3/19~3/25
2017年の冬至図に出ている通り、与党がかなり追い詰められているところで今週は春分を迎えます。これを機会に日本の、そして世界の運勢は新たなチャート=春分図として書き換えられます。冬至図で非常に不利な状況になっていた政府与党の運勢はこれから四半期どうなるのでしょうか?2018年の春分図を改めて観てみると…なんと!「与党はさらに不利な状況に追い込まれていく」と出ています。昨年の冬至図では単に「敵が強く自己主張を強めていく」といった状態だったのですが、今季はますます混迷を深めていく模様です。政府与党の象徴性は金星ですが、合(0°)となるにはほんの一度だけ遠い場所に分裂を意味する天王星が不気味に後を追っています。前にはスクエア(90°)で冥王星が控えていますから、「進むも地獄、退くも地獄」といったところです。
春分の日の21日(水)、太陽が春分点に達する…つまり牡羊座へ入場するのは午前1時13分ごろですが、それまでの19日(月)から20日(火)までがホッとひと息入れられる日となりそうです。
21日(水)以降、牡羊座の太陽は25日(日)に先週から山羊座入りしていた火星とスクエア(90°)という激しいバトルを表す不調和な関係を作ります。この傾向は春分以降すでに始まっていると看ていいでしょう。
また、23日(金)から水星が逆行し始めます。水星は知性とコミニュケーションの星ですから、話し合いや契約事など、現代社会のシステムを司る重要な役割をする惑星です。これが逆行し始めてまず混乱の要素を作ります。その後、24日(土)には金星が冥王星とさらにスクエア(90°)という不調和座相を作成。金星は愛の星ですが、水星が知性を司るのに対して、金星の方は感性や感情を動かす惑星です。これが太陽系の最も外側に位置するアウトローの準惑星、冥王星と相まって作用しますから、冥王星の発するメッセージは言葉にすると「社会の規範を守ることはないよ!逸脱すればいいさ」と、私達の深部の感情に訴えてきます。これにより私達の心はいいように揺さぶられてしまうでしょう。
そしてまたさらに悪いことに、今週後半のバトルを繰り広げる天体はみなカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)といわれる最も活発でリーダー的な性質星を持つ星達なのです。
春分以降は星達が醸し出すケンケンガクガクの雰囲気に呑み込まれないよう、私達は冷静さを保つ必要があります。もしもあなたが胸の内に大切な夢を抱いているのなら、今週末に持ち出さないようにしたほうが賢明でしょう。逆に何かぶち壊したい事案があるのなら、この時期を狙って作戦を始動したらいいのかもしれません。
何はともあれ、日本各地でさくらが開花するこの時期、星の勢いに踊らされて、あとで後悔しないよう気をつけたいものです。
MAR 19 2018
瑛利奈
(C)ELINA