30日、太陽が土星の壁へ

10/25~10/31

太陽が蠍座へ入って早くも3日目。24日(日)は…岸田政権にとって初の国政選挙、静岡と山口で参議院の補選がありましたが、静岡選挙区では自民党が予想に反して敗れました。ここから今週の日曜日、31日の衆院選で自民党が大敗するのでは?という予想が出てきました。そもそも今年の秋分図(日本の国のホロスコープ)では与党不利との暗示がありましたが、それが信憑性を強めてきたようです。いま、改めて秋分図を観てみたところ、大騒ぎするほどでもなさそうです。とはいえ、ここで投票率が低いといわれる日本の若者パワーの大きさを見せてもらいたいものです。

25日(月)は…大きな惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。水星と天王星のインコンジャクト(150°)や太陽とノードのインコンジャクト(150°)など、マイナーなものばかりで、もうひとつ方向性がハッキリ見えない日です。しかし、双子座の月が午後2時33分に木星のトライン(120°)を作ったり、午後11時過ぎに火星と同じくトライン(120°)になるなど、昼過ぎからはスムーズな流れになるでしょう。

26日(火)は待望の秋篠宮、眞子様が小室圭さんと入籍。そして午後には記者会見がある予定です。月は午前5時59分から蟹座です。蟹座は多産サインといわれ、結婚式に相応しいサインです。その上午前11時54分には月が太陽とトライン(120°)という好調座相を作ります。10月になって、これまで逆行していた冥王星、土星が順行に転じ、18日には木星、19日は水星が順行し始めました。これらの惑星たちの力を得て、ご結婚生活が順調に運ぶよう、お祈りしたいものです。

27日(水)は愛の星=金星が海王星とスクエア(90°)を作ります。金星も海王星も非常にロマンティックな惑星ですが、スクエア(90°)というのはロマンの結果が失望に終わる暗示です。契約事もあまりオススメできないアスペクト(星同士の関係)といえます。ただ、ファンタジーや悲恋など、現実から逃避してひとときの夢を楽しむにはいい日かもしれません。午後11時47分には月が海王星とトライン(120°)を作り、夢の中で一日が終わります。

28日(木)も重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)がない日ですが、翌日(29日)の夜明け前に金星が木星とセキスタイル(60°)という幸運な座相を作ります。このチャンスを掴むには少し前から行動を起こしておく必要があります。前日からでは遅すぎるので、これを読んだらすぐ、今から計画を立てるといいでしょう。しかし、前日の金星と海王星のスクエア(90°)が非常にじゃまですが、現在の星は…木星と海王星がほぼ30度(ひとサイン)離れた位置に待機しているので、海王星だけ避けるのは不可能なのです。ただ、この海王星も演出過多のプロデューサーみたいなもので、シンプルに愛を描けばいいのに、無駄にスモークを燻らせたり、妖精を踊らせたりとおどろおどろしくしてしまう…といった感じです。金星に対して木星を生かすには、どうしても海王星のオマケが着いてきてしまうのです。

29日(金)も重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、午後6時過ぎから月は獅子座へ。一日を通じて…真相が分からないなかで、意見もまとまらず、議論だけは活発になりそうです。

30日(土)…衆議院選挙も翌日に迫ってきますが、今週いちばんのネガティブな星の日です。午後6時53分、太陽が土星とスクエア(90°)という不調和座相を作ります。今週一週間で太陽が作る唯一のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)です。太陽が示す理想に土星が現実を突き付けてきます。「これまでの小康状態は…私達はただ泳がせられていただけのか?!」と、戸惑うことになるかもしれません。この日、午後11時20分、火星が蠍座へ入ります。

31日(日)は衆院選の投開票の日ですが、驚くような星の動きはありません。一日を通じて、パラス、セレス、ジュノーなどの小惑星の不調和座相が目立ちます。これは…庶民が不満を訴えたいと思っている…ということなのでしょうか?納得しないまま、一日が暮れていきそうです。こんなことにならないよう、みなさんももう少し声を上げてみたらいかがですか?

OCT 25 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

木星、水星が順行へ

10/18~10/24

先週金曜日、15日は太陽が木星とトライン(120°)という半年に一回の幸運なアスペクト(星同士の関係)を作って一週間が閉じました。そのせいか?東京の新型コロナウイルスの感染者数は今年最少を記録しました。太陽はいま、すでに天秤座から蠍座へ移動する準備を始めています。今週は…脇を固める主要な惑星陣がその力を増強しつつあります。

18日(月)…今週太陽は主要な惑星たちとアスペクト(星同士の関係)を組みません。代わりに、午後2時29分、これまで逆行していた木星がステーションという一度留まる動作から、今度は順行へ向きを変えます。度数は水瓶座の22度19分です。ここから今まで半分しか発揮できなかった木星の力が全力で解放されることになります。木星は…太陽系いちばんのオールマイティな幸運星です。木星が活躍する分野は…学問研究から法律、経済、日常の楽しい出来事まで多岐にわたって私達を助けてくれるのです。今回のようなステーションという動作により、水瓶座の第三デークに星を持つ方々は特に恩恵にあずかることができるでしょう。また、その他の風のサインのみなさまにも幸運な空気が行き渡ることと思います。「私は水瓶座でも風のサインでもないわ!」といっているあなたも、ホロスコープには天体や感受点がたくさんありますから、よく見れば、何らかの良い影響を受けられるはずです。幸運は取りこぼさずに受け止めたいものです。

19日(火)午前0時16分、逆行していた水星が順行へ変わります。度数は天秤座の10度7分…。今回水星が逆行を始めたのは9月27日のこと…。9月最終日がハイライト にも書いたように水星逆行の期間は入籍にもよくないのです。この時期に入籍するとやり直し(つまり離婚)になる可能性があるといわれています。私はこれを書いた9月27日の時点で「眞子様がお誕生日前に入籍される可能性がある」との記事を読んで憂慮していたのですが、よかったです!眞子様のご入籍は10月26日になるとのことで、ホッとしています。

9月最終日がハイライト に書いた水星逆行ですが、水星はコミュニケーションを司る惑星ですが、通信、交通などにも大きな役割を担っています。特にこのところ、10日のJR東日本の変電所火災によるJR10路線の運転見合わせなどによるダイヤの乱れ、14日のドコモの通信障害など、大きなトラブルも目立ちます。19日(火)午前0時16分に水星が順行することにより、通信、交通網も順調に稼働するようになることを期待したいですね。

また、今週主要なアスペクト(星同士の関係)を持つ唯一の惑星として火星があります。19日(火)午前11時36分、火星が木星とトライン(120°)の好調座相を形成します。過去の経過を遡ってみると、火星が木星と好調だったのは…今年(2021年)の4月17日以来のことです。これは…火星のスポーツや政治、旅行などに向かうエネルギーが木星によって増大するという意味です。たしかに衆議院選挙は19日が公示日です。まさしく星の示すがままになっていますね。ついでに選挙結果ですが、今年の秋分図によると、与党が非常に不利名ようです。政治以外の火星のジャンル、スポーツ、旅行もこれを機会に活性化するでしょう。

20日(水)は満月です。占星学の暦の上では…時刻は午後11時56分。月の度数は牡羊座の27度26分、太陽は天秤座、27度26分になります。この秋の出来事の集大成ともいうべき日です。この時間を区切りとして、月は減光期(痩せていく期間)に入ります。月も痩せる期間になるワケですから、次の新月までダイエットなども効果的です。また、髪の毛も伸びが悪くなるといわれています。カットしてヘアスタイルを長持ちさせたい方は21日以降~新月の前の期間にサロンへ行くといいでしょう。

21日(木)…満月のあとの寂しげな星ばかりの一日です。午前4時58分から月は牡牛座へ。あまり好意的な結論が出そうもない星の配置です。

22日(金)は、今週のなかでは波瀾の多い日になるでしょう。午後1時19分、火星が冥王星とスクエア(90°)を作ります。喧嘩など騒動の暗示です。度数は火星は天秤座の24度、冥王星は山羊座の24度です。このあたり(カーディナルサイン=牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の第三デークにT字スクエアなど傷を持つ方は注意が必要です。過剰反応したり、逆ギレでトラブルを大きくしないように。牡牛座の月も天王星や小惑星=ベスタなどのマレフィックス(凶星)を刺戟しますから、揉め事はさらに面倒な状況になりそうです。

23日(土)午後1時51分、太陽が天秤座から蠍座へ入ります。秋分以来、太陽が天秤座の火星と合(0°)を作ってきましたが、この煽りを受けてきたカーディナルサインの牡羊座さん、蟹座さん、山羊座さんにとってはひと息つけそうな変化があるでしょう。しかし、夜の長さがより長くなり、秋の気配もさらに深まります。

24日(日)の月は双子座。まずは順調な一日になりそうです。午後4時4分、月が癒やしの小惑星=セレスと合(0°)に。小惑星=セレスも現在は双子座にいますから、癒やしもデジタル化している模様です。ゲームや動画、音楽を楽しんだり、新しい家電を導入して換気を工夫するなどにいい日です。癒やしのテーマも植物や動物、食物だけではないのです。風のサインのセレスですから、インセンスや香水など、香りを楽しむのもいいかもしれません。

今週は22日(金)あたりが要注意日ですが、その後、週末は小康状態が保てそうです。コロナ禍も収束する気配を見せて、ようやく心に落ち着きを取り戻すことができるでしょう。

OCT 18 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

木星の幸運を掴もう!

10/11~10/17

先週は…緊急事態宣言解除後、新型コロナウイルスの感染者数は思いの外減少し、5日には米プリンストン大学の真鍋氏がノーベル物理学を受賞するなど、前半はいい流れでした。しかし、6日(水)の新月を経てから、冥王星が順行し始める7日(木)には首都圏で震度5強という大きな地震がありました。私も先週の 冥王星の順行と射手座の金星 には「地殻変動も気になるところですが」としか書きませんでしたが、やはり「来たか!」と驚きました。この日は冥王星のステーション(逆行~順行へ変わるときに一度留まること)以外にも新月や太陽と火星の合(0°)など、複数の星の条件が重なっていたようです。その後、10日(日)はJRの基幹変電所火災により、10の路線で運転見合わせという非常事態も起きました。一説によると、この火災も地震の影響によるものだとか。

11日(月)は、午前11時16分、今度は土星が逆行から順行へと進む方向を変えます。惑星のステーションは物理的にもあおりともいうべき影響がありますが、今回の場合は逆行から順行へ変わるので、これまで発揮できなかった土星の力が十分に発揮できるようになる…良い変化なのです。直近、土星が逆行に転じたのは…今年(2021年)の5月23日からです。東京の都議会選挙や東京オリンピック、菅前首相退陣のキッカケとなった横浜市長選、そして自民党総裁選など、数々の今年のメインイベントはみな土星の力が半分しか働かない状態で行われたことになります。思い返せば、日本の社会情勢は、リーダーシップらしきものの存在を感じずに、烏合の衆でここまでこぎ着けてきたような気もします。これからは土星がその制御能力を十分に発揮してくれる世界になるはずです。今後、土星は来年(2022年)の6月5日まで順行し続けます。

12日(火)は午前2時14分から月は山羊座。重要な惑星のアスペクト(星同士の関係)はなく、小惑星=ベスタとパラスの活躍が目立つ日です。義務の配分と調整がテーマになるでしょう。予算と心情を秤(はかり)に掛けて調整していく一日です。

13日(水)増光期の半月です。予想以上に事態の進展があり、目まぐるしい一日です。

14日(木)、午前4時26分、愛の星=金星が土星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成します。射手座の金星が描く夢に、水瓶座の土星が現実的なサポートをして、前向きに計画が進みそうです。

15日(金)は…今期いちばんのラッキーなアスペクト(星同士の関係)があります。午後8時46分、太陽が木星とトライン(120°)という好調座相を作ります。これは…今年の6月23日以来のラッキーディです。前回、6月23日のときは太陽が蟹座の2度、木星が魚座の2度と、水のサイン中でした。前回は蟹座さん、蠍座さん、魚座さんが主役でした。例えば大谷翔平は蟹座なので、この頃により勢いが出てきたように思います。今度の太陽と木星のトライン(120°)は太陽が天秤座の22度、木星が水瓶座の22度と、風のサイン中です。この日は月も水瓶座で、木星と合(0°)に。この先のことを考えると、この10月15日が水瓶座の木星の集大成といえるでしょう。すでにこの日より一週間くらい前からラッキーなチャンスの助走に入っています。特に天秤座さん、水瓶座さん、双子座さんが最も幸運を掴みやすい位置にいると考えていいでしょう。できるだけ早く、計画実行の段取りを進めてください。風のサイン以外の方にとっても、世の中全体にいい風が吹いています。後ずさりせずにドシドシ参加してみることですね。

16日(土)は小さな努力を積み重ねる日です。知性の星=水星が小惑星=パラスとインコンジャクト(150°)という割り切れない関係だったり、あまり見通しがよくない日ですが、コツコツとできることから手がけるしかないようです。

17日(日)はダイナミックな動きが多い日曜日です。午前10時23分には水星が金星とセキスタイル(60°)という可愛らしいアスペクト(星同士の関係)を作ります。学生の頃の気持ちを思い出したり、音楽演奏やアート制作など、クリエイティブになれるでしょう。また、これは…純愛のアスペクト(星同士の関係)でもあり、胸キュンがテーマです。ところが午後3時を過ぎることから星の流れは変わってきます。特に午後9時12分の太陽と冥王星のスクエア(90°)は、これまでの清純さからダークな苦悩へとムードを一変させるでしょう。17日は星の振り幅が大きく、最後の最後まで展開が読めない一日となりそうです。

なんといっても今週のハイライトは15日(金)の太陽と木星のトライン(120°)です。もしも、あなたにどうしても叶えたい願いがあったら、絶対にこのタイミングにぶつけるべきです。「15日の午後8時46分までにはすべてを出し尽くすべし!」…これが今週のキーワードです!

OCT 11 2021

瑛利奈

(C)ELINA

冥王星の順行と射手座の金星

10/4~10/10

先週は…9月30日をもって19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置が解除され、全国ですべて解除されるのは半年ぶりとなりました。この流れを引き継いで、今週も概ね順調な星の配置が続きます。

4日(月)は、午前9時4分、水星が木星とトライン(120°)の好調座相を形成して、新たな一週間は順調な滑り出しを見せます。午後6時18分には乙女座の月が天王星とトライン(120°)。新たに発足した岸田内閣は…あまり前評判はよくないようですが、星の配置は悪くありません。

5日(火)は昼前に天秤座の太陽が癒やしの小惑星=セレスとトライン(120°)に。目まぐるしく変わってきた最近の情勢もひと息つける暗示です。しかし、火星も太陽も調整の小惑星=パラスとはインコンジャクト(150°)という平行線のアスペクト(星同士の関係)を作りながらの一休み。あまり正確な未来予測が立たない日です。まずは、まだ情勢が動かぬうちに英気を養っておくという作戦…というところです。

6日(水)…午後8時5分、天秤座の新月。度数は13度24分です。直近一ヶ月の動きがリセットされるタイミングです。現在のチャートを俯瞰して見れば、太陽&火星を巡る二等辺三角形の底辺の一角は天王星、もう片方は小惑星=パラスのヨードという、雁字搦(がんじがら)めの形になっています。危険なエネルギーを秘めてはいるが、先に騒いだら負け…のような空気が漂います。我慢くらべのような感じですね。私達もアレコレ考えずに、粛々とやるべきことをやるしかないでしょう。

7日(木)は…大きな動きが2つあります。まず、このところの静けさを破るのは…午前3時28分の冥王星の順行です。冥王星は物事の深層部での動きを表します。地殻変動も気になるところですが、日本の政治情勢や、世界情勢なども、気付かぬうちに大きな方向転換をしていくことになるでしょう。今年、冥王星が逆行に入ったのは2021年の4月28日です。これ以降の時期に新型コロナウイルス、デルタ株が猛威を振るいはじめたのは記憶に新しいところです。そういえば、冥王星は遺伝子に関係があるといわれる準惑星です。冥王星の順行により、新型コロナウイルスのコピーミスが起こりにくくなる、あるいは…私達に都合よく変異してくれることを期待したいですね。

7日はもうひとつ、重要な変化があります。いままで蠍座を通過していた愛の星=金星が午後8時20分に射手座へ入場します。これにより、愛のヒロイン、ヒーローが蠍座や蟹座、魚座などの水のサインから火のサインへと変わることになります。射手座さんを始め、このところ大変だった牡羊座さん、獅子座さんにも愛のチャンスが訪れるでしょう。射手座には「遠方」…つまり海外との往来という意味があります。外国をはじめ、遠方の恋人と愛の交流や意思の疎通がしやすくなるでしょう。また、愛の方法論は…蠍座の慎重さから一転して、大胆かつ率直、スピーディなアプローチへとシフトしていくことに。

8日(金)午後1時0分、太陽と火星がコンジャンクション(0°)を作ります。これは…2019年9月2日以来、2年1ヶ月ぶりの出来事です。度数は天秤座の15度5分です。その当時のニュースを調べてみましたが、一昨年の9月も第4次安倍政権が発足しています。自民党の総裁の任期が9月までと決まっているわけではないと思いますが、2006年9月20日に小泉元総理が辞めてから、総理大臣が替わるのは毎回9月…のようです。話が戻りますが、太陽と火星がコンジャンクション(0°)により、天秤座さんには大きなエネルギーが供給されますが、同時にモーレツに忙しくなる暗示です。同じく牡羊座さん、蟹座さん、山羊座さんも多忙な期間になりますが、こちらはエネルギー消費が多く、供給が間に合わないので、パワー切れに注意が必要でしょう。

7日~8日に今週の大きな星の動きは出尽くす模様で、9日(土)は小規模なアスペクト(星同士の関係)のみになります。月は蠍座の第二デーク。月は海王星、冥王星と好調。午前10時32分に癒やしの小惑星=セレスが逆行に向きを変えます。あなたの内面に目を向けて、心の充足をはかるなど、メンテナンスが大切な土曜日です。

8日(日)は知性の星=水星を取り巻く環境が心配です。午前1時18分、太陽が水星とコンジャンクション(0°)に。これは太陽に水星が呑み込まれてしまうアスペクト(星同士の関係)です。午前7時49分には、水星は火星とコンジャンクション(0°)を作ります。水星はこころを司る非常に繊細な惑星です。これがパワフルな太陽や戦闘的な火星に取り囲まれてしまうのですから、非常にストレスを感じる配置です。例えば、生ギターの演奏がラウドスピーカーの音に囲まれて、音声が掻き消されてしまうようなものです。イライラしないように気をつけたいものです。逆にこれを乗り越えようと躍起になってしまうと、日頃の繊細さが失われてしまいますので、頭を冷やすことを心がけるといいでしょう。

今週も太陽系の惑星たち…週明けには逆行星が水星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星と、8つの惑星のうち6個までが逆行しながら週が始まります。それが、まず7日には冥王星が順行へと変わります。今後続々とその他の惑星も順行に変わる予定ですが、まずは冥王星から…という感じです。ただ、太陽系の正常化の作業には…車が急ブレーキをかけて向きを変えるようなものですから…それに伴うショックがあるのも事実です。冥王星が最初に順行する準惑星となると、最下層から徐々にテコ入れして積み上げるような形です。みなさんも今週は様子を見ながら、ひとつひとつ動作確認をして動き出すようにしたらいいでしょう。

OCT 4 2021

瑛利奈

(C)ELINA

9月最終日がハイライト

9/27~10/3

27日、東京の新型コロナウイルスの感染者数は200人を下回り、約半年ぶりというレベルまで減少しています。いいニュースではあるのですが、「何故ここまで減るのか?理由がわからない」というのが専門家の見解だそうです。たしかに9月23日に書き替えられた秋分図 満月~秋分、日本の運勢が変わる に掲載した日本の秋分図も、国民の健康を表す6ハウスにはオールマイティの幸運星=木星がテナントしていますが…。私の実感では…国民のみなさんの衛生観念と感染症への知識が専門家の予想を上回るほどアップしたのではないでしょうか?最近は人々の行動が毎日のニュースで発表される感染者数に非常に敏感に反応して、制御されているように感じます。

27日(月)は…29日に自民党の総裁選を控えているにもかかわらず、水星が逆行します。時刻は午後2時10分、度数は天秤座の25度になります。水星逆行は…水星の所管であるコミュニケーション全般に影響のある出来事です。一度決まった問題がやり直しになったり、契約事や、ひいては結婚のための入籍なども、その後うまく行かなくなることが多くなるといわれています。逆に水星逆行のときにオススメな仕事は…機器のメンテナンスなどの作業です。修理のためや、契約前の調査などに念を入れるといいでしょう。

28日(火)は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありませんが、双子座の第3デークまできた月が木星や水星とトライン(120°)の好調座相を作ります。物事が妨害されることなく、スムーズに進展する日です。

29日(水)は実質的に日本の総理大臣が決まる、自民党の総裁選ですが、一度では決まらず、決選投票に持ち込まれるとの前評判のようです。この日は蟹座の月が午前10時56分に太陽とスクエア(90°)になり、半月。タイミングとしては減光期…これから半月がより痩せ細っていく時期です。まずは、当面の折り返し点という感じです。

30日(木)…9月の最終日には重要な惑星のアスペクト(星同士の関係)が重なります。今週の中ではハイライトともいうべき日です。午前1時13分、金星が海王星とトライン(120°)を形成。理想主義で楽観的なアスペクト(星同士の関係)です。午前7時19分、太陽が土星とトライン(120°)を作ります。太陽と土星という、太陽系の権力者が相まみえて手を結ぶ形ですから、総裁選に関して、私達国民は納得できるのではないでしょうか?また、緊急事態宣言解除に関しても、納得して次へ進めそうです。

10月1日(金)になると、不調和座相が目立ってきます。午前8時31分には金星が木星とスクエア(90°)を形成。両者とも幸運といわれる惑星ですから、凶意は少ないのですが、幸運を信じすぎて裏切られる暗示です。緊急事態宣言解除の初日ですから、リバウンドにつながる行動が各所に見られるのかもしれません。少なくとも消費マインドは煽られますから、浪費には注意が必要です。午後11時26分、逆行中の水星が冥王星とスクエア(90°)を形成します。9月22日に水星が順行で同じアスペクト(星同士の関係)ができていますので、同じような問題が蒸し返すのかもしれません。一度決まったことを覆そうとする力が動く暗示です。総裁選などに関しても、裏事情が取り沙汰されることも。

10月2日(土)になると、ようやく順調な流れが強くなります。獅子座の月は太陽とセキスタイル(60°)の調和座相。その後、午後4時47分には金星が冥王星とやはりセキスタイル(60°)を形成。一度壊れかけたものが修復されて、復活するアスペクト(星同士の関係)です。昔の恋人とやり直したり、トラブルが多かったカップルが和解するなど、粘り腰で頑張るといいでしょう。

10月3日(日)は…日没まで月は獅子座です。しかし、何となくテーマが絞りきれない日です。午後5時37分に月は乙女座へ。その後、午後9時19分、戦いの星=火星が癒やしの小惑星=セレスとトライン(120°)を作ります。闘いで疲れた身体を癒やしモードへシフトするタイミングです。

今週は…10月1日を除き、比較的安定した星の動きが続いて、いい一週間になるでしょう。しかし、週明け早々からの水星逆行が痛いですが、デテイルは最後に決めることにして、今後の方針を定めるにはいい時です。なかでも9月30日が非常に重要な日です。これから手がけたいテーマがある方は、この日までにスタートしておくことですね。

SEP 27 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

満月~秋分、日本の運勢が変わる

9/20~9/26

先週は…17日(金)、台風14号が観測史上初めて福岡県に上陸しました。その後、シルバーウィーク後半の19日(日)、各地で人出が激増しました。

20日(月)は「敬老の日」。魚座の月は午前7時25分、天王星とセキスタイル(60°)、午後8時39分には海王星とコンジャンクション(0°)に。天王星、海王星ともに凶星ですが、アスペクト(星同士の関係)は調和。新しいものに憧れたり、夢を追うなど、ロマンチックな気分でホンワカと過ごす休日になるでしょう。

21日(火)は「中秋の名月」です。ひさびさお天気にも恵まれて、美しい満月が観察できそうです。満月の時刻は…天文暦によると午前8時54分。あいにく朝です。しかし、「中秋の名月」が本当の満月に重なるのは8年ぶりだそうです。同じく、21日(火)午前7時52分、天秤座の水星が木星とトライン(120°)の好調座相を作ります。知性の惑星=水星が学問研究の惑星=木星と最高にいい関係になるわけですから、ヤル気を鼓舞されますね。その後、満月を挟んで午前10時3分、火星がドラゴンヘッドとトライン(120°)に。ミーティングや会議には絶好の日です。むしろこの時間帯までが勝負の一日です。午後になると星は次第に後ろ向きになっていきます。

22日(水)は乙女座最後の日です。乙女座の太陽は9月17日の冥王星とのトライン(120°)を最後に、すでに他の惑星とメジャーアスペクトを作っていません。消化試合のような状態です。この日に有力なアスペクト(星同士の関係)を作るのは、水星と冥王星のスクエア(90°)のみです。これは…せっかくうまく動き出した物事に伏兵が登場する暗示です。変化が多い一日になるでしょう。

23日(木)は秋分です。つまり太陽が天秤座へ入場する日ということ。午前4時20分、太陽は乙女座から天秤座へサインを変えます。これと同時に2021年の今季(四半期)の日本の運勢を司るホロスコープも書き替えられます。新しい秋分図を下にアップしておきます。このところ火象サインがまったくない日が続きましたが、秋分図はかろうじて月が火象サインの牡羊座へ入りました。しかし、木星から始まる外惑星がすべて(合計5個)逆行星という非常に変則的なチャートです。昨年の秋分図は木星は順行でしたが、火星を入れて、やはり5個の惑星が逆行していました。昨年総裁に選出された菅総理も短命でしたから、次の総理も短命になるかもしれません。午後6時40分、愛の星=金星は天王星とオポジション(180°)という、別離のアスペクト(星同士の関係)を作ります。愛情問題や人間関係をなんとかしたい気持ちが高まる暗示です。自分が納得するためには別れも辞さない…という感情が高ぶる暗示です。妥協が難しいタイミングですから、ことを荒立てたくない場合はその問題に触れないほうが賢明です。

24日(金)は金星が主役です。さらに自己弁護したり、午後には平和的に調整する努力を模索するでしょう。ソフトパワーが強まる日です。

25日(土)、月は牡牛座の第2デークへ。このあたりは牡牛座の天王星や蠍座の金星を刺戟しやすく、問題の多いポジションです。日没後、月は木星とスクエア。ひとつの問題に深入りしないようにするのが得策です。拘っても解決策が見えてこないでしょう。午後10時9分、月が冥王星とトライン(120°)に。外的要因が加わって事態があっけなく変わる暗示です。

26日(日)午前6時49分、天秤座の火星が水瓶座の土星とトライン(120°)を形成します。厳めしいアスペクト(星同士の関係)です。話が前後しますが、21日に蠍座へ入った小惑星=ベスタと併せて考えると、公的権力が強まることになるのかもしれません。9月末の緊急事態宣言の最終日を前にして、私達の行動制限が強化されることになる可能性も。

今週の日本は、政府与党の総裁選の真っ直中です。秋分ということもあり、長期的に見れば大きな変動もありそうですが、しかし一週間単位で考えれば、かなり安定したものになるでしょう。まずは、仕事中心に「やれるところから片付けていきましょう!」という週になりそうです。

SEP 21 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

 

 

天秤座の火星=新しい風?

9/13~9/19

このところ新型コロナウイルスの感染者数が急に減少してきましたが、専門家にはその理由がわからないそうです。グラフで感染者数のピークを見ると、8月25日あたりです。8月25日というと、太陽が乙女座へ入場して3日目になります。また、それと同時に太陽系は…火象の天体が1個もない状態になりました。私には、これがコロナ落ち着きの要因のように見えてしまいますが…。

13日(月)は重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、細かい動きのみです。月のサインは…最近少数派になった火象サインの射手座です。月の絡みはドラゴンテイル、土星、キローン、水星など、冷静さを促す天体ばかりです。13日(月)は「気付きの日」といった感じです。

14日(火)は射手座の半月です。増光期にあたるので、物事が増大していく暗示です。となると、新型コロナウイルスの感染者もしかりです。午後6時20分、乙女座の太陽は魚座の海王星とオポジション(180°)を形成します。海王星は「嘘」や「まぼろし」を表す惑星です。一日を通じて重要な契約や決断には不向きな日といえるでしょう。ショッピングなどもサイズを間違ったり、気分で早まったりしがちです。できれば、具体的な回答や決断は先送りにして、夢を見ることに専念したほうがいい日です。

15日(水)の午前9時13分、これまで乙女座にいた火星が天秤座へ移動します。天秤座は「風」のエレメントですが、おりしも台風が日本列島に接近しています。これからは「風害」に気をつけたい季節です。また、総裁選に関しても、「風向き」が急に変わったり、「新しい風」が吹いたりするかもしれません。天秤座の火星は10月30日まで続きます。

16日(木)は山羊座の月が乙女座の太陽とトライン(120°)という調和座相を作ります。午前には月が海王星とセキスタイル(60°)、午後2時39分、冥王星と合(0°)を形成。これまでと違う新たな事実が表面化したり、多くの問題が前に進んでいく日です。

17日(金)は総裁選の告示の日ですが、時刻は昨年と同じく午前10時なのでしょうか?この日、17日は午前10時52分に太陽が流れを覆す準惑星=冥王星とトライン(120°)を形成します。「あっ!」という出来事が起きて、今までの状況が変わっていく暗示です。しかし、トライン(120°)なので、穏便に。しかし、午後3時14分には愛の星=金星が現実の壁を表す土星とスクエア(90°)を形成。ガッカリする「何か」がありそうです。もしもあなたが夫や古い恋人に別れを告げて、過去を吹っ切りたいのだとしたら、最高の日取りといえるでしょう。あるいは、心を鬼にして家を出たい場合や、今の会社に別れを告げたい時なども、話し合いにいいタイミングです。

18日(土)は…前日の流れからすると、新たな出発の日です。午後1時17分、天秤座の水星が魚座の海王星とインコンジャクト(150°)という割り切れないアスペクト(星同士の関係)を形成。これは理性と感情の葛藤を表します。その後、午後2時35分、月は水星とトライン(120°)、午後6不14分、月は幸運の惑星=木星と合(0°)を作ります。歩み出してみれば、良いことが待っている…という意味です。

19日(日)の午前5時22分から月は魚座へ入ります。ゴールとなるべき満月まであと二日…。19日(日)は、まだ満月までのプロセス。具体的な結論の出る日ではありません。あなたの心の中で夢やプランを温めていくといいでしょう。

今週、太陽が重要なアスペクトを持つのは…14日(火)と17日(金)ですが…。14日(火)は…雰囲気に流されて軽率に答えを出さないように気をつけて。17日(金)は…思ったよりも現実は大きく未来の方へ振れるかもしれません。現実に置いて行かれないように、それまでにじっくり心の準備を整えておくといいでしょう。

SEP 13 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

自民党総裁選を検証してみた

9/6~9/12

先週は自民党総裁選で、毎日のように情勢が目まぐるしく変わり、目が離せない一週間でした。「瑛利奈の今週の運勢」でも、今週の予想をするより、先週のコメントが当てはまっているのかどうか?検証してみる方が面白い…と思うほどでした。試しに8/30~9/5の 風象、地象が9個を占める で答え合わせをしてみますか?

8月30日(月)—菅総理は総裁選に出る意思は固く、下村氏の出馬を止めるほど。前に出馬表明をした岸田氏の幹事長の任期3年の政策を受けて、二階さんを交替させようとする。…この日の「瑛利奈の今週の運勢」コメントは「『現実』を受け入れる傾向を示しています」でした。

31日(火)—菅総理が解散を目論んでいることがリークされる。しかし、コメントは—「今後の方針も『手は打ちたいのだけれど、現状では打てない』」

9月1日(水)—菅総理、解散を否定。コメントは—「情勢にあまり変化はない」

2日(木)—首相が二階氏と会談。コメントは—「強引な手法で切り抜けようとすると反撃を食う可能性も。繊細な配慮が大切な一日です」ですね。こういう話し合いになったようです。

3日(金)—夜、菅総理、総裁選出馬断念。コメントは「今週のハイライトになる一日です」。そして「エビデンスに基づく議論よりも、力関係や多数決によって結論が出るでしょう」

毎日、後付けかと思われるほど、その通りになっていますね。

さて、今週は…?何となく、これで終わるような雰囲気になってきましたが…。

6日(月)はかなりアグレッシブな一日ですね!午後9時19分に火星が冥王星とトライン(120°)を作ります。その後、午後10時を過ぎてから、金星が木星とトライン(120°)です。とても大きな動きがある一日です。真剣に勝負をかけたい方は夕方以降が本番です!さあ、諦めずに頑張りましょう!

7日(火)、午前10時28分、太陽が天王星とトライン(120°)を形成します。これも大きなチャンスです!太陽の度数は乙女座の14度、天王星は牡牛座の14度です。これは…地象サインに幸運が宿ります。地象サインというと、河野太郎氏になりますね。

8日(水)午後12時過ぎまでは月は乙女座。7日(火)の流れが続きます。その後、午後12時20分から月が天秤座へ。調整日です。

9日(木)…悪くない一日ですが、小さな積み重ねが重要です。

10日(金)…重要な天体同士のアスペクトはないですが、午前10時3分、木星が小惑星=ベスタとトライン(120°)を作ります。自らリスクを負う行動が求められることに。

11日(土)午前5時38分、金星が蠍座へ入場。蠍座さんを始め、蟹座さん、魚座さんはこれから10月7日まで愛のチャンスに入ります。蠍座の金星は…もちろん、それ以外の方にも蠍座の金星は深い絆で結ばれた愛のパートナーシップを求められることになります。たまたま前日の午後3時4分から月も蠍座。蠍座のテーマはさらに強調されるでしょう。

12日(日)午前3時50分には月は海王星とトライン(120°)。午前8時過ぎには月は冥王星とセキスタイル(60°)。午後2時32分には火星とセキスタイル(60°)です。心の問題と思いやりがテーマの日曜日です。日没とともに月は射手座へと移動していきます。

今週は週の初めに重要な星のイベントが集まっています。もしも、実現したいことがあるなら、まずは最初に行動した方がよさそうです。

SEP 6 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

風象、地象が9個を占める

8/30~9/5

先週の月曜日(23日)から太陽が乙女座と移動して、東京都の新型コロナウイルスの感染者はやや減少の傾向を見せ始めました。また、相変わらず猛暑日が続きますが、大陸の高気圧が少しずつ勢力を増して、もう少しで秋の気配が近づいてくる見込みです。

30日(月)は半月。次第に月は細くなり、最後の四半期を迎えます。何事も減衰していく期間です。そんななか、午後2時9分、知性の惑星=水星は天秤座へ入場します。これにより、風象サインの天体が月を入れて10個中5個と、半分を占める配置です。風象サインの意味はスマートでクール。いま土星は水瓶座がいますが、現在の星は…土星が示す「現実」を受け入れる傾向を示しています。

31日(火)、いろいろな意味で長かった8月も最終日です。10個中半分を占める風象サイン、残りの5個中4個を占めるのが地象サインです。31日(火)は地象サイン=乙女座の太陽が前述の水瓶座の土星とインコンジャクト(150°)を作ります。風象サインたちは土星が指し示す現実を受け入れる…と30日のところで書きましたが、これは…乙女座の太陽はまだそれを受け入れがたい状態であることを表しています。今後の方向…日本では9月には自民党の総裁選もありますが、太陽と土星のインコンジャクト(150°)は…現状をどう評価するか?まだ決めかねていることを表しています。従って、今後の方針も「手は打ちたいのだけれど、現状では打てない」…これがこのアスペクト(星同士の関係)です。ストレスを溜めながらペンディングの一日です。

9月1日(水)も…まだ重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。月が変わっても情勢にあまり変化はないでしょう。午前5時48分の月と木星のトライン(120°)や、午後8時32分の土星と小惑星=セレスのトライン(120°)などから、比較的楽観的な判断に傾く日になります。

2日(木)は…前日の午後から月は蟹座です。庶民の気持ちや弱者の訴えがテーマになる日です。強引な手法で切り抜けようとすると反撃を食う可能性も。繊細な配慮が大切な一日です。

3日(金)は…何といっても今週のハイライトになる一日です。午前2時42分、火星が海王星とオポジション(180°)を形成。今週の中で数少ない重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)です。いろいろな問題が決まりそうで決まらない暗示です。午後4時49分、金星が小惑星=ベスタと合(0°)を作ります。その後、午後10時18分には水星が野ノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)に。エビデンスに基づく議論よりも、力関係や多数決によって結論が出るでしょう。雰囲気に流されて、譲歩しすぎないように気をつけてください。

4日(土)は…午前0時58分に月が獅子座へ入ります。午前9時12分、金星が海王星とインコンジャクト(150°)を形成します。現実が把握しづらい一日です。3日(金)同様、多数派の世論に流されて行きそうです。

5日(日)は午前10時30分、天秤座の水星が土星とトライン(120°)を作ります。今週2つだけの重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)です。いままで漂流していた問題に、きちんとした判断により回答が出るでしょう。

今週は決め手になるような星の動きが少なく、判断に迷うことが多くなりそうです。また、3日(金)あたりは…人の弱みにつけ込んだ人気取りや詐欺まがいの動きがあるかもしれません。何事も状況や雰囲気に流されて決めることのないように、注意が必要です。決断する時は必ず裏を取る…こんな姿勢で臨むといいでしょう。

AUG 30 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

エゴよりも利他的な努力を

8/23~8/29

先週は各地で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を記録しました。そんな中、満月だった8月22日、ここ横浜では市長選が行われましたが、革新の山中氏が圧勝しました。まずは、IR誘致が中止となり、ひと安心しています。

23日(月)は…午前6時34分に太陽が乙女座へ入場。秋の始まりです。やはり太陽は太陽系の中心となる恒星です。乙女座さんを始めとして、牡牛座さん、山羊座さんなど、地のサインの方々が活躍するエネルギーを与えてくれるでしょう。同日、午後9時48分、金星が土星とトライン(120°)を作ります。こちらの方は風のサインの好調座相です。私達に冷静でクールな判断力と現実的な回答を用意してくれます。

24日(火)は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。、一日を通じて、月は魚座。午後1時49分、月が海王星と合(0°)を作ったり、火星、水星とオポジション(180°)を作るなどして、様々な発想が飛び交う一日です。

25日(水)午前10時13分、知性の惑星=水星が朦朧とした外惑星=海王星とオポジションを形成。前日からの流れを引き継いでロマンチックな感情に支配される日です。また、午後には水星が調整の小惑星=パラスとオポジション(180°)に。たしかに感受性は磨かれそうな一日ですが、具体的な結論を導き出すのが難しい日です。

26日(木)の午後11時23分になって、水星は冥王星とトライン(120°)の好調座相を作ります。ここに至ってようやく問題の核心が見えてきそうです。真実や真相を前にして、逆転劇が起きる可能性も…。これまでの流れを覆すにはチャンスかもしれません。

27日(金)は比較的穏やかな一日です。午後1時26分から月は牡牛座へ入って、乙女座の太陽と調和します。

28日(土)は月のマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)が羅列する一日です。その中で、月の重要なアスペクトは土星とのスクエア(90°)です。気がかりな問題を抱えつつ、なかなか突破できない現実を見せつけられるようなアスペクト(星同士の関係)です。午後6時51分、月は天王星と合(0°)に。イライラがマックスになり、過去を斬り捨てたくなるかもしれません。

29日(日)はあまり快適な休日とはいかなそうです。おうち時間に疲れたり、見慣れた仲間内との関係にマンネリを感じそうです。そんな時は自分の利益ばかり考えず、世の中のためや他人のためになることを目標にして、努力するといいでしょう。夜が更ける頃には気持ちの整理が進むはずです。

AUG 23 2021

瑛利奈

(C)ELINA