パラスのアラート、天王星&金星の合

6/6~6/12

週明けの6日、気象庁により「関東甲信が梅雨入りしたとみられる」との発表がありました。しかし、「九州から東海にかけての地域では、梅雨入りは平年よりも遅れる予想」だそうです。何かと例年の常識が覆される2022年です。先週は…コロナ持続化給付金をめぐる詐欺事件の話題がメディアを騒がせていましたが…。今週の星は…目を引くような危険な動きはありませんが、一気に駆け抜けてきた世界情勢も、そろそろ頭を冷やして、調整していく必要を感じさせます。

6日(月)…午前中、獅子座の月が土星、水星とスクエア(90°)、併せてT字スクエアに。これまでの流れの問題点を浮き彫りにしていきます。その後、午後3時21分に月は乙女座へ移動します。一日を通じて、重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありませんが、午後5時44分の太陽とキローンのセキスタイル(60°)と、午後6時43分の天王星と小惑星=パラスのコンジャンクション(0°)の二つのアスペクト(星同士の関係)が未来を予見させるような気がします。前者、キローンは…小さな彗星ではありますが…預言者とか、ヒーラーといわれる、見識の高い高いです。後者の小惑星=パラスも非常に知的な調整者です。これら二つのとても感度の高いスイッチのような天体がひとつは太陽にセキスタイル(60°)という友人のような位置から働きかけ、もうひとつは時代の変革者である天王星と合(0°)を作る…。これは…もしかしたら、時代の転換点ともなる新たな気付きの一日になるかもしれません。

最近の時の人といえば、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領です。この二人のホロスコープの中で、キローンと小惑星=パラスはどんな位置を占めているか、興味があったので観てみました。さすがにプーチンの方はキローンもパラスもダメダメでした。言葉で表せば…「良心の声を聞こうともしない、野心に取り憑かれた妄執の人」とでもいう感じです。ゼレンスキー大統領の方は…さすがに小惑星=パラスは太陽、金星とセキスタイル(60°)、火星ともワイドですが悪くない…本当の意味で賢い人のようです。小惑星=パラスはユーモアのセンスも表すようですが、「さすがにゼレンスキーさんは元コメディアンだけあるな」と私は見当違いに感心しました。

7日(火)も乙女座の月が続き、午後11時48分、半月です。時間が前後しますが、午後6時35分、今度は太陽が天王星とセミセキスタイル(30°)を形成。マイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ではありますが、やはり未来の方向に若干修正が加わることになりそうです。

8日(水)は太陽と小惑星=パラスがセミセキスタイル(30°)に。すでにパラスと天王星は合(0°)を作っていますから、当然のことながら順番にこうなります。乙女座の月は時間を追って、小惑星=パラス、水星、冥王星とトライン(120°)の好調座相を形成していきます。新たな考え方を採り入れて、これまでの流れを改善していこうという動きが加速します。実りある一日になりそうです。

9日(木)、午前0時22分、月は天秤座へ。午前には牡羊座の木星と、午後には火星とオポジション(180°)を作って、騒がしい一日に。議論が空転する暗示です。新しいテーマを発表するにはあまり望ましくない日です。

10日(金)になると天秤座の月がようやく双子座の太陽とトライン(120°)の調和座相を作ります。午後9時27分には水瓶座の土星とトライン(120°)に。前日のドサクサから何とか軌道を逸しないで済みそうです。

11日(土)午前5時40分、月は蠍座へ入ります。蠍座といえば、バイデン大統領がいますが、今日は何か発言があるかも…。午前6時21分、水星が冥王星とトライン(120°)で調和します。週明けから出てきていた今後の方針転換がさらに具体的になるかもしれません。

12日(日)午前7時57分、牡牛座の金星が天王星とコンジャンクション(0°)を形成します。これは年に一度の出来事です。2021年は4月23日、2020年は3月9日に金星、天王星のコンジャンクション(0°)はできています。過去の出来事を参考にすると、昨年、一昨年ともに株が暴落しています。ただ、2020年は「ドル円が101円に届く」という騒ぎで円高株安でしたが。最近世界的に物流が滞っていますが、それに追い打ちをかけるような何かが起きる可能性もありますね。

今週は時代の転換点となる天王星の動きが目立つ一週間です。目立つといえば、小惑星=パラスも活発に惑星たちと関わっています。パラスを始め4つ小惑星は…サイズこそ小さいですが、アスペクト(星同士の関係)を作る相手が大きな惑星の場合、数学でいう「係数」のように結果に大きな変動が出ます。小惑星=パラスは「気づき」の星です。これまで執念や思い込みで動いてきた世界情勢に新たな気づきをもたらすため、小惑星=パラスはアラートを点灯しているのだと思います。

JUN 6 2022

瑛利奈

(C)ELINA

 

1件のコメント

  1. […] 先々週、私は…パラスのアラート、天王星&金星の合に6月12日(日)は「株価暴落のアラート」と書きましたが、やはりそれ以降、ニューヨークダウを始め、日経平均もかなりの下げを記録し、まだ下がり続けているようです。ウクライナ情勢はこのところ、ロシアが攻勢を強め、さらに攻撃激化の怖れがあるとのこと。長期化するウクライナ戦争に世界は疲れが見えてきたという情報もあります。また、能登半島では震度6弱の地震があり、まだ余震は続いているようです。被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。 […]