天王星順行と木星のご褒美

1/23~1/29

先週は…20日(金)の夕刻、太陽が水瓶座へ入場しましたが、それからは寒さにもかかわらず、なんとなく外が明るくなってきたような気がします。たしかに山羊座の太陽が冥王星と合(0°)を作った1月18日は…ウクライナのキーウ近郊で内務相等が乗ったヘリコプターが墜落したり、博多殺人事件の犯人が逮捕され、その日がちょうど被害者の女性の誕生日だったりと、暗黒を思わせる事件が目立ちました。また、天気予報によると…24日から日本列島に記録的な寒波が襲来すると予測されています。一方、22日(日)は新月でしたが、中国ではこの新月を新年として、春節が始まるようです。

23日(月)は午前7時12分、愛の星=金星が土星とコンジャンクション(0°)を作り、現実の厳しさを知る日です。しかし、その直後の午前7時58分、これまで逆行していた天王星が順行し始めます。天王星が逆行し始めたのは昨年(2022年)8月24日からでしたから、それ以降は史上稀な珍事件、珍現象が多かったように思います。それらが収まって、「天王星の改革の力がまっとうに働いてくれたら、どんなにいいか!」と、思わず期待を寄せてしまいますね。そのためにはまずは現在地を把握しなければならないのが現在の責務のようです。

24日(火)は午前2時35分から月は魚座です。午前5時1分、海王星が小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)に。午後4時55分には月は火星とスクエア(90°)。一日を通じて神様の採点は辛いようです。気を引き締めて一週間を乗り切る覚悟が必要なようです。

25日(水)午前10時30分、太陽が木星とセキスタイル(60°)という、得がたくラッキーなアスペクト(星同士の関係)を形成します。みなさんも成就させたい計画があったら、このタイミングを狙うべきです。昨日までの反省モードと打って変わって、大胆に夢に賭けたい時です。太陽のサインは水瓶座、木星は牡羊座ですから、新しいことを始めるにもいいチャンスです。研究発表や営業活動にも幸運が宿るでしょう。

26日(木)は…午前3時47分から月は牡羊座へ入ります。その後午後12時17分、月は木星と合(0°)に。前日の太陽と木星のセキスタイル(60°)の流れを月が後押ししてくれます。幸運の流れが続きます。

27日(金)午前11時32分、1月3日から水瓶座を通過していた金星が魚座へ入場。これは…愛の主人公が水瓶座さんから魚座さんへバトンタッチする暗示です。もちろん蟹座さん、蠍座さんにも愛のチャンスが届きます。また、風のサインに太陽、火星、土星、金星が集まってカサカサ乾いていたこのところの太陽系に、魚座の金星は潤いをもたらしてくれるでしょう。

28日(土)は午前8時42分から月は牡牛座です。午前10時55分には月が金星とセキスタイル(60°)を作って、まったり過ごせる土曜日になりそうです。また、小惑星=パラスが目立ち、「調整日」を印象づけています。

29日(日)は午前0時18分、半月です。また、午後12時32分には月が牡牛座の14度まで来て、天王星とコンジャンクション(0°)を作ります。週明けから起きる改革の必要性を目覚めさせてくれるでしょう。春節以来の月のサイクルは曲がり角。覚醒の日曜日になりそうです。

今週は…23日の天王星順行がマークすべきポイントです。天王星が逆行し始めた昨年(2022年)8月24日以来、デモクラシーが上手く機能せず、世界各国で権威主義が横行するこの風潮を是正して欲しいところです。ただ、天王星が進行方向を変えるときは、多少の煽りが来るのは避けられません。変化に柔軟に対応する気持ちが大切です。そのご褒美として、25日の太陽&木星のセキスタイル(60°)が待っています。木星のチャンスは自分から手を差し出さないと掴めません。みなさん、幸運をゲットする行動も抜け目なく行動してくださいね。

JAN 23 2022

瑛利奈

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