蠍座の太陽、木星が幸運を提示!

10/23~10/29

22日(日)は超大型台風が日本列島に接近する中、衆議院選挙となりました。結果は10月10日の公示日の頃の予想に反して、与党大勝となる見込みです。実は…これもこの四半期の日本の運勢を表す秋分図にはっきりと示されていたことなのですが…。

23日(月)は台風21号が未明に上陸して、日本列島は大荒れの天気に。ちょうど同じ時刻、午前3時30分に乙女座を通過していた火星が天秤座へ入場しました。天秤座は風象サインですが、文字通り大風が吹き荒れることになり、これまでの豪雨による土砂災害(乙女座は地象サイン)から風害へと災害の傾向が変わるのかもしれません。

23日(月)は火星の天秤座入場のあと、午後2時27分には太陽が蠍座へと入ります。衆議院選挙により日本の政界の新たな勢力図が明確になる時間帯でもあります。また、政治の世界のみならず、太陽の蠍座入りにより、私達の生活の中でも新たなテーマが新しい気持ちでスタートすることになるでしょう。

今週は波乱の週明けとなりましたが、その後の流れは「この秋最高!」といっても過言ではないほどの好調な星の配置が続きます。中でも突出してラッキーなのは…27日(金)に起きる太陽、木星のコンジャンクション(0°)です。木星といえば…先日、10月10日の夜に一年一ヶ月ぶりに天秤座から蠍座へサインを変えたばかりですが、このポイントに今週から蠍座へ入場した太陽がコンジャンクション=合(0°)となるのです。太陽系の中で最も幸運な惑星である木星に太陽が重なるわけです。言わずもがなですが、太陽は太陽系の中心となる恒星。太陽系の光源です。一方の木星の方は保護、安楽、幸運などの意味がありますが、宗教哲学など思想的な成熟も表します。太陽の持つ基本的な意味=正義と木星の思想的な深遠さ。27日(金)にはこのふたつのものの合体が起こるのですから、非常に貴重で特別な「何か」を得るには最適のタイミングなのです。換言すれば、27日(金)はオールマイティにラッキーな日となります。

みなさんは「私にとってもラッキーなの?」と、疑問を持たれるかもしれませんが、蠍座さんならずとも、みなさんのホロスコープにはそれぞれ12のハウスがあり、その中のどれかひとつに蠍座が配置されていますから、必ずあなたの人生のカテゴリーのうち、どれかひとつに影響があるはずです。それがどこに当たるのか?は生年月日に出生地、出生時刻を入れてホロスコープを作成すればわかります。この方法は「瑛利奈の占星術チャートハウス」にも解説がありますので、興味のある方は御覧になってみて下さい。

また、「幸運の女神には後ろ髪がない」といわれます。チャンスを掴むには幸運なタイミングの前に動き始めていなければいけない…という意味です。ですから、みなさんも27日(金)を待たずに、いますぐ始動しないと駄目ですね!

その後28日(土)は昼過ぎに相次いで金星が冥王星とスクエア(90°)、水星は冥王星とセキスタイル(60°)というアスペクト(星同士の関係)を作ります。愛の星、金星が作るスクエア(90°)の方は不調和な座相ですから、愛の現状に何らかの軌道修正が入るでしょう。次に水星の方はセキスタイル(60°)と好調なアスペクトです。これにより何かの気づきがあるはずです。

今週は…大きな季節の節目、スタートとなります。新たに始まった蠍座の木星の時代…。今週の星は私達に…案外まとまった未来のビジョンを見せてくれ、新たなモチベーションを与えてくれるのかもしれません。

OCT 23 2017

瑛利奈

(C)ELINA

波乱の新月。リセットし過ぎないように

10/16~10/22

天秤座の太陽…今週は最後の週。週明けの16日(月)は…太陽が氷の星といわれる土星とセキスタイル(60°)の関係を保って、文字通り46年ぶりの低温記録の冷たい雨に。17日(火)夕刻には水星が蠍座へ入場して、秋から冬の星座へ太陽系の分布は少しずつ変化していくことになります。「土星」や「蠍座」のキーワードは重厚で意味深長です。これは…私達の関心が表面的なものから内面的なものへ。また、広く浅い視点から狭く深く、本質的なものへと移り変わって行く暗示です。愛に関しても目先の楽しみよりも深い理解や信頼の絆を重要視していくことになるでしょう。

何といっても今週のハイライトは20日(金)です。天秤座26°を通過する太陽が、以前から牡羊座26°付近を逆行中の天王星と午前2時35分にオポジション(180°)=衝の座相を形成します。天王星は革新、分裂など予期せぬ出来事を起こす惑星です、この天王星と太陽が地球を中心として向かい合うわけですから、私達の住む地球はピリピリした緊張状態に置かれてしまいます。これに加えて午前4時13分、新月が重なります。つまり太陽系の内側から太陽、月、地球、そして外側には天王星が一直線に並ぶことになります。このようなテンションに満ちた星の配置は…鋏を持った悪魔の仕業(しわざ)に似ています。「えーい、面倒くさい!何もかも捨てちまえ!」と、私達は悪魔の挑発に乗って、大切なものまで斬り捨ててしまいたい欲望に駆られるかもしれません。「死神の鎌(カマ)」なら枯れてしまったものを切り落とすので、むしろ生産的だとさえいえますが、「悪魔の鋏」は傷口を広げるだけです。「死神の鎌(カマ)」は斬り捨てた後、静かな悲しみを残していきますが、「悪魔の鋏」は切り取った後にさらに怒りの炎を煽り立てていくのです。長くなりましたが、とにかくこのタイミングでは…感情的にならず、冷静に未来予測を立て、慎重に行動することが最善の対策です。20日(金)は月が蠍座へ移動して、午後には木星、水星と合(0°)というちょっとラッキーなチャンスも用意されています。

22日(日)は衆議院選挙の投開票日ですが、週末は…20日(金)から続く緊張状態を書き換えるような特別な星の動きもなく、20日(金)のサプライズの流れを引きずったまま、今週は暮れていくでしょう。

OCT 16 2017

瑛利奈

(C)ELINA

木星、蠍座入場!主役が替わる…

10/9~10/15

先週一週間は…お天気はともかく、星の配置は比較的穏やかに過ぎました。日本では今週10日(火)に衆議院選が公示となり、選挙戦はいよいよ盛り上がってくる見込みです。

週明けの9日(月)は8日(日)夜に形成された金星、土星のスクエア(90°)の影響が尾を引いて、私達国民の選挙への期待値がグンと下がってしまった感があります。しかも9日(月)夜には水星が冥王星とスクエア(90°)という、また私達がガッカリするような新事実が出てくるなどして、さらに混乱する雰囲気に。

10日(火)は衆院選公示となりますが、朝9時台に太陽が冥王星とスクエア(90°)という波乱の座相を作り、再度形勢逆転の流れに変わります。また、この10日(火)は午後10時20分に昨年の9月9日以来、ずっと天秤座を通過していた木星が蠍座へ入場します。これは…中期的なトレンドが変わる暗示です。実際、私達はみな選挙以外にもっとシリアスな問題を抱えているはずですが、それらの仕事や恋愛、金運などのテーマに関しても大きく潮目が変わるタイミングなのです。

 

その後、11日(水)は午後10時38分に火星が土星とスクエア(90°)という非常に危険なアスペクト(星同士の関係)を形成します。これは精神的な影響のみならず、物理的にも事故や破損、崩落などの危険を孕んだ配置です。建物や乗り物の安全に気をつけてください。

12日(木)月が蟹座へ回り、太陽とスクエア…半月です。その後13日(金)にかけて…月は冥王星、天王星も引き込んで緩いグランドクロスを形成していきますので、この秋最大の変化のポイントといっても過言ではないかもしれません。

週末、14日(土)は殆ど星の動きが少ない一日です。ただひとつ、午後7時12分、金星が天秤座へサインを変えます。のんびりできそうな一日ですが、星の力を借りて変化を起こしたい人には変わり映えのない日となるでしょう。

15日(日)には夕方頃に水星が天王星とオポジション(180°)という、議論や口論が騒々しい日です。月はチャレンジしたい人の味方のようなので、このところの不利を取り返す努力にはいいかもしれません。

何といっても今週のハイライトは「木星、蠍座入場」です。今まで天秤座の木星から恩恵を受けていた双子座さん、天秤座さん、水瓶座さんから、主役が蟹座さん、蠍座さん、魚座さんへ変わる新旧交代の時期なのです。運を掴んだり何かをやり果せた人は、これから継続する努力を。新たに時の人となるあなたは、面倒くさがらず、自ら得たいものにチャレンジするように努力するといいでしょう。自分自身で運を切り開く喜びを知るために。

OCT 9 2017

瑛利奈

(C)ELINA

満月、6日(金)に答えが出る…!

0/2~10/8

このところテレビの報道は衆議院選での「希望の党」の話題で持ちきりとなっています。そんな中、今週の星の配置はかなりダイナミックです。先週は意地悪く問題の細部をつつくような動きが多かったのですが、今週になって…順行に転じたばかりの冥王星が至るところに顔を出して来て、キーマンのような動きをしています。冥王星は…今では準惑星にまで降格してしまいましたが、太陽系のいちばん外側に位置する天体です。意味は…「極限」、そして「逆転」、「再生」…。また、火のように激しく燃える性質でもあります。この冥王星が2日(月)には火星を、4日(水)には金星をサポートして、その活動をトコトン高めたり、深めたりしていきます。

今週の星は一定の方向へ動きが始まると、トコトン極限まで極める傾向を持っています。火星はアクションや争い事、競争などを司る惑星です。また、金星は愛情や協調を意味します。つまり、今週の動きの特長としては…競争も、協調も、ひとつのベクトルが示されると徹底的にそちらへ振れていく…ということになるでしょう。秋分後の改革が一挙に始動する感じです。これは私達のプライベートにおいても同じです。新たな目標に向かって、スピーディに物事が進行していくでしょう。

また冥王星の特長として、「秘密を暴露する」一面もあります。これまでのベールを引き剥がして、事実を突き止めたい人や、謎めいた問題の答えを追求したい人にはうってつけのチャンスとなります。

6日(金)は牡羊座の満月です。満月は物事が成就する日。仮に成就しなくても結果が出る日なのです。これまでの新しい挑戦の手応えが出てきたり、努力の成果が実るなど、この6日(金)が当面のゴールとなるでしょう。

その後、今年は…週末の7日(土)~9日(月)までが連休になります。星も連休を反映してか?活発だった動きも突然スローダウン。特に8日(日)は愛の星、金星が土星とスクエア(90°)の不調和座相を作り、私達の気持ちを悲観的に誘導します。新たな現実の壁の存在に気付くことにより、これまでの盛り上がっていた雰囲気が一気にそがれて、ガッカリしてしまうかもしれません。しかし、これも真実を探求するための調整のひとつです。現実から目をそらさずに個々に対応する気持ちがあれば、怖れることはないはずです。

OCT 2 2017

瑛利奈

(C)ELINA

地図のない未来へ…そして不安

9/24~10/1

先週末の秋分、23日(土)から日本の運勢は新たな秋分図に書き換えられて、初めての週明けを迎えます。天秤座に入った太陽は…思いの外苦戦。何の惑星の助けもなく、今週、一週間は過ぎていきます。折しも安倍政権は衆議院解散を表明したようですが、今週の星は…まさにイチからサイコロを振り直すような形です。

この一週間、それぞれの惑星の動きを追ってみると、すべての惑星に好調なメジャーアスペクト(代表的な星同士の関係)は存在せず、ネガティブな方向のみのメジャーアスペクトが目立ちます。

25日(月)は夜明けから火星が海王星とオポジション(180°)という混乱を表す関係になったあと、昼前には天王星とセスキコードレート(135°)というイザコザを意味するマイナーアスペクトを形成。最後、午後11台に乙女座の水星が土星とスクエア(90°)という悲観的なアスペクトを作って一日が終わります。

26日(火)午後には前述の海王星、天王星、火星に三段跳びのように不協和音を奏でてながら移動します。夜半に火星が調整の小惑星、パラスとトライン(120°)という好調座相を作るのが、まだしもの救いです。これは…25日(月)に落としどころのないまま広がっていった問題に新たな方法論や考え方を導入して対処しよう…といったような動きです。

今週の中では27日(水)の月の動きがいちばん好調のように見えます。「相手が譲歩したところを何とか新たな結論へ持って行きたい」…こんな努力が効果的かもしれません。しかし、午後11時過ぎに太陽が犠牲を意味する小惑星、ベスタと合(0°)になり、譲歩や忍耐を甘んじて認めることになるでしょう。

28日(木)は今週の中で最も緊張感が高まる日です。昼前に月が太陽にスクエア(90°)つまり半月を作った後、午後1時過ぎ、木星が天王星とオポジション(180°)になり、テンションマックスとなります。尤も(もっとも)木星と天王星のオポジション(180°)は2016年の12月27日以来、三回目になります。(前回は今年の3月3日ですが)つまり、当面の課題が最も緊迫度を帯びて表面化する日…と考えていいでしょう。木星も天王星も双方とも最も口うるさい論客…とでもいう惑星で、自分自身の主張を決して曲げない、ある意味、机上の空論を唱える観念論者のようなところがあります。この日は木星と天王星が正確にオポジション(180°)という真っ向から対立する位置に入るのです。こんな太陽系の環境の中では、すでに過去の調和を維持することは難しくなっている…ということです。天王星が暴力的なところを持っているのは否めませんが、もう一方の木星は慈愛に満ちた幸運の惑星のはずです。ここですべてはじけ飛んでしまうのはあまりにもったいない…といわざるを得ませんね。これは神様が私達に…「何時の未熟さを知れ!」と、お灸を据えているようなものかもしれません。謙虚な気持ちでこれから訪れるであろう新しい未来に、どう向かい合って、そして理解して、適合していくのか?私達の精神は今後も試され続けることになるでしょう。

その後、29日(金)深夜には逆行していた冥王星が順行に向きを変えます。冥王星が逆行し始めたのは今年2017年4月20日以来です。思い返せば、今年の春以降は森友学園問題から始まって、政治家のスキャンダルなど、私達は殆ど意味の無い報道に踊らされてきたのでした。これからの世の中はもう少し落ちつきを取り戻して、本質に迫ることができるのでしょうか?少なくともこれを境に私達はシリアスな現実に気付くことになるはずです。

30日(土)は愛の星、金星が嘘や曖昧さを表す惑星、海王星とオポジション(180°)の位置を取ります。その二時間後、今度は金星が問題の天王星とセスキコードレート(135°)というマイナーアスペクトを作ります。今年は8月から上記の天王星と海王星がセミスクエア(45°)という細かいトラブルのポジションをとってずっとつるんでいるのです。不良グループといった感じです。愛の星、金星は30日(土)には不良グループに絡まれて、「あんなヤツと付き合うんじゃねぇよ!」などと、脅かされてしまう、といったところかもしれません。少なくとも愛情問題や感情的な揺らぎ、反抗心などで、大切な絆を粗末にする…こんなことにならないよう、気をつけてください。

今週の最終日、10月1日(日)にはようやく星は落ち着きを取り戻し、ようやく癒やしモードに入ります。心の落ち着きを取り戻して、少しは自分自身のことを冷静にみられるようになりそうです。そして、現在地を見失わずに小さな次の一歩を踏み出すことですね。

SEP 25 2017

瑛利奈

(C)ELINA

秋分から日本のチャートも一新

9/18~9/24

日本列島を台風が縦断する大変なシルバーウイークでしたが、みなさまには被害などなかったでしょうか?18日(月)は…ホロスコープ上では夜明け頃から月が木星、金星と好調座相を作って、運気回復の兆しです。その後、午後1時27分には金星が天王星とトライン(120°)という「魅力的な出会い」の暗示が…。愛の出会いはもちろん、私達の感性が何か新しいものに目覚めたり、思いがけない展開にエキサイトする可能性を示しています。

19日(火)は太陽や惑星同士のアスペクトなど、大きな動きが乏しい一日ですが、乙女座の月が気ぜわしくテーマを提示することに。私達は新しいことに気付いてはガッカリし、その後…午後7時半過ぎにはサプライズがあるでしょう。

20日(水)…まず、午前10時16分、愛の星、金星が乙女座へ入場します。これは地象サイン(牡牛座、乙女座、山羊座)の方には愛のチャンスです。続いて午後1時53分、乙女座の老いた度数(終盤)で月が太陽に合(0°)、新月です。これで先月の日食から引き継いだうつろな月のサイクルが完全に終わることに。そろそろ今年度下半期を見据えて具体的な計画を打ち出すタイミングです。しかし、20日(水)の星の勢力図から想像すると、未来の計画は「リスク回避」の傾向が強くなるかもしれません。あまり目先のリスクばかりに囚われずに、あなたが今まで情熱を傾けてきたテーマを実現する方向にもっと力強く踏み出すべき…といえるでしょう。

21日(木)は調整日。あるいは、昨日の流れの続きで、まだ結果が出ない日です。

22日(金)も小幅な星の動きに終始します。午後7時28分に天秤座の月が木星と合(0°)となり、この日の中では最良の時間でしょう。

23日(土)は秋分です。「秋分」というのは太陽が天秤座へ入場する時刻のこと。世界各国、それぞれの標準時に従い、国の運勢を司るホロスコープが書き換えられる大切なタイミングなのです。もちろん日本のホロスコープも新しいものになります。今年の日本の秋分図は…安定感はあるものの、かなり消極的な傾向が観られます。特に国際情勢に関しては譲歩する姿勢が著しく、多くを語らず、堪える時なのかもしれません。

24日(日)は重要なアスペクト(星同士の関係)が観られませんが、蠍座の月だけは好調です。静かながら心の中は活発で、秋の想いに耽る一日となりそうです。今週、一週間は…何から何まで一新して、新しいスタート。辛い思いは切り替えて、楽しい夢はさらに実現目指して、心機一転です!

SEP 18 2017

瑛利奈

(C)ELINA

今年二回目のラッキーディも

9/11~9/17

先週は…太陽が乙女座へ入って以来の重要な星の動きが多い週でしたが…。6日(水)は太陽爆発で最大級のフレアが発生して、8日(金)午前7時頃地球に到達。また、日本時間9月8日 現地時間午前4時49分(日本時間午後1時49分)にはメキシコでマグニチュード8.2という大地震が。その後、10日(日)午4時ごろ(日本時間11日午前5時ごろ)過去最大級のハリケーン「イルマ」米フロリダ州上陸するなど、天変地異が相次いで地球を襲う事態となりました。

11日(月)その後、日本は比較的穏やかな星の配置となり、特に日没以降は落ちついた流れとなります。

12日(火)は未明から月のサインは双子座ですが、まったく好調なアスペクト(星同士の関係)もなく、一日が過ぎていきます。調整能力が低下しながらも、小幅な影響に留まるでしょう。

13日(水)は今週の中では順調な一日です。特に午前10時前に金星が土星とトライン(120°)の好調座相を形成して、今後の安定的な見通しが立つでしょう。夕方以降は月が金星、木星と好調。細やかな愛を確かめたり、楽しい時間を過ごすには最適な夜になります。

14日(木)正午ごろ、1太陽が土星とスクエア(90°)の不調座相を形成。緊張感マックスとなり、当面の問題の折り返し点となるかもしれません。

15日(金)は「思いやり」がテーマです。優しさと仲間の後押しを大切にしてください。

16日(土)早朝、愛の星、金星が木星とセキスタイル(60°)の好座相を形成します。これは7月19日に次いで今年はまだ二回しか起きていない幸運なアスペクト(星同士の関係)です。こんな貴重な機会には、あなたの夢を実現するために行動するしかないでしょう。ただ、「土曜日の早朝に」というのは時間的に無理があります。計画を少し前倒しして、14日(木)の午後あたりから動き始めてもOKです。チャンスを生かすには事前に星の流れを把握して、前もってイメージしておくことです。

17日(日)は…午前4時ごろに乙女座の水星が火星と合(0°)を形成します。深夜にもかかわらず、闘争心や焦りなどで、興奮し易くなる人も。スポーツマンには喜ばれる配置ではありますが、性急な判断やミスなどに気をつけたいものです。

SEP 11 2017

瑛利奈

(C)ELINA

早くも乙女座のハイライトが!

9/4~9/10

太陽は乙女座の第二デークへ入り、早くもハイライトともいうべき週を迎えました。4日(月)は特別な星の動きもなく、ダラダラと一日が過ぎる模様。最後に午後10時を回ったところで、月が土星とセキスタイル(60°)を作って、厳しめの点数をつけてくれます。

5日(火)は…深夜から昼にかけて、水瓶座の月が木星や天王星と好調座相を形成し。新しいものに期待したい動きも。しかし、要注意なのは午後2時を回ってからの星の動きです。太陽が海王星とオポジション(180°)というご認識や欺瞞を意味するアスペクト(星同士の関係)を形成するのです。これは…今季、重要な、それも後悔を残すエピソードとなる可能性を孕んだ配置です。日没後には今まで獅子座を通過していた火星が乙女座へ入場。午後8時を過ぎて水星が順行へ。これで火が消えたように浮き足立った気分が治まるでしょう。

6日(水)は満月です。今年の中秋の名月は10月に入ってからのようですが、少なくともこの二週間の締めくくりとなるケジメの日です。これまで進めてきた物事の答えが出たり、結果が出たり、私達はなにがしかの答えを得ることになるでしょう。

7日(木)は…調整日ともいうべき大人しい星の配置です。これまでの疲れを癒やしたり、過去の出来事の反省をするなど、私達の関心は内側へ向かいます。

8日(金)はさらに星の動きは少なく、次のテーマのプランニングや腰を据えての種蒔きなどに最良の日です。

9日(土)太陽が冥王星とトライン(120°)という好調座相を形成します。いくら好調といっても相手が太陽系の外から来たといわれる準惑星、冥王星ですから、常識が覆るような出来事があるかもしれません。いったん収束を見た結論が覆るような意外な結果に繋がる可能性も…。

10日(日)は概ね好調。午前1時過ぎに月が牡牛座へ。正午前に水星が乙女座へ入ります。ショッピングやヘアサロンなどお洒落にも最適。読書やSNS、ブログなどの書き物も楽しい一日となるでしょう。

SEP 4 2017

瑛利奈

(C)ELINA

停滞を一掃。能率アップの週

8/28~9/3

先週は皆既日食や太陽の乙女座入場、土星の順行など、大きなイベント満載の週でしたが…。今週は?というと、閑散とした星の動きです。特に9月1日(金)までのウィークディは太陽や8つの惑星はメジャー・アスペクト(重要な星同士の関係)を一切作らず、細かな動きのみに終始します。

29日(月)は半月。日食以来、月のサイクルは4分の1を迎えたことになります。正午前に月は獅子座の金星とトライン(120°)の好座相を形成して、まずは楽しげな一日となりそうです。

30日(火)は午後11時30分に射手座の月が土星と合。月は早朝に海王星とスクエア(90°)を形成して、私達に何か良いことが起きそうな予感を与えますが、最後に厳しい現実を突きつけ、辛めの点数を付けて一日を締め括ります。

31日(水)は月のアスペクト(惑星との関係)はすこぶる好調。午前から午後、日没にかけて、様々なチャンスを与えてくれるでしょう。今週、交渉事を控えている方は最終決着は31日(水)まで待つのがオススメです。午後5時を回ると月は山羊座へ移動します。もしも不利な条件で押し切られた場合は、日没後にもこれを覆す可能性が残されています。

9月1日、午前0時半頃、逆行中の水星獅子座の領域まで戻ります。これは…先月,7月26日の位置です、この時期にやり残した仕事や、うまく伝えられなかった問題を抱えているあなた、再チャレンジのチャンスです。

昼前に月は太陽とトライン(120°)の好座相を形成。その後も引き続き順調な一日になるでしょう。

2日(土)はどんでん返しの日です。また、午後9時13分、今週初めて惑星同士がメジャー・アスペクト(重要な星同士の関係)を形成します。とはいえ、火星、天王星のトライン(120°)という厳めしいもの、火星、天王星が好調座相を形成するのは5月31日のセキスタイル(60°)以来、やく三ヶ月ぶりになります。これでテクノロジーや能率、ヤル気など、このところのロスを一気に取り戻す流れになるでしょう。

3日(日)は早朝から月は水瓶座へ。日中はイマイチのひよりですが、日没ごろ、逆行中の水星が火星と合(0°)となります。2日(土)の火星、天王星のトライン(120°)に水星という私達のメンタルに直接影響を与える天体が加わることにより、今後の仕事やスポーツ、アクティビティにいっそうの刺戟となるでしょう。

AUG 28 2017

瑛利奈

(C)ELINA

皆既日食がアメリカを横断!

8/21~8/27

今週は…22日(火)に日食を控え、不穏な空気の中で週明けを迎えます。しかし日食を除けば、その他の星の配置はむしろ順調。21日(月)未明に火星、木星の熱気を帯びたふたつの惑星がセキスタイル(60°)という精力的な…むしろ火に油を注ぐようなアスペクト(星同士の関係)を形成します。また、午後には太陽が天王星とトライン(180°)という「転換のチャンス」を意味する好調座相を作ります。太陽、火星、天王星ともにみな火象サイン中にありますから、行動力とパワー全開の勢いある配置…と言っても過言ではありません。

22日(火)は8月8日の月食のあとを継いで日本時間、午前3日21分に皆既日食が…!日本は夜間のため、掛けていく太陽を観測することはできませんが、むしろ日食は私達の頭の上で起きなくてラッキーといえましょう。今度の日食は…北アメリカでは皆既日食として、オレゴンからノースカロライナまでアメリカ合衆国を横断することになります。ワシントンDCやニューヨークでも太陽の80%が欠ける、非常に大きなイベントとなります。

日食と同じ22日(火)午後10時過ぎ、幸い火星と土星がトライン(120°)という安定座相を作ります。火星、土星の二大凶星が仲良くしてくれているのを確認して、まずはホッとひと息というところですね。

今週の太陽系はさらにイベント満載です。8月23日、午前7時21分、過去一ヶ月間、獅子座を通過していた太陽が乙女座へ入場します。いよいよ夏の終わりが近づいてきた感じです。これを機に私達の関心事や生活感情なども変わっていくでしょう。

24日(木)はこの流れを受けて新しい夢やビジョン、システムなどについて、今までとは違うアドバイスに耳を傾けたくなる日です。生活の方向性を微調整するには最適な日となります。

25日(金)は…日没後、今年の4月6日から逆行していた土星が順行に向きを変えます。逆行よりも順行のほうが土星のいい面が発揮しやすくなるので、喜ぶべきことではあるのですが、一時的に煽りを受けるケースもあります。土星がいつものペースを取り戻すまで、私達もこの世界がギクシャクしないよう、慎重に見守る姿勢も必要かもしれません。

26日(土)には愛の星、金星が獅子座へ入場します。獅子座を始め、牡羊座、射手座など、火のエレメントに重要な星(太陽など)を持つ方には朗報!流れが変わり初めて、愛のチャンスが訪れるでしょう。

27日(日)は午後9時過ぎに木星が土星とセキスタイル(60°)という調和座相を形成。これは…経済活動や財政問題が順調に伸びる暗示です。

今週は皆既日食を除けば、太陽系の配置はとても安定しています。ただ、気がかりなのはただ一つ。日食ですが…。これは…華やかに外へ向かってデビュー戦とは行かないものの、しっかりと足下を固める努力や、ハードのメンテナンス、新たなシステムの導入などを考えるには丁度いいタイミングなのです。派手さやウケを狙わずにトラブルに強い体制を整えるよう、コツコツと努力するといいでしょう。

AUG 21 2017

瑛利奈

(C)ELINA