知略、戦略の一週間

4/4~4/10

首都圏の桜もそろそろ終わり…。まん延防止等重点措置の期間が終了してから、全国で新型コロナウイルスの感染者数も増加する傾向にあります。一方、政府は異例の早さでウクライナからの避難民を政府専用機に乗せて受け入れることになりました。ポーランドは派遣予定だった古川法務大臣のコロナ感染が判明して、急遽、林外務大臣が代理で派遣されることになるなど、予定外が続いています。しかし、政府専用機は乗員150人の容量があるのに、避難希望者はたった20人とのこと。どんな募集の仕方をしているのか?分かりませんが、「日本はそんなに人気がないのか!」と勘ぐってしまいます。ただ、なんとなく…これが持続可能な努力(政策)なのか?気にかかりますね。今週の星の配置もこれまで同様、あまりダイナミックなアスペクト(星同士の関係)はありません。

4日(月)は牡牛座の月(MOON)で始まります。午前11時26分の太陽と小惑星=セレスのセキスタイル(60°)など、温和なアスペクト(星同士の関係)が続きます。午後8時28分に月と木星がセキスタイル(60°)を作ると、その後、午後8時57分に月が土星とスクエア(90°)を形成。このあたりが今日のなかでは最も重要なイベントが集まる時間帯です。時差を考えると、ヨーロッパでは昼頃なので、あちらからニュースが届くのかもしれません。

5日(火)午前10時51分、水瓶座の火星が土星と合(0°)を形成。熱気を孕んだ火星と冷たい惑星=土星は正反対の性質ですから、急ブレーキをかけられるような出来事がありそうです。あまり楽観的な見通しは禁物です。何事も思うように進まないのか?あるいはスローペースがいいのか?さまざまな活動や、車の運転などは注意して進めてください。

6日(水)午前0時17分、これまで水瓶座を通過していた金星が魚座へ入ります。現在幸運の惑星=木星は魚座の22度にいますから、木星に向かって愛の星=金星が近づいていく…というロマンチック展開になります。魚座さんを始め、蟹座さん、蠍座さんなどの水のサインの方々が物語の主役になるでしょう。反対にウクライナ問題の当事者、プーチン大統領とゼレンスキー大統領は二人とも風のサインの生まれなので、二人とも主役から一歩後退するのかもしれません。

7日(木)も今週では数少ない惑星同士のアスペクト(星同士の関係)があります。午後9時37分の水星と土星のセキスタイル(60°)です。この日は前述の火星と土星の合(0°)に対して、双子座の月がトライン(120°)の好調座相を作っていますから、物事が手堅く、具体的に、手際よく進みそうです。これらが水星と土星のセキスタイル(60°)によって、結果として定着していくことに。地に足が着いた一日です。

8日(金)も悪くない日です。午前0時13分、水星が木星とセミセキスタイル(30°)に、午前11時32分、水星が今度は海王星とセミセキスタイル(30°)を作ります。その間の午前5時19分、蟹座の月が金星とトライン(120°)の好調座相を作ります。未来の希望と優しさと情愛、こんなイメージの一日になります。

9日(土)も概ね順調です。午前3時18分の水星と火星のセキスタイル(60°)は話がキビキビと進む暗示…。午後3時47分、蟹座の月が太陽とスクエア(90°)を作って、半月です。当面の答えが出るタイミングですが、これまでと違い、コミュニケーションの密度が上がってきそうです。ただ…あまり感情的になると、問題をややこしくするので、注意が必要です。

10日(日)午後5時45分、今週の重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係))のなかで唯一の凶座相、水星と冥王星のスクエア(90°)が形成されます。ウソと戦略を感じさせるイヤな配置です。同日の午前[9時51分には火星が権利の主張を表す小惑星=ジュノーと合(0°)を作ります。これと併せて考えると、議論が激化したり、策略が交錯するなど、騒動が起きそうな暗示です。せっかく穏やかに過ごせるかと思った週末に、ちゃぶ台返しのような配置が続く模様…。表面的な事象に惑わされず、冷静な対応が必要なアスペクト(星同士の関係)です。

今週一週間は…水星と火星の動きが活発です。水星は通信、コミュニケーションや知性を、火星は行動とエネルギーを司る惑星です。今後の展開を予想しながら、知略、戦略に忙しい暗示です。卒業や入社、移動など、新年度から新しい環境に入った方々は、日々の心労で消耗してしまいそうです。水星と火星に小惑星=ジュノーや土星の絡みが多いことを考えると、今後起きそうなトラブルの種がどこにあるのか?まずは、それを読んでから、今後の方向性を定めたほうがいいでしょう。

APR 4 2022

瑛利奈

(C)ELINA

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。