トランプ政権、最大の試練に

4/21~4/27

先週は…赤沢経済再生相は米ワシントンで16日、関税を巡りトランプ米政権の閣僚らと初めて協議しました。トランプ大統領も急遽会議に参加して、赤沢大臣の「私は格下」という発言が話題になりました。その成果はまだ発表されていませんが、様々な議論をよんでいます。トランプ大統領の「相互関税」の税率を見ると、「どうもトランプさんはアジア人がお嫌いなのかな?」と思えてしまいます。中国への関税=145%、ベトナム 46%、カンボジア 49%なのに対して、イギリス、オーストラリア、ブラジルなどは10%です。アジアの中でもシンガポールは10%と、どうも好き嫌いが入っているような気がします。赤沢大臣も「格下も格下」などと発言してトランプ氏の懐へ飛び込もうという作戦なのかもしれませんが、もともと好きでもない人に懐へ飛び込まれてどんな気持ちなのか?私には分かりません。占い師なのに分からないのか!と突っ込まれると逃げるわけにはいきませんので、ホロスコープで観てみました。トランプ大統領の月が赤沢大臣の太陽にコンジャンクション(0°)で、第一印象はとてもいいようです。ただ、トランプ氏は蟹座に水星、土星、金星があり、赤沢大臣の方は山羊座マジョリティーで、月や金星、最後の方は海王星、土星まで6個の星が集まっています。しかし一部、前世では赤沢氏はトランプ氏の部下だったような繋がりもあり、興味は持つけれど、お互いに相容れない相性のように見えます。あまりトランプさんに近づきすぎない方がいいでしょうね。話が逸れてしまいましたが、今週は週が明けてから、バチカンのフランシスコ・ローマ教皇が死去されたり、NYダウ一時1300ドル超下落して、米ドルは約3年ぶりの安値を付け、米長期債利回りも上昇、投資家の米国に対する信認を傷つけ、「トリプル安」をつけるなど、今後の不安を暗示しています。今週の星も…太陽、火星、冥王星のT字スクエアに加えて、金星と土星の合(0°)など、ひさびさ調子の悪い配置が続きます。

21(月)は午前10時33分、太陽が火星とスクエア(90°)を形成。その2分後に水瓶座の月も火星とオポジション(180°)を作ります。太陽と月は緊張感を煽る半月です。未明には金星と天王星のセキスタイル(60°)など、いいものもありましたが、火星が登場してきて、いい流れを引き裂いてしまいます。

22日(火)は…前日に悪いものが出尽くしてしまったせいか、気の抜けたような配置です。午後8時4分、水瓶座の月が双子座の木星とトライン(120°)を形成して、明日へ希望を繋いでいきます。

23日(水)は…午後2時6分まで月は水瓶座です。水瓶座の月は変化の惑星=天王星や権利の主張の小惑星=ジュノーとスクエア(90°)を作って、トゲトゲした雰囲気です。月が魚座に入ってから、穏やかな流れになっていきます。

24日(木)午前2時10分、太陽が今度は冥王星とスクエア(90°)を作ります。冥王星は「悉く消去する」など、流れを変える準惑星です。これまでの悪い流れを一掃することを期待したいのですが…。午後1時35分、金星がノード(ドラゴンヘッド)とコンジャンクション(0°)に。横関係の繋がりを作っていくチャンスです。

25日(金)は、魚座がテーマの一日です。午前9時1分、魚座の金星が土星とコンジャンクション(0°)を形成。度数は魚座の27度です。金星は愛の星でもありますが、同時に金銭、金融も表します。土星の意味は「ストップ」、ここで株価はV字の底になる可能性も。たしかに「失望の時」ですが、未来に期待したいものです。午後4時23分に月は牡羊座へ入ります。

26日(土)は…今週にしては消極的な配置です。午前7時4分、月が水星とコンジャンクション(0°)に。何か発表があるかもしれません。情報に聞き耳を立てましょう。

27日(日)午前10時5分、イヤなものが残っていました。火星と冥王星のオポジション(180°)です。残虐な事件を思わせるアスペクト(星同士の関係)です。攻撃的な行動に注意です。もちろん、出遭うことも。午後4時16分には月は牡牛座へ入場します。午後10時台には月が火星、冥王星とT字スクエア(90°)に。午前中にできた火星と冥王星のオポジション(180°)を蒸し返すような出来事がありそうです。休日ではありますが、世の中の動きに目が離せない一日になりそうです。

今週は最近にないダイナミックな変動がありそうです。主役は太陽と火星、冥王星です。いずれの天体もマネタリーサインというお金に関係の深いサインにあり、同時に権力を表す天体でもあります。私たち小市民(そうでない人はごめんなさい)も全力で立ち向かわなければならないのでしょうか?すでにパワーが尽きた感じもしますが、そうも言っていられない正念場なのかもしれません。

APR 22 2025

瑛利奈

(C)ELINA

太陽と火星は定着のサインへ

4/14~4/20

先週も相変わらずトランプ米大統領の関税政策に振り回された一週間でした。4月7日はニューヨーク株式市場で売り注文が殺到し、日経平均株価も過去3番目に大きい2644円の下落となりました。その後、トランプ米大統領は9日未明に発動した「相互関税」を、13時間余りのち、一部停止すると表明。また11日には相互関税の対象からスマートフォンやコンピューターなどの電子機器を除外すると発表。アメリカ国内のスマートフォンなどの価格高騰を緩和させるねらいのようですが、今度は半導体関税措置を来週にも発表するそうで、私などから見ても迷走感が否めない状況になってきました。何故アメリカ大統領がこのような独断的な権限を持っているのか?理解に苦しむところです。理解に苦しむといえば、日本でも物価高対策として「5万円給付」する案が浮上しています。自民党の森山幹事長は「補正予算に組み込む」などと言っていましたが、日本の国債残高など国の借金が1317兆円に上る現在、さらに国の借金を増やさないでもらいたいものです。言いたいことは止め処ないですが、本題の今週の星の動きに戻りましょう。16日に水星が牡羊座へ入場。18日には、長かった蟹座の火星がようやく獅子座へ移動します。最初に火星が蟹座へ入ったのは昨年(2024年)9月5日でしたが、11日4日に獅子座へ抜けたあと、12月7日から逆行し始め、1月6日から再び現在の蟹座へ逆行で入りました。トランプ政権が発足したのは1月20日ですから、火星が蟹座で逆行中のことでした。火星は2月24日に蟹座の17度で順行し始めました。よって、第二次トランプ政権は蟹座の火星しか経験していないのですね。そういえば、日本の石破政権発足の時も火星は蟹座でした。今週末の20日には太陽が牡牛座へ入場します。牡羊座の水星は別として、「獅子座の火星」、「牡牛座の太陽」、ともにマネタリー(金銭の)サインといわれるフィックスドサインに入ることになります。フィックスドサインは「金銭」の意味もありますが、「力」を行使するサインでもあります。また、フィックスド=定着ですから、カーディナルサインの蟹座のようにコロコロ変わることはありません。太陽、火星がィックスド=定着サインに入ってからの世界は落ち着きを取り戻すのでしょうか?注視していきたいところです。

14日(月)…今週は蠍座の月から始まります。大きな星の動きはなく、メジャーアスペクト(主要な星同士の関係)を作るのは午前6時26分の月と冥王星のスクエア(90°)のみです。このアスペクト(星同士の関係)も今後の見通しの難しさを象徴しています。ただ、午後5時51分の太陽と金星のセミセキスタイル(30°)は悪くありません。今後の幸せの種蒔きをしていきたい気持ちを表します。

15日(火)も14日以上にジャーアスペクト(主要な星同士の関係)がまったくない一日です。月がコンジャンクション(0°)やトライン(120°)といった重要な関わりを持つのは小惑星ばかりです。午前7時25分には月は自己犠牲の小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)に。午前10時48分には月は調整の小惑星=パラスとスクエア(90°)を作ります。「いい案もないから、当分我慢するしかないか!」という感じです。ただ、午後1時19分の太陽と天王星のセミセキスタイル(30°)は…前日の太陽と金星のセミセキスタイル(30°)の時のように「種蒔き」を表しますが、太陽の相手が天王星なので、「前代未聞の未知の方法で新たな道を切り開こうか?」という好奇心の芽生えを促すでしょう。今の情勢だと「新しいところに投資してみる?」といったところかもしれません。

16日(水)はかなり動きがありますね。蠍座の月は第3デークに入ってきて、午前1時3分には魚座の金星とトライン(120°)を形成。ウィークデイではありますが、楽しい夜になりそうです。その後、ちょっと雰囲気は引き締まってきます。午前2時30分には月は天王星とオポジション(180°)に。また、何か新しいコトが起きそうです。午前3時59分には月は土星とトライン(120°)、午前9時51分には火星とトライン(120°)を形成。つまり火星、月、土星のグランドトライン(大三角)です。魚座の土星のそばには金星、水星、海王星が一群となっていますから、合計6個の天体からなるグランドトライン(大三角)ができます。ちなみに月が水星とトライン(120°)を作るのは午前11時23分、海王星とは午後12時50分です。「何かが起きる日」といわざるを得ませんね。逆に何かを起こしたい人にはチャンスです。一石を投じるとそれが波紋を呼んで大きなうねりになる可能性がある日です。月は午前11時36分に射手座へ入りますから、行動を起こすなら、午前中に。午前11時23分までに完了したいところです。

17日(木)もマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりの日ですが、唯一重要なものがあります。それは…午後1時10分の水星と海王星のコンジャンクション(0°)です。水星と海王星は「虚言癖」を表します。つまり…「嘘に注意」の一日です。嘘や心変わり、希望的観測、ひいては詐欺的言動などに惑わされやすい日です。逆にラッキーなのは芸術的な活動です。動画撮影やダンス、音楽制作などは感性が溢れ出て、豊作になるでしょう。

18日(金)…午後1時20分に火星が獅子座へ入場します。これにより、何事も真剣勝負モードに変わって、空気が引き締まってきます。蟹座の火星の時のような出来レースは通用しません。午後1時40分には射手座の月が金星とスクエア(90°)を形成。午後4時20分には月は土星とスクエア(90°)に。甘えた気持ちで行動するとペシャンコにされるかも。独立心、自己責任や自立心が大切です。午後8時37分になると、月は太陽とトライン(120°)を作ります。ようやく安心感を持てそうです。午後11時11分には月は山羊座へ入っていきます。

19日(土)…前日の50分程前から月は山羊座ですが、あいにく山羊座の月にはいいパートナーがいません。午前0時32分には月は海王星とスクエア(90°)、午前2時50分には月は水星とスクエア(90°)に。不安と失望が多いナーバスな夜です。夜が明けてからも、重要なアスペクト(星同士の関係)がない無風状態の一日です。特に成果を狙わずに、また、忖度もせず、粛々と自分のやるべきことに専念したほうがいいようです。

20日(日)、午前4時55分から太陽が牡牛座へ入ります。これにより、世界のテーマがガラッと変わりそうです。午前7時52分、火星が海王星とトライン(120°)を作ります。前日、19日は星の動きが低調でしたが、この火星と海王星のトライン(120°)を念頭において、前日から動くのもアリかもしれません。それほど火星&海王星の影響力は大きいと思います。これは「魔法にかける」アスペクト(星同士の関係)です。ミラクルやマジカルなど、演出効果を狙う動きにはチャンスです。経済ではインフレーションを表します。午後11時35分、今度は太陽が海王星とセミセキスタイル(30°)という準備段階を表すアスペクト(星同士の関係)を作ります。海王星は「夢」を見させてくれる惑星でもあります。世界がいい方向へ舵を切った…という夢を見るのかもしれません。

今週は蟹座でずっと逆行していた火星がようやく獅子座へ入場します。週末の20日には太陽もいよいよ牡牛座へ。このところトランプ関税に一喜一憂していた世界が確かなものを求めていくことになるでしょう。

APR 14 2025

瑛利奈

(C)ELINA

自己犠牲の海王星と自己主張の牡羊座

4/7~4/13

先週は…太陽系の星の動きは、ほぼすべての天体が調和座相=セキスタイル(60°)を作ったり、週末の6日には金星が火星とトライン(120°)を作る…というとても順調な動きでしたが…。現実の世界は?というと、トランプ米大統領が世界に打ち出した重税、相互関税が波瀾の震源となり、世界の株価が記録的な暴落…という事態を招きました。太陽系の順調な星の配置が逆にトランプ米大統領が打ち出した政策の波及に加担して、スムーズかつ、スピーディに影響を拡散することになったのかもしれません。あるいは、3月29日に起きた日食と、その翌日の海王星牡羊座入場の影響を打ち消す星の動きがなかった…ともいえます。そもそも海王星は自己犠牲という意味を持つ惑星です。それが3月30日までは14年間魚座にいたわけです。魚座というのは海王星が支配するサインで、海王星の性質が最も強く出る場所です。つまり、自己犠牲の惑星は最も強く自己犠牲するサイン中にいる…ということなのです。3月24日の部分日食と牡羊座の海王星の最後に書きましたが、前回海王星が牡羊座へ入場した日=1861年4月12日はアメリカで「南北戦争が始まった日」でした。南北戦争は1864年4月9日に南軍率いるリー将軍が降伏して終結をみたのですが、その結果、奴隷制が崩壊し、奴隷解放が実現したのです。海王星の意味は無償で働く=奴隷の意味があります。その海王星=奴隷が魚座という自己犠牲のサイン中にいるときは奴隷にされている人たちが自己主張の手段を持たず、犠牲を強いられる時期なのです。その後、海王星が自己主張の意味を持つ牡羊座へ移動することにより、奴隷の人たちが自らの権利を主張することになる…。ザ・シビル・ワーといわれる南北戦争ですが、最終的にはいい結果をもたらした…ということもできます。そう考えると、2011年4月4日から始まった魚座の海王星の時代の14年間は…私たち、特に日本人にとっては災害と共に暮らした14年間だったのかもしれません。2020年以降はコロナウィルスによる緊急事態で行動の自由を奪われたのは記憶に新しいでしょう。さらに考えてみると、この魚座の海王星の14年間は独裁国家台頭や各国が右傾化する時代でもありました。このような民衆に我慢を強いる時代だった…とみることもできます。先週から経済の見通しが悪くなり、スタグフレーションが起きるだろうと予想されていますが、南北戦争により奴隷が解放されたように、牡羊座の海王星が専制政治や国難で苦しむ世界の人々が忍耐から解放されることになる…このような可能性もあるかな?と考えることもできます。海王星が牡羊座に入ってまだ一週間の現在、「牡羊座の海王星は波瀾の時代だ」と、決めつけるのは早計なような気もします。

7日(月)は…第2デークの獅子座の月から始まります。月は午前8時台から日没までの間、土星、金星、水星、海王星とそれぞれセスキコードレイト(135°)という小競り合い、特に金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。午後8時00分、トドメともいうべき金星と土星のコンジャンクション(0°)が形成されます。金星は愛の星であると同時に金銭の惑星でもあります。土星の方は制止、抑制を意味する厳格な惑星です。私たちの感情は現実の試練の大きさに気づき、悲観的な見通しに打ちのめされることになります。ただ、ここが悲観の極致です。午後8時7分、いままで逆行していた水星が順行し始め、コミュニケーションの惑星=水星が持つ「知の力」を取り戻します。そういえば、トランプ米大統領が発表した相互関税の構想は水星逆行の時に発表されましたが、最終案ができたのは水星逆行が始まった3月15日以降だったのではないでしょうか?占星学では「水星逆行の時に決まった事柄はやり直しになる」といわれています。しかも先月は水星逆行は皆既月食の翌日という、不吉な日取りの連続でした。それに、私は月食~日食の月のサイクルに計画したことが自然消滅したことを何度も見ています。今回のトランプ氏の計画もうまく行かないことを切に願っています。(予知ではなく、念をかけています。笑)その後、午後9時36分には月は木星とセキスタイル(60°)、午後11時30分には月は太陽とトライン(120°)を作って、V字の谷底から、気分は回復していくでしょう。

8日(火)は…午後1時47分の金星と天王星とセキスタイル(60°)がメインイベントです。思わぬことから幸運な展開になるアスペクト(星同士の関係)です。もちろん愛情問題に最も効力がありますが、人間関係や金銭問題、資金調達などにも有利です。意外なファクターが助けになるでしょう。午後10時39分から月は乙女座へ入ります。

9日(水)は…主要なアスペクト(星同士の関係)がない一日です。午前5時49分に月は冥王星とインコンジャクト(150°)を形成。午後9時26分には月が火星とセミスクエア(45°)…このくらいで、あとは小惑星のアスペクト(星同士の関係)のみです。前者は「問題の解明ならず」という感じ。後者は周囲から横ヤリが入って、小競り合いになるという意味です。結論を急がない方がよさそうです。

10日(木)も月は引き続き乙女座です。乙女座の月はどうもいいパートナーが見つからないようです。午前7時58分、月と義務の小惑星=ベスタとセキスタイル(60°)が最もいいくらいです。「今日はハードワークに負けず、仕事を成し遂げるぞ!」と意気込むアスペクト(星同士の関係)です。しかし、午前9時4分、月と木星がスクエア(90°)に。これは現実を甘く見ると不名誉なことになります。午後11時38分には月は金星とオポジション(180°)を作ります。こちらは自他共に甘く、ルーズになるという意味です。掛け声だけ、あるいは出費が多く、まとまった成果が出にくい日のようです。

11日(金)は今週でいちばん星同士が緊密な関わりを持つ日です。夜中から夜明けまでの間に、乙女座の月は天王星とトライン(120°)、土星とオポジション(180°)、火星とセキスタイル(60°)、水星とオポジション(180°)など、次々とアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。実務的な問題が、それぞれ…天王星とは予想外にラッキー、土星は現実の壁に突き当たり、火星とはハードに働き、水星とはナーバスに議論をする…。こんな感じです。午前10時11分から月は天秤座へ入ります。午前11時3分、月は海王星とオポジション(180°)になり、判断ミスや勘違いに注意。午後5時37分には月は冥王星とトライン(120°)を形成。意外な方向へ事態が発展していきます。月が乙女座にいる朝のうちは額に汗して働いて、月が天秤座に入ってからは、全体を静観する姿勢がよさそうです。

12日(土)午前6時55分、注目されている牡羊座の海王星が権利の主張の小惑星=ジュノーとトライン(120°)の好調座相を作ります。自己主張を覚えたばかりの海王星が権利の主張を煽る小惑星=ジュノーとどんなやり取りをするのでしょうか?アスペクト(星同士の関係)はトライン(120°)ですから、お互いのいいところを交換し合うといったところですが、海王星に小惑星=ジュノーの色が着いて、どんな変貌を見せるのか?興味がありますね。これからの時代を照らす光が見えるのではないでしょうか?午後10時9分には天秤座の月が木星とトライン(120°)を作ります。月の感受性が木星の寛容さを受けて、調和の時間が流れるでしょう。

13日(日)は…午前9時22分、天秤座の満月です。3月29日の部分日食は新月ですから、あれから15日かけて、月は満月になりました。当面のテーマに結論が出るときです。その前に午前0時59分に太陽は彗星キローンとコンジャンクション(0°)を作っています。彗星キローンはヒーラーであり、賢者ですから、太陽に何らかの修正点を提示するはずです。その後、午前10時2分には今まで逆行していた金星が本来の方向=順行に進路を変えます。こうして、これまで半分しか発揮できなかった金星の持つ愛の力や調整力がフルに稼働することになります。午後10時53分から月は蠍座へ入ります。

今週は、週明けの7日に水星が順行、週末の13日に金星が順行し始めます。こうして太陽系の8個の惑星すべてが今週末には順行することになります。すべての惑星が順行でフル稼働するのは今年の2月24日以来です。

APR 7 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

週末に向けて幸運な一週間

3/31~4/6

先週は…29日の部分日食、30日の海王星の牡羊座入場と、驚くような星のイベントが続きました。なかでも地震に関係が深いといわれる海王星の牡羊座入場は、前から懸念していた大地震をもたらしました。日本時間の28日、午後3時20分ごろ、ミャンマー中部の第2の都市マンダレーの近くでマグニチュードは7.7の地震が起きました。死者の数は2056人といわれますが、行方不明者も多いようです。ミャンマー地震のニュースに隠れて、あまり注目されないようですが、日本時間の30日午後9時18分ごろ、南太平洋のトンガの沖合でマグニチュード7.3の地震もありました。一方、30日の部分日食に覆われたグリーンランドでは、28日にバンス米副大統領がグリーンランド北部の米軍基地を訪問し、デンマークは同地の安全確保に十分尽力していないと非難。戦略的に重要なこの島の保護に米国の方が優れているとの考えを示したというニュースもありました。もうひとつ、週明けの31日にはトランプ関税で景気減速を懸念して、NY市場や日経平均など、株価が暴落しました。波乱含みの先週でしたが、今週は週末に向かって、太陽系の星の配置はラッキーなものばかりが並んでいます。

31日(月)は午前5時15分から月は牡牛座です。月以外、主要な天体のアスペクト(星同士の関係)はない一日です。月にしてもメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)は午後10時52分の月と冥王星のスクエア(90°)のみ。「裏に障害あり」とか、「現状認識が覆る」という意味です。先週に問題提起された障害の前であたふたする一日になりそうです。

4月1日(火)は牡牛座の第2デークの月から始まります。前日と同じく、惑星同士のメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)はない一日です。しかし、日没後には好調なアスペクト(星同士の関係)が続きます。まず、午後5時38分、金星がサウスノード(ドラゴンヘッド)とコンジャンクション(0°)に。人と人の和ができる暗示です。午後7時14分には月は火星とセキスタイル(60°)、午後8時32分には月は土星とセキスタイル(60°)を作ります。月を挟んで火星と土星が小三角を形成します。牡牛座の月が火星と土星という二大凶星を繋ぐ形です。その直後、午後8時55分には月は革命の惑星=天王星とコンジャンクション(0°)に。これは…取りも直さず、魚座の土星、牡牛座の天王星、蟹座の火星がいずれも23~24度近辺で小三角を形成しているといういこと。このド真ん中に月が来るわけです。これは…時代がスムーズに移り変わっているということになります。現在の太陽系は水瓶座の3度の冥王星から始まって、蟹座の23度の火星まで、ほぼ半円の形に収まっています。その間に連なる星々も特に不協和音を奏でるものはありません。いわゆるボウルタイプという惑星の形です。自己完結的で頑固な主張を持っているタイプです。しかし、星が半円に偏っているため、空白の半円が表す世界とどう関わっていくか?がテーマといわれています。まさに今の世界は、ホロスコープの理論と瓜二つです。また、話が逸れてしまいましたが、一見自己完結しているように見えるトランプ大統領率いるアメリカも空白の残り半分の世界を強く意識しているのです。1日は午後4時25分から月は双子座へ入ります。

2日(水)は概ね幸運な一日です。まず、午前中はこれといった動きがなく、午後2時19分に月は太陽とセキスタイル(60°)。その後、午後7時25分に双子座の月は木星とコンジャンクション(0°)に。とてもたおやかな時間です。希望を叶えるための行動をするなら「今しかない!」という感じです。一日を通じて、交渉事、頼み事などもうまく行くでしょう。

3日(木)は双子座、第3デークのの月から始まります。午前9時52分から月は土星とスクエア(90°)という凶角度を作ります。物事が壁に当たるときです。午後12時36分には月は金星とスクエア(90°)に。事態を甘く見て遅延する暗示です。午後2時26分には月は水星とスクエア(90°)です。こちらは神経が疲れてイライラする暗示。自らを追い込まないように。午後6時49分には月は蟹座へ入ります。

4日(金)、午前2時53分、コミュニケーションの惑星=水星がノードとコンジャンクション(0°)を形成。情報が素早く拡散したり、いい会話ができたりする時間です。午前8時8分、太陽が調整の小惑星=パラスとセキスタイル(60°)を作ります。今の方向を修正して、本来の軌道に戻す日です。午後12時20分には土星が天王星とセキスタイル(60°)を作ります。午後7時4分には火星が天王星とセキスタイル(60°)、午後9時7分には火星が土星とトライン(120°)に。蟹座の火星、魚座の土星、牡牛座の天王星がそれぞれ24度56~58分でガッチリと小三角を作ります。厳めしい星たちが防衛体制を固める、軍事を想像させるアスペクト(星同士の関係)です。また、訓練によって身体を鍛えるには最適な日です。午後10時14分、蟹座の月が牡羊座の太陽にスクエア(90°)、半月です。自他共に厳しく現状を受け止めることに。

5日(土)になると、4日にできた火星、土星、天王星に月が乗ってきます。ちょうど、火星がいる頂点の位置です。攻守のバランスでは、やや攻めの方が強くなる感じです。午後4時~6時には月は金星から水星へと次々とトライン(120°)を作っていきます。この時間帯になると、厳しさも解けて愛やエンタメなどを楽しめる時間帯に。

6日(日)は今週の中では最もラッキーな一日です。午前0時33分から月は獅子座へ。午前1時1分、月は牡羊座へ入ったばかりの海王星とトライン(120°)を形成。火のサインの月と海王星とトライン(120°)は新鮮ですね!ボランティアの惑星=海王星もどんな自己主張(牡羊座のテーマ)を込めて奉仕するのでしょう?午前4時44分、牡羊座の太陽が木星にセキスタイル(60°)を作ります。これは滅多にない幸運なアスペクト(星同士の関係)です。太陽と木星の吉角は2025年の1月30日以来です。あなたに夢や実現したい計画があったら、このタイミングを目指して行動することです。たまたま日本では夜明けに当たるので、このことを知ったいま、できるだけ早く行動を起こすべきです。助走をつければ、思った目標を手にできる可能性も大きくなります。6日はもうひとつ、ラッキーなアスペクト(星同士の関係)が!午前8時13分の金星と火星のトライン(120°)です。これは、愛の成就を表すアスペクト(星同士の関係)です。金星は魚座の25度、火星は蟹座の25度になりますから、特に魚座さん、蟹座さん、蠍座さんなど、水のサインに太陽や金星がある方がチャンスですね。これも、読んだ今から準備するときでしょう。

今週は…驚くような星のイベントが続いた先週の埋め合わせなのか?ラッキーな星の配置が続きます。こんな時にしっかりと幸運を掴んでおきましょう!

MAR 31 2025

瑛利奈

(C)ELINA

部分日食と牡羊座の海王星

3/24~3/30

今週になってようやく東京の開花宣言。すでに夏日を記録しているのに、桜の開花は平年並みだそうです。その上、今日は関東から東海にかけて、各地で雹(ひょう)が降りました。そんな、気象状況が気になるこの頃ですが、今週末は…29日に部分日食、30日には海王星が魚座から牡羊座へ入ります。惑星が新たなサインへ入ることをイングレスといいますが、前回海王星が水瓶座から魚座へ入ったのは2011年の4月4日でした。2011年といえば、東日本大震災があったのが3月11日です。当時は「あれ?地震の日と海王星のイングレスはずい分ズレているな」と思ったりもしたのですが、今思えば2011年の4月4日といえば、毎日のように余震があり、地震はまだ活動中だったような気もします。今回の海王星の牡羊座入りは前日に部分日食を伴っているため、世界にかなり波紋を広げるように思われます。幸い私たちの住む日本では3月29日の部分日食は午後7時57分なので、日本では観測できません。というのも、日食はあまり有り難くない影響をその経験した場所や人に植えつけていくからです。今回は日食の帯は日本の上を通りません。下の図が今回の部分日食の軌道ですが、「NATOの国々が主役だ!」と月が語っている日のようです。また、未来の日食を覗いてみると、今後2035年9月2日の部分日食は朝鮮半島から日本の中央部を横断していくようです。10年後になりますが、これが皆既日食ではなく、部分日食なのも、まだ不幸中の幸いでしょうか…。話がドンドン逸れていってしまったようなので、今週の運勢に戻ります。

24日(月)…今週は山羊座の後半の月から始まります。午前4時31分に太陽が冥王星とセキスタイル(60°)を形成します。これにより、今までの世界の混沌とした流れが少しは正当性を帯びてきそうです。午後2時17分には月が天王星とトライン(120°)に。現在の潮流は新しい路線へと好んで行きたがっているようです。

25日(火)、午前0時、月が海王星とコンジャンクション(0°)を作ったあと、午前0時24分に月は水瓶座へ入場します。水瓶座の月は現在の太陽系の中で、いいパートナーを沢山持っていますね。まず、午前3時14分、月は金星とセキスタイル(60°)を作ります。午前4時48分には太陽と水星が牡羊座の4度で合(0°)になります。これは知性の惑星=水星にとってあまりいいことではありません。どうしても太陽のパワーが強いので、水星は繊細な独自の思考が出来なくなってしまうのです。午前6時から8時にかけて、月は冥王星とコンジャンクション(0°)、水星とセキスタイル(60°)を作っていき、その後、午前8時35分には月は太陽とセキスタイル(60°)に。これで25日の主なアスペクト(星同士の関係)は終わりです。あとはマイナーなものばかりが続きます。「午前8時35分までの行動が勝負!」という、朝型の一日になりそうです。

26日(水)も、まあまあ好調な一日といっていいでしょう。午前3時の月と木星のトライン(120°)は物事を推進する力があります。午前7時2分には水星が冥王星とセキスタイル(60°)を形成。新しい方向へ考え方や方法論が変更されます。アップデートされる日です。その後は…午後7時台まで、これといったアスペクト(星同士の関係)はありません。午後7時14分、月は天王星とスクエアを形成。本来天王星は改革の惑星ですが、現状の改革に異論が出てくる可能性も。

27日(木)は…午前4時31分から月は魚座です。月が水瓶座にあったときのようなスムーズさはなくなり、午前5時13分の火星とキローンのスクエア(90°)などは、学識経験者による問題点の指摘を表すのかもしれません。午後5時40分にはこれまで牡羊座を逆行していた金星が牡羊座の0度…つまり魚座との境界線まで到達します。午後10時13分になると、金星は魚座中の海王星とコンジャンクション(0°)に。度数は魚座の29度53分です。「金星が牡羊座へ過ぎていってしまった!」と嘆いている魚座のみなさまには、愛のチャンスが復活するでしょう。やり直しをするにはいい時期かもしれませんが、背後に奉仕の惑星=海王星がついているので、お人好しになっってしまったり、夢を追いすぎないように。

28日(金)も引き続き月は魚座です。午前5時55分には月は木星とスクエア(90°)に。これは一見いいアスペクト(星同士の関係)に見えますが、浅薄な考え方や虫のいい思考により、散財したり、期待を裏切られることを暗示します。午後5時27分には月は火星とトライン(120°)を作ります。額に汗して猛然と働くときです。午後8時3分、月は土星とコンジャンクション(0°)に。「それでも現実はこれか!」と厳しさを感じるアスペクト(星同士の関係)です。逆にこれ以上予想は落ちないので、あとはV字回復するのみです。

29日(土)は…今週のハイライト!になる日です。午前4時16分に魚座の29度の月に金星がコンジャンクション(0°)を作ります。午前5時29分には月は魚座の29度56分で海王星とコンジャンクション(0°)に。その直後の午前5時35分、月は牡羊座へ入場。午前7時2分には月は水星とコンジャンクション(0°)です。つまり金星、海王星、月と水星…この4つの天体が46分という狭い範囲内でひとかたまりになっている形です。ここから約8度離れた牡羊座の8度に太陽がいますが、午後7時57分になると、月が牡羊座の9度0分まで進んできて、太陽とコンジャンクション(0°)に。今日は太陽、月、地球の軌道もほぼ重なっているので、部分日食となります。日本では幸い日没後なので、部分日食は観測できません。下に示した地球儀と地図が今回の部分日食を観測できる地域です。つまり、太陽と月を結んだ一直線上に位置する地域です。よく見たら、NATOに加盟している国々が中心となっているので、最近の米ロ大統領の話し合いによる影なのか?と深読みせざるを得ませんね。ともかく、今週は週末に部分日食を控えているので、私などは「迂闊(うかつ)に契約事は結べないな」と及び腰になっています。

30日(日)は…前述(29日)のダンゴ状態になった金星、海王星、月と水星に動きが出ます。まず、午前11時17分に水星が魚座の29度59分へと逆行してサインを変えます。そして、29分後に水星は海王星とコンジャンクション(0°)に。これで金星、海王星、水星が魚座でほぼ一体となりました。午後12時14分には牡羊座の太陽が天王星とセミスクエア(45°)を作ります。小競り合いのアスペクト(星同士の関係)です。午後9時00分、2011年4月4日以来14年ぶりで海王星が次のサイン=牡羊座へ入場します。前回海王星が牡羊座へ入った日は…1861年4月13日でした。日本ではまだ幕末ですね。その前の年、1860年(万延元年)には遣米使節団アメリカへ行って、日米修好通商条約が批准されています。同じ年、桜田門外の変(大老井伊直弼の暗殺)。海王星が牡羊座へ入った1861年は…アメリカで南北戦争が始まっています。いま、南北戦争が始まった日はいつか?調べてみたのですが、なんと!「1861年4月12日!」海王星が牡羊座へ入る前の日?いや、日本と米国は時差があるので、海王星が牡羊座イングレスの日、その日ではありませんか!あまりに驚くような事実をいま、この場で発見したので、なかなかいいまとめを思いつきませんが…。それを知らなかった私が無知すぎたのか…。それはともかくも、シビル・ワーといわれる内戦は今の世界のどこで起きてもおかしくない状態です。私たちは独裁や政治の腐敗と戦っていかなければなりませんが、冷静さを保って、戦いそのものに呑み込まれたくはないものです。

MAR 24 2025

瑛利奈

(C)ELINA

20日は春分。海王星を伴って

3/17~3/23

先週も相変わらずアメリカのトランプ大統領に振り回された一週間でした。日本国内では?というと、石破政権の支持率が30%を割り込んだというニュースも。石破さんが新人議員に10万円の商品券を配ったのが発覚したとのこと。石破さんは総理大臣らしくないところが売りだったのに、悪いところばかりを学んでいるような印象ですね。最近は寒波が来たとはいいながら、首都圏では寒さもひと頃ほどではないようです。というのも、今年はいつもよりもひとあし早く20日に春分が訪れますが、春分間近にしては今年は桜の開花が遅いようです。さて、今週の星の配置ですが、ハードなアスペクト(星同士の関係)はひとつもありません。ただ、きになるのは…春分の日です。春分の瞬間のチャートが今後の日本、ひいては世界のホロスコープとなるのですが、太陽のすぐ近くに疑惑の惑星=海王星があり、春分は太陽と海王星のコンジャンクション(0°)の直後になります。

17日(月)、今週は…天秤座の月、第3デークからスタートします。太陽や重要な惑星のアスペクト(星同士の関係)なしの一日ですが、月が天秤座のうちは主要なアスペクト(星同士の関係)はいっさい作らず、天秤座の月は傾いていきます。午後4時30分から月は蠍座に変わり、午後11時10分に月は冥王星とスクエア(90°)に。蠍座に入った午後4時30分以降に重要な問題が起きてきそうです。

18日(火)は一日中月は蠍座です。17日に続いて18日も太陽始め、惑星たちはひとつも主要なアスペクト(星同士の関係)を作りません。目立つのは午前3時2分に太陽がサウスノード(ドラゴンヘッド)と作るコンジャンクション(0°)のみです。「みんな集まれ~!」というかけ声のようです。そういえば、2025年3月18日はMLB東京シリーズが開幕するのでしたっけね。このために他の事件は開店休業になりそうです。

19日(水)も月は蠍座ですが、ようやくピリッとしたアスペクト(星同士の関係)が見られます。まず、午前8時55分、月は火星とトライン(120°)を形成して、エキサイティングな一日の始まりです。午後3時2分、月は土星とトライン(120°)に。シリアスな努力が必要なときです。午後5時38分、月は天王星とオポジション(180°)を作ります。変化のタイミング。意外な方向へ事態が変わっていきます。

20日(木)…春分の日です。まず、午前4時7分、蠍座の29度の月が魚座の29度の太陽にトライン(120°)という好調座相を作ります。すぐ後、午前4時27分、月は海王星とトライン(120°)を形成。太陽と月がトライン(120°)という好調座相を、すぐに波が来て、月と海王星のトライン(120°)へ書き替えるといった感じです。海王星という老獪な老人が月を抱き込むようなイメージですね。グレーな惑星=海王星によって太陽の正義感が覆い隠されることになります。そして、午前5時16分、月は射手座へ入ります。さらに午前8時24分、太陽が海王星とコンジャンクション(0°)を形成。太陽系の中核をなす太陽という公明正大な存在が海王星といういい側面は…夢と幻想の惑星、悪い側面は…詐欺や汚職、嘘などですが、これらが熱い太陽のエネルギーを冷やしてしまいます。この日の午後6時1分には春分です。太陽が牡羊座の0度へ入る瞬間です。この時のチャートが世界各国の国の運勢となるのです。となると…世界のどの国もほぼ太陽のあるハウスに海王星を抱え込むことになります。日本は太陽、海王星ともに6ハウス=労働界、産業界のハウスです。軍隊、収穫も表します。お米の問題も疑惑が続くのでしょうか?ちなみにアメリカ合衆国では太陽、海王星は2ハウス中ですから、財政、金融に黒い霧がかかる感じです。午後8時55分、射手座の月は水星にトライン(120°)になって、頭の活動が活発な夜が訪れます。

21日(金)は…星の動きが少ない日です。目立つのは月と木星のオポジション(180°)のみです。月のサイン=射手座は木星の定位置ですから、月にお株を奪われた木星が見る影もなく、日頃の頭の良い見識は持てないことに。何事もオーバーになり易い日です。この日、午後7時13分、自己犠牲の小惑星=ベスタが逆行し始めます。今まで我慢に我慢を重ねてきた人たちが投げ出し始める前兆になりかねないです。

22日(土)は…射手座の月が頑張ってたくさんの惑星たちと関わりますが、いずれも効果はネガティブです。まず、午前3時23分、月が土星とスクエア(90°)を形成。現実の壁の厚さを感じて、とてもガッカリして、寂しくなるアスペクト(星同士の関係)です。その後、午前6時31分には、今週のなかでは貴重な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)があります。愛の星=と再生の星=冥王星のセキスタイル(60°)です。愛の再生?復活?それもあるかもしれません。また別に冥王星は「悉く消去する」という意味もあります。愛情問題や金星の別な顔=金銭問題で変化があるかもしれません。午後3時53分になると、月は海王星とスクエア(90°)を作ります。これは私たちの気持ちを乱すアスペクト(星同士の関係)です。午後4時28分、月は山羊座へ入場します。午後10時10分、月は金星とスクエア(90°)に。土曜の夜ではありますが、愛情表現がうまく行かない暗示です。

23日(日)は、今週いちばんラッキーなアスペクト(星同士の関係)があります。午前10時7分の太陽と金星のコンジャンクション(0°)です!幸せな愛を感じることができる時です。もしかすると、「これから前向きに好きな人と向き合おう!」と、決心する場合も。午後12時33分、月は癒やしの小惑星=セレスとセキスタイル(60°)を作って、まったりと休日を楽しみたい気分に。

今週は…何といっても「春分」という重要なイベントがある20日がハイライトです。春分に海王星がセットになっているのが気にかかります。海王星のネガティブな一面はは詐欺は疑惑を表しますが、本当のことをいうと、「テロ」や「地震」も海王星の象意なのです。先週の皆既日食の影響も含めて、この海王星がどんな影響を世界に及ぼしてくるのか?冷静に見極めなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

MAR 17 2025

瑛利奈

(C)ELINA

太陽、土星の合と皆既月食

3/10~3/16

先週は…トランプ米大統領に世界が振り回された一週間でした。ロシアによる軍事侵攻を受けて行ってきたウクライナ支援を一時停止して、世界を動揺させました。その後、支援再開に前向きな姿勢を示すなど、日に日に対応を変えていきました。また、トランプ大統領に25%の関税をかけられたカナダのトルドー首相は辞任して、トルドー首相に交替してトランプ大統領に対抗することに。日本では石破政権が綱渡りで予算を通したと思えば、高額療養費制度を見直しを表明しました。5月の陽気が訪れたあと最強寒波に襲われるなど、陽気ともどもに振れ幅が大きい一週間でした。さて、3月も二桁になる今週ですが、太陽&土星のコンジャンクション(0°)や皆既月食など、イヤな星の動きが目立ち始めました。

10日(月)…今週は蟹座の第3デークの月から始まります。午前6時31分、月は海王星とトライン(120°)を作り、清らかな雰囲気漂う夜明けです。午前7時58分から月は獅子座へ。あいにく獅子座の月は夜半まで折り合いのいいパートナーが見つからず、午後1時47分には月は冥王星とオポジション(180°)、午後8時47分には月と太陽のセスキコードレート(135°)など、すべてが航してなかなか前に進まない日です。午後10時56分になり、ようやく月は水星とトライン(120°)の好調座相を作ります。難航とはいいながら、問題と正面から闘う、ダイナミックな一日です。

11日(火)は…二大吉星=金星と木星が獅子座の月を助けます。まず、午前1時20分、獅子座の月は牡羊座で逆行中の金星とトライン(120°)を形成。金星が逆行中でもあり、過度に遊び心を掻き立てるかもしれません。午前8時45分には月は双子座の木星とセキスタイル(60°)に。これが11日の中では最もラッキーな時間帯です。それ以降は日没に向けてダルいアスペクト(星同士の関係)が続きます。午後10時42分になって、愛の星=金星は牡牛座の木星とセミスクエア(45°)に。金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)です。愛する人と揉めないように気をつけてください。

12日(水)は…重要なアスペクト(星同士の関係)がメジロ押し。今週前半のクライマックスといえるでしょう。月は獅子座の第3デークへ。午前5時15分、月は天王星とスクエア(90°)を形成。日常の空気を掻き消すような鋭いアスペクト(星同士の関係)です。人や世界は…今の秩序を壊したい気持ちに。午前7時54分、水星は金星とコンジャンクション(0°)を作ります。水星は=若い感性、金星は=愛とアートです。午後4時55分、月は乙女座へ入場。その後、今シーズン最も重要なアスペクト(星同士の関係)が!太陽と土星のコンジャンクション(0°)です。今週14日(金)は皆既月食があり、その後はあまり新規の計画などはオススメできない期間に入りますから、この太陽と土星のコンジャンクション(0°)が最後の重要な決断のタイミングになります。ある意味、「現実の洗礼」を受けるようなタイミングです。ここをかいくぐるのは困難だけれど、無事に通り抜けた者は「ホンモノ」といえる…。ホンモノか?ニセモノか?運命によって仕訳されるようなアスペクト(星同士の関係)なのです。昨年(2024年)は2月29日、来年(2026年)は3月25日にもこのアスペクト(星同士の関係)は訪れます。みなさんも心して3月12日を過ごすといいでしょう。ただ、エネルギーを奪われるので、体力は奪われます。その後の休養とセットで考えるべきです。この日は午後4時55分から月は乙女座です。

13日(木)は…前日があまりに重厚だったため、ライト感覚で洗練された日です。月は午前9時以降、金星と水星にインコンジャクト(150°)を作っていきます。午後12時7分、愛の星=金星は調整の小惑星=パラスとセキスタイル(60°)を作ります。すべてのキーワードが美しい一日です。その後、午後7時12分、月と木星がスクエア(90°)に。最後に気が緩んでしまいそうですね。

14日(金)になると、乙女座の月が火星とセキスタイル(60°)、土星とオポジション(180°)を作ってゆきます。14日は満月です。…と同時に皆既月食です。しかし、昼間なので、皆既月食を日本で観察することはできません。むしろ目の当たりにできなくて、ラッキーだったのでしょう。月食といえば、月を蝕するドラゴンのシッポのある位置です、満月の時間帯から始まって、月が天王星とトライン(120°)を形成。次に太陽が天王星にセキスタイル(60°)を作ります。非常にクリエイティブな計画が盛り上がりますが、日食の壁を突破できるかどうか?いずれにしても強い意志が必要になるでしょう。

15日(土)、今週はイベント満載の日が続きます。月と海王星のオポジション(180°)で夜が明けていきます。午前3時58分から月は天秤座です。天秤座の月は午前10時26分、冥王星とトライン(120°)を形成します。そんななか、午後3時45分から水星が逆行し始めます。日没後、月は愛の星=金星とオポジション(180°)、午後11時過ぎには水星とオポジション(180°)を形成。一見感性を刺激されて、楽しそうに見えますが、順調に乗り切るには慎重さが必要な一日です。

16日(日)…日曜日の朝は月と木星のトライン(120°)という非常に好調なアスペクト(星同士の関係)から始まりますが、後が続きません。重要なアスペクト(星同士の関係)はこれと、午後7時前の月と火星のスクエアのみです。波瀾万丈の一週間の最後に燃え尽きた感のある2日曜日になりそうです。

今週は…太陽と土星のコンジャンクション(0°)と皆既月食。なかなか手強い面々が連続的に登場する一週間です。まだしも救いなのは、皆既月食の中心から日本が外れていること。皆既月食は南北アメリカの頭上で起こります。今の政治情勢を考えると、この上どんな副作用が残るのか?不安しかないという感じです。以前、皆既日食がアメリカ合衆国を横断したことがありました。そうそう!コレコレ! 皆既日食がアメリカを横断! これも第1次トランプ政権の最初の年でした。この皆既日食の影響も後まで残った記憶があります。今度は月食なので、また、横断ほどでもないので、これほど怖れる必要はないのかもしれませんが…。とにかく、気になります。

MAR 10 2025

瑛利奈

(C)ELINA

牡羊座と火星がテーマ。今のうちに努力を

3/3~3/9

先週のニュースといえば、ワシントンで現地時間2月28日に行われたアメリカとウクライナの首脳会談でしょう。CNNテレビ中継でトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が口論に発展し、世界に驚、きを発信しました。私などが見ると、トランプ大統領が悪いとしか思えないのですが、いろいろな見方があるようです。また、国内では岩手県大船渡市の山林火災で焼失面積は2100ヘクタールに拡大し、平成以降の林野火災として国内で最大となりました。一方、3月に入ってから各地で5月並の気温を記録したかと思えば、一転して再度寒波に襲われています。そんな気候変動は折り込み済みなのか?今週の星の配置は穏やかなものが多いようです。

3日(月)週明けは牡羊座第3デークの月から始まりましたが、主要なアスペクト(星同士の関係)はなく、午前4時3分に水星が牡羊座へ入場しました。その後、午前5時36分から月は牡牛座へ。午前10時27分、月は冥王星とスクエア(90°)を作ります。現状の問題解決の難しさに頭を抱えるようなアスペクト(星同士の関係)です。午後になってからは有効な星の動きはなく、一日が暮れていきます。

4日(火)…午前2時2分、牡羊座の水星が権利の主張の小惑星=ジュノーとトライン(120°)を作って、これから議論を持ちかけるモチベーションを上げていきます。午前4時46分、牡牛座の月が魚座の太陽とセキスタイル(60°)に。基本は安定路線です。午前10時24分、月が火星とキスタイル(60°)を作るのを皮切りに、午後にかけて火星、土星とセキスタイル(60°)に。月、火星、土星の小三角ができて、土台作りには悪くない形です。午後8時56分、月は天王星とコンジャンクション(0°)を形成。ちょっとしたサプライズがあるでしょう。

5日(水)午前7時29分から月は双子座へ入ります。午前8時12分、牡羊座へ入ったばかりの水星が水瓶座の冥王星とセキスタイル(60°)を形成。新しい時代への変革を進めるような環境を作ることになりそうです。午後12時35分、月は冥王星とトライン(120°)を作って、変化を後押しします。午後1時1分には月が水星とセキスタイルになり、選択を早める事態に。こちらも月と水星と冥王星の小三角になります。

6日(木)…午前1時20分、双子座の月が愛の星=金星とセキスタイル(60°)に。楽しい夜のひとときを演出してくれます。午前5時16分、月は木星とコンジャンクション(0°)を形成。金星と木星は二大ラッキーな惑星です。時間帯が夜中なのでもったいないですね。前日の5日も悪くない星なので、前倒しでイベントを仕掛けておくのもアリかもしれません。午前11時31分、月が魚座の太陽とスクエア(90°)に。当面の答えが出る時です。その後、流れがシリアスに変わり、午後8時22分、月が土星とスクエア(90°)を形成して、難問の存在を改めて認識するかもしれません。

7日(金)午前9時56分、月が海王星とスクエア(90°)を形成。ミスを誘うアスペクト(星同士の関係)です。あるいは、デマに惑わされる可能性も。午前11時28分から月は蟹座へ入ります。これ以降は月は重要なアスペクト(星同士の関係)を持たず、小惑星との絡みばかりです。身の回りの小さなことが気になる時間帯です。午後9時13分、太陽が義務の小惑星=ベスタとトライン(120°)に。ここで仕事がおわっていない場合は激務を覚悟するようになるでしょう。午後10時4分、月は水星とスクエア(90°)に。イライラが募るので、身体を動かしてストレス解消を。

8日(土)午前0時12分、今週唯一の太陽の重要なアスペクト(星同士の関係)、太陽と火星のトライン(120°)が形成されます。勇気と行動のアスペクト(星同士の関係)ですが、日本時間ではあいにく夜中です。もう少し俯瞰で観ると、これを「今週のテーマ」と考えてもいいでしょう。今週は「激務覚悟で身体を使え!」…これがテーマのようです。取りあえず頑張らないことには未来が開けないようです。年度末も近いし、実をいうと来週には不吉な月食が訪れます。不調な運に出会う前に進んで努力をしておくことですね。

9日(日)も蟹座後半の月が続きます。午前2時40分、月が土星とトライン(120°)に。午前7時38分には月は天王星とセキスタイル(30°)を作ります。日曜日のまだみなさんは眠っている時間帯なのに、世界では…シリアスで、しかも変革を促すような物事が進行していくようです。午後5時31分になると月は海王星とトライン(120°)を形成。ようやく夢を見られるようです。その後、午後6時58分から月は獅子座へ入場します。

今週は…順調な星の配置が続きます。私たちは順調だと平和を楽しんで遊ぶ傾向がありますが、今週に限っては「平和なうちに汗水垂らして働け!」という気持ちで努力したほうがいいかもしれません。今週は「いまのうちにやるべきことを済ませておく一週間」と考えたらいいでしょう。

Mar 3 2025

瑛利奈

(C)ELINA

火星順行と金星逆行

2/24~3/2

みなさま『瑛利奈の今週の運勢』の更新が遅れて申し訳ありません。昨日は眼の疲労のため、光視症のような症状になり休ませて頂きました。今日は調子を取り戻しました。ご心配をおかけしました。

日本では今年最後の最強寒波到来で、各地で大雪の被害が出ているようです。また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって24日で3年になりましたが、トランプ米大統領がウクライナ問題を巡り、親ロ的な発言を繰り返し、同盟国との亀裂を深めています。今週の星の配置は…太陽や金星のアスペクト(星同士の関係)はなく、魚座の水星だけが活発な動きを見せています。

24日(月)、午前1時57分、水星が火星とトライン(120°)を形成。好調なアスペクト(星同士の関係)ではあるのですが、発言がきつく、効率やスピードだけを重視する思考になるときです。日本は夜中なので、水星が司る神経の作用が火星によって刺戟されるので、不眠症になりやすい夜といえるでしょう。火星は…昨年(2024年)の12月7日から逆行していましたが、24日の午前10時59分に一旦止まって順行し始めます。これは火星の勇気とリーダーシップが正しく発動されるように変わる証しですが、火星が一時的に地球から観るとストップするように見えるため、動きは非常に遅くなります。現在火星は蟹座の17度00分ですが、残り13度を通過して獅子座へ入場するのは4月18日です。2ヶ月で1サイン通過するのが通常ですが、2倍以上の遅さになります。午後5時を過ぎてから、山羊座の月は水星や土星とセキスタイル(60°)を作って行きます。天皇誕生日の振替休日ですが、ビジネスライクな一日にです。

25日(火)も引き続き月のサインは山羊座の第3デークです。午前3時過ぎに月は天王星とトライン(120°)、午後12時28分には月は海王星とセキスタイル(60°)を作ったのち、午後2時39分に水瓶座へ入ります。月が山羊座にいる時は過去の時代に既知の問題が再び起こる時間帯、水瓶座に移動した後は新たな事実が見えてくる…このように解釈してもいいかもしれません。特に午後7時32分の月と冥王星のコンジャンクション(0°)は新たな謎が発覚する可能性も。午後9時1分、水星が土星と合(0°)を作って、ほぼ一日は終わり。現実の困難さを知る、ヘビーな日になりそうです。

26日(水)は…今週のなかではラッキーな日といえるでしょう。午前8時54分、月が金星とセキスタイル(60°)を作って、愛が溢れる楽しい時間です。午前11時32分、月は木星とトライン(120°)という幸運なアスペクト(星同士の関係)が到来します。叶えたいことや申請などはこの時までに済ませておくべきです。その後はマイナーアスペクト(星同士の二義的な関係)ばかりで尻つぼみの日です。

27日(木)は夕方まで水瓶座の月が続きますが、有効なアスペクト(星同士の関係)は見当たりません。午後5時46分になって、月は魚座へ入場します。午後6時37分、水星が天王星とセキスタイル(60°)を形成。これはいい兆候です。何か前代未聞のいいことがありそうです。新しいプランを練っている方は飛躍的に進歩する可能性も。

28日(金)午前9時44分、新月です。月と太陽の度数は…魚座の9度40分です。今までの流れがリセットされて、月の新しいサイクルに入ります。午後9時57分には月は火星とトライン(120°)に。スポーツなど身体を動かすにはいい時間帯です。

3月1日(土)、今日から早くも3月です。とはいえ、日没まで月は昨日と同じ魚座です。午後1時7分、太陽は愛の星=金星とセミセキスタイル(30°)に。愛の準備をするにはいいタイミングです。ショッピングやデートのプランを下見するにはいいかも。午後6時51分から月は牡羊座へ入ります。

2日(日)、午前9時35分、愛の惑星=金星が逆行し始めます。度数は牡羊座の10°50分です。午後12時25分、月は逆行したばかりの金星とコンジャンクション(0°)に。午後2時55分には月は木星とセキスタイル(60°)を作ります。日曜日、いい感じの流れですが、金星が逆行しているので、もしかすると昔の恋人にバッタリ会うかもしれません。また、好きでもない人と親密になるなど、愛の女神が手違いを起超し始める可能性も。この金星の逆行は昨年(2024年)は起きませんでした。最も近い過去は2023年の7月23日~9月4日の間です。今回の金星は4月13日に順行になります。1年7ヶ月ぶりの出来事に翻弄されないよう、日付を記憶しておくことをオススメします。

今週は…火星の順行に始まり、金星逆行で終わる一週間になりそうです。まずは、大きな起伏がなさそうなので、現在抱えているテーマで頑張ることですね。

FEB 24-25 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

魚座の太陽と射手座のジュノーへ

2/17~2/23

こんな記事を見ました。グーグルマップ、アメリカでメキシコ湾の名称を変更。先週2月12日、米国のトランプ大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ戦争の停戦に向けた協議を開始。ゼレンスキー大統領はもとより、欧州諸国の間では、アメリカが欧州抜きでロシアと和平協議を進めるのではないかと懸念が広がっています。最近はさらにトランプ大統領のやることがハメを外しているように見えます。日本では少数与党の自民党、石破首相が新年度の予算案の修正に応じる考えを明らかにしたとの報道も。また、日本列島は暖かくなったと思ったらつかの間、今週から最強寒波が居座り、各地で吹雪や強風に見舞われるとの予報です。とはいえ、今週の星の配置は、太陽始め他の惑星も目立ったアスペクト(星同士の関係)を持たず、ダラダラと過ぎていく模様です。

17日(月)…月は天秤座の後半へ。午前7時36分、月は火星とスクエア(90°)を作ったきり、メジャーアスペクト(星同士の主要な関係)はありません。午前6時37分の太陽と海王星のセミセキスタイル(30°)が目立ちます。太陽の度数は水瓶座の28度、海王星は魚座の28度と、もう大分老いた度数に入ってきました。意味としては、「イメージ作り」といったところです。

18日(火)は、午前8時23分、月が太陽とトライン(120°)の安定座相を作ります。太陽の度数は水瓶座の29度、月も天秤座の29度です。月はもちろんラストアスペクト(星同士の関係)で、ボイドタイムになりますが、太陽の方も水瓶座でのラストアスペクト(星同士の関係)です。午前9時18分、月は蠍座へ入場。太陽の方は午後7時6分になって魚座へ入ります。昨年(2024年)が閏年だったせいで、いつもよりひとあし早く魚座に入ることになりました。

19日(水)は、星の動きは比較的順調です。まず、午前0時54分、月は水星とトライン(120°)を作ります。仕事が捗るアスペクト(星同士の関係)ですが、深夜なので前日、月が蠍座へ入った時点から順調と解釈してもいいでしょう。確定申告がある方は励みどきですね。その後、主要なアスペクト(星同士の関係)はなく、午後8時6分、月は火星とトライン(120°)に。一日中、仕事モードといっても過言ではない日です。

20日(木)は午前0時58分の月と土星のトライン(120°)から始まります。月と火星、チャートを観ると、土星がきれいにグランドトライン(星三角)を作っています。真面目な努力が止まらない夜です。午前8時47分になると、月は異色な惑星=天王星とオポジション(180°)を作ります。ここから世界の雰囲気が変わることになります。午後12時31分、権利の主張の小惑星=ジュノーが射手座へ入ります。ここから少数派の反撃が始まります。トランプ大統領のような力に物を言わせる手法はむしろ逆効果な流れに変わるかもしれません。午後9時54分、月も射手座へ入って、さらに反撃を強めるでしょう。論戦のムードが高まります。

21日(金)、午前2時32分、射手座の半月です。次のテーマへ向けて、「これまでのまとめ」といった感じです。午前3時11分、月は冥王星とセキスタイル(60°)に。射手座の月は案外味方が多く、午後4時27分には金星とトライン(120°)を作ります。いろいろな問題に、人々の感情がすくい取られた結果が出そうです。ただ時間は戻りますが、午前5時13分に知性の惑星=水星と拡張の惑星=木星がスクエア(90°)を作るので、議論はどこまでも広がるでしょう。

22日(土)も射手座の月が続きます。ただ、メジャーアスペクト(星同士の主要な関係)は午後12時50分の月と土星のスクエア(90°)のみです。土曜にもかかわらず、陰鬱な日です。何か?新しいものを求めつつも見つからない苛立ちを感じそうです。

23日(日)は天皇誕生日で祝日ですね。午前8時8分に月は山羊座へ入場。連休ですが、星の動きは非常に地味です。午前10時7分、水星が自己犠牲の小惑星=ベスタとトライン(120°)を作ります。「イヤなことや大変なことは今日のうちにやっておこう!」と考える思考回路です。とてもストイックにやるべき仕事に没頭しそうです。午後5時26分、山羊座の月は太陽とセキスタイル(60°)に。努力の一日が終わり、やれやれといったところです。

今週は一週間を通じて、非常に地味な星の動きになります。月は減光期で、内向的で、すべてが衰退していく時期です。溜まった仕事を一挙に片付けるには最適な一週間かもしれません。

FEB 17 2025

瑛利奈

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