11/1~11/7
先週…前半は眞子様ご結婚の話題で持ちきりでした…。31日(日)は衆議院選挙の投開票日でしたが、ちょうど投票が終わった後、京王線の特急電車内で刺傷事件があり、こんどはその事件の話題でもちきりに。先週、一週間は「瑛利奈の今週の運勢」、30日、太陽が土星の壁へ に書いたように、29日までは愛の星=金星が木星とセキスタイル(60°)の調和座相に象徴されるように、世界が幸せな雰囲気に支配されましたが、30日の太陽と土星のスクエア(90°)により一転してネガティブな現実に目を落とすことになりました。しかし、衆院選はやはり「大騒ぎするほどでもなさそう」と予想した通り、結果は自民党が過半数を取るという、与党にとっては安定の結果でした。今週の星も先週から引き続き、まだまだエレベーターのように昇っては下がる状況を繰り返すようです。
1日(月)は午後1時18分に知性の星=水星が木星とトライン(120°)の好調座相を形成して、一週間は順調な滑り出しです。午後7時17分には太陽が調整の小惑星=パラスとトライン(120°)。一日を通じて、理性的な流れが続きます。
2日(火)は夕方、水星が冥王星とスクエア(90°)と、今度はいい判断を阻害される暗示です。主役の的が絞りきれず、現実からなかなか飛び立つことができない一日になりそうです。
3日(水)は…夜半まで義務を表す小惑星=ベスタの縛りから解放されずに重い足取りに。午後10時を前にして、知性の惑星=水星が自己主張の小惑星=ジュノーを味方に付けて現状打破のキッカケを作ります。その後、午後10時7分、天秤座の月が木星とトライン(120°)を形成。土壇場になっていい解決がみつかるでしょう。
4日(木)は…午前9時52分までは月が天秤座。この時間帯までに今日のラッキーなアスペクト(星同士の関係)は出尽くしてしまいます。その後、月は蠍座へ移動しますが、蠍座の月は力で押し切ろうとし、やや険悪な雰囲気に。
5日(金)午前6時14分、蠍座の新月です。度数は蠍座の12度40分。もちろん太陽も同じ度数です。これにより劇的にいろいろあった、これまでの流れがリセットされます。しかしその直後の午前8時57分、蠍座の太陽は牡牛座の天王星と向こう前になり、オポジション(180°)を形成。天王星は破壊や革命の惑星ですが、この惑星に太陽だけでなく、新月の月も加わってオポジション(180°)となるわけですから、多分、これまでの既定路線から進路変更せざるを得ないことになるでしょう。しかし、オポジション(180°)は執拗な敵対関係を表します。変わりたいけれども変われない…これまでの現実路線に深く轍を取られて、世界は苦悩することに。同日、午後7時43分、これは偶然ですが、愛の星=金星が山羊座へと移動します。ここから今年の特長となる長い山羊座の金星の期間が始まります。
6日(土)は午前7時34分、これまで天秤座を通過していた水星が蠍座へ入ります。これにより、水瓶座の木星、土星を除いて、残りの8個の天体がすべてマイナスサイン(女性サイン)に入ります。一年でいちばん夜が長い日へ向かって、静かで暗い、また物事の深部を深く掘り下げる蠍座のテーマがいっそう強調されることになります。
7日(日)は蠍座の水星が山羊座の金星とセキスタイル(60°)という楽しいアスペクト(星同士の関係)を作ります。蠍座と山羊座という、最も重厚なサインの中で水星と金星という若くて初々しい星たちが楽しげに絡みます。矛盾しているようですが、最も清浄感のあるプラトニックラブや美しいハーモニーのようなイメージのアスペクト(星同士の関係)です。まずは、山羊座さんをはじめ、牡牛座さん、乙女座さんたちには胸がキュンとするような出来事があるでしょう。ここから始まる…といってもいいかもしれませんね。
こうしてみると、星の配置は常に未来へと動いています。これまでトレンドだと思っていたものが知らず知らずの間に移り変わって行くのです。今週も…新しい何かが始まるのを予感させるような星の動きです。
NOV 1 2021
瑛利奈
(C)ELINA