1日、逆行の土星は魚座へ

9/1~9/7

先週…私はこちらに太陽、水星、火星は惑星同士の主要なアスペクト(星同士の関係)は作らず、ただ、金星のみが活発に活動していますと書きましたが、たしかに日頃に比べて大きな動きはなかったようです。今年の夏の暑さは異常で、気温が40度以上の日が多く、13都府県で、9日間、40度以上が観測されたのは過去最多記録だそうです。その他、最近は凶悪な殺人事件などが目に付きます。今週の太陽系の傾向は?というと、やはり主要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)は非常に少なく、トライン(120°)やセキスタイル(60°)という好調座相は皆無です。ただ、スクエア(90°)の凶座相は水星と天王星、火星と木星が二つだけありますね。目立つのは週明け早々、1日の逆行しながらの土星の魚座イングレス(入場)、6日の天王星の逆行…。いままで逆行星は土星、海王星、冥王星の3つでしたが、天王星も加わって、土星より外側の惑星はすべて逆行という、逆行のオンパレードになってしまいます。これにより、前へ進もうとしていた時代の流れも否応(いやおう)なく過去へ押し戻されてしまいそうです。

1日(月)…今週は、月の始まりとともにスタートします。月のサインは乙女座の半ばから。午前6時52分、月が火星とセキスタイル(60°)になり、元気に夜が明けますが、その後はこれといったアスペクト(星同士の関係)もなく夕方を迎えます。午後5時5分、土星が魚座へ入場します。土星といえば、「牡羊座じゃなかったっけ?」と思われる方も多いと思いますが、土星は7月13日から逆行し始め、とうとうもとの魚座へ戻ったのです。今週は…逆行の土星が魚座イングレス(入場)から始まります。時の流れが前の時代へ巻き戻されるのでしょうか…?

2日(火)は…午前8時36分、射手座の月が水星とトライン(120°)を作ります。いいニュースで一日が始まりそうです。その後、午前10時38分、月は土星とスクエア(90°)に。一転して、現状の厳しさが問題に。午前10時44分になると、月は山羊座へ入場。現実的な発想のもと、その対策を考るモードに変わります。午後に入って、山羊座の月は海王星とスクエア(90°)、天王星とインコンジャクト(150°)、冥王星とセミセキスタイル(30°)を作っていき、なかなかいい解決策がみつからない時間帯です。午後9時20分には獅子座の29度の水星が土星とインコンジャクト(150°)に。月=使者ではいい解決策が出ないので、とうとう水星=行政官がお出ましという感じです。午後10時22分、水星は最も力を発揮するサイン=乙女座に入ります。全力をあげて、問題解決を探る一日になりそうです。

3日(水)は、乙女座へ入った水星が流れをリードする一日です。午前1時44分、先週活躍した金星が調整の小惑星=パラスとオポジション(180°)を形成。愛の星=金星が「私の手には負えないわ」とリタイアを宣言する構図です。「愛やきれいごとでは現状は解決しない」と宣言するかのようです。3日は…その後、知性の惑星=水星が、まず、午前2時49分、癒やしの小惑星=セレスとセスキコードレート(135°)を作ります。これは…「『弱きものへの配慮=セレス』や『環境保護=セレス』などを考えていたら、『この問題』は予算的に決着がつきませんよ」と、AIが分析するかのようです。午後に入ってから、水星は海王星とインコンジャクト(150°)、天王星とスクエア(90°)、冥王星とインコンジャクト(150°)を作っていきます。現状を分析した結果、「誰もが喜ぶ満額の回答はないね」ということに。午後9時55分、月はサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)を形成します。これは会議に掛けた結果「コンセンサスは取れませんでした!」という意味です。「あなたを始め、現在の社会が抱えている問題の解決策はなかなか見つからないことが分かる」という一日です。「難しさが分かるだけでも前向きな一歩だ」と考えるしかないですね。

4日(木)は、午前3時36分、木星とノースノード(ドラゴンヘッド)のトライン(120°)から始まります。前日の流れを受けて、「いい考えがありますよ!」という暗示です。「民主的に下の声を吸い上げようとせず、宗教や哲学の力を借りて、上から感化すればいいのですよ」という声が上がるのかもしれません。それに応えるように、午前中は山羊座の月のアスペクト(星同士の関係)はあまり良くありません。午前11時39分の月が自己犠牲の小惑星=ベスタとセキスタイル(60°)は戦時中の圧政を思い起こさせる我慢を強いられるアスペクト(星同士の関係)です。午後7時31分から月は水瓶座へと移動します。これを契機に、月が海王星、天王星、冥王星と好調になり、自由な発想が出始めるでしょう。

5日(金)は…午後12時11分の月と調整の小惑星=パラスのコンジャンクション(0°)を除いて、月と小惑星を含めても、ひとつもいいアスペクト(星同士の関係)がない一日です。午前2時52分の火星とノースノード(ドラゴンヘッド)のインコンジャクト(150°)や、午後11時58分の火星と木星のスクエア(90°)など、火星の不調和なアスペクト(星同士の関係)が目立ちます。世の中の人すべてが、「最近いいことないね」とイラつく日なのかもしれません。怖いのは、「まともな方法では埒が明かないから暴力に訴えた方がいい」と考える人達が増えることです。最近はSNSのユーザが多い時代ですから、危険な考え方が流布しやすい日です。午後7時15分、水瓶座の月は太陽とインコンジャクト(150°)というストレスを溜めたアスペクト(星同士の関係)ができます。世の中に不満が溜まる一日なのかも知れません。

6日(土)…イマイチな流れの今週ですが、週末は、より不穏な雰囲気が充満しそうです。午前5時51分、水瓶座の月が火星とトライン(120°)を作って、火星が行動的な方へ人々を誘導します。その後、午後1時51分、天王星が逆行し始めます。度数は…双子座の1度27分です。天王星の逆行は、ほぼ一年に一回起こり、5ヶ月ほどで順行に戻ります。21世紀になってからは、最初の8年は双子座で逆行し、11月には順行に戻るというパターンでした。その後、蟹座で逆行する期間が続き、2017年以降は獅子座で逆行し始め、年を跨いで1月には順行に戻るという形に。逆行のポイントが9月になったのは2024年からです。今後2030年まで9月天王星逆行開始が続きます。また現在天王星は双子座にいるので、世界の双子座の重要人物、アメリカのトランプ大統領と中国の習近平主席らに双子座での天王星逆行は少なからぬ影響を与えると思われます。しかし、天王星が二人の指導者の太陽に大きな影響を与える位置まで来るにはあと数年かかりますが…。6日は世界の流れが変わり始めるキッカケができそうな日です。

7日(日)は午前0時54分から月は魚座です。せっかくの日曜日ですが、この日も重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はナシです。しかもメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)も少なく、午前3時25分の月と天王星のスクエア(90°)と、午後4時40分の月と水星のオポジション(180°)のみです。しかも神経がピリピリするものばかりなので、またもや凶悪犯罪の動機が増えるかもしれません。実は…週明けの8日(月)には皆既月食があります。時間は午前3時8分なので、日本は絶好の観察ポイントになりそうです。月食を機会に世の中の流れはネガティブな方へと引っ張られますから、健全な心とポジティブな展望を持つように、意思を強くする必要があるでしょう。

今週、一週間はこれといった好調座相もなく、土星の魚座入りからスタート。土曜日には天王星が逆行モードになり、週明けの午前3時は皆既月食です。このように並べると、ドラキュラが暗躍しそうな星回りですね。最近はアニメなどでいい吸血鬼も多いですが、ホンモノは決して侮れません。心の中にネガティブなものを受け入れてしまいそうな一週間です。そんな心のスキ間を作ったのはこの夏の暑さかも知れません。みなさん、夏の疲れが出る頃ですから、体調に気をつけてくださいね。

SEP 1 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

獅子座の金星が活躍する

8/25~8/31

すでに今週は始まってしまったのですが…。更新が遅くなって申し訳ありません。先週は23日から太陽が乙女座へ入場して、多少は秋の空気が感じられるようになって来ました。世界では、先々週のトランプ、プーチン会談から続いて、現地時間18日、ワシントンで、トランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領ら欧州首脳と会談しました。今回は停戦後のウクライナの安全の保証に関する問題が議題になったようです。また、国連は22日、パレスチナ自治区ガザ地区での飢饉(ききん)を公式に宣言しました。ガザ地区ではイスラエル軍の病院攻撃により、少なくとも20人が死亡したそうです。ガザ地区の政府メディアによると、これまでガザで死亡したジャーナリストの数は232人にのぼるということです。日本では、日照りや豪雨などの影響で、今年の新米の作柄はよくないとのニュースも聞きますが、農家が増産に意欲的で、2025年産米の収穫量見込みの伸びが過去最大となるとの見方もあるようです。さて、今週の星の動きは…太陽、水星、火星は惑星同士の主要なアスペクト(星同士の関係)は作らず、ただ、金星のみが活発に活動しています。金星は愛と人間関係を司りますから、社交性や愛の表現が今週の運を左右するといっても過言ではないでしょう。

25日(月)…今週は、乙女座後半の月からスタートします。乙女座の月は朝5時台から7時にかけて、小惑星=ジュノー、ベスタとセキスタイル(60°)を作っていきます。小惑星=ジュノーとベスタは蠍座の20度付近でコンジャンクション(0°)になっているということですね。ジュノーとベスタが正確に0度になったのは…先週、8月21日でした。ジュノーは権利の主張、ベスタは義務を表しますが、軍事的な防衛の意味もあります。ジュノーはまさにウクライナのゼレンスキー大統領の気持ち、ベスタはトランプ大統領を始め、NATO側の立場そのものです。25日になると、ここに乙女座という雇用関係を表す月が絡んでくるので、スケールはNATOの会談まで大きくなくても、個々の会社や会合で役割分担や資金の負担などが細部にわたって決められるタイミング…ということになります。実務者会議といったところですね。午後3時55分になると、コミュニケーションの惑星=水星が現実を表す土星とセスキコードレート(135°)という金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)を作ります。ちょっと揉めたりしながら、協議することになります。午後10時53分にはようやく月と金星がセキスタイル(60°)を作って、「やれやれ」という安心感に包まれていくことでしょう。この時、金星は蟹座の29度で、蟹座最後の仕事になります。午後11時7分に月は天秤座へとサインを変えます。

26日(火)午前0時0分には月が土星とオポジション(180°)を作って、スタートは低調ですが…。その後いろいろな動きがある一日です。まず、午前1時26分、金星が獅子座へ入場します。ここから獅子座さんが愛のステージの主人公になります。牡羊座さん、射手座さんもこれからは楽しい日々が過ごせるでしょう。午前1時~3時にかけて、月は天王星とトライン(120°)、海王星とオポジション(180°)、冥王星とトライン(120°)を形成していきます。夜中ではありますが、ロマンティックな動きを感じる夜です。午前9時55分には愛の星=金星が土星とトライン(120°)という恒久的に安定する関係を樹立します。結婚の約束や、お金の計画などを決めるにはこのタイミングを逃すべきではないですね。午後12時27分には水星が木星とセミセキスタイル(30°)という種蒔きの関係に。いいアイディアが宿るのかもしれません。午後11時25分には月が火星とコンジャンクション(0°)に。ここですぐに行動に移したくなる方も多いかもしれません。有意義な一日になりそうです。

27日(水)は…午前5時57分、金星が天王星とセキスタイル(60°)を形成。午前7時18分には金星は海王星とトライン(120°)です!恋愛の発展には最高な流れです。特に前述の獅子座さん、牡羊座さん、射手座さんや獅子座など、火のサインに金星がある方には有効なアスペクト(星同士の関係)です。金星は「愛」と同時に「金銭」の惑星でもあります。今後のお金に関わる投資計画やショッピング、売買にもいいタイミングです。しかし、午後2時53分になると、金星は冥王星とオポジション(180°)を作ります。これは行き過ぎや過剰に盛り上がるなど、要注意なアスペクトです。感情が昂ぶって危ない方へ一線を越えることも。しかし、現在の星の配置では冥王星がオマケで着いてくるのは不可避なので、冷静さを失わない、コンプライアンスや節度を大切にすることですね。

28日(木)は…午前10時26分から月は蠍座へ入ります。蠍座の月は現在の太陽系では良いパートナーに恵まれず、午前11時あたりから蠍座の月は牡羊座の土星とインコンジャクト(150°)、次に双子座の天王星とインコンジャクト(150°)、午後1時22分には牡羊座の海王星とインコンジャクト(150°)と、インコンジャクト(150°)に囲まれて、ヨードという身動きが取れない形になってしまいます。テンションが高まり、ピリピリする時間帯です。不注意や軽率な行動に気をつけたいときです。その後、午後2時9分には月は冥王星とスクエア(90°)、午後4時47分には月は金星とスクエア(90°)を形成。不調和なアスペクト(星同士の関係)が連発される一日です。午後9時27分になって、月は太陽とセキスタイル(60°)の調和角を形成。ようやくホッとひと息つけるでしょう。

29日(金)、午前9時8分には重惑星同士、天王星が海王星とセキスタイル(60°)を形成します。天王星と海王星のセキスタイル(60°)は1968年5月12日以来です。なんと!57年ぶりですね。これを読んで、「この時はまだ生まれてないわ」という方も多いのではないでしょうか?天王星と海王星は1966年~1968年までの間に5回、セキスタイル(60°)を作っています。この時代はベトナム戦争でちょうど、アメリカが疲弊してきた時代です。中国の文化大革命もこの時代でした。ビートルズの全盛のときでした。そもそも天王星はフランス革命を象徴する惑星ですが、海王星の方はもう少しメンタルを蝕んでくるような「触知しがたい」というのがキーワードの惑星です。革命のつもりが泥沼になる…という意味かもしれません。今回の天王星と海王星のセキスタイル(60°)は2027年6月6日に5回目が来ます。一度泥沼になった世界は形が付くまでかなり長いでしょうね。しかし、天王星と海王星というまったく価値観も思考の次元も違う二つの惑星が曲がりなりにもセキスタイル(60°)という好調座相で関わるのですから、何かいいことも生み出すのではあるでしょう。いま、それ以前の天王星と海王星の絡みをみて、愕然としました!天王星と海王星がトライン(120°)という最もラッキーといわれる好調座相を作った時代は1939年~1943年の間でした。第二次世界大戦真っただ中ではないですか!たしかに人々は希望的観測に基づいて戦争を仕掛けるのですからね。…話が長くなりましたが、29日の午前9時8分には天王星と海王星が60度の好調座相になって絡む…と。29日の月はまだ蠍座の後半です。午後9時37分になって、月は木星とトライン(120°)を形成して、幸せな夜が訪れます。

30日(土)になると月は蠍座の第3デークへ。朝から昼過ぎまで、獅子座の水星に対して、.蠍座の月、小惑星=ジュノー、ベスタの3者がスクエア(90°)の不調座相で絡みます。しつこい尋問を受けてイライラするような気分になりそうです。特に午後1時43分の水星と小惑星=ベスタのスクエア(90°)は肩の上に荷が重く「こんなものを背負わなきゃいけないのか!」と溜息が出そうです。土曜日にしては、目の前のやるべき仕事が山積みで自由に遊べない日です。午後11時4分になって、ようやく月が射手座へ入場。ここから少し元気が出るでしょう。

31日(日)…夜中の間は射手座の月が海王星、天王星、冥王星と絡んでいろいろなアイディアが出で、じっとしていられない気分です。午後12時11分には射手座の月が金星とトライン(120°)を作って、好きな人と楽しい時間を過ごせるでしょう。そのためには朝早くから行動開始した方がいいですね。午後3時24分、月は太陽とスクエア(90°)に。半月です。8月23日から始めたことが一応の形を作るときです。午後10時22分になると、エネルギーを表す火星が小惑星=セレスとオポジション(180°)になって、充電が切れてしまいそう。早めに休むのがオススメです。

今週は…いちばんラッキーな日は26日(火)でしょうか…。更新が遅くなったので、そろそろ26日も終わりそうです。ごめんなさい。その後、29日には天王星が海王星とセキスタイル(60°)という歴史的なアスペクト(星同士の関係)がありますね。天王星や海王星など、太陽系の外側の惑星は公転周期が長いので、ついつい遠視眼的な見方になってしまいます。天王星も公転周期84年と長いですが、海王星の方は165年です。AIによると、地球から約43億5千万キロメートルだそうです。それだけ距離があって、しかも「触知しがたい」ガスで出来ている惑星ですから、海王星の真意を汲み取るのも大変です。日頃はせいぜい数メートル先のことしか考えない私たちも、たまには43億5千万キロ先に想いを馳せるのもいいかもしれません。「触知しがたいもの」をイメージする…。これを夏休み最後の宿題にしておきましょう。

AUG 26 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

乙女座の味はほろ苦く…

8/18~8/24

先週は…8月15日、(日本時間16日早朝)、米ロ首脳会談が行われましたが、トランプ米大統領は終始ロシアのプーチン大統領の一方的な要求を突き付けられるのみで、合意とはほど遠い結果に終わりました。目新しいことといえば、「ウクライナの安全をアメリカが保証する」というトランプ大統領の言質を取り付けたことでしょうか。先週の「瑛利奈の今週の運勢」幸運の絶頂、金星と木星の合の16日の項目にある「あなたの方は『応分の責任を負ってあげる』と約束してあげるといいでしょう」の言葉通りになりました。いい結果を引き出したかったら、「金星と木星が合(0°)の12日にやればよかったのに」と思いますが、今回の会談のように始めから上手く行かないと分かっている問題はなかなかラッキーディを選ぶことができないようです。今週は…早くも23日早朝、獅子座の季節が終わり、太陽が乙女座へ入場します。とはいえ、18日~22日までは太陽が獅子座にいるわけですが、あいにくこれといったアスペクト(星同士の関係)はまったく作りません。今週は18日の水星と火星のセキスタイル(60°)を除くと、有力なアスペクト(星同士の関係)は皆無というほろ苦い一週間の星の配置です。

18日(月)…先週は終戦記念日もあり、セレモニーが多い一週間でしたが、週明けは双子座の月から始まります。18日は今週唯一の主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)、水星と火星のセキスタイル(60°)が午後2時32分に形成されます。その後、午後8時52分に月が太陽とセキスタイル(60°)を形成。これ以外はマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりという一日です。

19日(火)、午前4時4分から月は蟹座へ入ります。見事といってもいいほど、月は不調なアスペクト(星同士の関係)ばかりを生み出します。まず、午前5時~6時台にかけて、月は土星、海王星とスクエア(90°)、天王星とセミセキスタイル(30°)、冥王星とインコンジャクト(150°)。その後、午後5時29分には月は火星とスクエア(90°)に。こんな日に交渉を持ちかけるのは問題を厄介にするばかり…というような展開です。まずは、自らヒューマンエラーを起こさないように。あとは、結論を急がないことです。

20日(水)は…19日のツイテいなかった分を取り返す日です。午前7時2分、蟹座の月が幸運の惑星=木星とコンジャンクション(0°)に。マッタリした幸せ時間が流れるでしょう。午前11時59分には月はドラゴンヘッドとトライン(120°)を形成します。仲間作りなど、人を集めるには最適な時間です。午後9時26分、月は愛の星=金星とコンジャンクション(0°)を作って、恋人やお気に入りの友人と過ごしたい時間に。

21日(木)は午前8時16分から月は獅子座へ。午前中は月が土星、天王星、海王星と好調座相を作ります。行動的な方には実のある結果をもたらすでしょう。新しいプランを採り入れるのも吉。午前11時47分、月が冥王星とオポジション(180°)を形成して、順調な流れは終わります。これ以降は成果のチェックや書類整理に時間を費やすといいでしょう。

22日(金)も獅子座の月が続きます。午前0時43分、月は天秤座の火星とセキスタイル(60°)を形成。旺盛なエネルギーで相手をリードする暗示です。時間的に21日の続きと考えるべきかもしれません。午前3時13分、月は水星とコンジャンクション(0°)に。頭がクリアになり、分析能力が冴えるでしょう。これ以降はマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかり、もしくは相手が小惑星になります。午後1時42分、月は癒やしの小惑星=セレスとトライン(120°)を作ります。子供やペット、あるいは植物、農作物などがテーマに。まずは、今後の食糧政策などが話題になるかもしれません。

23日(土)、午前5時33分から月は乙女座へ入場します。夏の最盛期を越した感じです。夏休みの話題から、秋の計画へと関心が移っていきます。午後2時23分、月も乙女座へ入場。午後3時6分には新月です。東京で見ると、この翌日、午前5時が潮位が高いようですね。しかし、最も高くなるのは9月の満月のようです。いずれにしても、高潮、洪水には気をつけたい日です。

24日(日)も乙女座の月が続きます。同時に要注意な星の配置も。午前9時0分、木星が天王星とセミスクエア(45°)に。木星の公転周期は12年、天王星は84年と、速い方の木星にしても、太陽の12倍ゆっくりなので、24日を中心としてこの影響は前後二週間くらいは続くと思っていいでしょう。時代が音を立てて変わっていく暗示です。世界が自由を模索しながら試行錯誤していくという不確実さもあります。冒険したい気持ちが高まるかもしれません。まずは、周囲に流されず、あなた自身の意思で選択することが大切です。この次のアスペクト(星同士の関係)がまさに今週のハイライトかも!午後4時14分、太陽が天王星とスクエア(90°)を形成します。あなたも、世界の人々も、現状を捨てて、新しいものを採る決断をするアスペクト(星同士の関係)です。ここから本当の時代の転換点が訪れることになるでしょう。その後、午後5時55分、太陽は木星とセミスクエア(45°)、午後7時57分、太陽は海王星とインコンジャクト(150°)を作ります。私たちは現実的な不具合を経験しながら、手探りで未知のものを求めていく暗示です。「成功の確証はないけれど、いまのままではいられない!」と、心の中で叫ぶのかもしれません。

今週は…太陽が23日から乙女座へ入って、とうとう天王星とスクエア(90°)に届いてしまいます。それと同時に、今週の天王星は木星とセミスクエア(45°)、以下は正確ではないですが、土星とセキスタイル(60°=先週)、海王星とセキスタイル(60°=来週)、冥王星とトライン(120°=来年)と、八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍です。逆に他の惑星が天王星をコントロールしてくれるのが救いになりそうです。天王星がフルに力を発揮して、以前だったらあり得ないことがあり得る…こんな時代が訪れるのかもしれません。

AUG 18 2025

瑛利奈

(C)ELINA

幸運の絶頂、金星と木星の合

8/11~8/17

先週は…7日から火星が天秤座へ入って、牡羊座の1度にいる土星、海王星を刺戟し始めました。9日には火星は土星と正確にオポジション(180°)を形成しましたが、その日は運悪くただでさえお天気が荒れやすい満月でもあったのです。11日には能登で観測史上最大の豪雨を記録しました。その後は九州で線状降水帯が発生し、鹿児島県や熊本県で大雨になり、甚大な被害が出ました。雨の被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。その他、北日本、東日本も大雨のところは多かったようです。一方でトランプ関税が一律15%で決着がついたと思っていた矢先、今までの関税に米側が15%上乗せとの大統領令が発出して、赤澤大臣が急遽渡米するなど、大騒ぎになりました。水星が逆行していた時期でもあり、11日の水星順行に期待したいところです。6日と8日は原爆が投下されてから80年が経ち、犠牲者慰霊記念式典が行われました。今週15日は終戦記念日ということで、何かと歴史を顧みる機会も多くなります。11日は「山の日」ということで、2016年から祝日になっています。お盆休みが9連休になった方も多いでしょう。今週の星の配置は…いつもに増して、格段に穏やかなようです。

11日(月)…今週は魚座の月からスタートします。午後2時~3時にかけて、魚座の月は蟹座の金星、木星とトライン(120°)の好調座相を作って、祝日らしい穏やかな雰囲気を盛り上げます。午後4時29分、契約や条約締結に重要な水星が順行し始めます。米側は中国に対して関税の一部を再び90日間延期する大統領令に署名したとのこと。トランプ関税もここから順調に交渉が進むでしょう。

12日(火)は今週のハイライト!というべき最もラッキーな一日です。午後12時31分に土星が天王星とセキスタイル(60°)を形成。守りが堅い惑星=土星が改革の惑星=天王星といい関係になるのですから、現実的な問題に柔軟な回答が出ることが期待できます。頭が固い上層部の人や組織を背負っている人達を説得したいのなら、今しかありません。午後2時29分には最もラッキーな組み合わせ、金星と木星がコンジャンクション(0°)を作ります。これは昨年(2024年)5月23日以来の出来事です。一年に一度の幸運なアスペクト(星同士の関係)ですから、飛び込むしかないでしょう。行動する人のみが成功を手にできるのです。午後7時32分から月は牡羊座へ。

13日(水)は仕事の日です。あ、夏休みでしたね。それならアクティビティを楽しむ一日です。ただ、ハードなものに挑戦して、息切れする可能性も。午後7時50分以降は月が木星、金星とスクエア(90°)を作って、一気に疲労感が出そうです。

14日(木)は午前7時53分、牡羊座の月が獅子座の太陽とトライン(120°)に。安定した配置ですが、午後5時24分、月がキローンとコンジャンクション(0°)に。調整が入りそうです。有識者の意見を聞いて、勉強する時間です。午後10時21分から月は牡牛座へ入ります。

15日(金)…今日は「終戦記念日」ですね。一日を通じて月は牡牛座。午前1時56分、月は冥王星とスクエア(90°)を作ります。冥王星は冥界の入口です。お盆でもあり、亡くなった方に思いを馳せることが多いでしょう。しかし、アスペクト(星同士の関係)はスクエア(90°)というテンションを孕んだものです。なかなか腑に落ちない気持ちや真相が分からないところに真実があります。午前11時4分、水星が火星とセキスタイル(60°)を作ると、夢から覚めて、現実的に動き始めるでしょう。

16日(土)は愛の星=金星が活発に活動する一日です。人間関係の相互理解を深めることがテーマです。金星や月が小惑星=ベスタや、小惑星=ジュノーなどと絡むことが多い日です。どうも相手の方が「あなたに尽くしている」とか、「自分の方が負担が大きい」などと思っているようです。あなたの方は「応分の責任を負ってあげる」と約束してあげるといいでしょう。そうすれば、より多くの人間関係が上手く行くようになるはずです。

17日(日)は…午前1時から月は双子座へ入ります。双子座の月は大活躍です。新しい経験や見たことのない夢などが沢山あることに気付かされるでしょう。ごくに午前中はマメに人との関わりを作ることです。午前11時47分、月は火星とトライン(120°)に。意欲が湧いて動き始める時です。その後はその流れが妨害されることなく、順調に進むでしょう。

今週は…12日の金星と木星がコンジャンクション(0°)が幸運の絶頂です。この年に一回しかない幸運をしっかりと活用して下さい!

AUG 12 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

週末、火星の動きが活発に

8/4~8/10

今日は不穏な空気のなか、この『瑛利奈の今週の運勢』を書いています。というのは…4日の今日は横浜で「みなとみらいスマートフェスティバル」の花火の日だったのです。私も「山手タロット館」から打ち上げ花火が見えるので、久しぶりにブログにアップしようと、スマホで撮影をしていました。いつもは8時ちょっと前から、盛り上がって花火大会が終わるのですが、8時56分くらいにあっけなく終わってしまいました。その後、時おり大玉が上がっているので「おかしいな?」と思い、ニュースを見てみたら、会場で花火打ち上げの台船2隻が炎上して、花火大会は中止になったのでした。「私が撮影していた花火は途中から、事故の花火?」ということだったようで、キツネにつままれたような、空しい状況になりました。また、先週は…30日、ロシア極東のカムチャツカ半島の沖合でマグニチュード8.8といわれる巨大地震が起き、日本の太平洋沿岸の区域では津波が出て、JRが止まるなど、大変な騒ぎになりました。その翌日には台風9号が接近して、またもや豪雨や高波などで交通網が乱れました。日付は前後しますが、30日には兵庫県丹波市柏原町で国内観測史上最高気温となる41.2度を記録しました。また、北陸や東北、鳥取などの渇水で、農作物への影響も懸念されています。これらの地球環境悪化のニュースのあとに、みなとみらいの花火の事故です。台船炎上は3日にも兵庫県淡路市でありましたね。占い師でなくても、未来が案じられる今年の夏です。まずは、気を取り直して今週の運勢を観ていきましょう。

4日(月)は月は射手座で比較的安定した一日です。午後3時11分、月は太陽とトライン(120°)に。何事もスムーズに運びます。午後11時43分、太陽が木星とセミセキスタイル(30°)を形成して、「種蒔き」の暗示。今後の計画を育てていくときでしょう。

5日(火)も引き続き月は射手座です。10大天体のアスペクト(星同士の関係)は無し。太陽系の配置はダイナミックで悪くありませんが、火のエレメントに星が偏っています。太陽、水星が獅子座、土星、海王星が牡羊座、月が射手座で、重要な天体が火のサインに集中しています。最近はコメの産地で降雨量が少なく、不作が予想されていますが、農業を司る小惑星=セレスが牡羊座という火のサインに入っているのが痛いですね。確かに天気予報どおり、猛暑になりそうな星の配置です。

6日(水)は午前2時3分から月は山羊座へ入ります。しかし、山羊座の月は敵に囲まれており、午前4時から5時にかけて、月は土星、海王星とスクエア(90°)、午後3時38分には月は金星とオポジション(180°)を作ります。楽ちんに過ごすのは諦めた方がよさそうな一日です。目の前の仕事と格闘しながら一日が終わりそうです。

7日(木)は…午前8時23分に火星が天秤座へ入場します。「火星よ、お前もか!」といいたくなるよような、カーディナルサインといわれる基本サインに6個の天体が集まることになります。カーディナルサインは別名「活動宮」ともいわれ、即反応して、即行動に移す性質を持っています。要するにせっかちなのです。火星がカーディナルサインの天秤座に入ったからには、声があれば「すぐ反応しますよ!」と、星たちにすごまれているような状態になります。失言はできないし、猶予は許されない…という期間に突入します。今後は改革や変化も激しくなるでしょう。

8日(金)は…午前10時17分から月は水瓶座へ入り、つかの間の安定感をもたらす一日です。午前11時35分から月は天秤座へ入ったばかりの火星とトライン(120°)、午後12時19分には月は天王星とトライン(120°)を形成。午後12時48分には月は土星とセキスタイル(60°)、午後1時42分には月は海王星とセキスタイル(60°)に。最後に午後2時25分には月は冥王星とコンジャンクション(0°)を形成。溜まった仕事や、話し合い、決定事項など、すべてが動き始めます。また、その新しい問題の結果も早く出そうです。午後6時51分には月は水星とオポジション(180°)を作って、一部の人は疲労困憊から泣きたい気持ちに。一日の中で、午後12時48分の土星とセキスタイル(60°)あたりをゴールにして、あまり欲張りすぎないほうがよさそうです。

9日(土)は…火星の動きが気になる一日です。午前3時44分、火星は天王星とトライン(120°)に。新しいことがズバズバと決まる流れです。その流れをリードする人物がクローズアップされます。午前11時51分には天秤座の1度まで来た火星が土星とオポジション(180°)を形成。これは前者と別な問題になりますが、インフラや人工物などが破壊される配置です。戦争の攻撃が激化することも。8月6日は広島の原爆記念日、8日は長崎ですが、この物事が崩れ去る力は月が山羊座に入った6日くらいから注意したほうがいいでしょう。9日は午後4時54分、水瓶座の満月です。もしも、懸念される問題や事象があったら、早めに修理や修復をすることをオススメします。9日は…「ここ二週間で起きてきた問題の結果が出る日」と考えておくといいでしょう。

10日(日)…午前7時12分、火星が海王星とオポジション(180°)を作ります。7月30日(水)8時24分頃、カムチャツカで大地震がありましたが、3日にはカムチャツカ半島のクラシェニンニコフ山が噴火しました。この火星が海王星とオポジション(180°)はその噴煙で何らかの障害が起きるのではないでしょうか?1993年のピナツボ火山の噴火ではその後の数年間日本は冷夏になったそうですが、これに似たことが起きる可能性も。少なくとも航空機の運航にたいする危険は高まっているようです。噴煙に有害物質が含まれているのかもしれません。火星が海王星とオポジション(180°)は煙害なども表します。午後3時49分、月は魚座へ入ります。午後9時28分には火星が冥王星とトライン(120°)を形成。これもまた、激しいアスペクト(星同士の関係)です。キーワードは「困難を乗り越える」ですが、それが上手く行くかどうか?少なくとも、現在抱えている問題にズバッと一撃が加えられるでしょう。

週末になるに従い、太陽系の配置は激しさを増してくるようです。今週は、いままで優柔不断で先が読めなかった物事に答えが出ることは確かです。とはいえ、「お手柔らかに」と頼みたくなるような星の配置が続きます。まずは、変化があったら、それをチャンスに変えるような意欲的な姿勢が大切といえそうです。

AUG 4 2025

瑛利奈

(C)ELINA

金星が多様な心模様を…

7/28~8/3

最近は国内はもとより、世界情勢も猫の目のように日々、めまぐるしく変わるので、「あれはもっと前のことかな?」と思っても、意外と先週のことだったりします。先々週は星の動きが閑散としていて、20日の参院選で与党が大敗しました。先週になって、太陽が重要なアスペクト(星同士の関係)を持ち、トランプ関税の問題でも実のある結果が出ました。その後、最近は石破総理の退陣が大きな関心事になっていとます。を見て驚いたのは、総理官邸前で「石破辞めるな」というデモが起きているそうな…。よく「犬がに玄を噛んでもニュースにならないが、人間が犬に噛みついたらニュースになる」といわれますが、これ真相かもしれません。今週の星は?というと、先週ほど、キビキビした展開はなく、金星ばかりが他の惑星と絡んでいます。しかもネガティブな意味ばかり…。金星は感情を司りますが、今週は「感情」がテーマになるようです。

28日(月)…今週は乙女座の月で始まります。午前1寺56分、月は木星とセキスタイル(60°)を形成。豊かさに幸せを感じる時間です。と思う間もなく、主要な天体との好調座相はこれでおしまい。あとは、ゴミゴミとしたマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりです。しかも、相手は小惑星だったりします。午後5寺30分、月がサウスノード(ドラゴンテイル)とコンジャンクション(0°)に。何とはなしに内向きな気持ちで一日が終わります。

29日(火)も月のサインは引き続き乙女座です。午前3寺45分、月が火星とコンジャンクション(0°)に。ハードワークのアスペクト(星同士の関係)ですが、日本は深夜ですから、頭の興奮が冷めやらず、眠りが浅くなってしまうかも。午前9寺56分、月は双子座の金星とスクエア(90°)に。眠くなったり、夏バテを感じたりで、仕事が遅くなってしまいそうです。午後2時42分か月は天秤座へ入場。その後、月は天王星とトライン(120°)を形成して、変化を求めたくなるでしょう。午後6時台には月は土星、海王星とオポジションに。ダイナミックな展開ですが、まさに軸がブレブレになるアスペクト(星同士の関係)です。午後7時34分、月が冥王星とトライン(120°)を作って、意外なところへ決着することになり、一日が終わります。最近は天王星が双子座の0度、土星が牡羊座の1度、海王星が同じく牡羊座の2度1分、冥王星が水瓶座の2度29分ですから、冥王星が必ず、事態収拾に動いてきます。冥王星のキーワードは「悉く消去する」ですから、よかれと思って改革を提案しても、その案件事態が消去される危険があるということ。冥王星に最後の尻拭いを任せるのは、どうも…危ないとしか言えません。

30日(水)は…月は引き続き天秤座です。午前4時16分、月は太陽にセキスタイルを形成。午前11時11分には月は水星とセキスタイル(60°)に。午後12時58分には天秤座の月は蟹座の木星とスクエアを形成します。これは…約束を違えられるという意味。私事ですが、先週の火曜日、フレッツ光クロスの工事が来ることになっていたのですが、金星がノードとスクエア(90°)に。私は「馴れ合いがおきるのか?社交的な感性が誤作動しそう」と書いたのですが、約束の時間を過ぎても工事が来る気配がありません。たまりかねて、こちらから電話をしたら、「予定を書き込んで居なかった」とのこと。星を観ていなかったらカンカンに怒っていたはずですが、「やっぱりな」という反応で終わってしまいました。その工事が30日に来る予定ですが、、またイヤなことがありそうですね。30日はこれ以降、有効なアスペクト(星同士の関係)がなく、一日が終わりそうです。

8月1日(木)は…前日よりもさらに星の動きはコンパクトになります。午前中は月がノースノード(ドラゴンヘッド)とインコンジャクト(150°)を作るのみ。午後12時56分、金星が蟹座へ入ります。獅子座の方がお誕生日のシーズンですが、愛情運や人気運が華やかなのは蟹座さんです。同時に蠍座さん、魚座さんにもチャンスがあるでしょう。現在は木星も蟹座にいるので、幸運さは金星のみの時の10倍ちかいかもしれません。1日は金星が蟹座に入場したあと、他の惑星など、これといったイベントもなく、一日が終わります。

2日(金)、午前2時24分から月は蠍座へ入ります。午前3時51分、蠍座の月は蟹座の金星とトライン(120°)に。エレガントで美しい配置です。楽しい夜になるはずです。午前8時2分、愛の星=金星は双子座の天王星とセミセキスタイル(30°)を形成。これは「ロマンスの準備をしましょう!」という意味です。特にあなたの「愛のコンセプト」を念入りに煮詰めておくことです。午後9時41分には蠍座の月が太陽とスクエア(90°)を形成。半月です。例えば先週決まったトランプ関税の数字について、具体的な結果が出たりします。午後10時33分、愛の星=金星は牡羊座の土星とスクエア(90°)に。現実的な土星の冷たさ、意地悪さに繊細な心を傷つけられる暗示です。まずは、挫折もあることを織り込んで置いてください。

3日(土)は吉凶混交の日です。午前2時25分、月は木星とトライン(120°)を形成。壮大な夢が叶って幸せを感じる時です。その後、午前5時48分には、金星が海王星とスクエア(90°)に。金星が司る「愛」のビジョンを海王星が誤った方へ広げてしまうアスペクト(星同士の関係)です。あるいは、「叶わぬ愛」により惹かれてしまうことも。無い物ねだりに注意が必要です。午後2時45分には、今度は愛の星=金星を冥王星がインコンジャクト(150°)から足を引っ張ります。愛の理想を叶えるには、前日の土星は目の前の現実を繰り広げて見せ、海王星は失った過去を美化して見せ、冥王星は見えないところから足を引っ張る…。三者三様な角度から愛を妨害するのです。気持ちのアップダウンに振り回されないように。

4日(日)の重要なアスペクト(星同士の関係)は…午前中は、蠍座の月に火星がセキスタイル(60°)を作るのみです。アクティブなパワーを授けられるでしょう。午後3時00分から月は射手座に入ります。さらにアクティブになります。午後4時59分、射手座の月は天王星とオポジション(180°)を形成。大胆すぎる行動は事故に繋がるので注意。思ったよりも大ごとになる時間帯です。午後6時7分には月は土星とトライン(120°)に。安定性、慎重さが増します。午後6時~7時台には、月は海王星とトライン(120°)、冥王星とセキスタイル(60°)に。いい流れを作ってくれます。

今週は、愛の星=金星が多くのアスペクト(星同士の関係)を持つ一週間です。しかも金星は31日(木)から多感な蟹座へ入ります。男女ともに心が敏感になる一週間です。これをチャンスと捉えるか?辛いと感じるか?あなたのニーズ次第ですね。

JUL 28 2025

瑛利奈

(C)ELINA

22日夜、太陽は獅子座へ

7/21~7/27

20日(日)は第27回参院選があり、翌21日全125議席が確定しました。自民、公明両党の与党は、目標の50議席を下回る47議席の獲得にとどまり、参院の過半数(125議席)を割り込みました。これは…1955年の自民党結党以来初めての出来事です。日本のホロスコープが書き換わるのは、春分、夏至、秋分、冬至の年4回ですが、現在の運勢を示す夏至図が6月16日に書いた太陽と土星がスクエアの夏至にありました。夏至図はいちばん下にあり、クリック(タッチ)すると拡大しますが…。今回、与党が過半数を割るのは、この夏至図にも出ていました。与党の表示星が蟹座の21度にある水星ですが、野党の表示星は?というと、その上にある蟹座の木星です。なぁ~んだ!分かってたのか!と、今さら思ったところです。今週の星の動きは…?と、観れば、太陽が天王星、土星、海王星としっかりと有力なアスペクト(星同士の関係)を作っていて、これが選挙前にあればもう少し実のある結果を生んだかも?と悔やまれるところです。

21(月)は昨日の続き、双子座の月から始まります。午前10時59分、火星がサウスノード(ドラゴンテイル)とコンジャンクション(0°)を形成。これは、集団的無意識が不穏な空気を生む…といったようなイメージです。おのずと私たちを後ろ向きにさせるアスペクト(星同士の関係)です。午後8時35分になって、ようやく月が水星とセキスタイル(60°)を作って、前向きなコミュニケーション能力が戻って来ます。

22日(火)は…金星の動きが目立つ一日です。午前3時22分、月が金星とコンジャンクション(0°)を作って、リラックス効果抜群に。午前10時20分には金星がノードとスクエア(90°)を形成。馴れ合いがおきるのか?社交的な感性が誤作動しそうです。午後4時17分には金星が調整の小惑星=パラスとトライン(120°)に。ようやく感情的なこだわりや偏狭な気持ちが調整されます。キラキラ9時25分、月は蟹座へ入場。その後、午後10時29分には太陽が獅子座へ入ります。獅子座の太陽はオウンサイン=あるべき位置なので、太陽の寛容さや、リーダーシップがフルに発揮されることになります。

23日(水)は…午前中、蟹座の月は土星、海王星、冥王星と不調和な関係です。イマイチな時間帯ですね。午後1時55分、月は木星とコンジャンクション(0°)を作って、ラッキーな一時が始まります。午後2時31分、獅子座へ入ったばかりの太陽がこちらも双子座の0度の天王星とセキスタイル(60°)を作ります。大きな決断、しかも勇断がありそうです。その後、午後5時23分には金星が火星とスクエア(90°)に。こちらは内輪もめでしょうか?愛する人との付き合い方には注意が必要です。

24日(木)も月は終日蟹座。アクティブな一日になりそうです。午前9時41分、月は乙女座の火星とセキスタイル(60°)を作って、仕事が捗りそうです。午後8時23分、獅子座の太陽は牡羊座の土星とトライン(120°)を形成。近来稀に見る有意義なアスペクト(星同士の関係)です。この日に決まったことは、恒久的に続きます。

25日(金)…前日の24日~25日にかけて、今週のクライマックスといえるでしょう。まず、午前0時28分、月は獅子座へ入ります。午前2時31分、太陽が海王星とトライン(120°)に。重要なプランが決まりそうです。午前4時10分、獅子座の新月です。ここから新しいサイクルがスタートします。昼を過ぎて、午後3時32分、太陽が冥王星とオポジション(180°)を作ります。「あっ!」ということが起きるのか?それとも、後で「あの時が運命の変わり目だったね」と顧みられることになるのか?大きく潮目が変わっていきます。いい方ではなく、後悔する方に変わる可能性も。

26日(土)になると、今週のクライマックスを超えて、星の配置は力を失くしていきます。午後8時1分の月と金星のセキスタイル(60°)が唯一の有効なアスペクト(星同士の関係)です。楽しい夜が過ごせる暗示です。

27日(日)は午前5時55分から月は乙女座へ入ります。午前7時19分、月は天王星とスクエア(90°)を作り、やや波瀾含みの日が始まります。そのあと月は土星、海王星、冥王星とインコンジャクト(150°)というストレスを残すアスペクト(星同士の関係)を連発。事故や体調不良には気をつけるに越したことはないでしょう。午後2時6分になって、月は太陽とセミセキスタイル(30°)に。将来を睨んで、種蒔きをする時間です。

今週は22日午後10時29分に太陽が獅子座へ入ります。ここから太陽が力を発揮し始めます。23日~25日にかけて、太陽は天王星、土星、海王星と次々好調座相を形成していき、今週のハイライトになります。今週はサクサクと物事が決まる一週間になりそうです。

JUL 21 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

太陽や金星、火星も閑散な動き

7/14~7/20

トランプ氏は7日、SNSで、石破茂首相宛ての書簡で「8月1日から『相互関税』を25%とする方針」を示しました。12日にはEUとメキシコに対して8月1日から30%の関税を適用すると表明。また、米財務省は先月の関税収入は過去最高の272億ドル(4兆174億円)だったとのこと。そんな中、日本株の動向は堅調なようです。一方、中国では習近平主席の一極集中体制が揺らいでいるとの報道も。また、日本は7月20日の参院選で自公で過半数割れの可能性がこの一週間でさらに強まったと見られています。今週の星の配置ですが、18日に水星の逆行があり、太陽や金星、火星が主要なアスペクト(星同士の関係)を作らないなど、閑散とした一週間になりそうです。

14日(月)は、午前8時44分から月は魚座へ入場。午前9時15分に月は天王星とスクエア(90°)を作ったあと、主要なアスペクト(星同士の関係)を作らず、午後10時45分に月は木星とトライン(120°)に。実際は、台風5号の接近による大雨が気になる一日でした。

15日(火)も引き続き月は魚座。主要なアスペクト(星同士の関係)を作るのは月のみの一日です。午前4時52分、月は金星とスクエア(90°)、午後1時15分には月は火星とオポジション(180°)を作ります。いずれも不調な関係です。午後8時7分には、金星が賢者の彗星=キローンとセミスクエア(45°)という小競り合いの関係を作って、スカッとした今後の見通しが立ちません。午後8時51分には火星が自己主張の小惑星=ジュノーとセキスタイル(60°)を形成。こちらは国民の不満がパワーアップしていきそうです。

16日(水)…午前2時9分、月は太陽とトライン(120°)に。月は魚座の23度、太陽は蟹座の23度です。水のサインのコンビが安心感を演出してくれます。午後1時32分から月は牡羊座へ入場。ここから空気が変わります。午後2時11分には月は天王星とセキスタイル(60°)に。事態が少し前向きに動くでしょう。午後4時52分には月は土星とコンジャンクション(0°)を形成。ここが16日の最重要なタイミングです。現実を理解すると同時に、受け入れざるを得ない状態に。午後5時以降には、月は海王星とコンジャンクション(0°)、冥王星とセキスタイル(60°)を作って、「それもまたよし」という気分に変わります。

17日(木)、一日を通じて牡羊座の月です。午前4時2分、月は木星とスクエア(90°)、午前5時31分、月は自己犠牲の小惑星=ベスタとインコンジャクト(150°)を形成。現実と理想が噛み合わない状態です。午後1時43分になって、月は金星とセキスタイル(60°)を形成。ここで初めて妥協点が見出せます。結論が出たら後は楽ちんな流れに乗るでしょう。

18日(金)、午前7時53分、火星が冥王星とセスキコードレイト(135°)を作ります。これは、権力闘争のアスペクト(星同士の関係)です。怒りが湧き上がってくるかもしれません。午前9時37分、月が太陽とスクエア(90°)を形成。半月です。当面の答えを求められるタイミングです。午後1時44分、水星が逆行し始めます。度数は獅子座の15度です。水星はコミュニケーションの惑星ですから、今後コミュニケーション力が失われていく暗示です。午後4時58分、月は牡牛座に変わります。午後10時36分、水星が金星とセキスタイル(60°)に。関心は音楽やアート、サブカルチャーの方へと移って、楽天的な気分に変わるでしょう。

19日(土)…この日の月は牡牛座の前半です。午前7時56分、月は木星とセキスタイル(60°)に。19日でいちばんいい時間です。その後はイマイチ意見がまとまりにくい日です。キーワードは「朝を逃すな!」です。

20日(日)…午前0時36分、牡牛座の月は火星とトライン(120°)の好調座相に。体力を使って仕事に励むアスペクト(星同士の関係)です。夜中なので、19日の午後からスポーツやイベントなどで体力を使い果たし、気持ちのいい疲れを感じる時間なのかもしれません。その後、午前2時13分には月はサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)を形成。プライベートな時間です。この流れは午後3時43分、月が太陽とセキスタイル(60°)を作るまで続きます。ちょっとしたキッカケで外部との接触開始です。午後7時21分、月は双子座へ入ります。その後、月のアスペクト(星同士の関係)は活発。午後8時以降、月は天王星と合(0°)、土星、海王星とセキスタイル(60°)、冥王星とトライン(120°)を次々と形成。いろいろな問題が大きく展開していくでしょう。

今週は…太陽系のアスペクト(星同士の関係)は閑散として、大きな動きがなさそうな一週間です。特に18日の水星逆行はイタイですね。そういえば、20日は参院選の日でした。水星逆行という思考能力が低下した状態で、安易な判断をしないように注意が必要です。参議院は解散がないので、みなさん、長期的な展望のもとに投票に行ってくださいね。

JUL 15 2025

瑛利奈

(C)ELINA

まずは順調、双子座の天王星

7/7~7/13

先週は、頻繁に鹿児島県のトカラ列島で震度6弱の強い地震が起きて、7月7日現在、1,590回の有感地震が観測されています。6月21日以降、地震は第2フェーズに移って、非常に活発になったそうで、トカラ列島の群発地震は震源が東西に拡大したとのこと。国土地理院の人工衛星による観測データによると、最初東北東へ1.8センチ動いていたのが、7月2日正午から3日午後にかけて、
南方向へ4.2センチ移動。方向まで急変したそうです。そんな中、「7月5日に大災害が起きる」とのデマ?がトレンド入りしていたようです。7月5日といえば、午前6時32分に「海王星の逆行」がありました。たしかに海王星はマグマの活動と関係が深いといわれる惑星です。トカラ列島周辺の海底ではフィリピンプレートが陸側のプレートに沈み込んでいるそうで、むしろインドネシア・フローレス島の「レウォトビ・ラキラキ山」の大規模な噴火との関係があるのかもしれません。一方、アメリカでは、南部テキサス州で4日、大規模洪水が発生して “少なくとも80人死亡”した模様です。また、トランプ関税の交渉は、赤澤大臣が7回も渡米しているのに、まだ合意に至らないようです。もっとも赤澤大臣は「自動車の追加関税撤廃と、日本の米を守る使命」を帯びていると明言しているわけですから、赤澤大臣が交渉に当たる限り、合意に至らないのも道理です。さて、今週の星の配置は?というと、一部のマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)を除いて、概ね無害なものばかりのようです。ただ、7日の天王星の双子座入り、13日の土星逆行は、時代の転換点を暗示しています。

7日(月)は、午前7時5分、月は射手座に入ります。その後、午前10時台から午後1時台にかけて、月は土星、海王星、冥王星と、次々と好調座相を作っていきます。金星だけはオポジション(180°)=不調ですが。まずは、物事が次々に決まったり、発展したりと、いい流れができるでしょう。その後、2018年5月16日に新たに牡牛座に足を踏み入れた天王星が、午後4時45分、牡牛座から双子座の領域へと入っていきます。牡牛座を経由するのに7年と2ヶ月かかったわけですね。そもそも前回、天王星が双子座へ入ったのは1941年8月8日でした。そして、天王星が当時双子座を抜けたのは1949年6月10日でした。第一次ベビーブームといわれる世代のド真ん中ですね。第一次ベビーブームの世代…つまり戦後の高度成長の時代に成人した人達の前半2分の1は双子座の天王星を持っている世代です。なるほど、その時代の再来ということですか!その前の牡牛座の天王星の時代は第二次世界大戦の原因となる牡牛座=土地=領地=国土獲得に躍起となり、血を流す時代でした。牡牛座が意味する「現実」すなわち「物質=金銭」を有り難がる時代でした。そういえば、2018年5月16日の牡牛座の天王星に支配された時代は、ウクライナ戦争に象徴されるように、「国土」獲得に莫大なお金を掛けて、血を流す時代だったのです。そう考えると、双子座の天王星が第二次世界大戦の終焉をもたらしたことを考えると、7日から始まる双子座の天王星も「文化の時代」を築いてくれるのでしょうか?それなら、未来に希望が持てますね?みなさん!早くこの「牡牛座的な」国土とお金に対する執着から、自由へと羽ばたかせて欲しいものです。ただ、兵器が「ハイテク=双子座」になって無人化するという意味ではないことを祈ります!長くなりましたが、7日は記念すべき一日だと言えるでしょう。

8日(火)も射手座の月が続きます。惑星同士の重要なアスペクト(星同士の関係)はありません。唯一、太陽が噛んでくるのは、午後12時56分の太陽と自己主張の小惑星=ジュノーのトライン(120°)です。自己主張の小惑星=ジュノーというと、さも「うるさ型」のような気がしますが、逆で、「自己主張しなければならない被差別の境遇にある人達が声を上げるとき」なのです。弱き者の権利が叫ばれる日です。夜になって、月と冥王星のセミスクエア(45°)や月とノード(ドラゴンヘッド)のスクエア(90°)により、人々の感情は分断されていきます。

9日(水)、午後12時3分、射手座の月がキローンとトライン(120°)に。斬新な分析が注目を浴びそうです。午後5時54分から月は山羊座へ入ります。午後9時35分、月は土星とスクエア(90°)、10時4分、月は海王星とスクエア(90°)に。現実に押し潰されそうで、暗くなってしまうかも。早く休んだ方がいい夜です。

10日(木)、午前6時58分、山羊座の月が木星とオポジション(180°)に。期待しすぎて、空回りになる危険が。午前8時51分、月は義務の小惑星=ベスタとセキスタイル(60°)を形成。真面目過ぎるほどの気持ちで仕事を全うします。午後7時10分、月は火星とトライン(120°)に。一度火が着いたらパワー全開になり続けるアスペクト(星同士の関係)です。早めに完全燃焼してOFFにしましょう。

11日(金)、午前5時36分、満月。西の空に満月が見えるはずです。今週、努力してきたことや目標としてきたことに結果が出ます。午前9時52分、金星が木星とセミセキスタイル(30°)に。セミセキスタイル(30°)と、アスペクト(星同士の関係)は弱いですが、次のゴール目指して、計画を始動するといいでしょう。

12日(土)は午前2時20分から月は水瓶座です。月は朝から天王星、土星、海王星と好調。いろいろと計画を実行したくなる土曜日です。午前7時41分、月は冥王星とコンジャンクション(0°)を形成。ここで流れが変わるかもしれません。午前9時56分、月はノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を形成。人の和が広がります。午後6時以降は水星が小惑星=セレスとトライン(120°)を作ったり、月が金星と同じくトライン(120°)に。楽しい夕方になりそうです。

13日(日)…月以外の天体のアスペクト(星同士の関係)はない日です。午後1時7分、土星が逆行し始めます。時の神様=土星の巻き戻しの作業が始まります。「今の時代には早すぎたかな?」と思ってきた出来事はもう一度見極める作業が始まる可能性も。これから、今年の9月1日になると土星は魚座の領域まで逆行していきます。土星は太陽系の「秩序」を司る「警察」みたいな惑星ですが、逆行している間は警察の取り締まりがやや手薄になります。リーダーの求心力が弱まって無軌道になる輩が出る可能性も。土星は11月28日まで逆行を続けることになります。

今週は…時代の変わり目的なイベントが多い一週間です。まずは、天王星の双子座入りです。「自由、平等、友愛」のフランス革命のスローガンはどう考えても今までの牡牛座よりも双子座のほうがしっくりきますね。双子座の自由な発想で、最近の世界の空気を変えて欲しいですね。双子座は「面白いこと」が好きなので、友達と一緒に楽しく遊べる時代の再来を切に望みます。

JUL 7 2025

瑛利奈

(E)ELINA

 

好調な流れは続く…

6/30~7/6

イスラエルとイランが24日にそれぞれ合意を発表した停戦。あれからほぼ一週間が経ちましたが、何とか停戦の状態はキープできているようです。12日間といわれるイラン、イスラエル戦争で、イスラエルによる攻撃によりイラン側は935人が死亡。イスラエル側は24人だそうですが、その間にガザ地区では800人以上が死亡しているとのこと。そもそも、これまでの死者数は5万6500人にのぼるそうです。一方日本では、気象庁は6月27日(金)、「九州南部、九州北部、四国、中国、近畿の各地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。これは統計開始以来、最も早い梅雨明けになるそうです。予想を上回る早さで加速する地球温暖化に、熱中症で悩まされていらっしゃる方々も多いことでしょう。ともあれ、国際情勢は先週25日から、太陽と木星のコンジャンクション(0°)、太陽&火星のセキスタイル(60°)など、好調なアスペクト(星同士の関係)が続きましたが、今週もその流れは続くものと思われます。

30日(月)は…惑星同士の重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、夜明けから乙女座の月が蟹座の木星とセキスタイル(60°)、午前10時13分には月と火星がコンジャンクション(0°)、その後、12時54分には月は太陽とセキスタイル(60°)を形成。好調なアスペクト(星同士の関係)が続きます。

7月1日(火)も引き続き月は乙女座です。午前1時15分に獅子座へ入ったばかりの水星が木星とセミセキスタイル(30°)という準備運動のような関係に。午後11時42分、月は乙女座の金星とトライン(120°)に。幸せな雰囲気に浸れます。しかし、金星の度数は乙女座の26度です。このところラッキーだった乙女座さんや山羊座さん、牡牛座さんなどの平和な日々も4日(金)までになります。今のうちに思いっきり楽しい時間を過ごしておくといいでしょう。

2日(水)は…午前6時16分から月は天秤座です。この位置は、現在木星が蟹座、土星、海王星が牡羊座と、いずれもカーディナル・サイン(基本サイン)にあるので、天秤座の月はこれらの惑星を刺戟します。特に9時53分の月と土星のオポジション(180°)は1度違いですぐ隣にいる海王星や、蟹座の太陽や木星も巻き込んで、5つの天体のT字スクエアになります。スクエア(90°)が二つ繋がった形です。潜在していた問題を刺戟するアスペクト(星同士の関係)です。ちょっと注意が必要な日です。新しい提案や、問題解決のための動きなどは、控えたほうがいいかもしれません。問題提起して、旧悪を暴きたいかたは別ですが…。

3日(木)、午前4時29分、半月です。あいにく好調なアスペクト(星同士の関係)が何ひとつない日です。現状の問題を確認するにはいい日といえるでしょう。

4日(金)もマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)が続きます。些細な問題で議論が出ては、立ち消える日です。午後6時32分、月は蠍座へ入ります。その後、午後9時44分、金星が天王星とコンジャンクション(0°)に。金星は愛の惑星。愛情問題や微妙な感情を司る惑星です。一方、天王星は革命の惑星で、過激な理論家です。天王星は未練たらたらの愛をズバッと切ろうとします。過去を吹っ切るにはいいタイミングかもしれませんが、やり過ぎには注意が必要です。あとで、「もったいないものまで捨てたな」と後悔するかもしれません。冷静さや慎重さな必要な時です。

5日(土)、午前0時30分、愛の星=金星が双子座へ入場します。双子座さんが愛の主役になる時期が始まります。同時に天秤座さんや水瓶座さんもチャンス到来です。世界を騒がせているトランプ大統領も双子座ですが、太陽の度数が双子座の22度なので、優しくなるのは月末頃ですね。そういえば、習近平主席は双子座の23度でした。ネタニアフ首相は天秤座の27度です。ついでにプーチン氏は天秤座の13度です。そういえば、ウクライナのゼレンスキー大統領は水瓶座でした。度数は水瓶座の5度です。現在、話題のトップはみな風のサインですね。ついでに石破総理も太陽は水瓶座の15度です。金星が双子座の前の風のサイン、水瓶座にいたのは今年(2025年)の1月3日まででしたから、それ以前はそれぞれ上記のトップの方々はよかったわけです。このあと、トランプ氏が1月20日に大統領に就任したのでした。再び金星が風のサインに入る5日から少しは世界が丸く収まるようになって欲しいですね。5日の蠍座の月は…木星とトライン(120°)、火星とセキスタイル(60°)、その後、午後10時29分に太陽とトライン(120°)を形成して、いい雰囲気を作ってくれそうです。

6日(日)、午後12時51分、蠍座の月はサウスノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)に。人の和を作ってくれます。夕方の5時42分、金星が土星とセキスタイル(60°)を形成。愛の地固めとでもいうアスペクト(星同士の関係)です。金星は愛の惑星ですが、現実に即した成果を上げそうです。結婚相手を見極めるにはチャンスかも。午後11時46分には金星は海王星ともセキスタイル(60°)に。こちらは夢を見るアスペクト(星同士の関係)です。まずは、いい週末になりそうですね。

今週は2日がトラブルが多い日ですが、週末に向かって雰囲気がガラッと変わり、新しい繋がりや合意が生まれることになるでしょう。

※今週も更新が遅れて申し訳ありません。

JUL 1 2025

瑛利奈

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