日本も米国もリーダー不在の週

11/4~11/10

今週は、日本もアメリカも次のリーダーが誰になるのか?わからないまま、一週間が始まります。先週は…11月1日、金曜日の夜半に新月となり、これまでの月のサイクルがリセットされ、ここから本気モードにスイッチが入ったような気がします。今週になって、金星に次いで水星も射手座へ入り、4日の午後から火星も獅子座へ入ります。次第に火のエレメントの割合が多くなって、人々も次第に政治に関心が向いていくようです。

4日(月)は…午前0時24分の金星と木星のオポジション(180°)から始まります。いくら金星と木星といっても、オポジション(180°)では幸運が空回りするばかりで、出費ばかりが嵩んで手にするものは少ないアスペクト(星同士の関係)です。午後1時9分になると、火星が獅子座へ入ってきます。10日ほど前までは、水と地のサイン(マイナスサイン)に※が固まって、受動的に沈滞している印象だったのが、4日は月の射手座も加わって、行動的で自己主張もハッキリしてくるでしょう。

5日(火)午前2時35分、太陽と土星がトライン(120°)を作ります。これが今週太陽が作る唯一の好調座相です。好調とはいえ、相手が土星ですから、非常に現実的に現状を把握するアスペクト(星同士の関係)です。米大統領選は日本時間でみると5日の夜からになりますが、地に足を着けて大統領選に臨むのはよかったのかもしれません。

6日(水)は…午前0時17分から月は山羊座。より現実的なアングルに視線が向けられそうです。月と小惑星=ジュノーのセキスタイル(60°)や、月と小惑星=ベスタのスクエア(90°)。それに加えて、午後2時台には水星が小惑星=ベスタとセセキスタイル(60°)を作ります。米大統領選の候補者、トランプ氏とハリス氏はともに太陽が風のサインの第3デークになるので、本当は二人は相性が良さそうなのですが…。特に水星が小惑星=ベスタとセセキスタイル(60°)は…「負担が重いのはゴメンだ!」的な気分のアスペクト(星同士の関係)なので、スケールの大きな野望を語っても有利には働かなそうな日です。もうちょっと夢のある星の配置の日に大統領選をしたかったですね。今回も接戦なので、結果が出るには4日くらいかかるらしいです。

7日(木)も引き続き月は山羊座です。一日を通じて、癒やしの小惑星=セレスがちょいちょい顔を出してきます。「疲れたよ~!」と、世界中の人々が安らぎを求めているかのようです。また、午後には賢者の彗星=キローンが月とスクエア(90°)や、小惑星=セレスとこちらもスクエア(90°)を作るのが気になります。これは…賢者のアドバイスが裏目に出る暗示です。解ったようなことを言う人ほど、物事の深層が把握できていないのかもしれません。

8日(金)になると、良好なアスペクト(星同士の関係)が増えてきます。午前7時57分までの月は山羊座ですが、月が天王星、海王星、冥王星と好調に絡んで、新たな方向に舵を切りそうな日です。午前7時57分から月は水瓶座です。午前11時20分に金星と天王星がインコンジャクト(150°)というストレスの多いアスペクト(星同士の関係)を形成します。「とりあえず現状では決められない」という意味です。午後6時11分になると、またもや義務を表す小惑星=ベスタが登場して、月とトライン(120°)を作ります。「重い義務を果たすこと」にばかり関心が行く日です。小惑星=ベスタは「国防」という意味もあります。

9日(土)の深夜2時55分、半月です。1日の新月からなんとか一週間が過ぎ、あれからの出来事を総括するタイミングに。その後、月と木星のトライン(120°)というラッキーなアスペクト(星同士の関係)もありますが、一日の最後の午後10時15分、金星と海王星がスクエア(90°)を作ります。またもやゴールを見失ったり、勘違いする人が続出しそうです。理想に手が届かないのを実感する時です。

10日(日)の月は水瓶座の第3デークに。午前9時23分、月が金星とセキスタイル(60°)を作って、ようやく寛(くつろ)げる日曜日になりそうです。午後12時59分から月は魚座へ入ります。午後5時10分、自己主張の小惑星=ジュノーが月とトライン(120°)を形成。また、いいたいことや表現したいことを思いつくでしょう。困難が去った後、「あれもしとけばよかった!」などと、思い出すかも。

今週一週間は抑え気味な星の配置が続きます。秋が深まって、内省的な気分になるのでしょうか。こんな時は秋の夜長を静かに楽しむのにいいかもしれません。考えたことややりたいことを記録に残しておくといいでしょう。

NOV 4 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

月食~秋分~日食。ようやく新月へ

10/28~11/3

先週は…北朝鮮の部隊がロシアに配備されたり、大リーグのワールドシリーズでドジャースが2連勝するなどのニュースがありました。国内では、27日に衆議院選挙があり、自民、公明の与党は自民党が191議席、公明党が24議席の215議席で、過半数の233議席を下回りました。与党が過半数を割り込むのは民主党政権が誕生した15年前の2009年以来となりました。今後は選挙から30日以内に臨時国会が開催されて首班指名の選挙をすることになります。現段階では自民党の総裁である石破総理が指名されるかどうか?はわからない状態です。海外の反応としては、過去の30年の政治空白に続き、40年の政治空白になるという記事も。2024年の秋分図(下に表示)に現れた政府与党を表す10ハウスの土星、さらに隣りに居座る太陽とオポジション(180°)の不詳事を表す海王星の怖さをまざまざと実感しました。

28日(月)…衆議院選挙から一夜明けての月曜日。月のサインは引き続き乙女座です。午前2時55分、月は土星とオポジション(180°)に。重圧の夜です。これ以降、重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、午後9時30分になって、火星が海王星とトライン(120°)を形成。何か?いいアイディアが湧く時間帯です。午後10時34分になると金星が土星とスクエア(90°)になって、またもや暗い雰囲気に。総じて、現実の厳しさを知る一日というところです。

29日(火)は…月のアスペクト(星同士の関係)は快調です。午前5時台から昼過ぎにかけて、月は天王星、火星、冥王星と好調座相に。天王星の影響で思わぬ展開があったり、火星のパワーに助けられたり、午後12時54分には冥王星の影響で大逆転が可能になったりと、柔軟な姿勢で臨めばチャンスを生かせるでしょう。午後1時29分から月は天秤座へ入ります。これ以降は気持ちを入れ替える必要があります。ルール厳守と協調性が求められる時です。

30日(水)は…午前2時43分、月はサウスノード(ドラゴンテイル)と合(0°)に。人間関係の繋がりを避けようとする気持ちが強まります。その後、午前9時23分の金星と冥王星のセミスクエア(45°)という金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)があり、交渉事がスピードダウンする暗示です。午後8時38分二月と金星のセキスタイル(60°)があり、これを目標にすれば、仲良し関係も成立、愛情運も上々、楽しめる時間の始まりです。

31日(木)、午前7時14分、水星が天王星とオポジション(180°)に。神経質になり、落ち着かない気分を刺戟されます、あるいは通信関係のトラブルに遭うかもしれません。午前7時22分、月が木星とトライン(120°)を形成して、こちらは幸運の暗示。8分しか違わないので、多分別個の問題でしょう。外にアンテナを張れば、助けが来るはずです。

11月1日(金)…週末から月が変わります。太陽は蠍座の⒏度にいますが、午前2時29分から月も蠍座へ入ります。午前9時33分、蠍座の水星が海王星とトライン(120°)を作ります。たまたま火星は蟹座にいますから、水星、海王星、火星のグランドトライン(大三角)という超ラッキーな正三角形が形成されます。度数は水星=蠍座の27度、海王星=魚座の27度、火星=蟹座の28度です。このあたりに太陽や重要な天体を持つ方は願望達成のチャンスです。この流れに乗れば、スムーズに事態が運ぶでしょう。この3つの惑星に加えて、月、太陽が蠍座、土星は魚座ですから、合計6つの天体が水のサイン中にいるわけです。水のパワーを生かせば、思わぬ動きを引き出せるかも。午後9時46分、蠍座の新月です。ようやくこれで、9月18日の月食~10月3日の日食へと続くイヤな流れは終わって、新たな月のサイクルの始まりです。

2日(土)はダイナミックな展開が続く日です。午後5時7分、木星がキローンとセキスタイル(30°)を形成。木星の度数は双子座の20度ですから、太陽=水瓶座の石破総理が何か方向転換しようと閃くかもしれません。さらに太陽が双子座の22度のトランプ候補の方が近そうですね。午後5時21分になると、水星が火星とトライン(120°)を作ります。蠍座さん、蟹座さんに自信が漲る感じです。前向きが気持ちで一日が暮れていくでしょう。

3日(日)午前0時2分、水星が冥王星とセキスタイル(60°)を形成。蠍座の水星が大活躍ですね。度数は蠍座29度です。その後、午前4時17分、水星は蠍座をあとにして、射手座へ入ります。午後2時19分、月も射手座へ入場。午後8時37分には火星が冥王星とオポジション(180°)という危険がアスペクト(星同士の関係)が形成されます。ガザやウクライナなど、紛争が起きている地域は戦闘激化の怖れも。日常生活では気持ちが攻撃的になるときです。何事もやり過ぎになないよう注意が必要です。

今週はこれから日本の政治がどうなるのか?不安な状況で週が明けましたが、11月に入ってから次第に方向性が見えてきそうです。太陽系も蠍座を中心とした水のサイン過多の配置から、次第に射手座へと惑星達が移動して、火のサインも強くなってきます。火のサインは指導力を表しますから、流されるままの状態はそろそろ出口が見えてくるだろう…ということです。

OCT 28 2024

瑛利奈

(C)ELINA

太陽は蠍座へ

10/21~10/27

先週は金星がいち早く射手座へ入り、太陽系の惑星たちも秋色が濃くなってきました。最近は「闇バイト」による強盗事件が首都圏多発していて、朝のニュースでは「闇バイト」一色でした。午後になったら大谷翔平選手の活躍で「ドジャースリーグ優勝!名門ヤンキースとワールドシリーズへ」というニュースで上位が埋まる状況になってきました。それにしても最近は日の入りが早く、「瑛利奈の山手タロット館」のある横浜では午後5時を切り始め、午後4時58分=日没です。「秋分から数えてまだ一ヶ月なのに」と思い、春の日の入りの時刻を調べてみたところ、ビックリ!春どころではなく、東京で日没=午後4時58分の日は1月23日でした。国立天文台のサイトによると、冬至や春分、秋分とズレているのは地軸が傾いているからだとのこと。たしかにホロスコープを描いてみても、東京でDSCに太陽が合になるのは午後4時53分と、5分くらいは誤差があるようです。今週は太陽が天秤座から蠍座へと移動する週でもあり、今週の主役は太陽のようです。

21日(月)…今週は午前0時43分の太陽と海王星のインコンジャクト(150°)から始まり、どうやら掴みどころのない一週間になりそうです。月のサインは双子座。午前3時6分に月が土星とスクエア(90°)という悲観的な座相を作ったかと思えば、午後12時54分には太陽が土星とセスキコードレート(135°)の金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)を作ります。それが午後4時24分になると、月が幸運星=木星とコンジャンクション(0°)を作って、一気に明るい雰囲気に変えてくれます。

22日(火)は、午前7時49分から月は蟹座へ入ります。午後3時34分、知性の惑星=水星が土星とトライン(120°)を形成。正確な判断が期待できるアスペクト(星同士の関係)です。難しい案件に現実的な回答を出したり、溜まったデータを整理するなど、確実な仕事ができる日です。そんな流れが日没後変わります。午後6時36分、海王星が自己犠牲の小惑星=ベスタとオポジション(180°)を形成。必要以上に自分を追い込んで、すべての責任を背負い込もうとするなど、自責の念を過剰に感じるかもしれません。午後11時15分になると、太陽が冥王星とスクエア(90°)を作ります。これが天秤座の太陽の最後のアスペクト(星同士の関係)です。事態がひっくり返って真相が暴かれるなど、驚くべき事態になる可能性も…。ドンデン返しを狙って、最後まで諦めない方がよさそうです。

23日(水)、午前4時14分、太陽が蠍座へ入場します。そういえば、アメリカの大統領戦は「投票日は「11月の第1月曜日の翌日の火曜日」と決まっていますから、太陽の位置は蠍座に固定されていますね。独立記念日も蟹座ですし、意外にも水象サインが強い国柄のようです。今年は日本の衆議院選挙も27日ですから、太陽=蠍座の日程ですね。ともあれ、23日は月も蟹座だし、このあと、魚座の土星、蠍座の水星と相次いでトライン(120°)を形成。ほぼ正確な水象のグランドトライン(星三角)ができます。物事がどんどん決まって、動く一日です。スピードアップを計りたい人にはうってつけの日。ただ、崩れるのも早いので注意が必要です。

24日(木)も引き続き月は蟹座です。月が火星と合(0°)、天王星、海王星と好調座相を作ったあと、午後1時47分に冥王星とオポジション(180°)を形成。良いこと、悪いこと、いろんなことが起きる一日です。午後2時23分から月は獅子座へ入ります。

25日(金)は順調なアスペクト(星同士の関係)が多い日です。月はサウスノード(ドラゴンヘッド)や金星と好調。仲間作りにはチャンスです。もちろん選挙運動も仲間が集まる日です。午前9時12分、火星が天王星とセキスタイル(60°)に。朝からテンションが上がります。むしろ、その後は疲れが出るのか?沈静化していきます。

26日(土)も獅子座の月の好調なアスペクト(星同士の関係)が多い一日です。午前6時41分、月は木星とセキスタイル(60°)に。あまりに朝が早いので、このタイミングを狙って、前の晩から作戦を始動しておいた方がいいでしょう。午後5時を過ぎると星の動きは少し厄介な方向へ変わっていきます。まず、午後5時3分、月が天王星とスクエア(90°)を作ります。流れが変わる暗示です。午後11時53分、冥王星が自己犠牲の小惑星=ベスタとトライン(120°)を形成。負担を覚悟の上で、腹を括るハメになりそうです。ひょっとすると、海外で軍事的な動きがあるかもしれません。

27日(日)は…衆院選の日ですね。午前0時47分から月は乙女座へ入場します。とはいえ、午前8時54分の月と太陽のセキスタイル(60°)を最後に主要なアスペクト(星同士の関係)は終わりです。選挙でいうと、浮動票は棄権に回るのではないでしょうか?休日の方は、予定が決まらないまま、中途半端に一日を過ごすことになるかも。午後5時50分の水星と木星のインコンジャクト(150°)、午後8時48分の海王星が権利の主張の小惑星=ジュノーとのインコンジャクト(150°)など、理想と現実の分離を感じて、ストレスが溜まる日です。100点を求めず、ベターを選択したほうがいい日といえるでしょう。

今週は23日に太陽が蠍座へ入ります。気温は高い日がありますが、日の入りは一日ごとに早まってくるのを感じます。空気が澄んで遠くの音が聞こえたりする夜は、真実の探求にいちばんいい季節なのかもしれませんね。

OCT 21 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

太陽と木星のトラインから

10/14~10/20

10月14日はスポーツの日で三連休になります。この秋、9月16日の三連休から始まって、秋分の日の三連休と、過去一ヶ月で三連休は三回目となります。その三連休のせいか?今週は14日(月)に太陽と木星のトライン(120°)という最もラッキーな天体同士の好調座相があり、順調なスタートとなりました。しかし、先週は「太陽フレア」と呼ばれる磁気嵐が11日未明から続き、日本の地磁気観測所(茨城県石岡市)で観測した最大変化量は432ナノテスラという、平常時の9倍ほどの値を記録したとのことです。その影響で世界各地で低緯度オーロラを観測。北海道はもとより、南は予想を超えて兵庫県や愛知県や、11日には米・ハワイでも164年ぶりにオーロラが発生したそうです。

また、ハリケーン「ミルトン」がフロリダ半島横断 竜巻や洪水で大きな被害をもたらしました。ハリケーン「カーク」はフランス南部のマルセイユに集中豪雨を降らせ、町のあちこちが冠水したようです。一方、いいニュースもありました。日本時間の11日、日本被団協が今年のノーベル平和賞に選ばれました。

14日(月)は…午後12時51分、前述の太陽と木星がトライン(120°)の吉座相を形成。こうして書いている今、すでにチャンスは過ぎてしまって申し訳ないのですが、太陽系の中心太陽と、幸運をもたらす木星という最強のコンビによるラッキーな配置となりました。また、14日は午前4時23分に水星が蠍座へ入場。直後の4時55分に月は魚座へ。しかし、午後5時15分には太陽は闘いの星=火星とスクエア(90°)を形成。幸運のあとに争いの火種を置くような一日となりました。

15日(火)は…ひと言でいうと、変化の日。物事が行き詰まり、過去のやり方を突破していく…。午前4時21分、金星が改革の惑星=天王星とオポジション(180°)を作ります。片方が金星なので、愛情や感情問題、また生活に密着したものとの別離や変化などがありそうです。しかし、午後になると、月が木星とはハードなアスペクト(星同士の関係)、火星、天王星とはソフトなアスペクト(星同士の関係)を連続的に作って、意欲的に過去を乗り越えていくことに。「変化に前向きに!」が15日のキーワードです。

16日(水)は夢のある一日です。まず、深夜から未明までの間に魚座の第3デークの月が金星、海王星、木星と概ね好調座相を形成。ロマンに期待するムードを作っていきます。その後、午前5時33分、月は牡羊座へ移動します。午前9時48分には愛の星=金星が海王星とトライン(120°)を作ります。純粋なものや美しさにウットリとする気分を演出してくれます。このまま夢に浸る気分を残して一日が過ぎていくでしょう。

17日(木)は権利の主張を司る小惑星=ジュノーが目立つ日です。まず、午前0時16分、太陽がジュノーとコンジャンクション(0°)に。「今日のテーマは権利の主張ですよ!」と宣言したようなものです。月のサインは16日から牡羊座で、自己主張が強い性質です。午後5時過ぎから夜半にかけて月は火星、小惑星=ジュノーとT字スクエア(90°)に。午後8時26分、満月です。このところ、株高をつけている日経平均などはピークになる可能性も。午後9時30分、今度は愛の星=金星は冥王星とセキスタイル(60°)に。順調なアスペクト(星同士の関係)です。愛の星=金星は15日に天王星と決別しましたが、新たにいいパートナーを見つけたようです。しかし、冥王星は太陽系の外れに位置する準惑星です。金星を老獪な手法でアウトローな道へ引き寄せることもあるかもしれません。ちょっとスリリングな一日になりそうです。

18日(金)は…午前4時28分、愛の星=金星が蠍座を離れて射手座へ入場します。これからは射手座さんを始め、牡羊座さん、獅子座さんにとって愛のチャンスです。愛に関心のない場合は金運や人間関係で利益を得ることも。午前4時56分から月は牡牛座へ入ります。これで太陽系を形成する顔ぶれがかなり変わりましたね。秋がさらに深まっていくでしょう。

19日(土)は週末にもかかわらず、自己犠牲の小惑星=ベスタが目立ちます。「役割の自覚」がテーマになるでしょう。午前8時49分、太陽は小惑星=ベスタとセミセキスタイル(30°)に。さほど重要なアスペクト(星同士の関係)ではありませんが、「自己犠牲しなければならない前準備」とでも言ったらいいかもしれません。牡牛座の月は午前2時台には土星と、午後5時台には火星とセキスタイル(30°)を作って、努力の必要性と方法が具体的になっていきます。午後10時39分には天王星が小惑星=ベスタとトライン(120°)を形成。天王星の自由で変幻自在な改革へのアイディアに小惑星=ベスタが潔いほどの集中力を与えます。上手くこの波に乗れたら、天才的なヒラメキを得るかもしれません。その30分後、月は天王星と合(0°)、ベスタとトライン(120°)を形成。何か画期的な決断がされる夜になる可能性も。

20日(日)は…午前5時56分から月は双子座へ。これ以降、月の吉座相は少ない一日です。午前9時29分、月は金星とオポジション(180°)に。午後3時50分、月はドラゴンテイルとトライン(120°)に。意味は、表に出せない会合…。どうも、私には選挙の裏工作としか見えなくなりました。月と金星のオポジション(180°)といい、ドラゴンテイルのトライン(120°)といい、「内輪で寛ぎたい」暗示です。社会から現実逃避したい日曜日になりそうです。

このところ、緊張感のある星の動きが続いていましたから、今週になって気が抜けたような気分です。しかし、水面下で新しい変化への準備が始まっているようです。今週は潜在意識を解放して、自分の本音と向き合うことが必要なのかもしれません。

OCT 14 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

木星逆行、冥王星が順行

10/7~10/13

10月3日の金環日食も過ぎて、7日でイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まって1年になります。このところ、イスラエル軍による攻撃がさらに激しくなったように思われます。日本では1日に石破政権が正式に発足しましたが、史上最短というスピードで0月9日解散、15日公示、27日投開票という日程で総選挙となります。総選挙の裏金議員を自民党公認か?非公認にするか?に関して、野党からは「甘い」と批判され、内部からは強い反発が出て、どちらにしても正解はないようです。今週の日本列島は前線に被われて、気候はようやく秋らしくなってきました。

7日(月)は…重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)は、午前3時28分の太陽と土星のインコンジャクト(150°)のみです。意味としては、土星が促す「断捨離」や「論理性」と太陽が持つプライドや野心が上手く折り合わず、「変わりたくても変われない状態」を表します。変革期だとは意識しながら、「まだその問題に手を着けられない」と考える苛立ちのようなものです。私なども毎日のように感じるストレスですね。(笑)とはいえ、月のアスペクト(星同士の関係)はさほど悪くなく、夜中から午前8時33分までは月は蠍座ですが、天王星、海王星、冥王星とかかわり、いろいろな着想はあるでしょう。午前8時33分以降、月は射手座へ。ここから他の惑星との関わりはよくありません。午後9時33分、月はドラゴンヘッド(サウスノード)とトライン(120°)を形成。仲間作りには最適な時間帯です。

8日(火)はダイナミックな星の動きが多い日です。午後2時45分、月は太陽とセキスタイル(60°)、安定の関係に。午後7時21分、金星と火星がトライン(120°)を作ります。金星は愛の惑星、火星は男性や行動力を表します。恋愛が順調に進むアスペクト(星同士の関係)です。度数は金星が蠍座の18度、火星が蟹座の18度。野球の大谷翔平選手の太陽は蟹座の13度ですが、オーブ5度で、まあまあ影響圏内でしょう。蟹座さん、蠍座さん、魚座さんには絶好のタイミングです。午後9時22分には水星が木星とトライン(120°)を作ります。こちらは勉強や仕事など、知性の働きを最大限に助けるアスペクト(星同士の関係)です。度数は水星が天秤座の21度、木星が双子座の21度です。いうまでもなく、双子座さん、天秤座さん、水瓶座さんの能力が遺憾なく発揮できそうです。

9日(水)は午後4時4分、木星が逆行し始めます。度数は双子座の21度です。木星はこの後2025年の2月4日まで逆行を続けます。2月4日の木星の度数は双子座の11度。つまり双子座の21度から11度までに太陽や重要な星がある方には木星の恩恵を受けるチャンスがもう一度訪れるということです。再チャレンジのチャンスですね!ただ、木星が度数を戻す間はやや…真実が見えにくい状況が続くので、注意が必要です。午後6時38分、月は山羊座へ入ります。

10日(木)は、一日じゅう月は山羊座ですが、これといった効果的なアスペクト(星同士の関係)が見当たりません。ドラゴンヘッドや権利の主張を表す小惑星=ジュノーがいたずらに目立って、細かい調整で揉めそうな一日です。午後6時32分、月が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)を作って、ようやく落ち着きます。午後8時16分、月は土星とセキスタイル(30°)を作って、ようやく及第点にこぎ着けるでしょう。

11日(金)、午前0時43分、金星と木星のインコンジャクト(150°)のアスペクト(星同士の関係)で一日が始まります。こちらは太陽と土星のように深刻さはありませんが、金星も木星も幸運を期待する性質があるため、他人からの愛や、特別扱いを期待して、逆に思うようにならない現実に苛立つアスペクト(星同士の関係)です。他人を羨(うらや)む気持ちを持って淋しさを感じたり、現実的でない夢を見て心の隙間が広がる…というような感じです。午前3時54分は半月です。あの金環日食からようやく一週間が経とうとしているんですね。午前10時57分に月が金星とセキスタイル(60°)を作って、山羊座の月は第3デークに。ここから調子が出てきます。日没後、月は天王星、海王星と好調に。エネルギーを出し惜しまず、フルに能力を発揮すれば、満足の行くエンディングになると思いますよ!

12日(土)は冥王星が主役に…。まず、午前0時52分、月が冥王星とコンジャンクション(0°)に。その後、午前1時30分、月は水瓶座へ入ります。午前9時31分、これまで逆行していた冥王星が順行し始めます。思えば、今年(2024年)冥王星が逆行し始めたのは、5月3日からでした。当時の「瑛利奈の今週の運勢」を見ると、ドル円が初めて160円を超えたタイミングでしたね。確かにあれ以来世界経済は激動だったかもしれません。また、世界のリーダーシップや正義など、混沌としていた流れも冥王星が順行することで少しは改善していくでしょう。午後4時34分には木星が彗星=キローンとセキスタイル(60°)に。キーワードは「ヒーラー現る!」といったところです。異次元からのアドバイスで何か閃(ひらめ)くことがありそうです。

13日(日)も水瓶座の月が続きます。午後12時29分、月は太陽とトライン(120°)に。ここから月が木星とトライン(120°)の午後2時21分にかけて、一日でいちばんいい時間帯です。その後、午後11時2分、水星が冥王星とスクエア(90°)を形成。上辺(うわべ)だけ順調な流れが終わる暗示です。驚くべき事が暴露されるかもしれません。

このところ、時代の流れが超特急で変わっていましたから、今週はその中で忘れられていたものや、解決しなければならない問題に焦点が当たりそうです。また、8日の水のサインのラッキーディや11日の風のサインの愛が順調な日など、ダイナミックな星の動きが私たちを押してくれることもありそうです。みなさまもラッキー-ディをフルに生かして、活動する時でしょう。

OCT 7 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

金環日食…闇への入口

9/30~10/6

先週のニュースは…なんといっても自民党の総裁選でしょう。さらにで石破茂氏が逆転で勝利したことは国民にとって少なからずサプライズでした。また、私の記憶では、総裁選に勝利して、感激して泣いた人は石破さんだけだったような気がします。石破さん本人の「最後の戦いと位置付けた」というネーミングも劇的でした。しかし総理大臣就任早々、解散総選挙に踏み切る決断はさらにサプライズでした。というのも…今週木曜日、10月3日は金環日食なのです。下に掲載した画像を見て頂ければわかるように、今度の金環日食は太平洋上で起こります。同時に日食とセットの月食は9月18日に起きています。この月食~日食という不吉な天体イベントの最中、自民党の総裁選が行われて、新しい総理大臣が誕生するのは、どう考えても不吉すぎるような気がします。ただ、石破さんのホロスコープを観たのですが、かなり変わり者とお見受けするので、こんな環境の方が性に合っているのかもしれません。しかし、イレギュラーなのは日本だけではなく、世界中至るところで同じような異変が起きているような気がします。

30日(月)…週明けは乙女座の月でスタートします。午前9時19分、水星がドラゴンテイルとコンジャンクション(0°)に。ドラゴンテイルは「食」を起こすポイントですが、水星というコミュニケーションの惑星が合(0°)になってしまったのは闇の中で談合する暗示。あまり人々に支持される話し合いにはならないということです。しかし、午後1時6分、火星が土星とトライン(120°)を作って、地味ではあるが、土台はしっかりと固める一日になりそうです。

10月1日(火)…月(Monthの方)が変わりましたが、月(Moon)のサインは同じ乙女座です。午後1時29分、月は木星とスクエア(90°)を作って、理想に傾き、約束が守られにくい日です。

2日(水)は深夜から夜明けまでの間、月は天王星、冥王星とトライン(120°)、海王星とオポジション(180°)を作って、活発な動きです。午前7時19分に月は天秤座へ入場します。これ以降は癒やしの小惑星=セレスが金星と絡んだり、水星とスクエア(90°)を作ったりと、のどかではあるが、仕事モードにはイマイチな雰囲気になりそうです。午後8時51分、月がドラゴンテイルと合(0°)になり、日食の予兆が出てきます。

3日(木)は金環日食です。時刻は午前3時49分ですから、金環日食は太平洋上で起きて、日本では観測できません。太陽の度数は天秤座の10度03分です。同じ時刻、新月です。日食が影を落としながら、暗闇を世界に広げていきます。暗闇に呑まれないよう心を健全に保つようにしましょう。

4日(金)午前2時40分、天秤座の月が木星とトライン(120°)の好調座相を作ります。午前7時21分、月は水星とコンジャンクション(0°)に。とはいえ、4日はラッキーなアスペクト(星同士の関係)はこれで終わり。その後はマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりです。特に7時台の金星と海王星のセスキコードレイト(135°)、午後3時46分の水星と土星のインコンジャクトなど、奥歯に物が引っかかったような中途半端な星の動きが続きます。会議でプレゼンしても細部を批判されたり、タイムリーでなかったりと結果を出すには難しそう。午後8時22分、月は蠍座へ移動します。

5日(土)、午前2時3分、金星が土星とトライン(120°)を作ります。有意義なアスペクト(星同士の関係)です。今後のお金の計画を立てるチャンス。愛情問題には現実的な回答が出ます。

6日(日)も引き続き月は蠍座です。午前0時45分、月は土星とトライン(120°)を形成。午前3時27分、月は金星と合(0°)です。午前7時26分、今度は月と火星がトライン(120°)に。つまり、月と金星、火星、土星がグランドトラインを作る日です。愛情問題や金星問題と仕事や現実的な努力が上手く調和するタイミングです。今後の見通しに現実的な道筋が着いてきそうです。また、収入アップを試みるにもいいチャンスでしょう。

今週の最大のイベントは3日の日食でしょう。まずはハイライトといえますが、要注意の期間でもあります。最も重要なプランがあるなら、来月に先送りしたほうがいいかもしれませんね。

SEP 30 2024

瑛利奈

(hosC)ELINA

 

 

 

 

 

 

 

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天秤座の太陽と蠍座の金星

9/23~9/29

先週は…最終日の9月22日の午後9時43分、太陽が天秤座へ入場して秋分となりました。18日、中国の中国の深圳市で日本人学校へ登校中の男児(10)が刺されて死亡した事件がありました。21日から22日にかけては、能登半島を襲った線状降水帯により、記録的短時間大雨により、お正月の地震で被災した輪島市など、23の河川が氾濫しました。一方、真田広之さん主演ドラマ「SHOGUN」がエミー賞で18冠を獲得したり、大谷翔平選手が「50-50」にとどまらず、「53-55」を達成するなど、楽しいニュースもありました。また、今週は…23日は立憲民衆党の代表選のあと、27日には自民党の総裁選があります。

23日(月)は、さすが太陽が天秤座へ入っただけあって、これまでとは違い、さわやかな気候となりました。週明けの月は双子座ですが、あいにく23日中は双子座の月が作る好調座相の相手はいないようです。午前6時14分、天秤座の29度で金星が冥王星とスクエア(90°)を作ります。週明け早々、今後の流れが変わる暗示です。午前11時35分には金星は蠍座へ入場します。これからは愛のチャンスは蠍座さん、蟹座さん、魚座さんが主役となります。現在は火星も蟹座にあり、さらに愛を後押ししてくれるでしょう。

24日(火)7時38分、ようやく双子座の月が木星に辿り着きます。月と木星のコンジャンクション(0°)のさわやかな朝になります。しかし、その後の好調なアスペクト(星同士の関係)はなく、月は夕方以降、水星や海王星とスクエア(90°)を作って、頭脳の働きが冴えない一日です。午後11時49分、月は蟹座へと入ります。

25日(水)は…午前2時26分、水星が天王星とスクエア(90°)に。発想の転換や斬新なアイディアを表すアスペクト(星同士の関係)です。しかし、午後8時6分には水星は海王星とオポジションを形成。イメージが飛翔して空想的になりすぎたり、嘘に騙されたりすることも。現在、天王星が牡牛座の27度、海王星と魚座の28度と、セキスタイル(30°)を作っているので、現在水星がいるポイントへ差しかかると、天王星とは好調ですが、海王星と不調になるのは仕方ありません。つまり、とても感覚的になるということですね。直感だけでなく、論理的思考も必要なのです。

26日(金)…午後1時13分、水星が今度は冥王星とトライン(120°)を作ります。このところ、水星が大活躍です。水星は知的活動やコミュニケーションを表しますから、新たなプログラムを作ったり、システムを改善したりなど、新しいものを採り入れるにはいい時期になるでしょう。すぐに作業に取りかかるというよりも、まずはプランニングに力を入れるといいでしょう。午後5時8分、水星は天秤座へ入場します。

27日(土)は月以外のアスペクト(星同士の関係)はない一日です。27日は自民党の総裁選の日でしたね。政権与党だけあって、午前7時47分から月は王者を表す獅子座に入ります。午後4時50分には月は太陽とセキスタイル(60°)の好調座相を形成。安定して一日になりそうです。

28日(日)も引き続き月は獅子座です。午前1時4分、月は木星とセキスタイル(60°)の調和座相を形成して、いい雰囲気で一日がスタートします。午後12時35分、月が天王星とスクエア(90°)を作って、ちょっとしたサプライズがありそうです。午後2時19分、太陽が調整の小惑星=パラスとセキスタイル(60°)に。意外な方法で調整が入る暗示です。その後、午後6時41分、月は乙女座へ入場します。28日は小惑星=パラスの存在が目立つ一日です。何事も「法律」を持ち出して解決する日…ということかもしれません。

今週は週かけから愛の星=金星が蠍座へ入ります。蠍座はあまり目立ちたがらない性質ですが、愛に関しては強大なパワーを持っています。「もう一歩相手に踏み込みたい!」と思っている方にはいい季節に入ったようです。気持ちの強さが結果を惹きつけますから。

SEP 23 2024

瑛利奈

(C)ELINA

月食~劇的な秋分へ

9/16~9/22

先週は…12日に自民党総裁選の告示があり、過去の最多の9人が立候補しました。次の総裁の話題でメディアは賑わっています。今週の火曜日、17日は「中秋の名月」だそうですが、これは旧暦の8月15日に当たる日がそう言われるそうで、実際の満月はその翌日の18日です。しかも、今回の満月は部分月食にあたります。時刻は午前11時34分なので、日本では見ることはできません。その後、22日の午後9時43分に太陽が天秤座へ入場し、秋分となります。今週は乙女座の終盤に度を進めた太陽が秋分を前にして、太陽系の重鎮たち=天王星、海王星、冥王星と次々アスペクト(星同士の関係)を組んでいきます。

16日(月)は敬老の日。午前3時~4時台に、水瓶座の月は幸運星=木星や愛の星=金星と好調座相を作り、幸運な一週間のスタートです。しかし、16日の幸運はこの2つのアスペクト(星同士の関係)で終わり。その後は苦しいものが目立ちます。午前11時24分の火星とドラゴンヘッドのスクエア(90°)は、総裁選の支持者奪い合いさながらのアスペクト(星同士の関係)で、集団の中でどこへ着くか揉めるような騒動を暗示します。16日は午後6時38分から月は魚座経入ります。

17日(火)も前日と同じく、午前6時3分の月と火星のトライン(120°)が唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)になります。エネルギッシュに行動でき、仕事も捗る時間帯です。これ以降はオポジション(180°)など、テンションが張り詰めたアスペクト(星同士の関係)が多く、心労の多い一日になりそうです。特に、午後3時55分の月と水星のオポジション(180°)は神経をすり減らす時です。午後7時10分には魚座の月は土星とコンジャンクション(0°)になり、現実と直面して悲観的になりそうです。この時間帯にもし晴れていれば、月と土星がくっ着いているところを観測できるでしょう。

18日(水)、午前11時34分、部分月食です。部分月食は満月で起こります。残念ながら、占星学では月食は決してラッキーな出来事ではなく、むしろ不吉といわれています。天文学的にも太陽と地球、月が正確に一直線に並ぶので、過度な磁力がかかって、テンションマックスになるのは確かです。何か大切な用事を抱えている方は18日を待たずに前日までに済ませておいた方がいいでしょう。午後4時10分には月は海王星とコンジャンクション(0°)を形成。海王星はロマンな惑星ですが、ネガティブな一面としては、嘘や詐欺、汚職などの意味を持っています。自民党の総裁選や立憲の代表選など、日本でも政治的なイベントが多い時期ですが、それが黒い霧に包まれている様が見えるようです。午後5時50分には乙女座の水星が土星とオポジション(180°)に。こちらは現実の壁に阻まれてメンタルが悲観的になるアスペクト(星同士の関係)です。疲れそうな一日です。午後6時23分に月は牡羊座へ入場します。

19日(木)…牡羊座の月を囲む環境は厳しく、好調なアスペクト(星同士の関係)ができません。しかし、午後11時4分、太陽は天王星とトライン(120°)の好調座相を作ります。太陽の度数は乙女座の27度、天王星は牡牛座の27度です。現在のシステムを改革するには絶好のチャンスです。風当たりが強くても果敢にチャレンジすべきです。

20日(金)…午前3時10分、月は木星とセキスタイル(60°)を形成。これがこの日の唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)です。その後、月は金星や冥王星と困難な関係に。性急な動きを周囲が認めてくれないようです。午後6時2分から月は牡牛座へ入ります。

21日(土)…再び三連休がスタートします。しかし、星の配置は要注意なものが多いですが、「ケアレスミスに注意」といった感じです。午前9時16分、乙女座の28度まできた太陽が海王星とオポジション(180°)を作ります。海王星は霧に包まれた曖昧な惑星です。誤認識の失敗を誘う天体です。希望的観測が外れたり、詐欺に引っかかったりするケースも。常に正義感をもって、また数字を確認しながら物事を実行する心がけが大切です。午後5時49分には水星が木星とスクエア(90°)を形成。水星は「言葉」、木星は「誇張」を意味します。つまり、「法螺(ほら)」や「嘘」に注意。また自信過剰で失敗する暗示でもあります。一日を通じて、重大な約束や契約事はよくない日のようですね。特に不動産の契約などには注意したほうがよさそうです。

22日(日)も引き続き月は牡牛座です。午後3時11分、乙女座の29度まできた太陽が冥王星とトライン(120°)を作ります。乙女座の太陽は土壇場まで頑張りますね。「私の目が黒いうちは!」といって改革を成し遂げたいようです。最後の最後になってドンデン返しがある暗示です。午後6時56分には月は冥王星とトライン(120°)、午後7時13分には月は太陽とトライン(120°)を形成。月、太陽、冥王星のグランドトラインの一角に天王星も加わって、(ワイドですが水星も加わっています)強固なグランドトラインを作ります。この直後の午後7時24分、月は双子座へ入場。そして、午後9時43分、太陽が天秤座へ移動して、秋分となります。22日は「メタモルフォーゼの日」といっても過言ではない、劇的な展開ですね。乙女座の太陽が月や冥王星の力を借りて、サナギから蝶になって羽ばたき始めます。

今週は18日の部分月食や22日秋分など、星のイベントが目白押しの華麗な一週間のようです。星の動きは華麗でも、この地球上に暮らす私たちは煽りを受けて非常に風当たりが強い一週間になりそうです。たしかに太陽と天王星や冥王星のトライン(120°)など、この星の力学を利用してムーブメントを起こしたい人にはいいでしょう。平和を愛する一般市民にはダイナミックすぎるようです。こんな時は気を張っていつもにも増して疲れが溜まるので、休める時に思いっきり休んでおく…こんな心がけが必要かもしれません。

SEP 16 2024

瑛利奈

(C)ELINA

15日、金星&木星が幸運を…!

9/9~9/15

パリパラリンピックも閉幕しましたが、日本勢の選手の活躍が印象に残りました。一方、台風11号(ヤギ)は6日、中心気圧925hPaという脅威的な勢力で中国海南島に上陸しました。この「ヤギ」という名前は日本が命名したとのことで、山羊座からきています。しかし、この名前の由来はアジアの日本を含む10地域で構成される台風委員会が命名するらしく、140個の中から回り持ちで選ばれるそうです。たまたま「ヤギ」の順番が巡ってきたようで、特に山羊座との因果関係はないとのこと。パリパラリンピックも閉幕し、現在発生している台風もない模様で、今週は「日常」が戻って来たようです。

9日(月)…週明けは蠍座の月、度数は後半から始まります。週明けの星を観ると、火のサインがひとつもなく、ひと頃の熱気が消え失せて、淡々とした雰囲気です。午後3時49分、水星が乙女座へ入場します。乙女座というのは水星の「本来座の座」になり、最も力を発揮できるサインです。これからバリバリ仕事に励みたいという意欲を掻き立てる位置です。

10日(火)は、月以外のアスペクト(星同士の関係)が見当たらない、アップダウンの少ない一日です。特に午前2時25分に月が射手座へ入ってからは、好調なアスペクト(星同士の関係)も作らず、午前3時49分の月と水星のスクエア(90°)に象徴されるようなナーバスな動きが続きます。午後3時36分、月は人が集まる地点=ドラゴンヘッドとトライン(120°)に。これを見ると、自民党の総裁選や立憲民主の代表選を連想してしまいますね。夕方以降、月は小惑星=ベスタ、セレス、ジュノーと絡んで、責任問題や、人間関係の不利益、人権問題などがテーマになるでしょう。

11日(水)は…午前9時1分、射手座の月が土星とスクエア(90°)を作ります。朝から暗いムードが立ち込めます。午後3時5分は半月です。度数は月は射手座の19度、太陽は乙女座の19度です。9月3日の新月から始まった出来事が当面の評価が出るタイミングになります。この2時間後に出来る月と木星のオポジション(180°)、9月8日の太陽と土星のオポジション(180°)も含めて、太陽、月、木星と土星がグランドクロスという困難な十字形を形成しています。たしかに、これでは今後の経済的な見通しや、法整備の問題など、背負う十字架が重そうです。

12日(木)は午前11時37分から月は山羊座へ入ります。午後7時52分、今週唯一の太陽と惑星のアスペクト(星同士の関係)、太陽と木星のスクエア(90°)ができます。これは…やり過ぎや楽観的な見通しが失敗を招くアスペクト(星同士の関係)です。太陽と土星のオポジション(180°)で不安要因を抱えて、それを虚偽の自信で上塗りするような展開ですね。みなさんはこのような星の動きに惑わされず、自分の生き方に一本スジを通すことが大切です。

13日(金)の月は山羊座の6度から始まり、終日山羊座です。この日にできるメジャーアスペクト(一義的な星同士の関係)は午後3時52分の月と土星のセキスタイル(60°)と、午後8時30分の月と金星のスクエア(90°)のみです。前者(月と土星)は…「現状を再認識して姿勢を改めなさい」という星からの指示。後者(月と金星)はその反動からか?感情がコントロールできず、甘えたり、怠慢になる暗示です。得てして仕事中心の一日になりそうです。

14日(土)の月は山羊座、第3デークに。午前2時に月は太陽とトライン(120°)に。安定の一日のスタートです。午後12時から4時34分までの間に月は天王星とトライン(120°)、海王星とセキスタイル(60°)、逆行して山羊座へ戻って来ている冥王星とコンジャンクション(0°)を作ります。月のやるべき仕事をすべてし尽くす勢いで、今日の流れを変えていきます。何か軌道に乗せたい計画がある場合はこの時間帯を利用する時でしょう。ラストスパートに最適な時間帯です。午後4時53分から月は水瓶座へ入場します。

15日(日)は、今週のなかで最高にラッキーなアスペクト(星同士の関係)があります。それは…午後2時34分の愛の星=金星と幸運星=木星のトライン(120°)です。金星の度数は天秤座20度、木星は双子座の20度。愛の成就や夢を叶えたい方はこの時を目指して、いますぐに準備すべきです。また、太陽や金星が双子座や天秤座、水瓶座の20度前後にある方は絶対にこのタイミングを逃すべきではないでしょう。いつも言うように幸運の女神は前から飛び込んだ人だけに微笑むからです。

先週は最後に太陽と土星のオポジション(180°)という最もシビアな星の配置で終わりましたが、今週はその正反対の金星と木星のトライン(120°)という非常にラッキーなアスペクト(星同士の関係)で一週間を締め括ります。一度、太陽と土星のオポジション(180°)のように悲観的な星の配置に見舞われると、不運が続くと予想しがちですが、運命とは思わぬタイミングで幸運を散りばめてくるものです。金星と木星のトライン(120°)は、天秤座や双子座など、風のサインの方以外にもスムーズに物事が成就するいいチャンスです。幸運を掴むには、まず「夢を叶えるんだ!」という意欲を持つことですね。

SEP 9 2024

瑛利奈

(C)ELINA

冥王星が山羊座へ逆行…

9/2~9/8

先週は…パリではパラリンピックが始まりました。しかし、私たちは台風10号のニュースに一喜一憂して一週間が終わったように思います。台風10号サンサンは気象庁などの予想を遥かに裏切った上、速度は歩く程度。その割りに1000キロ離れた関東地方など各地で観測史上最大の雨量を記録しました。9月1日には熱帯低気圧に変わりましたが、その後も土砂災害や河川の増水に警戒が必要とのことです。私などは最後に至近距離での落雷の轟音に驚いて、まだ恐怖から覚めやらぬ感じです。今週の星の配置は…主要な惑星同士の好調なアスペクト(星同士の関係)は皆無で、なにやら厳しいものばかりが並んでいます。

2日(月)は…週明け早々から不穏な星の動きが続きます。まず、午前0時17分、変化の惑星=天王星が逆行を始めます。度数は牡牛座の27度15分。午前7時21分、獅子座の月が天王星とスクエア(90°)の不調座相を作ります。太陽系のいちばん外側の準惑星=冥王星は今年(2024年)の5月3日から逆行していたのですが、その冥王星が水瓶座の0度まで逆行して、午前9時7分、山羊座の領域へ戻っていきます。冥王星がサインを跨(また)ぐのは、私たち含めこの世界にかなり大きな目に見えない力が加わるのです。午後12時48分には月は獅子座を出て、乙女座へ入場します。

3日(火)は新月。時刻は午前10時55分。月のサイクルがリセットされ、0から再スタートします。午後1時9分には火星が海王星とスクエア(90°)を形成。火星のエネルギーが霧のような海王星に乱反射して、霧散する暗示です。実在しないものに夢をかけたり、とリッキーなものに惹かれたりします。午後9時37分には月が土星とオポジション(180°)という、現実の壁に阻まれるアスペクト(星同士の関係)で、一日が終わります。ハードな一日と言えましょう。

4日(水)は…午前3時34分、乙女座の月が木星とスクエア(90°)という不調和座相に。しかし、不調和といっても相手が木星ですから、虫のいい見込み違いをする程度の障害です。午後7時36分になると、月は天王星とトライン(120°)を作ります。これは現状を改革したい願望を高めます、次に午後11時過ぎ、海王星とはオポジション(180°)になり、失望のアスペクト(星同士の関係)を作ります。理想を描いたり、飛び立とうとしたり、急に気が変わったり、地に足が着かない一日になりそうです。

5日(木)は…午前1時11分から月は天秤座です。その後、午前4時46分、火星が蟹座へ入場します。午前6時台には金星が慈愛の小惑星=セレスとスクエア(90°)に。その後の月のアスペクト(星同士の関係)はセレスとスクエア(90°)、金星、小惑星=ジュノーとコンジャンクション(0°)など、情緒的に揺さぶられる星の配置が続きます。メロドラマを見るには最適なコンディションですが、事務的な場では心がデリケートになりすぎる一日です。パワハラやセクハラ問題などを訴えるにはアピールしやすい一日ですが、ちょっとした出来事から感情を害したりするアクシデントに注意が必要かもしれません。

6日(金)も月は天秤座。5日と同じテーマが続きます。午後3時24分、金星と権利の小惑星=ジュノーがコンジャンクション(0°)に。「女性」の権利の主張です。また、弱者側から告発があるかもしれません。被差別側と感じる場合は、アピールするチャンスです。

7日(土)は…午前10時11分、太陽が冥王星とセスキコードレイト(135°)を形成します。お金の問題や、権力構造の制御がうまく行かない暗示です。ちょっと厄介なアスペクト(星同士の関係)ですが、「問題点の解明に有意義」と前向きに捉えるようにしてください。午後1時20分、水星と天王星がスクエア(90°)を形成。土曜日ではありますが、仕事が気になってナーバスになったりすることも。また、余裕をなくして、身近な人に当たってしまう場合もあるかもしれません。まずは、神経がピリピリしやすいので、リラックスを心がけて下さい。午後2時18分から月は蠍座に入ります。

8日(日)は…日曜日にもかかわらず、今週でいちばん暗い星の配置です。というのは、午後1時34分、太陽が土星とオポジション(180°)を作るのです。太陽が…あなたの意思や野望だとすると、土星は制止です。「あ~、もうこれ以上やっても仕方ない」とか、未来予測に暗雲が立ちこめる暗示です。まずは、この「限界」が「最も悲観的に判断したドン底」と考えてください。最も悲観的になるタイミングなのです。とはいえ、敵を侮るなかれ。深刻に考えて、前向きに対処することが大切です。世界情勢など、社会的に考えると、最も現実がよく見える時なのかもしれません。まずは、現実を受け入れて、長期的な対策を考えることが必要です。午後10時37分、月が土星とトライン(120°)を形成。月が太陽と土星の不仲を調停してくれる暗示です。

今週は重要な天体=太陽や水星、火星などが形成する不調和のアスペクト(星同士の関係)が目立つ週です。これは…いままでの軌道修正の必要があることを表しています。占星学で「不調和」というのは英語で「ハード」アスペクト(星同士の関係)といいます。「ハード」なものは別に悪いものではないのです。ただ、努力を要するだけです。今週は…「お望みとあらば、喜んで努力します!」と誓わなければならない一週間のようです。

SEP 2 2024

瑛利奈

(C)ELINA