21日夕方、新たな夏至図に

6/20~6/26

先々週、私は…パラスのアラート、天王星&金星の合に6月12日(日)は「株価暴落のアラート」と書きましたが、やはりそれ以降、ニューヨークダウを始め、日経平均もかなりの下げを記録し、まだ下がり続けているようです。ウクライナ情勢はこのところ、ロシアが攻勢を強め、さらに攻撃激化の怖れがあるとのこと。長期化するウクライナ戦争に世界は疲れが見えてきたという見方もあります。一方、能登半島では震度6弱の地震があり、まだ余震は続いているようです。被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。

そんななか、21日は夏至。世界各国の国の運勢が書き換わる時期です。これから秋分までの四半期はどうなるのか?気になるところですね。

20日(月)…双子座に太陽がいる最後の一日になりますが、魚座の月のアスペクト(星同士の関係)も比較的よく、静かな日です。午後4時43分、水星が木星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成して、いい判断が期待できそうです。

21日(火)、いよいよ午後6時13分、太陽が蟹座へ入って夏至です。これを以て、日本を始め、世界各国の国のホロスコープが書き換わります。21日は午後12時36分から月は牡羊座に。その後、夏至の直前の午後5時23分には金星が冥王星とトライン(120°)を作ります。これまでの流れが逆転する暗示ですが、これにより株価が反発することを祈ります。その後、午後6時13分、夏至。下に今年の日本の夏至図を載せますが、一目見てお分かりのとおり、太陽以外、すべての星たちが地平線下に沈んでいます。天体がエレベート(上に上がっている)していさえすればいいというものでもありませんが、すべてに於いてあまり振るわない印象がありますね。同時にロシアの夏至図を書いてみたのですが、太陽がホロスコープの頂点、MC上に昇っており、敵国=つまりウクライナを表す海王星が西の地平線のすぐ下に追いやられていたので、戦争はなかなか終わりそうもないと感じて、非常に失望しました。しかし、ウクライナとロシア(モスクワ)は時差がⅠ時間なので、ウクライナの夏至図も太陽が10ハウスにあるのは同じです。しかし。MCと合(0°)ほどではなく、少し離れているのと、敵国を表す星(海王星)が西の地平線上に上がっており、さらにがっかりしたのでした。

22日(水)は…午前0時36分の牡羊座の月が木星と合(0°)から始まります。しかし、その他のアスペクト(星同士の関係)に小惑星=セレスやジュノー、ベスタ、そしてキローンなどのアスペクト(星同士の関係)が多いことから、反省すべき点がいろいろとあぶり出される一日のようです。「独走態勢は要注意」といえそうです。

23日(木)午前9時34分、愛の星=金星が双子座へ入場します。いよいよ双子座さん、天秤座さん、水瓶座さんなど、風象サインの方々に愛のチャンスが始まります。今度は木星も牡羊座とかなりいいところにいるので、期待できるでしょう。

24日(金)、前日夜半から月は牡牛座。午前1時11分、月齢は24日と、老いた月ですが、最後の好調座相です。その後、太陽が天王星とセミスクエア(45°)を作ったり、土星が小惑星=パラスとスクエア(90°)を作るなど、苦しい星の動きが続きます。問題を抱えながらもいい手が打てないもどかしい一日になりそうです。

25日(土)は今週でいちばん星の動きが活発ですが、多くはマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)。同時に小惑星とのアスペクト(星同士の関係)が多い日です。月が八大惑星とメジャーアスペクト(重要な星との関係)を作るのは、午前7時14分の月と天王星の合(0°)と、午後11時4分の海王星とのセキスタイル(60°)の二つだけです。総じてロマンチックな一日といえるでしょう。その他、ドラゴンヘッドも多く登場するので、「人との出会い」もキーワードのひとつですね。

26日(日)午前8時13分から月は双子座。新月前の最後のサインになります。午後4時2分に月が愛の星=金星とコンジャンクション(0°)に。続いて午後10時26分には月は木星とセキスタイル(60°)です。楽しいことが多い一日です。特に前述の風のサイン(双子座、天秤座、水瓶座)のみなさんには、さらに楽しい休日になるでしょう。

今週は21日の夏至から日本のホロスコープがリセットされて、あらゆる分野において気分一新する週になりそうです。これまでツイテいないと感じていた方には挽回のチャンスです。よかった方は計画がマンネリにならないよう、新しい風を採り入れていくといいでしょう。

JUN 20 2022

瑛利奈

(C)ELINA