタイル(60°)を形成して、活発な時間帯になります。残業でしょうか?それとも、プライベートが忙しいのか?昼間の星はずっと低調という金曜日です。

6日(土)までお正月休みの方もいらっしゃるのでしょうか?昨日に引き続き、抑揚のない土曜日です。午後5時35分、太陽は彗星キローンとスクエア(90°)に。これは…ヒーラーの彗星=キローンにあなたが素直に従えない暗示です。朝8時34分の月と木星のオポジション(180°)も含めて考えると、正確な自己分析や状況判断ができず、あなたは少し混乱するかもしれません。重要な決断は避けたい日です。

7日(日)になると、蠍座の月は太陽とセキスタイル(60°)という仲良し座相を作ります。その他、天王星とオポジション(180°)や海王星とトライン(120°)など、ロマンティックな一日です。大きな変化を期待するよりも、相手や自分の「気持ち」を大切にしたい一日です。エステや瞑想などで、自分磨きがベストな日かもしれません。

2024年は「令和6年能登半島地震」から始まり、ビックリしてしまいましたね。しかし今後の一週間、さほどの波瀾もなく、むしろ正常化の方向へ向かっていきそうです。ただ、金星と土星のスクエア(90°)や火星と小惑星=ベスタのオポジション(180°)など、疲労が原因なのか?内向的で頑(かたく)なにさせてしまうような配置が続きます。どんな状況になっても、心が折れないように。常に楽しいものを探していく柔軟な気持ちを忘れないようにするといいでしょう。

JAN 1 2024

瑛利奈

(C)ELINA

1件のコメント

  1. […] 2024年は…元旦から令和6年能登半島地震が起き、日本は騒然となりました。2日には、日本航空516便が海上保安庁の航空機と衝突し、機体が炎上しました。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。今年のお正月は驚愕の幕開けになりました。一説によると、今年のお正月は「一粒万倍日」と「天赦日」、「天恩日」が重なる「最強の開運日」といわれていたようです。占星学で観ても,1月1日は太陽と木星と月が相互にトライン(120°)になるグランドトライン(大三角)を作る日でした。しかし、ホロスコープの場合、太陽、月に加えて8つの惑星など、構成するポイントが多いので、どこかに綻びはあるものです。そのあたりの解説は2024年、明けましておめでとうに詳しく書きましたが。しかし、「一粒万倍日」などは人間のための吉日だと思いますが、占星学上のグランドトライン(大三角)は…「スムーズに事が運ぶ」という意味であり、「人間に好都合な日」と特に規定されているわけではありません。たしかに木星は太陽系の中の地球を守っていますが、地球に住む人間に特化して守ってくれている訳でもないですよね?「この宇宙はすべて人間のためにある」と思い込んでいる私たちが傲慢なのかもしれません。 […]