注文の多いバレンタインデー

2/12~2/18

【注文の多いバレンタインデー】

平昌オリンピックとバレンタインデー、さらに日食(部分日食)と、イベント満載の今週ですが…。太陽系の配置はなんとか平安を保っていけそうです。

大きな星の動きを欠く12日(月)~13日(火)。太陽もその他の惑星もメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)はなく、月は水瓶座の新月を控えて、ひとつ前の山羊座を通過。12日(月)は山羊座の前半を、13日(火)は後半を黙々と進んでいきます。

14日(水)はバレンタインデーですが、太陽に天王星と小惑星ジュノーが深く関わり、勇気に満ちたメッセージを私達に発信します。天王星は自由と解放の惑星。そしてジュノーは女性の権利を主張する小惑星です。これらが全面に出てきて、「頑張れ!頑張れ!」と私達にエールを送るのです。午前0時過ぎから月は天王星が支配する水瓶座に入るので、女性パワーへの挑発はさらに強力なものとなるでしょう。もしも今年のバレンタインデーに告白したり、告白されたりする方がいるなら、その後は…一夫一婦制のキチンとした道をひた走ることになる…としか言えませんね。「女性の権利」と「浮気禁止」、このふたつのテーマがキーワードになりますが、そもそも最初からそのような事態を想定して交際を始めるのは、逆にどちらかが他の異性を意識するが故なのかもしれません。相手にプレゼントをあげて、「まずはクギを刺しておかなくちゃ」というのが今年のバレンタインの傾向です。

16日(金)は先月の月食の後を継いで日食です。部分日食となりますが、太陽が最大に欠けるのは午前5時52分です。幸い日本ではまだ日の出前なので、日食を見ることはできません。今度の部分日食は南極大陸~南アメリカ大陸にかけて観測できます。

この日のホロスコープを観ると、水瓶座の太陽、月の周辺に小惑星ジュノーと水星が同じく水瓶座でかなりタイトに合(0°)になっています。また、こちらの方は魚座で金星と海王星が水瓶座の星の群れの後を追って繋がっており、惑星達が集中していることがわかります。ここから今回の日食が様々なカテゴリーを代表する星々を刺戟して、少なからぬ影響が太陽系全体へ波及していくと想像されます。

また、今回の日食の度数は水瓶座の27度で起きますが、サビアンシンボルという各星座の度数をチャネリングした資料によると「伐採されて薪になる木」という度数にあたります。以前はこれを「経済性重視で実利的でよろしい」と評価していたようですが、今のご時世となると、「待って、待って!そんな伐採しないでよ!」と、自然の摂理の崩壊を怖れるような気持ちにさせられますね。特に地球温暖化がもたらす異常気象のことを考えると、あたふたしたくなってしまいます。

17日(土)は午後8時20分に火星が海王星とスクエア(90°)を形成します。これは不調和座相ですから、火星の本来の意味=アクションに対して、海王星のネガティブな影響があるだろう…ということです。海王星のネガティブな意味としては…欺く、酔っ払う、逃げる、騙す、麻痺するetc.…ですから、飲みに行く方は悪酔いしないように注意しなくてはいけませんね。また、オリンピックなどのイベントでは不正事件にさらに要注意ということです。その後、午後9時24分に今度は太陽が水星と合(0°)になります。太陽と水星ですから一見悪くないアスペクト(星同士の関係)のように思えますが、これは…敏捷で多様性を持った水星の自由な思考を太陽が光の力で焼き尽くすという、あまり有り難くないアスペクト(星同士の関係)なのです。「これはお墨付きだから大丈夫」と、決めつけ、思い込んで、繊細な部分を見落とさないように、ということです。

18日(日)、午後1時半頃、太陽に先駆けて水星が魚座へ入場します。同時にこの日は水瓶座を太陽が通過する最終日となります。

FEB 12 2018

瑛利奈

(C)ELINA

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