8日がターニングポイント

3/2~3/8

先週末、安倍総理は新型コロナウイルス対策のため、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校を春休みまで臨時休校にする…という異例の要請を発表しました。新型コロナウイルスのニュースは私達の予想にも増して、いっそうの恐怖感を煽る状況になってきました。そもそもこの新型肺炎は武漢で初めて発生が確認された時から太陽が海王星とスクエア(90°)というチャートでした。「海王星」は「蝕知できない」という意味を持つ太陽系の中ではいちばん遠くにある惑星です。蝕知できないし、掴みどころがない海王星の性質のため、私達は想像力を逞しくして、必要以上に不安を煽られるのかもしれません。「海王星」の意味としては…「嘘」や「裏切り」、「デマ」などもあります。今週の私達はこのような不可知で妖しげな存在?というか、観念なのかもしれませんが、このような概念にいかに冷静に向き合って、対処していけるか?それが問題のように思います。

2日(月)は午前1時前に牡牛座の月がすでに山羊座の28度まで進んだ土星とトライン(120°)という好調座相を形成します。この流れを受けて、比較的地に足が着いた雰囲気で週が明けます。とはいえ、午前8時4分、双子座へ入った月が魚座の1度を逆行中の知性の星=水星とスクエア(90°)という神経質なアスペクト(星同士の関係)に。それ以降も特定の見解がまとまらないままに一日が終わります。

3日(火)も重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はないまま、月が太陽とスクエア(90°)の半月を作ります。これは…先週の新月以来、一週間ぶりの答えを出すタイミングです。しかし、午後3時24′分、双子座の月が前述の海王星とスクエア(90°)を形成して、今回の問題となっている海王星を刺戟します。踊らされないように気をつけるべき時です。

4日(水)になってネガティブな星の配置が続きますが、午前1時44分、金星が土星にスクエア(90°)を形成。金星はもちろん愛の星ですが、同時にお金も表しますから、株価はまた下がるかもしれません。この日の午後8時7分、逆行していた水星が魚座の領域を飛び出して、水瓶座へ逆行で入場します。逆行ではありますが、水瓶座の性質、独立独歩の思考が私達に冷静さを取り戻させてくれる可能性も。

5日(木)午後12時7分、金星が牡牛座へ入場します。牡牛座は地のサインですから、山羊座の火星、木星、冥王星、土星、そして牡牛座の天王星に加えて地のサインが合計6個となり、少し偏りすぎている感じはします。しかし、三区分では牡牛座はフィックスドサインという安定した性質を持つので、これは助けになるかもしれません。3日までは、フィックスドサインの天体が唯一、天王星だけで、ホロスコープを支える屋台骨に欠けていたのですが、4日に水星が水瓶座、5日に金星が牡牛座へ入って、フィックスドサインの惑星が合計3個になりました。主要天体10個のうち、3個ですから、まだ多くはないのですが、大分バランスは取れてきました。世の中の意見もパニックのようにあまり一方へ偏ることも少なくなってくるかと思います。しかし、地象6個とは…かなり不景気な星の配置ですが…安定感を取り戻す日になるでしょう。牡牛座さんを始め、乙女座さん、山羊座さんなど、地のサインの方々には愛のパワーの見せどころです。これより日頃の努力が認められるチャンスに入ります。

6日(金)は蟹座の第三デークへ進んできた月が木星、冥王星、土星に対して、次々オポジション(180°)を形成していきます。物事が思い通り進まない、悲観的になるなど、問題意識が強まるでしょう。

7日(土)もやはりこれといった主要なアスペクト(星同士の関係)はありません。午後3時43分には水瓶座の水星が山羊座の火星にセミスクエア(45°)という金銭トラブルの関係になります。どうも、イライラが募る日になりそうです。政府の方針で「外食もイベントも駄目、スポーツも控えろ」となると、そろそろ反抗したくなる頃合いかもしれませんね。身近な人に不満をぶつけないよう、注意したいものです。

8日(日)こそが今週のハイライトです!一週間、まったく重要なアスペクトを(星同士の関係)作らなかった太陽が海王星に合(0°)を形成します。海王星こそが今回の新型コロナウイルス騒ぎを象徴する星です。これに太陽が光を当てる!是非、期待したいところですね!何か重要なことが分かってきそうです。少なくともこの8日(日)は…今回の騒動の大きなターニングポイントとなるでしょう。

MAR 2 2020

瑛利奈

(C)ELINA

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