3/21~3/27
ウクライナ情勢はさらに深刻化して、ロシアはマリウポリを攻撃して、降伏を迫っています。日本では先週、3月16日23時36分、福島県沖でマグニチュード7.4、震度6強という大きな地震がありました。東日本大震災やイラク戦争など、魚座の後半の時期は不穏な情勢になることが多いようです。そんな中、3月21日(月)は春分です。日本を始め、世界の今後四半期の運勢が書き換わる時です。
21日(月)午前0時33分、春分。太陽が牡羊座へ入場します。これを以て日本の国のホロスコープも新しいものに書き替えられることになります。今回は牡羊座入場が深夜だったため、太陽周辺の惑星の群れがホロスコープの下部に偏る形で、日本の運勢としてはあまり活発ではありません。太陽の牡羊座入場の直後の午前0時44分、月は天秤座から蠍座へ入ります。春分図の月は天秤座の29度だったわけですね。午後3時6分、魚座の18度で水星が木星に合(0°)に。楽観的なアスペクト(星同士の関係)です。ウクライナ情勢の話し合いは少し進展したのでしょうか…。
22日(火)は重要な惑星はありませんが、蠍座の月が午前から夕方にかけて、魚座の木星、水星、海王星と次々にトライン(120°)の好調座相を作ります。私達の心情的なものをテコにして、物事が進展する暗示です。とはいえ、午後12時49分には月は土星とスクエア(90°)に。しかし、現実の壁は厚いようです。
23日(水)、午前5時43分、水瓶座の火星が牡牛座の天王星とスクエア(90°)を形成。今週いちばんの厳しいアスペクト(星同士の関係)です。交渉事や計画があるとしたら、23日を避けたほうが無難でしょう。
今週は…何かと水星の動きが目立ちますが、24日(木)午前[2時43分、知性の惑星=水星が海王星と合(0°)を作ります。海王星は、いい意味ではイマジネーションを表しますが、ともすると幻想や嘘、裏切りなどの意味になります。勘違いに注意が必要な一日です。また、午前8時8分には水星はドラゴンテイルとトライン(120°)に。ドラゴンテイルはドラゴンヘッドと違い、ネガティブに内にこもる意味合いが強い仮想のポイントです。家に籠もってビデオ鑑賞するにはよさそうな配置ですが、ウィークディなので、そうもいかないでしょう。水星、海王星の合(0°)を総合して考えると、あまり重要な次項の決定には不向きです。
25日(金)午前6時53分、月は山羊座へ入ります。この日の午後2時37分、月は太陽とスクエア(90°)、半月です。しかし、それ以外、惑星同士はもちろん、月でさえもメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)を作りません。非常に動きが少ない一日ですが、ルーティンワークを消化するために、コツコツを目の前のことをやるしかないかもしれません。
26日(土)午後7時34分、水星が冥王星とセキスタイル(60°)を形成。新たなファクターが加わり、世論が新しい方向へ変わっていきそうです。
27日(日)午前9時55分、月は水瓶座へ。午後4時44分には水星が牡羊座へ入場します。今年(2022年)は1月24日に火星が山羊座へ入ってから、火象サインの惑星がゼロというラインナップが続いてきましたが、春分に太陽が牡羊座へ入場し、27日には水星が牡羊座に。火のエレメントに惑星たちが徐々に移動しはじめました。火のエレメントといえば、「行動」意味します。21日で新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」が解除されたばかりですが、行動制限が解けて、今後はリバウンドが心配ですね。
今週は…ウクライナ侵攻の問題や新型コロナウイルス、福島沖地震のアフターケアなど、問題山積ですが、そろそろ桜も満開になり、いい季節ではあるのです。私達も不安にばかり囚われず、目の前の小さな幸せの価値を見出さなければならないようです。
MAR 21 2022
瑛利奈
(C)ELINA