瑛利奈が予言する今週の運勢です。

★新MENU★瑛利奈が予言する今週の運勢です。今週のホロスコープからあなたの身の回りの出来事や世界の動向を読んでいきます。(5/21 更新)

 瑛利奈の "This week" (2018)
 
 5/21〜5/27

【双子座の太陽がさわやかな季節を演出】

週明けの21日(月)午前11時13分に太陽が双子座へ入場しました。すでに13日(日)には水星が牡牛座へ、16日(水)には天王星が牡牛座、火星が水瓶座へそれぞれ移動。19日(土)には金星が蟹座へ移動しました。「瑛利奈の山手タロット館」もこのところサイト引っ越しで大忙しでしたが、太陽系の方は外惑星の天王星まで7年ぶりに引っ越すという非常に大がかりなものになりました。

太陽系の中でマークすべきマレフィックスという惑星は火星、土星、天王星ですが、火星は公転周期二年という、この中では比較的速度が速い星なので、長く居座る土星と天王星が最も注意すべき惑星…になります。先週以前の状態、天王星が牡羊座にいた頃は…山羊座の土星と非常に相性が悪いサイン中にあり、ともするとスクエア(90°)になったり、他の天体を巻き込んでグランドクロスという激震を起こすような緊張感が著しい形になったものでした。

それが…今では天王星がいる牡牛座も土星の山羊座も、ともに地のサインで、とても親和性があるのです。つまり調和しているということです。そもそも土星と天王星の不調和は「戦争」というキーワードになりますが、先週からこのキーワードが消えてしまったわけです。北朝鮮の金正恩の「核を放棄する」という言葉も次第に信憑性を帯びてきている…ということになります。

このような情勢で今週の星はかなり穏やかです。太陽が双子座へ移動してきたことで、これからは双子座を始め、風のサイン(双子座、天秤座、水瓶座)を軸として幸運が動いていきます。特に24日(木)は太陽が水瓶座の火星とトライン(120°)という力強い好調角を形成しますので、良いことをグンと近くへ引き寄せるには絶好の日です。風のサインの方以外も自力で幸運を引き寄せるための努力に精を出すといいでしょう。火星は額に汗するような努力を推奨する惑星です。体力と気力勝負で頑張れば、勢いのある方が勝てるはずです。

25日(金)は木星が海王星とトライン(120°)、水星が冥王星とトライン(120°)と…両方とも好調なアスペクト(星同士の関係)を作ります。木星&海王星の方は水のサインの第二デーク。水星&冥王星は地のサインの第三デーク中です。木星&海王星の好座相は…今後の壮大なビジョン作りを応援してくれます。双方とも太陽系の中では外側の惑星ですから、この効果はこの日をまたいで前後比較的長期間続くと考えていいでしょう。

水星&冥王星の好座相は…水星の方がもっとも内側を小さく回る惑星ですから、前者ほどには長期的な影響はないと考えます。秘密を暴露したり、それをもとに不利な状況を逆転したりするには最適なアスペクトです。

ただ、26日(土)には蟹座へ入った金星が向かい側にいる山羊座の土星とオポジション(180°)という敵対する(アスペクト)で鉢合わせしてしまいます。これは…お互いの睨み合いを暗示します。特に蟹座、山羊座、次は牡羊座、天秤座には要注意かも…。今週の週末を乗り切るには…相手を許すやさしい気持ちを持つか?さもなければ超楽観的になって、明るく過ごすか?最後の手段は、気分一新して新しい方向を目指すか?この三つが打開策になる…のかもしれません。

MAY 21 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/14〜5/20

【天王星の牡牛座入場。その意味は?】

今週は…15日(火)の新月の後、16日(水)深夜に天王星が牡牛座へ、同日午後には火星が水瓶座へ入ります。火星は地球より外側にある、地球にいちばん近い惑星です。火星がサインを変えるのは3月18日以来、約二ヶ月ぶりのことなのですが…。もうひとつの天王星は…公転周期が84年と、地球からかなり遠い惑星なので、ひとつサインを移動するのに7年〜8年かかります。今週は…天王星が約7年ぶりに牡牛座という新たなサインへ入場する、一時代を画すといっても過言ではない、記念すべき週なのです。

そこで、7年前に現在牡羊座の最後の度数を通過する天王星が、牡羊座の0度に入ったのは何時だったのでしょうか?人の記憶は移ろいやすいもので、調べてみると、2011年3月12日でした!そう!あの東日本大震災が起きた翌日だったのです!

ただ、誤解しないで下さい!天王星が動けば必ず地震が起きるというものではありません。天王星の軌道は地球から見ると、一度順行で前へ進んで、その後逆行してもとのサインへ戻ります。2011年3月12日の天王星の牡羊座入場はこうした逆行のあとの二回目の牡羊座入場のタイミングでした。

さらに、私の記憶に残るのは…天王星がもうひとつ前のサイン、魚座へ入った時です。それも日付は前回と近く、2013年3月11日だったのですが、その一週間後の3月19日にアメリカのブッシュ大統領がイラク侵攻に踏切り、イラク戦争が始まったのでした。今回天王星が入場する牡牛座というサインは領土に深い関わりがあります。またもや中東でキナ臭い動きが出ているのが気になるところです。

その後、3月19日午後10時過ぎ、金星が蟹座へ入ります。今週は天王星、火星、金星…と、主要な三つの天体が新しいサインへ移動して、とても新鮮な布陣となります。中では天王星の動向も気になりますが、太陽系の星々は「さあ!マンネリを一掃して、リセットしようよ!」と、私達の背中を押してくれているかのようです。

MAY 14 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/7〜5/13

【星はクライマックスへ】

連休中はさしてハードな星のアスペクト(星同士の関係)はなく、芸能界のスキャンダルなど、緊張感を欠いた話題に終始していた感がありました。しかし週明け早々、これまでの仕事が溜まっていた私達の実務同様に、太陽系の配置も次々と結論を迫るような形に変わっていきます。太陽が4月20日に牡牛座の領域へ入ってきてから、ぼちぼち半月が過ぎようとしていますが、今週はどうやら牡牛座のクライマックスにさしかかっている…といえるでしょう。

7日(月)は牡羊座の第三デークへ入った水星が冥王星とスクエア(90°)を形成。星も何となく不機嫌そうな一日で、昔の古傷を掘り返すようなことが多く、何事もスムーズに進みにくい日です。

8日(火)は水瓶座の半月ですが、これまでの途中経過を見定めるような調整日に。

9日(水)は牡牛座の太陽が木星にオポジション(180°)を作る、今季のハイライトともいえる記念すべき日です。ここで結論を出した場合は…それが確定的となり、二度と後戻りできないことになるでしょう。

その後、10日(木)〜11日(金)はこの流れを引き継いでこれまでの問題の整理に忙しい時です。

12日(土)、週末になって、太陽が冥王星とトライン(120°)という、革新的な動きを助長するようなアスペクトを形成します。これは…今までの流れを大きく変えるにはチャンスです。新たな試みになかなか踏み切れなかったあなた。あるいは、不利な情勢を覆したいと思いながら証拠を集めて、それを握ってきたあなた…。いい風が吹いてきました。これを機会にイヤな空気を一掃しましょう!

13日(日)もこうした現状を改革したい流れはさらに強まっていくでしょう。みなさん!連休中に十分充電はできましたか?さあ、今週の新しい流れを乗りこなすために、溜めたエネルギーを使ってください!

MAY 7 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/30〜5/6

【夢に向かって行動を!】

ゴールデン・ウィークの今週一週間は…みなさんの楽しみたい気持ちが神様に通じたのか?最終日、6日(日)まで穏やかな星の配置が続きます。

週明けの30日(月)は午前10時前に満月です。満月とは…すべての結果が出る日。つまり過去の努力の結果が具体的に目に見える日なのです。連休たけなわの今日を楽しく過ごしていらっしゃる方にとって「あなたの努力は間違っていませんでしたよ!」と、満月が保証してくれているようなものです。しかし、現状に満足がいかない方もいるかもしれません。そんな方にとっても、今日(満月の日)は新しいことを手がけたり、ガリガリ努力を始めるべき日ではないのです。まずは、今回の結果を素直に受け入れて、ちょっと心に余裕を持ち、過去の自分を労(ねぎら)いながら、来るべきハードワークの日々に備えればいいのです。

満月の後の一週間にあたる今週は月が新月に向けて次第に欠けていく時期です。海に喩えれば、次第に潮が引いていくようなタイミングです。5月1日(火)は蠍座の月が幸運の星=木星に合(0°)になり、ラッキーディですが、こんな時は過去の自分を疑ったり、否定したりせずに、ご褒美をあげてみたらどうでしょうか?ただ、蠍座の月はショッピングには不向きです。誰か好きな人を誘って、食事やエンタメ、スポーツなどを思う存分楽しむといいでしょう。

その後、星はやや内向的な動きを見せます。特に3日(木)は過去の疲れが出るせいか、何となく人に会いたくたくない気分になったり、内向的になってしまうかも。

6日(日)は今週の中で唯一、太陽が海王星とセキスタイル(60°)というメジャーアスペクト(天体同士の重要な関係)を作ります。太陽が絡むメジャーアスペクトとしてもただ一つですが、他の8大惑星のメジャーアスペクトも今週はただこれひとつです。つまり今週の太陽系はこの一点に収斂しているといっても過言ではないでしょう。意味はというと…太陽は意思、海王星はビジョンです。海王星が示す新たなビジョンを各々…世界情勢にしても、個人にしても…それ自身=すなわち太陽が持つ自分の意思ではっきりとそれを行動に移すタイミングなのです。ただ、現在月は欠けていく時期なので、「矛盾しているじゃないか!」とおっしゃる方もいるかと思いますが、月のサイクルが一ヶ月なのに対して、太陽のサイクルは365日です。少し時間的に視野を広げてみれば、この時期が新しいビジョンへのスタートの時期になるだろう…ということです。

みなさんも連休中にエネルギーを溜めてから、新たな夢や理想をハッキリと意識していくといいでしょう。

APR 30 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/23〜4/29

【太陽は土星と調和へ】

先週はアメリカで飛行機事故が起きましたが、米朝会談の方は予想外の進展があり、土星逆行のなか、どこに落としどころが見つかるのか?未来は予測しがたいものとなりました。

太陽は…先週20日(金)から牡牛座へ入場して、山羊座に集まったマレフィックス達(土星、火星、天王星)といい関係を作りつつあります。順番としてはその中では土星がいちばん度数が浅く、山羊座の9度にいますから、今週末、29日(日)に太陽は土星とトライン(120°)という好調の関係を作るべく接近しているところです。

一方、愛の星=金星は25日午前1時38分に双子座へ入ります。これは…風のサイン、双子座、天秤座、水瓶座に愛の女神が微笑むということ。愛の風向きが変わりそうです。双子座、天秤座、水瓶座のみなさん、いよいよ楽しみな時がやってきます!

26日(木)はやや不穏な星の動きがあります。早朝に牡羊座の水星が山羊座の土星とスクエア(90°)の不調座相。日没後には山羊座で火星が冥王星と合(0°)を作ります。両方ともカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)での出来事ですから、ここに太陽など、重要な星を持つ方で、しかもキズがある場合は要注意かもしれません。これは…感情を抑えきれず、怒りを爆発させてしまいやすい暗示です。爆発といえば、文字通り物理的な爆発なども注意が必要でしょう。

29日(日)の午後7時すぎ、前述の太陽が土星とトライン(120°)を形成します。この流れを受けて、まずは安定感のあるゴールデンウィークを迎えられそうです。みなさんもこころゆくまで楽しんできて下さいね!

APR 23 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/16〜4/22

【土星、冥王星が逆行して激震…】

国際的には…米英仏が軍事攻撃に踏み切って、シリア情勢は緊迫。国内ではモリカケ問題から始まって、行政のあり方に疑惑がさらに深まっています。今週の星はこれまでの流れを正す方向へ導いてくれる力があるのでしょうか?しかし、今後一週間の星の動向を観察すると、ここで粛正が期待できるほど事態は甘くはないようです。

16日(月)は新月です。午前中に月が牡羊座の26度で太陽と合(0°)…新月として新たな月のサイクルがスタートします。ただ、気になるのは太陽の後ろにピッタリと着く天王星です。天王星は縁切り星などと呼ばれるいわゆる「壊し屋」です。月が太陽と重なってから午後には天王星と合(0°)になります。「さぁ〜、ズバズバ行くよっ!」と勇ましいかけ声が掛かるかのような配置です。

17日(火)は愛の星=金星がひとつは木星と不調和(180°)。続いて冥王星とトライン(120°)の調和の関係を形成。金星は私達の感情に働きかけますから、一方では夢を見させておいて、片方でぶち壊す…。私達の想いはエレベーターのように上がったり下がったり弄ばれてしまいそうです。

18日(水)が今週で(いや、今季でかもしれません)いちばんの波乱の日です。午前9時29分、今まで粛々と世界の秩序を司ってきた土星が逆行に転じます。喩えてみれば…これはこれまで10万人体制で警備にあたっていた警察官が5万人に減ってしまうような感じ…とでもいったらいいのかも。土星の逆行により、この世界の秩序を守ろうとする力が手薄になってしまうのです。その後、午後10時55分、太陽が牡羊座の28度で待ち構えていた天王星と合(0°)を形成…。天王星は前述のようにクレージー、そしてハプニングの惑星ですから、この世界の正義を司る太陽が「これからルールを変えてやろうじゃないか!」と、方針転換に乗り出すようなイメージです。

そしてさらに…いちばん怖ろしいのが最後に控えている冥王星です。これが22日(日)午後7時2分に逆行に向きを変えます。これを機に世の中の流れを変えたい勢力がすべて出揃った感じに。一波乱も二波乱も起きそうな今週の星…。私は「お手柔らかに!」と、神様に手を合わせて祈りたくなってしまいますが…。ただ…そう思うのは私だけでしょうか…?

APR 16 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/9〜4/15

【意欲的に現状を覆そう!】

9日(月)午前1時32分ごろ、島根県西部で震度5強の地震がありました。島根県にお住まいのみなさま、お見舞い申し上げます。これも先週3日(火)に山羊座で起きた火星&土星の合(0°)が引き金を引いた結果と思われます。この山羊座には…4月3日の火星&土星の合(0°)より遡ること10年、2008年の1月26日から太陽系の最も外側に軌道を持つ準惑星=冥王星が入場して、冥王星は現在では山羊座の21度にいます。地震が起きたのは…そこへ8日から山羊座を通過していた月がちょうど冥王星を追い越した時間でした。火星、土星、冥王星が並んでいる状態は…ヤクザ(?)の重鎮が席を並べているような厳めしい趣きですね。今(9日)も土星、火星、冥王星と月がズラッと山羊座に並んでいます。しかし、9日(月)午後3時48分ごろ、月は水瓶座へ抜けていきます。

その後、今週のヤマ場は…太陽が冥王星にスクエア(90°)を形成する11日(水)の午後です。この日はそのほぼ1時間後の午後2時58分、今度は愛の星=金星がアクションを司る火星と調和の関係を作ります。この立て続けに起きるふたつのアスペクト(星同士の関係)は私達をアッといわせるような「見せ場」を作ってくれるかもしれません。逆転劇を演じるには最高の演出といえるでしょう。日頃の不満をぶちまけたい、不利な状況を逆転したいと思っているあなた!ここで一枚噛んでおいたらいいのでは?

14日(土)は地球より外側で大きな星のイベントが。逆行中の木星と冥王星がセキスタイル(60°)という好調座相を作ります。これは木星が順行していた1月以来、三ヶ月ぶりに再現されるアスペクト(星同士の関係)です。あなたの夢や理想が予期せぬ形で行動力を伴って吹き出してくる暗示です。月食や日食に妨害されて夢が思うように叶っていないあなた。また、もうひとつ燃焼しきれず、思い切った行動が起こせないあなたも!この日を契機に燃え始める可能性が…。

最終日15日(日)夕刻、3月23日以来逆行して、牡羊座の4度まで戻っていた水星がこの日を境に順行します。これは…事務処理や契約、約束事、法的手続きなどが今後順調に動き出す暗示です。何かとパッとしない雰囲気の今週の星ですが、具体的な目的を持つ人や、ヤル気のある人にはチャンスがいっぱいの一週間なのかもしれませんね。

APR 9 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/2〜4/8

【火星&土星の猛威;事故に注意】

先週は切迫感を感じさせる惑星間のハードアスペクト(不調和な星同士の関係)がありましたが…まずは無難な週明けを迎えたようです。

しかし、問題なのは3日(火)午前0時45分の土星、火星のコンジャンクション(0°)です。熱気を帯びた暴走族のような火星がブレーキ役、あるいは太陽系の警察役といってもいい惑星=土星にピッタリと重なるのです。意味は…文字通り「破壊」…。この影響はすでに約一週間くらい前から始まっていましたが、最も正確に現れるのが3日(火)です。度数は山羊座の8度57分ですから、山羊座生まれ(特に12月30日を中心として前後一週間の誕生日の方)に直接影響があるかもしれません。次に牡羊座、蟹座、天秤座の前半生まれも同様です。また、社会的には事故や揉め事を誘発するアスペクト(星同士の関係)ですから注意が必要です。そういえば、ニュースで中国の宇宙ステーションが地球上に落下する可能性があるといっていましたね。

その後、4日(水)、5日(木)には逆行中の水星が火星、水星と次々スクエア(90°)を形成。これも水星が司る仕事全般にトラブル発生の暗示です。水星の司る仕事というと…契約事、事務処理全般、通信、交通etc.です。また、私達人間の心理にも火星はイライラ、土星は落ち込みという有り難くない影響を与えてくれます。

7日(土)になって、牡牛座の金星が土星とトライン(120°)の好調座相を作って、今までのトゲトゲした流れがようやく一件落着kになりそうです。週末、特に8日(日)は恋人や友人と一緒にゴールデンウィークの計画などを立てると楽しいかもしれませんね。

APR 2 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
  
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 3/26〜4/1

【週中盤は大荒れに…】

3月の最終週。年度末となりますが、星の雲行きは怪しいようです。26日(月)は月(MOON)の幸運なアスペクト(星同士の関係)が多く、今週の中では好調な日となります。

27日(火)は獅子座の月が太陽と調和して、安定の背景を作ってはいるのですが、この日は異色の星同士が合(0°)になります。それは何か?というと…自己犠牲を表す海王星に自己主張を意味する小惑星ジュノーが合(0°)を形成するのです。しかも、こちらも自己犠牲を表す魚座で…。この訳の分からない矛盾に満ちたアスペクト(星同士の関係)は私達の深層心理を混乱に陥れるでしょう。理詰めで対処しなければならないテーマには触れたくないタイミング…ということですね。

29日(木)の星の配置は…大荒れ!の模様です。午前9時45分、愛の星=金星が縁切り星といわれる天王星と合(0°)になります(度数は牡羊座の27度です)。その後、夜の11時14分、太陽が土星とスクエア(90°)という、慎重に、そしてかなり冷酷にズドンとモノを断ち切るかのようなアスペクト(星同士の関係)を形成…。最近抱えている問題の深刻な一面を意識して、撤退を決めたり、これ以上頑張ることを諦める人が多いかもしれません。しかし、考えてみて下さい!太陽が土星とスクエア(90°)を組むのは「どん底」という意味です。つまり、ここはV字回復が始まる起点でもあるのです。どん底で手を引くのは賢いやり方ではないのでは?

ともかく谷を観たら、いずれまた頂点への旅が始まるはずですが、しかしこの谷はあなたが期待するよりは手強いでしょう。もうしばらく頑張る覚悟が必要です。

31日(土)は午後から愛の星=金星が牡牛座へ入場します。これは…地のサイン、つまり牡牛座、乙女座、山羊座の方には朗報です。ホッとひと息つける期間の始まりです。その他の方にとっても牡牛座は…金星の聖地ともいえる愛の力を発揮できる位置ですから、信頼して(愛を信じて)頂いて大丈夫です!

今週は大きな谷がありますが、これしきの星のトラップに足を取られないよう、私達は強くありたいものですね。

MAR 26 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/19〜3/25

【春分図;与党はさらに不利に】

2017年の冬至図に出ている通り、与党がかなり追い詰められているところで今週は春分を迎えます。これを機会に日本の、そして世界の運勢は新たなチャート=春分図として書き換えられます。冬至図で非常に不利な状況になっていた政府与党の運勢はこれから四半期どうなるのでしょうか?2018年の春分図を改めて観てみると…なんと!「与党はさらに不利な状況に追い込まれていく」と出ています。昨年の冬至図では単に「敵が強く自己主張を強めていく」といった状態だったのですが、今季はますます混迷を深めていく模様です。政府与党の象徴性は金星ですが、合(0°)となるにはほんの一度だけ遠い場所に分裂を意味する天王星が不気味に後を追っています。前にはスクエア(90°)で冥王星が控えていますから、「進むも地獄、退くも地獄」といったところです。

春分の日の21日(水)、太陽が春分点に達する…つまり牡羊座へ入場するのは午前1時13分ごろですが、それまでの19日(月)から20日(火)までがホッとひと息入れられる日となりそうです。

21日(水)以降、牡羊座の太陽は25日(日)に先週から山羊座入りしていた火星とスクエア(90°)という激しいバトルを表す不調和な関係を作ります。この傾向は春分以降すでに始まっていると看ていいでしょう。

また、23日(金)から水星が逆行し始めます。水星は知性とコミニュケーションの星ですから、話し合いや契約事など、現代社会のシステムを司る重要な役割をする惑星です。これが逆行し始めてまず混乱の要素を作ります。その後、24日(土)には金星が冥王星とさらにスクエア(90°)という不調和座相を作成。金星は愛の星ですが、水星が知性を司るのに対して、金星の方は感性や感情を動かす惑星です。これが太陽系の最も外側に位置するアウトローの準惑星、冥王星と相まって作用しますから、冥王星の発するメッセージは言葉にすると「社会の規範を守ることはないよ!逸脱すればいいさ」と、私達の深部の感情に訴えてきます。これにより私達の心はいいように揺さぶられてしまうでしょう。

そしてまたさらに悪いことに、今週後半のバトルを繰り広げる天体はみなカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)といわれる最も活発でリーダー的な性質星を持つ星達なのです。

春分以降は星達が醸し出すケンケンガクガクの雰囲気に呑み込まれないよう、私達は冷静さを保つ必要があります。もしもあなたが胸の内に大切な夢を抱いているのなら、今週末に持ち出さないようにしたほうが賢明でしょう。逆に何かぶち壊したい事案があるのなら、この時期を狙って作戦を始動したらいいのかもしれません。

何はともあれ、日本各地でさくらが開花するこの時期、星の勢いに踊らされて、あとで後悔しないよう気をつけたいものです。

MAR 19 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/12〜3/18

【14日、今季最高のラッキーディ!】

先週の占いの最後に…「今まで目に見えなかったものが表面に出てて」、「休み明けから大きな動きが」と、書いたのですが…。まさに森友学園問題で財務省が国有地取引に関する決裁文書の書き換えがあったことを認め、週明けは大変な騒ぎになっています。

思えば昨年、12/18〜12/24の週のことでしたが。私は2017年の冬至図を観て、「今度の冬至図では与党はかなり追い詰められる…と。そして、国民感情はかなり政府に批判的」になるだろうと書きました。安倍政権はこのところさして不利な様子ではなかったのですが、冬至図が書き換わる春分を前にして、「とうとう来たか!」という感じです。

しかし、週明け以降の星の動きはまたしても好調なアスペクト(星同士の関係)が多く、12日(月)は調整が入る程度。13日(火)は夜になってちょっと凹む配置です。金星が土星とスクエア(90°)という私達にとって失望や悲観の配置なのですが。これは…時事問題だけに限らず、特に愛情問題では「別れ}を連想するアスペクト(星同士の関係)です。みなさんも星のなすがままに愛する人との別れを考えたりしないように。

その後、14日(水)に今季最高!といってもいい非常にラッキーな星の配置、つまり太陽が幸運の星、木星にトライン(120°)という絶好調のアスペクト(星同士の関係)を作ります!ここで世の中はまたもや楽観的な雰囲気に包まれるでしょう。この流れは週末、17日(土)まで続きます。

となると…今週はみなさんも小さなことを気にしたり、落ち込んでいる場合ではないですね。成功のビジョンを胸に描いて、ゴールへ一歩でも近づくよう、攻めで行くべきタイミングなのです。

17日(土)の午後10時8分、新月です。これにより先月、2月16日の日食から始まった不吉な流れがリセットされることになります。

18日(日)は未明に火星が山羊座へ入場します。これにより山羊座に火星、土星、天王星が揃いますが、一方、牡羊座には金星、水星、天王星の三つの惑星が揃っており、また18日(日)は月も同じ牡羊座を通過します。合計7個の天体が山羊座、牡羊座という積極性を意味するカーディナルサインに入ることになりますから、またもや火山の噴火のように至るところで溶岩が噴出するような喧噪に満ちた事態が多くなるでしょう。パワフルな星ではありますが、カーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)に多くの星を持つ方は…刺戟を受けて燃焼するあまり、燃え尽きないよう、少し冷静さを保つように心がけるべきでしょう。

MAR 12 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/5〜3/11

【まったりから覚醒モードへ】

先週から引き続き、ソフトな星の配置の一週間となります。5日(月)午前3時すぎ、魚座の27度で水星が金星と合(0°)を作ります。金星は「愛情や楽しさ」を司る惑星ですが、これに「心=マインド」を意味する水星が結合するわけですから、楽しさ100倍(実際は5倍くらいでしょうか)といった状態になるのです。たまたま5日(月)は月(MOON)が「美と調和」を意味する天秤座にありますから、洗練度、芸術度が非常に高い一日になります。みなさんも「繊細に楽しく」をキーワードに過ごすといいでしょう。

その後、6日(火)には水星、7日(水)には金星が相次いで牡羊座へ入場します。これにより世界は魚座的なまったりと優しい雰囲気から牡羊座の持つアクティブでタフな、ちょっと気ぜわしい気分に変わっていくでしょう。

9日(金)は午後1時を回ったところで木星が逆行に進路を変えます。本来木星は幸運な星ですが、あいにく逆行中は木星の良さがフルに発揮できないことが多いのです。特に木星のテーマである投資、教育、法律、宗教哲学の分野では計画が思うように進まない状況になるかもしれません。木星逆行は今年の7月11日まで続きますが、先月の日食がまだ尾を引いている後でもあり、この時期の投資などの決定はあまりオススメできません。また、土壇場になって学校選びで迷う方も、中にはいらっしゃると思いますが、9日(金)以降に変更するのは避けた方が無難かもしれません。同時に立法府=国会でもこの時期に決めたことはあまりいい結果を生まない可能性も…。

週末も星のアスペクト(星同士の関係)は概ね穏やかです。11日(日)は…夜になって、火星が天王星とトライン(120°)、太陽が冥王星とセキスタイル(60°)というかなり思い切った配置になります。今まで目に見えなかったものが表面に出てきたり、またそれを改めようという現状を刷新したい気持ちが強まる暗示です。さあ!休み明けから大きな動きが出てきそうです。

MAR 5 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/26〜3/4

【胸キュンに気をつけて!】

平昌オリンピックが閉幕して、日本は過去最多のメダル獲得という嬉しい結果となりました。
今週の星の配置は…概ね好調なアスペクト(星同士の関係)に支配される模様で、楽しい計画を推し進めたい気分に導かれるでしょう。

26日(月)は未明に太陽が土星とセキスタイル(60°)という好調座相を作ります。とかく土星は障害の星と見なされて、毛嫌いされる方も多いようですが、土星は私達のセキュリティを司る重要な惑星なのです。土星は特に太陽とは相性がよく、今日のようなセキスタイル(60°)の関係は太陽のエネルギーをうまく制御してくれます。これは今後一週間の私達が進むべき方向を打診、調整したり、ペースを整えてくれるという信頼性の厚い形となります。

今週いちばん注目すべきは…愛の星、金星です。27日(火)には冥王星とセキスタイル(60°)、3月1日(木)には幸運を運ぶ木星とトライン(120°)という絶好調の関係を結びます。これは…両方とも金星が主役となるアスペクトですから、これが愛情問題に大きな影響を及ぼす方は多いでしょう。冥王星のこの問題への役割は…今までヴェールで隠されていた何か=「謎」を解き明かしたり、あるいはあなたに現状を刷新したい気持ちにさせたりします。その後、金星と木星のトライン(120°)によりあなたの夢を叶える絶好が訪れます。何かとてもいいことが起きそうですね!

次に2日(水)は知性の星、水星が木星とこちらもトライン(120°)という絶好のアスペクト(星同士の関係)を作ります。これは…知性や情報が関わる問題…例えば仕事や勉強、現在抱えている問題の解決策をさぐることetc.…などにいい答えが見つかったり、やる気が出たりする暗示です。

また、この時期、水星と金星が魚座のほぼ同じ度数(23°)にあるため、一方は水星が司る知性や心の動きと、他方は金星が司る愛や情緒の働きのが相互に影響し合い、いつもより敏感になったりなど、あなたは物事に感動しやすい体質に変わるかもしれません。

4日(日)は…今度は太陽が夢とイマジネーションの星、海王星と合(0°)を作ります。これでさらに感受性は強くなり、何かにインスパイアされる可能性は強まります。

こうして見ると、今週は感動的なドラマが起きるとしか考えられないですね!あるいは予期せぬ恋にハマったり、音楽や映画、絵画などのアートに心を奪われたりするのかも…。何はともあれ、楽しい一週間になりそうです。

FEB 26 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/19〜2/25

【魚座があなたの気分を支配する…】

平昌オリンピックで羽生選手、小平選手が金メダルを獲得して、世の中はこの話題で沸いていますが…。

先週は16日(金)は部分日食がありました。同日、メキシコでマグニチュード7.2の地震が起きたり、その後イランで旅客機が墜落するなど、オリンピックの影に隠れて、世界では災害、災難が多発しています。そんな世界情勢をよそに、19日(月)午前2時17分、太陽が魚座へ入場して、世の中は魚座のテーマ「夢とイマジネーション」を楽しむ方向へさらにシフトしていく模様です。

20日(火)は美の女神=金星がバランスを表す小惑星=パラスと調和座相を形成したり、火星が人の輪を司るノードと好調。何事も順調に、人々は調整能力や常識を持って身の回りの問題を無事に解決していける暗示です。大切な報告や頼み事などがスムーズに進行するでしょう。もしもあなたがこれから片付けなければならない難問を抱えているとしたら、このタイミングで動いたほうがいいですね。

22日(木)は魚座で金星が海王星と合(0°)を形成します。海王星はまさに魚座の主星です。これは…人々に溜息をつくような、美しいものや得がたいものに憧れる気分にさせるアスペクト(星同士の関係)。こんな日は手放しで何かに没頭すると充実感が味わえるでしょう。

24日(土)…今度は小惑星ジュノーが魚座に入ります。ジュノーはパートナーシップにおける「自分の権利」を主張する小惑星です。この星が情感豊かな魚座に入るのですから、必要以上にジェラシーを感じたり、また相手に感じさせたり、微妙な感情のもつれを引き起こさないとも限りません。これからは浮気、二股、隠し事など、他人に怪しまれるような行動は慎んだほうが無難です。

さらに25日(日)には知性の星、水星がこれまた魚座で海王星と合(0°)を作ります。今週は極度に「魚座」と「海王星」が協調される星の配置です。美しいものに耽溺する気持ち、いい話に感動して涙する…こんな雰囲気を味わうには最高のタイミングですが、何事も感情の海にプカプカ漂い始めたら際限がなくなる暗示です。もしも、あなたが他人の心を支配する天才なら、相手の心理操作が大成功するかもしれません。しかし、知らず知らずのうちに自らのワナにハマっていた…なんてことのないよう、気をつけてください。

FEB 19 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/12〜2/18

【注文の多いバレンタインデー】

平昌オリンピックとバレンタインデー、さらに日食(部分日食)と、イベント満載の今週ですが…。太陽系の配置はなんとか平安を保っていけそうです。

大きな星の動きを欠く12日(月)〜13日(火)。太陽もその他の惑星もメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)はなく、月は水瓶座の新月を控えて、ひとつ前の山羊座を通過。12日(月)は山羊座の前半を、13日(火)は後半を黙々と進んでいきます。

14日(水)はバレンタインデーですが、太陽に天王星と小惑星ジュノーが深く関わり、勇気に満ちたメッセージを私達に発信します。天王星は自由と解放の惑星。そしてジュノーは女性の権利を主張する小惑星です。これらが全面に出てきて、「頑張れ!頑張れ!」と私達にエールを送るのです。午前0時過ぎから月は天王星が支配する水瓶座に入るので、女性パワーへの挑発はさらに強力なものとなるでしょう。もしも今年のバレンタインデーに告白したり、告白されたりする方がいるなら、その後は…一夫一婦制のキチンとした道をひた走ることになる…としか言えませんね。「女性の権利」と「浮気禁止」、このふたつのテーマがキーワードになりますが、そもそも最初からそのような事態を想定して交際を始めるのは、逆にどちらかが他の異性を意識するが故なのかもしれません。相手にプレゼントをあげて、「まずはクギを刺しておかなくちゃ」というのが今年のバレンタインの傾向です。

16日(金)は先月の月食の後を継いで日食です。部分日食となりますが、太陽が最大に欠けるのは午前5時52分です。幸い日本ではまだ日の出前なので、日食を見ることはできません。今度の部分日食は南極大陸〜南アメリカ大陸にかけて観測できます。

この日のホロスコープを観ると、水瓶座の太陽、月の周辺に小惑星ジュノーと水星が同じく水瓶座でかなりタイトに合(0°)になっています。また、こちらの方は魚座で金星と海王星が水瓶座の星の群れの後を追って繋がっており、惑星達が集中していることがわかります。ここから今回の日食が様々なカテゴリーを代表する星々を刺戟して、少なからぬ影響が太陽系全体へ波及していくと想像されます。

また、今回の日食の度数は水瓶座の27度で起きますが、サビアンシンボルという各星座の度数をチャネリングした資料によると「伐採されて薪になる木」という度数にあたります。以前はこれを「経済性重視で実利的でよろしい」と評価していたようですが、今のご時世となると、「待って、待って!そんな伐採しないでよ!」と、自然の摂理の崩壊を怖れるような気持ちにさせられますね。特に地球温暖化がもたらす異常気象のことを考えると、あたふたしたくなってしまいます。

17日(土)は午後8時20分に火星が海王星とスクエア(90°)を形成します。これは不調和座相ですから、火星の本来の意味=アクションに対して、海王星のネガティブな影響があるだろう…ということです。海王星のネガティブな意味としては…欺く、酔っ払う、逃げる、騙す、麻痺するetc.…ですから、飲みに行く方は悪酔いしないように注意しなくてはいけませんね。また、オリンピックなどのイベントでは不正事件にさらに要注意ということです。その後、午後9時24分に今度は太陽が水星と合(0°)になります。太陽と水星ですから一見悪くないアスペクト(星同士の関係)のように思えますが、これは…敏捷で多様性を持った水星の自由な思考を太陽が光の力で焼き尽くすという、あまり有り難くないアスペクト(星同士の関係)なのです。「これはお墨付きだから大丈夫」と、決めつけ、思い込んで、繊細な部分を見落とさないように、ということです。

18日(日)、午後1時半頃、太陽に先駆けて水星が魚座へ入場します。同時にこの日は水瓶座を太陽が通過する最終日となります。


FEB 12 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/5〜2/11

【月食と日食の狭間で】

韓国で平昌冬季オリンピックが始まる今週、太陽系の星の配置は幸いテンションを孕(はら)んではいないようです。週前半は大きな星のアスペクト(星同士の関係)はなく、惑星の関わる相手は…パラス、ジュノー、セレス、ベスタと小惑星のみ。調整〜権利の対立、そして、落としどころを見つける動きへと日々、細かく変化していくでしょう。

今週、初めての大きな惑星間のアスペクトは…7日午前10時35分の金星、天王星のセキスタイル(60°)です。金星は愛の星、天王星はラブロマンスのハプニングを演出する自由奔放な惑星ですから、バレンタイン前のいまとしては夢を広げる絶好のチャンスを作ってくれます。具体的にどんなことが起きるか?というと、過去の常識を覆す方へ世の中の雰囲気が変わってきたり、先陣を切って自由な行動をとる勇気ある人が現れてくるなど、私達に「やれば出来るんだぁ!」と思わせる流れが出てくることも。

8日(木)は蠍座の半月。1月31日の月食と来るべき2月16日の日食のちょうど中間点になります。つまり…今週は月食と日食に挟まれた少しおかしな時期…というわけなのです。こんな時にオリンピックが開催されるのも「なんだかなぁ…」という気持ちでもありますね。

9日(金)は太陽が冥王星とセミセキスタイル(30°)、土星とセミスクエア(45°)と小幅な動きです。しかし、夜明けごろ蠍座の月が木星と合(0°)という幸運なアスペクト(星同士の関係)を作ります。これは…蠍座、蟹座、魚座(特に第三デーク生まれ)の方にはチャンスとなるでしょう。

11日(日)午前8時18分、金星が魚座へ入場します。これでさらに蟹座、蠍座、魚座の水象グループにチャンスが!ただ、金星がもたらすチャンスは愛と調和ですから、オリンピックなどの試合に勝てるとも限りません。何故なら試合は戦いですから。同じくこの日の午前8時20分、太陽が木星とスクエア(90°)の凶座相を形成。幸せを過信すると失敗する暗示です。特に太陽側のサイン、水瓶座。続いて、牡牛座、獅子座に影響が強いでしょう。また、水象グループには…この日から金星が魚座を抜けるまで、愛のチャンスが増えることになります。

FRB 5 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/29〜2/4

【ドラゴンのしっぽに翻弄される】

なんといっても今週のビッグイベントは月食です。31日(水)の夜に皆既月食が起こります。国立天文台のサイトを見ると、「今回日本は条件がよく、日本全国で月食の始まりから終わりまでをすべて見ることができ」るそうです。月食は31日(水)午後8時48分から月が欠け始め、皆既月食の最大の時刻は午後10時30分。部分食の終わりが午前0時11分となります。たしかに科学者にとっては月食を観察できるのはラッキーかもしれませんが、占星学を学ぶ者にとっては「食」にどんなネガティブなエネルギーが伴うのか?予想がつくので、戦々恐々としてしまうでしょう。

しかし、最近は日食や月食を幸運を射止めるためのチャンスと捉える向きも多くなってきました。しかし、月食には潜在意識を解放するエネルギーがあるのです。仮にあなたが「私は自分の潜在意識に精通しているから大丈夫!」と考える人でも、この世の中はあなた一人で出来ているわけではありません。あなたの隣人の中には自分の潜在意識をうまくコントロールできない人もいるかもしれません。また、月食は太陽、地球、月が正確に一直線に並ぶため、地球は太陽と月の磁力の間でテンションがマックスになってしまうのです。みなさんも月のパワーが地球の気象条件や生物の産卵活動などに多大な影響を持つことをご存じでしょう。太陽と月の磁力は地下のマグマの中までしっかりと届いているはずです。こう考えていくと、月食の日はあまり不用心な行動は取らないほうがいいような気がしてきますよね?

日食、月食はドラゴンのしっぽ(ドラゴンテイル)にほぼ太陽、月が重なるタイミング(正確ではない)で起きますが、今週は30日(火)に愛の星、金星もドラゴンテイルと合(0°)になります。これは…日食、月食と同じく、ドラゴンに愛の星、金星が呑み込まれてしまう暗示です。みなさんは「え?愛がなくなっちゃうの?」とお思いかもしれませんが、真相は逆なのです。愛の星がドラゴンに呑まれて相手を客観的に観る目を失って、相手の色香に溺れてしまう…こんな風に考えたらいいかもしれません。

とにかく今週は潜在意識とドラゴンテイルが横行する週です。あなた自身の内面をもう一度見つめ直すにはいいタイミングです。そして、あなたの心の奥深くから吹き出す感情に支配されてしまわないよう、気をつけるといいでしょう。

JAN 29 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/22〜1/28

【太陽への刺戟減少。小じんまりした日々】

先週末、20日(土)に太陽が水瓶座に入場して以来、太陽に主要な惑星とのアスペクト(星同士の関係)がありません。太陽のこの状態は今週いっぱい続くことになります。太陽が手をこまねいているなか、今週は…日本列島が寒波に覆われる模様です。

22日(月)午後10時半を廻ったころ、牡羊座の月は山羊座の土星とスクエア(90°)の不調和座相を形成。このあたりが最も先が見えない不安が高まる時間帯でしょう。

23日(火)は思いの外、ネガティブな配置はありません。むしろ「癒やし」がテーマになる一日になります。

今週の中では24日(水)がいちばんダイナミックな動きがありそうです。世間では…私達の予想以上に厳しい結論や制裁が下る日となりそうです。

25日(木)は知性の惑星、水星への刺戟が活発です。過去の計画を見直しながら、さらに良いアイディアを求めるには最適な日です。

26日(金)午後10時前、火星が蠍座から射手座へ入場します。このところ苦しんできた獅子座さん、水瓶座さんには朗報。苦難の時が終わりを告げる暗示です。

27日(土)は双子座の月が水瓶座の太陽とトライン(120°)の調和座相を形成。一日を通じてソフトな星の配置が多く、心配なくデートやショッピングを楽しめるでしょう。ただ、将来の約束を交わすには不確定要因が多すぎるかもしれません。

23日(日)は知性の星、水星が天王星とスクエア(90°)の不調和座相を中心として、権利の主張、義務の不履行についてなど、議論が多くなる傾向が…。そうはいいながら、逃げ腰で誤魔化していると、不利な立場に追い込まれるかもしれません。想定通りの落としどころが見つかりにくい日です。新たな提案や新しい道に幸運が宿るでしょう。

JAN 22 2018

瑛利奈
 
 
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 1/15〜1/21

【あなた自身の道をみつけて!】

今季のハイライトともいうべき週は過ぎたものの、今週も安定した星の配置が続きます。中では、週明けの15日(月)が太陽と天王星のスクエア(90°)、山羊座の月が土星と合(0°)もあり、いちばん波乱が多いかもしれません。しかし、昼過ぎに自己犠牲を意味する小惑星、ベスタがカルマ的なイメージが強い蠍座から明るい射手座へ抜けて、私達の関心は今までのように国内問題に終始することなく、本来射手座が持つ意味の「海外」へと広がっていくかもしれません。

16日(火)は木星が海王星とセキスタイル(60°)のアスペクト(星同士の関係)を作ります。これもまた木星の持つ「膨張拡大」の意味に冥王星の「極限」の意味が加味されて、さらに私達が抱えている現在のテーマにスケールの大きさが加わってくるでしょう。

17日(水)は新月です。しかし、今回の新月は…新月のゴールとなる1月31日の満月が月食に当たります。これは…新月からスタートした物事の結果が月食で掻き消される可能性があります。いつもの新月よりもより真剣な気持ちで計画を練り直す必要がありますね。

18日(木)午前11時前に愛の星=金星が水瓶座へ入場します。これは…文字通り「水瓶座に愛が宿る」暗示。同時に双子座、天秤座もラッキーな期間に入ります。

20日(土)午後1時9分、太陽が水瓶座へ入場。今週は月、金星、太陽が新たに水瓶座へ入ることにより、魚座の海王星、牡羊座の天王星まで、太陽系の惑星が一箇所にかたまり、ひとつのグループとなります。現在の星では…山羊座の土星、魚座の海王星がそれぞれ本来の座にあり火星も蠍座と非常に強く、かなり自己主張の強い星の集団です。これは…「いい加減に誤魔化して、要領よく生きるより、あなた自身の主張を貫かないと置いて行かれてしまうよ!」という星の暗示かもしれません。みなさんもしっかりと「自分」を持って、また「自分の生き方」を探し、その道を闊歩していけるよう、努力するといいでしょう。

JAN 15 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/8〜1/14

【今季のハイライト!夢を叶えるジャンプ台】

あなたににはこれから叶えたい夢がありますか?また、チャレンジしたいテーマがありますか?それなら、今週のチャンスを逃すべきではありません!

昨年12月から順調な方向へと整ってきた太陽系の配置。太陽を中心として、今季のハイライト!ともいうべき惑星達のイベントが立て続けに起きる…。それが今週です!特に10日(水)までの週前半に記念すべきアスペクト(星同士の関係)がかたまって起きるのです。

まず、8日(月)夜には…太陽が木星とセキスタイル(60°)という好調な座相を作ります。昨年(2017年)の10月27日にも蠍座へ入った早々の木星に太陽が蠍座の3度で合(0°)になりましたが、それ以来、約二ヶ月半ぶりのラッキーな形です。たしかに今年3月には魚座でトライン(120°)の吉座相を作る機会はありますが、木星が順行している時に太陽が間に合わず、その後木星が逆行してきてようやくトライン(120°)で結ばれるのです。今回はセキスタイル(60°)というトライン(120°)よりはワンランク効果が低い座相ですが、木星が順行中であることに加えて、その他の惑星---金星、火星、海王星、プラス冥王星が小三角という好調な位置でサポートに回っています。その安定感はかなり分厚い…といっていいでしょう。今週はトランポリンのようなクッションの効いた太陽系の配置…とでもいったらいいかもしれません。これを逃す手はないと思いますよ!

---というのは、9日(火)にはまず、愛の星=金星が午前1時すぎに木星と合(0°)のアスペクト(星同士の関係)を作ります。その後、午後から夕方にかけて、太陽が金星と合(0°)、金星が冥王星と合(0°)、日没後には太陽が冥王星と合(0°)と、太陽、金星、冥王星の三つの天体がひとつの塊(かたまり)となっていきます。ただ、冥王星という半凶星が間に入っているのがちょっと微妙ですが、冥王星には「極限のパワー」という意味があります。あなたに「これは一生に一度のチャレンジだ!」という覚悟があれば、冥王星は「極限」という言葉に匹敵する大きな力を与えてくれることになるかもしれません。

10日(水)は火星が主役です。夜明けごろ、金星が火星とセキスタイル(60°)、昼過ぎには太陽が火星とセキスタイル(60°)を形成します。火星は戦いとアクションの惑星です。あなたの想いを行動に表すにはうってつけ配置です。スポーツの記録を狙うにも最適でしょう。

特にこの幸運を享受しやすいのは…まず、先週〜今週生まれの山羊座さん。それに準じて地のサイン=牡牛座、乙女座の第二デーク生まれの人。次に蠍座、魚座、蟹座の特に第二デーク生まれの人。トータル的にはマイナスサインの人がジャンプしやすい星の配置といえます。

しかし、誰でもいくつかはマイナスサインの星を持っているはずです。その場合は、その星の持つ象意の事柄で頑張ってみるといいでしょう。また、今回は先月から新たに土星を迎え入れた山羊座を中心にして起きている星のイベントですから「山羊座のテーマ」で努力するのもいいと思います。「山羊座のテーマ」というのは仕事や権力構造、伝統など、世の中で王道として評価されているもの全般と考えて下さい。もしかすると今週の星はあなた、ひいては全世界の人々が既存の価値観にメスを入れるのに最もいい配置なのかもしれません。今週の小三角という形はラッキー、つまりソフト・アスペクトですから、その対象が私達が求める変化を柔軟に受け入れて、うまく取り込んでくれる…ということにもなります。メスを入れても相手はボロボロには壊れない、ということです。

11日(木)午後に水星が山羊座へ入場して、その後、週末の星はやや悲観的な色が強くなります。愛の告白やおねだりなどは控えて、状況分析をする客観的な姿勢に徹したほうがいいかもしれません。

JAN 8 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/1〜1/7

【新年は理想と改革。王道の星!】

週明けとともに2018年が始まりました。今日で「今月の運勢」も「一週間の運勢」も、また「一年の運勢」もすべて書き換えられることとなりました。ただ、占星学上では…国や世界のチャートはすでに冬至でアップデートされているし、太陽系の運行も去年の続きです(当たり前ですが)。

「今週の運勢」の方は昨年の12月から順調な流れが続き、2018年のお正月は…めずらしく王道の星の配置となりました。元旦(月)は…夕刻から月が蟹座へ入り、俳句にもある「月は東に日は西に」という絵のような形となります。

その後、2日(火)の正午前に満月。同日、夜半に今まで逆行していた天王星が順行に転じます。天王星は革命、改革の惑星ですから、最近話題になっている相撲界の不祥事などの改革にも一役買うのかもしれません。ただ天王星の進行方向の変わり目にはかなり煽りがくることもあります。しかも満月と同時なので、人事のみならず、事故や自然現象などにも注意を向ける必要もあるのです。そういった意味で2日(火)はマークすべき日です。

しかし、今週は一週間を通じて、太陽や惑星間の不調和座相はひとつもありません。代わりに2日(火)太陽、4日(木)に金星がイマジネーションと奉仕の星、海王星とセキスタイル(60°)の好座相を作ります。太陽は創造性やその人の意思に働きかけますから、2日(火)は一年間のビジョンを考えるにはまさに最適な日といえるでしょう。また、4日(木)の金星、海王星のアスペクト(星同士の関係)はうっとりするような愛の夢を掻き立ててくれます。愛する人と夢を語り合うと、どこまでも広がっていくかもしれません。また、リアルな恋愛のみならず、バーチャルな愛の夢が限りなく広がっていくことも…。

7日(日)は射手座の水星が順行し始めた天王星とトライン(120°)の好座相を作ります。知性を司る水星がこのタイミングで天王星とともに登場するのは…週明けの職場に目からウロコが落ちるようないい意味でのサプライズがある可能性も…。同じ7日(日)朝には火星が木星とコンジャンクション(0°)を形成します。火星も木星も熱いエネルギーを持つ惑星ですから、これで燃料に点火されることになるでしょう。

いかにも夢とエネルギーに満ちた新春となりそうな星の配置です。このところの煮詰まりを解消するには、この流れを利用して、未来のその先まで夢を馳せる…のがいいかもしれません。

JAN 1 2018

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 瑛利奈の "This week" (2017)
 
 12/25〜12/31

【星から寛ぎのプレゼント】

世の中はクリスマスで賑わっていますが…。12月に入ってから星の動きはかなり前向きです。先週は12月20日に土星が山羊座へ入場して、一時はどうなることか?と思ったのですが、冬至とともに土星に太陽が合体。氷の星=土星とエネルギー源の太陽は、互いに性質は異なっていますが、相性はいいのです。太陽が土星に合(0°)の記念すべきアスペクトは…土星の具体性と太陽の前向きな性質により、私達の目の前に「何がいま大切」で、「必要なものは何か?」を指し示してくれたようです。

今週の星の配置は…先週一週間の間に土星の山羊座入場を含む数々のダイナミックな星のイベントが私達に提示してくれたテーマをそっと胸の中にしまって、「今はクリスマスと年末年始の休暇を楽しみなさいよ!」と、安らぎの期間を与えてくれているようです。

25日(月)は昼過ぎに愛の星=金星が山羊座へ入ります。それが早速、26日(火)の夜中には土星と合(0°)を作って土星の厳しさを和らげてくれます。金星の方の楽しさは半減しますが、ここは山羊座という現実的な性質が幸いして、愛や楽しみ事に具体的な方法論や進むべき道を示してくれることになるでしょう。例えば、「愛する人との関係は現在どこまで来ているか?」など、現在地を教えてくれます。

その後、28日(木)の午後3時ごろには蠍座の火星が魚座の海王星とトライン(120°)の好調座相に。海王星は理想主義で夢想的な惑星な上、奉仕的な性質が強いので、好戦的な火星を骨抜きにして、なだめてしまうでしょう。

その後も大晦日まで海王星や木星、また小惑星のセレスなど、ソフトな星のアスペクト(星同士の関係)が続きます。海王星は「お酒」という意味もありますから、気持ちよく、酔い心地のままで2017年は暮れていくことになります。

28日(木)の午後5時に月が土星とトライン(120°)というシリアスなアスペクト(星同士の関係)がありますから、現状をチェックして「ちょっと待った!」と言いたい方はこのタイミングまでですね。

星が与えてくれる片時のリラックス・タイムです。流れに逆らわず、大切に使うといいでしょう。

DEC 25 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 12/18〜12/24

【気合いが入る一週間】

週明けの18日(月)午後三時半、射手座の25度で新月。ここから新たな月のサイクルの始まりです。心新たに今後の夢を実現するためのスタートラインとなります。

今週はその後、今シーズンのクライマックス!ともいうべき星のイベントが続きます。その中で最も重要なイベントは…土星の動向でしょう。12月20日(水)午後1時49分、土星は山羊座へ入場します。土星が次のサインへ移動するのは2014年の12月24日以来、三年ぶりのことです。もっとも土星の軌道は公転周期約30年と長く、地球から観ると非常にゆっくり動いています。地球の軌道との関係で、2015年6月15日〜9月18日まで蠍座の領域へ逆行していたことはありますが、最初に射手座へ入った2014年12月24日から数えて、ほぼ三年が経過しているのです。この三年間を「射手座の土星の時代」と考えて差し支えないでしょう。12月20日(水)から始まる山羊座の土星の時代は2020年3月22まで今後2年3ヶ月続くことになります。

また土星の周期30年をさかのぼって、前回の山羊座の土星入場はいつだったか?というと、1988年2月14日でした。年号は昭和63年、ちょうど平成に変わる前の年になります。時はバブルの最盛期でした。最近バブル期のダンスやファッションがもてはやされるのも土星の影響かもしれませんね。

もうひとつの重要なイベントは太陽の山羊座回帰、冬至です。太陽が山羊座へ入ったタイミングで日本の国や世界のチャートが新たな冬至図へ書き換えられるのです。こちらも今後の日本の運勢がどうなるのか?気になりますね。このところ、ずっと政府与党有利のチャートが続いてきましたが、今度の冬至図では与党はかなり追い詰められる…と。そして、国民感情はかなり政府に批判的…と出ています。しかし、国民はエキサイト…。冬季オリンピックもあるので、スポーツ熱が高まるのかもしれません。

22日(金)の冬至は深夜に太陽が山羊座へ入場して、その日の午前6時すぎには…すでに山羊座に控えている土星と合(0°)を形成します。これは…新入生がいきなり気合いを入れられるとでも言ったらいいのか?何事にもマジで取り組まざるを得ないような、本気モード突入のサインです。その他…惑星間の重要なアスペクト(星同士の関係)は21日(木)、金星の楽しそうなアスペクトを始め動きは概ね好調…。23日(土)から水星は逆行が終わって順行に。クリスマス前の今週は…盛りだくさんな一週間になりそうです。

DEC 18 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 12/11〜12/17

【自由に羽ばたけ!がキーワード】

今週は…これまでにない好調な一週間となる見込みです。射手座の19度から始まって、今週の太陽は…次第に射手座の第三デークへ入っていきます。今週はこの太陽を中心として、射手座に星が集まります。まず、今の太陽系の配置のバックグラウンドから説明していきましょう。

2014年の12月24日から射手座へ入ってきた土星は、今週中に射手座最後の度数、29度へ届きます。また、土星よりもうひとつ外側の惑星、天王星は2010年5月28日に初めて牡羊座の領域へ入って、現在は牡羊座の24度にいます。このふたつの重惑星(太陽系の外側の惑星)はともに火のサインの第三デークを通過中…というわけです。

これら、火のサインの土星、天王星に加えて、ドラゴンヘッドという月と太陽の交差点に当たるポイントは…今週は獅子座の16度。つまり現在の星の配置は…牡羊座の天王星、獅子座のドラゴンヘッド、射手座の土星がルーズな火の三角形を形成しているのです。三角形=グランドトラインというのは「調和」、「好調」を意味する配置です。このルーズな三角形を修正するかのような形で、今週は…前述の太陽、水星、金星が射手座に集結して、互いに合になり、また次の天体に合になり…と、いかにも楽しげに正三角形のポイントを泳いでいくことになります。

そんな今週の動きの締めくくりは16日(土)の夜半に起きる太陽、天王星のトライン(120°)です。太陽は意思や本質を表すホロスコープの中心になる天体ですが、これが自由と革命を表す天王星と好調座相を作るのです。今週のキーワードは「自由に羽ばたけ!」。そして「現状を変えましょう!」です。

どんなふうに羽ばたけばいいのか?はみなさんのホロスコープ次第ですが、いま、みなさんが感じている閉塞感や抑圧感に風穴を開けるには絶好のチャンスなのです。仮に「好きな人に告白しようか?」と悩んでいるのなら、どんどんチャレンジした方がいいでしょう。仮に転職を考えているのなら、新しいチャンスに遭遇する可能性もアリです。断捨離しようか?なんていう質問なら文句なしに「すぐやりましょう!」です。ただ、「あの人と別れようか?」という質問は「???」かもしれません。何故なら、土星とドラゴンヘッドが太陽、天王星をサポートしているからです。この質問に関しては「まだまだ新しいあり方を探る余地あり」あたりが正解でしょう。

ひとつ注目すべきなのは…今週の星の配置は太陽の交差点=ドラゴンヘッドを巻き込んでいることです。ドラゴンヘッドとはスクランブル交差点のようにいちばん人の出入りの多い公共性の強い場所…の意味を持ちます。つまり今週の星の配置は…プライベートな出来事でも、どうしても公共的な広がりを持ってしまう…ということ。そうなるとやり直しは利かないし、また、良識ある判断に基づいて行動しなければならない…ということですね。

DEC 11 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 12/4〜12/10

【心を弄ぶ今週の星】

双子座の満月から一週間が始まります。満月とは…過去の結果が出る日。つまり、今週は「今までの私達はどうだったの?」という問いかけに答えが出る時期です。また、12月3日(日)夕刻から水星が逆行を始めていますから、刻々と戻る水星の動きに連れて過去のアスペクト(星同士の関係)の再現!という事態も起きてきます。

6日(水)夜9時ごろ、11月28日(火)に一度起きた水星と土星の合(0°)が、今度は水星が逆行しながら土星に重なります。前回、28日(火)の「水星と土星の合(0°)」は翌日、北朝鮮ミサイル発射と日馬冨士の引退という私達の心に影を落とすような事件を引き起こしています。今度も似たような問題が再発しないよう祈りたいものです。また、土星の影響で悲観的な色を強めた水星の発想が、逆行というコミュニケーションスキルが稚拙(ちせつ)な状態で、私達の仕事場やプライベートで心ない発言をさせる…こんなことがまたもや起きることも…。

しかし今週、救いとなるのは火星が先週よりも度数を進めていて、7日(木)には…射手座の28度で一体となった水星、土星に対して、セキスタイル(60°)という調和座相でクギを刺してくれます。エネルギッシュな火星の力により、ネガティブな気持ちは浮揚されることになります。これは…前日や先週の悲しむべき事態に救いの手をもたらすことになる可能性も。落ち込まなくても「フォローの余地あり」ということですね!これ以降、少し運気回復の実感はあるでしょう。

9日(土)日没後すぐ、火星が蠍座へ入場します。これで今までと若干流れが変わることになり、不利だった人にチャンスが訪れたり、逆に不安や憤りを感じやすくなるなど悪い方に変化するケースもあるかもしれません。

今週の惑星の分布は重要な10個の天体(太陽、月に加えて8つの惑星)のうち、6個までがミュータブルサイン(変移サイン)中です。これには…ノリはいいけれど、何かあるとズルッと事態が変わってしまう…こんな傾向があります。押しては返す星の波に翻弄されないよう、流動的な現在の星を冷静に見極める寛容な心を持つことを心がけましょう。逆に、デザインや音楽、新しい企画を考えるには今の星がメンタルな部分に送ってくる振幅の多い波動がいい刺戟になるかもしれません。喜びも悲しみもクリエイティブなエネルギーに変換する…こんなタフな姿勢で現在の星を乗りこなしたいものです。

DEC 4 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/27〜12/3

【前半真面目。週末から攻めたくなる…】

今週は11月から12月へとカレンダーをめくる週。12月1日(金)を境にして星の配置も大きく印象が変わります。30日(木)までの11月最後の4日間は…先週の流れを引き継いだ、重苦しい雰囲気に包まれるでしょう。

週明け、27日(月)は深夜の半月から始まります。これは月単位の四半期の区切りです。これまでの出来事や決定事項を再評価する一日となり、見直し気分が強まるでしょう。

28日(火)は知性の星=水星が太陽系の警察ともいうべき土星と合(0°)を形成して、悲観的な気分に支配されます。「反省」や「撤退」の意見が優勢になったり、新しいプロジェクトが見合わせになるなど、リスクと損失に私達の関心が向けられそうです。この時期(月〜火)は…仕事のプレゼンや営業はもちろん、愛の告白や人間関係の調整などにもよくない影響があるかもしれません。

29日(水)から世の中の雰囲気や私達の気分は上向き始めます。12月1日(金)の午後6時すぎ、愛の星=金星が蠍座から射手座へ入場します。今まではけ口を見失っていた射手座のエネルギーがここで一気にはじけ始めます(むしろバーストかも)。これは私達のプライベートも、プレミアムフライデーとあって、攻めの気分が盛り上がり、やり過ぎ、ノリ過ぎにならないとも限りません。何事も冷静さを保つことが必要です。

3日(日)には幸運の星=木星が海王星とトライン(120°)の好調座相を形成。夢はさらに理想主義へと広がっていくでしょう。ひとつ、注意したいのは…3日(日)の午後4時半ごろから水星が逆行を始めます。水星は知性の星であると同時に、通信、交通など現代社会のインフラに非常に関わりの深い惑星です。今後約三週間ほど水星は逆行しますので、その期間はコミニュケーションや移動、また契約問題などには細心の注意が必要です。

NOV 27 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/20〜11/26

【蠍座から射手座のテーマへ】

先週に引き続き星は比較的穏やかな配置となっています。先週末18日(土)の蠍座の新月の後、週明けは射手座の月でスタート。

21日(火)、月は午前9時半ごろ、みなさんもご存じの通り、射手座の第三デーク(26度)を通過中の土星と合(0°)を作った後、午後4時14分に山羊座へ入るまでボイドとなります。その後、今週は惑星の主要なアスペクト(星同士の関係)がない中、午後8時26分には蠍座の金星が冥王星とセキスタイル(60°)を作ります。この時、先月から蠍座を通過してきた太陽の度数はすでに最終の度数である29度に。金星がセキスタイル(60°)を形成する相手の天体、冥王星は蠍座の主星です。21日(火)は…蠍座のテーマの締めくくりを暗示するような展開となっています。「蠍座のテーマ」とは---「秘めた情熱」や「執拗な真相探求」、「逆転と再生」など…。この日の星は…過去一ヶ月蠍座の日々の締めくくりとなるような、私達を「アッ!」と言わせるような大胆な結論を示してくれるでしょう。つまり、私達が興味を持って探求してきた過去一ヶ月のテーマの「総括の日」です。逆に執拗な追求を受ける立場だった人々にはこの21日(火)を難なくやり過ごせば「もう安泰!」と言えなくもないかもしれません。

22日(水)、午後12時5分、太陽は蠍座から射手座へ入場します。今までの重苦しい雰囲気はリセットされて、陽気で楽観的な射手座気質がもてはやされる期間となります。ただ、この日の午後8時過ぎ、今年の6月16日以来、逆行していた海王星が一度留まって(ステーション)、順行に向きを変えます。海王星は「海」のイメージの惑星ですが、海底のみならず地殻変動に関わりが深いのです。幸いマップで観ると、海王星ステーションの影響を受けるエリアから、日本はほんの少し東へ外れているようです。海王星は同時にテロの意味もありますが、こちらの方は逆行よりは順行の方が抜本的な解決のメドが立ちやすいかもしれません。しかし、この日の海王星ステーションが世界情勢にダラダラと波状的に影響を与えると予測するのは否めないところです。

今週は21日(火)〜22日(水)にハイライトともいうべきイベントが集中しています。その後はこれらのテーマが持つパワーが様々なパートへ波及していくことになるでしょう。

26日(土)は午後8時ごろ、射手座の水星が牡羊座の海王星にトライン(120°)という好調座相を作ります。これはイノベーションの暗示です。私達はこれらの星に後押しされて、未知の領域に挑戦する勇気を感じるのかもしれません。

NOV 20 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/13〜11/19

【幸福とロマンの一週間】

週明け早々、13日(月)の日没前、愛の星=金星が幸運の星=、木星と蠍座の7度でコンジャンクション(0°)という重要な座相を作ります。これは…金星と木星という太陽系の二大吉星が同じ軌道で重なるのですから、至高の幸福感をもたらすアスペクト(星同士の関係)なのです。前回の金星、木星のコンジャンクション(0°)は何時だったか?というと、2016年8月28日以来です。この時の二つの星の度数は乙女座の27度でした。木星は「十二支のもとになった」といわれるように12年の周期で太陽の周りを回っています。つまり、ひとつのサインを通過するのにほぼ一年かかります。木星が現在の蠍座のひとつ手前、天秤座に入ったのは…昨年の9月9日。前回のコンジャンクション(0°)は約一年と二ヶ月半前ですから、天秤座では一度も金星は木星と重なることがなかったわけです。本来金星は天秤座の主星ですから、最も期待されるべきイベントだったはずなのに、出会うことなく、そのサイン通過してしまったのは非常に残念といわざるを得ません。特に天秤座を始め、双子座、水瓶座の風のサインの方には格別にもったいない流れでしたね。長くなりましたが、天秤座をスキップして、ひさびさ金星と木星が出会うのですから、今回は二割五分増しくらいの価値があろうというものです。特に蠍座のあなたには有利に働きますが、それ以外の方も人それぞれ、各カテゴリにおいて幸運が期待できます。

今週はまた、愛の星=金星の活躍が目立つ週です。17日(金)は午前0時を廻った頃、金星が海王星とトライン(120°)を形成します。金星は…もちろん愛の星ですが、海王星は夢とイマジネーションの星。これは…大ロマンで胸がキュンキュンする暗示です。金星は蠍座の11度ですが、海王星の方は「尽くす愛」を表す魚座です。特に水のサインに金星がある方には直撃かもしれません。溜息が出るような恋心を感じることになるでしょう。

18日(土)は新月です。こちらも太陽、月ともに蠍座の26度の新月…になります。ここから新たな月のサイクルが始まります。秋の夜長、闇夜の空の深さは…あなたに心の深層部まで見透すように、秘めた気持ち、誰にも打ち明けらない想いなどをもう一度見直して、整理する作業を助けてくれます。また、これを機会に新たな目標を立てて、努力を始めるのもいいかもしれません。翌日、19日(日)は一週間の静けさを打ち破るようなチャレンジングな日です。人々の興味は内面の幸せから社会的な繋がりの方へ移り変わって行くでしょう。

NOV 13 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/6〜11/12

【週末は火象のグランドトライン!】

11月5日から14日までトランプ大統領のアジア歴訪が日本を皮切りにスタートしました。ちょうどその翌日、6日(月)の早朝から知性とコミュニケーションの惑星=水星が射手座へ移動。射手座にはグローバルな視野と行動力、また深遠な哲学、などの意味があり、私達が国際問題に理解を深めていくにはうってつけの配置になってきたようです。

7日(火)には愛の星=金星が蠍座へ入ります。こちらは…秋の静かな雰囲気も手伝って、私達に愛に関するテーマをより真摯に深めていくように誘うでしょう。

トランプ大統領は占星学で占ってこの日程を決めたか?と思うほど、今週の星の配置は理性的で、落ちついた動きを示しています。今週も週、後半に太陽や重惑星(外側の惑星)が重みのあるアスペクト(星同士の関係)を作ります。9日(木)の夜には太陽が太陽系の果ての準惑星=冥王星とセキスタイル(60°)という好座相を形成します。太陽は光を、冥王星は深層をと、互いに全く異なる事象を司っていますが、このふたつの天体が調和座相を作ることにより、問題の深層部に光りがあたり、今まで解明しにくかった謎が解けることになるかもしれません。少なくとも冥王星という太陽系の果ての惑星が持つパワーや思考は私達の常識を覆すには十分なものがあるでしょう。セキスタイル(60°)は穏健なアスペクト(星同士の関係)のため、さして現状を破壊することなく、ソフトに改革が進むキッカケを作ってくれるでしょう。

今週一週間で最も重要な星のアスペクトは11日(土)夕刻の土星、天王星のトライン(120°)です。前回、土星、天王星がトライン(120°)を作ったのは今年の5月19日以来の出来事となります。土星はセキュリティと責任を、天王星は新しい発想を表します。そのふたつの惑星がトライン(120°)という互いのいい面をサポートし合う座相を作るわけですから、世界情勢に安定した楔を打ち込む役割になります。私達の仕事やプライベートなテーマに関しても地道な努力を応援してくれることになります。同じ日、さらに月は…獅子座の深い度数にあり、土星、天王星のトライン(120°)にちょうどグランドトラインという正三角形になるのです。

先月、10月は木星が一年ぶり蠍座に入って、水象(蟹座、蠍座、魚座)に幸運が宿りましたが、今週の主役は火象サイン(牡羊座、獅子座、射手座)です。こんしゅうもまた、「私は火象じゃないわ」といわずに、あなたのホロスコープの中にある火象サインを探してください。星の流れとあなたのテーマをリンクしていけば、案外楽に問題解決を図れるものです。

NOV 6 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/30〜11/5

【週末、大きなドラマが…!】

先週に次いで今週も台風の週明けとなりました。とはいえ、27日(金)には蠍座で太陽が木星とコンジャンクション=合(0°)という好調なアスペクト(星同士の関係)を作りました。これは…年に一度しかない好機でした。日経平均株価は10月24日まで過去最長となる16連騰を記録しましたが、現在はそこからさらに高騰しているようです。

その後も太陽と木星が醸(かも)し出す大船に乗ったような安堵感はまだまだ続いているようです。さて、今週の太陽系の主役は金星です。金星は愛の星でもあり、同時に金運も支配します。また、喜び事や癒やし、余裕に満ちたにこやかさなどももたらしてくれます。今週は…週明けから終始この金星が活発に他の天体と関わっていくことになります。

週前半は金星がドラゴンテイル(別名サウスノード)と関わったり、小惑星のベスタと合(0°)を作るなど、ちょっと内向きの雰囲気です。月は11月1日(水)の夕方まで魚座にあるため、よりナイーブな気分を助長してくれます。先週からのまったり感は安定して続くでしょう。

今週のハイライトは11月4日(土)です。同日、夜明けには太陽が海王星とトライン(120°)の好調座相を作ります。海王星は夢とイマジネーションの惑星。そして他人を思いやる優しい星です。新たなビジョンが太陽の光を集めて輝くことになります。その後、午後2時には今週の主役の金星が今度は天王星とオポジション(180°)に。こちらは愛の星=金星が縁切り星といわれる天王星と対立するわけですから「別離」の暗示です。加えて、その20分後には月が正確に太陽の反対側へ回り込み、満月となります。ここで、いままでくすぶっていた問題に結論が出ることになるでしょう。先ほど金星と天王星のオポジション(180°)は「別離」と書きましたが、必ずしも文字通り愛の相手や仕事のパートナー、その人と別れることになるとは限りません。もちろんダイレクトにその相手自身と別れるケースもあるでしょう。逆にその相手とパートナーシップを継続するために、あなたが心の中で執着していた「想い」を手放す…こんなケースもあるかもしれません。この日の星は…少なくとも何らかのものに見極めをつけて結論を出させる…私達にこんな気持ちにさせることでしょう。この日のもうひとつの重要なテーマ、太陽と海王星のトライン(120°)は自己犠牲をして他人のことを思いやることの清々(すがすが)しさを教えてくれるのかもしれません。

OCT 30 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/23〜10/29

【蠍座の太陽、木星が幸運を提示!】

22日(日)は超大型台風が日本列島に接近する中、衆議院選挙となりました。結果は10月10日の公示日の頃の予想に反して、与党大勝となる見込みです。実は…これもこの四半期の日本の運勢を表す秋分図にはっきりと示されていたことなのですが…。

23日(月)は台風21号が未明に上陸して、日本列島は大荒れの天気に。ちょうど同じ時刻、午前3時30分に乙女座を通過していた火星が天秤座へ入場しました。天秤座は風象サインですが、文字通り大風が吹き荒れることになり、これまでの豪雨による土砂災害(乙女座は地象サイン)から風害へと災害の傾向が変わるのかもしれません。

23日(月)は火星の天秤座入場のあと、午後2時27分には太陽が蠍座へと入ります。衆議院選挙により日本の政界の新たな勢力図が明確になる時間帯でもあります。また、政治の世界のみならず、太陽の蠍座入りにより、私達の生活の中でも新たなテーマが新しい気持ちでスタートすることになるでしょう。

今週は波乱の週明けとなりましたが、その後の流れは「この秋最高!」といっても過言ではないほどの好調な星の配置が続きます。中でも突出してラッキーなのは…27日(金)に起きる太陽、木星のコンジャンクション(0°)です。木星といえば…先日、10月10日の夜に一年一ヶ月ぶりに天秤座から蠍座へサインを変えたばかりですが、このポイントに今週から蠍座へ入場した太陽がコンジャンクション=合(0°)となるのです。太陽系の中で最も幸運な惑星である木星に太陽が重なるわけです。言わずもがなですが、太陽は太陽系の中心となる恒星。太陽系の光源です。一方の木星の方は保護、安楽、幸運などの意味がありますが、宗教哲学など思想的な成熟も表します。太陽の持つ基本的な意味=正義と木星の思想的な深遠さ。27日(金)にはこのふたつのものの合体が起こるのですから、非常に貴重で特別な「何か」を得るには最適のタイミングなのです。換言すれば、27日(金)はオールマイティにラッキーな日となります。

みなさんは「私にとってもラッキーなの?」と、疑問を持たれるかもしれませんが、蠍座さんならずとも、みなさんのホロスコープにはそれぞれ12のハウスがあり、その中のどれかひとつに蠍座が配置されていますから、必ずあなたの人生のカテゴリーのうち、どれかひとつに影響があるはずです。それがどこに当たるのか?は生年月日に出生地、出生時刻を入れてホロスコープを作成すればわかります。この方法は「瑛利奈の占星術チャートハウス」にも解説がありますので、興味のある方は御覧になってみて下さい。

また、「幸運の女神には後ろ髪がない」といわれます。チャンスを掴むには幸運なタイミングの前に動き始めていなければいけない…という意味です。ですから、みなさんも27日(金)を待たずに、いますぐ始動しないと駄目ですね!

その後28日(土)は昼過ぎに相次いで金星が冥王星とスクエア(90°)、水星は冥王星とセキスタイル(60°)というアスペクト(星同士の関係)を作ります。愛の星、金星が作るスクエア(90°)の方は不調和な座相ですから、愛の現状に何らかの軌道修正が入るでしょう。次に水星の方はセキスタイル(60°)と好調なアスペクトです。これにより何かの気づきがあるはずです。

今週は…大きな季節の節目、スタートとなります。新たに始まった蠍座の木星の時代…。今週の星は私達に…案外まとまった未来のビジョンを見せてくれ、新たなモチベーションを与えてくれるのかもしれません。

OCT 23 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/16〜10/22

【波乱の新月。リセットし過ぎないように】

天秤座の太陽…今週は最後の週。週明けの16日(月)は…太陽が氷の星といわれる土星とセキスタイル(60°)の関係を保って、文字通り46年ぶりの低温記録の冷たい雨に。17日(火)夕刻には水星が蠍座へ入場して、秋から冬の星座へ太陽系の分布は少しずつ変化していくことになります。「土星」や「蠍座」のキーワードは重厚で意味深長です。これは…私達の関心が表面的なものから内面的なものへ。また、広く浅い視点から狭く深く、本質的なものへと移り変わって行く暗示です。愛に関しても目先の楽しみよりも深い理解や信頼の絆を重要視していくことになるでしょう。

何といっても今週のハイライトは20日(金)です。天秤座26°を通過する太陽が、以前から牡羊座26°付近を逆行中の天王星と午前2時35分にオポジション(180°)=衝の座相を形成します。天王星は革新、分裂など予期せぬ出来事を起こす惑星です、この天王星と太陽が地球を中心として向かい合うわけですから、私達の住む地球はピリピリした緊張状態に置かれてしまいます。これに加えて午前4時13分、新月が重なります。つまり太陽系の内側から太陽、月、地球、そして外側には天王星が一直線に並ぶことになります。このようなテンションに満ちた星の配置は…鋏を持った悪魔の仕業(しわざ)に似ています。「えーい、面倒くさい!何もかも捨てちまえ!」と、私達は悪魔の挑発に乗って、大切なものまで斬り捨ててしまいたい欲望に駆られるかもしれません。「死神の鎌(カマ)」なら枯れてしまったものを切り落とすので、むしろ生産的だとさえいえますが、「悪魔の鋏」は傷口を広げるだけです。「死神の鎌(カマ)」は斬り捨てた後、静かな悲しみを残していきますが、「悪魔の鋏」は切り取った後にさらに怒りの炎を煽り立てていくのです。長くなりましたが、とにかくこのタイミングでは…感情的にならず、冷静に未来予測を立て、慎重に行動することが最善の対策です。20日(金)は月が蠍座へ移動して、午後には木星、水星と合(0°)というちょっとラッキーなチャンスも用意されています。

22日(日)は衆議院選挙の投開票日ですが、週末は…20日(金)から続く緊張状態を書き換えるような特別な星の動きもなく、20日(金)のサプライズの流れを引きずったまま、今週は暮れていくでしょう。

OCT 16 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/9〜10/15

【木星、蠍座入場!主役が替わる…】

先週一週間は…お天気はともかく、星の配置は比較的穏やかに過ぎました。日本では今週10日(火)に衆議院選が公示となり、選挙戦はいよいよ盛り上がってくる見込みです。

週明けの9日(月)は8日(日)夜に形成された金星、土星のスクエア(90°)の影響が尾を引いて、私達国民の選挙への期待値がグンと下がってしまった感があります。しかも9日(月)夜には水星が冥王星とスクエア(90°)という、また私達がガッカリするような新事実が出てくるなどして、さらに混乱する雰囲気に。

10日(火)は衆院選公示となりますが、朝9時台に太陽が冥王星とスクエア(90°)という波乱の座相を作り、再度形勢逆転の流れに変わります。また、この10日(火)は午後10時20分に昨年の9月9日以来、ずっと天秤座を通過していた木星が蠍座へ入場します。これは…中期的なトレンドが変わる暗示です。実際、私達はみな選挙以外にもっとシリアスな問題を抱えているはずですが、それらの仕事や恋愛、金運などのテーマに関しても大きく潮目が変わるタイミングなのです。

その後、11日(水)は午後10時38分に火星が土星とスクエア(90°)という非常に危険なアスペクト(星同士の関係)を形成します。これは精神的な影響のみならず、物理的にも事故や破損、崩落などの危険を孕んだ配置です。建物や乗り物の安全に気をつけてください。

12日(木)月が蟹座へ回り、太陽とスクエア…半月です。その後13日(金)にかけて…月は冥王星、天王星も引き込んで緩いグランドクロスを形成していきますので、この秋最大の変化のポイントといっても過言ではないかもしれません。

週末、14日(土)は殆ど星の動きが少ない一日です。ただひとつ、午後7時12分、金星が天秤座へサインを変えます。のんびりできそうな一日ですが、星の力を借りて変化を起こしたい人には変わり映えのない日となるでしょう。

15日(日)には夕方頃に水星が天王星とオポジション(180°)という、議論や口論が騒々しい日です。月はチャレンジしたい人の味方のようなので、このところの不利を取り返す努力にはいいかもしれません。

何といっても今週のハイライトは「木星、蠍座入場」です。今まで天秤座の木星から恩恵を受けていた双子座さん、天秤座さん、水瓶座さんから、主役が蟹座さん、蠍座さん、魚座さんへ変わる新旧交代の時期なのです。運を掴んだり何かをやり果せた人は、これから継続する努力を。新たに時の人となるあなたは、面倒くさがらず、自ら得たいものにチャレンジするように努力するといいでしょう。自分自身で運を切り開く喜びを知るために。

OCT 9 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/2〜10/8

【満月、6日(金)に答えが出る…!】

このところテレビの報道は衆議院選での「希望の党」の話題で持ちきりとなっています。そんな中、今週の星の配置はかなりダイナミックです。先週は意地悪く問題の細部をつつくような動きが多かったのですが、今週になって…順行に転じたばかりの冥王星が至るところに顔を出して来て、キーマンのような動きをしています。冥王星は…今では準惑星にまで降格してしまいましたが、太陽系のいちばん外側に位置する天体です。意味は…「極限」、そして「逆転」、「再生」…。また、火のように激しく燃える性質でもあります。この冥王星が2日(月)には火星を、4日(水)には金星をサポートして、その活動をトコトン高めたり、深めたりしていきます。

今週の星は一定の方向へ動きが始まると、トコトン極限まで極める傾向を持っています。火星はアクションや争い事、競争などを司る惑星です。また、金星は愛情や協調を意味します。つまり、今週の動きの特長としては…競争も、協調も、ひとつのベクトルが示されると徹底的にそちらへ振れていく…ということになるでしょう。秋分後の改革が一挙に始動する感じです。これは私達のプライベートにおいても同じです。新たな目標に向かって、スピーディに物事が進行していくでしょう。

また冥王星の特長として、「秘密を暴露する」一面もあります。これまでのベールを引き剥がして、事実を突き止めたい人や、謎めいた問題の答えを追求したい人にはうってつけのチャンスとなります。

6日(金)は牡羊座の満月です。満月は物事が成就する日。仮に成就しなくても結果が出る日なのです。これまでの新しい挑戦の手応えが出てきたり、努力の成果が実るなど、この6日(金)が当面のゴールとなるでしょう。

その後、今年は…週末の7日(土)〜9日(月)までが連休になります。星も連休を反映してか?活発だった動きも突然スローダウン。特に8日(日)は愛の星、金星が土星とスクエア(90°)の不調和座相を作り、私達の気持ちを悲観的に誘導します。新たな現実の壁の存在に気付くことにより、これまでの盛り上がっていた雰囲気が一気にそがれて、ガッカリしてしまうかもしれません。しかし、これも真実を探求するための調整のひとつです。現実から目をそらさずに個々に対応する気持ちがあれば、怖れることはないはずです。

OCT 2 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/24〜10/1

【地図のない未来へ…そして不安】

先週末の秋分、23日(土)から日本の運勢は新たな秋分図に書き換えられて、初めての週明けを迎えます。天秤座に入った太陽は…思いの外苦戦。何の惑星の助けもなく、今週、一週間は過ぎていきます。折しも安倍政権は衆議院解散を表明したようですが、今週の星は…まさにイチからサイコロを振り直すような形です。

この一週間、それぞれの惑星の動きを追ってみると、すべての惑星に好調なメジャーアスペクト(代表的な星同士の関係)は存在せず、ネガティブな方向のみのメジャーアスペクトが目立ちます。

25日(月)は夜明けから火星が海王星とオポジション(180°)という混乱を表す関係になったあと、昼前には天王星とセスキコードレート(135°)というイザコザを意味するマイナーアスペクトを形成。最後、午後11台に乙女座の水星が土星とスクエア(90°)という悲観的なアスペクトを作って一日が終わります。

26日(火)午後には前述の海王星、天王星、火星に三段跳びのように不協和音を奏でてながら移動します。夜半に火星が調整の小惑星、パラスとトライン(120°)という好調座相を作るのが、まだしもの救いです。これは…25日(月)に落としどころのないまま広がっていった問題に新たな方法論や考え方を導入して対処しよう…といったような動きです。

今週の中では27日(水)の月の動きがいちばん好調のように見えます。「相手が譲歩したところを何とか新たな結論へ持って行きたい」…こんな努力が効果的かもしれません。しかし、午後11時過ぎに太陽が犠牲を意味する小惑星、ベスタと合(0°)になり、譲歩や忍耐を甘んじて認めることになるでしょう。

28日(木)は今週の中で最も緊張感が高まる日です。昼前に月が太陽にスクエア(90°)つまり半月を作った後、午後1時過ぎ、木星が天王星とオポジション(180°)になり、テンションマックスとなります。尤も(もっとも)木星と天王星のオポジション(180°)は2016年の12月27日以来、三回目になります。(前回は今年の3月3日ですが)つまり、当面の課題が最も緊迫度を帯びて表面化する日…と考えていいでしょう。木星も天王星も双方とも最も口うるさい論客…とでもいう惑星で、自分自身の主張を決して曲げない、ある意味、机上の空論を唱える観念論者のようなところがあります。この日は木星と天王星が正確にオポジション(180°)という真っ向から対立する位置に入るのです。こんな太陽系の環境の中では、すでに過去の調和を維持することは難しくなっている…ということです。天王星が暴力的なところを持っているのは否めませんが、もう一方の木星は慈愛に満ちた幸運の惑星のはずです。ここですべてはじけ飛んでしまうのはあまりにもったいない…といわざるを得ませんね。これは神様が私達に…「汝の未熟さを知れ!」と、お灸を据えているようなものかもしれません。謙虚な気持ちでこれから訪れるであろう新しい未来に、どう向かい合って、そして理解して、適合していくのか?私達の精神は今後も試され続けることになるでしょう。

その後、29日(金)深夜には逆行していた冥王星が順行に向きを変えます。冥王星が逆行し始めたのは今年2017年4月20日以来です。思い返せば、今年の春以降は森友学園問題から始まって、政治家のスキャンダルなど、私達は殆ど意味の無い報道に踊らされてきたのでした。これからの世の中はもう少し落ちつきを取り戻して、本質に迫ることができるのでしょうか?少なくともこれを境に私達はシリアスな現実に気付くことになるはずです。

30日(土)は愛の星、金星が嘘や曖昧さを表す惑星、海王星とオポジション(180°)の位置を取ります。その二時間後、今度は金星が問題の天王星とセスキコードレート(135°)というマイナーアスペクトを作ります。今年は8月から上記の天王星と海王星がセミスクエア(45°)という細かいトラブルのポジションをとってずっとつるんでいるのです。不良グループといった感じです。愛の星、金星は30日(土)には不良グループに絡まれて、「あんなヤツと付き合うんじゃねぇよ!」などと、脅かされてしまう、といったところかもしれません。少なくとも愛情問題や感情的な揺らぎ、反抗心などで、大切な絆を粗末にする…こんなことにならないよう、気をつけてください。

今週の最終日、10月1日(日)にはようやく星は落ち着きを取り戻し、ようやく癒やしモードに入ります。心の落ち着きを取り戻して、少しは自分自身のことを冷静にみられるようになりそうです。そして、現在地を見失わずに小さな次の一歩を踏み出すことですね。

SEP 25 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/18〜9/24

【秋分から日本のチャートも一新】

日本列島を台風が縦断する大変なシルバーウイークでしたが、みなさまには被害などなかったでしょうか?18日(月)は…ホロスコープ上では夜明け頃から月が木星、金星と好調座相を作って、運気回復の兆しです。その後、午後1時27分には金星が天王星とトライン(120°)という「魅力的な出会い」の暗示が…。愛の出会いはもちろん、私達の感性が何か新しいものに目覚めたり、思いがけない展開にエキサイトする可能性を示しています。

19日(火)は太陽や惑星同士のアスペクトなど、大きな動きが乏しい一日ですが、乙女座の月が気ぜわしくテーマを提示することに。私達は新しいことに気付いてはガッカリし、その後…午後7時半過ぎにはサプライズがあるでしょう。

20日(水)…まず、午前10時16分、愛の星、金星が乙女座へ入場します。これは地象サイン(牡牛座、乙女座、山羊座)の方には愛のチャンスです。続いて午後1時53分、乙女座の老いた度数(終盤)で月が太陽に合(0°)、新月です。これで先月の日食から引き継いだうつろな月のサイクルが完全に終わることに。そろそろ今年度下半期を見据えて具体的な計画を打ち出すタイミングです。しかし、20日(水)の星の勢力図から想像すると、未来の計画は「リスク回避」の傾向が強くなるかもしれません。あまり目先のリスクばかりに囚われずに、あなたが今まで情熱を傾けてきたテーマを実現する方向にもっと力強く踏み出すべき…といえるでしょう。

21日(木)は調整日。あるいは、昨日の流れの続きで、まだ結果が出ない日です。

22日(金)も小幅な星の動きに終始します。午後7時28分に天秤座の月が木星と合(0°)となり、この日の中では最良の時間でしょう。

23日(土)は秋分です。「秋分」というのは太陽が天秤座へ入場する時刻のこと。世界各国、それぞれの標準時に従い、国の運勢を司るホロスコープが書き換えられる大切なタイミングなのです。もちろん日本のホロスコープも新しいものになります。今年の日本の秋分図は…安定感はあるものの、かなり消極的な傾向が観られます。特に国際情勢に関しては譲歩する姿勢が著しく、多くを語らず、堪える時なのかもしれません。

24日(日)は重要なアスペクト(星同士の関係)が観られませんが、蠍座の月だけは好調です。静かながら心の中は活発で、秋の想いに耽る一日となりそうです。今週、一週間は…何から何まで一新して、新しいスタート。辛い思いは切り替えて、楽しい夢はさらに実現目指して、心機一転です!

SEP 18 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/11〜9/17

【今年二回目のラッキーディも】

先週は…太陽が乙女座へ入って以来の重要な星の動きが多い週でしたが…。6日(水)は太陽爆発で最大級のフレアが発生して、8日(金)午前7時頃地球に到達。また、日本時間9月8日 現地時間午前4時49分(日本時間午後1時49分)にはメキシコでマグニチュード8.2という大地震が。その後、10日(日)午4時ごろ(日本時間11日午前5時ごろ)過去最大級のハリケーン「イルマ」米フロリダ州上陸するなど、天変地異が相次いで地球を襲う事態となりました。

11日(月)その後、日本は比較的穏やかな星の配置となり、特に日没以降は落ちついた流れとなります。

12日(火)は未明から月のサインは双子座ですが、まったく好調なアスペクト(星同士の関係)もなく、一日が過ぎていきます。調整能力が低下しながらも、小幅な影響に留まるでしょう。

13日(水)は今週の中では順調な一日です。特に午前10時前に金星が土星とトライン(120°)の好調座相を形成して、今後の安定的な見通しが立つでしょう。夕方以降は月が金星、木星と好調。細やかな愛を確かめたり、楽しい時間を過ごすには最適な夜になります。

14日(木)正午ごろ、1太陽が土星とスクエア(90°)の不調座相を形成。緊張感マックスとなり、当面の問題の折り返し点となるかもしれません。

15日(金)は「思いやり」がテーマです。優しさと仲間の後押しを大切にしてください。

16日(土)早朝、愛の星、金星が木星とセキスタイル(60°)の好座相を形成します。これは7月19日に次いで今年はまだ二回しか起きていない幸運なアスペクト(星同士の関係)です。こんな貴重な機会には、あなたの夢を実現するために行動するしかないでしょう。ただ、「土曜日の早朝に」というのは時間的に無理があります。計画を少し前倒しして、14日(木)の午後あたりから動き始めてもOKです。チャンスを生かすには事前に星の流れを把握して、前もってイメージしておくことです。

17日(日)は…午前4時ごろに乙女座の水星が火星と合(0°)を形成します。深夜にもかかわらず、闘争心や焦りなどで、興奮し易くなる人も。スポーツマンには喜ばれる配置ではありますが、性急な判断やミスなどに気をつけたいものです。

SEP 11 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/4〜9/10

【早くも乙女座のハイライトが!】

太陽は乙女座の第二デークへ入り、早くもハイライトともいうべき週を迎えました。4日(月)は特別な星の動きもなく、ダラダラと一日が過ぎる模様。最後に午後10時を回ったところで、月が土星とセキスタイル(60°)を作って、厳しめの点数をつけてくれます。

5日(火)は…深夜から昼にかけて、水瓶座の月が木星や天王星と好調座相を形成し。新しいものに期待したい動きも。しかし、要注意なのは午後2時を回ってからの星の動きです。太陽が海王星とオポジション(180°)という誤認識や欺瞞を意味するアスペクト(星同士の関係)を形成するのです。これは…今季、重要な、それも後悔を残すエピソードとなる可能性を孕んだ配置です。日没後には今まで獅子座を通過していた火星が乙女座へ入場。午後8時を過ぎて水星が順行へ。これで火が消えたように浮き足立った気分が治まるでしょう。

6日(水)は満月です。今年の中秋の名月は10月に入ってからのようですが、少なくともこの二週間の締めくくりとなるケジメの日です。これまで進めてきた物事の答えが出たり、結果が出たり、私達はなにがしかの答えを得ることになるでしょう。

7日(木)は…調整日ともいうべき大人しい星の配置です。これまでの疲れを癒やしたり、過去の出来事の反省をするなど、私達の関心は内側へ向かいます。

8日(金)はさらに星の動きは少なく、次のテーマのプランニングや腰を据えての種蒔きなどに最良の日です。

9日(土)太陽が冥王星とトライン(120°)という好調座相を形成します。いくら好調といっても相手が太陽系の外から来たといわれる準惑星、冥王星ですから、常識が覆るような出来事があるかもしれません。いったん収束を見た結論が覆るような意外な結果に繋がる可能性も…。

10日(日)は概ね好調。午前1時過ぎに月が牡牛座へ。正午前に水星が乙女座へ入ります。ショッピングやヘアサロンなどお洒落にも最適。読書やSNS、ブログなどの書き物も楽しい一日となるでしょう。

SEP 4 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/28〜9/3

【停滞を一掃。能率アップの週】

先週は皆既日食や太陽の乙女座入場、土星の順行など、大きなイベント満載の週でしたが…。今週は?というと、閑散とした星の動きです。特に9月1日(金)までのウィークディは太陽や8つの惑星はメジャー・アスペクト(重要な星同士の関係)を一切作らず、細かな動きのみに終始します。

29日(月)は半月。日食以来、月のサイクルは4分の1を迎えたことになります。正午前に月は獅子座の金星とトライン(120°)の好座相を形成して、まずは楽しげな一日となりそうです。

30日(火)は午後11時30分に射手座の月が土星と合。月は早朝に海王星とスクエア(90°)を形成して、私達に何か良いことが起きそうな予感を与えますが、最後に厳しい現実を突きつけ、辛めの点数を付けて一日を締め括ります。

31日(水)は月のアスペクト(惑星との関係)はすこぶる好調。午前から午後、日没にかけて、様々なチャンスを与えてくれるでしょう。今週、交渉事を控えている方は最終決着は31日(水)まで待つのがオススメです。午後5時を回ると月は山羊座へ移動します。もしも不利な条件で押し切られた場合は、日没後にもこれを覆す可能性が残されています。

9月1日、午前0時半頃、逆行中の水星獅子座の領域まで戻ります。これは…先月,7月26日の位置です、この時期にやり残した仕事や、うまく伝えられなかった問題を抱えているあなた、再チャレンジのチャンスです。

昼前に月は太陽とトライン(120°)の好座相を形成。その後も引き続き順調な一日になるでしょう。

2日(土)はどんでん返しの日です。また、午後9時13分、今週初めて惑星同士がメジャー・アスペクト(重要な星同士の関係)を形成します。とはいえ、火星、天王星のトライン(120°)という厳めしいもの、火星、天王星が好調座相を形成するのは5月31日のセキスタイル(60°)以来、やく三ヶ月ぶりになります。これでテクノロジーや能率、ヤル気など、このところのロスを一気に取り戻す流れになるでしょう。

3日(日)は早朝から月は水瓶座へ。日中はイマイチのひよりですが、日没ごろ、逆行中の水星が火星と合(0°)となります。2日(土)の火星、天王星のトライン(120°)に水星という私達のメンタルに直接影響を与える天体が加わることにより、今後の仕事やスポーツ、アクティビティにいっそうの刺戟となるでしょう。

AUG 28 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/21〜8/27

【皆既日食がアメリカを横断!】

今週は…22日(火)に日食を控え、不穏な空気の中で週明けを迎えます。しかし日食を除けば、その他の星の配置はむしろ順調。21日(月)未明に火星、木星の熱気を帯びたふたつの惑星がセキスタイル(60°)という精力的な…むしろ火に油を注ぐようなアスペクト(星同士の関係)を形成します。また、午後には太陽が天王星とトライン(180°)という「転換のチャンス」を意味する好調座相を作ります。太陽、火星、天王星ともにみな火象サイン中にありますから、行動力とパワー全開の勢いある配置…と言っても過言ではありません。

22日(火)は8月8日の月食のあとを継いで日本時間、午前3日21分に皆既日食が…!日本は夜間のため、掛けていく太陽を観測することはできませんが、むしろ日食は私達の頭の上で起きなくてラッキーといえましょう。今度の日食は…北アメリカでは皆既日食として、オレゴンからノースカロライナまでアメリカ合衆国を横断することになります。ワシントンDCやニューヨークでも太陽の80%が欠ける、非常に大きなイベントとなります。

日食と同じ22日(火)午後10時過ぎ、幸い火星と土星がトライン(120°)という安定座相を作ります。火星、土星の二大凶星が仲良くしてくれているのを確認して、まずはホッとひと息というところですね。

今週の太陽系はさらにイベント満載です。8月23日、午前7時21分、過去一ヶ月間、獅子座を通過していた太陽が乙女座へ入場します。いよいよ夏の終わりが近づいてきた感じです。これを機に私達の関心事や生活感情なども変わっていくでしょう。

24日(木)はこの流れを受けて新しい夢やビジョン、システムなどについて、今までとは違うアドバイスに耳を傾けたくなる日です。生活の方向性を微調整するには最適な日となります。

25日(金)は…日没後、今年の4月6日から逆行していた土星が順行に向きを変えます。逆行よりも順行のほうが土星のいい面が発揮しやすくなるので、喜ぶべきことではあるのですが、一時的に煽りを受けるケースもあります。土星がいつものペースを取り戻すまで、私達もこの世界がギクシャクしないよう、慎重に見守る姿勢も必要かもしれません。

26日(土)には愛の星、金星が獅子座へ入場します。獅子座を始め、牡羊座、射手座など、火のエレメントに重要な星(太陽など)を持つ方には朗報!流れが変わり初めて、愛のチャンスが訪れるでしょう。

27日(日)は午後9時過ぎに木星が土星とセキスタイル(60°)という調和座相を形成。これは…経済活動や財政問題が順調に伸びる暗示です。

今週は皆既日食を除けば、太陽系の配置はとても安定しています。ただ、気がかりなのはただ一つ。日食ですが…。これは…華やかに外へ向かってデビュー戦とは行かないものの、しっかりと足下を固める努力や、ハードのメンテナンス、新たなシステムの導入などを考えるには丁度いいタイミングなのです。派手さやウケを狙わずにトラブルに強い体制を整えるよう、コツコツと努力するといいでしょう。

AUG 21 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/14〜8/20

【月食と日食の狭間で…】

夏休みたけなわの日本列島ですが、世界陸上も終わり、週明けは「北朝鮮が米領グアム沖に弾道ミサイル4発を発射する計画」のニュースで不穏な空気が漂っています。しかし、14日(月)は太陽が土星とトライン(120°)という堅実な座相で、太陽系は地に足が付いた星の配置。牡牛座の月もアスペクト(他の星との関係)がよく、ショッピンやエンタメなどを楽しめる一日になりそうです。

15日(火)は半月。先週の部分月食と、来週(8月22日)の皆既日食のちょうど中日になります。また、蟹座の後半へ入ってきた金星が…例のカーディナルの三天体=木星、冥王星、天王星とゆるやかなグランドクロスを作るポイントまで度数を深めてきます。まず、手始めに15日(火)夜半、冥王星とオポジション(180°)を形成。これは…感情的に高揚するあまり、常軌を逸する危険性を暗示します。もちろん国際問題にも当てはまりますが、あなたのプライベートな問題でもジェラシーを掻き立てられたり、ついついルールを破りがちになるなど、一時の感情に振り回されないように気をつけてください。

16日(水)は…月が双子座へ移動して雰囲気は変わりますが、一日を通じて考え方がブレ易い日です。特に日没後の火星、冥王星、インコンジャクト(150°)はストレスを生むアスペクト(星同士の関係)です。人によっては感情の爆発やイライラなどに要注意です。何事も我慢が大切な一日といえるでしょう。

17日(木)、朝は調子よくスタートしますが、この日の午後、金星が今度は木星とスクエア(90°)を形成します。金星、木星、ともにベネフィックス=吉星ですので、最悪の運びにはなりませんが、幸運を期待するあまりの失策には注意が必要です。例えば気前のよすぎる出費やできない約束などがそれに該当します。その他、相手のお世辞を信じ込んだり、甘い予測で時間に遅れる…などなどもあり得ます。

18日(金)、月は蟹座の前半。概ね好調な日です。夕方までは仕事も捗り、日没後は…世界がやさしい雰囲気に包まれます。今まで互いに譲れなかった問題にい折り合いが付いたり、愛情表現には最適な夜となるでしょう。

19日(土は未明に金星が土星とインコンジャクト(150°)を作りますが、その他は一日を通じて優柔不断な星の配置が続きます。新たな計画のスタートや物事の決断には不向きな日です。幸い週末となりますから、夏の疲れを癒やしたり、お洒落やグルメなど、楽しい時間に充てるのがオススメです。

20日(日)も引き続き消極的な星の配置が続きます。午前3時前から月は獅子座へ入って、22日の皆既日食のカウントダウンが始まります(日食は新月で起きるため)。少なくとも重要な頼み事や責任問題の調整をめぐる話し合いなどは避けた方がいいでしょう。これからのあなた自身のあり方や変えるべきポイントなどを一人でじっくり考える時間にしたらいいかもしれません。

AUG 14 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/7〜8/13

【部分月食。そして…ラッキーディ】

週明けは台風5号が四国に急接近。これから日本列島を縦断する見込みでお天気は大荒れの予想です。星の配置もなにひとつ好調座相がなく、8日(火)の満月へ向かいます。

8日(火)の水瓶座の満月は日食を伴います。今度の月食は部分月食ですが、インド洋を中心に観測することができます。東京では午前0時50分から半影月食が始まり、午後2時22分56秒から部分月食へと移行していきます。最も大きく月が欠ける時刻は午前3時20分29秒。その後、午前4時18分が部分月食の終わりです。

今回の部分月食は日本で観察できる位置ですが、台風が接近している地方では、雲に邪魔されてしまいそうです。みなさんは月食を美しいものと思うかもしれませんが、占星学的にはちょっと不吉な暗示なのです。また、月食は必ず日食とセットになっていますから、この現象が古代から怖れられたり、忌み嫌われてきたのもわかりますね。

9日(水)の朝には月は水瓶座を抜けて魚座へ移動します。10日(木)は愛の星=金星のアスペクト(星同士の関係)が目立つ、繊細でウキウキする一日になりそうです。愛情問題やアートや音楽、また子育てなどがテーマとなるでしょう。感性を磨いたり、居心地の良い環境を作るには最適な日です。

11日(金)は獅子座の太陽が木星とセキスタイル(60°)という好調座相を作る、この夏最高のラッキーディです。そもそも太陽も木星も非常に大きな天体ですから、11日(金)だけでなく、本当は先週末あたりから幸運な大波は始まっていたのです。ただ、そこへ水を差したのが8日(火)の月食です。幸運に多少のキズはつきましたが「難アリ」のメロンのようなもので、上手く料理すれば美味しく頂くことはできるはずです。ただ「自己責任で」という但し書きが付くことになるかもしれません。

12日(土)も愛の星=金星が海王星と好調座相。そして慈愛の小惑星=セレスと合(0°)を作ります。夢と慈愛に満ちた土曜日になるでしょう。

13日(日)、午前9時56分から知性と通信の星の星=水星が逆行し始めます。順行に戻るのは9月5日です。この日から9月5日までは入籍は避けた方がいいでしょう。重要な書類作成にも同じく不向きです。この期間はメンテに充てるのが賢いやり方です。

今週は台風に始まって月食。また、太陽、木星の幸運なアスペクト、最後に水星の逆行と盛りだくさんにイベントがあります。星の配置は天気図と同じように日々違う顔を見せてくれます。みなさんも太陽系の顔色を見ながら、今日はご機嫌がいいのか?悪いのか?上手に察知して、サーフィンのように巧みに波に乗るようにすることですね。

AUG 7 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/31〜8/6

【後半、荒波が襲う…!】

明日から8月、今週は蠍座の半月で始まります。それでも31日(月)は今週の中では穏やかな配置。弱き者の立場を大切にする動きや、思いやり、癒やしなどにスポットが当たります。午後11時53分には愛の星、金星が蟹座へ入場。これより蟹座、蠍座、魚座の水のサインの方々には愛のチャンスが増えるでしょう。

8月1日(火)は昨日の流れが続きます。日々の積み重ねと種蒔きが大切な日。世の中も生活も大きく変えたい気持ちはありますが、周囲が邪魔をしてなかなか既成の壁を破れない、習慣を変えられないのがつらいところです。小さな世界のなかで汲々としてしまう日です。

今週の中では2日(水)は…射手座の月が火星、太陽と調和して、最も動きやすい日かもしれません。その気になっている「今」がチャンス。胸に秘めていた想いや新たなプランを思い切って行動に移してみることです。

3日(木)は安倍政権、内閣改造の日です。よりによってこの日は午前11時25分に天王星が逆行し始めます。そもそも天王星は2016年12月29日以来順行しており、「順行モード」は天王星が良い側面を発揮してくれていることを意味します。天王星の意味は「革命」ですが、これは…少なくとも今までの7ヶ月間は、天王星は大人しい方の顔を私達に見せていた…ということ。この日の逆行を境に天王星は…もうひとつの顔、クレイジーで過激な側面を私達の前に表すことになります。どこかで「これは面白いことになってきた!」という悪魔の囁きがきこえるかのようです。プライベートな問題を抱えているみなさんもこの悪魔の囁きに乗らないよう、十分注意してください。

4日(金)は女性の権利を主張する小惑星、ジュノーが目立つ日です。権利、義務の議論が至るところで繰り広げられるかもしれません。

5日(土)は午前3時過ぎに天秤座の17度を通過する木星が冥王星とスクエア(90°)を形成。これも今年の3月31日以来、4ヶ月ぶりの出来事です。幸い週末なので、仕事関係の揉め事は避けられそうですが、目先の正義感や問題を早く解決したい気持ちでことを急ぐと根深い問題を誘発する可能性があります。このような地球よりも外側の惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は双方とも動きが遅いため、その影響はかなり長引くと考えていいでしょう。

6日(日)…心が決まらないまま、休日を過ごすことに。しかし、来週の満月は月食を伴います。後手に回ると取り返しが付かないことになるかもしれません。今のうちにできることを精一杯、努力することが大切です。

JUL 31 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/24〜7/30

【心の波と衝動に留意して】

先週、太陽が蟹座最後の度数を抜けようとする時、今度は東北地方で豪雨となりました。お見舞い申し上げます。また、今年の稲の収穫に影響が出ないのか、心配なところですね。

23日(日)は太陽が獅子座へ入るとともに新月となりました。週明けの24日(月)はその流れを引き継いだ獅子座の月のアスペクト(星同士の関係)はまずまず好調。一方愛の星、金星は午後11時55分に土星とオポジション(180°)という困難な座相を形成します。これにより私達は…愛情や金銭、人間関係など、今まで悩みながら抱えてきた問題の難しさを改めて認識することになるでしょう。これを機にあなたの思いや願いを手放す人も多いかもしれません。しかし、オポジション(180°)という座相は…「非は相手にある」ことを意味しています。問題なのは相手の方なのにあなたが折れて夢を手放す…。これは理不尽だと思いませんか?あなたの「意思」は世の中の風向きに合わせて方向を変えられるほど曖昧なものなのでしょうか?

25日(火)は理性的な日です。新しい情報の中に解決策やヒントが見つかったり、隠されていた現状を突き止めることができるなど、収穫も多いはずです。冷静に耳を傾ける姿勢を持つことです。

7/26(水)は「どこまで責任を取るか?」がテーマです。責任や義務を背負うのはケースバイケースで、あなた、もしくは相手、あるいは第三者の場合もありますが。「できない約束や無理な譲歩はしない」…これをキーワードにするといいでしょう。

7/27(木)は獅子座の太陽と火星が合(0°)というエネルギーに満ちた日ですが、コントロールを誤ると騒動に縺れ込む危険が…。「危険なものには近寄らない」…これが鉄則です。

7/28(金)…この日は午前10時まではラッキーな流れです。しかし、それ以降は物事がなかなか決まらなくなる傾向が…。

29日(土)は午前7時36分に月が天秤座の木星と合(0°)を作り、大きな夢を実現したい気持ちが高まります。しかしそれ以降はだんだん夢がしぼんでいく暗示…。特に日没後はどこかに引きこもりたい気分に。

30日(日)は新しい風を求める気持ちが強くなります。愛情問題の込み入った話やその他、頼み事などに動くといい結果が得られるかもしれません。新しい試みにも幸運が宿ります。ただ、ショッピングには不向きな日ですので、大きな買い物をしたい方は下見程度に留めておくといいでしょう。

JUL 24 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/17〜7/23

【蟹座のテーマはフィナーレ】

現在、太陽と火星が蟹座を通過中ですが、太陽の度数は24度、火星は27度と、ほぼ蟹座のテーマは締めくくりを迎えようとしています。17日(月)は海の日らしく、午後11時30分過ぎに、金星が「海」を司る海王星とスクエアを形成します。17日(月)は祝日らしく、漠然と夢を追ったり、癒やしを求めるなど、どちらかというと非現実的な星の配置が多い一日です。

18日(火)は朝から蟹座の火星が天王星とスクエア(90°)という攻撃的な星の配置に。世界の情勢や私達の心情も荒れ勝ちになります。しかし、日没後から解決策も見つかる見込み…。何事も先制攻撃は避けるべきでしょう。

19日(水)は金星が木星とトライン(120°)という最も幸運なアスペクト(星同士の関係)を作ります。この好調座相は2016年12月25日以来今年初となります。双子座、天秤座、水瓶座など、風のサインには追い風ですが、これに当てはまらなくても良い風に乗れる可能性は十分あるでしょう。

20日(木)は午後9時を回る頃、蟹座の火星が獅子座へ抜けます。火星が蟹座へ入ったのは6月5日(2017年)でした。あれ以来、「蟹座の火星」は最近のメインイベントの仕掛け人となっていた…といっても過言ではないくらい「蟹座のテーマ」や「かに座の人」に火を着けて、エキサイティングなテーマを煽っていたのです。この日を境に「イマドキの話題」や「時の人」が大きく交代することになるでしょう。

21日(金)は太陽が天王星とスクエア(90°)を形成して、やや波乱含みな日です。夕方から月も太陽と同じかに座に入りますから、身の回りの出来事に過剰反応しやすい時です。長期計画をじっくり見据えて、冷静な対応をするべきです。

22日(土)は蟹座の月の動きが目立ちますが、太陽や惑星は重要なアスペクト(星同士の関係)を持ちません。土曜日で仕事が休みの方も多いので、月のテーマである「私生活」、「食生活」、「住まい」などにフォーカスして新しいことを試みるのも面白いかもしれません。

23日(日)は午前0時16分、太陽が蟹座を抜けて、獅子座へ入ります。続いて、午後6時47分には獅子座へ入ったばかりの太陽が月と合(0°)となり、新月を迎えます。これで過去一ヶ月のサイクルは完全にリセット。一夜明ければ本格的な夏が始まることになるでしょう。

JUL 17 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/10〜7/16

【徐々に穏やかに…そして新発見!?】

先週は水星が天王星、太陽が木星を刺戟して、東は猛暑、西は豪雨と、極端な天候となりました。特に九州地方では観測史上初という降雨量を記録して、「激甚災害」に指定されそうです。被害に遭われたみなさまへ深くお見舞い申し上げます。

9日(日)の満月を経て、週明けはまだまだこの厳しい星の配置が続きます。特に10日(月)の月は山羊座。カーディナルサインを通過中の火星や天王星を刺戟する中、午後1時半ごろ、太陽が冥王星とオポジション(180°)という一発逆転のアスペクト(星同士の関係)を形成します。これにより、これまで築いてきた流れを悉くひっくり返されたり、旧悪が暴かれるなど、雲行き一転の可能性も高いでしょう。

11日(火)以降…何とか波乱の状況から逃れることができそうです。12日(水)〜14日(金)は次第に穏やかな流れが主流になって、今後の方向の取捨選択や微調整がテーマになる時期です。

15日(土)〜16日(日)の週末は今週の中では最もラッキーな配置です。15日(土)は人生に於いて新たな発見が期待できる日です。あなたの夢を実現する糸口が見つかったり、縺れていた恋人との関係修復など、精神的な面で得るものが大きいかもしれません。

6日(日)はデートやスポーツなど、アウトドアでアクティブになるには最適な日です。しかし、午後5時過ぎに月が冥王星とスクエアを形成します。大事なものをなくしたり、はしゃぎすぎた行動はトラブルを招く暗示です。早めの帰宅を心がけたほうがよさそうです。

JUL 10 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/3〜7/9

【週末は波乱の満月に…】

7月2日(日)は東京都議選で小池氏支持勢力が圧勝、自民は惨敗でした。先週の「This Week」のタイトルを読み返してみると「過去に飽きて、理想主義へ」…。この日の星は火星が冥王星とオポジション(180°)。これに加えて木星、天王星がルーズなグランドクロスを作っていたのですが、ちょうど月が天秤座に回ってこれを正確な度数に修正するような形でした。今週は…このような波乱の余波を抱えながら、週末の満月を迎えることになります。

しかし、3日(月)、4日(火)は物事は思ったより順調な滑り出しに。5日(水)は水星が天王星を刺戟するなど、驚くような事態が多い一日にですが、愛の星=金星が双子座へ移動します。これにより…双子座、天秤座、水瓶座には清涼感あふれる幸運をもたらすでしょう。

6日(木)は水星がグランドクロスの一角になる蟹座を抜けて、獅子座へ入ります。2日以来の波乱の要因が一つ減って、私達は信頼できるものを見つけたような安堵感を感じるでしょう。しかし、6日(木)はかなりトリッキーです。幸せを過信して後悔しないよう、裏を取る姿勢が大切です。

週末は…8日(土)未明から月が問題のクロスを刺戟する山羊座へと進んでいきます。9日(日)は山羊座の満月です。ここでこの二週間あまりの総括が始まります。そんなに心配しないでください!むしろ最近努力を重ねてきた人にとっては努力が結実する暗示です。逆に足を掬われた人はやり直しのチャンスを掴めるでしょう。今まで把握できなかった真実がわかるのですから。

JUL 3 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 6/26〜7/2

【過去に飽きて、理想主義へ】

今週は6月最後の週となりますが、星の上ではすでに先週から、21日(水)の夏至、そして24日(土)の新月と、新たなシーズンが始まっています。今週は…先週の流れを引き継ぎつつも、蟹座の太陽はまだ本格始動せず、火星、水星が太陽に先行して、露払いのように蟹座を通過していく形です。

26日(月)は朝から獅子座の月を伴って、星は東京都知事選を意識しているのでしょうか?(笑)私達のメンタルに働きかけるような演出過多な配置に。これを受けて、私達は過去の流れに飽き飽きしたような気分で理想主義へと誘導されていきます。

27日(火)〜28日(水)も現実に否定的になり、理想論が先行していくでしょう。特に27日(火)は職場での業務分担の不公平感が問題とされたり、細かいところに不満が出やすい日です。

29日(木)は蟹座の15度で水星と火星が合(0°)を形成します。グループのボスなど、リーダーシップを自負している人は…自信過剰な言論で相手を傷つけないよう、注意しましょう。

30日(金)は2017年前半の最終日です。過去の6ヶ月の厄災を落とすために、反省するにはいい日取りかもしれません。少々辛めの点数がついたり、思いがけない過去が暴かれたりと、残念ながら後味悪く、課題を持ち越すことになるケースも多いでしょう。

7月1日(土)の夕刻、天秤座の月が幸運の星=木星と合(0°)になり、2017年の後半の始まりにふさわしい、まったりとした夕暮れを演出してくれます。思う存分、デートやレジャーが楽しめる良い週末になりそうです。

しかし2日(日)は日没後星の配置はやや荒れ模様に。トラブルは収拾が着きにくい暗示です。早めの帰宅がオススメです。

JUN 26 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 6/16〜6/25

【21日(水)から新たな夏至図へ】

第193回通常国会は18日(日)、太陽が土星と対立したまま、150日間の会期を終えてバタバタと閉幕しました。その後、週明け19日(月)は清々しい空気のなかで夜が明けました。星の配置も概ね好調。19日(月)は天王星が新しい話題や視点を提供してくれたり、20日(火)は愛の星=金星が夢を見せてくれるなど、快調な滑り出しになりそうです。

21日(水)は午後1時22分、太陽が蟹座へ入り、夏至となります。ここから日本国を占うチャートは3月20日以来の春分図が新たな夏至図へと書き換えられます。どんどん下がり続ける安倍政権の支持率もこれを機会に持ち直していくでしょう。

23日(金)はコツコツと種まきをすれば、理想へ近づけるチャンスを見いだせる日です。24日(土)は蟹座の新月です。過去の流れにピリオドを打って、次の目標を決めたり、ゴールを設定し直したりするタイミングです。最近のあなた、思い通りに目標が達成できていますか?前向きに夢を追いかけていますか?この24日(土)の星はあなたに「諦めかけたこと、絶対捨てちゃ駄目だよ!リベンジしなさいよ!」と語りかけています。目まぐるしく変わる情勢のためか?あるいは、梅雨時のお天気のせいか?あなたはこのところ弱気になっているのではないですか?それともクールに生きようとするあまり情熱や執念を忘れようとしてはいないでしょうか?この日の星は…「想いの強い人が勝利者になるだろう」と告げているかのようです。

25日(日)は…火星の暴走が目立つ日です。「行動する前にチェックする」または「安請け合いはタブー」…。こんな言葉がキーワードになるでしょう。

JUN 19 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 6/12〜6/18

【週半ばに難関が…!】

12日(月)〜14日(水)までの週前半はまあまあ順調。大きなハプニングもなく、事務的に用事をクリアしていけるでしょう。前半の中では14日がラッキーディです。新しい議論のもとに斬新な発想が展開していく可能性も。直近のテーマに関するコミュニケーションもスムーズに運びそうです。

ただ、15日(木)〜16日(金)、今週の星は大きな難関を迎えます。15日(木)夕刻には太陽が土星に妨げられて、今後の方向を変えざるを得ない状況になっていくでしょう。悩みがない場合は別ですが、あなた、ひいては社会が現在抱えている問題の根の深さを再認識することになったり、結論から逃げているケースでは新たな道を探らざるを得ない状況に追い込まれるなど、現状認識の甘さを反省しなければならない日です。

恋愛問題や家庭内の問題を抱えている方は社会的なプレッシャーが強まって、これまであなたが心待ちにしていたゴールがあまりに遠いことを実感するかもしれません。あなたにとって問題なのは、時間的に早くゴールを達成することですか?それともたとえ時間がかかってもゴールまで到達することですか?もしも、あなたの気持ちが前者なら、このタイミングで夢を放棄してしまうでしょう。もしも後者なら、ゴール達成までの具体的な時間が読めなくても、不安を感じる必要はないのです。大切なのは最後まであなたの信じた道を歩み続けることなのですから。

続いて16日(金)午後4時過ぎ、魚座の14度まで進んできていた海王星がいったん止まり、逆行を始めます。海王星は世界的な規模で人々の潜在意識に影響を及ぼす惑星です。また、海王星は善悪の観念が薄い曖昧…つまりグレーな半凶星といわれる惑星です。世界に正義感や秩序とかけ離れた思考を助長する雰囲気がより強まっていくことになるでしょう。

また、海王星は少なからず地殻変動にも影響を及ぼします。深海魚が打ち上げられるなど、海洋生物の生態の異変などに注意を向けていく必要があります。

17日(土)〜18日(日)の今週末は…世の中の気分に疲労感が増してきます。私達は癒やしを求めて内向的になる傾向が。ただ、童心に返って遊びたい願望は強く、遊園地やアニメなどが人気になりそうです。週末のデートは「子供ごころ」をテーマに計画するといいでしょう。

JUN 12 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 6/5〜6/11

【惑星達は心機一転。運気は本格始動へ】

先週末の4日(日)、太陽が幸運の星=木星と好調座相を作りましたが、翌5日(月)午前1時11分、その影に隠れて海王星とはスクエア(90°)の不調座相を形成します。海王星のネガティブな側面は…テロや不祥事、裏切りなどの意味を持ちます。たしかに日経平均の二万円超えなど、株式市場は賑わっていますが、世界各地でテロ事件は後を絶ちません。

5日(月)は同時に午前1時14分に火星が蟹座へ入場します。6日(火)には金星が牡牛座へ入ります。人間の心理や感情に大きな影響を与えるこのふたつの惑星がマイナスサイン(女性サイン)へ移動することで、外へ向かっていた私達の目標が内向的、防衛的に変わっていくでしょう。

一方、水星は7日(水)から本来の座の双子座へ移動します。こちらは、特に今季、理性と思考力に自信と決断力が加わることになります。総合すると5日(月)〜8日(木)までの流れは…「自省心を伴った現実的な判断」といったところでしょうか。今までパワーダウンしていた方々はちょっとひと息つけそうです。

9日(金)は大きなイベントをふたつ抱えた日です。まず、午後10時7分は満月です。満月といえば、この一ヶ月の集大成の日。利益確定する当面のゴールといえます。続いて午後10時32分には逆行していた木星が順行へと向きを変えます。あいにくビジネスの時間は終わりですが、こちらは今後の実りある計画がスタートを切る暗示です。木星の度数は天秤座の13°13′。特に双子座、天秤座、水瓶座で、13°付近の太陽を持つ人には運を掴むチャンスです。

週末は…愛情運安定のタイミングです。また、11日(日)は張り切りすぎず、休養を取るようにするといいでしょう。

JUN 5 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/29〜6/4

【今季最高の週末へ】

29日(月)の午後…太陽系の二大凶星、火星と土星がオポジション(180°)という緊張感マックスのアスペクト(星同士の関係)を作ります。これは物理的にも破壊力を発揮する配置。建造物への損傷や事故なども要注意です。それだけではなく、蟹座の月が人々の心情を煽って、おしなべて要注意の一日といっていいでしょう。

30日(火)から星は徐々に持ち直していきます。30日(火)は重要なテーマではありませんが、プライベートな問題に解決の糸口が見つかることも。

31日(水)は抜本的な問題解決が計れる日。突然現在の状況が変わったり、世の中の流れが変化するなど、予想外なことが多くなります。それにより複雑怪奇な事柄の真相が分かってきたり、いろいろとスピーディな展開があるかもしれません。いい方向に動くのはいいですが、突然の変化です。周囲に振り回されず、あなた自身をしっかり持っていることが大切です。

6月1日(木)は半月です。一週間の折り返し点として、今後の一応のメドが立つ日です。

その後は…週末のラッキーデイ目指して、夢実現の準備を始めましょう。まず2日(金)は現状を把握するには絶好の日です。

3日(土)の星はちょっと荒れ気味ですが、あなたの夢のさらにその先を考えるにはいいかもしれません。斬新な発想や、大胆な行動がすんなり受け入れられる可能性も…。

4日(日)、は今季最大の幸運がやってきます!午前1時10分、太陽が幸運の星=木星とトライン(120°)という好調な座相を形成します。助走を終えて、飛躍すべきタイミングです。木星は愛も仕事もお金も全部OK!オールマイティの惑星です。叶えたい夢、手がけたいテーマなど、思い切ってチャレンジすることです。この日は午前中いっぱい、ラッキーな配置が続きます。早起きをして早朝から始動するか?早起きが苦手な方は前の晩から計画を仕掛けておくといいでしょう。あなたの幸運を祈ります!

MAY 29 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/22〜5/28

【新月から新しい夢を】

21(日)、太陽が双子座へ入りましたが、北朝鮮はミサイル実験の手を緩めず、また、日本列島では異例に早く猛暑日が記録されています。今週は…双子座に入ったばかりの太陽はまだ重要な惑星との絡みは持たず、特に前半目立つのは細かな星の動きのみです。

世の中の流れとしては…これまで疑問を持って追求してきた問題の落としどころを探りつつも、正義に燃えて闘うことへの疲労感が見えてきます。特に24日(水)は…自己主張と権利の小惑星=ジュノーの絡みが目立って、小さな社会のなかで異なる立場での主張がぶつかることが多くなりそうです。

25日(木)午後9時13分、月が双子座へ入場。その後、26日(金)午前1時11分に金星が冥王星とスクエア(90°)を形成します。午前4時42分には月が双子座で太陽と合(0°)。新月となります。これらの星の配置は「同じところで足踏みをしていてはいけない!」と、私達に新たな局面へ推し進めるエネルギーを与えてくれるでしょう。

週末、私達は新鮮な刺戟と新たな楽しみを追い求めるために行動していくことになります。夢を手にするのはまだ遠いかもしれませんが、新しい「何か」に私達は魅力を感じていくに違いありません。

MAY 22 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/15〜5/21

【新たな風;危機からの脱出】

先週末には北朝鮮が高高度の弾道ミサイルを発射しましたが、その割りに星の動きは落ちついている模様です。そんな中、太陽が牡牛座を通過するのは今週が最後の週となります。

16日(火)、午後1時にはコミュニケーションの星、水星が牡牛座へ入場。15日(月)から月は山羊座を通過中ですが、ひと頃のような波乱は避けられそうです。

17日(水)は水瓶座の月が金星、木星、火星と好調なアスペクト(星同士の関係)を作る幸運な日。恋愛にもいい配置です。中でも木星とトライン(120°)が最も有効…。その時刻は午前6時14分ですから、このタイミングをキャッチするためには前日から動いておくべきでしょう。

その後、今週のハイライトは週末、19日(金)に訪れます。太陽が予言者の彗星=キローンとセキスタイル(60°)を作って夜明けを迎えます。予言者キローンは私達に何か新しいアドバイスを暗示してくれるかもしれません。その後、午後3時14分には太陽系の外側の重惑星といわれる星達に大きなピリオドが刻まれます。射手座の土星が牡羊座の天王星とトライン(120°)というスムーズなGOサインを送るのです。土星は2016年12月25日順行から天王星にトライン(120°)を作っていますが、今度は土星逆行でのトライン(120°)となります。さらに遡ると、土星、天王星がメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)を作るのは2008年〜2010年のオポジション(180°)以来になります。昨年の「瑛利奈の”This Week”」12/19〜12/25 【週末の幸せのために準備を】で、私はこのアスペクトを「世界平和への第一歩」と書いていますが、2008年〜2010年といえば、リーマン・ショックから始まった世界経済危機が思い起こされます。19日(金)の土星、天王星のトライン(120°)は世界経済がようやくこの危機から解放される方向を見出したかのように見えます。しかし、同じ19日(金)夜半から火星、冥王星のインコンジャクト(150°)金星、木星のオポジション(180°)と、立て続けに不調和なアスペクト(星同士の関係)が…。これは短期的に観ると楽観論がやや行き過ぎに傾くことを意味しているのでしょう。

21日(日)午前5時28分、今まで牡牛座を通過してきた太陽は双子座の領域へと度数を進めていきます。一ヶ月にわたる牡牛座の期間もこれを以て終了。太陽の度数は双子座の0°へとリセットされて、身軽に好奇心探求の旅をしていくことになります。

MAY 15 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/8〜5/14

【週半ばにはサプライズが…!】

8日(月)、日本時間早朝、仏大統領選はマクロン氏が勝利とのニュースが…。その頃、天秤座の月が木星と合を形成して、まずまずの週明けとなりました。

一方、韓国大統領選の方は10日午前2〜3時ごろに大勢が判明するとのことですが、10日(水)午前3時16分、太陽が「逆転」を意味する準惑星、冥王星とトライン(120°)を形成します。さらに午後2時7分には水星が「変異」を表す天王星と合になります。水星は5月4日に逆行から順行に変わったばかりですから、つい先日の4月29日にもこの時は逆行で天王星と合を形成していました。この日は北朝鮮がミサイルを発射した日にあたります。これらから、10日(水)はサプライズの日になりそうです。

11日(木)は満月。これまでの問題に当面の答えが出る総括の日です。その後、週末にかけて世の中の流れはスピードを上げて、やや暴走気味に展開していきます。

愛情問題で悩みを抱えているあなた…。逆転のための作戦を実行したり、勝負をかけるには10日(水)までがチャンスです。職場の問題を改善したい場合もやはり同じです。逆にこれまで上手く行っていた場合は満月(11日)までは静かに現状維持を心がけたほうがいいでしょう。

12日(金)〜13日(土)はアクティブに過ごせる日。かねて考えていたアイディアを行動に移してみたらいいかもしれません。14日(日)には「なるほど!」と思わず膝を叩くような納得感を得られるはずです。

MAY 8 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/1〜5/7

【大切な人との絆を…】

ゴールデンウィーク初日の29日(土)、北朝鮮は弾道ミサイルを発射しましたが、世界は過剰反応せず、なんとか大事に至らずに済みました。5月1日(月)の月は蟹座。今までならカーディナルサインの天体(註 3/20〜3/26【春分から新たなチャートへ】を参照)とグランドクロスを形成して大騒ぎになるところでしたが、現在の牡牛座の太陽は調停座相という、月、冥王星の間を取り持つ位置にあり、調整役を果たしています。

2日(火)、3日(水)は大きな星の動きもない中、月が2日(火)は金星、3日(水)は木星と好調。楽しい連休モードを継続できるでしょう。

4日(木)には4月10日から逆行していた水星が順行に変わります。これは…水星が所管していたテーマが順調に動き出す…ということ。連休中ながら、仕事モードに覚醒し始める人も多くなるかもしれません。

5日(金)〜7日(日)は太陽始め、8つの惑星のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)は何ひとつなく、楽しい雰囲気をかき乱される要素はありません。こんな時こそ家族、特に母親との絆をしっかり固めておくべきです。この連休の後半は…あなたが次に飛躍するための土台作りの時期となります。

MAY 1 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/24〜4/30

【楽しい連休が期待できそう】

23日(日)、フランス(現地時間)の大統領選挙がありましたが、「来月7日にマクロン氏とルペン氏が決選投票へ」との結果で、ユーロ残留の目がなくなるという事態はとりあえず回避されました。これを受けて、週明けの星も水星が土星と安定のアスペクト(星同士の関係)を作るなど、突飛な展開はなさそうです。

先週、20日(木)から太陽は牡牛座へ入りましたが、今週はまだ他の惑星とメジャーアスペクト(重要度の高い関係)を形成する日はありません。26日(木)は午後9時14分に月が太陽と合(0°)となり新月。新たなサイクル(約一ヶ月)のスタートです。ガーデニングや子育て、婚活など、長期の目標を立てて何かを達成したい方はそろそろ準備を始めるといいでしょう。特に現在の太陽がある牡牛座は地のサインですから、カーデニングには最良の時期となります。

27日(木)はまずまず落ちついた星回り。人間関係の調整や話し合いなどにはチャンスです。

28日(金)午後9時59分には4月15日まで逆行していた金星が再び牡羊座へ入場します。愛の星=金星もようやく順調に稼働し始める模様で、停滞していた愛情問題もこれでようやく明るい兆しが見えてきそうです。同時に金星は「楽しいこと全般」を意味する惑星です。今年のゴールデンウィークは心置きなく楽しむことができるでしょう。

APR 24 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/17〜4/23

【太陽系が様変わり。運不運の逆転も】

今週は…星の配置が様変わりしていきます。17日(月)、午前8時2分、月が山羊座(=例のT字スクエアのあるカーディナルサイン)へ入場します。しかし、太陽が牡羊座の27度まで度を進めて、射手座の土星とトライン(120°)という好調座相を形成。揺るぎない安定感で現状の問題にクギを刺していきます。また午前10時34分には先週から順行に向きを変えて力を増した愛の星、金星が火星とセキスタイル(60°)という好調なアスペクト(星同士の関係)に。金星は女性を象徴する惑星、火星は男性を象徴しますから、これは…星達が男と女の仲を活発に取り持ってくれることを意味します。

18日(火)には山羊座の月がややリスキーな度数まで歩を進めてきますが、その他の星が形作る好調座相に助けられて、今までのような一触即発の事態は避けられる模様です。

今週、星の様変わりは20日(木)から始まります。20日(木)午前6時23分、先月の春分以来、牡羊座を通過していた太陽が牡牛座へ入ります。続いて午後5時41分ごろ、山羊座の19度で冥王星が進行方向を逆行に転じます。喩えてみれば、新幹線のような列車が色を塗り替えられて、反対の方向へ進み始める…こんな感じかもしれません。私達は「あれ、あれ!今までこんな時代だったっけ?」と。これは…多少オーバーですが、今までの雰囲気がガラッと変わって、新たなテーマへと世界の関心は移り変わって行くでしょう。

21日(金)には…午前2時40分に水星が逆行したまま牡羊座へ入場。午後7時29分には火星が牡牛座から双子座へサインを変えます。こうなると従前の問題が視点を変えて、まったく違う結論が導き出されることも…。今までツイていた人とツキがなかった人が入れ替わったり、あなた個人のケースではカテゴリ別に好不調が変わってきたりするかもしれません。

週末、22日(土)〜23日(日)はトラブルは影を潜める傾向です。思いやりの気持ちに面倒くささが手伝って、人々は内向的になっていきます。癒やしを求めて静かな時間を楽しみたい…あなたもこんな想いを強くすることでしょう。

APR 17 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/10〜4/16

【愛の星=金星が正常化へ】

先週4月4日(火)は木星、天王星、冥王星からなるT字スクエアに月が加わってグランドクロス。6日(木)には土星が留まって、逆行を始めました。トランプ米大統領は…シリアのアサド政権が4日(火)に化学兵器を使用して民間人を虐殺したとして、米東部時間6日(木)午後8時40分(日本時間7 午前9時40分)ごろ、トマホーク59発でシリア基地を攻撃しました。やはり土星の逆行とともに賽は投げられてしまいました。

この流れを引き継ぐ今週の星はその割りには静かです。週明けの10日(月)午前2時8分、水星が逆行します。これは約束がやり直しになったり、書類上の不備が起きやすい暗示です。11日(火)は天秤座の満月です。月は例のT字スクエアを刺戟しますが、同じ天秤座を通過中の木星が受け止めるため、先週ほどの危険な連鎖はなんとか避けられそうです。しかし、満月は満月。当面の課題に一定の区切りとなる回答を引き出すことにはなるでしょう。

14日(金)午前8時26分、牡羊座の太陽が天王星と合(0°)を作ります。先週の問題がまた蒸し返される流れで、少々荒れ気味の配置ですが、正義を象徴する太陽が中心となるため、理不尽な展開にはならないはずです。

15日(土)午後1時15分、3月4日から逆行していた金星がようやく順行に方向を正します。この間、恋人との関係がギクシャクする…、恋愛関係が後戻り…、など、愛がキチンと機能してくれずに悩んでいたあなたに朗報です!この間、金星の度数は牡羊座の13°から魚座の26°へと17°ほど逆行してしまいましたが、これは…神様がやり直しの機会を与えてくれたのかもしれません。うまく行かなかった告白や約束など、今後再チャレンジする価値は十分あるでしょう。

16日(日)は身体を動かしてあなた自身の小さな幸せを築くにはいい日取りです。未知の場所へ出かけてみたり、新しい考え方を採り入れるなど、アンテナを伸ばすことです。ただ、日没後は採点が辛くなる傾向があります。遊びは早めに切り上げて、余った時間を今後の準備に充てたほうが賢明かもしれません。

APR 10 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/3〜4/9

【グランドクロスからの挑戦】

3日(月)午前9時41分、金星が逆行しながら牡羊座から魚座へと移動します。これにより、最近太陽系の緊張を高めている木星、天王星、冥王星によるカーディナルサインでのT字スクエア(前の記事を参照してください)を刺戟する天体が一つ減ったワケですが、今後は思わぬところから伏兵が現れます。

4日(火)は蟹座の月が太陽にスクエア(90°)を作ります。ご多分に漏れずこれは…カーディナルサインのT字スクエアを刺戟して、グランドクロスを作る配置です。また最近、このポイントには…権利の主張を意味する小惑星ジュノーが山羊座の15°まで度数を進めてきているのです。4日(火)は…月が夜明け前から太陽、ジュノー、昼頃には木星、冥王星、日没後は天王星を、次々と刺戟していくことになります。其処此処(そこここ)で過去の問題が蒸し返されたり、意見の違いが強調されるなど、騒々しい一日になるでしょう。

このピリピリした流れは…5日(水)5時44分、、月が金星とトラインを作ってから治まっていくことになります。5日(水)は今週の中では落ちついた一日になりそうです。

しかし、6日(木)午後0時57分には…2016年8月13日から順行していた土星が逆行に向きを変えます。これを機に、未来が読めない、経済が安定しない、何事も決められない…など、先行き不透明感が増すことになっていくでしょう。

その後、8日(土)には太陽が木星とオポジショ(180°)、9日(日)には冥王星とスクエア(90°)を作ります。これは…前述のカーディナルサインのT字スクエアに太陽が突っ込んでいくことを意味します。太陽のことですから、トラブルを引き起こすことはしないと思いますが、当面の問題に一定の見解を出さざるを得ない状況にはなるでしょう。おりしも9日(日)は金星が土星とスクエア(90°)を形成します。これらから総合的に考えると、この日は…私達や並びに世界の人々が今後の方向性にある種の決断を下す、曲がり角になるのかもしれません。

今週の星の動きはとてもダイナミックです。これは…私達が自分のペースで進めたい人生の問題に、外部から「早く結論出せよ!」と、迫られるような気分に私達を追い込むような気分にさせます。もしもあなたが重要な問題を抱えているとしたら、自分で納得できるまでじっくり考えて、決して他人のペースでおざなりな結論を出さないよう、心して臨むことが大切です。

APR 3 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/27〜4/2

【新月でリセット。前に進める週】

27日(月)の午前0時5分、マインドを司る惑星=水星が型破りな惑星=天王星と合(0°)を作っての週明けです。

その後、28日(火)午前1時42分にはアクションの惑星=火星が夢と幻想の惑星=海王星とセキスタイル(60°)に。あたかも見世物小屋の口上でも聞こえてきそうな、「マジックでも始まるの?」と私達を幻惑するような星の配置です。話は逸れますが、2017年は元旦早々、今回と同じく火星と海王星コンビが合(0°)を作って始まったのでした。それが0°から60°へと火星が海王星を引き離して、今年2回目のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)を形成することになったのです。

28日(火)はそのあと、午前11時54分に月が太陽と合(0°)になり、新月です。これによって、あの忌まわしい2月26日の日食から始まった月のサイクルがリセットされることになります。

30日(木)午前3時16分、水星が土星とトライン(120°)という好調座相を作ります。天王星の影響を受けて暴走しつつあるかのような水星の知性パワーに土星が重力を効かせて足下の整理を図るでしょう。この日は…厳しいながらも一応妥当性のある結論を導き出せる日です。

しかし、31日(金)には…このところ火種となっている木星、天王星、冥王星のT字スクエアの最後の一撃とて逆行中の木星が冥王星と正確にスクエア(90°)を作ります。このアスペクト(星同士の関係)を文字通り読むと…木星が意味するモラルや法的、宗教的正義と冥王星の意味する闇の権力、隠れた妨害がスクエアという相互に潰し合う関係になる…こんな意味でしょうか…。つまり「表面上の利害関係の対立以上に根深い戦いが表面化する」ということになります。面倒くさそうですね。もしも、あなたがプライベートでこんな問題に直面した時は…解決を焦らず、そして敵を刺戟しないように、寛容な気持ちを持って、ちょっと忍耐する…。いちばん大切なことは事態の難しさを前にして、あなた自身が自信喪失しないこと。いくら難問でもいつか解ける時が必ず訪れるのですから。

4月1日(土)、午前2時31分、水星が牡牛座へ入場します。1日(土)の夜には愛の星=金星が調整の小惑星パラスと合(0°)。こじれた感情をほぐしたり、二人の間の微妙な問題を話し合うにはいいチャンスです。

2日(日)は双子座の月が木星や天王星といいアスペクト(星同士の関係)を作り、あなたを行動的にしてくれるでしょう。

MAR 27 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/20〜3/26

【春分から新たなチャートへ】

週明けの20日(月)は春分の日です。「春分」というのは…太陽が牡羊座の0°へ入場する日のこと。今年は20日(月)の日没後、午後7時24分に太陽が牡羊座へ入ります。これを以て日本国の今後を占うホロスコープ=春分図も新しく書き換えられることになります。

2017年の日本の春分図は上記のように日没直後になるため、太陽を始め水星、金星が6ハウスという西の地平線の下に沈んで、やや不利な形となってしまいます。同時に月、土星、冥王星は3ハウス中にあり、これもホロスコープの最もボトムに沈み込む位置。おまけに6ハウスも3ハウスもケイデントといういちばん奥まった動きにくいハウスです。さらに太陽に対して月と土星はスクエア(90°)の不調和座相…etc.。あまりパッとしない新年度の第一四半期になりそうです。

また、昨年の冬至図から現れ始めたカーディナルサインのT字スクエア(天秤座の木星、牡羊座の天王星、山羊座の冥王星が作る緊張関係)はさらに顕著に、アクシスというホロスコープの軸に緊密に関わる形でチャート全体を支配しています。これは…一発触発の危険を秘めているといわざるを得ません。ただ、唯一救いなのは…私達、国民を表すポジションが幸運の星、木星であることです。しかし、私達が危険なトラップに囲まれていることを気付かずに案外楽天的に過ごしていく…こんな状態を意味しているのかもしれません。

今週、上のT字スクエアを刺戟する山羊座に月が入ってくるのが21日(火)〜22日(水)です。特に22日〔水)はT字スクエアに月を加えてグランドクロスになるため、波乱が予想されます。当面は毎週毎週、カーディナルサインに月が巡ってくるたびに同じ緊張した事態が繰り返される…ということになるでしょう。

24日(金)、今度は水星がこのT字スクエアを刺戟します。これでまた、今まで出た結論が覆されたり、新たな真実が露呈するなど、騒ぎが大きくなることも。

その後、25日(土)からはガラッと空気が変わり、癒やしの風が吹いてきます。25日(土)は日付が変わってまもなく、午前0時59分、木星パワーでハッピーな出来事が!そして25日(土)午後7時19分、金星が逆行しながら太陽に合(0°)を形成して、愛の気分を盛り上げてくれます。これは…金星が逆行しながら太陽を捕まえる現象ですから、一度失った愛を取り戻すのに絶好のチャンスかもしれません。また、バレンタインデーに告白できなかったあなた、今年度最後の週末ですから、意中の人に再チャレンジしてみたらいかがですか?

26日(日)はそのまま危険な配置もなく、ちょっとおこもり的な傾向になりつつ、平和に休日が過ぎていくでしょう。

MAR 20 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/13〜3/19

【魚座最後のココロの週】

今週は冥王星に太陽や水星が絡んだり、月がグランドクロスのポイントを通過したりと、太陽系はダイナミックな動きがありました。それに伴い最近の情勢にシロクロが付くような大きな出来事がここかしこで起きました。今週は先週に匹敵するほどの星の動きはなく、太陽が魚座を通過する最後の調整期間といった趣(おもむき)です。

水星は早々と14日(火)早朝から牡羊座入りします。その後、15日(水)は今週の中では幸運な出来事が多い一日になりそうです。午前6時50分、月が幸運の星=木星と合(0°)を形成したあと、昼頃には小惑星=パラスと彗星=キローンが一団となって太陽と合(0°)を形成します。パラスもキローンも知的、精神的にレベルの高い星です。何か新しい発想を採り入れたり、目からウロコが落ちるような意識の改革に目覚めることなどがあるかもしれません。柔軟な精神状態で心のアンテナを伸ばすことを心がけると良いことがありそうです。

16日(木)は一転して少し気持ちが重くなる日。自己主張したい思いが先立って、そこここで対立する場面が目立つかもしれません。しかし、言うべきことを言っておけば、夜になってスッキリと納得する…こんな流れになりそうです。

17日(金)は蠍座の月が海王星、冥王星と小三角を作って、私達の感受性を刺戟します。問題を抱えているあなた、この日は相手の同情心に訴えば、案外コトはスムーズに運ぶかもしれません。

18日(土)、太陽が土星とスクエア(90°)を形成します。これは現在抱えている問題に限界が見えてくる暗示です。これ以上同じ手法で押しても解決のメドは立たないかもしれません。現実的な落としどころを想定していくべきタイミングです。

19日(日)はリラックスモードで夜が明けますが、とりとめもなく一日が過ぎてしまいそうです。20日(月)春分を前にして魚座最後の日となります。

MAR 13 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/6〜3/12

【逆転のチャンスが!】

火星が土星とトライン(120°)という厳(いか)めしいアスペクト(星同士の関係)から始一週間が始まります。火星といえば戦いの惑星。一方の土星は秩序などセキュリティを司る惑星です。この相反する星がトライン(120°)という調和座相を形成するのは…ちょっと怖い感じがしますが、「これ以上危険な事件は起こさせないよ!」という星からの責任あるメッセージです。波乱の多かった最近の世の中の動きが徐々に落ちついていく暗示です。

その後、魚座へ入ってから他の惑星と関わりを持たなかった太陽も徐々に動きを見せ始めます。特に9日(木)の冥王星とセキスタイル(60°)というアスペクト(星同士の関係)は…このところ山積していた疑問や難問に答えを出さざるを得ない状況を作るでしょう。冥王星といえば、「極限」や「悉く消去する」などの意味を持つ小さいながらも激しい準惑星です。現状をひっくり返す「逆転する力」や秘密を「暴露する力」もありますから、何かを嘘で固めていた人、おざなりな決着で事を済ませようとしていた人などは想定外の展開になることも。反対に理不尽な壁に立ち塞がれて苦しんでいたり、不利な状況に苦しめられていた人には「逆転のチャンス」です。太陽と冥王星のセキスタイル(60°)は9日(木)、午後5時24分に起こります。前日8日(水)の午後2時19分には太陽に先行して水星が冥王星とセキスタイル(60°)を形成します。これを伏線として利用しない手はないかもしれません。但し、8日(水)の月は蟹座にあり、冥王星、木星、火星とグランドクロスを作りますから、自ら大波乱に飛び込む覚悟は必要です。

10日(金)前9時31分、グランドクロスの一角と作っていた火星が牡牛座へ抜けます。この日の月は獅子座の第三デークと、いいポジションにあり、星の配置はこれをもって安定の方向に動いていくことになります。

今週中盤は勇気を出して問題あぶり出しや改革、改善などに力を注ぐこと。そうすれば、10日(金)〜週末はこころ安らかに過ごせるでしょう。

MAR 6 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/27〜3/5

【火星の凶座相と金星逆行】

日本時間26日(日)午後11時55分、地球の裏側で金環日食が起きました。本来日食は…太陽と月、地球が正確に一列に並ぶため、地球にかかる重力の負荷が非常に強くなります。そうなると物理的に、また精神的にもかろうじて平穏を保っていた部分が持ち堪えられなくなり、はじけてしまうことが多いのです。

今週は…こうした日食とともに週明けに。それに加えて27日(月)は太陽系の中で熱気を持つといわれる三つの惑星、火星、天王星、木星がタイトに凶座相を形成します。午前9時26分に火星が天王星と合(0°)を。午後11時21分には火星が木星とオポジション(180°)を形成します。いずれも激しい熱気を持つ天体の絡みですから、世界は荒れ模様に…と、いわざるを得ません。

その後3月2日(木)には太陽が太陽系の最も外側の惑星、海王星と合(0°)になります。海王星はガス体でできた「蝕知しがたい」といわれたり、曖昧さを司る惑星です。ポジティブな意味としては…慈善的、夢想的、ネガティブな方は嘘や裏切り、現実逃避などを表します。太陽という正義を司る天体が海王星に捕まってしまっては、真実を知るよしもなく、世界の流れは日食〜火星、天王星、木星の悪影響が敷いたレールをそのまま引き継いでしまいそうです。

さらに4日(土)、夕刻には愛の星、金星が逆行し始めます。「金星、お前もか!」と、いいたくなるような後ろ向きの動きに、みなさんは当惑してしまうかも。

火星、天王星、木星の騒がしいアスペクト(星同士の関係)〜海王星の真実隠蔽の動き。週末は愛の星、金星も後ずさりを始めるとなると、いかにも「打つ手なし」という感じですが、このような時期こそ冷静な判断力と確固とした意思の力、そして公平さを重んじる正義感を忘れてはいけないのです。もしかすると多数派や周囲の流れの方が間違っているのかもしれません。ちょっとした躓きでヤル気を失ってしまわないように、理想をしっかりと見据えて、前向きに努力していくことです。

FEB 27 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/20〜2/26

【日食へ向かう一週間】

先週は13日に北朝鮮のキム・ジョンナム(金正男)氏が暗殺されるという、まさに月食(11日)〜日食(26日)の期間が持つ「闇」を象徴するような事件がありました。

先週末から太陽は魚座に入りましたが、今週は太陽をサポートしてくれる惑星が現れず、太陽が持つエネルギーが発揮される機会はまだないようです。その代わり、今週活躍するのは水瓶座の水星です。水星は知性や情報を意味する星。試験勉強や仕事の契約、プラン作成など、知的な労働の後押しをしてくれるでしょう。特に有り難いのは21日(火)〜22日(水)です。天王星、木星と、これまた知的な能力をアップしてくれる惑星が小三角という両サイドからサポート体制を作ってあなたの力を盛り上げてくれます。その後24日(金)には水星は土星とセキスタイル(60°)を作ります。土星は権威のある秩序と保守の惑星ですから、しっかりとチェック機能を果たしてくれるでしょう。

ただ、このところの火星の動きがちょっと気になります。22日(水)の夕刻には冥王星とスクエア(90°)という攻撃的なアスペクト(星同士の関係)を形成します。火星も冥王星も情け容赦のない強烈な性質を意味します。今の月食〜日食の時期に水面下で進行している問題(プライベートから政治まで)が激化しなければよいのですが…。

さて、今週の最後の最後、26日(日)午後11時55分には日食が起きます。今度の日食は…あいにくというべきか?幸運にもというべきか?日本では観測することができません。南太平洋〜南米、アフリカなど、日本の裏側では金環日食となります。この新月から始まる日食のサイクル、いつもいうように決して歓迎するべきものではありません。しかし、特に不幸を運ぶかというとそうでもないのです。世界の人々の関心が暗黒の方へ向かう時期…とでもいったらいいのかもしれません。これを機会にあなたの身辺に潜む暗黒、また心の中の闇、これらのものに関心を持ち、メスを入れるキッカケを与えてくれる…。大切なのはその一歩を踏み出していくあなたの「勇気」です。

FEB 20 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/13〜2/19

【バレンタインデーの傾向とその後】

先週土曜日の満月は半影月食でした。太陽や月という私達に光りの恵みを与えてくれる天体が闇に包まれてしまう「食」という現象は古代から不吉なものと怖れられてきました。そんな中、トランプ大統領と安倍首相という日米の首脳がゴルフを楽しむという異例の月食となりました。

週が明けて、14日(火)はバレンタインデーです。今年の傾向は?というと…かなりお堅いバレンタインデーとなりそうです。まず、午後2時53分、太陽が太陽系のお目付役、土星とセキスタイル(60°)という安定のアスペクト(星同士の関係)を作成します。「いいか?お前達!真面目にやるんだよ!」と親や上司にひとことクギを刺されたような感じ…とでもいいましょうか?
そもそもこの日は午前中から月が婚姻関係や女性の権利を司る小惑星、ジュノーとスクエア(90°)という不調和なアスペクトを作ってスタートしているのです。これにより男も女も…「なんかケチをつけられた感じ。面白くないなぁ」と、心のどこかに不満の種を仕込まれているような状態になります。そこへ持ってきて土星からのお堅いお達しが…!その後、午後5時21分、ようやく仕事も終わろうとする頃、またもや権利の小惑星、ジュノーが今度はノースノード(ドラゴンヘッド)という太陽と月の交差点とトライン(120°)を形成。トライン(120°)は好調なアスペクト(星同士の関係)ですが、アスペクトを組む星同士が…一方は婚姻関係の権利の主張をするジュノー。もう一方のノースノード(ドラゴンヘッド)は大きな交差点ですから、渋谷駅前の交差点のように公共の場所、つまり公共性を表します。ですから「モラルや法律を遵守しましょう!」というメッセージ…ともいえるのです。

つまり、今年のバレンタインデーは「本命の相手と公式に愛の絆を固める」…このような性質を持つことになるのです。ですから、最愛の人をガッチリと射止めたいあなたには最高の星回りといえるでしょう。しかし、相手側も今回のバレンタインのプレゼントに同じようなメッセージを感じるので、本気でない場合はそれなりに警戒したり、距離を置かれてしまうかもしれません。

また、不倫や遊び心など、いい加減な気持ちで異性にアプローチしようとしているあなたには、後あとこの問題が尾を引いて、トラブルのもとになったり禍根を残すことになるかもしれません。

つまり、今年のバレンタインデーはこころして行動することが大事です。義理チョコにしても、いちいち「これはどういう意味?」と相手や周囲の目線に晒されなければならない…こんな一日になりそうです。。日頃は「愛に多くの言葉はいらない」と信条を持っているあなたも、今年はフォローの言葉を用意しておいたほうがいいでしょう。

その後、15日(水)は天秤座の月が火星、天王星、冥王星とT字スクエアを作ります。私達の気持ちはさらにナーバスでピリピリすることに。16日(木)午前1時53分、月が木星と合(0°)を形成しますが、これを機会にこの緊張感は影を潜めていくことになります。

18日(土)午後8時27分、太陽が魚座へ入ります。ここからいよいよ長かった冬が終わる魚座の季節です。やがて世の中のテーマも変わり、活躍する人物もメンバーチェンジしていくことになるでしょう。

FEB 13 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/6〜2/12

【木星逆行と半影月食が!】

今週は星のイベントが盛りだくさんです。まず、週明けの6日(月)午後3時2分に木星が逆行し始めます。これは…2016年5月9日以来ですから、9ヶ月ぶりの出来事となります。木星は本来、豊かさや学問、宗教など、高尚な意味を持つ幸運星です。これから6月9日まで約4ヶ月間、木星は逆行を続けることになりますが、さて、その期間には何が起きるのでしょうか?しかし、何といっても木星は太陽系随一の幸運を司る星です。逆行期間中も悲惨な災害をもたらすものではないのですが、片時の幸せを恒久的なものと見誤るなど、私達の心をいたずらに弄(もてあそ)ぶ人の悪さや人を喰った態度は持ち合わせているのです。株価などが乱高下して世界経済を攪乱したり、一部の人々を狂信的な気持ちに陥れるなどの問題が起こるかもしれません。

7日(火)夕刻、水星が水瓶座へ入ります。その後10日(金)早朝には水瓶座の太陽が牡羊座の天王星とセキスタイル(60°)という好調座相を作ります。今週は10日(金)まで概ね好調に進行するといっていいでしょう。

注意すべきなのは11日(土)の満月です。この日の満月は半影月食となります。ただ、観測できるのは大西洋を中心としてヨーロッパからアフリカにかけてのみで、月に落ちる地球の影もごくわずかではあります。しかし、この後、二週間後には常に月食とセットになっている日食が控えています。この11日(土)以降、月が次のサイクルに入るまでの約一ヶ月間は新たな試みが不問に付されたり、思うような結果が見えにくい時期に入ってしまうことになります。

とはいいつつ…12日(日)は太陽が木星とトライン(120°)という今季最大のラッキーディが訪れます。半影月食が落とすダークな影を怖れず、「しっかりと掴むべき幸せは手にするんだ!」と、負けん気を出して愛に仕事に頑張る気持ちが大切です。

FEB 6 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/30〜2/5

【週末は…ズバズバ切り込め!】

トランプ米大統領が大統領令を乱発して世間を騒がせていますが…。星の配置は?というと、山羊座の水星が他の惑星と数々のアスペクト(星同士の関係)を作り、大活躍で、今週は水星の独壇場とでもいいたいような勢いです。現在の日本のホロスコープでは水星は経済、通信、輸送などを司る非常に敏感な惑星です。今週の水星のアスペクトを観ると、先週から引き続き、何かと既成概念を覆される動きに右往左往しそうです。「新たな次の一手は?」と考えつつ、現実の壁にぶつかってしまい、「今度は発想を変えてみようか?」と思いながら、新しい考え方の空虚さに振り回され…。週末の3日(金)あたり、結局リスクが取りきれずに投げ出してしまう…。こんな感じになりそうです。

2月4日(土)午前0時47分、今まで魚座を通過していた金星が牡羊座へ入ります。これで火星に続いて金星も牡羊座へ入場する…というランデブー状態に。金星、火星が新たに牡羊座に加わることで、以前から牡羊座にいた天王星や射手座の土星に火象サインの惑星達のプラス効果は大きいはず。ここからまた世界は活気を取り戻していくでしょう。

プライベートにおいてもこれらの火象の惑星は…恋愛やレジャーの場で「ズバズバとやりたいことに切り込まなければ!」と私達を勇気づけてくれるに違いありません。この流れはバレンタインデーへの伏線となってその後も続いていくことでしょう。

JAN 30 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/23〜1/29

【新たな視点で考えるとき】

現地時間、1月20日、トランプ氏が米大統領に就任しましたが、その時の太陽の度数は水瓶座の0°50′でした。それ以来、水瓶座の太陽は他の惑星とまったくアスペクト(他の星との関係)を持たず、孤独な状態?(マイペース?)です。その流れは今週も続きます。動きがあるのは…パラパラと水星、金星が海王星や土星と関わるのみです。これは…トランプ氏が大統領に就任しても世界の情勢が既定路線から大きく外れることはない…ということでしょう。

今週の中で動きがありそうなのは28日(土)です。まず午前2時46分に前述のように魚座の金星が土星とスクエア(90°)を形成します。その後、午前9時5分に水瓶座の月が太陽と合(0°)になり新月。午後になって2時36分に魚座を通過していた火星が牡羊にサインを変えます。この日あたりが今週の最大のイベント、とハイライトの日といえましょう。

それまでは日常的な時間が淡々と流れる、といった暗示ですが、24日(火)から27日(金)にかけて私達の身近なところで「価値観の見極め直し」のような動きが繰り返し出てきそうです。

今週は…世界情勢の潮流の変化を予感して、今までと違う考え方を採り入れてみようか?と考えながら、いろいろと試行錯誤する週…とでも表現したらいいのかもしれません。新たな流れが見えてくるまでに。まずは足下の問題を片付ける…。このような気持ちで努力するといいでしょう。

JAN 23 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/16〜1/22

【停滞を脱して水瓶座の夢へ】

先週のグランドクロスはカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の20°〜22°で起きました。特に12日(木)の蟹座の満月は月=蟹座の22°を中心とするグランドクロスでしたが、この蟹座の22°というのは…ちょうど小池百合子東京都知事の太陽の度数にあたります。その後、豊洲の土壌汚染問題に新たな驚くべき数値が出るなど、小池都知事もこのグランドクロスの主役である天王星のテーマ「改革」のために、さらなる戦いに挑まざるをを得なくなっています。

先週のグランドクロス以降、今週の太陽は新たな刺戟を失って、消化試合のごとく山羊座中の最も老いた度数を通過していきます。18日(水)には、太陽は小惑星、ベスタとオポジション(180°)を形成します。ベスタは犠牲や生け贄(いけにえ)を意味する小惑星です。太陽がそのような意味を持つベスタとオポジション(180°)とは…人々に「もう犠牲を出してもいいから、この肩の上のお荷物を下ろしたいよぉ!」という気持ちにさせる…という意味です。ひどいことを言うようですが、みなさん!辛くても決して肩の上の荷物を投げ出してはいけません!弱音に負けて重荷を投げ出すと、あなた自身の過去の努力を水泡に帰してしまうことになるのです。つまり、今までの自分自身の夢や想いを裏切るのと同じことです。水曜日のモットーは「ベスタが呟く弱音に負けるな!」だと思ってください。

19日(木)は山羊座(太陽)の最終日です。同日、午後6時13分、火星と土星がスクエア(90°)という摩擦のアスペクト(星同士の関係)を作ります。火星、土星といえば、太陽系の二大凶星。有り難くない星の配置です。また、火星は魚座の23°、土星は射手座の23°と、今度はミュータブルサインでの出来事です。ミュータブルサインとは変移サインの意味ですから、ズルッと何事かが動いてしまう…このような事象に要注意です。特に物質的、物理的なところに注意を払うようにすることです。

1月20日(金)、午前6時19分、ようやく太陽が水瓶座へ入ります。それと同時に金星や冥王星、火星、水星などの動きも活発になり、沈滞しかかった世の中に再び活気が取り戻されていくでしょう。週末は…新たな太陽のサイン、水瓶座の中で金星や火星などの惑星が思い思いに活動し始めて、今まで期待さえしなかった理想や夢に私達は気づき始めるのかもしれません。

JAN 16 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/9〜1/15

【満月の日はグランドクロス】

先週末、1月7日(土)に太陽が冥王星と合(0°)を形成してから、今週は続々と重要な太陽のアスペクト(星同士の関係)が続きます。11日(水)、午前1時17分に、まず太陽が牡羊座を通過中の天王星とスクエア(90°)を形成します。翌日、12日(木)、午後1時38分には太陽が天秤座の木星とやはりスクエア(90°)を形成。今回の星の動きはこれだけでは終わらず、同12日(木)午後8時33分には太陽が月と衝(180°)。つまり…満月になります。

これらの星の配置は…全体像を眺めてみれば、天王星、木星、月が太陽と冥王星を挟んでグランドクロスを形成することになるのです。グランドクロスというのは…四隅の天体が十字を形成する、アスペクト(星同士の関係)として最もテンションを孕んだ形です。

昨年の冬至から始まった日本の運勢を観るホロスコープでは、このグランドクロスはケイデントといわれる精神を司るハウス内で起きています。関わっている天体は木星や天王星などと派手ですが、影響は?というと、私達の精神の内部や、インフラでいうとソフトの部分への関わりを持つ…ということになるでしょう。

みなさんは「このグランドクロスは具体的にどんな影響があるの?」と疑問に思うでしょう。例えて説明すると、苦痛を堪え忍んで忍耐していた気持ちがどうにもならなくなったり…。胸に秘めていた想いを行動に移さずにはいられなくなったり、ストイックな状況に我慢できなくなる、など、衝動が抑えられなくなることも…。また、楽観的すぎる見通しから無理な計画を遂行してしまう…など、迂闊なミスを犯すこともあるかもしれません。

また、インフラのソフトの一面というと、交通網、インターネットなどの通信網、メディアなど、こんなところで大きな変化、改革、異常などがあることも…。もうひとつ、天体の性質から考えると、国レベルでは国際関係というものも注意すべきテーマのひとつです。

また、今回のグランドクロスは太陽=山羊座20°37′、天王星=牡羊座20°37′から始まって、満月に至る、月=蟹座22°28′、太陽山羊座22°28′まで、度数はカーディナル・サインの20°〜22°の領域で起こりますが、特にこのあたりに重要な星を持っている方は慎重に構えたほうがいいでしょう。反対にライバルや落としたいターゲットの相手がこのあたりの度数(カーディナル・サインの20°〜22°)の星を持っているとしたら、攻略法としては、ここを攻めない手はないのかもしれません。その場合はまず、あなた自身が影響を被る度数に星を持っていないかどうか?よく調べてからにしたほうが無難ですね。
(星の度数を調べたい方は「瑛利奈の占星術チャートハウス」「チャートを計算しよう」が便利です)

今週は上のような張り詰めた星の配置ですが、いままでのモヤモヤを一掃してくれる効果があるかもしれませんね。まずは、気をつけながらチャレンジしてください。

JAN 9 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/2〜1/8

【宵の明星、金星がきれいです】

2017年、新年おめでとうございます。元旦の日没後、南西の空に宵の明星、金星が月と一緒に輝いて、とてもきれいでした。2日(月)宵にはさらに月に接近するところを観察できるでしょう。

お正月のせいか?今週の太陽系は優雅な星のアスペクト(星同士の関係)が多く、特に三が日はリラックスするには最適です。3日(火)午後4時43分には金星が癒やしのサイン、魚座へ入場します。

仕事始めとなる4日(水)は未明に水星と金星がセキスタイル(60°)という、トキメキを感じさせるアスペクト(星同士の関係)を形成。「会社へ出社して、早くあの人の顔を見たい!」…こんな気持ちを掻き立てることでしょう。その後、日中は月がジュノー、天王星、土星など、いわゆるマレフィックス(凶星)といわれる天体と絡んで、現実の壁を再確認。しかし午後11時33分に逆行していた水星が射手座の領域へ戻ると、「明日からもう一度頑張ろう!」と、奮起する流れに変わりそうです。

5日(火)は月が牡羊座へ入場するなど、前向きな配置が多く、世の中は活況を呈するでしょう。

問題なのは7日(土)です。冬至以来太陽は山羊座を通過していますが、2008年から山羊座へ入ってきた太陽系の最も遠い準惑星、冥王星が現在、山羊座の17°9′にあり、ここに太陽が合(0°)を形成するのです。現在、私達が使用している暦は太陽暦ですから、2014年以来、毎年1月になると決まって太陽は冥王星と合(0°)になるのですが…。しかし、冥王星は消去や再生を意味するエイリアンのような星。何か不吉な種を蒔いていく、もしくは、覆す…キッカケとなる可能性もあります。しかし、冥王星は非常に遠く、思ったよりも小さな準惑星なので、目に見えるような変化をもたらすことは少ないのかもしれません。

8日(日)、午後6時36分、昨年12月19日以来、逆行していた水星が順行に変わります。これでお正月の休暇は本格的なピリオドを打つことになるでしょう。

JAN 2 2017

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 瑛利奈の "This week" (2016) 
 
 12/26〜1/1

【現実から夢へ心がシフト】

2016年の最終週は26日(月)、無難なスタートを切るでしょう。この一年を振り返り、それぞれに意味を感じながら納得の行く結論を導き出せる日です。しかし、夜半から少し流れが変わり、人々は義務を負い続けるのに疲れたのか?責任を回避したり、自己韜晦したい気分に変わっていきます。

27日(火)は物議を醸すような議論が横行する日です。職場や家庭内でも問題を抱えている場合は揉め事が白熱しないように注意すべきです。逆に自分から問題を指摘して大事に発展させたい場合は、残念ながら大成功を収めるかもしれません。

29日(木)以降は仕事納めになりますが、太陽系の配置は不思議なエネルギーを溜めていきます。29日(木)午後3時51分は山羊座の新月。大きな一年の締めくくりに。その後、午後4時32分、7月30日から逆行していた天王星が順行に軌道を変えます。この5ヶ月に停滞していた問題の整理が堰を切って始まる暗示といえます。

31日(土)午前8時21分には太陽が海王星とセキスタイル(60°)を形成します。イマジネーション豊かな海王星に触発されて、私達は憧れを抱き、遠くへ夢を馳せるでしょう。

2017年元旦は日曜日です。この日、またもや海王星が登場して、魚座を通過中の火星を捉えます。これは…昨日から心を捕まれた夢に自ら飛び込む暗示です。中には夢を現実と錯覚する夢追い人や酔っ払いが現れることも…。

この2016年最後〜2017年元日を含む一週間はちょっとしたタイムトラベルの週といえるでしょう。現実から非現実へ。敢えて換言すれば、個人の責任に打ちひしがれた意識が集団的無意識へと回帰されることになります。これに喜びや快感を感じる人、逆に不安や焦燥感を感じるケースも。もしかするとそれは…あなたの潜在意識のバロメーターになるのかもしれません。

DEC 26 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 12/19〜12/25

【週末の幸せのために準備を】

一年で最後から2番目の週となりますが…。この一週間の星の配置はかなりダイナミックです。

まず、週明けの19日(月)、午後7時20分に火星が魚座へ入場します。その直後、午後7時49分には水星が逆行へ。これを皮切りに21日(水)、午後7時40分には、この冬最大のイベント冬至へと太陽は度を進めていきます。「冬至」とは---太陽が山羊座の0°に到達する日のこと。これを以て地球の北半球では陽のあたる昼の時間が伸びていくことになるのです。

また、20日(火)に太陽が通過する射手座の28°24′という度数は2008年のリーマンショックと関係の強い因縁の度数です。この日は…この度数に太陽が合になりますが、天体が太陽だけに、どんな影響が出るのか?注視していきたいところです。太陽は基本的にベネフィックスといわれる幸運な天体です。多分、影響は限定的になると思われます。

21日(水)は前述のように午後7時40分にいよいよ太陽が山羊座へ入場します。これを以て日本国の運勢も新たな四半期のチャートへと書き換わることになります。

新たな日本のホロスコープ、冬至図によると、政府与党はよりいっそうの安定感を強め、むしろ絶頂期を迎えるのかもしれません。経済、金融は多少の波乱はありそうですが、私達国民にとっては悪くない、むしろ自己主張できる三ヶ月となりそうです。

今週後半は23日(金)の天皇誕生日〜クリスマスと祝祭日が続きます。これを睨んでか?22日(木)〜24日(土)は平穏な流れとなりそうです。その後、25日は今年最後の日曜日を飾るにふさわしいダイナミックな星の動きがあります。

25日(日)は午前9時13分には土星が天王星とトライン(120°)を形成。これは、なんと!…13年ぶりに見ることができる世界平和の予兆です!これから来年に向けて、世界情勢は安定の方向へと進んでいくでしょう。

もうひとつ!これが最大の朗報となりますが、25日(日)20時19分、愛の星、金星が幸運の惑星、木星とトライン(120°)という好調なアスペクト(星同士の関係)を形成します!みなさん、すでにお察しのように最高のラブチャンスということですね!愛のスタート、告白、決断、披露などのチャンス。また、次のステップへ向けて願を掛けるにはこのタイミングを逃してはなりません。愛情以外にも物質的な幸福を探求するにも非常に良い配置になります。愛もお金もグルメも…。25日(日)の夜に最高の時間を迎えるため、さあ!今から準備を始めるといいでしょう!

DEC 19 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 12/12〜12/18

【フラットに調整して】

12日(月)、太陽が天王星とトライン(120°)という好調座相を形成して一週間が始まりますが、太陽の重要な座相はこれのみで終わり…。週末に向かって尻つぼみな感じの一週間になるでしょう。

とはいえ、14日〔水)午前9時4分に双子座の月が太陽の向かい側へ回って満月となります。この日が今週のクライマックスとなります。11月29日の新月から数えておよそ二週間。新月の時期から始まったテーマが最大の盛り上がりを見せるタイミングです。その後、月は減光期に入って、物事が収束に向かう流れとなります。ヒトの身体もこの月のサイクルに作用されますから、これ以降は月と同じく髪の毛が伸びにくくなったり、ケガをしたところの肉が上がりにくくなるなど、ヒトのサイクルも月と同期するのです。逆にショートヘアにしてこれ以上髪を伸ばしたくない場合はヘアカットのチャンスといえるかもしれません。特に今週の週末は短めにヘアを整えるには最適な日取りといえます。

今週は取り立てて要注意日もなく、大きな事件が起きそうな配置は少ないので、気分転換したり、新たな冒険を試みるにはいい一週間かもしれません。変身やチャレンジのポイントは…コンセプトを変えてみること。今まで縛られてきた既成概念やモノなどをアッサリと捨ててみてください。何事もカジュアルに、シンプルに。そして、最近あなたが囚われてきた感情をフラットになるよう調整してみるのです。

年末の忙しい時期です。つまらないことに囚われたり、こだわったりするのをやめてみれば、すべてが快適な速度で動き始めるかもしれませんよ!

DEC 12 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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12/5〜12/11
 
【総括の結果は週明け?】

週前半はまったく有力なアスペクト(星同士の関係)がなく、特に重要な星からのメッセージはありません。どちらかというと、5日(月)は現状肯定的な落ちついた流れ…。保守派の意見に軍配が上がる日です。6日(火)は午後1時半頃までは月(MOON)の重要なアスペクトが見られず、ムーンボイド、つまり物事が決まらない時間帯となります。7日(水)になり、ようやく惑星の動きが出てくるのですが、明確な方向性がなかなか見つからないでしょう。

7日(水)午後11時47分になって、愛の星、金星が水瓶座へ入ります。これより金星、火星という恋愛に関係の深い二つの星が水瓶座でランデブー状態になります。おりしも幸運の星、木星は天秤座を通過中ですから、金星、火星、木星がみな風のサイン中に。風のサイン(双子座、天秤座、水瓶座)のみなさんには愛情運絶好調の時期到来です!

その後、10日(土)、太陽が木星、土星と、次々重要なアスペクト(星同士の関係)を形成し、「今月のハイライト!」ともいうべき節目となる日を迎えます。しかし、週末に当たるため、仕事関係の結果が出るのは週明けになるかもしれません。成功のためのプロジェクトをコツコツと用意してきた人には喜ばしい結果が待つことに。また、問題意識を抱えながらチャレンジする勇気がなかった人は…10日(土)を目標としてできる限りの意思表示を行動に表すべきです。参加しなければ試合には勝てません。また、負けることを怖れていては試合に参加するチャンスさえ逃してしまいます。そして、悪い結果が出るのを怖れて問題を先送りにしている人には有り難くない結果が目の前に示される可能性も。

2016年も押し迫り、最後の月となる12月…。ようやく総括の時期が迫ろうとしているのです。

DEC 5 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/28〜12/4

【身近ないざこざに注意】

今週、28日(月)は比較的穏やかな週明けになりそうです。29日(火)は今月二回目の新月。来月を待たずに、新たな月のサイクルの始まりとなります。30日(水)から世の中が騒々しくなってくる模様です。人権問題や権利の侵害、女性問題など、論議が過熱してくるかもしれません。私達の職場やプライベートでも小さな問題を何かと取り沙汰されたりして、他人との関係がトゲトゲしがちな雰囲気になる怖れも。愛情問題や人間関係に火種を持っている方は無駄に多く語るようなことは避けるべきです。相手を攻撃したつもりが自ら墓穴を掘るハメになったりと…こんな場面が多くみられる可能性も。

週後半の12月1日(木)から流れが変わります。これまで過熱した議論が一気に弱体化して、理想主義的なものや、スケールの大きなものへと私達の関心は移り変わっていく傾向があります。週末を前にして2日(金)はついつい気が大きくなる星の配置です。買い物や飲食など、行動に弾みが付いて出費がかさんでしまうことも…。3日(土)早朝に知性を表す惑星、水星が現実感覚の強い山羊座へ入ります。週末になって突然節約モードへシフトする…なんてこともあるかもしれません。

とはいえ、今週の星は…先週のような波瀾万丈の勢いはありません。今週起こり得るトラブルは…口を慎む、行動する前に裏を取る、気まぐれ注意など、ちょっと気をつければ避けられそうなことばかりです。まずは、はしゃぎすぎず、落ち込みすぎず、平常心を保って過ごすといいでしょう。

NOV 28 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/21〜11/27

【射手座に入って形成逆転】

10月23日に太陽が蠍座に入ってから、米大統領選でトランプ氏が勝利したり、いくつかのサプライズはありましたが、日本株は着々と18000円台を回復して、ちょっとした小康状態を維持してきました。というのは…蠍座の季節(蠍座を太陽が通過している時期)は太陽など主要な惑星が土星、天王星、海王星、冥王星などの太陽系の外側の波乱をもたらす惑星たちと不利なするアスペクト(星同士の関係)を持たず、たくみに切り抜けてきたからなのです。

11月も4週目にさしかかる今週…(21日(月)は無難に過ぎそうですが)22日(火)、午前6時19分に太陽が射手座へ入ります。とりあえずまだ太陽は上記の凶星、半凶星とメジャーアスペクトを持つ心配はありませんが、太陽が従えている水星、金星がかなり危ないポジションを取っているのです。

今週後半、24日(木)には射手座の16°まで通過してきた水星が土星と合(0°)を作ります。これはマインドを支配する水星に土星がネガティブな思念を与える暗示です。私達の心のレベルだけではなく、世の中全体の雰囲気が「守り」の方へ体勢を変えさせる何か事件が起きるかもしれません。

その後、25日(金)は天秤座を通過中の木星が冥王星スクエア(90°)という不調和座相を形成。木星、冥王星の不調和座相としては…2014年の4月21日以来の約2年7ヶ月ぶり、スクエア(90°)を形成するのは…2011年2月26日以来、5年9ヶ月ぶり。2011年2月26日というのは東日本大震災の15日前になりますから、まだ民主党政権の時代で、現在の日本と比べると隔世の感がありますね。

同日、25日(金)は夜になって山羊座を通過中の金星が冥王星と合(0°)、そのすぐ2時間後に木星とスクエア(90°)を作ります。

これらの冥王星に木星、金星が絡む星の動きは…金融市場を始め、国際関係、国防などのジャンルで新しい問題が浮上することを意味する可能性はあるでしょう。また、プライベートなテーマに置き換えてみれば、結婚や家庭、恋愛などのハウスにこれらの星の動きは大いに関係があるのです。クリスマスを目前にして、「私の愛情問題はこれでいいの?」という疑問が湧いてきたり、掘り下げて考えてみれば、「今の方向は違うかも?」と疑問を感じるなど、これらの星々は私達の心の内部に静かな揺さぶりをかけてくる…こんなケースもあるかもしれません。

年末を目前にして、現状のネガティブな部分を洗い出す作業で…今週の星は容赦なくメスを入れてくることでしょう。まずは、あなたの中の「夢」と「現実」を正確に認識することが大切です。

NOV 21 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/14〜11/20

【海王星が隠していた闇の淵とは?】

14日、今日の満月はスーパームーン。地球に最大に接近する満月です。その距離は356,509kmと、68年ぶりの大接近となります。占星学的には…月の引力がグッと地球にかかってきますから、自然界のみならず、社会現象にも負荷がかかることになるでしょう。問題を抱えている場合は持ち堪えきれずにパンク…という事態もあり得ます。しかし、それらの事象もいつかは表面化する時期を迎えるはずで、そのトリガーとなるのがたまたまこういった太陽系のテンションが張り詰めた時期になる…と、考えるのが妥当です。ですから、常に清廉潔白な人には関係のないことなのですが…。

それ以降、今週は比較的無難な星の配置が続きますが、18日(金)以降の海王星の動きが少し気になります。まず、18日(金)の未明、海王星がドラゴンテイルと合(0°)を作ります。海王星とドラゴンテイルという何ともオカルティックな組み合わせが、日に日に日暮れが早くなる蠍座の季節とあいまって、思いも寄らぬ非現実的な物事へ私達の関心を誘うのかもしれません。政治家や有名人の闇の一面がニュースになったり、オカルティックな社会現象が起きるなど、不思議な世界へ誘われてしまうことも…。

もうひとつ、実は…これが一番気になるイベントなのですが、20日(日)午前9時45分、今年の6月14日以来、逆行していた海王星が順行に向きを変えます。順行という前向き方向に転換するのですから、たしかにいいことなのですが、海王星がこの5ヶ月間に溜め続けてきた「たるんだもの」や「ダークなもの」がふるい落とされていくことになるでしょう。これは自然界の地殻変動などにもいえることです。とにもかくにも、私達が気を緩めてきたことや曖昧にしてきたこと…これらの問題が泥沼化する前に進んで解決する…こんな気構えが必要でしょう。

NOV 14 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 11/7〜11/13

【惑星の布陣が変わる週】

今週の火曜日、8日は現地時刻で米大統領選がありますが、その割りに星の配置は淡々としているようです。むしろ7日(月)がいちばん大きな動きがありそうで、日本時間、夕刻以降、今後の見通しが大きく変更になったり、あらたな方策が浮上するなど、一週間のハイライトが出尽くす感があります。

ただ、たしかに個々の惑星の動きに関しては、今週は次のサインへ移動する惑星が続出して、太陽系を占める火地風水などのバランスが大きく変わる模様です。

9日(水)午後2時48分、今まで山羊を通過していた火星が水瓶へ入場します。12日(土)は金星が…こちらは新たに山羊座へ入ります。同じく12日(土)、午後22時37分、水星が射手座へ入場。蠍座、射手座、山羊座にいた水星、金星、火星がそのままそれぞれ次のサインへ移動…という形です。

9日(水)に水瓶へ抜ける火星の影響としては…今まで大忙しでエキサイトしていた…牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の人達の幸運が治まり、代わって牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座の人達がヒートアップと、時の人役のバトンが渡されることに。

金星の影響としては、愛情問題の主人公が…牡羊座、獅子座、射手座の人達から牡牛座、乙女座、山羊座の人々へとバトンタッチされることになります。

水星は知性の星、現代ではほぼ仕事の星ですから、これまで頭が冴えていた蟹座、蠍座、魚座の人達から、思考能力アップの運気が…牡羊座、獅子座、射手座へと入れ替わる…といった具合です。

みなさん、自分の太陽のサインでチェックしてみるといいでしょう。例えば東京都知事の小池さんなどは蟹座ですから、興奮が収まり、思考力もダウンですから、就任100日を境に露出が少なくなるのかもしれません。

今週は…テーマ別に新旧交代がありそうな一週間となるでしょう。

NOV 7 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/31〜11/6

【夢見心地から行動へシフト】

今週はソフトな星のアスペクト(星同士の関係)が多く、穏やかな一週間になるでしょう。31日(月)午前2時37分、月が太陽と合(0°)となり、今週は蠍座の新月から始まります。新月とは…月のサイクルの初日ですから、「蠍座事始め」とでも表現すべき新たなテーマや考え方がが浮上してくる日となります。

11月1日(火)は太陽が心優しい惑星、海王星と好座相を形成します。海王星は日常から離れたロマンの空気で私達を覆い尽くす惑星です。私達の気持ちは敏感になり、理想主義や純愛などにいつにないトキメキを感じることも…。もちろん愛の雰囲気作りにはうってつけの日ですが、経済観念に関しては楽観的になり、お財布のヒモが緩むかもしれません。

週中盤は文化の日を挟んで流れは概ね順調ですが、秋の気配も手伝って、積極的に社会との交流を図るにはイマイチな内向的な気分が続くでしょう。

5日(土)は愛の星、金星と磁石のように人を惹きつける天王星がトライン(120°)を作ります。しかも両者とも火のサイン中ですから、恋愛感情に火が尽きやすい状況です。特に牡羊座、獅子座、射手座などに太陽や金星など、重要な星を持っている方には影響が大きいでしょう。恋愛運だけではなく、仕事や人脈開拓などに行動力を与えてくれることも。

ちょっと安心してあなたの世界を楽しめる一週間となりそうです。

OCT 31 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/24〜10/30

【27日はこの秋最高の日!】

23日(日)から太陽が蠍座へ入場して、世界はスッポリと蠍座の雰囲気に包まれます。「『蠍座の雰囲気』ってなあに?」ですって?手短に説明すると…蠍座はホロスコープの中では8番目のハウス=「死と遺産のハウス」という「あの世」と繋がる場所を所管しています。最近すっかり国民的なイベントになった「ハロウィン」も蠍座の時期ならではのお祭りなのです。今週、25日(火)には水星も蠍座へ入り、この世とあの世を繋ぐ蠍座の静謐(せいひつ)で、なおかつ重苦しい、秋本番ともいうべき雰囲気がさらに高まっていくでしょう。

26日(水)はそんな静けさと現実の手応えの曖昧さを感じて、何事にも疑心暗鬼になってしまう日です。手探りしながら苦し紛れに手を打つと「やらなきゃよかった!」と悔やむ結果に…。判断力の乱れ、気迷いに要注意の日です。

そんな中、27日(木)はこの秋初めて訪れるラッキーディです!愛情の悩みを抱えている方、告白したい相手がいるあなた、また金運改善を狙っているみなさんにも是非活用して頂きたい計画実行のチャンスとなります。その他、漠然と今後の課題を探しているあなたにも幸運の女神はヤル気と勇気を与えてくれるかもしれません。人生を前向きな方向へ姿勢を正すキッカケを見つけることも。

28日(金)以降は…公共の問題やプライベートともに、個々のテーマの現状を精査して、具体的な解決策へと絞り込んでいく努力をしていくといいでしょう。

OCT 24 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/17〜10/23

【二転三転の落としどころは?】

先週に引き続き、今週も前半後半で明暗を分ける週になるでしょう。新たなチャレンジやパワー増強したい方は17日(月)に積極的に動いてください。

18日(火)には目新しい二つの動きが…。午前3時41分に小惑星、パラスが逆行から順行へと方向を正します。加えて、午後3時57分には金星が蠍座から次の射手座へ入場します。パラスは調整を意味する理性的な小惑星。金星の方は愛の星ですが、この日から「冒険と哲学」という意味を持つ射手座へ移動するのです。ということは…これまで両者譲らず平行線を辿っていた問題に新たな道が見つかる可能性が…!私利私欲や利害に終始していた交渉事にも、もっと高い視点から何かヒントが舞い降りる可能性もあります。

愛の難問で悶々としていた人には…閉ざしていた心の扉を開こうとする何かの兆しが見つかるかもしれません。特に相手に心を閉ざされて困っていたあなた。広い心をもって、大きな夢を語れば、相手の心を動かすことも可能かもしれません。

しかし19日(水)日が落ちてから星の配置は危機感を高めてきます。20日(木)、人々の気持ちは敏感になり、ともすると過剰反応をしがちに…。この流れを受けて、ドタバタと忙しい週末になりそうです。

23日(日)、午前8時42分、これまで天秤座を通過していた太陽が蠍座の領域へ入場します。同日、すでに月は獅子座へと移動しています。蠍座の太陽、獅子座の月、という重々しいコンビがこれまでの乱高下を伴う不安定な流れにガッチリと楔(くさび)を打ち込むことになるでしょう。ここで波乱はいったん落ちつき、最終的な結論を求めていくことに。

OCT 17 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/10〜10/16

【プレゼンや告白は週前半に】

「体育の日」から始まる一週間…。連休明けの11日(火)は議論も弾み、順調な滑り出しとなるでしょう。12日(水)は妙案が出たり、思いがけない展開が期待できる面白味のある星の配置です。プレゼンの際にはあなたのアイディアの独自性をサプライズを交えて鮮やかに披露すると好評を博すことに。愛の告白や好きな異性へのアプローチも独自目線であなたの世界をアピールすることです。相手を煙に巻くような勢いが強いほど成功率は高まるでしょう。何とよらず、ユニークさが注目を惹く一日となりそうです。

週中盤から流れは変わり、心証、心情ともに意地の悪い力に左右されたり、多数派工作に押し切られるなど、常識の壁の厚さを感じるような場面が多くなるでしょう。

その後、金曜日から週末にかけて、一度決まりかかったテーマが泥濘(ぬかるみ)に踏み込むことが多くなります。反対者の反撃を食ってドタバタ劇が目立つ展開に。

今週をうまく生き抜くための処世術としては…プレゼンやお誘いは週前半にすること。金曜日以降の予想外なドタバタ劇はできれば上手くスルーすることです。非常識な意見はいずれ淘汰されます。困った問題に直面した時も慌てず騒がず、落ちついてあなたの自身の姿勢を貫くことが大切です。

OCT 10 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 10/3〜10/9

【始動する天秤座コンビの行く手は?】

先週は…冥王星順行から始まって、大きなイベントが多い週でしたが、週末になって天秤座の新月が訪れました。これを以て日食、月食の不吉なサイクルはリセット。今週からは太陽も月も逃げ隠れすることなく、地に足の着いた新たな流れが始まることになりました。

週前半はサプライズは少なく、太陽、木星の天秤座コンビが今後の方針を確認するような動きとなります。天秤座のモットー「コミュニケーションを大切に」、そして今週、多く見られるセキスタイル(60°)というアスペクトから引き出される「着実に」がキーワードになるため、事態の展開は遅く、何事もスピードには欠けるでしょう。
その後、7日(金)午後4時52分には水星が天秤座へ入場します。

---とここまでの今週の星はすべて順調に終わるかのようにみえていましたが、週末には再度波乱の種が…!コンセンサスが固まったようにみえた物事に次なる障害が登場する可能性も…。

しかし、愛の星、金星はこれらの波乱とは異なる蠍座にあり、ちょっと内向的ではありますが、独自の愛情観を固めていけるでしょう。今週は…外的要因に振り回されることなく、あなた自身の信念、そして想いを大切にして、ブレずに生きていくことを心がけてください。

OCT 3 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/26〜10/2

【日食がリセット、そして本格始動】

週明けの26日(月)、12年ぶりに天秤座へ入場した木星に早くも太陽が合(0°)というビッグなアスペクト(星同士の関係)を作ります。一方は太陽、もう一方は木星という両者ともに非常にポジティブな天体。超ラッキーな星の配置と考えて間違いありません。時刻は26日(月)午後3時56分です。この溢れ出る幸運を掴むには…勇気を出して自ら飛び込むこと!ただ、週明けにいきなりですから、みなさまに事前告知して、時間的猶予をさし上げなかったのは申し訳ありませんでした。

「幸運の女神には後ろ髪がない」といわれますが、前から飛び込んで、ひとたび女神の懐へ入ってしまえば、その状態はずっと続くのです。例えば、結婚して入籍する、試験を受けて合格する…etc. など、この世界の出来事は一度形にしてしまうと固定化して、継続する性質があります。よって…26日(月)は極力あなたの幸運だと思う事柄を実践して、形にしてしまうといいのです。

また、今週は大きなイベントの多い週です。26日(月)午後6時46分には2016年4月18日から逆行していた冥王星が順行に変わります。これは…冥王星の変則的な影響が正常化されるわけですから、喜ぶべきことなのは確かですが、過去5ヶ月の間、冥王星がやるべき仕事をサボっていたしわ寄せが一気に来る可能性はあるでしょう。怠慢だった世の中の動きにピリピリするような緊迫感が出てくるかもしれません。私達も延び延びになっていた作業に姿勢を正して取り組むよう、心構えを一新する必要があります。

27日(火)は火星が射手座を離れて山羊座の領域へ入ります。現在射手座には土星が居座っていますから、火星が土星を追い越して次のサインへ入場するのは…やはり喜ぶべきことです。さらに火星は山羊座とは相性が良く、「高揚の座」となります。天秤座の木星とはスクエア(90°)ではありますが、世の中の澱(よど)んだ空気を一掃する効果はあるでしょう。

週前半、このようにいくつもの活発なイベントが続いた後、10月1日(土)午前9時10分は新月…。これで9月1日から始まった日食〜月食の月のサイクルが終わり、新月としてリセットされることになります。いよいよここから運気は本格始動!みなさんもそれぞれの人生を開拓すべく行動を開始するといいでしょう。

SEP 26 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/19〜9/25

【心に十字架を負った秋分図】

思えば8月23日に太陽が獅子座を抜けて以来、たまに月が通る以外、ホロスコープを構成する十大天体が「フィックスドサイン=ゼロ」の状態が一ヶ月も続きました。「フィックスドサイン」とは「定着サイン」とか、「不動宮」などと呼ばれますが、「安定を好み、変化に抵抗し、自らの信念を貫く」性質を持ちます。今年は3月8日〜4月6日までの期間もフィックスドサイン=ゼロでした)このような時期に限ってニュースや状況分析は日々、めまぐるしく変化し、些細な問題がズルッと大きな事件へと発展しやすい傾向があります。そんな状況が非力ながらも金星が9月23日、午後11時47分にフィックスドサインのひとつ、蠍座へ入ります。

いや、それ以前にお伝えしなければならない今週のハイライト!は…9月22日、午後11時17分の秋分です。この時刻を以て日本並びに世界のホロスコープは秋分図という新しいチャートに書き換えられます。しかしながら、2016年秋分図はまだ金星が蠍座へ入場する前のもの。となると…12月の冬至まで、世界の運勢を支配するのは「フィックスドサイン=ゼロ」のチャートになります。つまり世の中はまだまだ流動的でいつ新しい変化が起こるかわからない時代…ということになりますね。

日本の秋分図では月がちょっとワイド(やや誤差が大きい)ですが、精神性を司るハウスに困難を意味するグランドクロスが形成されています。どのハウスにグランドクロスができるか?は国によって違いますが、秋分図によると日本では…変化はまず人々の「心の内部」に一石を投じることになるでしょう。

こんな新たな時代への扉を開ける今週の星…。みなさんの不安を掻き立てるような書き方をしてしまったかもしれませんが、今週、一週間の流れは悪くありません。

まず、9月22日午後2時24分に逆行していた水星が順行へ軌道を回復します。その他の星の動きも概ね順調に。中でも19日(月)午後8時53分の金星、火星のセキスタイル(60°)は7月7日の七夕の日以降初の好調座相です。恋人との仲がこじれていた人やキッカケが掴めなかったあなたには嬉しい変化があるかもしれません。その後の星の動きも愛や仕事で説得を重ねていくにはチャンス。諦めていた事態がいい方向へ再び動き出す可能性も…。

SEP 19 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/12〜9/18

【潜在意識を揺さぶる星々…】

9月10日(金)の夜に土星が海王星とスクエア(90°)というネガティブなアスペクト(星同士の関係)を作って以来、世の中は重苦しい雰囲気に包まれています。週明けは…それを払拭するほどの星の動きがないのですが、知性の星、水星や賢者の彗星キローンなどの働きが活発なため、頭を使うことだけで忙しく、エネルギーを消耗してしまいそうな流れです。

13日(火)にはちょっと小康状態が訪れますが、翌日の太陽VS火星のスクエア(90°)という戦いのアスペクト(星同士の関係)ですぐにかき乱されてしまうでしょう。

そうこうする中、17日(土)は月食です。食の最大の時刻が午前3時54分と夜中ですが、半影月食なので肉眼で観察するのは難しいようです。

その後、今週末は17日(土)〜18日(日)と、火星、金星が天王星とアスペクト(星同士の関係)を持ちます。火星も金星も恋愛感情に関わりの強い惑星です。それが天王星という改革を意味するアグレッシブな惑星と関わるのですから、愛情問題に何か新しい動きが出てくるかもしれません。

今週の星の動きは私達の潜在意識を刺戟したり、隠蔽された過去の出来事を明るみに出したり、さらに新たな愛へシフトしたい気持ちを呼び覚ます…など、私達の心の内部にただならぬ揺さぶりをかけてきそうです。これは…平凡な日常に飽き飽きしている人にはチャンスかもしれません。あるいは、運命のいたずらに辟易している人は「まだやるかい!」という気持ちにさせられてしまうことも…。
手加減もせず、スペーディに展開してくる今週の星の動き。くれぐれも過剰反応しないように!応戦するときは相手の意図、もしくは事件の真相を見極めてからにするといいでしょう。

SEP 12 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 9/5〜9/11

【9日夜から木星は天秤座へ】

先週は日食を挟んで波乱の多い一週間でしたが、打って変わって平和な週明けとなりました。5日(月)は調整の日。これから実現したいテーマについて各所で種まきをするといいでしょう。

7日(水)…みなさんは「えっ!もう?」とお思いになるかもしれませんが、乙女座の太陽が私達に提供してくれる最後のチャンスです。乙女座は…9月22日の秋分まで続きますが、乙女座の太陽の力を借りることができるのは7日(水)がほぼラストチャンスです。現在お誕生日を迎えている乙女座の方や、牡牛座、山羊座など地のサインに重要な星を持っているみなさんは7日(水)あたり、そろそろ最後の賭けに出るべきです。あいにく日食後で太陽のパワーは万全とはいきませんが、当面やり残したテーマがあるなら、この日までにすべてを出し切っておくことです。

9日(金)午後8時13分、乙女座を通過していた木星が1年一ヶ月のお役目を終えて天秤座へと入場します。木星は幸運を運ぶ惑星です。2015年8月11日の夜以来、幸運の主役は乙女座さん達だったのです。それが9日(金)を境に天秤座へとバトンタッチされていきます。乙女座のみなさんは急に追い風が吹き止んだような気がして、気が抜けてしまうこともあるかもしれません。しかし、これがノーマルな人生。ラッキーや安楽など楽ちんに生きる人生はそう長く続くはずもないのです。乙女座さんのみならず、牡牛座や山羊座の方も、この日から「努力」の二文字を目の前に見据え、気持ちを切り替えて下さい。

天秤座さん達は9日(金)午後8時13分からあなたが主役です!日頃は夢だと思っていたような出来事も今日からは手を伸ばせば実現できるかもしれない…可能性が至近距離にある時期に入ります。しかし、神様はあなたがリクエストを出し忘れた願い事はスルーしていく傾向があるのです。実現したい「何か」があったら、自己責任の下でリクエストし、それに向かって行動する…。こんな心構えが大切です。

その後、週末の星はやや厳しい配置になりますが、これは運命が「準備はいいかい?」と、あなたの覚悟を再確認しているのだ…と解釈すればいいでしょう。

SEP 5 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/29〜9/4

【9月1日は不吉な金環食!】

先週の『瑛利奈の "This week"』で火星、土星合(0°)が起きる8月24日(水)を私は要チェック日としてマークしました。この日、日本は台風の影響などで多くの土砂災害を被りましたが、ヨーロッパではイタリア中部地震がありました。エネルギーはマグニチュード6.2でしたが、地下11kmと震源が浅かったため、家屋の倒壊など被害は相当に大きかった模様です。まさに火星と土星の合(0°)が生む破壊力を見せつけられた感じです。

週明けの日本はまたしても台風が接近中ですが、それでも29日(月)はまだ平和な星です。むしろ芸術、芸能、恋愛などを楽しめそうな星の配置です。

30日(火)は午前11時4分に金星が天秤座へ入場します。その後、午後21時58分に乙女座29°を通過中の水星が逆行に進行方向を変えます。水星は通信や契約事の惑星ですから、コミュニケーションに行き違いが生じたり、契約に不備が起こるなど、これより要注意の期間に入ります。特に入籍など、大切なライフイベントはこの期間を避けたほうがいいでしょう。

9月1日(木)は日食です。アフリカ〜マダガスカル、南太平洋で金環食が観察できますが、日本では午後6時8分と、ちょうど日没後で見ることはできません。(しかし、ずい分日没が早くなりましたね)
日食といえば、いつも書いていることですが、占星学的には不吉な暗示です。前回の日食は2016年3月9日でしたが、またもや「攻めの姿勢」は回避したい期間に入ってしまいました。

その翌日の2日(金)、日食によって不吉なヴェールを掛けられた太陽が今度は土星とスクエア(90°)というアスペクト(星同士の関係)を作ります。創造の源にあたる太陽が土星とスクエア(90°)という土星の保守魔王の顔を窺うアングルからの絡みです。スクエア(90°)は…食うか、食われるかの戦いを意味する困難な配置です。また、太陽の通過する速度は1日に約1度ですから、太陽と土星のスクエア(90°)が日食と同時に起きると考えても過言ではありません。加えて先週起きた火星、土星の合(0°)もまださほど離れたとはいえない状態です。

さらに翌日3日(土)には太陽が海王星とオポジション(180°)というこちらもまた不穏なアスペクト(星同士の関係)を形成します。換言すれば、今週のメインイベントとしては…日食(太陽と月)が土星、海王星、火星とT字スクエアを形成するポイントで起こる…ということです。さらにまた、日食のチャートのASC(東の地平線)、MC(天頂)もこのT字スクエアに巻き込まれています。今週は…指摘すればするほど、リスキーなものが浮き彫りになってくる一週間ということができます。

今週は…逃げの姿勢や事なかれ主義が通用しない一週間となりそうです。さりとて、攻めに出てもすぐには成功しないでしょう。こんな時は周囲の雑音に惑わされず、自分自身の信念をしっかりと持って冷静に努力を重ねる…これしかないことを肝に銘じるといいでしょう。

AUG 29 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/22〜8/28

【28日は願望成就の日!】

獅子座最後の日はリオ・オリンピックの閉会式。獅子座には「祭典」という意味があり、あまりにもピッタリと体育の祭典が終わることになります。

23日(火)午前1時34分には太陽が乙女座へ入って、夏は徐々に終わりを告げることに。しかし、今週の星は山あり谷ありです。そもそも三つの台風に囲まれて始まった週明けでしたが、24日(水)午後8時過ぎに射手座を通過中の火星が土星を捉えて合(0°)を形成します。火星、土星といえば太陽系の二大凶星。熱気を帯びた火星と氷の土星がひとつになる、大きな破壊力を持つアスペクト(星同士の関係)です。イヤな暗示ですが、みなさんもマークしておいたほうがいいでしょう。

今週の星は…その後、ジェットコースターのように週末に向けて上り詰めていきます。28日(日)午前7時26分には愛の星、金星が幸運の星、木星と乙女座で合(0°)の座相を作ります。金星、木星が好調座相を作るのは7月2日以来ですが、この時はセキスタイル(60°)という銅メダルくらいの順位でした。今回の合(0°)は2016年になって初めてというまさに金メダル級になります。金星、木星のコンビは愛情運も、金運も、さらに人気運まで広くカバーしてくれます。「幸運の女神に後ろ髪はない」という諺はまさにこの日のためにあるようなもの。みなさん、満願成就したい「願い事」があったら、28日(日)の午前7時26分までに念入りに準備して、リクエストしておくことです。

AUG 22 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/15〜8/21

【攻めに勝利の栄冠が…】

リオ・オリンピックで沸いている今週ですが…15日(月)は金星が海王星とオポジション(180°)を作ったり、夕方には月が冥王星と合(0°)になるなど、予想を覆されることが多い一日です。私達は思い込んでいたことと違う現実を突きつけられ、頭の中の地図を書き換える必要性を感じることになるのかもしれません。同時に思い込みに囚われていた時には気付かなかった新たな真実が明かされてくることも…。

こうして認識を改めつつ、今週の星は…18日(木)夕刻の満月に向けて順調に展開していくでしょう。

今週は…「攻め」の姿勢に勝利の栄冠が与えられます。いま夏休みを取っている方も多いと思いますが、新しい何かに気付いたり、「現状を変えてみよう!」と閃いたりする瞬間は案外日常を離れた場所で体験できるものだったりするものです。

今週は…恋愛を始め、多くの出会いが多い時です。現在の星々はあなたの冒険する気持ちや過去の自分から脱皮したい気持ちに応えてくれるでしょう。また、あなたが新しい気づきを得たら、それを大切に育てていく努力をすべきです。

週末はこうして得たものを実践するチャンスです。夏たけなわの一週間にあなたが得たもの、身に着けたものがどのように日常生活に応用できるかをすぐにトライしてみることです。

AUG 15 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/8〜8/14

【現実にどう応戦する?】

先週末、6日(土)、午前0時24扮に金星が乙女座へ入りましたが、この後、ブラジルでは現地時間8月5日金曜日、リオ五輪が開幕しました。開会式のホロスコープは獅子座の太陽に加えて、水星、金星、木星、月までもが乙女座に。乙女座の地のパワーが強くなり、世の中の雰囲気も大分地に足が着いてきたようです。

今週、ウィークディの星の配置は概ね安定的ですが、乙女座の金星や小惑星のアスペクト(星同士の関係)が目立ち、私達の関心は重箱の隅をつつくようなテーマに終始しそうです。そろそろ夏休みの方も多いと思いますが、家族のスケジュール調整や荷物の選び方など、細かいところで議論が多くなることも…。休暇中は相手が楽しんでいるかを気にするあまり、譲歩しすぎて逆ギレする…などの不満を溜め込んでしまうこともあるでしょう。楽しい仲間との時間はあくまでも自分の心に嘘をつかないことが大切です。

また9日(火)、10日(水)のショッピングはあまりオススメではありません。この日に購入したものはその後商品が汚れてしまったり、壊れていたりなど、あとで後悔することが多くなるかもしれません。11日(木)、午後2時22扮を過ぎたらショッピングは解禁です。

13日(土)午前5時40分、3月25日以来逆行していた土星が順行に変わります。「土星順行」とは…土星の持つ秩序や統制などの機能がうまく働くようになる…ことを意味します。ただ、それはいいのですが、惑星の配置は失望をもたらす何かが起こる暗示です。

今週の星は私達に…「現実が見えてくる」→「問題点もハッキリしてくる」…これらのことを教えてくれますが、このことをどう評価するか?そして、どのようにメスを入れていくか?が大切、ということになるでしょう。

AUG 8 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 8/1〜8/7

【逆行から改めて射手座へ生還する火星】

8月は週明け、1日(月)からスタート。東京都知事選も終わり、幸運を期待する気持ちが高まります。2日(火)は獅子座の太陽が土星とトライン(120°)を組み、現実を精査して足下を固める日です。

---と、ここまでは順調ですが、3日(水)から新しい流れが始まります。まず、午前2時41分、逆行して蠍座の領域へ入っていた火星がひさびさに射手座へ入場します。そもそも今回、火星の逆行が始まったのが4月17日のこと。舛添前東京都知事の公用車問題がスクープされたのが4月27日ですから、これ以降の一連の舛添前都知事問題のゴタゴタが起きたのは…ちょうど火星の逆行と一致しますね。火星はエネルギーとアクションを司る惑星ですから「仕事」や「争い事」に関係が深いのです。まずは3日(水)、火星が改めて射手座へ入場すると同時に私達はゴタゴタモードをリセットすることになります。

奇しくもこの3日(火)の午前5時43扮は満月です。獅子座の太陽とトライン(120°)を組む太陽、土星の火象コンビに射手座の火星が加わって、さらにエネルギーを注ぐことになります。しかし、火星も土星もマレフィックスといわれる凶星。その仕事ぶりは「心地よい」というワケにはいかないでしょう。

週後半はギクシャクした星の配置が続き、世の中のみならず、私達の仕事や人間関係、愛情問題などにも困難な場面が多くみられるようになりそうです。3日(水)以降、新しい流れの方向を掴むのに少し戸惑いを感じることが多いかもしれません。

6日(土)、午前0時24扮から金星が乙女座へサインを変えます。愛の星、金星は太陽を中心とする火象グループから抜けることになりますから、愛情問題はちょっと弱気な観測が多くなっていきます。疑心暗鬼になってジェラシーを爆発させてしまわないよう、気をつけてください。

AUG 1 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/25〜7/31

【危険を孕む土曜日の星】

先週、22日(金)の夜から太陽が獅子座へ移動して、いよいよ夏本番のはずなのですが…。首都圏は梅雨明けしないまま夏の日差しが照りつけています。

今週、太陽は獅子座の若い度数を通過していきますが、他の惑星と取り立ててメジャー・アスペクト(代表的な星同士の関係)を作るわけでもなく、金星や木星、土星など、他の惑星も星同士の絡みが今週はかなり希薄です。これは…良くも悪くも大きな結果を生むような出来事が置きにくい暗示です。世界情勢も、プライベートも大きな転機となるほどの事件は少ないでしょう。

中では知性とコミュニケーションの惑星、水星は…27日(水)に天王星とトライン(120°)を形成します。天王星は変化と革新の星ですから、私達の興味の対象が新しいものへと変わったり、何かに目覚めたりするキッカケとなっていきます。新しいものを開発したい気持ちや向学心などが盛り上がることになりそうです。

次に30日(土)の夜明け頃、水星が今度は火星とスクエア(90°)を作ります。同じく30日(土)の午前2時40分には天王星が逆行モードに進む方向を変えます。双方とも攻撃的な方向へ突っ走ろうとす衝動や危険な衝撃を作り出す星の配置です。つまり…今週の要注意日は【30日(土)】…ということになります。暴力的な事件や日常的な喧嘩、あるいはちょっとしたトラブルなど気をつけるに越したことはありません。

その後、31日(日)には水星が乙女座へ入場。この日は前日まで混乱していた頭の中も冷静さを取り戻し、今後の課題を客観的に観ることができるでしょう。

JUL 25 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/18〜7/24

【満月を経て季節は夏へ】

私は先週の『瑛利奈の "This week"』に「週末にサプライズがある」と書いたのですが…。16日(土)の「太陽が天王星とスクエア(90°」のアスペクト(星同士の関係)が引き起こした事件は大変でした。仏、ニースのテロでは死者84人。重体52人、負傷者は202人に上りました。一方トルコのクーデター未遂事件は死者が265人、負傷者は1440人ともいわれています。両方の事件の日付は15日と「太陽が天王星とスクエア(90°」が正確に形成される時刻よりも早いですが、天王星の持つ「破壊と革命」という性質から、この事件の引き金となる惑星は「天王星!」と考えて間違いないでしょう。

今週は…こうした衝撃的な事件のショックを引きずりながらも先週末ほど危険な星の配置はありません。20日(水)早朝、山羊座の27°で満月となります。これを以てこれまでの事件など一連の流れがクライマックスを迎え、総括されていくでしょう。

その後、週の後半は政治も経済もやや精彩を欠く流れとなり、私達の関心はいつも通りの私利私欲、権利義務の感情が引き起こすいざこざなど、世俗的なテーマに戻っていくでしょう。愛情問題に不満を持っている方は20日(水)〜21日(木)あたりに我慢できなくなり、吐き出してしまう可能性も…。

22日(金)午後6時27分、太陽が獅子座へ入ります。これを機会に世の中の気分はガラッと変わって、ホットな夏のシーズンへと入っていくでしょう。

JUL 18 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/11〜7/17

【もっと自己表現を!】

7月10日(日)は参議院選挙でしたが、ちょうどこの日の午後2時38分には太陽が木星とセキスタイル(60°)という好調座相を形成していました。今季最大といってもいいほどの幸運ムードが漂う配置でした。星はノーサイドですが、これは…私達日本の国民が安定した生活を確保する上で、偶然にも最もラッキーな日取りを選んでいた…ということになります。この結果を受けて11日(月)は日経平均が今年4番目の上昇となりました。

大きなイベントをクリアして、今週の星は…最近欠如していた安定感を取り戻していきます。というのは…12日(火)の午後には金星が、14日(木)の午前には水星が新たな領域である獅子座へ歩を進めます。「獅子座」はフィックスドといわれる「定着サイン」(不動宮ともいう)です。ちょっとしたことで連鎖的に動揺しやすかった星の配置が大分改善されていくことになるでしょう。

しかし、今週の星は10日(日)の勢いでもっているようなもので、よく観るとさほど好調なアスペクト(星同士の関係)もないようです。週末になって16日(土)に太陽が天王星とスクエア(90°)、17日(日)には火星とトライン(120°)と…立て続けに重要なアスペクト〔関係)を形成します。中盤まで事もなく過ごせそうなこの一週間も週末になって、何やらサプライズがありそうです。

とはいえ、獅子座に惑星達が集まってくるのは夏本番の暗示です。獅子座からのメッセージは…「自分をしっかりもって、自分の思っていることや自分の存在意義を遠慮せずにアピールしようよ!」…こんな風に語っているかのようです。そして、みなさん、思い残すことなく、人生をエンジョイしてください!

JUL 11 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 7/4〜7/10

【波乱を越えて最高の着地点へ】

先週の運勢【愛の星、金星がリードする週】の中で、私は「7月1日(金)に多少の波乱はありますが…」と書いたのですが、この日、バングラデシュでレストラン襲撃テロ事件が起きてしまいました。深く哀悼の意を表します。

上の事件は金星が現在山羊座に残されている冥王星とオポジション(180°)を形成した日に起きていますが…。今週は7日(木)に水星が、8日(金)に太陽が…金星を追いかけるように同じポイントを通過します。水星、太陽はもちろん金星とは役割分担が違いますから、同じような問題が起きるわけではありません。しかし、今週はこの水、木の二日が要チェックのポイントとなることは確かでしょう。

以前にも書いたように現在(2016年)の夏至図にはミュータブルサインのグランドクロスがありますが、現在星が多く集まっている蟹座はこのグランドクロスを緩和してくれる「調停座相」といわれる有益な位置なのです。逆に先週の金曜日に冥王星に捕まってしまった金星はすでに先へ進んでおり、7日(木)には火星と好調座相を作ります。これは…愛情運が活発になるいい暗示ですが、同じ日の夜に今度は金星が天王星とスクエア(90°)という緊張を孕んだ…刺激的過ぎるアスペクト(星同士の関係)を作ります。このように考えるとやはり7日(木)〜8日(金)は波瀾万丈の二日間といわざるを得ないですね。

現状に飽き足らず崖っぷちから飛び降りたい人や、旧悪を暴いて現体制をひっくり返したい場合などは効果的な星回りといえるでしょう。

その後、8日(金)の夕方からは波乱の気運も治まり、反対に今期最高のラッキーな配置へと流れは大きく転換していきます。今週を乗り切るためには…前向きな気持ちと勇気、そして一時的な不運から何かを掴み取っていく感性が必要です。現在、不利な立場に立たされているあなた、または、一触即発のリスクや長期的な苦悩を抱えているあなたも未来へのビジョンとチャンスを逃さない行動力を持ちましょう!そうすれば、必ず明るい未来を切り開いていけるはずです。

JUL 4 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 6/27〜7/3

【愛の星、金星がリードする週】

イギリスEU離脱国民投票はエコノミストやジャーナリストの楽観的な予想を大きく裏切って、「離脱派勝利」となりました。結果が出たのは日本時間、24日(金)の午後3時を回ってからでしたが、イギリスの開票速報をリアルタイムに反映して不安は最大級に。日経平均は急落して下げ幅は歴代8位の大きさとなりました。

これにより世界のメディアが「人々の感情」に対していかに洞察力がないか?を実証することになってしまい、メディア自身も自らの不明を知って自信喪失に陥る…こうした一週間なのかもしれません。今週の星の配置はこのような人間の気持ちに関係の深い愛の星、金星が週の流れをリードしていくことになります。

27日(月)はまだ先週の動揺が醒めやらぬまま、新たなビジョンを模索していくことになりますが、まだ自らの現在地がうまく把握できずに試行錯誤するでしょう。夜になってから金星が登場して、ようやく落としどころを見つけていきます。

30日(木)、午前8時35分、4月17日から逆行していた火星が平常心を取り戻すべく順行に変わります。また同じ午前8時過ぎ、マインドを司る惑星、水星は双子座から蟹座に入場します。その後7月1日(金)に多少の波乱はありますが、2日(土)〜3日(日)には星は落ち着きを取り戻していくでしょう。

愛情問題も上の流れと相似形と考えて頂いて構いません。週明けは現実を受け入れることができず苦悩…。その後他人のアドバイスを聞くなどしてどうあるべきか?を模索。その後、週末になって優しさや思いやりに気付いてこころの安定を取り戻す…。このような動きです。

現在、恋人募集中の方はこんな人のこころを攪乱する星の配置の今週は新たな恋を掴むチャンスがたくさんある…と考えていいでしょう。中でも2日(土)は5月の連休明け以来のラッキーディです。こんな日は食事に、ショッピングに、愛する人と有意義な時間を過ごすことができそうです。

JUN 27 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 6/20〜6/26

【夏至図はグランドクロスに】

週明け早々、20日(月)午後8時、射手座29°で満月…。翌21日(火)午前7時34分、太陽が蟹座入りして夏至となります。これは占星学では四半期に一度世界各国のホロスコープが新たな夏至図に書き換わる大きなターニングポイント。当然日本も書き換わりますが、このタイミングは世界のどの国にとっても非常に痛い!ことになりそうです。というのは---今の時期、前にも書きましたが、木星、土星、海王星がミュータブルサインというとても移ろいやすい性質を持つ場所でT字スクエアという困難なアスペクト(星同士の関係)を作っているのですが、今回の夏至図では水星がこれら星々にたいして非常に正確にグランドクロスのポイントに入ってしまうのです。日本の夏至図ではASC(東の地平線)が獅子座となるため、このグランドクロスというお荷物がかなり後まで尾を引くことになるでしょう。

23日(木)はイギリスのユーロ離脱を問う国民投票の日イギリスの夏至図を作成してみると、グランドクロスの一角をなす土星がかなり上昇しているチャートです。しかしかろうじて少し西へ逸れてはいますが、国民を犠牲にする形となっています。

今週のイベントの中で目立つのはパラス、ジュノー、ベスタの三つの小惑星です。知性と調整の惑星パラスは21日(火)に逆行して調整力を弱め、反対に権利の主張を司るジュノーは23日(木)、イギリス国民投票の日に順行してパワーを強めます。その後、義務と自己犠牲の小惑星ベスタがいたるところでかり出されてツケの重さを思い知ることに…。

みなさんの中で離婚訴訟や不利益な交渉事を抱えている方がいらっしゃったなら、今週は相手を追い詰めるチャンスかもしれません。しかし、あなた自身もそれ相応の覚悟をしてことに望まなければなりません。

その後週末に向かって星はやや落ち着きを取り戻してきますが、息が詰まるような一週間となりそうです。

JUN20 2016

瑛利奈
 
 
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 6/13〜6/19

【海王星逆行と不調和座相】

12日(日)未明(日本時間15:00)アメリカ、フロリダ州オーランドで過去最悪の銃乱射事件が起き、世の中が騒然としてきました。週明けは13日(月)午前8時18分に水星が双子座へ入場。これで太陽、金星に加えて双子座の天体が三つ、乙女座の木星、射手座の土星、魚座の海王星と、十大天体のうち6個までがミュータブルサイン(変移サイン)中という極めて偏った状態となりました。特に13日、午後8時32分までは月が乙女座にいて、一時には7個の天体がミュータブルサイン(変移サイン)を通過中…という異常な状況でした。これだけ星の配置が偏ると、ちょっとした刺戟で他のカテゴリの問題に連鎖的に波及していく…という歯止めが利かない状態になる怖れもあるでしょう。こんな時はモラルや善悪の判断よりも一時の感情や雰囲気に惑わされることが多いのです。

14日(火)は午前2時20分に太陽系の最も外側の惑星、海王星が逆行へ進む方向が変わります。これは昨年の11月18日に順行に変わって以来、約7ヶ月ぶりの出来事です。海王星を象徴する言葉は…「Intangible」。日本語では「蝕知できない」という意味です。今回の海王星逆行は世界経済や地殻変動などに水面下で目に見えない影響を及ぼしていくでしょう。

次に18日(土)は午前4時36分に金星が太陽よりも先に蟹座へ抜ますが、その後、逆行中の土星が海王星をスクエア(90°)という緊張感に満ちた関係で捉えます。これもゆっくり水面下で効いてくるジャブのようなアスペクト(星同士の関係)です。前回同じ土星、海王星スクエア(90°)が起きたのは昨年(2015年)11月26日ですが、この5日後に日経平均はこのシーズン初めて20012円という高値を打ち、その後2016年2月12日に向けて一気に14865円へと下落していったのでした。

今週の星は…いまの季節を象徴するかのように梅雨曇りです。そしてとてもセンシティブ…。しかしチャンスに敏感な方は週半ばに点在する新しい風を掴むこともできるはずです。現実的な判断に従って変えるべきものは変え、主張すべきものは主張する…。くれぐれも現実逃避に走らないように。そして。あなた自身をしっかりと評価していくことです。

JUN 13 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 6/6〜6/12

【成長の女神、セレスが支配する…】

5日(日)の新月を経て、月は日々光りを増していく新たなサイクルに入りました。これを「増光期」といって、草木が成長したり、生物の活動が活発になる生気に満ちた期間です。人間においてもお肌の新陳代謝が活発になり、髪の毛がのびやすくなったりします。日本列島はちょうど梅雨入りする地方も多く、まさに生きとし生けるものが大きくうごめき始める…といった印象です。

そんな時節柄を反映してか?今週の太陽系は…小動物や植物の成長を支配するセレスという小惑星が他の惑星を圧倒して、唯一活発に活動します。「慈しみとヒーリングの一週間」といっても過言ではありません。当然、主人公は「女性」ということに…。お気に入りの花の苗を買ってガーデンに植えたり、美しくなるための努力をするには最適な一週間といえましょう。

しかし、太陽系の外側の準惑星、冥王星や革命の星、天王星などは全面には出ずに、陰でジェラシーを抱きながら裏から影響力を駆使しようとする…こんな落とし穴もあるかもしれません。今週一週間、やさしさがテーマにはなりますが、特に中盤は心が狭くなってヒステリックで攻撃的になったり、周囲の雰囲気に惑わされて自分を見失うなど、自分の弱さに振り回されないような注意も必要です。とはいえ、あまり波風のない穏やかな一週間となることは間違いありません。

JUN 6 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/30〜6/5

【母船の進路が見えない…】

集の前半は比較的穏やかな流れですが、太陽が双子座の第二デークへ入るにつれ、海王星や土星、木星などの現在ミュータブル・サインを通過中の大きな惑星と太陽の不調和なアスペクト(星同士の関係)が目立ち始めます。たまたま現在は金星も同じような軌道で太陽とランデブー中ですから、金星をも巻き込む形でこの不調和座相が形成されていきます。

このようにして2日(木)以降は再び地球という私達が乗った母船が進路を見失う形に…。

こんな時は政治の世界のみならず、仕事も愛情も「この路線でいいのかな?」と疑心暗鬼になり、一度決めたことを白紙撤回したくなるものです。しかし、ここで揺れ動いても過去に設定したゴールよりもより良い「何か」が見えるわけでもありません。また、最も重要なことは…今の不安の原因があなたの中にある…ということでもないのです。今は…相手サイドの対応がちょっと曖昧なだけ。必要以上に考えすぎて悲観的な観測をしても、過去の努力が気泡に帰してしまうだけです。ゼロからまたやり直す労力を考えたら、今の足踏み状態をもうちょっと持ち堪えて、見通しがつくまで待つほうが結果的にはブラスなのかもしれません。

MAY 30 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/23〜5/29

【流動的で不安なムードに】

先週末から太陽はすでに双子座へ入りましたが、今度は24日(火)に金星が双子座へ移動します。それ以降、太陽と金星が双子座、火星と土星が射手座、木星が乙女座、海王星が魚座…と、ホロスコープを構成する重要な10個の天体のうち6個までがミュータブル・サイン(変移サイン)中にあるという、ややイレギュラーな状態になります。残りの天王星、冥王星も牡羊座、山羊座で、こちらはカーディナル・サイン(基本サイン)中。そうなると本来3分の1を占めるべきフィックスド・サイン(定着サイン)は…もともと流動的な性質を持っている水星のみとなります。これは…少しの変化にもズルッと全体が変動してしまうとても軟弱な星の配置である…といわざるを得ません。

ただ、今週の星にあまり事件性は感じないのですが、世の中全体がちょっとした情報で動かされやすい不安定なムードに陥っていくでしょう。しかも、26日(木)の午後9時35分には豊かさを表す惑星=木星が制限を意味する惑星=土星とスクエア(90°)という不調和座相を形成します。

同じような木星と土星の不調和座相は昨年(2015年)の夏から三度起きていますが、その都度、株価が下落基調に変わっているのです。奇しくもその日は三重県伊勢志摩で開催されるサミットの首脳会議の初日です。不景気な星の直下で行われる話し合いがどのくらい世界を納得させるものなのか?今からサミットの経済効果が不安視されるというものですね。

そんな今週の星の配置は恋愛運にも影を落とすことでしょう。現在の相手に飽き足らず、浮気心がうずいてきたあなた…。考えすぎから迷路に突っ込んでしまうこともあるかもしれません。反対に日頃から平凡な日々に一石を投じたいと思っている方にはスリリングなチャレンジをするチャンスが待ち受けていることも…。まずは、良識と冷静さをもって、この不安定な流れを乗り切りたいものです。

MAY 23 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/16〜5/22

【平和な日々〜衝撃的な週末へ】

先週は牡牛座の金星を巡って数々の楽しいイベントがありました。金星といえば牡牛座の主星。つまり先週は「牡牛座ウィーク」とでも名づけたい一週間でした。

今週は?というと…5月20日(金)の午後11時34分まで太陽は牡牛座を通過しています。今週は…金曜の夜まで=ウィークディのうちは先週の流れの延長線上にあるのです。特に大きな時の流れを変えるほどの星のイベントはありませんので、先週積み残した仕事や、もう一押ししたい愛情問題など、ダメ押し的に頑張ってみるのもいいでしょう。同時にショッピングなどにも最適な期間です。

その後、20日(金)の午後11時34分以降、太陽は双子座へ移動します。そして22日(日)は満月…。今回の満月は火星を巻き込んでいますから、やや衝撃を伴うでしょう。週末を迎えたら、今後の新しい展開を視野に入れて頭を切り換えていくことをオススメします。

MAY 16 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/9〜5/15

【夢に向かって駆け上がれ!】

週明け早々、9日(月)の午後8時47分、逆行していた木星が順行に変わります。これは今年1月8日、木星が逆行して以来、約4ヶ月ぶりのこととなります。木星は豊かさや幸せを約束してくれる幸運の星ですが、過去4ヶ月のように木逆行していると、星に願いをかけてもイマイチ頼りがいがなく、交わされたり、裏切られたりするところがあったのでした。しかし、これからは木星本来のよさを発揮して、私達からのリクエストにしっかりと応えてくれることになるでしょう。

木星は優しい星のように考えがちですが、案外大胆なギャンブラーなのです。この木星順行を機会に株などへの投資マインドも息を吹き返してくることになるかもしれません。

瑛利奈の「フォーチュンクッキー」にもありますが、占星学では恋愛はギャンブルと同じカテゴリーと考えられています。今週の星は…まさに!恋愛に賭ける女心、男心を後押してくれる配置となっています。

5月11日は恋愛にとって最高のラッキーディです。その後もこのロマンチックな気持ちを妨害するようなものもなく、週末の14日(土)はさらにトキメキに満ちた日になるでしょう。今週のキーワードは「夢に向かって駆け上がれ!」といってもいいでしょう。

MAY 9 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 5/2〜5/8

【いよいよ決断しましょう!】

先週予想した通り、株価は大巾に下落したようです。しかし今週の星は…この四半期いちばんの安定感が際立つ配置となっていきます。

まず、3日(火)夕刻、太陽は幸運の惑星、木星とトライン(120°)という絶好のアスペクトを形成します。その後、7日(土)朝の新月を経て、7日(土)夜には冥王星とトライン(120°)を形成。これで今季のテーマが出揃った感となります。冥王星の方は今までの方向に若干修正を加えますが、その前、すでに木星が道を開いているので、世界の動向は約30°くらい(でしょうか?)方向を変えながら軌道に乗っていくでしょう。

今週はゴールデンウィークのため、仕事で成果を上げられる方は少ないと思いますが、消費などの経済効果は順調に伸びそうです。

恋愛は結婚や挙式など、現在続いている交際を公にするにはいいタイミングです。しかし先週と同様、新たな出会いを求めたり、相手を別れさせたいなど、ハプニングを期待すると逆効果になる可能性も。この時期、不倫のデートや密会なども避けたほうがいいでしょう。

今週は…あなたの心の中でかねて懸案だったテーマや実行に踏み切れなかった問題を、見極め、決断を下すにはいいタイミングです。今週の星は「やるべきことは迷わずやろうよ!」とあなたに勇気を与えてくれるはずです。

MAY 2 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/25〜5/1

【一転してのどかな連休へ】

ひと頃のような緊張感は影を潜め、星の配置はいつもの落ち着きを取り戻し始めました。先週、20日(水)には太陽が牡牛座へ入場しましたが、今週は30日(土)、金星が牡牛座へ入ってきます。そうなるとホロスコープを構成する十大天体のうち、太陽、水星、金星が牡牛座、乙女座の木星、山羊座の冥王星…と、5つまでが地のサインを通過中という、安定感抜群の形となります。これで29日(金)からスタートするゴールデンウィークも安心してレジャーやイベントを楽しむことができるでしょう。

ただ、29日(木)午前2時14分から水星が逆行を始めます。水星はコミュニケーションやスケジュールを司る惑星ですから、交通事情や人との連絡事項など乱れが多少あることは想定しておいたほうがいいかもしれません。特に旅行を予定している方はチケットや宿泊予約などあらかじめ確認しておくことをオススメします。

逆に、このところ活況を呈ししつつあった金融市場は星の安定感の煽りを受けて、沈滞ムードに変わってしまう可能性も…。

今週は…各自思い思いに自分の城を固めつつ、気持ちはより現実的、そして保守的に傾き、クオリティの高い楽しみを求める一週間となる模様です。攻めの恋愛や奇をてらった表現などは敬遠されがちになりますので、現状打破を狙っている方はこの時期を充電期間に充てるといいでしょう。

APR 25 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/18〜4/24

【次は冥王星の逆行】

4月14日午後9時26分、熊本県益城郡マグニチュード6.5最大震度7の強い地震がありました。その後、16日1時25分頃、熊本県を震源とする九州地方北部全域でM7.3の最大震度6強の大きな地震がありました。被害に遭われたみなさま、心からお見舞い申し上げます。

またほぼ同時期、16日午後6時58分(日本時間17日午前8時58分)ごろ、地震南米エクアドルの太平洋岸でもマグニチュード(M)7・8のという非常に大きな地震が起きています。

実は…前回、4/11〜4/17の「瑛利奈のThis Week」の最後の部分に17日の火星逆行について「要注意」と少しだけ触れましたが、いたずらに危険な予測をしてみなさんの心を攪乱するのは心苦しいと思い、かなり言葉にオブラートをかけてしまったのでした。しかし、実際は予測よりも3日も早く、しかも激甚災害という大変な事態になりました。

もうひとつ17日は瞬間風速35mという強風で、いたるところで事故がありましたね。こちら横浜、山手のタロット館の前にも屋根のスレートが飛び散っています。

実は…この不安な星の状況はさらに18日(月)も続きます。18日(月)午後1時16分、今度は冥王星が山羊座の17°で逆行します。3月の春分以降、3月25日には土星が、4月17日には火星が、そして18日(月)に冥王星の逆行…。立て続けに三つの凶星が逆行に向きを変えるという現在。太陽系はまだまだ油断できない要注意のタイミングです。

しかし、20日(水)午前0時27分になると牡羊座を通過していた太陽が牡牛座へ入ります。これを以て今までの不穏な空気は払拭されて、世界は再び落ち着きを取り戻すでしょう。

APR 18 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/11〜4/17

【愛も勉強も楽しく、自己責任で】

10日(日曜日)の朝、太陽が天王星と合(0°)を形成して、時の流れは思わぬ方向へと機軸を転換しましたが、この太陽、天王星、合(0°)の度数が牡羊座の20°でした。その後の太陽の度数は今週、牡羊座の第三デーク(21°〜30°)を通過することになります。あいにくこの期間の太陽は8つの惑星(水星〜冥王星)とは何ひとつメジャーアスペクト(重要な関係)を持つことなく、あたかも消化試合のように消極的に通過していきます。

今週の星は…社長が休暇を取るから「その間お前らよろしく頼む」というような状況で、留守を頼まれた金星(女子社員)と水星(若手社員)がひたすら奮闘することになります。金星(女子社員)の方は楽しい環境作りに力を入れて、出会いやエンタメ中心に努力をすることに。水星(若手社員)の方はこれを機会に新しい空気を採り入れようと、データを精査したり、研修に出たりと頑張ります。

上の喩えは…ちょっとわかりにくかったかもしれませんね。具体的にみなさんの生活に置き換えると、こんな感じかもしれません。上からの重圧が少なくなり、気軽に動きやすくはなりますが、細かなトラブルに関しては自己責任で。その代わり、アフターファイブのイベントは盛り上がって、出会いや恋愛を楽しむにはいい週です。

また、新しいことを採り入れるにも今週はチャンス。成功したライバルのマニュアルを参考にして、やり方を少し変えてみるのもいいかもしれません。また、リスペクトできる先輩に出会ったり、気に入った書籍が手に入るなど、いいもの探しにもラッキーな時です。

---と、こんな感じになりますが、ひとつ注意が必要なのは17日(日)の午後9時13分に起きる火星の逆行です。無理なスケジュールで頑張ってきたものはこれを機会に緊張の糸が切れてしまったり、平常時には順調に機能するシステムに狂いが生じる…などの可能性があります。新しいことや冒険を手がけたい方は早めに帰宅したほうがいいでしょう。

APR 11 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 4/4〜4/10

【新たな方向性が決まる週】

4月6日(水)は…金星が牡羊座へ、水星が牡牛座へサインを移動します。一方牡羊座の太陽は射手座の土星とガッチリタッグを組み、新体制を確認するかのような星の配置となります。仕事も、プライベートも、新たな方向性を視野に入れて、入念に準備したいものです。

翌7日(木)、午後8時22分は新月。この時をもって先月から続く日食〜月食の不安定なサイクルは終わりを告げます。本格体制で始動したいみなさん!ここからズバズバと思った計画を実行に移していくといいでしょう。

しかし、新しいスタートには思いがけない魔物が潜んでいることが多いもの。10日(日)早朝には…太陽が天王星と合(0°)を形成します。天王星は変革と破壊の惑星です。今まで囚われてきた常識や越えられないと思っていた壁を軽々とぶち壊すような出来事も…。時代の変革の勢いは思ったよりも強く、過去と決別したいと秘かに願っていたあなたには予想外の追い風になるかもしれません。逆に現状維持に腐心しつつ、ストレスを溜めているあなた…。この新たな伏兵にそそのかされて軽率に動くと取り返しが付かない事態を招く可能性も…。

まずは、現状打破を望むあなたも、現状維持を心がけるあなたも、今週のあなたの行動はあなたの人生や生活にくっきりと軌跡を残す重要な一週間となりそうです。

APR 4 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/28〜4/3

【半月から始まる新年度】

先週は半影月食もあり、星の配置は緊張に満ちていました。やはりベルギーのテロや飛行機事故など、思いがけない事件や事故も多かったようです。

代わって、今週は…桜の季節の始まりにふさわしく、前のような緊張感は大分緩和してくるでしょう。折しも日本はこの時期年度末となりますが、3月の日食〜月食を含む月のサイクルはまだリセットされるところまでは進んでいません。4月1日(金)の午前0時14分、この日の月はいまだ半月…。新年度の仕事は…まだ本格的な体制を確立できず、調整しながらのスタートとなってしまいそうです。

年度初めにあたって気をつけなければならないことは…あなたの権利や立場に関して、あなたの意見をどこまで主張していいか?これが難しいポイントです。今の星の流れは…「権利よりも義務」、「主張よりも奉仕」…こんな雰囲気が強いのです。まずは、あなたの本音をぶつけるのは先送りにして、原理、原則を確認することから。あなたの本来の気持ちと矛盾しない部分から手を付けていくといいでしょう

MAR 28 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/21〜3/27

【半影月食と緊張に満ちた惑星たち】

20日(日)の春分の日以来、日本、ひいては世界のホロスコープは2016年の春分図に書き換えられました。しかし、新たな四半期の第一週目は…あいにくネガティブなスタートを切ることとなりました。

22日(火)午前9時16分に水星が牡羊座へ移動したあと、その後は殆ど困難な星の配置で終始してしまいます。特に23日(水)の日没後は木星が土星とスクエア(90°)という経済的破綻を暗示するアスペクト(星同士の関係)を形成します。その後、午後8時47分頃を中心に半影月食(Penumbral Lunar Eclipse)が起こります。今回の月食は月に落とす地球の影が本影ではなく、半影という周囲の薄い部分になります。その上日本は中心部を外れていますから、気付かないうちに月食が通り過ぎてしまう可能性もあるそうです。とはいえ、地球を挟んで正確に太陽と月が一直線に並ぶわけですから、この月食が地球上に暮らす私達に投げかける影も大きいはずです。

しかも今回の月食は前述の木星、土星のスクエア(90°)をほぼ同じ時刻に木星、土星を巻き込んで起こります。その後、25日(金)、26日(土)には…愛の星、金星が木星とオポジション(180°)、土星とスクエア(90°)というハードなアスペクト(星同士の関係)を作りますが、これらもほぼ同じ星の度数、つまり金星、木星、土星プラス海王星のT字スクエアという非常に張り詰めた配置となります。

その上、25日(金)午後6時19分に昨年の8月2日以来順行してきた土星が逆行に向きを変えます。これらを総合すると…今週はかなり大きなトレンドの変化のポイントとなる…と考えざるを得ません。

ここまで書くと、「ひゃ〜!怖い」と震え上がる方も多いと思いますが、すべての方に直接的な悪影響があるというわけではありません。今回の星はかなり偏っているため、対象は特定の問題や物事に絞り込まれることになります。また、月食の影響は潜在的で、かなり後になってからでないと結果として認識されにくいものです。

今週の半影月食を始めとする金星、木星、土星、海王星の織りなすハードな星の配置は…世界経済や地域戦争、また不慮の事故など、ピンポイントでどこかの地域や問題を刺戟してくる可能性はたしかにあります。だからといってあなたも私達も不必要に怖れて毎日を過ごす必要はないのです。

ただ、これだけはいえるかもしれません。「もうそろそろ追い詰められるはずだ」と思いながら結論を先延ばしにして現実から逃げているあなた…。修正点や努力しなければならないポイントがわかっているのに面倒くさがっているあなた…。そして「もう、苦しい現実を受け入れなくては!」と思いながらそれを直視できていないあなた…。今週の星は…こんな人達に対して案外やさしく、はい、いくよ!」と、背中を押してくれるのかもしれません。

MAR 21 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/14〜3/20

【20日(春分)から新たなチャートへ】

先週、3月9日は部分日食という重大なイベントがあり、世界全体が新たなステージへの準備期間に入りました。太陽系の星々はすでに金星も魚座へサインを移動しており、一週間のスタートは魚座の太陽、双子座の月も加えて、8つの天体がミュータブルサイン(変移サイン=双子座、乙女座、射手座、魚座)中にあるという異例の配置です。ミュータブルサイン(変移サイン)というのは柔軟性が強くコロコロ変わる性質を持っていますから、現在の星は…問題が想定外の方向へ極端にブレ易い…という状態になっています。

そんな中、14日(月)はホワイトデー。月は「ふたごころ」を表す双子座に入って、朝から愛の星、金星、そして男性運の星、火星と双方ともにスクエア(90°)という困難なアスペクト(星同士の関係)を作ります。深夜12時前には同じく月が気まぐれな星、海王星とこれもまたスクエア(90°)…。世の女性はもちろん、男性の心も千々に乱れる暗示です。つまり、信頼できる答えが得られないホワイトデーになる…といってよさそうです。愛する人から良い回答を得た人は…自らそれを突っつき壊さないように。また、良い回答が得られなかった人は…すぐに事態が変わることを想定して、あまり落ち込まないようにしたほうがいいでしょう。

その後、16日(水)には月が蟹座へ入って、週の半ばの星の流れはやや好転していきます。

20日(日)、今年は閏年のため、例年より若干早く秋分が訪れます。春分とは…太陽が牡羊座へ入る日のことをいいますが、占星学では太陽が牡羊座の0°00′の時刻が今季の新たな日本のホロスコープとなるのです。前述のミュータブルサイン(変移サイン)のオンパレードからいち早く月は獅子座へ脱出。太陽は牡羊座へ入ることになり、ASC(ホロスコープの起点)、MC(ホロスコープの頂点)もそれぞれ獅子座、牡羊座となり、一気に火象のパワーが強まってきます。これを以てまた日本の国も元気を取り戻してもらいたいものです。

MAR 14 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 3/7〜3/13

【3月9日、日食が落とす影は…?】

6日(日)に太陽が土星とスクエア(90°)を作ってから、今週の太陽は重要なアスペクト(天体同士の関係)を重ねていきます。中でも今週のハイライトは…9日(水)午前10時58分の日食でしょう。日本では部分日食となりますが、日本とほぼ同じ緯度の太平洋上では皆既日食です。

日食は…いつもいうように太陽が一時的とはいえ、光を失ってしまうのですから不吉な暗示です。

今回の日食は太陽、月ともに魚座の18°56′で起きますが、ただ、その日の星の配置はかなり特異です。日食が起きる魚座の太陽、月を中心にたくさんの惑星が集まって大きな星の集団を形成しています。同時に魚座の太陽、月は乙女座の木星とオポジション(180°)、射手座の土星とスクエア(90°)となり、T字スクエアを形成しています。これに加えて前述の太陽の周りに集まった星の集団がこのT字スクエアに巻き込まれてきます。

日食の時のホロスコープは「瑛利奈のBlog」にアップしますが、魚座に太陽、月、水星、海王星、乙女座に木星、そして射手座に火星、土星…。それに加えて小惑星のセレスも彗星キローンも魚座…。みなさんは「乙女座と射手座は関係ないじゃないか!」と思うかもしれませんがこの二つのサインも魚座と同じグループの「ミュータブルサイン(変移サイン)」に属します。となると、「ミュータブルサイン(変移サイン)」に多くの天体やポイントを持つ人には大きな影響があるかもしれません。

そして週末、12日(土)には金星が魚座へ入ります。今週は魚座に星が多い水象ウィーク、そしてミュータブルウィークとなります。

【日食の時に気をつけたいことは?】

これだけ不安を煽っておきながら、何もいいアドバイスを書いていませんでしたね。「それなら私どーしたらいいの?」というみなさんへ。

日食の日はやはり新しい計画をスタートしないほうがいいでしょう。国立競技場の聖火台はどうする?などの話し合いも、国会の議決も、時が経つとすべて白紙に戻る可能性があります。結婚を考えている方は…もちろん入籍なども避けたい日取りです。本当は次の新月(4月7日)まで待てれば、さらに理想的です。

駐;ミュータブルサイン(変移サイン)とは…双子座、乙女座、射手座、魚座の4つのサインの総称です。

MAR 7 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/29〜3/6

【人の気持ちが最大のテーマ】

週明けの29日(月)、魚座を通過中の太陽は海王星と合(0°)を形成します。海王星は十大天体の中では珍しく、「自己主張」というものを一切しない惑星です。海王星はひたすら他者の利益を優先するボランティア。そして進んで自分の身を犠牲にして相手のために尽くそうとします。また、海王星はガス体でできていて、事実を覆い隠し、イメージを掻き立てる…そんな惑星でもあるのです。この海王星に太陽、しかも海王星を主星とする魚座を通過中の太陽が突っ込んでしまうのですから、今週の私達は現在地を見失い、リアルなのか?イリュージョンなのかわからない世界へと迷い込んでしまいます。

あなたがこのような霧の中へ迷い込んでしまったらどうしますか?仮にあなたがパイロットなら、計器の示す数字で判断しようとするでしょう。それでも足りない場合は管制塔の指令を仰ぐはずです。今週の私達は「誰か私に指令を出して!」と、他人の指示に頼りたいような心境になってしまうのです。自立と自尊心を尊重する私達にとって、これはかなりアブナイ状況ですよね?

同時に今週いろいろなアスペクト(星同士の関係)を作る星達のなかで、最も活躍するのは…金星です。金星は本来「愛の星」ですが、今の日本の冬至図では私達自身のことも表しています。

この金星が29日(月)には「愛の権利」を表す小惑星、ジュノーと、3月1日(火)には「現実の秩序」を表す土星と、2日(水)には「闇からの蘇り」を表す冥王星と、3日(水)には「未来への飛躍」を表す天王星と、5日(土)には「賢い預言者」を表す彗星、キローンと、最終日、6日(日)には「賑やかな交差点」を表す社会のド真ん中のポイント、ドラゴンヘッドと…。一週間かけてほぼ、毎日一天体ずつ出会っていきます。これだけでもなにか「愛のドラマ」が書けそうですね。

わかりやすく書いてみるとこんな感じです。

◆29日(月)「愛の権利」ジュノーは…「あんた、ライバルにやられっぱなしじゃないか!もっと自分を主張しなくちゃ!」
◆3月1日(火)「現実の秩序」土星は…「怒っても仕方ないよ。我慢、我慢!それより自分をわきまえて!」
◆2日(水)「闇からの蘇り」冥王星は…「バレなければ大丈夫だ!裏で動いてみることだね。」
◆3日(水)「未来への飛躍」天王星は…「人間、殻を破ることが肝心!そうすれば必ず新しい展開があるだろう。」
◆5日(土)「賢い預言者」キローンは…「キミも考え方を変えて、もっと成長しなきゃダメだよ!」
◆6日(日)「賑やかな交差点」ドラゴンヘッドでは…キローン氏の言葉で目が覚めて、街へ飛び出してみると、無秩序に人が多いスクランブル交差点…。この日のアスペクト(星同士の関係)はインコンジャクト(150°)という「理想と現実の落差がある関係」なので、「私の現在地はどこだっけ?」ともう一度スマホで確かめる…。

---と、エンドレスなドラマになってしまいそう…。今週は…あまり他人に頼ったり、情報を信じ込んだりしないほうがいいようです。考えてみれば、このような「現在地」を確認する作業こそが占星学なのかもしれませんね。

FEB 29 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/22〜2/28

【週末は愛の関係を修復して】

イギリスのEU離脱問題や株価の乱高下など、「一寸先は闇」といわれた先週…。そうした流れも23日(火)の満月を以てクライマックスを迎ええることに。

その後、水瓶座の第二デークを通過中の水星が土星、天王星の間に入って小三角という安定の座相を作ります。昨年から新しい流れへ誘導したがっている土星、天王星が「ようやく話のわかる仲間を見つけた!」という感じで囲い込みにかかります。もともとコミュニケーション上手の水星。スポークスマン役を買って出て、今週は特に議論や交渉などの動きが活発になるでしょう。

一方、愛情問題を司る金星ですが…こちらも今週は水瓶座へ入ってきていますが、アスペクト(星同士の関係)を作る相手は小惑星と、ちょっと小物ばかり…。26日(金)には癒やしの小惑星、セレスと仲良くしてアットホームな幸せを強調。27日(土)午後6時22分、金星は調整の小惑星、パラスと合(0°)を形成します。愛する人とケンカしたあなた、険悪なムードを払拭するには今週末が最適な星。その後、27日(土)午後8時24分に月は蠍座へサインを変えます。この時間帯に入ったら、目に見えるものばかり追うのを止めて、愛する人の心をターゲットにあなたの「想い」を伝えるといいでしょう。

FEB 22 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 2/15〜2/21

【さまよう地球という宇宙船】

14日(日)のバレンタインデーは思わぬ温かさになり春一番が吹き荒れました。日経平均株価も先週は約1年4か月ぶりに1万5000円を割り、こちらの方も大荒れとなりました。しかし、アメリカで初の重力波観測に成功し、宇宙の謎が解き明かすための研究の糸口ができるなど、何から何までサプライズの一週間でした。

その原因のひとつとして、先週も書きましたが…2月7日以降、太陽は消化試合のごとく他の惑星と重要なアスペクト(星同士の関係)を形成していません。これは…ご主人様不在で居残った人間がいいように目の前にある力を行使しているような状態に似ています。あいにく今週もこのようなご主人様不在の状態は続きます。となると…我が地球という宇宙船は相変わらず方向性を見失いながら小競り合いを続けていくことにならざるを得ないでしょう。

今週は恋愛に関係の深い金星も、火星も太陽の場合と同じようなことが言えます。バレンタインデーに告白をして結果待ちの人には歯痒い星の配置です。全体の星が内向きなので、あなたの愛する相手も「まずは、ホッとひと息ついた後、溜まった仕事を片付けなきゃ!」と、思っているに違いありません。

17日(水)の午後には金星が水瓶座へ、19日(金)には太陽が魚座へ移動します。こうした流れを受けて「時の人」と呼ばれる人達も少しずつバトンタッチしていくのです。

FEB 15 2016

瑛利奈

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 2/8〜2/14

【水曜日はバレンタインへの布石】

週末の間に不穏な星の配置がありました。それは…今季の日本人の表示星である金星が冥王星と合(0°)、天王星とスクエア(90°)、そして太陽が火星とスクエア(90°)という緊張したアスペクト(星同士の関係)を形成しました。奇しくもこ2月7日、北朝鮮がミサイルを打ち上げて沖縄上空を通過…。こんな不穏な週末のあとだけに今週は重苦しいムードで週明けを迎えることとなっています。

今週末は1バレンタインデー。愛を成就させるには大切な一週間のはずなのですが…。8日(月)午後11時36分月が地球を一巡して新月となります。幸い、新月は新しいサイクルの始まりです。これを境に暗い運気がリセットされ、太陽系の配置は幸運を手に入れるべく、愛の目標に照準を合わせるモードに変わっていきます。

ただ…バレンタインデーの14日(日)に向けて「運気は尻上がり」といいたいところですが、幸運のピークは早くも10日(水)の午後4時51分に訪れてしまいます。この時刻までにあなたの立場をどのくらい愛のゴールに寄せておけるか?が勝負のポイントです。この祭日前の10日(水)にいかに思い切った行動ができるか?まずは、状況判断しながら方法を考えてください。その後の流れは…このインパクトあるこの日に掴んだ結果に方向付けられていくことになります。

バレンタインデー当日の14日(日)、月(Moon)のサインは牡牛座です。この日の朝方、水星が水瓶座へ移動し、てフィックスド・サイン(定着サイン)が強くなります。これこそあなたの愛情をカタチにして残すチャンスです。この日のあなたは愛する人と愛を誓い、その愛の証をカタチにするべきです。そのカタチにしたモノを愛する人がいつも目にする場所に置くことができたら、今年のバレンタインは大成功!といっていいでしょう。

FEB 8 2016

瑛利奈

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 2/1〜2/7

【略莫愛のチャンス…?!】

このところの不安定な流れや調整モードも一段落。二月に入って星の動きはようやく安定感を取り戻しつつあります。4日(木)は太陽が土星とセキスタイル(60°)と好調な関係を築いて、この冬のテーマの模範解答を見せてくれるでしょう。

バレンタインデーも近い時期ですが、愛情問題だけは上記とはちょっと違う流れを作っていきます。愛しながらも顧みてもらえなかった愛や、踏みつけにされるなど不満を抱える立場に苦しむあなた…。今週は形勢逆転のチャンスです!これは…秘かに略莫愛を狙っている人にも同じこと。今週の太陽系の配置は弱い人の味方です。「愛があるなら我慢しててはダメだよ!」と、あなたの背中を押してくれるに違いありません。

FEB 1 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/25〜1/31

【水瓶座本来の理想主義を】

先週、21日(木)に太陽は水瓶座へ入りました。しかし、それ以降、太陽は他の惑星とさしたる重要な関わりも持たずにいます。今週もそんな流れは続いていきます。

26日(火)早朝、今まで逆行していた水星が順行に転じます。水星は1月5日に逆行を始めたのですが、これからは…この水星逆行の期間(1/5〜1/26)中に起きた出来事を再検証していく…という流れに。特にここ一週間の期間に起きた事件は真相が解明されていきます。

先週の調整モードにピリオドが…。今後は水瓶座本来の理想主義の姿に立ち返って、壮大なテーマや世界のビジョンを探求する姿勢に魅力を感じるようになるでしょう。あなたの愛の夢もスタート地点で感じたピュアな想いを取り戻していくことに…。

JAN 25 2016

瑛利奈
 
 
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 1/18〜1/24

【満月に向けて調整の一週間】

日本列島が雪雲に包まれ、白一色の週明けとなりました。寒波到来の天気と相まって、今週の星の動きはいまひとつな感じです。期待値が高すぎるのか?金融、証券など、一部の人達は失望感に囚われてしまいそうです。

21日(金)午前0時23分に太陽は水瓶座へ入りますが、それまでの太陽は山羊座の中でも最も老いた度数を通過していきます。他の惑星とこれといったアスペクト(星同士の関係)もなく、もっぱら「調整」がメインテーマに。

「調整」といえば…中では19日(火)はヒラメキが期待できる日です。仕事、恋愛を問わず、行き詰まったテーマにメスを入れれば、新たな切り口が開ける可能性も…。

前述の通り、21日(金)から太陽は水瓶座、24日(日)には金星が山羊座へ移動します。私達は気持ちをリセットして、新たなテーマに取り組むことになります。同時にこの日は満月にあたります.このところの激動の問題に当面の答えが出て、私達は現在位置を確認することができるでしょう。

JAN 18 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/11〜1/17

【いち早く攻めに転じて!】

私は先週の運勢を「お正月明けのムードは至ってよろしくない」と表現したのですが、フタを開けてみるとそれどころではない状況。北朝鮮の予測しない核実験や東証始まって以来の年初からの5日続落など、いいところなしの一週間でした。

今週は…太陽系の星々も私達が受けた失望感をフォローするかのようにポジティブな動きが続きます。13日(水)は金星が天王星と好調のアスペクト(星同士の関係)を組んで、私達に新しい夢の入口を示してくれます。愛の出会いや仕事のパートナー探しなどにも役立つ新たなステージの存在を垣間見ることができるでしょう。

14日(木)は午前7時44分太陽が逆行中の幸運星、木星をキャッチして、飛躍への種子を開花させてさせてくれます。縮こまっていた私達の心は無限の可能性に気付いてノビノビしていくはず。

15日(金)には知性の星が木星を捉えて勉強運や情報力がアップ。この三段跳びのようなチャンスの連続をしっかりと捉えることができれば、当面のあなたのプランは成就したようなもの…といっても言い過ぎではありません。

失望の後に用意されている幸運…。現状に背を向けていると見失いがちなチャンス…。これをいち早く掴むことが幸せを手に入れるメソッドなのです。

JAN 11 2016

瑛利奈

(C)ELINA
 
 
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 1/4〜1/10

【様変わりする太陽系】

三が日で正月休みはほぼ終わりますが、太陽系の惑星は…お正月も関係なく常に動いています。先週も書いたように12月30日(水)は金星が射手座へ、1月2日(土)には水星が水瓶座へサインを変え、3日(日)午後11時29分、土壇場になって火星が蠍座へ移動しました。これだけでも大きな変化なのですが、今週はこれから…5日(火)夜9時59分には水星が逆行。その後、8日(金)午後0時46分には木星が逆行へと進行方向を変えます。

その他、今週は多くの惑星が困難なアスペクト(星同士の関係)を形成して、お正月明けのムードは至ってよろしくないようです。

今週の星は…喩えてみれば、画家や建築家が「あ−、失敗しちゃったからもう一度塗り直しますね!」と言っているような感じです。私達は「え?今までのじゃいけないんですか?」と問い返しながら、再構築されていく太陽系の形を眺めていくことになります。

但し、これまでに出遅れてしまった人、あまりいい手を打てなかった人など、現状に満足できない人々には朗報なのかもしれません。

今後結論がさらに覆る可能性も考慮しながら、多彩に、そして、才気縦横に計画を練っていくといいでしょう。

JAN 4 2016

瑛利奈

(C)ELINA



■2014年11月★獅子座の木星の象意は…まさか!「暴力」という意味では…。正義と改革の行方は?■12星座今月の運勢★9月◆まずは『月運クッキー』◆9/1 更新!!!



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