満月はクライマックスに

1/25~1/31

先週20日、太陽が水瓶座へ入場してから、アメリカではバイデン氏が大統領に就任するなど、急速に新しい時代が始まりつつあります。24日には太陽が水瓶座の土星と合(0°)となって、世界中で水瓶座のテーマから導かれた理想を共有しました。とはいえ、たしかに土星は氷の惑星です。低気圧が日本列島を被い、寒い週末になりました。しかし、今週はボヤボヤしてはいられません。何故なら週後半には年に一度のラッキーチャンスがあるからです!

週が明けて、25日(月)は重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、先週からのテーマを継承する形に。

26日(火)は午前3時51分、月が蟹座へ入ります。この日は東洋でも「不成就日」に当たっているそうですが、占星学的にも波瀾の日です。というのは…午後9時48分、水瓶座の太陽が天王星とスクエア(90°)の凶角度を作るのです。そもそも現在の太陽系の星の配置は水瓶座の太陽を土星と木星が囲んでおり、これに対して牡牛座では火星が天王星と重なって通過しつつあります。先ほど書いた東洋の「不成就日」は月に4回あるそうですが、土星と天王星のスクエア(90°)は2000年5月以来、21年ぶりになります。土星は逆行しますから、2021年中に3度、天王星とスクエアを作ります。しかも今月は火星も牡牛座で絡んでくる…、木星は水瓶座中にいる…、と、問題を大きくするこの二つの惑星もスクエア(90°)に参加してきますから、世界はかなり大きな曲がり角に立たされることになります。東洋の考え方では「不成就日」は「新しいことはしないほうがいい」そうですが、占星学的には必ずしもそうとはいえません。大きく現状を革新するには、逆にチャンスなのです。しかし、宇宙的な視野で世界がどう変わるべきなのか?その変化の方向は、私達人間の発想が及ばない場合もあります。また、この26日の星は土星と天王星が正確にスクエア90°)を作るわけではなく、主役は太陽です。要するに「太陽という私達のライフの根幹に強い影響力を持つ天体が、これから2021年一年をかけて起きるであろう時代の変化をわかりやすく光を当てて理解させてくれる日になるだろう」…このように考えたらいいでしょう。つまり、強引に自分の意思を貫こうとはせずに、「何を変えるべきなのか?」…そのメッセージを汲み取る感性を研ぎ澄ましたらいいのかもしれません。スクエア(90°)というアスペクト(星同士の関係)は「決別」を意味します。26日(火)は「決別の日」というわけですね。

27日(水)は前日。26日に比べれば平凡な日です。蟹座後半を通過する月のアスペクト(星同士の関係)は概ね好調です。心のケアをするのにいい一日です。

28日(木)は午前11時53分から月は獅子座へ入りますが、月は冥王星や土星とオポジション(180°)を作り、やや険しくなります。心身ともに無理はしないほうがいいでしょう。特に牡牛座さん、獅子座さん、蠍座さんにはきついかもしれません。

29日(金)は…今週のなかではフルスペックの一日です。まず、午前1時18分、山羊座の25度で愛の星=金星が冥王星と合(0°)を作ります。こちらも最近のテーマが終焉を迎える暗示です。午前4時16分、獅子座の9度で満月です。その後、午前10時39分には太陽が木星と合(0°)を形成!!!これは…太陽のアスペクト(星同士の関係)としては最もラッキーなものです。太陽と木星の合(0°)は今年、2021年では1月29日、一回しかありません。願望成就したい方、勇気を持って目標にチャレンジしたいあなた。その他、新たなプロジェクトをスタートしたい人。これらの人々にとって最善の日です。しかし、今週は…26日の太陽&天王星のスクエア(90°)のように、波瀾の要素が多く、ここまで来るのに足かせがたくさんありますね。あなたは「突然、このチャンスを生かせ!と言われてもなぁ」と、おっしゃるかもしれません。そのためには冒頭に予告を入れとかなければいけませんね。(笑)とにかく、このチャンスを生かすには助走が必要です。本当は二週間くらいあるといいのですが、「このラッキーディを知ったら『即』!」がキーワードです。特に水瓶座さん、双子座さん、天秤座さんなど、太陽や金星が風のサインの方には素晴らしい転機になるでしょう。

30日(土)は引き続き月は獅子座ですが、なかなかいいアスペクト(星同士の関係)ができません。午後5時2分、月は乙女座へ入ります。

31日(日)午前0時51分、水星が水瓶座の26度で逆行を始めます。これ以降しばらくは、PC仕事や交渉事などには支障がある暗示です。

今週はなんといっても29日(金)がクライマックスといっていいでしょう。今週の星は…あなたに「捨てるべきものは捨て、さらに新たな目標にチャレンジする」…このような大きな機会を提供してくれるはずです。

JAN 25 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

水瓶座開門!太陽が土星と出会う

1/18~1/24

日食後、初めての新月を迎え、先週はすべてがリセット。新しい時代が始まった実感がありました。また、新型コロナウイルスの話題に掻き消されてしまうなか、私は11日の「瑛利奈の今週の運勢」、ダイナミックな星が時代を変える…の1月14日(木)の項目に、天王星の動きが「地殻変動を起こすなどの影響力はある」と書きましたが…。本当にインドネシアのスウェラシ島で15日深夜マグニチュード6.2の地震がありましたね。今週は先週に引き続き…というよりさらにダイナミックな星の動きがある一週間になります。

週明け早々、18日の午前7時49分、木星が天王星とスクエア(90°)の不調和座相を形成します。これは…私達が強いられた規制にイラついて、現状に不満を感じるアスペクト(星同士の関係)です。たしかに最近は菅総理の不支持率が支持を上回ったりなど、私達の不満は現政権に向かっているのかもしれません。これに対し、この木星が天王星とスクエア(90°)というアスペクト(星同士の関係)は私達国民にもう少し「冷静さと忍耐力を持ちなさい!」と諭しているかのようです。こうした流れから考えると、今日18日から通常国会が召集されていますが、この星の下にコロナ対策に関して国家の権限を強める法案を取り決めるのは、のちに後悔を残すことになるかもしれません。

19日(火)は…牡羊の前半を通過する月のアスペクト(星同士の関係)もよく、今週のなかでは落ちついた一日になりそうです。

20日(水)午前5時39分、太陽が水瓶座へ入場します。昨年(2020年)の12月17日~19日に土星、木星が揃って水瓶座へサインを移動ましたが、それ以来、太陽とは何の交渉もなかったのです。「新しい時代が始まった」といわれながらも、太陽とは異なった舞台で土星、木星が他の惑星たちを相手にしていたのです。そしてまた、現在の日本の国の運勢=冬至図では太陽は私達「国民」を表しています。これからは…元旦の天皇陛下の一般参賀のように初めて水瓶座の土星、木星が私達に実際の姿を見せる段取りになっています。20日(水)は…まず、私達のために「水瓶座の門が開く日」とでも考えたらいいでしょう。

21日(木)は…午前3時55分に月が牡牛座へ入り、大荒れになりそうな一日です。午前5時37分、牡牛座の火星が天王星と合(0°)を作ります。火星も天王星も、無謀な熱気を孕む血気盛んな惑星です。またアメリカで一騒動あるかもしれませんね。火種を孕んだ世界各地で要注意な星の配置です。穏健な日本でもいろいろな事件が起きそうな気配です。

22日(金)は前日(21日)の騒動に感情的な要因が絡んで、本質が見えなくなる暗示です。敵を見誤る怖れもあるので、まずは冷静さを維持しましょう。

23日(土)、午後4時48分、今度は火星が木星とスクエア(90°)の凶角度を作ります。今週起きた一連の騒動や不満がピークに達するタイミングです。火星は「行動」、木星は「拡張」という意味を持ちますから、感情に端を発した行動にさらに火に油を注ぐようなことになります。

24日(日)午後12時1分、今週のテーマである重大なイベントが!水瓶座の太陽が土星と合(0°)を作るのです。度数は水瓶座の4度20分です。これにより、未来の方向性を決める重要な惑星=土星が「いま何を考えているのか?」いや、私達が「いま何を求められているのか?」が解き明かされるでしょう。この日から未来の方向性が見えてきます。土星は私達に…現実をしっかりと認識し、一歩一歩、堅実に歩いて行くべき道を示してくれるのです。土星が授けるメッセージは仮に厳しいものでも、非常に有意義なものなのです。私達は、謙虚な気持ちでこの1月24日に起きるであろう出来事を受け入れるべきなのです。このように書くと、ちょっと怖いですが、勇気を持って現実に立ち向かえば、解決策は自ずと見えてくるはずです。

JAN  18 2021

瑛利奈

(C)ELINA

ダイナミックな星が時代を変える…

1/11~1/17

先週は…1月8日(金)、昨年来二度目の緊急事態宣言が発出されました。同時に新型コロナウイルスの感染者数は過去最多となり、その数字には驚くばかりです。世界の感染状況を見ると、ピークに到達している国のひとつに日本の現在の状況はあるようです。ポルトガルやノルウェー、マレーシアなどのアジア諸国など、昨年比較的感染の広がりが少なかった国がいまピークを迎えているようです。

これまでの流れをおさらいしてみると…2020年11月30日に月食(半影月で食)、12月15日が日食でした。その後、12月30日は満月でしたが、日本での新型コロナウイルスの感染者が急増し始めたのは、その翌日からでした。週明けの今日、11日(月)の月齢は27日にあたり、まだ不吉な影を落とす日食のサイクルの中にいるのです。まずは、焦らずもう少し待つ気持ちが必要なようです。

11日(月)からスタートする今週の星の配置は驚くほどダイナミックです。とはいえ、11日(月)は太陽始め、惑星たちの重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、先週から引き継いだ流れが続きます。強いていえば、午後12時53分、山羊座の太陽が乙女座にいる義務を表す小惑星=ベスタとトライン(120°)を形成して、寒波が訪れてただでさえ重い雰囲気の日本列島にさらに緊急事態に負うべき義務感を強めています。

12日(火)、午前2時19分、水星が木星と合(0°)を作ります。これは…明るいニュースの暗示です。日本時間は深夜ですので、海外で何かいい発見があるのかもしれません。しかし水瓶座の5度~6度を通過する水星は、夜になって牡牛座の天王星とスクエア(90°)を作ります。2020年の年末から始まった水瓶座のテーマがありましたが、このあたりから時代は新しいフェーズへと入っていくでしょう。

13日(水)は記念すべき日です。まず、午後2時00分、山羊座の23度で新月です。これでようやく昨年12月15日の日食から始まった月のサイクルがリセットされます。しかし、午後8時1分、牡牛座の火星が水瓶座の土星とスクエア(90°)の不調和座相を形成。事故や事件など、よからぬ出来事が起きる暗示です。もしかすると、いままで隠されていた問題が表に出る可能性も。

14日(木)も引き続き今週のハイライトというべき配置が続きます。午後5時35分、今まで逆行していた天王星が順行し始めます。これだけでも現状を覆したり、地殻変動を起こすなどの影響力はあるでしょう。続いて午後11時18分、太陽が冥王星と合(0°)を作ります。冥王星は地球から非常に遠く、しかもさほど大きくない準惑星ですから、速効性のある影響ではないかもしれません、しかし、後で考えると「あの時がターニングポイントだったなぁ」と思われるような「何か」を引き起こす可能性はあります。14日(木)は…前日13日みに引き続き、時代を大きく未来へ進める要因を孕(はら)んでいます。

15日(金)からこれ以降、今週末までの星はすでにエネルギーを出し切った感じです。月にはムーンボイドといって重要なアスペクト(星同士の関係)がなくなった時間帯がありますが、これ以降は太陽バージョンのムーンボイドのような状態です。ただ、月は水瓶座の第二デークですから、前日に提示されたテーマをより具体的に再現していく日になるでしょう。

16日(土)の月は魚座です。午後にかけて月は牡牛座の火星、天王星と好調ですから、グルメやファッションなどで、生活を楽しむ気持ちを後押ししてくれます。

17日(日)は…まず、午前1時12分、水星が調整の小惑星=パラスと合(0°)を形成。知性にいいヒラメキがあり、難問にヒントが得られそうです。その後、魚座の月が愛の星=金星や、慈愛の小惑星=セレスと好調で、癒やしの一日です。ただし、午後7時20分に月がノードとスクエア(90°)を形成し、その後はリスクが多い星の配置が続きます。早めに帰宅した方がよさそうです。

今週、いちばん注目したいのは、やはり13日(水)~14日(木)にかけての星の動きです。大きく時代が変わる前兆ですから、変化にたいして敏感に注視していく姿勢が必要です。

JAN 11 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

半年ぶりに牡羊座を去る火星

1/4~1/10

新型コロナウイルスの感染者数が最多を記録した2020年の大晦日。その後、不安な三が日がを経て、初めての週明けを迎えます。

4日(月)の月は乙女座。午前10時44分、月は山羊座の太陽とトライン(120°)と、好調な関係に。比較的穏やかな一日です。2日、東京 埼玉 千葉 神奈川の知事らが政府に「緊急事態宣言」発出を要請しましたが、4日午前、菅総理は年頭の記者会見に臨み、検討することを表明。すぐにとはいきませんでしたが、週内に緊急事態宣言が発出されるようです。4日の午後、月は海王星とオポジション(180°)、ノードとスクエア(90°)など、取りまとめに時間がかかりそうな気配です。しかし、午後10時21分、月は義務を表す小惑星=ベスタと合(0°)になり、しぶしぶながらやらざるを得ない状況に追い込まれるでしょう。

5日(火)、月は乙女座の第三デークから天秤座へと通過していきます。山羊座の24度には冥王星、水瓶座の2度の土星、3度には木星と、このあたりには太陽系の重鎮が控えています。これにたいして月は次々とトライン(120°)の好調座相を形成していきます。ものごとがスムーズに運ぶ暗示です。ただ、午前9時57分、水星が冥王星と合(0°)を作るため、想定外な方向に事態が進んでいく可能性も。逆転を狙いたい方にはチャンスかもしれません。

6日(水)は減光期(月が痩せていく時期)の半月です。今週のテーマの中間報告が出るタイミングです。月が細くなっていく時期ですから、ダイエットには最適です。お正月に増えた体重を元に戻す目標値を定めましょう。

7日(木)午前7時26分、長いこと牡羊座に留まっていた火星がようやく牡牛座へ抜けます。火星の公転周期は約2年ですから、普通はひとつのサインを二ヶ月ほどで通り過ぎていくのですが、昨年(2020年)は火星の逆行があり、半年以上も牡羊座をウロウロしていました。まず、火星が牡羊座へ入ったのは6月28日。新型コロナウイルス第二波以降、感染者数が始めて100人を上回ったのが6月28日でした。その後、9月10日に牡羊座の28度で逆行に転じて、11月4日から再度順行し始めました。そもそも火星は熱気を帯びた惑星で、炎症、発熱を表しますから、新型コロナウイルスなど、感染症を広げる作用が強いのです。火星が牡牛座へ抜けることにより、少なくとも感染拡大のペースは鈍るはずです。しかし、7日から火星が入る牡牛座は人間の部位でいうと「喉(のど)」を表しますから、みなさんもいままで以上に喉(のど)を保護するよう、気をつけたほうがいいですね。これからは、マスクは布製よりもウイルスを99%カットするような不織布マスクがオススメです。また、室内が乾燥しないよう、気をつけるべきです。

8日(金)の月は蠍座で、前述の5日と同じように、太陽系の重鎮、木星や、今度は牡牛座にいる天王星と折り合いがよくありません。やや波瀾の一日です。この日の午後8時59分、知性と情報の惑星=水星が山羊座から水瓶座へと移動します。世の中の雰囲気は少し緊迫感が増してくるでしょう。

9日(土)午後0時40分、前日の水星に引き続き、今度は愛の星=金星が山羊座へ入ります。その後、太陽が海王星とセキスタイル(60°)を作り、柔らかい雰囲気から一日が始まります。ひさびさ愛と癒やしを胸いっぱい味わえそうです。その後、午前11時44分に水星が火星とスクエア(90°)を作りますが、この時間帯は焦ってトラブルを起こさないように注意が必要です。

10日(日)、午前0時52分、山羊座の金星が牡牛座の火星とトライン(120°)という好調座相を形成します。山羊座さんを始め、牡牛座さん、乙女座さんなど地象サインの方々は愛のチャンスです。相手が地象サインの場合もいい反応が期待できますよ!このアスペクトは火星が牡牛座へ入る7日ごろから効果が始まります。ただ、10日(日)は午後12時17分に水瓶座の2度で水星が土星と合(0°)を作ります。こちらは悲観的な気持ちになりやすいアスペクト(星同士の関係)です。愛のチャンスをものにしたい場合は午後までずれ込まないように注意しましょう。

今週は火星、水星、金星など、身近な惑星がそれぞれ次のサインへと移動します。これにより、2021年も二週目にしてようやく心機一転といったところです。惑星たちも若返り、新しい未来が見えてきそうですね。

JAN 4 2021

瑛利奈

(C)ELINA

コロナ禍の新年

12/28~1/3

11月30日の月食のあと、12月15日の日食は世界に不吉な影を落としていき、さらに新型コロナウイルスが感染拡大しています。そんななか、始まる今週は…あれよ、あれよという間に金曜日から新年の幕開けです。

28日(月)は今週のなかでも最もいい日かもしれません。午後12時25分に山羊座の太陽が天王星とトライン(120°)の好調座相を形成します。これは…風が変わる暗示…。公の問題が公転したり、恋愛や友情など、プライベートでもいい展開が期待できます。しかし、28日の月は双子座。あいにく月のアスペクト(星同士の関係)はいいものがなく、後押しは期待できそうもないですが…。

29日(火)は…午後12時00分に月が火星とセキスタイル(60°)を作るのが唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)です。その他は不調なマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかり。正午の火星に賭けるしかないですね。となると、周到に準備して、大切な問題は午前中に行動に移しましょう!

30日(水)午後12時28分、満月です。まさにこの時刻が2020年、今年一年の大きな締めくくりといった感じです。その後、午後7時18分に金星が海王星とスクエア(90°)を作ります。前に金星&海王星のスクエア(90°)を作った時期を調べてみると、2020年7月28日でした。このあと、新型コロナウイルスの感染者数は7月29日に日本(全国)で始めて一日1000人を上回って、30日には1762人という当時のピークを記録しています。どう考えてもイヤな配置です。逆に、ここがピークになればいいのですが…。

31日(木)も煩わしい星の配置が並びます。午後11時15分、愛の星=金星がサウスノード(ドラゴンテイル)と合(0°)になります。このポイントは内向的で引っ込み思案な姿勢を意味します。まさにステイホーム、サイレントナイトを表していますね。

1月1日(金)…2021年の幕開けですが、日の出前の午前3時15分、愛の星=金星が小惑星=ベスタとスクエア(90°)を作ります。小惑星=ベスタは「義務」や「自己犠牲」ですが、角度はスクエア(90°)ですから、愛の星=金星がこれと争う関係…ということになります。つまり、意訳すると「もう愛のために犠牲を払うのは飽き飽きだ!」というような気持ちです。お正月早々、コロナ疲れが爆発する…ような意味です。医療崩壊を表すのかもしれません。

1月2日(土)の月は獅子座の第二デークから第三デークを通過します。午後4時、今度は月がサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)と調和。再びおうち時間の意味です。午後11時44分になって、今度は知性の星=水星が小惑星=ベスタとトライン(120°)の好調座相を形成します。前日の金星&ベスタの「義務放棄」の気持ちに喝(かつ)を入れて修復してくれるでしょう。

1月3日(日)は星の流れは少し改善するでしょう。午前2時8分、太陽が小惑星=セレスとセキスタイル(60°)を形成。セレスは慈愛の小惑星です。優しさと癒やしに満ちた一日の始まりです。その後獅子座の月が火星とトライン(120°)と好調。午前10時12分から月は乙女座へ変わります。午後10時11分に月は天王星とトライン(120°)の好調座相を形成。火星がエネルギーを供給してくれた後、ひとすじの光が見えくるでしょう。

この年末年始の星の動きを総合すると、助けになるのは火星と天王星のようですね。火星は「努力」と「行動」を表します。天王星は「改革」や「新機軸」です。金星のように楽をしたり、愛されることばかりを望まないで、「身体を張って、努力を惜しまず、自ら改革に励むこと」…これが今週のキーワードのようです。

DEC 28 2020

瑛利奈

(C)ELINA

木星&土星大会合、ニューノーマル本番!

12/21~12/27

今週は週の前半に重大なイベントが固まっています。

21日(月)は午前8時7分に水星が山羊座へ入場します。その後、午後7時2分、いよいよ太陽が山羊座へ入場します。21日は冬至です。みなさまはすでにご存じだと思いますが、今日の太陽、山羊座入場の時刻を以て、日本の運勢が書き替えられます。2020年の冬至図です!下にそのチャートを添付しましたから、興味のある方はご覧ください。今年の日本の冬至図は夜だったため、14時間時差のあるアメリカ、ワシントンの冬至図は早朝5時2分でした。アメリカのチャートはものの見事(みごと)にすべての惑星が地平線下に沈んでいます。ホロスコープの地平線より下の半分はプライベートな部分を表します。アメリカの今後四半期の運勢は見事(みごと)に「おうち時間」となっています。日本の冬至図も太陽を始め、重要な惑星…10個のうち4個は地平線下に沈んでいますが、ホロスコープの頂点に輝く火星は何を意味するのでしょう?火星は10ハウスという国家や政権を表す位置にいますが、オウンサイン(オウンゴールではありません。笑)という、自らのハウスを支配する形になっています。これは…このところコロナ対策で不評な菅政権がモーレツに巻き返しを図るのでしょうか?今後、菅総理がワンマン政権に移行するかのように鼻息荒いですね。

22日(火)は木星と土星の大会合=グランド・コンジャンクションがあります。時刻は午前3時20分です。木星は公転周期が12年、土星は約30年ですが、意外に木星と土星が同じポイントで出会う確率は低いのです。一方、12年周期の木星と248年の冥王星の大会合は、だいたい13年に1度ありますが、これがもっと公転周期が短い土星となると、かえって出会いにくくなってしまうのです。人を探しているときに両方で動き回ると、かえって見つかりにくくなる原理と同じかもしれませんが(?)。前回の木星と土星のコンジャンクション(0°)は2000年の5月29日でした。木星と土星の大会合=グランド・コンジャンクションは大きく時代が変わるターニングポイントとなります。前回の2000年5月29日のときの木星、土星の度数は…牡牛座の22度でした。20世紀中の木星と土星の大会合は逆行時含めて11回ありましたが、そのうち7回までが地象サインでした。内訳は…山羊座3回、牡牛座は逆行を含めて4回、乙女座1回です。これは…技術(地象)改革が著しい時代だったためでしょう。残りの4回は逆行を含めてすべて天秤座です。これは…調整の時代という意味でしょう。今回は1901年以来初めての水瓶座!です。水瓶座は天王星が支配する革新のサインです。新しい時代への転換がより加速されるはずです。楽しみではありますが、私達の頭の内部が「時代の変化のスピード感についていけるか?勝負!」ということになるでしょう。

23日(水)は午後11時52分に火星が冥王星とスクエア(90°)の凶座相を作ります。凶暴で残酷な意味合いを持つ組み合わせですが、これが新型コロナウイルス感染拡大のピークとなって欲しいですね。

24日(木)、朝7時50分、牡羊座の月が火星と合(0°)。午後7時55分から月は牡牛座へ入りますが、今度は水瓶座の土星、木星とスクエア(90°)の不調和座相を作ります。クリスマスイブですが、壁の多い一日になりそうです。

25日(金)はクリスマスです。キリスト誕生の時は東の空に三つの星が輝いたそうですが、今年のクリスマスは南西の空に木星と土星が輝きます。この日の星の配置は月が太陽とトライン(120°)ほか、水星と天王星のトライン(120°)など、穏やかです。世界各地で平和なクリスマスになりそうです。

26日(土)は…23日の火星&冥王星スクエア(90°)を境目に、星の配置はすっかり落ちついてきました。この日は、少々調整しなくてはならない問題を抱えながらも、何とかなりそうな見通しが付く日です。

27日(日)はさらに安定した星の配置です。午前8時32分に月は双子座へ入場。新たに水瓶座へ入った土星、木星と次々トライン(120°)の好調座相を作っていきます。「これからの世の中はこうやるのよ!」と、あたかも月が見本を示してくれるかのようです。新しい年へなにか希望が持てるような暗示を感じる日曜日です。

今週は木星&土星のコンジャンクション(0°)があり、まさに「ニューノーマル」の本格的な幕開けです。土星は2020年の3月22日~7月2日まで、一時期水瓶座へ入っていたので、「ニューノーマル」という言葉は、この時にできたものなのでしょう。いよいよ、これから「ニューノーマル」本番です!頭の中を整理していかないと、未来への期待がふくらみませんよ!ネガティブな感情を整理することですね。

DEC 21 2020

瑛利奈

(C)ELINA

 

日食…そして土星、木星が水瓶座へ

12/14~12/20

今週は2020年始まって以来の大きな星のイベントがメジロ押しです。

14日(月)、新型コロナウイルスはさらに感染拡大してきましたが、星の上では射手座の太陽が天王星とセスキコードレイト(135°)というトラブルのマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)を作ったり、射手座の月が海王星や小惑星=ベスタと不調和座相を作ったりと、あまり思わしくないものばかりが続きます。

15日(火)は…日本時間午前1時16分を中心として皆既日食が起こります。今回は深夜のため、日本では日食を観測できませんが、南米のチリーを中心として、南太平洋から大西洋にかけて、南半球で皆既日食となります。仮に日本で欠けていく太陽が見えないにしても、太陽と月が一直線に並ぶ時の磁力はかかっているわけで、皆既日食の影響がないわけではありません。度数は射手座の23度8分。このあたりの度数に重要なポイントを持っている方や、またイベントなどにも、日食の痕跡は長く後を引くので注意が必要です。しかし、今回は同じ15日(火)、午前5時58分には金星が木星とセキスタイル(60°)という好調座相を作ります。同日午後9時59分には、今度は金星が土星とセキスタイル(60°)を形成。両方とも是非とも生かしたいラッキーなアスペクト(星同士の関係)ですが、皆既日食の影に隠れて(実際に金星は隠れませんが)、うまく使えないのが残念なところです。

16日(水)は午前1時21分、金星が射手座へ入ります。射手座さんを始め、牡羊座さん、獅子座さんなど火のサインの方には恋愛運のチャンスが巡ってきます。また、射手座の金星はこのところ寒さとコロナで沈みきった世の中を元気づけてくれるでしょう。

17日(木)午前2時3分、これまで山羊座を通過していた土星が水瓶座へと移動します。土星が始めて山羊座へ入ったのは2017年12月20日のこと。ちょうど三年ぶりになります。土星の好転周期は約29.5年ですから、これを12サインで割ると、ひとサイン約2.45年になりますが、今回の土星は今年=2020年の3月22日~7月2日まで、一時水瓶座の最初の度数へ入っていたのでした。特に最初に土星が水瓶座へ入場した3月22日というと、イタリア、フランスなどの欧州諸国など、世界の各都市のロックダウンが始まった時期と重なります。土星は制限や規制を司る惑星ですが、山羊座というサインにいる間はついつい経済重視で、規制は甘くなってしまう傾向があるのです。17日から始まる水瓶座の土星は堅い意思を持ったフィックスドサイン(定着サイン)である上、理念を貫く性質を持っています。水瓶座というと「自由」というイメージがありますが、実は、自由をの裏には厳しい制裁も隠されているのです。これからは何事も悪を正して、バサバサ斬り捨てる時代になるのかもしれません。

18日(金)は、前日午後から月が水瓶座に入りましたが、天王星とスクエア(90°)を作る以外は細かい動きばかりです。しかし、水瓶座らしい片鱗といえる出来事…つまり「おや?、いままでこんなことなかったのに」と思われる出来事はあるかもしれません。

19日(土)は…午後10時7分、木星が一年ぶりに山羊座を去り、こちらも水瓶座へ入ります。昨年(2019年)、木星が山羊座へ入場したのは12月3日でした。私達はいままで一年と16日間、山羊座の木星と一緒に過ごしてきたのでした。木星の方は今年4~5月の緊急事態宣言のときも山羊座の第三デークにいましたが、思い返すとつらい期間を共にしてきたパートナーだったのですね。「あまりいいことなかったなぁ」とみなさんは思われるかもしれませんが、過ぎてみれば、山羊座の木星の恩恵に気付くのかもしれません。19日から始まる水瓶座の木星はこれから約一年続きます。水瓶座さんを始めとして、双子座さん、天秤座さんなど、風象サインの方に幸運をもたらしてくれるでしょう。また、愛の星=金星が風象サインの方は恋愛、結婚のチャンスです。水瓶座の木星は山羊座と違い、スカッとしてカッコいいので、これからは物怖(ものお)じしない気持ちで新たな幸運を掴みに行くことが大切です。

20日(日)には土星&木星が水瓶座で揃う初めての朝を迎えます。この日は特に重要な星の動きはありませんが、ホロスコープを観るとたしかに新時代の夜明けです。また、話が遡りますが、特に土星がサインを変えたあとには、虚無感が残ったりして、体調不良に陥りやすいものです。特に今週の星の動きには精神も肉体も、なかなかついて行ききれないこともありますから、くれぐれも無理をしないよう、身体に気をつけてください。

DEC 14 2020

瑛利奈

(C)ELINA

海王星に惑わされる…

12/7~12/13

月食と日食に挟まれたなんとなく落ち着かない一週間になりそうです。感染拡大してきた新型コロナウイルスも各地の知事の営業自粛要請により、これ以上広がらずに済むのでしょうか?今週の星の動きは太陽のアスペクト(星同士の関係)こそありますが、相手が海王星だったり火星だったり、アテにならない惑星ばかりなのが気にかかります。

7日(月)は午前4時46分から月が乙女座へ。しかし、太陽が義務を表す小惑星=ベスタとスクエア(90°)と不調座相を作ったり、水星が冥王星とセミスクエア(45°)を形成したりと、スッキリしない星の動きが続きます。神経質で、なおかつ先が見えずにイライラするような気分の一日です。

8日(火)は半月です。先週の半影月食だった満月と、来週訪れる日食の新月のちょうど中日です。当面の中間報告というような結果が出ます。しかし、乙女座の第二デークを通過する月のアスペクト(星同士の関係)は思わしくなく、午前7時51分に月が義務や自己犠牲を表す小惑星=ベスタと合になり、重い気分で一日がスタートすることに。昼過ぎには月が海王星とオポジション(180°)を作って、今度は逆に希望的観測が強くなり、ぬか喜びをする向きも…。日没後は金星、冥王星と月が好調座相を作り、夜になってようやくホッとできそうです。

9日(水)、ようやく順調な流れへと太陽系の配置は変わっていきます。早朝に月は木星、土星とトライン(120°)の好調座相を形成。このチャンスを捉えるには前日からオファーをしておいたほうがいいでしょう。仕事関係の場合は、8日(火)の午後4時を回ったら、すぐに約束を取り付けてください。プライベートの場合は8日(火)午後5時21分の月と金星のセキスタイル(60°)の時間帯を使うのがいいですね。そうすれば、翌日の早朝のラッキーな星のチャンスを掴めるでしょう。

10日(木)午前4時40分、太陽が海王星とスクエア(90°)を形成。これは勘違いや過ち、もっと悪い場合は詐欺やテロなどのアスペクト(星同士の関係)です。午後12時30分には水星が木星とセミスクエア(45°)を作ったりと、契約を交わしたり、正解を求めるには不適な配置です。午後4時21分に月が太陽とセキスタイル(60°)を作ってから、流れは好転するでしょう。特に午後8時55分の金星と冥王星のセキスタイル(60°)のタイミングは逆転勝利を導く可能性も。じっくりと夜を待ったほうがいい一日です。

11日(金)午後3時には射手座の太陽が牡羊座の19度にいる火星とトライン(120°)を作ります。スポーツをする方や肉体労働、遠くへの移動などには非常に助けになるアスペクト(星同士の関係)です。ただ、新型コロナウイルスの感染防止には吉とでるか?凶と出るか?なかなか難しいところです。しかし、世の中の流れは急速に楽観的な方へ変わっていくでしょう。

12日(土)はまたまた小惑星=ベスタと海王星にリードされる一日です。小惑星=ベスタも海王星も、その意味は「自己犠牲」。また火星がドラゴンテイルと関わったり、水星が海王星とスクエア(90°)を形成するなど、行動自粛や規制されていることを強く意識する星の配置です。ついつい家に籠もりがちになってしまいそうです。

13日(日)の午前中は…蠍座の第三デークを通過する月が次々と冥王星、金星、木星、土星と好調なアスペクト(星同士の関係)を形成していきます。何事も快適に進行する暗示です。この流れは日中も続きますが、午後8時を回って、少し壁に当たってしまうでしょう。特に午後8時38分には水星が海王星とスクエア(90°)を作ると、判断力が鈍ったり、勘違いが起きやすい精神状態になりそうです。今週、10日(木)に海王星とスクエア(90°)を作ったのは太陽ですが、今度は水星です。水星は知性を司っていますから、13日(日)の場合は海王星の悪影響が判断力や思考力に及んでくるのです。もうひとつ、通信障害なども生じやすいアスペクト(星同士の関係)です。もしも、データのバックアップを取るなら、この日は午前中のうちに済ませておきましょう。

DEC  7 2020

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

月食から始まる一週間

11/30~12/6

11/30(月)は半影月食です。月の度数は双子座の8度38分になります。暦の上ではその時刻は午後6時29分ですが、気象台の発表によると東京では午後6時43分ごろが月の影がいちばん濃いそうです。お天気もよく、日没とともに月食が観察されるのは興味深いですが、占星学的には「月食」は不吉とされています。秋篠宮さまのお誕生日にあたるのも、ちょっと気になるところです。今週の最大のイベントは30日の月食で、先週に引き続き太陽のアスペクト(星同士の関係)は少ない、つまり、重要な決定が起きにくい一週間です。

12/1(火)午前4時、蠍座の水星が土星とセキスタイル(60°)に。世の中の流れは地に足が着いた感の強い日ですが、山羊座の土星、冥王星が支配するネガティブ思考が強すぎて、大きな方向転換は難しくなります。

2日(水)午前4時50分、水星が蠍座から射手座へ入ります。現総理大臣、菅さんは射手座ですから、少し口が軽くなるかもしれませんね。最近のように何も語らないと、国民も右往左往してしまいますものね。射手座さんならびに、牡羊座さん、獅子座さんの知性が冴えて、勉強運もアップするでしょう。午後12時32分から月は蟹座へ移動します。

3日(木)愛の星=金星が小惑星=ベスタとセキスタイル(60°)という好調座相をつくったり、土星が小惑星=パラスと合(0°)になったりと、繊細な心の問題がテーマになる日です。「思いやり」と「愛すことの責任」がキーワードです。

4日(金)、蟹座の第三デークを通過する月が山羊座に控える冥王星、木星、土星と次々オポジション(180°)を形成していきます。同時に太陽とはセスキコードレートという金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)です。過去の問題が蒸し返されたり、少しゴタゴタしそうな日です。しかし、冥王星と木星の間に挟まって、月が権利の主張を表す小惑星=ジュノーとトライン(120°)という好調座相を形成するので、揉めるからといって、黙ってみている手はありません。たとえ、問題の解決が遅くなろうとも、言うべきことは言う…こんな気持ちが必要です。

5日(土)は色々問題点も多い星の動きですが、午後11時40分、獅子座の13度へ巡った月がようやく太陽とトライン(120°)という好調座相を作ります。紆余曲折のあと、一日の終わりにようやく安心感を感じて、ひと息付けるでしょう。

6日(日)、ようやく安定した星の動きが多くなってきます。午後1時52分には愛の星=金星が海王星とトライン(120°)を形成します。金星のサインは蠍座、海王星は魚座、「尽くす愛」がテーマです。しかし、2時間もしない午後3時40分、金星は牡羊座の火星にインコンジャクト(150°)という割り切れないアスペクト(星同士の関係)で捉まってしまいます。ノードを入れるとヨードという面倒くさい関係になりますから、細部を気にすると何事も前に進めない日です。もしも、あなたがこの日、愛のヒロイン、ヒーローだったら、ディテイルは先送りして、まずはゴールを決めて、約束しておいたほうがいいでしょう。太陽系を構成する惑星たちも十人十色…10惑星それぞれ自分の力学で動いていますから、完璧なタイミングというのはなかなか難しいのです。あなたに有利なポイントから先にGETしておくといいかもしれません。

NOV 30 2020

瑛利奈

(C)ELINA

今宵の半影月食

水星が活発な一週間

11/23~11/29

22日(日)から太陽が射手座に入り、今年も残すところあと一ヶ月ちょっと。冬の気配とともに新型コロナウイルスの感染者数は日に日に増加しているようです。

23日(火)は連休の最終日、勤労感謝の日になりますが、射手座の太陽はまだ本気のアスペクト(星同士の関係)を作っていません。魚座の前半を通過する月は概ね好調。比較的静かな祝日です。午後3時51分、金星が農業の豊穣を意味する小惑星=セレスとトライン(120°)を作って、まさに収穫祭らしい一日です。

24日(水)は午前0時30分、魚座の月が海王星と合(0°)から始まり、一日を通じてよくも悪くも海王星のアスペクト(星同士の関係)が目立ちます。海王星の象意は献身です。ですから、決して悪意や利害関係で揉める日ではないのです。このところgo to キャンペーンが議題になっていますが、これも国が人助けのために行っている政策なのです。午後1時39分に水星が海王星とトライン(120°)の好調座相を形成して、世の中の流れはより理想主義の方へ傾くでしょう。しかし、前日金星と好調だった小惑星=セレスは太陽とスクエア(90°)と、不調座相に。もうひとつ、ツメが甘い一日になりそうです。

25日(水)午前0時4分、月が牡羊座へ入ります。その後、午前6時12分に月は射手座の太陽とトライン(120°)の調和座相を作ります。順調に物事が育っていく暗示です。特に射手座の太陽、歩羊座の月…と、火象サインですから、何か勉強を始めたり、新たにスポーツに取り組むなどチャンスです。

26日(木)はあまり前向きな星の動きはない一日です。ドラゴンテイルや冥王星など、人々の心にネガティブな作用を及ぼすポイントへの刺戟が多いため、内向きになりすぎないように気をつけましょう。

27日(金)もまだ太陽は重要なステージへ登場してきません。なかでは、水星が権利の中朝を意味する小惑星=ジュノーと合(0°)になったり、冥王星とセキスタイル(60°)を作ったりと、知性の惑星=水星がいちばん活躍します。もしも、あなたが既存の流れに不満を持っていたら、「ちょっと待った!」と、主張するにはいいタイミングかもしれません。また、冥王星の方は隠蔽されていた謎を解明するのに一役買ってくれそうです。

28日(土)は…午前2時10分、愛の星=金星が別離を意味する惑星=天王星とオポジション(180°)を作ります。その後、午前4時10分、このオポジション(180°)の一方の星、天王星に牡牛座の月が重なります。また、午後4時17分、冥王星が小惑星=ジュノーとセキスタイル(60°)を形成。いろいろと騒がしい一日になりそうです。恋愛問題で迷っている場合は、この日に動くのは要注意。別れを早めてしまうことになる可能性も。また、調整や仲直りのための話し合いも逆効果になりかねないでしょう。

29日(日)午前9時36分、いままで逆行していた海王星が順行し始めます。22日に茨城県沖でM5.7の地震がありましたが、この日の海王星順行も引き続き気をつけたい動きです。別な流れとして、水星は午前11時50分に木星とセキスタイル(60°)を作ります。こちらは27日(金)に提案した新たな計画を、より後押しをしてくれるアスペクト(星同士の関係)です。

今週は水星の働きが活発な一週間です。「まずは、溜まった実務処理に専念して、その後のビジョンは後で考えよう」…こんな一週間になるかもしれません。

NOV 23 2020

瑛利奈

(C)ELINA