太陽、水星は魚座へ

2/19~2/25

先週は春一番が吹いて、日本列島はときならぬ暖かさとなりました。週明けから、いち早く太陽が魚座へ入り、続いて水星が魚座へ入場します。いよいよ12サインの一番最後の魚座の季節を迎えて、令和5年度も大詰めが近づいてきました。

19日(月)は…午後12時20分、双子座の29度59分の月が水瓶座の同じく29度59分の太陽とトライン(120°)を形成。その直後の午後12時24分には月は蟹座へ。午後1時12分には太陽がいよいよ魚座へと入場します。蟹座の月に加えて、魚座の太陽、土星、海王星が水のサインで多数派を作っていきます。一ヶ月ほど前は地のサインを中心としていた太陽系が別な顔を見せ始めます。

20日(火)は…深夜から朝にかけて、蟹座の月が土星とトライン(120°)、木星とセキスタイル(60°)を作ったかと思うと、その後はなかなか調和のアスペクト(星同士の関係)ができません。午前11時38分、魚座へ入ったばかりの太陽が、こちらも水瓶座の0度にいる冥王星とセミセキスタイル(30°)を形成します。政治改革を積極的に後押しすると期待された水瓶座の冥王星も、マイナーな関係の魚座の太陽と関わって、穏健な動きに足止めされたかのようです。世界各国の政治情勢も一歩ずつ進むしかなさそうです。

21日(水)も蟹座の月が続きます。午前1時45分には月は天王星とセキスタイル(60°)を形成。午後3時37分には月は魚座の25度の海王星とトライン(120°)に。月の蟹座、海王星と魚座=双方とも水のサインにいるため、ひと頃とちがって、星の動きは私たちの感情を動かします。「想い」が世の中を動かす流れです。午後10時40分、月は獅子座へと入場します。

22日(木)…獅子座というフィックスドサインの月につられて、同じくフィックスドサイン=水瓶座にいる火星、冥王星がクローズアップされてきます。午前0時37分には月は冥王星とオポジション(180°)、午後12時台には月は金星、火星と次々オポジション(180°)を作っていきます。これまでの問題に新たな答えが出る一日です。午後4時14分には金星が火星とコンジャンクション(0°)を形成。これを機会に今までの経済の流れが変わる可能性も…。これまで日本は円安株高でしたが…。少なくとも波瀾の多い一日になりそうです。

23日(金)も月は獅子座です。午前7時10分、月がドラゴンヘッドとトライン(120°)を作った後、午後1時17分には月は天王星とスクエア(90°)に。世の中の民意が変化していく暗示です。午後4時28分、今度は水星が水瓶座から魚座へとサインを移動していきます。これで魚座の惑星が水星、太陽、土星、海王星と、4つ並ぶことに。これまでのポリシーにこだわる水瓶座の傾向から徐々に情緒的で流動的な魚座が主流になっていくでしょう。

24日(土)午前10時37分、月は乙女座へ。午後9時30分には満月です。2月10日の新月から始まった月のサイクルはゴールを迎えます。22日に始まった新たな流れや、現在継続中の問題に一応の結果が出る日です。

25日(日)は日曜日ですが、あまりのんびりと休んでいられるような星ではありません。午前7時49分に月が木星とトライン(120°)を作って、一時優雅な雰囲気が漂いますが、楽観的にばかりは考えていられない配置が続きます。午後1時には愛の星=金星が木星とスクエア(90°)に。浪費や気の緩みに注意の赤信号です。午後6時2分には月は自己主張の小惑星=ジュノーとコンジャンクション(0°)を形成。午後6時19分には火星が土星とセミセキスタイル(30°)を作って、セキュリティや意気込みなど、今後の心構えを引き締めることになりそうです。

今週は…テーマとなるような重要な星の動きは少ない一週間ですが、太陽や水星など、徐々に魚座に太陽系の中心が移ってきそうです。新しい時代を迎える前に、まずはメンタルな部分に光を当てて、癒やしが必要かどうか?今の流れやスピード感でいいのかどうか?など心の準備やメンテナンスをしていく一週間にするといいでしょう。

FEB 19 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

火星、金星も水瓶座へ

2/12~2/18

水瓶座の太陽も第3デークへ入り、今週水曜日はバレンタインデーです。みなさまもチョコレートの準備をなさっている方も多いと思いますが、今週の太陽系はどんな配置なのでしょうか?日を追って観ていきたいと思います。

12日(月)は11日の建国記念の日の振替休日になりました。月は魚座の後半から始まります。これといって重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はない一日です。月は殆ど好調なアスペクト(星同士の関係)ばかりです。午前5時6分、月と天王星のはセキスタイル(60°)。午後になって、月は金星、火星とセキスタイル(60°)を作って行きますが、午後10時25分から牡羊座へ入場して、11時25分、一日の締めくくりは水瓶座の0度にいる冥王星とセキスタイル(60°)を作ります。波瀾もなく、順調な一日です。

13日(火)午後3時4分、これまで山羊座を通過していた火星が水瓶座へ入ります。これにより水瓶座の天体は…太陽、水星、冥王星に火星を加えて4個となります。太陽系の10個の主要天体のうち、水瓶座が多数派を占めることに。水瓶座というのは風のサインですが、三区分ではフィックスド・サインという力を支配する性質に属します。自民党の裏金問題や世界の力関係など、現在行われつつある「改革」は案外手厳しい展開にになっていきそうです。何故なら水瓶座は妥協を許さないからです。午後10時35分、愛の星=金星が海王星とセキスタイル(60°)を作ります。これは純愛のアスペクト(星同士の関係)です。明日のバレンタインデーに相応しい純愛や尽くす愛など、美しい愛を讃えるアスペクト(星同士の関係)です。

14日(水)、バレンタインデーの月は…一日を通じて牡羊座です。行動的に攻めるバレンタインデーになりそうです。特に午後3時5分の火星と冥王星のコンジャンクション(0°)は「攻めて、攻めて、攻めまくれ!」というメッセージです。火星の攻撃力に冥王星の悉く破壊していく破壊力は、合わさるととんでもない事態を招きそうです。裏を返せば、事件性の強い一日ということ。度数は水瓶座の0度46分。水瓶座さんは絶大なエネルギーで改革への梶をとるでしょう。同じく風のサインの双子座さんや天秤座さんは行動する勇気をもらいそうです。ただ、困るのは水瓶座と同じ別のフィックスド・サインの方々です。獅子座さんにとっては火星と冥王星のパワーはオポジション(180°)になり、敵対することになります。持ち前の勝ち気で敵を攻撃しすぎないよう、セーブが必要です。牡牛座さん、蠍座さんには水瓶座はスクエア(90°)になります。この日の月の位置(牡羊座)も不安感のもとになります。まずは、エネルギーのコントロールが大切です。山羊座さんにとっては、水瓶座は金銭のハウスに相当します。プレゼントなど高額の支出に注意したいものです。

15日(木)は午前0時2分、早くも月は牡牛座へ移動。午前1時台には前述の水瓶座の火星、冥王星とスクエア(90°)という不調和座相を形成します。ギクシャクした葛藤の多い動きです。午後になると月はようやく落ち着いた動きを見せてきます。午後1時56分、月は土星とセキスタイル(60°)になり、安定、なおかつ自制心を利かせます。午後3時30分には月は木星とコンジャンクション(0°)に。二日ぶりの落ち着きを取り戻すことに。度数は牡牛座の9度です。牡牛座さん始め、地のサイン方、またはバレンタインデーに思うような行動が取れなかった方はフォローする絶好のタイミングです。午後7時27分、太陽は海王星とセミセキスタイル(30°)を形成。長期的なビジョン…例えば「これから料理を勉強しよう!」とか「これから痩せよう!」など、未来の夢を作っていくのによい時間帯です。

16日(金)は…午前3時17分、水星がドラゴンテイルとトライン(120°)を形成。ドラゴンテイルはドラゴンヘッドと違い、ネガティブな作用を持つポイントです。水星はコミュニケーションを表す惑星ですが、その言葉で「意思表示したい」気持ちをドラゴンテイルは内向的に萎えさせてしまいます。午前5時35分には月が水星とスクエア(90°)に。午前9時26分には月は天王星とコンジャンクション(0°)です。すべて、人とのコミュニケーションや気持ちのやり取りに障害があるアスペクト(星同士の関係)です。午後も水星と小惑星=ジュノーのインコンジャクト(150°)や水星と小惑星=セレスのセミスクエア(45°)など、すべて水星絡みの問題のあるアスペクト(星同士の関係)が続きます。16日はコミュニケーションは諦めて、メンテナンスに徹した方がいいかもしれません。

17日(土)は午前1時4分から愛の星=金星が水瓶座へ入場します。ここから水瓶座さんには愛のチャンスが始まります。同時に風のサインの双子座さんや天秤座さんにもチャンスです。午前4時39分には月が双子座へ入って、さらに風のサインのパワーを強めることに。午前5時~6時にかけて、月は水瓶座の金星、冥王星とトライン(120°)を作っていきます。風のサインのラッキーディです。ただ、午後12時52分、水瓶座の水星は天王星とスクエア(90°)を形成。その後、午後5時48分には愛の星=金星が冥王星とコンジャンクション(0°)を作ります。金星は優しい愛や豊かさを表しますが、どうも8ハウスという「死のハウス」を支配する冥王星とは相性がよくないのです。たまに想定外の変化を招くこともありますので、注意が必要です。水瓶座以外の方にも思わぬ損失が起こり得ます。まずは「なくし物」には気をつけたほうがいいでしょう。

18日(日)も月のサインは引き続き双子座です。日曜日ですが、日中は…なんとなくイヤな星の配置が続きます。例えば、午前11時41分の月とドラゴンテイルのトライン(120°)です。ドラゴンテイルがネガティブな方向へ関心を誘導する暗示です。午後12時24分には月が権利の主張を表す小惑星=ジュノーとスクエア(90°)に。小さな配慮を欠くことでクレームが付いたりします。午後7時47分には金星が小惑星=ジュノーとセスキコードレイト(135°)という小競り合いのアスペクト(星同士の関係)に。大ごとではないですが、小さな地雷が至るところにありそうな一日です。夜半から星は落ちつきます。

今週は…バレンタインデーという年に一回のイベントがあり、楽しみにしていらっしゃる方も多いでしょう。一方太陽系の配置は…1月21日に水瓶座へ入場した冥王星を始め、水瓶座の太陽や次々水瓶座へ入場する惑星たちなどが次々水瓶座へ集結する様子を初めて観る光景として驚きを感じる時代に入ってきました。「これから何が起こるんだろう?」と不思議な気持ちで興味を持つ私たちが忘れてならないのは、個人個人が心の中にしっかりとGOALを意識することです。「どこへ行きたいのか?」がハッキリと分かっている人にとっては、新しい星々は、不安よりもむしろ、新しいチャンスをたくさん隠している可能性があるのです。考えてみれば、人生で既知の時間を過ごしたことがある人はいないはずです。いつも未知の未来と対峙している私たちは、もう少し堂々として、自分の道を歩んでいきたいものです。

FEB 12 2024

瑛利奈

(C)ELINA

二極化するメッセージ

2/5~2/11

先週、2024年1月は関東や東北で過去最高の暖冬になったとのニュースが流れたと思っていたところ、日本列島は寒波に被われ、今日は南岸低気圧の影響で東京23区にも大雪警報が出ています。河津桜開花や早いスギ花粉飛散などのニュースを聞いたあとの大雪警報にはひときわ驚かされますね。今週は比較的ダイナミックな星の動きが多く、アンビバレンスというか?二極の間で揺さぶられるようなことが多くなりそうです。

5日(月)…週明けの月は射手座の第1デークから始まります。午前2時9分には山羊座を通過してきた水星が水瓶座へ入場。これが伏線ででもあるかのように午後9時57分、水瓶座の0度に控えている冥王星とコンジャンクション(0°)を作ります。「刷新」のテーマが強い日です。しかし、賢者としてのアドバイザーの彗星キローンは午後8時49分に金星とスクエア(90°)を作りますが、午後9時26分にはキローンは太陽とセキスタイル(60°)を作り、月とノードのトライン(120°)と一緒になって、多数決で押し切られる感じです。

6日(火)は主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は少ない一日で、射手座の月が主役になります。しかし、月は小惑星=ジュノーや海王星とはスクエア(90°)、小惑星=ジュノーとはオポジション(180°)に。大雪のためか?いつもなら必要ない仕事で忙しく、海王星の暗示としては=混乱しそうです。午後9時8分に月は山羊座へ入場して、現実的な日常が戻って来そうです。

7日(水)は…ドラゴンヘッドが主役でしょうか?午前1時15分には金星がドラゴンヘッドとスクエア(90°)を形成します。その後、午前7時16分には太陽がドラゴンのシッポの方、ドラゴンテイルとトライン(120°)を作ります。ドラゴンヘッドとは群衆や多数派意見などを表しますが、ここでもアンビバレンスというか?二極化現象が観られます。夜半になって、午後10時40分、月は木星とトライン(120°)に。複雑な感情は消え去り、なんとなく幸せ感に包まれる時間帯です。

8日(木)は…天王星が二つの天体を相手に異なったアスペクト(星同士の関係)を作ります。まず、午前6時25分、金星が天王星とトライン(120°)を形成。金星は山羊座の19度、天王星は牡牛座の19度です。月もちょうど金星とコンジャンクション(0°)のポイントに来ています。山羊座さんをや乙女座さんには愛のチャンスです。牡牛座さんにとっては天王星が来ていますから、少し薬が効きすぎる感じかもしれません。身体を電流が通ったような感じで制御できなくなる人も…。午前9時19分には火星が海王星とセキスタイル(60°)を作ります。クリエイティブな仕事ができるアスペクト(星同士の関係)です。ただ、正確さや冷静さを要する仕事、例えば精密機械を操作するなどには向かないかもしれません。アートの分野にはいいアスペクト(星同士の関係)ですが。8日はいろんなことが起きる日ですが、午後7時45分には太陽が天王星とスクエア(90°)を形成します。これは「腐れ縁と決別するアスペクト(星同士の関係)」です。世界の重要な課題に答えが出る可能性も。もしも、あなたがまだ現状に未練を残しているのなら、決断はやめておいた方がいいかもしれません。何故ならここで宣言すると二度ともとへ戻れないからです。午後10時59分に月は水瓶座へ入ります。

9日(金)は…8日に比べると静かな日です。嵐が過ぎ去った後のトラブル回収の一日というべきかもしれません。自己主張の小惑星=ジュノーや自己犠牲の小惑星=ベスタのアスペクト(星同士の関係)が多いところから観ると、各論ではいろんな意見が出て、取りまとめるような流れになります。しかし、全体の流れは確実に革新する方向へ進んでいくでしょう。

10日(土)は午前7時58分、新月です。新たなサイクルの始まりです。ということは…8日~9日でいろいろな問題に答えが出たのでしょう。午前8時58分、水星が土星とセミセキスタイル(30°)で、これから地道に積み上げていく覚悟をすることになりますが、午後10時24分には水星は木星とスクエア(90°)を形成します。これは…本人が「『イケる!』と思ってもそうはいかない」という意味です。計画に少し無理がありそうです。午後10時42分、月は魚座へ入ります。

11日(日)は…10大天体(月、太陽と8つの惑星)がメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)を作るのは午前9時49分の太陽と義務を表す小惑星=ベスタのトライン(120°)のみです。午前10時44分には月は土星とコンジャンクション(0°)に。今後のハードワークを暗示するようなアスペクト(星同士の関係)ばかりです。午後12時4分に月は木星とセキスタイル(60°)に。とりあえず、目の前の楽しみを貪りながら長丁場を乗り切るしかなさそうです。

今週は…どうも星からの暗示にアンビバレンスがみられるような気がします。いままで地のサインが圧倒的多数派だった太陽系の星たちは風のサインへと移動しつつあります。ただ、その裏で、太陽始め、8つの惑星中に火のサインの天体がゼロになっています。これは…理想主義を掲げる風のサインが多くのメッセージを出していますが、それを実行する役割の火のサイン…つまり行動力と情熱が欠けている状態といえます。火のサインの天体が出現するまでにまだ最低一ヶ月余りあります。その間に今心に抱いている未来のビジョンが息切れしないようにしたいものです。

FEB 5 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

金、木星のトラインから

1/29~2/4

昨年(2023年)10月11日に冥王星が順行し始め、その後11月4日に土星が順行、次に12月6日に海王星が順行。押し迫って12月31日に木星が順行。2024年になり、ついに1月27日に天王星が順行になり、現在では太陽系の主要な惑星はすべて順行しています。逆に、昨年(2023年)10月11日以前は5つの惑星が逆行していたわけです。昨年(2023年)の秋には水星逆行が加わって、6個の惑星が逆行していた時期もありました。そう考えると2023年後半の世界はまだまだ仮の姿しか見せていなかったということになります。一説には「大統領になるにはすべての惑星が順行している必要がある」といわれています。逆行の惑星が多いと反逆的で反社会的な考え方や生き方をするからです。先週、25日に「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者が自ら名乗り出たのも、いかにも冥王星が水瓶座へ入って、太陽とコンジャンクション(0°)を作った後に相応しいニュースのような気がします。現在、太陽系の8つの惑星はすべて順行、フル稼働モードに入っています。たしかに国連パレスチナ難民救済事業機関の職員がハマスに関与していたことが発覚したのも同じ流れの一つなのかもしれません。というわけで、今後の太陽系はまさに本気モードで腕を振るうことになりそうです。

29日(月)は…みなさんにお伝えするのが遅くなって申し訳ないですが、午前10時1分に素晴らしい星の動きがありました。愛の星=金星と木星のトライン(120°)です。愛の星と幸運星の好角度ですから、愛のみならず、金運にもラッキーなアスペクト(星同士の関係)でした。このところ、アメリカでNYダウが過去最高値をつけているのも頷けます。日経平均も1989年12月29日の最高値を意識しているとのことです。29日の月は乙女座。夕方以降も月は火星、天王星、水星とトライン(120°)を形成。好調な流れが続きます。

30日(火)も悪い星の配置ではないですが、前日と比べて少し強面(こわもて)の星たちが前面に登場してきます。午前8時40分、火星が天王星とトライン(120°)を作ります。火星という男性的な闘いの星と改革派の天王星ですから、政治改革に関する大きな動きがありそうです。午後5時3分から月は天秤座へ入場します。

31日(水)になって、星同士のダイナミックな関係は少なくなります。午後12時33分、月と金星がスクエア(90°)をを作って、実務のスピードはダウン。午後3時6分には月が太陽とトライン(120°)を形成します。調整日といえるでしょう。

2月1日(木)…いよいよ2月です。星の配置は事件の後手後手に回る感じです。午前6時51分、火星が自己主張の小惑星=ジュノーとトライン(120°)に。権利の侵害に関する問題がテーマになる日です。午前10時59分には月が火星とスクエア(90°)に。2月の始まりはクレーム処理からといったところです。

2日(金)…午前5時36分に月は蠍座へ。蠍座の月は…最近水瓶座へ入った冥王星と相性が悪く、午前6時22分、スクエア(90°)に。午後8時台には牡牛座の木星とこれも不調。唯一、午後6時38分、土星とはトライン(120°)で好調です。ギクシャクすることが多く、何事に寄らず難航する一日です。午後7時54分の水星と海王星のセキスタイル(60°)が救いです。利他的な思いやりに満ちた気持ちが心を潤してくれそうです。

3日(土)午前8時17分、蠍座の半月です。前後しますが、この日は午前7時9分の月と金星のセキスタイル(60°)が唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)です。「愛する気持ち」や「楽しむ気持ち」、また人と人との繋がりを大切にしたい日です。

4日(日)は午後3時27分まで月は蠍座。それ以降、月は射手座です。蠍座の月は後半になって、山羊座の火星、水星、それに加えて魚座の土星と好調なアスペクト(星同士の関係)を作ります。すべて順調に計画が進むでしょう。午後、月が射手座に変わってからは、冒険的な気持ちが高まってきます。午後4時19分、月は冥王星とセキスタイル(60°)を作りますが、この時間までに動いておきましょう。それ以降はこれといって成果が出ない星の配置が続きます。

今週は…週明けの金星と木星のトライン(120°)でスタートダッシュを切る一週間です。最初に書いたように、すべて順行している惑星たちは、地道に役割に専念してくれそうです。1個1個石畳を敷いていくように、手堅い努力を積み重ねていく一週間です。

JAN 29 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

2043年まで続く水瓶座の冥王星

1/22~1/28

先週は、21日(日)…といってもまだ昨日ですが、午前9時50分に冥王星が水瓶座へ入場しました。自民党の派閥と金の問題やおかしな殺人事件が多い日本ですが、先週のニュースの中でいちばん大きなインパクトのあるトピックはこれかもしれませんね。一番近い過去、冥王星がサインを変わったのは昨年(2023年)6月11日です。この時は逆行して水瓶座から山羊座へ戻りました。その前は2023年3月23日です。ここで冥王星は山羊座を去り、初めて水瓶座の領域へ足を踏み入れました。21日(日)の冥王星の水瓶座イングレス(天体のサインが変わるときのこと)は昨年(2023年)3月23日の再現だったわけです。前回はテストケースのようなもので、水瓶座の冥王星は5月2日に0度21分ですぐに逆行してしまいました。今年はその冥王星未体験のゾーン=水瓶座の0度21分以降へ2月1日には度数を深めていくことになります。

先週占いに見えたお客様に「次に冥王星が魚座へ入るのはいつですか?」と訊かれたのですが、「まだ調べていない」と答えてしまいました。次の魚座の冥王星の時代かぁ…。遠い未来のことだと思ってはいたのですが…。いま調べてみたところ、次の魚座へ入るのは…2043年3月9日ですね!ずい分先、20年余り先のことです。こんなに冥王星がひとサインを時間をかけて通過するのは、私が占星学を始めてから初めての体験です。ちなみに…1956年に入場した乙女座の冥王星が1971年に天秤座へ入るまでの時間は15年間、次に天秤座の冥王星は12年、1995年から始まった蠍座の冥王星は11年間。これが冥王星がひとサインを通過する時間の最速です。次に射手座の冥王星が13年間。その次2008年から始まった山羊座の冥王星の期間が約15年…。これが直近ですが、今度の水瓶座の冥王星は…2043年まで続くわけです。それを考えると自民党の派閥改革、世界各地で起きている戦争や覇権争いなど、数々の改革及び変化は、まだ序の口ということになりますね。水瓶座の冥王星はご都合主義に終わらず、最後までキッチリと改革を進めてくれると思います。最近始まったばかりのSTG’s や脱炭素運動、特にジェンダーレスなどは水瓶座の冥王星の得意分野になりますからね。

前置きが長くなりましたが、今週は…双子座の月から始まります。22日(月)は双子座の月が海王星とスクエア(90°)を作る上に射手座の金星とオポジション(180°)になり、T字スクエアを形成します。発言した者が責任を負わされることになり、何事も答えが出ない日になりそうです。

23日(火)は、午前6時50分から月は蟹座です。蟹座の月の方が前日の双子座よりも他の惑星=土星や木星と好調なアスペクト(星同士の関係)を作って、成果が出る一日になりそうです。午後5時50分、愛の星=金星が山羊座へ入ります。山羊座さんを中心として、牡牛座さん、乙女座さんに愛のチャンスが巡ってくるでしょう。「愛は関係ないわ」という方には金運が!「お金も必要ないけど」という人には楽な生活が手に入ることに。

24日(水)も引き続き月は蟹座です。午前5時台には月は水星とオポジション(180°)。午前10時43分には月は火星とオポジション(180°)を作ります。水星も火星も、昨日からは金星も山羊座にいるので、蟹座の月はこれらの惑星を刺戟してしまうのです。イライラすることが多く忙しい一日です。午後7時23分になって、ようやく月は天王星とセキスタイル(60°)に。夜になれば雰囲気も変わるでしょう。

25日(木)は…蟹座の第3デークの月は悪くないです。ボランティア活動や思いやりがテーマの時です。午後4時36分に月が獅子座へ。今度は獅子座の月が水瓶座へ入りたての冥王星をオポジション(180°)になって刺戟します。水瓶座の冥王星にメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)で他の天体が絡む初めてのタイミングです。ここでどんな問題を誘発するか?で今後の水瓶座の冥王星の影響を占う材料になりそうです。多分、現状に手厳しいメスが入るのではないでしょうか?

26日(金)午前2時53分、獅子座の満月です。天気予報によると、週半ばから日本列島は寒波が訪れるらしいですが、荒れ模様になる可能性も。午後3時52分、太陽が土星とセミセキスタイル(30°)を作って、今後の作戦を練り直すタイミングです。

27日(土)は重要な星のイベントが多い日です。まず、午後4時18分、太陽が木星とスクエア(90°)を形成します。徒(いたず)に景気がいい暗示です。これをピークに株価が下がるかもしれません。午後4時34分、いままで逆行していた牡牛座の天王星が順行し始めます。度数は牡牛座の19度05分。順行だからいいとはいえ、少なからず今の情勢に激震が走りそうです。これにより、太陽系の主要な惑星(小惑星以外)はすべて順行になります。いよいよ世界情勢、本番の始まりという感じですね。

28日(日)は午前4時11分から月は乙女座です。28日は金星の出番が多い日です。午後3時3分、愛の星=金星は土星とセキスタイル(60°)を形成。人間関係や外交関係など、多少の妥協をしながら協調を図る暗示です。現実的な線が見えてきます。その後、月は午後4時台に土星とオポジション(180°)、金星とトライン(120°)に。午後6時9分には木星とトライン(120°)を形成。アスペクト(星同士の関係)の数からいって、失うもの1つ、得るもの2つといったところですかね。得るものの方が多ければよしとしたほうがよさそうです。

今週は…2024年の傾向がよりハッキリする一週間になりそうです。星の流れは悪くないですが、自分をしっかりと持つことが今週を生き抜くカギになるでしょう。

JAN 22 2024

瑛利奈

(C)ELINA

水瓶座の冥王星…再び

1/15~1/21

年明け早々ですが、今週は…今年(2024年)最大といってもいいくらいの画期的な星のイベントがあります。現在世界は、ウクライナや中東など、戦争や紛争を抱えている地域は多いですが、これも大局的な視点から観てみれば、世界が転換していくプロセスなのかもしれません。また、日本では…能登半島の地震や自民党の政治資金問題などで意気消沈するニュースばかりですが、一方で日経平均はバブル後の高値を5営業日更新して、一時3万6千円をつけています。そんな今週末、太陽は山羊座を抜けて水瓶座へ入場。また太陽系のいちばん外側の準惑星=冥王星は再び水瓶座へサインを変えようとしています。

冥王星といえば…いつも書くように私にとっていちばん印象に残っているのは1995年の1月17日に射手座へ入場したときのことでした。2023年に春分。そして水瓶座の冥王星に同じことを長々と書いていますが…。その日、1995年の1月17日、冥王星が射手座へ入ったのは午後6時15分でしたが、同じ日の午前5時46分、阪神淡路大震災がありました。この日、私はたまたま休みで、凍り付いたように一日中地震のニュースを見ていました。阪神淡路大震災のときの冥王星の度数は蠍座の29度59分でした。考えてみれば、今度の令和6年能登半島地震のときも、冥王星の度数は山羊座の29度、分は…22分でしたが。冥王星がサインを変わる直前の29度にいることは同じですね。このように書くと、すべて未来は暗いように思えてしまいますが、先ほど書いた日経平均がバブル以来の最高値などという景気のいいニュースもあります。今回の冥王星はすでに昨年(2023年)に一度水瓶座へ入っています。その日は2023年3月23日でしたが、その前日22日に大谷翔平のいる侍ジャパンがWBCで優勝して、大変なブームを巻き起こしています。私は「冥王星のイングレス(入場)も楽しいこともあるのだなぁ!」と今日、改めて認識しました。たしかに水瓶座の冥王星はまさに「新時代」を意味します。これからは「新時代を迎える私たちが数々の洗礼を受けながら、栄光を勝ち得るとき」と解釈することにしましょう!

15日(月)の月は魚座。午前7時47分に金星がノースノードとトライン(120°)を作って、人との繋がり、和を大事にする一日になります。

16日(火)は午後1時48分まで魚座の月が続きます。16日は特に魚座食が強い日です。午前6時2分に月は魚座の海王星(海王星は魚座の主星です)とコンジャンクション(0°)に。その後、午前9時37分、太陽は海王星とセキスタイル(60°)に。他人へ対する「思いやり」がテーマです。「人間の『善なる部分』を信じよう!」というメッセージです。午後1時48分から月が牡羊座へ入って、雰囲気がガラッと変わります。今度は「自己主張」が新たなテーマに代わります。午後6時4分、月は水星とスクエア(90°)。ちょっとピリピリして疲れてしまいそうです。

17日(水)は…重要そうなアスペクト(星同士の関係)は午前5時13分の牡羊座の月と火星のスクエア(90°)だけです。その他は金星と小惑星=セレスの合(0°)だったり、金星と小惑星=ジュノーのスクエア(90°)、また、月と彗星=キローンのコンジャンクション(0°)など、「調整」がテーマになります。心のバランスを整えて、神経系の調整を考えたい日です。また、身近な人たちとの心の機微に気を遣いたい一日です。

18日(木)も夜明けまでは前日と同じテーマが続きますが…。午前9時56分、愛の星=金星が自己犠牲の小惑星=ベスタとオポジション(180°)に。尽くすことや、一心に思い詰めることに疲れが出てきてしまいそうです。午後12時52分、牡羊座の半月です。夕方、には月が冥王星とスクエア(90°)を作って、方向転換の必要性を感じそう。午後5時11分、月は牡牛座へ入場します。その後、水星が土星とセキスタイル(60°)を作って、現実路線へ回帰していくでしょう。

19日(金)は…牡牛座の月が土星、水星、木星、火星…と、次々いい関係を作って、順調な一日です。午後6時30分、山羊座の水星が牡牛座の木星とトライン(120°)を形成して、地のサインの安定感や事務処理能力を発揮します。仕事が捗る一日です。

20日(土)は…重要なアスペクト(星同士の関係)が多い日です。まず、午前0時48分の金星と海王星とスクエア(90°)です。心と頭が違う方向を向いて、迷いが生じます。その後、午後にかけて牡牛座の月は天王星とコンジャンクション(0°)、海王星とセキスタイルを作って、ロマンに憧れたり、駆り立てられるような気持ちになるかもしれません。そんなところへ山羊座の29°59分の太陽が同じく山羊座の29°59分の冥王星とコンジャンクション(0°)を形成します。何か大きな流れの締めくくりになりそうな大がかりな一日です。午後11時7分、太陽は山羊座にサヨナラして、水瓶座へ入場。ここから新時代の幕開けになるでしょう。

21日(日)も引き続き、「新時代の幕開け」のテーマは続きます。午前9時50分、太陽系の果てを公転する準惑星=冥王星が水瓶座へ入ります。前述のように冥王星は一度2023年の3月23日に水瓶座へ入りましたが、5月2日から逆行し始めて、6月11日に山羊座へ戻ってしまいました。それ以来、2023年後半は山羊座時代の冥王星がやり残した仕事を総ざらえのような形に終始していました。「所詮時代は全然前に進まないんだ!」と思っていた方も多いと思います。しかし、これからは違います。今年(2024年)の冥王星は9月にちょっと40日ばかり山羊座へ戻りますが、それ以外は水瓶座の道をひたすら進みます。多分、土星だったら、山羊座時代にやり残した仕事は責任を持って決着を着けると思いますが、相手は冥王星です。やり残したことは見切っていくか?さもなければ闇の中へ忘れ去られて行くのではないでしょうか?あるいは、ルール自体を大きく変えて、「全取替え」ということもあるかもしれません。

冥王星は小さな星ですから、私たちに発するメッセージはそれほど強くないかもしれません。しかし、本人も気が付かないうちに意識が変わっている…という場合や、新時代に抵抗感を感じる方にとっては、心を病む方向に変わったりするケースも。まずは、去年2023年の春に冥王星が水瓶座へ入った時代にあなたはどうだったのか?それをよく思い出して、対策を立てるといいでしょう。

JAN 15 2024

瑛利奈

(C)ELINA

結果が出せる一週間に

1/8~1/14

2024年は…元旦から令和6年能登半島地震が起き、日本は騒然となりました。2日には、羽田空港C滑走路で日本航空516便が海上保安庁の航空機と衝突し、機体が炎上しました。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。今年のお正月は驚愕の幕開けになりました。一説によると、今年のお正月は「一粒万倍日」と「天赦日」、「天恩日」が重なる「最強の開運日」といわれていたそうです。占星学で観ても,1月1日は太陽と木星と月が相互にトライン(120°)になるグランドトライン(大三角)を作る日でした。しかし、ホロスコープの場合、太陽、月に加えて8つの惑星など、構成するポイントが多いので、どこかに綻びはあるものです。そのあたりの解説は2024年、明けましておめでとうの1日の部分に詳しく書きましたが。しかし、「一粒万倍日」などは人間のための吉日だと思いますが、占星学上のグランドトライン(大三角)は…「スムーズに事が運ぶ」という意味であり、「人間に好都合な日」と特に規定されているわけではありません。たしかに木星は太陽系の中の地球を守っていますが、地球に住む人間に特化して守ってくれている訳でもないですよね?「この宇宙はすべて人間のためにある」と思い込んでいる私たちが傲慢なのかもしれません。

8日(月)は…午前6時8分から月は射手座です。能登半島地震から一週間経って、土星とオポジション(180°)だった月がスクエア(90°)に回ってきました。これが午後1時10分のことですが、その後は目立つような動きはありません。

9日(火)の朝までは、義務を表す小惑星=ベスタが目立ちます。午前1時台に海王星とスクエア(90°)、午前8時を過ぎてから水星とオポジション(180°)を作っています。「もう疲れたよぉ!」という溜息のように見えます。前後しますが、午前3時44分には月が金星とコンジャンクション(0°)、午後3時24分には月が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)を作るます。三連休明けで仕事が本格的に始まる方も多いと思いますが、「ひと息ついて、休みたい」という気持ちが強くなる日です。

10日(水)…今週は…いつになく、太陽が前面に出てアスペクト(星同士の関係)が多い一週間ですが。10日(水)は太陽が全体を牽引する日です。午前9時7分、山羊座の太陽が牡牛座の天王星とトライン(120°)を形成。新たな解決策や新しい提案など、前向きな気持ちになるときです。午後10時33分から月は山羊座へ入場します。午前11時39分には山羊座の火星が土星とセキスタイル(60°)を作って、これから長期戦で頑張る決意を固めます。その後、月は夜半までの間、土星とセキスタイル(60°)、火星とコンジャンクション(0°)、午後8時14分には木星とトライン(120°)を作っていきます。仕事が捗るいい一日になるでしょう。

11日(木)は午後8時57分、山羊座の新月です。エネルギーが一点に集中するので、大きな事件が起きやすい日です。午後6時25分には月が天王星とオポジション(180°)を作るので、意外な展開になる事も。意見がある場合は遠慮なく発言した方が勝ちです。

12日(金)は午後12時1分から月は水瓶座です。午後7時41分には火星が木星とトライン(120°)を形成。行動的でエネルギッシュな日です。パワー全開で仕事をするべきです。夜はスポーツなどで身体を鍛えるといいでしょう。

13日(土)は主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)がない一日です。午後4時31分の月と金星のセキスタイル(60°)あたりがメインイベントになります。愛と楽しさがキーワードです。また、自己主張の小惑星=ジュノーが逆行し始めたり、調整の小惑星=パラスも太陽や月とアスペクト(星同士の関係)を持つ日です。愛情問題の調整や、嫉妬や不平等感からくる人間関係の機微がクローズされることに。

14日(日)は…午前11時49分にこれまで射手座を通過していた水星が山羊座へ入ります。山羊座さんや牡牛座さん、乙女座さんなど地のサインの方に仕事のエンジンがかかるでしょう。午後12時28分、月は魚座へ入場します。このあと、魚座の月は午後12時31分に水星とセキスタイル(60°)、午後7時49分には土星とコンジャンクション(0°)に。日曜日ではありますが、シリアスになって、ちょっと緊張する時間帯です。その後、午後10時7分になって、月は木星とセキスタイル(60°)を形成。重要なテーマを見つけて、努力すれば、結果が出る一日です。一日を有効利用するといいでしょう。

今週は…仕事など、重要なテーマと取り組めば、結果が得られる一週間になりそうです。そろそろお正月疲れを治して、完全燃焼したいものですね。

JAN 8 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

2024年、明けましておめでとう

1/1~1/7

みなさま、令和六年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日は『今週の運勢』を更新しようとしていたら、突然揺れ始めて、目眩(めまい)がしているのかと思い、テレビをつけたら地震でした。地震は気象庁の情報によると—01月01日16時10分頃、石川県能登地方でマグニチュードM7.6、震度7とのことでした。其の前後から震度5弱以上の地震は6回くらい起きているようです。この「タロット館」のある横浜市中区では震源から遠いにもかかわらず震度3の揺れを感じ、動揺しておりました。地震で被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。

昨年(2023年)12月28日には「太陽が木星とトライン(120°)というラッキーなアスペクト(星同士の関係)を作ったばかりなのに…。しかし、最近私は天文学の研究で「木星は壊し屋」といわれていることを知りました。というのは…数10億年前、木星は太陽系の太陽に近いエリアを大移動して、生まれたての星々を粉々に砕いていったのだそうです。そのおかげで地球に水ができ、命が生まれたそうです。当の木星は土星の引力に引かれて外側へ引っ張られていったらしいですが。やはり木星は命の恩人だったのですね。

2024年は月曜始まり。年始は週の始まりとなりました。1日(月)の月は乙女座。牡牛座の5度の木星に対して太陽は山羊座の10度。加えて月は午後5時58分に乙女座の10度に達して、太陽、木星、月が地象のグランドトライン(大三角)を作ります。いい日ではあるのですが、ただ、午前1時から3時台までは、月と金星のスクエア(90°)、火星と小惑星=ベスタのオポジション(180°)など不調和なアスペクト(星同士の関係)が続きます。午前3時23分に月と土星がオポジション(180°)という厳しいアスペクト(星同士の関係)を作っています。その後、午後10時25分、愛の星=金星が土星とスクエア(90°)を形成します。金星は=愛、土星は=終了を意味します。身を退くことで愛を終わらせるアスペクト(星同士の関係)です。金星の度数は…射手座の3度、土星は魚座の3度です。ミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の若い度数に金星などを持つ方は恋心を冷やされることになってしまいます。ラッキーな動きとシリアスなものが入り交じるダイナミックな星の配置の元旦です。

2日(火)午後12時7分、これまで逆行していた水星がいったん留まって、順行に変わります。水星の働きがようやく正常化するのです。勉強運や仕事運はパワーアップするでしょう。この直後の午後12時9分には乙女座の月が19度まで度を深めて、天王星とトライン(120°)を形成。知らないところを訪れるなど、冒険してみたくなる日です。ただ、午後11時49分になると、月は海王星とオポジション(180°)に。迷子になる暗示です。あるいは沼にハマってしまうかもしれません。まあ、明日も休みだし、トコトン行きたい人にはディープな旅になりそうです。

3日(水)は朝7時台から8時台にかけて、乙女座の月は火星とスクエア(90°)、冥王星とトライン(120°)を形成します。朝ランニングなどをしている方には力が入りそうです。スポーティな星です。午前9時46分から月は天秤座へ入ります。その後はマッタリしながら、少し中途半端な流れです。午後9時15分、月は金星とセキスタイル(60°)に。お洒落な一日です。

4日(木)は…午後12時30分、天秤座の月が山羊座の太陽とスクエア(90°)、半月です。とりあえず、今までの行程をチェックして、現在地を確認する日となります。午後11時57分には、これまで射手座を通過していた火星が山羊座へ入場します。火星が射手座へ入ったのは昨年(2023年)11月24日ですから、42日ぶりの模様替えです。火星は行動や努力を表しますから、これまで額に汗を流す役割は…射手座さん、牡羊座さん、獅子座さんでしたが、今度は山羊座さん、牡牛座さん、乙女座さんなど、地のサインの方々がその役を担うことになります。地のサインの方はスポーツなどで身体を鍛えるチャンス。これからは記録を伸ばしたり、筋肉もつけやすいでしょう。

5日(金)になると、月の度数も天秤座の19度を過ぎて、いいアスペクト(星同士の関係)を作る惑星も少なくなってきます。午前7時24分、月は水星とセキスタイル(60°)と好調角を作った後はずっと不調に。月は午後9時39分に蠍座へ入場。今度は午後11時2分に月は火星とセキスタイル(60°)を形成して、活発な時間帯になります。残業でしょうか?それとも、プライベートが忙しいのか?昼間の星はずっと低調という金曜日です。

6日(土)までお正月休みの方もいらっしゃるのでしょうか?昨日に引き続き、抑揚のない土曜日です。午後5時35分、太陽は彗星キローンとスクエア(90°)に。これは…ヒーラーの彗星=キローンにあなたが素直に従えない暗示です。朝8時34分の月と木星のオポジション(180°)も含めて考えると、正確な自己分析や状況判断ができず、あなたは少し混乱するかもしれません。重要な決断は避けたい日です。

7日(日)になると、蠍座の月は太陽とセキスタイル(60°)という仲良し座相を作ります。その他、天王星とオポジション(180°)や海王星とトライン(120°)など、ロマンティックな一日です。大きな変化を期待するよりも、相手や自分の「気持ち」を大切にしたい一日です。エステや瞑想などで、自分磨きがベストな日かもしれません。

2024年は「令和6年能登半島地震」から始まり、ビックリしてしまいましたね。しかし今後の一週間、さほどの波瀾もなく、むしろ正常化の方向へ向かっていきそうです。ただ、金星と土星のスクエア(90°)や火星と小惑星=ベスタのオポジション(180°)など、疲労が原因なのか?内向的で頑(かたく)なにさせてしまうような配置が続きます。どんな状況になっても、心が折れないように。常に楽しいものを探していく柔軟な気持ちを忘れないようにするといいでしょう。

JAN 1 2024

瑛利奈

(C)ELINA

ようやく太陽系は王道へ

12/25~12/31

このところ自民党の派閥の政治資金パーティーの裏金疑惑で信用を失っている岸田政権ですが、先々週から安倍派の4閣僚が辞任して、先週は5人目の政調会長、萩生田氏が辞任しました。さらに東京地検特捜部による安倍派の事務所の強制捜査が始まりました。このような日本政治を揺るがすような事態のいま、太陽系はどうなっているのか?というと、山羊座へ入った太陽はようやく力を取り戻し、今週の星の配置はむしろ正常化されていく模様です。ニュースによると安倍派が退いて、ようやくゼロ金利政策の出口が見えてくるとのこと。一時期の円安もピークを過ぎたようです。

25日(月)、今週は…午前2時27分の太陽と土星のセキスタイル(60°)から始まります。これはとても堅実なアスペクト(星同士の関係)です。現在、足下を固めて立て直し中という意味です。25日は月がほとんどメジャーアスペクト(主要な惑星とのアスペクト)を作りません。午後4時1分、火星はノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)。攻めの方法を根回しするような動きです。味方を増やすにはいい時間帯です。2023年最後の週は、かなり骨太な星の配置から始まりました。

26日(火)は…午前2時14分に愛の星=金星が海王星とトライン(120°)を形成。愛と夢、そして慈しみの気持ちが活発になります。深夜にあたりますから、この星を生かすには前日に動かなければなりませんね。前日は太陽が土星と絡んでシリアスな一日でしたらから、現実を踏みしめながら、さらに夢を築いていく…そんな姿勢が必要です。26日はその後、あまりいいアスペクト(星同士の関係)がありません。正午を跨いで双子座の月が火星とオポジション(180°)、海王星とスクエア(90°)になるなど、判断が狂いそうです。その後、日没以降は月は水星とオポジション(180°)、小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)などで、弱腰になってしまいそうです。

27日(水)は午前0時14分から月は蟹座へ入場。午前9時33分、満月です。当面のテーマがクライマックスを迎えます。午前中には、月は土星とトライン(120°、木星とセキスタイル(60°)を作って、物事がキビキビと先へ進むでしょう。しかし、午後4時42分、水星が海王星とスクエア(90°)を形成。これは…いけません。判断ミスや嘘に騙される暗示です。重要な仕事は午前中に済ませておいた方がよさそうです。

28日(木)は、今年最後の営業日という方も多いのではないでしょうか?これだけでも特別な日ですが、星はさらにその上を行っています。山羊座の太陽がオールマイティーの幸運星=木星とトライン(120°)という大ラッキーなアスペクト(星同士の関係)を作ります。時刻は午前0時28分!日付が変わってすぐですから、この幸運を掴むには早いほどいいでしょう。この記事を読んだあなた。太陽と木星のトライン(120°)を知ったら、すぐに計画を実行しましょう。星に願いをかけるなら「い.ま.」なのです!特に太陽のサイン、山羊座さんや木星がいる牡牛座さん、そして、太陽と木星に囲まれてグランドトライン(大三角)になる乙女座さん…は絶対このチャンスを逃すべきではありません。向こう数ヶ月、こんなチャンスは訪れませんから。太陽のサイン以外、金星が地のサインの方には愛のチャンスが、水星が地のサインの方には勉強運が…など、いい星がないか?一度調べてみる価値はあるでしょう。

29日(金)は午前9時22分から月は獅子座です。その少し前の午前7時15分、火星が海王星とスクエア(90°)を作ります。これは、トリッキーなアスペクト(星同士の関係)です。迷路にハマったり中毒になるなど、少々不健康な行動をとる方へ誘導されます。午後3時0分には愛の星=金星が冥王星とセキスタイル(60°)を形成。今度は秘密の愛にハマるアスペクト(星同士の関係)です。一連の流れを観ると…お正月を前にして、不健全な方向へ舵を切る…こんな人たちも出てくるかもしれません。

30日(土)、午前5時23分、いままで蠍座を通過していた愛の星=金星が射手座へ入場します。射手座さんに愛のチャンスが巡ってきます。同時に獅子座さん、牡羊座さんもラッキーです。年末年始に出会いがあったり、愛が高まったりする可能性も。午後11時38分には獅子座の月が天王星とスクエア(90°)を作るので、ロマンを求めてじっとしていられない夜になりそうです。

31日(日)は午前11時40分、これまで逆行していた木星が順行し始めます。木星は幸運の星ですが、経済や法律、宗教の星でもあるのです。逆行し始めたのは今年(2023年)の9月4日です。その時期からねじ曲げられた正義がまかり通っていた事柄があったとしたら、今後正常化されていくでしょう。パレスチナ情勢なども明るい兆しが見えてくるといいですね。今年最後の日は午後8時53分から月は乙女座へ入ります。

2023年最後の週は…太陽と土星のセキスタイル(60°)で始まり、太陽と木星のトライン(120°)を経て、大晦日には木星が順行して一年が終わります。「終わりよければすべてよし」という流れですが、地球温暖化も含めて、これまでが滅茶苦茶過ぎた問題はそう簡単には解決しないかもしれません。しかし、いい方向に舵を切るキッカケだけは掴める年末には違いないです。2023年も残り少なくなりました。最後にいい星が待っていますから、みなさまも大切に今週一週間を過ごしてください。

DEC 25 2023

瑛利奈

(C)ELINA

22日、新たな冬至図へ

12/18~12/24

先週16日、関東を中心に最高気温25度以上の夏日を観測しました。12月に夏日を記録するのは観測史上初めてとのことです。その後、一転して今週は気温が降下、日本列島は10年に一度といわれる寒波に襲われています。一方、岸田政権の支持率は裏金疑惑で政権発足以来過去最低の10%台に落ち込みながらも、解散もできず、何の手も打てずにいます。もっとも、今年(2023年)の秋分図、23日、新たな秋分図に(参照)では、政府与党を表示星=木星は野党=水星を遙かに下回り、最も下位に沈んでいました。今週、22日は冬至となり、日本の運勢も新たな冬至図へと書き替えられることになりますが、今後はどうなるのか?追ってご説明していきたいところです。

18日(月)は…午前4時58分から月は魚座です。午後2時~3時にかけての時間帯、月は牡牛座の木星、山羊座の水星とセキスタイル(60°)に。三つの天体が小三角になり、最もラッキーな時間帯です。仕事も捗るでしょう。午後11時27分、知性の惑星=水星が木星とトライン(120°)を形成します。システムの更新や情報整理、新しいマニュアルの勉強などに最適な一日です。試験勉強にもいい日です。

19日(火)は、午前9時29分、魚座の月が金星とトライン(120°)。まったりと楽しい時間が過ごせそうですが、この日は一日を通じて魚座の月の悪い面…気まぐれや感情的などが強調されてしまいます。映画や音楽を楽しむにはいいかもしれませんが、契約を煮詰めるなどには不向きな日といえるでしょう。

20(水)午前3時39分、半月です。度数は…魚座の27度35分。新月から満月に向かう増光期の中の中間点です。午前7時46分から月は牡羊座へ。その後はややナーバスなアスペクト(星同士の関係)が多い一日です。午後7時6分、逆行中の義務を表す小惑星=ベスタが蟹座から双子座の領域まで戻っていきます。小惑星=ベスタが蟹座へ入ったのは…今年の9月14日。それ以来密になりすぎていた家族など、近しい人との関係がちょっとクールに変わっていく暗示です。依存されて荷が重かった場合は距離を置くいいチャンスかも。

21日(木)…動きの少ない今週の星の中ではダイナミックな配置が多い日です。なんといっても主役は午後4時4分の金星と天王星とオポジション(180°)です。これは…愛する人や仲間などとの関係を切りたい衝動をもたらします。例えば、自民党派閥の裏金問題などにも離脱を巡って波瀾があるでしょう。恋人や夫の浮気問題がある場合は決着を着けたい気持ちが高ることも。午後9時33分には知性の惑星=水星が現実的な土星とセキスタイル(60°)を形成します。これによりさらに感情的はクールダウンしそうです。しかし、午後11時を過ぎてからできる火星が天王星とインコンジャクト(150°)や小惑星=ジュノーの動きなどを観ると、すぐに動くと面倒なことになりそうです。まずは、冷静さを失わずにしばらく様子見する余裕が大切です。

22日(金)は…午前11時46分に牡羊座の月が射手座の太陽とともに29度でトライン(120°)を作ったあと、3分後に月は牡牛座へ入場します。午後12時27分、太陽は山羊座へ入場。冬至となります。この時刻で新たな冬至図となり、日本の運勢を表すホロスコープが書き替えられることになります。これによって、世の中の雰囲気も大きく変わるでしょう。今年の日本の運勢は春分図、夏至図、秋分図と、いずれも停滞や弱気に満ちたもので、よくなかったのですが、今度の冬至図は少し期待が持てるかもしれません。岸田総理は運良くこの冬至図に助けられる…ということも。山羊座の0度に位置する太陽に対して月は牡牛座の0度でトライン(120°)。ちょっと楽しそうなホロスコープです。言ってみれば、今年の12月22日の運勢は日本のこれからの四半期の縮図といっていいでしょう。みなさんも22日がどんな日だったのか?よく記憶しておくことが大切です。午後9時53分、月は木星とコンジャンクション(0°)を作って、楽しい夜になりそうです

23日(土)は天気予報によると寒波が来るそうですが…。午前3時53分、知性の惑星=水星が太陽とコンジャンクション(0°)に。これは…コンバストといって、弱小で敏感な水星が太陽のパワーに吸い込まれていくといった感じです。水星の繊細さや自由さが発揮できなくなります。午後3時17分、水星は逆行しながら射手座の領域へ入場します。水星の逃走劇といった一日です。午後10時33分、牡牛座の月は天王星とコンジャンクション(0°)になって、事態は急変。何が起きるのか?予測できない一日です。

24日「(日)…世の中はクリスマスイブですね。夜中から朝までの星は不安定です。前日から「夜明かしで飲もう!」という計画はあまりオススメできないようです。午前7時35分、水星が義務を表す小惑星=ベスタとオポジション(180°)を形成。疲れすぎてイヤ気がさしそうです。午後3時39分、牡牛座の月が冥王星とトライン(120°)を作って、ガラッと雰囲気が変わります。午後5時14分、月は双子座へ入場。なんとなく翌週の準備が気になり始めそうです。

今週は22日が冬至。日本の運勢が新たなホロスコープに書き替わる日です。下に冬至図をアップしておきました。クリックorタッチで拡大します。何か明るい兆しが感じられるような冬至図です。日本もこのところの低迷から抜け出られるといいですね。国民の一人として、未来に期待する気持ちが大切です。

DEC 18 2023

瑛利奈

(C)ELINA