21日、アメリカ大陸で皆既日食。

1/21~1/27

週明けの21日は…午後12時54分に月が獅子座へ入場。前日から水瓶座へ入った太陽と次第にオポジション(180°)を作っていき、満月となりますが、今回の満月は特別。21日(月)午後2時15分には皆既月食を伴います。日本は昼間なので観測することはできませんが、皆既月食は南北アメリカ大陸の頭上で起こります。

21日(月)は月食の少し前に金星が海王星とスクエア(90°)を形成。夜半になって火星が土星とスクエア(90°)を作ります。幸いこれらの不調和座相は日食(満月)と直接重なってはいませんが、至るところで不協和音が聞かれるありがたくない一日には違いありません。

22日(火)にはイヤな雰囲気が一変するような幸運なアスペクト(星同士の関係)=金星&木星の合(0°)が起こります。金星は愛情とお金と美の表示星、木星はオールマイティの幸運の惑星です。太陽系の中で最もラッキーといわれるこの二つの星が重なるのです。度数は…射手座の16度です。先週の金星&火星のトライン(120°)に引き続き、金星が次々に幸運を引き寄せて、ポイントを取ってくれるという感じですね。前日の21日(月)の金星&海王星のスクエア(90°)も金星が木星が接近しながらの出来事でした。サッカーに喩えると…幸運なゴールへの手前で、惑わす何者かがいる…このように考えてくださるといいかもしれません。「ゴールを前にして嘘に惑わされるな!」ということです。

23日(水)からは水星が主役になってきます。しかし、この日は午後8時過ぎ、山羊座の第三デークを通過中の水星は天王星とスクエア(90°)を形成。その後午後9時30分頃に預言者=キローンがセキスタイル(60°)からフォローしますが、夜になっても神経が昂ぶる仕事が気になる日になりそうです。

24日(木)午後、水星は山羊座を抜けて、水瓶座へ。25日(金)は惑星の重要なアスペクトはありませんが、しかし比較的穏やかな日となるでしょう。しかし、ここでもまた午後1時17分に水星が木星とセミスクエア(45°)の不調和座相を作ります。ウィークディの最終日の午後になって、また面倒な指摘が入った…こんな感じかもしれません。

26日(土)は夜中に牡羊座の火星と射手座の木星がトライン(120°)と、好調な関係に。遠出やスポーツに最適な週末です。しかし、良いアスペクトといっても火星は凶星と言われている星です。ケガややり過ぎ、金銭の浪費には注意したほうがいいでしょう。

26日(日)は惑星同士のアスペクトがありません。しかし、天秤座第三デークを通過する月が冥王星や天王星とT字スクエアを作って、人間関係を一新したくなる気持ちに…。こういうきときは…相手を変えようとするよりも、自分自身の環境を変えてみることを優先にしましょう。見知らぬ土地へ足を運ぶのもよし、初めてのイベントへ参加するなど、気分一新にはいろいろな選択肢があります。

今週は…1月6日の日食、そして21日の月食と、太陽系が正確に並んで緊張感が強いときです。次の新月になれば、この雰囲気は和らいできます。それは…春の訪れと一緒かもしれませんね。

JAN 21 2019

瑛利奈

(C)ELINA

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