14、15日が波瀾のピーク

4/13~4/19

先週は新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言が出ましたが、やはり実施されたのは火星が天王星とスクエア(90°)と同時に満月だった9日(水)からとなりました。それ以来、私達の耳に入ってくるのは新型コロナウイルス感染のニュースばかりで、有名人の名前があがるごとに、コロナウイルスが身近に忍び寄っている恐怖を深める毎日です。新型コロナウイルスがさらに世界で猛威を振るい始めたのは太陽が牡羊座に入場した春分以降のように思います。今年の春分図では火星、木星、冥王星、土星が山羊座の後半に並んでおり、牡羊座の太陽が度数を進める毎にこれらの惑星にスクエア(90°)の凶座相を作っていったためです。今週は、太陽が牡羊座を通過する最後の週となります。

13日(月)は、大きな星の動きはナシ。午前9時5分から月が山羊座へ入って、やや神経質な一日です。

14日(火)時刻は午後8時6分、今週の中で最重要なアスペクト(星同士の関係)、太陽と冥王星のスクエア(90°)があります。今のところ、テーマは新型コロナウイルスしか思い浮かびませんが、これは「予想よりも問題の根っこが深い」暗示です。また、権力の壁にぶつかったり、見えない敵に足を掬(すく)われたりするという意味でもあります。月のアスペクト(星同士の関係)もよくないので、精神的なストレスが増大し、心を病むような方向へ屈折していくこともあるかもしれません。私達は「謎」を前にして、大きなプレッシャーを感じる時です。仮に答えが分からない場合は長期的な視野で考えること。少なくとも、問題の決めつけをしない姿勢が大切です。

15日(水)は今週でいちばん振り幅が大きい一日となりそうです。まず、午前3時37分、愛の星=金星が自己犠牲を表す小惑星=ベスタと合(0°)を作ります。他人のために自らを犠牲にして尽くしたい気持ちが高まります。その後、山羊座の第三デークから水瓶座へと通過する月が冥王星、木星、土星へと、次々と合(0°)となっていきます。同時に月は午前7時56分、太陽とスクエア(90°)、半月の日でもあります。さまざまな問題に当面の回答が出ることになります。その後、午後7時58分、牡羊座の太陽が木星とスクエア(90°)を形成。これで、すべてがぶち壊しになる可能性もありますね。何故なら、太陽が木星とスクエア(90°)は「楽観過剰」を意味するからです。デートレーダーのように素早く利益確定したい人以外は雰囲気に踊らされないように気をつけるべきです。

16日(木)から星はやや安定感が出てきます。しかし、牡羊座での太陽の重要な惑星とのアスペクト(星同士の関係)は15日ですべて終わり、消化試合のような感じになってきます。午後2時41分、水瓶座の月、火星の合(0°)は少し気になりますが、それ以外の月のアスペクト(星同士の関係)は概ね良好です。特に午後12時48分の月と金星のトライン(120°)はひさびさの寛ぎや好きな人と楽しい時間を持つことができるでしょう。愛情問題で重要な小惑星、ジュノー、ベスタも、この日は月と良好です。愛情や人間関係の誤解を解いたり、調整するにはいい日です。

17日(金)もまずまずの一日です。この小康状態を利用して、これからの課題を整理しておくといいでしょう。

18日(土)は月が魚座へ入って、水星、金星がセキスタイル(60°)を作ります。音楽やダンス、アートが楽しめそうな星の配置です。「三密禁止」の今の時代ですから、音楽を自分で演奏したり、絵を描いたり、ファッションに興味がある方はリフォームで腕を振るうのもいいかもしれません。いい作品ができそうです。

19日(日)は牡羊座の太陽、最後の日です。午後12時55分、水星が行動的な惑星=火星とセキスタイル(60°)を形成。スポーツ日和ですが、現在のところは一人で身体作りに励むしかないかもしれませんね。さもなければ、部屋の片付けやDIYなどで汗を流すこともオススメです。午後11時45分、太陽は一ヶ月ぶりに牡羊座を去り、牡牛座へ入っていきます。

APR 13 2020

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

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