金星逆行etc. いつもとは違う時代へ

12/13~12/19

先週は…ダイナミックな星の動きがありましたが、今週は重要な天体同士メジャーアスペクト(星同士の主要な関係)はひとつもありません。ただ、火星と水星が次のサインへ入場、また愛の星=金星が週末には逆行し始めます。なんとなく、いつもとは違う時代へ入る予感です。

13日(月)は…月でさえもメジャーアスペクト(星同士の主要な関係)が少ない、淡々とした一日です。午前1時49分に牡羊座の月が土星とセキスタイル(60°)を作りますが、それ以降、月とメジャーアスペクト(星同士の主要な関係)を組むのは小惑星のみ…。いつも通りの一日ですが、午後6時52分、いままで蠍座を通過していた火星が獅子座へ入場します。火星はエネルギーと努力の惑星です。つまり…これまでは蠍座さんを始め、蟹座さん、魚座さんなどの水のサインの方々が最前線で頑張っていたのですが、これからは戦いの主役が射手座さんや牡羊座さん、獅子座さんなど、火のサインの方々へと交替することに。ご多忙ムードの当事者が入れ替わることになります。逆に火星が不調和座相を作る双子座さんや、乙女座さん、魚座さんたちは敵の勢力が強まったような気がしますから要注意。必要以上にエネルギーを出そうと、気ばかり焦ることになりそうです。

14日(火)…午前1時3分、牡羊座の月が太陽とトライン(120°)の好調座相を形成。安定感のある一日になりそうです。午前2時51分、知性の惑星=水星が山羊座へ入ります。山羊座さんの知的能力が冴える暗示です。次いで、牡牛座さん、乙女座さんなど地のサインの方々も勉強のチャンスです。午後5時10分、月は牡牛座へ。さらに地象カラーが強まり、世の中の判断はより現実的に傾いていくでしょう。ニュースによると「衆院予算委 13日に補正予算案の実質審議入り」とのことで、いいタイミングです。

15日(水)は…やや波瀾が多い日です。午後から牡牛座の月が土星とスクエア(90°)、天王星と合(0°)を作って、何事も思うように前に進みません。従来のやり方に拘らず、発想の転換が必要な日です。

16日(木)も終日、月は牡牛座です。午前5時12分、射手座の火星はノードとオポジション(180°)を形成。午前11時14分、牡牛座の天王星が小惑星=ジュノーとトライン(120°)を作ります。少数派の意見を汲み取る必要がある暗示です。日没後…粛々と進む今週の星のなかでは、新しい方向性が打ち出されそうな日になります。

17日(金)は午前5時42分から月は双子座です。午後になると太陽が相次いで土星とセミスクエア(45°)、冥王星とセミセキスタイル(30°)を作ります。両方ともマイナーアスペクト(星同士の二義的な関係)ですが、これからの課題というか、努力目標が提示されそうです。

18日(土)になると、太陽は天王星とセスキコードレート(135°)を形成。金銭トラブルや小さなイザコザを表すアスペクト(星同士の関係)です。日没以降、双子座の月が小惑星=ベスタとオポジション(180°)、海王星とスクエア(90°)を形成。面倒くささに負けて、譲歩しすぎる暗示です。お人好しになりすぎないよう、気をつけましょう。

19日(日)午後1時35分、前の皆既月食以来、ふたたび満月です。その後、午後3時1分、月は木星とトライン(120°)を作り、日曜日に相応しく優雅ないいい雰囲気を演出してくれます。午後7時35分になると、愛の星=金星が逆行し始めます。度数は山羊座の26度です。愛の星=金星が変調を来す暗示です。前向きな愛のパワーが減退したり、誤作動したりし始める可能性が…。道ならぬ恋に惹かれたり、片時の快楽にひたりたくなったり、いつものあなたでなくなることも。特に、山羊座に太陽や金星がある方には影響が強いかもしれません。この金星逆行の現象は来年の1月末まで続く予定です。その時は金星が山羊座の11度まで逆行しますから、今回、その先さらに山羊座を抜けるのに長い時間がかかります。いつもならほんの三週間ちょっとで過ぎ去っていく愛の星がずっと山羊座に居座るわけですから、日頃は冷静な山羊座さんといえども「少し恋愛を楽しんでみるか!」と、らしくない気分になるかもしれませんね。逆に、日頃はお堅い山羊座の上司を秘かに狙っている方には、絶好のチャンスといえるかも…。なにはともあれ、これからどんな展開になるのか?楽しみですね。

DEC 13 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

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