3/31~4/6
先週は…29日の部分日食、30日の海王星の牡羊座入場と、驚くような星のイベントが続きました。なかでも地震に関係が深いといわれる海王星の牡羊座入場は、前から懸念していた大地震をもたらしました。日本時間の28日、午後3時20分ごろ、ミャンマー中部の第2の都市マンダレーの近くでマグニチュードは7.7の地震が起きました。死者の数は2056人といわれますが、行方不明者も多いようです。ミャンマー地震のニュースに隠れて、あまり注目されないようですが、日本時間の30日午後9時18分ごろ、南太平洋のトンガの沖合でマグニチュード7.3の地震もありました。一方、30日の部分日食に覆われたグリーンランドでは、28日にバンス米副大統領がグリーンランド北部の米軍基地を訪問し、デンマークは同地の安全確保に十分尽力していないと非難。戦略的に重要なこの島の保護に米国の方が優れているとの考えを示したというニュースもありました。もうひとつ、週明けの31日にはトランプ関税で景気減速を懸念して、NY市場や日経平均など、株価が暴落しました。波乱含みの先週でしたが、今週は週末に向かって、太陽系の星の配置はラッキーなものばかりが並んでいます。
31日(月)は午前5時15分から月は牡牛座です。月以外、主要な天体のアスペクト(星同士の関係)はない一日です。月にしてもメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)は午後10時52分の月と冥王星のスクエア(90°)のみ。「裏に障害あり」とか、「現状認識が覆る」という意味です。先週に問題提起された障害の前であたふたする一日になりそうです。
4月1日(火)は牡牛座の第2デークの月から始まります。前日と同じく、惑星同士のメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)はない一日です。しかし、日没後には好調なアスペクト(星同士の関係)が続きます。まず、午後5時38分、金星がサウスノード(ドラゴンヘッド)とコンジャンクション(0°)に。人と人の和ができる暗示です。午後7時14分には月は火星とセキスタイル(60°)、午後8時32分には月は土星とセキスタイル(60°)を作ります。月を挟んで火星と土星が小三角を形成します。牡牛座の月が火星と土星という二大凶星を繋ぐ形です。その直後、午後8時55分には月は革命の惑星=天王星とコンジャンクション(0°)に。これは…取りも直さず、魚座の土星、牡牛座の天王星、蟹座の火星がいずれも23~24度近辺で小三角を形成しているといういこと。このド真ん中に月が来るわけです。これは…時代がスムーズに移り変わっているということになります。現在の太陽系は水瓶座の3度の冥王星から始まって、蟹座の23度の火星まで、ほぼ半円の形に収まっています。その間に連なる星々も特に不協和音を奏でるものはありません。いわゆるボウルタイプという惑星の形です。自己完結的で頑固な主張を持っているタイプです。しかし、星が半円に偏っているため、空白の半円が表す世界とどう関わっていくか?がテーマといわれています。まさに今の世界は、ホロスコープの理論と瓜二つです。また、話が逸れてしまいましたが、一見自己完結しているように見えるトランプ大統領率いるアメリカも空白の残り半分の世界を強く意識しているのです。1日は午後4時25分から月は双子座へ入ります。
2日(水)は概ね幸運な一日です。まず、午前中はこれといった動きがなく、午後2時19分に月は太陽とセキスタイル(60°)。その後、午後7時25分に双子座の月は木星とコンジャンクション(0°)に。とてもたおやかな時間です。希望を叶えるための行動をするなら「今しかない!」という感じです。一日を通じて、交渉事、頼み事などもうまく行くでしょう。
3日(木)は双子座、第3デークのの月から始まります。午前9時52分から月は土星とスクエア(90°)という凶角度を作ります。物事が壁に当たるときです。午後12時36分には月は金星とスクエア(90°)に。事態を甘く見て遅延する暗示です。午後2時26分には月は水星とスクエア(90°)です。こちらは神経が疲れてイライラする暗示。自らを追い込まないように。午後6時49分には月は蟹座へ入ります。
4日(金)、午前2時53分、コミュニケーションの惑星=水星がノードとコンジャンクション(0°)を形成。情報が素早く拡散したり、いい会話ができたりする時間です。午前8時8分、太陽が調整の小惑星=パラスとセキスタイル(60°)を作ります。今の方向を修正して、本来の軌道に戻す日です。午後12時20分には土星が天王星とセキスタイル(60°)を作ります。午後7時4分には火星が天王星とセキスタイル(60°)、午後9時7分には火星が土星とトライン(120°)に。蟹座の火星、魚座の土星、牡牛座の天王星がそれぞれ24度56~58分でガッチリと小三角を作ります。厳めしい星たちが防衛体制を固める、軍事を想像させるアスペクト(星同士の関係)です。また、訓練によって身体を鍛えるには最適な日です。午後10時14分、蟹座の月が牡羊座の太陽にスクエア(90°)、半月です。自他共に厳しく現状を受け止めることに。
5日(土)になると、4日にできた火星、土星、天王星に月が乗ってきます。ちょうど、火星がいる頂点の位置です。攻守のバランスでは、やや攻めの方が強くなる感じです。午後4時~6時には月は金星から水星へと次々とトライン(120°)を作っていきます。この時間帯になると、厳しさも解けて愛やエンタメなどを楽しめる時間帯に。
6日(日)は今週の中では最もラッキーな一日です。午前0時33分から月は獅子座へ。午前1時1分、月は牡羊座へ入ったばかりの海王星とトライン(120°)を形成。火のサインの月と海王星とトライン(120°)は新鮮ですね!ボランティアの惑星=海王星もどんな自己主張(牡羊座のテーマ)を込めて奉仕するのでしょう?午前4時44分、牡羊座の太陽が木星にセキスタイル(60°)を作ります。これは滅多にない幸運なアスペクト(星同士の関係)です。太陽と木星の吉角は2025年の1月30日以来です。あなたに夢や実現したい計画があったら、このタイミングを目指して行動することです。たまたま日本では夜明けに当たるので、このことを知ったいま、できるだけ早く行動を起こすべきです。助走をつければ、思った目標を手にできる可能性も大きくなります。6日はもうひとつ、ラッキーなアスペクト(星同士の関係)が!午前8時13分の金星と火星のトライン(120°)です。これは、愛の成就を表すアスペクト(星同士の関係)です。金星は魚座の25度、火星は蟹座の25度になりますから、特に魚座さん、蟹座さん、蠍座さんなど、水のサインに太陽や金星がある方がチャンスですね。これも、読んだ今から準備するときでしょう。
今週は…驚くような星のイベントが続いた先週の埋め合わせなのか?ラッキーな星の配置が続きます。こんな時にしっかりと幸運を掴んでおきましょう!
MAR 31 2025
瑛利奈
(C)ELINA