絶対にチャンスは逃したくない週

11/18~11/24

今週末の24日(日)、金星が木星と合(0°)という最高にラッキーなアスペクト(星同士の関係)を作ります。金星は愛の星。そして木星はオールマイティの太陽系でいちばんラッキーといわれる惑星です。金星は木星と非常に相性がよく、この二つの惑星が合(0°)を作るのは…年に一度くらいの出来事なのです。前回の金星と木星の合(0°)は今年の1月22日でした。10ヶ月前になりますね。前回は2018年の11月から木星が射手座へ入ってきて三ヶ月目、度数は射手座の16度でした。その後木星は射手座中を順行して、次に逆行して、さらに順行し、24日(日)の金星と木星と合(0°)は射手座の28度11分となります。射手座の木星は30度で山羊座の0度へ度数をリセットされますから、今回の金星&木星の合(0°)は射手座最後のヒラメキといっても過言ではないでしょう。

今回の金星&木星の合(0°)で最も恩恵を被るのはもちろん射手座の28度に太陽や金星を持っている人です。太陽の度数でいうと12月20日前後に生まれた方ですが、金星の位置は毎年それぞれ違うので、自分で調べてみてください。瑛利奈の占星術チャートハウスでも調べることができます。また、射手座の28度にプラマイ8度以内に重要な天体を持っている方も今度はチャンスを掴むことができるでしょう。次はこれらにトライン(120°)の位置に星を持つ人。さらに広げて射手座に星を持つ人。もしも、あなたがこれに該当すると思ったら、もう時間はありません。すぐに目標を設定して動き始めてください。前から努力している問題があるなら、決め手となる行動に賭けてみるのもいいかもしれませんね。

今週は…その他、いろんな星がリセットされたり、正常化したりします。まず、19日(火)午後4時40分、火星が天秤座から蠍座へ移動します。火星が天秤座へ入ったのは10月4日(今年)でしたから、それ以降、バタバタして大変だった方は事態が収束の方向へ向くでしょう。逆に牡牛座さん、獅子座さん、水瓶座さんにはハードな時期の始まりになるかもしれませんが。

21日(木)午前4時11分、逆行していた水星が順行し始めます。纏まらなかった契約事や話し合いもようやく決着の兆しです。

22日(金)午後11時58分、太陽が蠍座を抜けて射手座へ入ります。深まる秋の静けさに思わず物思いに耽るような蠍座の季節の終わりです。一年でいちばん日が短い冬の季節が始まることになります。

話が前後しましたが、上のような動きがあり、週末24日(日)に金星が木星と合(0°)の最高にラッキーなイベントが来ることになります。辛い思いや努力を堪え忍んで、自分にご褒美が欲しいとおもったら、すぐにこのイベントに幸運をリクエストしてください。黙っていないでハッキリと声を上げれば、かならずチャンスを手にできるはずです。

NOV 18 2019

瑛利奈

(C)ELINA

現実問題から片付けて

11/11~11/17

今年の秋分図のてっぺんに木星が光り輝いており、私は「日本にとって名誉なことが多い四半期」と書きましたが、昨日ようやくその意味がわかりました!みなさんはもっと早く気付いていたかもしれませんが。(笑)11月10日に天皇陛下即位パレード「祝賀御列の儀」が行われました。なるほど、この秋は「即位の礼」から始まって皇室で数々のお祝い事が行われる四半期にあたっていたのです。

11日(月)からスタートするこの一週間も引き続き安定感のある星の配置が続きます。実は、先週末に蠍座の太陽は外惑星の土星、海王星と調和座相を形成しましたが、今週はそれに続いて、14日(木)に蠍座の21度まで度を進めた太陽が山羊座の冥王星とセキスタイル(60°)の調和座相を作ります。太陽を追うようにして、いや、逆行しながら水星も一度来た道を戻りつつ、13日(水)~14日(木)に再度好調座相を作っていきます。また、暴れん坊の惑星=火星も13日(水)に天秤座の25度で射手座の木星とセキスタイル(60°)の安定の関係になります。

このように観ていくと、今週は週半ばの13日(水)、14日(木)が物事がまとまる「吉日」ということができます。しかし、「吉日」ではありますが、アスペクト(星同士の関係)を作る一方の惑星が土星や海王星、火星だったり、いわゆる「凶星」といわれる星ですから、「吉」ではありますが、大ラッキーとまではいえないでしょう。物事が荒れる要因を上手くコントロールできる日とでも表現したらいいかもしれません。

また日にちが前後しますが、12日(火)午後10時34分は満月です。この瞬間までが増光期といって月が太っていくサイクルです。これ以降は減光期…月が次第に痩せていきます。植物などは増光期により成長が早く、減光期は枯れていくサイクルになります。ガーデニングの場合は、増光期に植物を刈り込むとより発芽を促しますが、減光期には発育が遅くなります。減光期は草むしりなど、雑草を取り除きたい場合にはいいタイミングです。人間の場合もダイエットするには満月を過ぎてからの方がいいかもしれませんね。

今週は概ね順調な星の配置ですが、すでに射手座の第二デークまで進んできている金星にはあまりいいアスペクトは観られません。金星は愛や感情を司る惑星です。15日(金)には海王星とスクエア(90°)、17日(日)には天王星とセスキコードレート(135°)の不調和座相を作ります。つまり、愛情問題や人間関係など繊細な感情に関わる問題は、なかなか期待するような結果が得られにくいかもしれません。何故か?というと、そもそも期待過剰で現状認識が甘かったり、手段やタイミングを誤りやすいからです。今週は愛情問題に関しては結論を焦らず、まず現実的な問題からシッカリ片付けていく…こんな姿勢で臨むといいでしょう。

NOV 11 2019

瑛利奈

(C)ELINA

週末…土星、海王星の懐へ

11/4~11/10

太陽が蠍座の第二デークに入った今週。連休最終日の4日(月)は水瓶座の半月から始まります。これは…一週間前に新月だった月齢が満月までのちょうど半ばにさしかかったことを表します。週の前半、月も太陽にスクエア(90°)と不調和ですが、その他の惑星も不調和なものが多く、時の流れもちょうど曲がり角へさしかかってきたようです。

5火(火)は午後7時27分、天秤座の火星が山羊座の冥王星にこちらもスクエア(90°)を形成。午前1時27′に月が火星とトライン(120°)の調和座相を作りますが、その後、戦いの星である火星を冥王星が刺戟して太陽系の配置もイライラが増してきます。同時に水瓶座の第三デークへ度数を進めた月は義務を表す小惑星=ベスタと知性の惑星=水星とT字スクエアに。こちらの方は…繊細で感じやすい水星がベスタからのプレッシャーでさらにピリピリといった感じです。

6日(水)、午前8時7分に月が蠍座と親和性のある魚座へ移動して、ようやく事態が落ちつくことに。

7日(木)は魚座の月が蠍座の太陽とトライン(120°)を作って、水のサインが世の中を支配します。水のサインのみなさん(蟹座、蠍座、魚座)にはラッキーディです。また、水に関する出来事がスムーズに運ぶ日です。「愛情」や「感情」など、「心の問題」も水のエレメントが所管していますから、繊細なアプローチが功を奏するでしょう。また、最近は水の災害が非常に多いですが、こういった問題に関してもいい解決策が見つかるかもしれません。

8日(金)は日没後、8時48分から月が牡羊座へ入場。この少し前から調整の小惑星=パラスも射手座へ入ります。一週間の営業時間が終わって、問題へのアプローチに少しずつ変化が…。「大胆だったり、斬新な策もこれからはいいかもしれない」という暗示です。週末、少し研究ですね。

9日(土)、午前2時台に太陽が土星にセキスタイル(60°)、海王星にトライン(120°)と、相次いで好調座相を形成していきます。その後、土星と海王星がセキスタイル(60°)を形成。ひさびさ重要な天体同士の、なおかつ安定感のあるアスペクト(星同士の関係)です。土星という現実の惑星と、海王星という理想と自己犠牲を表す惑星がいい関係になる…ということは、このところ模索していたテーマに一定の落としどころが見つかる…と考えていいでしょう。長い視野に立てば、多少の妥協や損失もそれなりの意味がある…と私達は考えるのかもしれません。

10日(日)、今度は知性の惑星=水星が秘密の暴露を意味する準惑星=冥王星とセキスタイル(60°)を形成。何らかの秘密が明らかになるのかもしれませんね。あるいは、行き詰まった問題に新たな解決策を考えるのかも。

今週は…一週間を見渡してみれば、「前半は問題点を感じてイライラ。後半は何らかの譲歩をして、安定した状況を作っていく一週間だ」と読めますね。先週から水星も逆行しています。感情的になって、つまらないことで怒ったり、投げ出したりしないように、粘り腰で対応したほうがよさそうです。

NOV 4 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

蠍座の新月と射手座の金星

10/28~11/3

28日(月)は蠍座の新月です。時刻は午前11時38分、度数は蠍座4度25分になります。台風や即位の礼など、多くの出来事があった秋たけなわの時期が終わり、日に日に昼間の時間が短くなる11月へと季節は移っていきます。28日(月)は新月とともに、午後3時15分、太陽が牡牛座の天王星とオポジション(180°)という不調和な関係に。天王星は革命の惑星ですが、同時に縁切り星といわれる、新しもの好きで何事もスパスパと切りたがる気が短い星でもあります。これをキッカケに世の中の流れがガラッと変わってしまう可能性も暗示しています。

29日(火)は惑星同士の重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、週明けから始まった波乱万丈の雰囲気を調整しようとする一日です。しかし、天秤座の火星が雲を掴むような惑星=海王星とインコンジャクト(150°)というストレスを生む関係に。つまり、調整しようとする努力は…そもそも現実を直視していないがために空転することになります。この日の月は海王星とトライン(120°)を作ったり、自己犠牲の小惑星=ベスタとオポジション(180°)を形成するなど、理想に追うことには犠牲や負担が伴うことを意識して、なかなか落としどころが見つからないでしょう。

30日(水)は思い切って大胆な手段を選んだほうが成功しそうな日です。新しいアドバイザーの言葉に耳を傾けると解決の糸口が見えてきそうです。

31日(木)、ひさびさ明るい星の配置が多い日となります。まず、午前7時4分、蠍座の27度で知性の惑星=水星が愛の星=金星とコンジャンクション(0°)を形成。もちろん蠍座さんにはトキメキのチャンスです。同時に蟹座さん、魚座さんも心が洗われるような感動が多い日です。音楽や絵画など、アートを嗜(たしな)むには最適な星回りです。また、水星は年下の人を表します。グンと年下の異性に惹かれたり、学生時代のような感性を取り戻したりする人も。

11月1日(金)の午前0時41分、水星が逆行し始めます。水星は事務手続きや契約事には欠かせない惑星です。これが逆行する期間は…情報通信系やコミュニケーションなどに不具合が発生しやすくなります。水星が元通り順行するのは11月21日です。この日までは水星逆行を頭に入れておきましょう。

2日(土)午前5時24分、愛の星=金星が射手座へ入場します。射手座さんはもちろん、牡羊座さん、獅子座さんにも恋愛運好調となります。仕事が少し楽になったり、友人からのお誘いが増える期間です。また、双子座さんは年に一度の愛の折り返しポイントにさしかかります。相手の答えが欲しくなって、結論を急ぎすぎるケースもあるかもしれません。余裕を失わないよう、気をつけるべきです。

3日(日)の月は山羊座の第三デークに。惑星たちの動きはあまり活発ではありません。休日にもかかわらず、今後のリスクを考慮したり、解決策を探すなど、仕事モードにスイッチが入ってしまいそうな一日です。

今週は28日(月)の新月、また2日(土)から金星が射手座へ入ることにより、これまでの流れがガラッと変わりそうな一週間です。水象(蟹座、蠍座、魚座)中心だった今までの星の配置が次第に火象(射手座)の方へと移り変わって行く兆候といえます。射手座の22度にはオールマイティの幸運の惑星=木星が待機しています。金星や太陽が木星の位置へさしかかるまでそう時間はかからないでしょう。「未来に幸運が待っている」…これを意識しながら夢を捕まえるための準備をそろそろ始めるといいでしょう。

OCT 28 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

天秤座と蠍座を分かつ週

10/21~10/27

秋も深まって、天秤座の時も今週前半で終わりです。現在の太陽系の配置は?というと…水星、金星がすでに蠍座の後半にさしかかり、魚座の海王星と水象で調和のアスペクト(星同士の関係)を組んでいます。週明けの21日(月)の月は蟹座。ちょうど半月となりますが、この蟹座の月を加えて、水のエレメントでグランドトラインを形成します。グランドトラインというのは「何事もスムーズに進む」という意味で、ちょうど車が高速道路に入ったように、いま目の前に敷かれている道を自動運転さながら楽に進んでいく…こんなイメージです。蠍座さんを始め、蟹座さん、魚座さんなど、また水象サインに金星など重要な天体を持つ方は特にこの高速道路の恩恵に浴することができるでしょう。この状況は当面ずっと続きます。

22日(火)は宮中で「即位の礼」が行われる国民の祝日です。この日の午前4時39分、愛の惑星=金星が夢の惑星=海王星とトライン(120°)の調和のアスペクト(星同士の関係)を作ります。この日の月は深夜から「高貴」を意味する獅子座に入っていて、さすが新天皇の即位を祝う日としてはいい日取りになっています。

今週は…24日(木)午前1時19分から太陽が蠍座へ入場します。ここからさらに蠍座の色が濃くなってきます。蠍座は現代では冥王星が支配していますが、古くは火星が支配星でした。蠍座は水のサインでありながら、火星の持つ火の象の性質も合わせ持つ燃えるような情熱的なサインなのです。また、フィックスドサインであることから税金や借金など、「他人の金」という意味も持ちます。水のサイン=愛や感情的な問題と金銭の問題、また、蠍座は8ハウスという「死のハウス」を支配しているところから「死」と「遺産」と「セックス」…これらが蠍座のテーマとなります。ここでみなさんは「何故死と遺産から急にセックスに飛ぶの?」と疑問に思われるかもしれません。何故なら「セックス」とは前の世代から次の世代へ死と生を介して交代していく=遺産を残していくためのプロセスだからです。この日から蠍座のテーマが始まることになります。例えば…8ハウスの意味から、先日の台風で被害に遭われた方の「保険金請求」、また冥王星の意味から「秘密の暴露」など、少し暗めで深刻な色合いが強いテーマです。

10/25(金)午後6時52分には金星が冥王星とセキスタイル(60°)の好調なアスペクト(星同士の関係)を作ります。ここでは金星はある人にとっては「愛の星」として、また別の人にとっては「金銭の星」として、冥王星と相互に協力し合って、現在の問題を解決する糸口を与えてくれるでしょう。特に、現状に不満を抱いていて、これを逆転したい人にはいいアスペクト(星同士の関係」です。午後6時52分だと企業は営業時間外ですから、仕事絡みの場合は早めに行動するべきですね。プライベートな問題の場合はこの時間を念頭に置いて交渉するようにするといいでしょう。

26日(土)は特に重要なアスペクト(星同士の関係)は見当たりませんが、27日(日)午後11時30分に二大凶星といわれる火星と土星がスクエア(90°)を形成します。これはかなり要注意なアスペクト(星同士の関係)です。火星と土星のスクエア(90°)は物理的な破壊力をも意味しますので、風水害や事故的なトラブルなどにも注意を怠らないようにしてください。

今週は前半は天秤座の最後の三日間。後半、太陽が蠍座に入ってから世の中の雰囲気はガラリと変わるでしょう。日照時間も短くなり、年の瀬が迫っていることを徐々に実感することも。ハロウィンも近い秋の静かな日々は、私達に目に見えない神秘の世界への想いを馳せさせてくれるかもしれませんね。

OCT 21 2019

瑛利奈

(C)ELINA

星が背中を押してくれる…

10/14~10/20

先週末の12日(土)から13日(日)、台風19号が日本に上陸しました。またもや記録的な豪雨で各地に被害が出ました。水害は21の都県、風の被害は20都県にわたるそうです。被害を受けたみなさま、心からお見舞い申し上げます。

週が明けて14日(月)の星の配置ですが、目を疑うようなアスペクト(星同士の関係)が…!そもそも14日(月)は午前6時7分、満月なのですが…。その前に午前3時1分に太陽が木星とセキスタイル(60°)という8月7日以来、二ヶ月ぶりの幸運なアスペクト(星同士の関係)を作っています。これは…「私達が今日、気付いたことはいい結果を生む」と解釈せざるを得ません。現在目の前にある問題を解決するための努力は必ずいい結果に繋がる…と、ポジティブに考えるべきなのです。また、14日(月)は午後になって、あと2つ、重要なアスペクトがあります。ひとつは…午後3時55分の水星と土星のセキスタイル(60°)です。これは堅実な判断を意味します。ただ、もうひとつ気になるのは…午後4時37分に太陽が作る冥王星とのスクエア(90°)です。冥王星は物事を覆い隠す準惑星ですから、真相を掴むことの難しさを表しています。現状を改善しようと努力する私達に、まだ明かされないもうひとつのファクターがある…とでも考えたらいいかもしれません。あるいは、太陽と木星のラッキーなアスペクト(星同士の関係)とは別の問題が同時並行で起きていて、太陽と冥王星のスクエア(90°)が表す方の問題が努力しようとする私達の足を引っ張る…と解釈してもいいかもしれません。少なくとも台風が通り過ぎたこの週明けの月曜日(祝日ではありますが)は非常に重要な一日であることは間違いありません。

15日(火)は重要な天体のアスペクト(星同士の関係)はなく、午前1時23分から月は牡牛座ですが、月を応援するような惑星もありません。慎重に自力で進め!という感じです。

16日(水)は水星が海王星とトライン(120°)の好調角に。海王星は夢とイマジネーションを表す理想主義の惑星です。しかし、流れが覆されたり、アップダウンが多い一日になるでしょう。

17日(木)は情報収集の日です。新たなアドバイザーが登場するなどして、進歩的な考え方を採り入れるとうまくいく暗示です

18日(金)は双子座の月が午前4時過ぎに天秤座の火星とトライン(120°)の好調座相を作ってから、難しいポイントへ入っていきます。明日から週末ですが、まだ最終的な判断が難しい日です。

19日(土)は双子座の月が太陽と好調。風のサインの方(双子座、天秤座、水瓶座)には順調な配置です。午後7時42分から月は蟹座へ入ります。

20日(日)は午前7時20分、蠍座の水星が冥王星とセキスタイル(60°)、午後10時58分にはこちらも蠍座の金星が土星とセキスタイル(60°)を作ります。蠍座が中心となりますから、もちろん蠍座さんが冴え渡るでしょう。また、水星が冥王星とセキスタイル(60°)は真相解明を、金星と土星は現実的な着地点が見えることを意味します。私達は周囲の協力者の力を借りれば、いい成果を出すことができるでしょう。

今週は週明けの14日(月)に太陽が木星とキスタイル(60°)という光りを与えてくれ、20日(日)には水星や金星などの惑星がいま抱えている問題の解決策を与えてくれる…という一週間です。これは…「たとえいま困難に直面していても、希望と勇気を持てば必ずいい答えは見つかるだろう」という星からのメッセージかもしれません。どんな状況でも前向きに闘う気持ちを持って努力すれば、必ずいい結果に繋がる…こんな素晴らしいアドバイスだと理解するといいでしょう。

OCT 14 2019

瑛利奈

(C)ELINA

今季のターニングポイント

10/7~10/13

先週は…火星、金星が新しいサインに入るなど、多くの新しい動きがありましたが、中でも冥王星が山羊座の20度で5ヶ月半ぶりに順行し始めたことは今後の流れを変える大きな伏線となりました。今週は…?というと、太陽系の「警察」のような立場の惑星=土星の存在が気になります。土星も9月18日から山羊座の13度54分で順行し始めたばかりで、今週は…山羊座の14度~20度に土星と冥王星が並びます。

もうひとつ、見逃せないのが牡牛座の5度にいる天王星の存在です。今週は…この2つの地象サイン(山羊座と牡牛座)に居座る土星、冥王星、そして天王星…いずれも「凶星」と怖れられる惑星ですが…の存在に相次いで水星、太陽、金星が不調和なアスペクト(星同士の関係)を形成していくことになります。

7日(月)は水瓶座の月も前述の水星、金星、天王星を刺戟する位置にあり、トゲトゲした雰囲気が漂う一日です。中でも、午後3時16分には先週から蠍座へ入った水星が天王星とオポジション(180°)の不調和なアスペクト(星同士の関係)を形成。イライラやハプニングで先が読めない日となるでしょう。

8日(火)午前4時6分、天秤座の太陽が土星とスクエア(90°)の不調座相を作ります。これは…7月10日のオポジション(180°)以来、現在抱えている問題のターニングポイントともいえるアスペクト(星同士の関係)です。土星は本質的に慎重で懐疑的な惑星なので、やはりネガティブな結論が出ることのほうが多いと思われます。この日を「底」と解釈すれば、V字回復のキッカケになる日…と考えてもいいかもしれません。度数は天秤座、山羊座ともに14度です。カーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)のみなさんには今季一度の方向転換のタイミングになるでしょう。

9日(水)午後2時5分、金星が蠍座へ入場します。蠍座さんには年に一回のラブチャンスの始まりです。蟹座さん、魚座さんにもやはり楽しい時期の始まりです。今週は週中盤となるこの日から主役が愛の星=金星へと変わっていきます。このところ緊張していた気持ちはリラックスする方向に。恋愛やショッピング、グルメなどに関心が変わっていきそうです。

10日(木)~11日(金)は夢と癒やしを求めて、試行錯誤する日になります。

週末12日(土)からまた少しピリピリした配置に。13日(日)午前6時7分、愛の星=金星が蠍座の5度で縁切り星といわれる天王星とオポジション(180°)を形成します。愛の不満や浮気心、あるいは別れたい願望などが刺戟される配置です。こんな日に大胆な冒険は危険です。一時の感情から思わぬ方向へ人生の舵を切らないよう,気をつけて。

今週は…おしなべてネガティブな星の動きが多くなります。気持ちを冷静にもって、長期計画で、未来のビジョンを見失わないことが大切です。

OCT 7 2019

瑛利奈

(C)ELINA

令和初!の冥王星順行

9/30~10/6

秋分が過ぎ、日本の運勢も新たな秋分図に書き換わってから一週間が経ちました。今週は…10月1日から消費税が10%に値上げされるという、以前から懸念されていた重大なターニングポイントです。週明けの30日(月)は…午後4時35分、努力や仕事を意味する惑星=火星が義務を表す小惑星=ベスタとトライン(120°)の好調座相を形成。あたかも消費税値上げを覚悟して待つようなアスペクト(星同士の関係)です。この日午後6時41分、月のサインは「他人のお金」…つまり「税金」というキーワードを持つマネタリーサイン(金銭を支配するサイン)の蠍座へ入ります。

10月1日(火)、消費税値上げ当日の星は…午前3時55分、蠍座の月が反逆的な惑星=天王星とオポジション(180°)を形成して始まり、午後1時17分には愛と同時に金運の意味も持つ=金星が冥王星とスクエア(90°)という闘いのアスペクト(星同士の関係)を作ります。抵抗感を感じさせる星の配置です。午後9時7分には自己犠牲を表す海王星が権利の主張を意味する小惑星=ジュノーとオポジション(180°)という対立関係に。その後、午後9時51分に秩序を司る惑星=土星が賢者の小惑星=パラスとセキスタイル(60°)の好調角を作って、「まあ、まあ、まあ!」と仲裁に入ります。午後10時12分には海王星に月がトライン(120°)の調和の関係を作って「チャン、チャン」と手を打つ…というような、出来過ぎたドラマのシナリオのような展開となります。この先もまだあるのですが、長くなるので割愛。

2日(水)も前日からのドラマの後半戦として、蠍座の月が冥王星と火星を動員して、駆けずり回る感じです。

3日(木)は大きく流れが変わる日です。まず、午後3時38分、山羊座の20度で冥王星が順行に向きを変えます。冥王星が逆行し始めたのは今年の4月25日ですから、こちらも「令和初の冥王星順行」となります。先週書いたように、令和は元号が変わる前日の4月30日から土星逆行が始まり、さらにその5日前の4月25日から冥王星が逆行していたのです。またさらにその二週間前の4月11日から木星も逆行に入っていました。木星は今年の8月11日から順行に戻っています。これで、令和がスタートして以来、ソッポを向いて力を発揮しなかった三つの惑星が勢揃いして順行モードになるわけです。3日(木)に順行する冥王星という準惑星は遠い星でもあり、また意味も「潜在意識」や「消去する」など、ハッキリとは掴みにくい難しいものばかりです。「この日から何かが変わった!」と私達が意識することはないかもしれませんが、地中深くでうごめく意思が未来への方向性を持ち始めた…このように解釈するといいでしょう。冥王星の順行は少し前の土星順行と相まってこのところ地に足が着かなかった経済に影響を与えるかもしれません。同じく3日(木)午後5時14分には水星が天秤座から蠍座へ移動します。

4日(金)午後1時21分、火星が乙女座から天秤座へ入場します。火星は戦闘的な惑星のため、ただでさえ天秤座の太陽や金星が山羊座の土星、冥王星と不調和な現在の星を刺戟して、掻き回し、事件を起こさせる可能性があります。天秤座さんや山羊座さんを始め、他のカーディナルサイン=牡羊座さん、蟹座さんのみなさんは、ちょっととばっちりを受けるかもしれません。少なくとも仕事に追われて、超多忙な時期が始まるのは間違いありません。しかし、火星が不調和なのは悪いことばかりではなく、ダイエットを目指しているカーディナルサインのみなさんには「痩せやすい時期」なのです。「フル稼働して、さらに『美』を目指す!」…こんな風にポジティブに受け取ることがオススメです。

週末の5日(土)、6日(日)は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。中では5日(土)は…ちょっと変わったところへ冒険の旅をしてみるにはいい日です。6日(日)はメンテナンスに充てる「癒やしの日」といったところです。

今週のポイントは…3日(木)から順行に入る冥王星がこの世界にどんなトレンドをもたらすか?これからの流れを注視していきたいと思います。

SEP 30 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

秋分図、最後の四半期がスタート

9/23~9/29

早いもので2019年も残すところ3ヶ月あまりとなりました。23日(月)は秋分の日。みなさんもご存じの通り、秋分から日本など世界の運勢も新たな秋分図に書き換えられます。今年の6月17日に更新した「新たな夏至図がスタート」2019年の夏至図では国土を表す4ハウスに火星があり、真向かいにふたつ並んだ土星、冥王星に傷を付けられていました。ここからこの四半期の災害の多さが予想されたのでした。

今後の日本の運勢を占う新たな秋分図は次のチャートになります。秋分の時刻は9月23日の午後4時50分。奇しくも台風17号が温帯低気圧に変り、勢力を弱める時間帯です。今度の国の運勢は?まず…気になるのは災害ですよね?国土を表す4ハウスには何の惑星もなく、しかも、ホロスコープの頂点に恩恵の星=木星が高く上って、チャート全体を保護しているかのようです。思わず「やった~ぁ!」と叫びたくなってしまいますね。すべてがいいことづくめでもないですが、少なくとも災害は少なく、また上り詰めた木星が意味するのは…日本にとって名誉なことが多い四半期ということです。

24日(火)は大きな天体同士のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)はありませんが、ちょっと気になるのは小惑星=ベスタが牡牛座の27度で逆行に変わることです。ベスタは「義務」を表す小惑星です。これが逆行すると、行政や民間の犯罪、あるいは軍事などで、義務の不履行が多くなるのかな?と心配されます。また、消費増税もあり、私達が実際以上に負担を負わされた感が強まることも。ベスタの逆行は今年の12月30日まで続きます。

25日(水)は午前6時に知性の惑星=水星が木星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成。木星は学問研究の惑星でもあるので、勉強や頭脳労働が進む一日です。午後11時20分に獅子座の月が木星と120°とさらに好調。前向きな志を持てば、有意義な一に日になるでしょう。

26日(木)は愛の星=金星が障害を意味する土星とスクエア(90°)。愛の限界を感じるアスペクト(星同士の関係)です。金星は…天秤座の13度57分、土星は山羊座の13度57分です。天秤座さん、山羊座さんを始め、カーディナルサインのこの前後に星を持つ方は「別れ」や「終わり」を意識するタイミングです。でも、次の展開がすぐに訪れます。いま星を観ている私にはそれが読めています。(笑)気分的な落ち込みから結論を焦らないほうがよさそうです。

27日(金)…今週はここでウィークディが終わります。しかし、水星が冥王星とスクエア(90°)という、何か歯切れの悪いものを残したまま職場を去ることに。冥王星は目に見えない妨害を表すからです。

28日(土)は重要な惑星のアスペクト(星同士の関係)はありません。午後12時57分に乙女座で月が火星と合(0°)を作ります。火星は感情を煽って、じっとしているとイライラするような気分にさせられますから、思い切って屋外へ出たり、スポーツなどで体力を消耗することがオススメです。そうすれば、逆に火星はあなたにエネルギーを供給してくれるでしょう。

29日午前3時26分、天秤座の5度20分で新月です。その後、午前8時40分には愛の星=金星が今度は幸運を運ぶ=木星とセキスタイル(60°)の好調なアスペクト(星同士の関係)を形成します。これは…今季2番目くらいのラッキーさです。26日(木)の金星と土星のスクエア(90°)で落ち込んだ天秤座さんにはストレートに幸運を運んでくれますが、蟹座さんや山羊座さんには直接響いてこないかもしれません。こんな時は疎外感を感じていないで、相手の幸せや世の中に起こるいい風を味方につけるよう、発想を転換することが大切です。多分、牡羊座さんには自然とそれができると思いますが。

今週は…あっという間に季節が秋になり、月のサイクルも週末の新月でフィナーレを迎えます。もしかすると、いろんなところで気分一新して、新たな決意を胸にして再スタートする方が多いのではないでしょうか?スピーディに物事が進んでいきそうな今年の秋分図を前にして、障害を乗り越えていく勇気や前に進むことの大切さを感じさせる季節の変わり目になりそうです。

SEP 23 2019

瑛利奈

(C)ELINA

令和初!土星順行へ

9/16~9/22

先週首都圏へ上陸した台風15号の被害に遭われた方々、深くお見舞い申し上げます。ここ「瑛利奈の山手タロット館」がある横浜山手は…三浦半島から東京湾へ抜けた台風15号の通り道になってしまい、隣のマンションの屋根の庇が飛ぶなど、軒並み大きな被害が出ました。台風が過ぎ、その被害の大きさに恐怖と驚きがまだ醒めやらぬ現在ですが…。まだ今週一週間は秋分は訪れず、国土災害が多い夏至図の支配下にあり、なんとか凌いでいかなければならないようです。

満月を過ぎた16日(月)、大きな天体のアスペクト(星同士の関係)はなく、牡羊座の月が午前11時29分には土星とスクエア(90°)の不調座相、午後4時28分には木星とトライン(120°)の好調座相を作るのがこの日の二大イベントになります。手短にいうと、午前よりも午後の方がラッキーということです。

17日(火)も重要なアスペクト(星同士の関係)は少なく、午前1時2分に月が冥王星とスクエア(90°)の不調和、午前1時54分に水星が預言者の彗星キローンとオポジション(180°)を形成して、物事の真相が見えにくい一日になりそうです。

18日(水)は午後5時46分、逆行していた土星が順行し始めます。土星が逆行を始めたのは令和になる前日、2019年4月30日からです。つまり令和という年号は…土星が逆行している状態でスタートして、いまだ土星が順行したことがないのです。土星は太陽系の「警察」のような秩序を司る惑星です。となると、今までの令和の期間は…土星という「警察」が半分夏休みだったのか?あるいは、特別なイベントにエネルギーを割かざるを得ない状態だったのか?あまりうまく機能していない状態だったのです。18日(水)は午後5時46分をもって土星の半休も終わり、警察署長が「ビシビシ行くぞぉ~!」とカツを入れ始めることになるのです。しかし、土星も…順行し始めた当座は不慣れなことも多く、ステーションという、いったん止まって向きを変える作業を完了してから順行に入るので、いつもの体制に入る前にちょっと安定感を欠くかもしれません。しかし、この日を機会に経済や政治状況は次第に先が見えるようになるはずです。

19日(木)は牡牛座の月が乙女座の火星、太陽、山羊座の冥王星とグランドトライン(正三角)を作って安定した一日になるでしょう。

20日(金)は午前0時53分、乙女座の火星が山羊座の冥王星にトライン(120°)を形成。改革を表す激しいアスペクト(星同士の関係)の上に、前日のグランドトラインとほぼ重なるため、19日(木)から20日(金)にかけて、いろんな物事が次のステップへと前進するかもしません。

21(土)~22日(日)の週末は…前日の動きとはガラッと変わり、理想主義の天体である木星や海王星が前面に出てきて、夢見心地の週末になりそうです。特に22日の午前1時43分、射手座の木星が魚座の海王星にスクエア(90°)を作ります。超理想主義のふたつの天体は…せっかく土星が前向きに動き出した現状認識をまた実現不可能な幻想の世界へと押し戻してしまうことになります。ただ、株価やオイルマネーなど、人々の思惑が大きな影響力を持つ世界では明るい予測と誤解される可能性も。

今年の秋分は23日(月)の午後になります。今週は今年の夏至図が占める最後の一週間になります。みなさんも過去三ヶ月の出来事を思い出して、総仕上げの期間にするといいでしょう。

SEP 16 2019

瑛利奈

(C)ELINA