半影月食と緊張に満ちた惑星たち

3/21~3/27

20日(日)の春分の日以来、日本、ひいては世界のホロスコープは2016年の春分図に書き換えられました。しかし、新たな四半期の第一週目は…あいにくネガティブなスタートを切ることとなりました。

22日(火)午前9時16分に水星が牡羊座へ移動したあと、その後は殆ど困難な星の配置で終始してしまいます。特に23日(水)の日没後は木星が土星とスクエア(90°)という経済的破綻を暗示するアスペクト(星同士の関係)を形成します。その後、午後8時47分頃を中心に半影月食(Penumbral Lunar Eclipse)が起こります。今回の月食は月に落とす地球の影が本影ではなく、半影という周囲の薄い部分になります。その上日本は中心部を外れていますから、気付かないうちに月食が通り過ぎてしまう可能性もあるそうです。とはいえ、地球を挟んで正確に太陽と月が一直線に並ぶわけですから、この月食が地球上に暮らす私達に投げかける影も大きいはずです。

しかも今回の月食は前述の木星、土星のスクエア(90°)をほぼ同じ時刻に木星、土星を巻き込んで起こります。その後、25日(金)、26日(土)には…愛の星、金星が木星とオポジション(180°)、土星とスクエア(90°)というハードなアスペクト(星同士の関係)を作りますが、これらもほぼ同じ星の度数、つまり金星、木星、土星プラス海王星のT字スクエアという非常に張り詰めた配置となります。

その上、25日(金)午後6時19分に昨年の8月2日以来順行してきた土星が逆行に向きを変えます。これらを総合すると…今週はかなり大きなトレンドの変化のポイントとなる…と考えざるを得ません。

ここまで書くと、「ひゃ~!怖い」と震え上がる方も多いと思いますが、すべての方に直接的な悪影響があるというわけではありません。今回の星はかなり偏っているため、対象は特定の問題や物事に絞り込まれることになります。また、月食の影響は潜在的で、かなり後になってからでないと結果として認識されにくいものです。

今週の半影月食を始めとする金星、木星、土星、海王星の織りなすハードな星の配置は…世界経済や地域戦争、また不慮の事故など、ピンポイントでどこかの地域や問題を刺戟してくる可能性はたしかにあります。だからといってあなたも私達も不必要に怖れて毎日を過ごす必要はないのです。

ただ、これだけはいえるかもしれません。「もうそろそろ追い詰められるはずだ」と思いながら結論を先延ばしにして現実から逃げているあなた…。修正点や努力しなければならないポイントがわかっているのに面倒くさがっているあなた…。そして「もう、苦しい現実を受け入れなくては!」と思いながらそれを直視できていないあなた…。今週の星は…こんな人達に対して案外やさしく、はい、いくよ!」と、背中を押してくれるのかもしれません。

MAR 21 2016

瑛利奈

(C)ELINA

20日(春分)から新たなチャートへ

3/14~3/20

先週、3月9日は部分日食という重大なイベントがあり、世界全体が新たなステージへの準備期間に入りました。太陽系の星々はすでに金星も魚座へサインを移動しており、一週間のスタートは魚座の太陽、双子座の月も加えて、8つの天体がミュータブルサイン(変移サイン=双子座、乙女座、射手座、魚座)中にあるという異例の配置です。ミュータブルサイン(変移サイン)というのは柔軟性が強くコロコロ変わる性質を持っていますから、現在の星は…問題が想定外の方向へ極端にブレ易い…という状態になっています。

そんな中、14日(月)はホワイトデー。月は「ふたごころ」を表す双子座に入って、朝から愛の星、金星、そして男性運の星、火星と双方ともにスクエア(90°)という困難なアスペクト(星同士の関係)を作ります。深夜12時前には同じく月が気まぐれな星、海王星とこれもまたスクエア(90°)…。世の女性はもちろん、男性の心も千々に乱れる暗示です。つまり、信頼できる答えが得られないホワイトデーになる…といってよさそうです。愛する人から良い回答を得た人は…自らそれを突っつき壊さないように。また、良い回答が得られなかった人は…すぐに事態が変わることを想定して、あまり落ち込まないようにしたほうがいいでしょう。

その後、16日(水)には月が蟹座へ入って、週の半ばの星の流れはやや好転していきます。

20日(日)、今年は閏年のため、例年より若干早く秋分が訪れます。春分とは…太陽が牡羊座へ入る日のことをいいますが、占星学では太陽が牡羊座の0°00′の時刻が今季の新たな日本のホロスコープとなるのです。前述のミュータブルサイン(変移サイン)のオンパレードからいち早く月は獅子座へ脱出。太陽は牡羊座へ入ることになり、ASC(ホロスコープの起点)、MC(ホロスコープの頂点)もそれぞれ獅子座、牡羊座となり、一気に火象のパワーが強まってきます。これを以てまた日本の国も元気を取り戻してもらいたいものです。

MAR 14 2016

瑛利奈

(C)ELINA

3月9日、日食が落とす影は…?

3/7~3/13

6日(日)に太陽が土星とスクエア(90°)を作ってから、今週の太陽は重要なアスペクト(天体同士の関係)を重ねていきます。中でも今週のハイライトは…9日(水)午前10時58分の日食でしょう。日本では部分日食となりますが、日本とほぼ同じ緯度の太平洋上では皆既日食です。

日食は…いつもいうように太陽が一時的とはいえ、光を失ってしまうのですから不吉な暗示です。

今回の日食は太陽、月ともに魚座の18°56′で起きますが、ただ、その日の星の配置はかなり特異です。日食が起きる魚座の太陽、月を中心にたくさんの惑星が集まって大きな星の集団を形成しています。同時に魚座の太陽、月は乙女座の木星とオポジション(180°)、射手座の土星とスクエア(90°)となり、T字スクエアを形成しています。これに加えて前述の太陽の周りに集まった星の集団がこのT字スクエアに巻き込まれてきます。

日食の時のホロスコープは「瑛利奈のBlog」にアップしますが、魚座に太陽、月、水星、海王星、乙女座に木星、そして射手座に火星、土星…。それに加えて小惑星のセレスも彗星キローンも魚座…。みなさんは「乙女座と射手座は関係ないじゃないか!」と思うかもしれませんがこの二つのサインも魚座と同じグループの「ミュータブルサイン(変移サイン)」に属します。となると、「ミュータブルサイン(変移サイン)」に多くの天体やポイントを持つ人には大きな影響があるかもしれません。

そして週末、12日(土)には金星が魚座へ入ります。今週は魚座に星が多い水象ウィーク、そしてミュータブルウィークとなります。

【日食の時に気をつけたいことは?】

これだけ不安を煽っておきながら、何もいいアドバイスを書いていませんでしたね。「それなら私どーしたらいいの?」というみなさんへ。

日食の日はやはり新しい計画をスタートしないほうがいいでしょう。国立競技場の聖火台はどうする?などの話し合いも、国会の議決も、時が経つとすべて白紙に戻る可能性があります。結婚を考えている方は…もちろん入籍なども避けたい日取りです。本当は次の新月(4月7日)まで待てれば、さらに理想的です。

駐;ミュータブルサイン(変移サイン)とは…双子座、乙女座、射手座、魚座の4つのサインの総称です。

MAR 7 2016

瑛利奈

(C)ELINA

人の気持ちが最大のテーマ

2/29~3/6

週明けの29日(月)、魚座を通過中の太陽は海王星と合(0°)を形成します。海王星は十大天体の中では珍しく、「自己主張」というものを一切しない惑星です。海王星はひたすら他者の利益を優先するボランティア。そして進んで自分の身を犠牲にして相手のために尽くそうとします。また、海王星はガス体でできていて、事実を覆い隠し、イメージを掻き立てる…そんな惑星でもあるのです。この海王星に太陽、しかも海王星を主星とする魚座を通過中の太陽が突っ込んでしまうのですから、今週の私達は現在地を見失い、リアルなのか?イリュージョンなのかわからない世界へと迷い込んでしまいます。

 

あなたがこのような霧の中へ迷い込んでしまったらどうしますか?仮にあなたがパイロットなら、計器の示す数字で判断しようとするでしょう。それでも足りない場合は管制塔の指令を仰ぐはずです。今週の私達は「誰か私に指令を出して!」と、他人の指示に頼りたいような心境になってしまうのです。自立と自尊心を尊重する私達にとって、これはかなりアブナイ状況ですよね?

同時に今週いろいろなアスペクト(星同士の関係)を作る星達のなかで、最も活躍するのは…金星です。金星は本来「愛の星」ですが、今の日本の冬至図では私達自身のことも表しています。

この金星が29日(月)には「愛の権利」を表す小惑星、ジュノーと、3月1日(火)には「現実の秩序」を表す土星と、2日(水)には「闇からの蘇り」を表す冥王星と、3日(水)には「未来への飛躍」を表す天王星と、5日(土)には「賢い預言者」を表す彗星、キローンと、最後6日(日)には「賑やかな交差点」を表す社会のド真ん中のポイント、ドラゴンヘッドと…。一週間かけてほぼ、毎日一天体ずつ出会っていきます。これだけでもなにか「愛のドラマ」が書けそうですね。

わかりやすく書いてみるとこんな感じです。

◆29日(月)「愛の権利」ジュノーは…「あんた、ライバルにやられっぱなしじゃないか!もっと自分を主張しなくちゃ!」
◆3月1日(火)「現実の秩序」土星は…土星が「怒っても仕方ないよ。我慢、我慢!それより自分をわきまえて!」
◆2日(水)「闇からの蘇り」冥王星は…「バレなければ大丈夫だ!裏で動いてみることだね。」
◆3日(水)「未来への飛躍」では…天王星が「人間、殻を破ることが肝心!そうすれば必ず新しい展開あるだろう。」
◆5日(土)「賢い預言者」キローンは…「キミも考え方を変えて、もっと成長しなきゃダメだよ!」
◆6日(日)「賑やかな交差点」ドラゴンヘッドでは…キローン氏の言葉で目が覚めて、街へ飛び出してみると、無秩序に人が多いスクランブル交差点…。この日のアスペクト(星同士の関係)はインコンジャクト(150°)という「理想と現実の落差がある関係」なので、「私の現在地はどこだっけ?」ともう一度スマホで確かめる…。

—と、エンドレスなドラマになってしまいそう…。今週は…あまり他人に頼ったり、情報を信じ込んだりしないほうがいいようです。考えてみれば、このような「現在地」を確認する作業こそが占星学なのかもしれませんね。

FEB 29 2016

瑛利奈

(C)ELINA

週末は愛の関係を修復して

2/22~2/28

イギリスのEU離脱問題や株価の乱高下など、「一寸先は闇」といわれた先週…。そうした流れも23日(火)の満月を以てクライマックスを迎ええることに。

その後、水瓶座の第二デークを通過中の水星が土星、天王星の間に入って小三角という安定の座相を作ります。昨年から新しい流れへ誘導したがっている土星、天王星が「ようやく話のわかる仲間を見つけた!」という感じで囲い込みにかかります。もともとコミュニケーション上手の水星。スポークスマン役を買って出て、今週は特に議論や交渉などの動きが活発になるでしょう。

一方、愛情問題を司る金星ですが…こちらも今週は水瓶座へ入ってきていますが、アスペクト(星同士の関係)を作る相手は小惑星と、ちょっと小物ばかり…。26日(金)には癒やしの小惑星、セレスと仲良くしてアットホームな幸せを強調。27日(土)午後6時22分、金星は調整の小惑星、パラスと合(0°)を形成します。愛する人とケンカしたあなた、険悪なムードを払拭するには今週末が最適な星。その後、27日(土)午後8時24分に月は蠍座へサインを変えます。この時間帯に入ったら、目に見えるものばかり追うのを止めて、愛する人の心をターゲットにあなたの「想い」を伝えるといいでしょう。

FEB 22 2016

瑛利奈

(C)ELINA

さまよう地球という宇宙船

2/15~2/21

14日(日)のバレンタインデーは思わぬ温かさになり春一番が吹き荒れました。日経平均株価も先週は約1年4か月ぶりに1万5000円を割り、こちらの方も大荒れとなりました。しかし、アメリカで初の重力波観測に成功し、宇宙の謎が解き明かすための研究の糸口ができるなど、何から何までサプライズの一週間でした。

その原因のひとつとして、先週も書きましたが…2月7日以降、太陽は消化試合のごとく他の惑星と重要なアスペクト(星同士の関係)を形成していません。これは…ご主人様不在で居残った人間がいいように目の前にある力を行使しているような状態に似ています。あいにく今週もこのようなご主人様不在の状態は続きます。となると…我が地球という宇宙船は相変わらず方向性を見失いながら小競り合いを続けていくことにならざるを得ないでしょう。

今週は恋愛に関係の深い金星も、火星も太陽の場合と同じようなことが言えます。バレンタインデーに告白をして結果待ちの人には歯痒い星の配置です。全体の星が内向きなので、あなたの愛する相手も「まずは、ホッとひと息ついた後、溜まった仕事を片付けなきゃ!」と、思っているに違いありません。

17日(水)の午後には金星が水瓶座へ、19日(金)には太陽が魚座へ移動します。こうした流れを受けて「時の人」と呼ばれる人達も少しずつバトンタッチしていくのです。

FEB 15 2016

瑛利奈

(C)ELINA

水曜日はバレンタインへの布石

2/8~2/14

週末の間に不穏な星の配置がありました。それは…今季の日本人の表示星である金星が冥王星と合(0°)、天王星とスクエア(90°)、そして太陽が火星とスクエア(90°)という緊張したアスペクト(星同士の関係)を形成しました。奇しくもこ2月7日、北朝鮮がミサイルを打ち上げて沖縄上空を通過…。こんな不穏な週末のあとだけに今週は重苦しいムードで週明けを迎えることとなっています。

今週末は1バレンタインデー。愛を成就させるには大切な一週間のはずなのですが…。8日(月)午後11時36分月が地球を一巡して新月となります。幸い、新月は新しいサイクルの始まりです。これを境に暗い運気がリセットされ、太陽系の配置は幸運を手に入れるべく、愛の目標に照準を合わせるモードに変わっていきます。

ただ…バレンタインデーの14日(日)に向けて「運気は尻上がり」といいたいところですが、幸運のピークは早くも10日(水)の午後4時51分に訪れてしまいます。この時刻までにあなたの立場をどのくらい愛のゴールに寄せておけるか?が勝負のポイントです。この祭日前の10日(水)にいかに思い切った行動ができるか?まずは、状況判断しながら方法を考えてください。その後の流れは…このインパクトあるこの日に掴んだ結果に方向付けられていくことになります。

バレンタインデー当日の14日(日)、月(Moon)のサインは牡牛座です。この日の朝方、水星が水瓶座へ移動し、てフィックスド・サイン(定着サイン)が強くなります。これこそあなたの愛情をカタチにして残すチャンスです。この日のあなたは愛する人と愛を誓い、その愛の証をカタチにするべきです。そのカタチにしたモノを愛する人がいつも目にする場所に置くことができたら、今年のバレンタインは大成功!といっていいでしょう。

FEB 8 2016

瑛利奈

(C)ELINA

略莫愛のチャンス…?!

2/1~2/7

このところの不安定な流れや調整モードも一段落。二月に入って星の動きはようやく安定感を取り戻しつつあります。4日(木)は太陽が土星とセキスタイル(60°)と好調な関係を築いて、この冬のテーマの模範解答を見せてくれるでしょう。

バレンタインデーも近い時期ですが、愛情問題だけは上記とはちょっと違う流れを作っていきます。愛しながらも顧みてもらえなかった愛や、踏みつけにされるなど不満を抱える立場に苦しむあなた…。今週は形勢逆転のチャンスです!これは…秘かに略莫愛を狙っている人にも同じこと。今週の太陽系の配置は弱い人の味方です。「愛があるなら我慢しててはダメだよ!」と、あなたの背中を押してくれるに違いありません。

FEB 1 2016

瑛利奈

(C)ELINA

水瓶座本来の理想主義を

1/25~1/31

先週、21日(木)に太陽は水瓶座へ入りました。しかし、それ以降、太陽は他の惑星とさしたる重要な関わりも持たずにいます。今週もそんな流れは続いていきます。

26日(火)早朝、今まで逆行していた水星が順行に転じます。水星は1月5日に逆行を始めたのですが、これからは…この水星逆行の期間(1/5~1/26)中に起きた出来事を再検証していく…という流れに。特にここ一週間の期間に起きた事件は真相が解明されていきます。

先週の調整モードにピリオドが…。今後は水瓶座本来の理想主義の姿に立ち返って、壮大なテーマや世界のビジョンを探求する姿勢に魅力を感じるようになるでしょう。あなたの愛の夢もスタート地点で感じたピュアな想いを取り戻していくことに…。

JAN 25 2016

瑛利奈

(C)ELINA

満月に向けて調整の一週間

1/18~1/24

日本列島が雪雲に包まれ、白一色の週明けとなりました。寒波到来の天気と相まって、今週の星の動きはいまひとつな感じです。期待値が高すぎるのか?金融、証券など、一部の人達は失望感に囚われてしまいそうです。

21日(金)午前0時23分に太陽は水瓶座へ入りますが、それまでの太陽は山羊座の中でも最も老いた度数を通過していきます。他の惑星とこれといったアスペクト(星同士の関係)もなく、もっぱら「調整」がメインテーマに。

「調整」といえば…中では19日(火)はヒラメキが期待できる日です。仕事、恋愛を問わず、行き詰まったテーマにメスを入れれば、新たな切り口が開ける可能性も…。

前述の通り、21日(金)から太陽は水瓶座、24日(日)には金星が山羊座へ移動します。私達は気持ちをリセットして、新たなテーマに取り組むことになります。同時にこの日は満月にあたります.このところの激動の問題に当面の答えが出て、私達は現在位置を確認することができるでしょう。

JAN 18 2016

瑛利奈