小三角=安定は続く

3/11~3/17

先週末は…佐渡高速船の衝突や、エチオピア航空機の墜落など、複数の事故がありました。たしかに7日には新月と同時に太陽が海王星と合(0°)を形成しましたが、その他の星は小三角という安定の形を取っています。これがどうして?と疑問に思ったので、いつもと違う、太陽系を外側から観るヘリオセントリックという方法で調べてみたところ、地球を中心にグランドクロスを作っていたのです。これに関しては先ほどホロスコープを添えて別記事にまとめ、「瑛利奈のブログ」の方へアップしましたので、興味のある方はご覧ください。

通常の見方、ジオセントリックのチャートでは今週もまだまだ「小三角」という安定の状態は続きます。「小三角ってなあに?」ですって?これを今の星の配置を使って説明すると、まずその三角形は二等辺三角形です。そして、頂点には魚座の20度の太陽、そして前述の魚座の16度の海王星があります。それを支える三角形の底辺には右端に牡牛座の16度の火星、左端には山羊座の18度の土星と山羊座の22度の冥王星が位置しています。通常小三角は三つの天体からできますが、現在は火星にもこれから月が接近しているので、それぞれダブルで二等辺三角形を作る形になっています。要するに、今週の星は安定している…ということなのですが、ひとつ不安定要因となるのが射手座の木星です。

11日(月)は深夜1時過ぎ、火星が海王星とセキスタイル(60°)を形成。その後、午前9時前に土星が小惑星ベスタとセキスタイル(60°)。同じ日、これは小三角とは違うポジションで水瓶座の金星が双子座にいる小惑星ジュノーとトライン(120°)を形成します。火星と海王星のコンビは海王星のイマジネーションをエネルギッシュな火星が刺戟して行動を起こすので、ビジョンの広がり、プランの実現を意味します。しかし、そのあとの二つの小惑星が噛んだアスペクトは前者は職場での重労働を。後者は細かな利害関係の対立を暗示しますから、騒々しい一日になりそうです。

13日(水)は太陽が冥王星とセキスタイル(60°)を形成。冥王星の蔭の力により、今までの流れが変わったり、新たな真実があぶり出されるかもしれません。

14日(木)は今週唯一、場違いなポジションにいる木星に対して太陽がスクエア(90°)の不調和座相を作ります。このアスペクトの影響を受けるのは当事者の魚座、射手座を始めとして、双子座、乙女座のみなさんにはちょっと風圧がかかるかもしれません。意味は「楽観過剰による損失」ですから、お金を使いすぎたり、幸運を期待したのにガッカリ…のような事態が起きることも。しかし、この日は午後7時過ぎに火星が土星とトライン(120°)の好調座相を形成するので、最終的には現実的な問題がクローズアップされて、努力を誓うことになるでしょう。もしかしたら、この二つの問題はまったく別個のところで起きるのかもしれませんね。

15日(金)は太陽が水星と合(0°)を作ります。これはいいアスペクトのように見えますが、コンバストといって、太陽の光で水星の繊細さが失われてしまう暗示です。折しも確定申告の最終日にあたります。太陽が意味する権力へ追従する気持ちから自らへの思慮を失ってしまう…こんな風に考えるのは穿ちすぎでしょうか。

16日(土)は午前2時40分、太陽がノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)の好調座相です。ノースノード(ドラゴンヘッド)は公共の場を表しますから、人間関係が広がるキッカケができるでしょう。

今週の特長、小三角は地のサイン(牡牛座、乙女座、山羊座)の方に有利です。春分までの間にできるだけのことをしておいた方が良いでしょう。また、頂点となる魚座さんにもハイライトとなるイベントは訪れますが、やはり海王星には要注意です。その他、木星がいる射手座さん始め、プラスサインの方にもこの堅実な星を将来の基盤作りには役立つと思います。長期の計画などをじっくり考えてみるといいかもしれません。ね。

MAR 11 2019

瑛利奈

(C)ELINA

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