コロナ禍の新年

12/28~1/3

11月30日の月食のあと、12月15日の日食は世界に不吉な影を落としていき、さらに新型コロナウイルスが感染拡大しています。そんななか、始まる今週は…あれよ、あれよという間に金曜日から新年の幕開けです。

28日(月)は今週のなかでも最もいい日かもしれません。午後12時25分に山羊座の太陽が天王星とトライン(120°)の好調座相を形成します。これは…風が変わる暗示…。公の問題が公転したり、恋愛や友情など、プライベートでもいい展開が期待できます。しかし、28日の月は双子座。あいにく月のアスペクト(星同士の関係)はいいものがなく、後押しは期待できそうもないですが…。

29日(火)は…午後12時00分に月が火星とセキスタイル(60°)を作るのが唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)です。その他は不調なマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかり。正午の火星に賭けるしかないですね。となると、周到に準備して、大切な問題は午前中に行動に移しましょう!

30日(水)午後12時28分、満月です。まさにこの時刻が2020年、今年一年の大きな締めくくりといった感じです。その後、午後7時18分に金星が海王星とスクエア(90°)を作ります。前に金星&海王星のスクエア(90°)を作った時期を調べてみると、2020年7月28日でした。このあと、新型コロナウイルスの感染者数は7月29日に日本(全国)で始めて一日1000人を上回って、30日には1762人という当時のピークを記録しています。どう考えてもイヤな配置です。逆に、ここがピークになればいいのですが…。

31日(木)も煩わしい星の配置が並びます。午後11時15分、愛の星=金星がサウスノード(ドラゴンテイル)と合(0°)になります。このポイントは内向的で引っ込み思案な姿勢を意味します。まさにステイホーム、サイレントナイトを表していますね。

1月1日(金)…2021年の幕開けですが、日の出前の午前3時15分、愛の星=金星が小惑星=ベスタとスクエア(90°)を作ります。小惑星=ベスタは「義務」や「自己犠牲」ですが、角度はスクエア(90°)ですから、愛の星=金星がこれと争う関係…ということになります。つまり、意訳すると「もう愛のために犠牲を払うのは飽き飽きだ!」というような気持ちです。お正月早々、コロナ疲れが爆発する…ような意味です。医療崩壊を表すのかもしれません。

1月2日(土)の月は獅子座の第二デークから第三デークを通過します。午後4時、今度は月がサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)と調和。再びおうち時間の意味です。午後11時44分になって、今度は知性の星=水星が小惑星=ベスタとトライン(120°)の好調座相を形成します。前日の金星&ベスタの「義務放棄」の気持ちに喝(かつ)を入れて修復してくれるでしょう。

1月3日(日)は星の流れは少し改善するでしょう。午前2時8分、太陽が小惑星=セレスとセキスタイル(60°)を形成。セレスは慈愛の小惑星です。優しさと癒やしに満ちた一日の始まりです。その後獅子座の月が火星とトライン(120°)と好調。午前10時12分から月は乙女座へ変わります。午後10時11分に月は天王星とトライン(120°)の好調座相を形成。火星がエネルギーを供給してくれた後、ひとすじの光が見えくるでしょう。

この年末年始の星の動きを総合すると、助けになるのは火星と天王星のようですね。火星は「努力」と「行動」を表します。天王星は「改革」や「新機軸」です。金星のように楽をしたり、愛されることばかりを望まないで、「身体を張って、努力を惜しまず、自ら改革に励むこと」…これが今週のキーワードのようです。

DEC 28 2020

瑛利奈

(C)ELINA

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