29日、満月は中秋の名月

9/25~10/1

先週、9月20日は東京で88回目の真夏日となり、年間真夏日の日数が過去最多記録を更新しましたが、さすがに秋分を過ぎると、すっかり秋の空気に変わってきました。また、世界各地ではラグビーワールドカップやアジア競技大会など、スポーツの祭典で賑わう秋となりました。このところ比較的安定した星の配置が続いていますが、今週もその流れは変わりません。

25日(月)…今週は山羊座の第3デークの月からスタート。月が海王星とセキスタイル(60°)、冥王星とコンジャンクション(0°)を作ったのち、午前8時29分には月は水瓶座へ入りました。午前11時26分には月は太陽とトライン(120°)を形成。調和のいい流れを作っていきます。午後9時9分には乙女座の知性の惑星=水星が木星とトライン(120°)に。専門分野の勉強や気ままに読書するなど、秋の空気は知識欲旺盛な環境を作ってくれます。

26日(火)は…今週の中では物事が捗(はかど)らない一日になりそうです。始業前、午前8時48分の月と木星のスクエア(90°)から始まって、午後5時46分の月と金星のオポジション(180°)など、甘い見通しや遊びが多い月のアスペクト(星同士の関係)が続きます。おまけに午後9時38分には月は天王星とスクエア(90°)を作って、番狂わせに。その裏で義務を表す小惑星=ベスタは太陽とスクエア(90°)を作成。権利を表す小惑星=ジュノーは月とオポジション(180°)を作って、責任を放棄したい気持ちと過度な権利の主張により、議論や揉め事はいたずらにエスカレートするでしょう。

27日(水)は…深夜に月がドラゴンテイルとトライン(120°)を作って、内向的な気分へ誘導します。その後、午前9時17分から月は魚座へ入場。午後12時には月は魚座の土星とコンジャンクション(0°)に。いきなり問題の弱点を突かれて、反省会のような沈んだ一日です。午後5時7分にはようやく月が癒やしの小惑星=セレスとトライン(120°)を作って、ほっとひと息つけそうです。「限界」というものを突き付けられる一日です。

28日(木)は権利の主張の小惑星=ジュノーがちょいちょい顔を出す日です。午前2時27分、愛の星=金星が小惑星=ジュノーとコンジャンクション(0°)に。愛する人にライバルの存在を感じて、ナーバスになってしまいそうです。その後、午後3時18分には月は水星とオポジション(180°)を作成。ナーバスな気持ちをついつい言葉や態度に出してしまうかも。日没後も月は小惑星=ジュノーや愛の星=金星とインコンジャクト(150°)というストレスを生むアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。午後9時35分になって、やっと助っ人、天王星が登場!ようやく気分が変わって、関心が別な問題へ移っていきそうです。

29日(金)は…夜明け前に魚座の月は海王星とコンジャンクション(0°)、次に冥王星とセキスタイル(60°)を作っていきます。ロマンティックで、少しエキセントリックな夜になりそうです。午前9時17分に月が牡羊座へ入って、そんな雰囲気が一掃されるでしょう。午後6時57分、月は太陽とオポジション(180°)=満月、しかも「中秋の名月」です。情報によると、「中秋の名月」は必ずしも満月と重なるわけではないそうです。気象協会によると、次に「中秋の名月」が満月と重なるのは7年後だそうです。今年は日没が午後5時29分ですから、東の空に出たばかりの月を眺めることができます。この満月はこれまで抱いていた問題の解答を与えてくれるでしょう。

30日(土)…早くも9月は最終日です。午前2時52分、愛の星=金星は天王星とスクエア(90°)を作ります。これは…今週唯一の主要な惑星同士の不調和なアスペクト(星同士の関係)になります。天王星は別名「縁切り星」ともいわれますから、愛情問題にケジメをつけようとする方は多いかもしれません。愛情問題の先が見えなくなる曲がり角でもあります。衝動的な気持ちに負けると、あとあと後悔しますから、余裕を残した対応がオススメです。何かと愛情問題がテーマになる一日になりそうです。

10月1日(日)…月が変わって、気分も一新されるでしょう。午前1時48分、月がドラゴンヘッドとコンジャンクション(0°)に。続いて午前1時55分には水星が天王星とトライン(120°)を作ります。深夜なのがもったいないですが、コネクションが広がり、良いアイディアが閃く時です。何かが浮かんだら、積極的に書き留めて、ドシドシ発信していくことです。午前10時17分から月は牡牛座へ入場。落ち着いた平和な日々に立ち戻るでしょう。午後になるとストイックな気持ちが強まり、トレーニングやダイエット、明日の仕事の準備などで忙しく動き始めそうです。

今週も比較的落ち着いた星の動きが続きます。こんな時こそ、マイペースを守りながら、人生をエンジョイするといいでしょう。

SEP 25 2023

瑛利奈

(C)ELINA

23日、新たな秋分図に

9/18~9/24

先週の星の動きは穏やかで、以前ほど驚くようなニュースは少なかったようです。岸田総理は、13日内閣改造をして、新たに新内閣が発足しましたが、支持率は25%と、相変わらず低迷しています。一方、新型コロナウィルスの感染者数は、以前のような全数把握で数字が出ませんが、昨年年末~今年の1月の第8波に次ぐ第9波が加速して、各地で学級閉鎖が起きている模様です。今週、23日は秋分の日。四半期に一度、国のホロスコープが書き換わります。

18日(月)は「敬老の日」。シルバーウィークの中日がこの「敬老の日」になるのでしょうか。月のサインは午前中が天秤座。午前10時6分に月は冥王星とスクエア(90°)を作るほか、星の動きは低調です。午後1時58分から月は蠍座へ入ります。午後の方がむしろ活発で、午後6時18分の月と土星のトライン(120°)をシメとして、引き締まった午後になりそうです。

19日(火)は午前6時52分に蠍座の月が乙女座の水星とセキスタイル(60°)を形成しますが、これが19日唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)になります。その後は午後7時15分の月と木星のオポジション(180°)や、午後9時25分の月と金星のスクエア(90°)など、気が緩みそうなアスペクト(星同士の関係)ばかりが続きます。特に午後8時17分の太陽と海王星のオポジション(180°)は最も要注意です。希望的観測や勘違いなどが原因で損失が出る暗示です。金銭の出し入れに関するミスが出やすい日です。また、高級感を求めて出費が嵩(かさ)む可能性も。雰囲気に流されてお金を使いすぎないようにして下さい。振り込め詐欺などにも注意。

20日(水)も蠍座後半の月が続きます。午前9時46分には月が天王星とオポジション(180°)に。非日常を求める気持ちが高まります。午後4時を過ぎると月は海王星、太陽、冥王星と次々好調なアスペクト(星同士の関係)を組んでいきます。午後から次第に復調する、実務的な一日と考えていいでしょう。午後11時5分から月は射手座へ入場します。

21日(木)は…今週唯一の太陽の好調なメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)があります。午後2時20分の太陽と冥王星のトライン(120°)です。度数は太陽が乙女座の27度59分、冥王星の方は山羊座の27度59分になります。乙女座さんや山羊座さん、牡牛座さんも加えて、地のサインの方は特にやり残した課題にテコ入れするチャンスです。却下されたテーマがあれば再チャレンジしてみるといいでしょう。その他の方々には…なかなか回答が得られなかった問題を解明するチャンスです。深く突っ込んでいけば、何かしらの手応えが得られるはずです。

22日(金)の月は…射手座の後半からスタートします。一日を通じて月のアスペクト(星同士の関係)は好調。5時台には火星とセキスタイル(60°)、7時24分には金星とトライン(120°)を形成。SNSや文書でアピールするよりも、行動的になって、直接当たるのが効果的な一日です。

23日(土)は秋分の日です。なんといっても今週のハイライトですね。午前4時31分に月は太陽とスクエア(90°)、半月です。その後、午前5時20分から月は山羊座へ入ります。秋分の時刻は後3時49分です。この時刻で書いたチャートが今後の日本の運勢を担うことになります。このところ、6月の夏至図は深夜の時間帯、3月の春分図は太陽が12ハウスという最弱の時刻、2022年の冬至図はすべての天体が地平線下など、このところ日本の運勢は低迷していましたが、今度は少しは上向きかもしれません。しかし、政府与党を表す木星が非常に弱い位置にいるのが気になります。このまま解散選挙になったら、大負けしそうですね。多分、選挙はないと思いますし、私が心配することはないでしょう。(笑)

24日(日)も山羊座の月が続きます。未明から月が水星とトライン(120°)、7時台には月が木星とトライン(120°)、午後8時台には月が天王星とトライン(120°)を形成して、日曜日とはいいながら、乙女座の水星を挟んでグランドトライン(星三角)、仕事日和の一日です。午後12時過ぎると月と火星や金星がよくないので、一休みしたいところです。

今週は23日に秋分。太陽が天秤座へ入場するという重要なイベントがあります。今度の秋分図はASCが水瓶座と、フィックスドサインなので、今後も影響力を持つチャートです。先ほど政府与党が弱い位置といいましたが、私たち国民を表す表示星は天王星で政府与党の木星よりも下に位置しており、苦汁を飲まされることになりそうです。

SEP 18 2023

瑛利奈

(C)ELINA

今度は太陽と天王星のトライン

9/11~9/17

先週は…8日夜、せっかく太陽が木星とトライン(120°)を作ったのに、台風13号の接近で日本列島は豪雨。線状降水帯の発生で各地で洪水となりました。たしかに、太陽が木星とトライン(120°)を作った午後8時12分の直後、台風13号は熱帯低気圧へ変わりましたが…。また、モロッコではマグニチュード6.8の地震があり、死者は2000人超になる模様です。その後、9~10日はニューデリーで中露の首脳が欠席するなかG20サミットが開催されました。こちらは太陽と木星のトライン(120°)が形成された翌日からなので、後ろ髪のない幸運の女神を後ろから追うような形に。岸田内閣はこれから改造に取りかかるようですが、こちらも幸運の女神を掴むにはなかなか難しそうです。私などは台風13号が気になって、幸運へのチャレンジをするどころではなかったのですが、みなさんはいかがだったでしょうか?ともあれ、現在のように水星を始めとして、木星、土星、天王星、海王星、冥王星と、6個の天体が逆行している状況で、地に足が着いた成果を出すのは、かなり難しいのかもしれません。今週の星の動きは少し低調ですが、唯一、期待できるものとしては太陽と天王星のトライン(120°)があります。いまから準備して、次こそはしっかりとチャンスを掴みたいものです。

11日(月)は…午前1時35分から月は獅子座へ入場しました。重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)としては、午後4時21分の水星と火星のセミセキスタイル(30°)のみです。今後効率よく仕事をするための調整日といったところです。

12日(火)はソフトでフェミニンな関わりが多い一日です。まず、午前4時31分、月が愛の星=金星とコンジャンクション(0°)に。その後、主立ったアスペクト(星同士の関係)はなく、午後8時54分には月が木星とスクエア(90°)を作ります。気が緩んで出費が嵩(かさ)んだり、事態や相手を甘く見るアスペクト(星同士の関係)です。気を引き締めるのは難しそうな一日です。

13日(水)は月と天王星のスクエア(90°)から始まります。その後、月は小惑星=セレス、ベスタとセキスタイル(60°)に。愛や生活など、身近な問題がテーマになる日です。午後2時17分に月が乙女座へ入ると、突然雰囲気が引き締まってきます。ガラッと仕事モードになり、体力の消耗が激しそうです。身体をいたわることを忘れずに。

14日(木)は二つの小惑星がサインを移動します。まず、午前1時35分には調整の小惑星=パラスが乙女座を出て天秤座へ入ります。午前8時22分には自己犠牲の小惑星=ベスタが蟹座へ入場します。いま関心を集めているジャニーズの性加害問題などのデリケートなテーマに関しては、これまでと違ってより深くメスを入れていく動きが加速するでしょう。ジェンダーや子育てなど弱者への対応を見直す動きが強まります。岸田内閣の組閣も女性の問題がクローズアップされるかもしれません。

15日(金)午前10時39分、新月です。度数は乙女座の21度58分。これまでの流れをリセットして、心機一転する日です。また、午後9時46分、小惑星=セレスが蠍座へ入場します。これでさらにジェンダーやセックスに関するテーマに私たちの関心は向いていきそうです。

16日(土)は…今週でいちばん充実した一日になりそうです。午前2時44分から月は天秤座です。午前5時20分にこれまで逆行していた水星が向きを変えて、順行し始めます。これにより滞っていた事務手続きや解けなかった謎などに正解が出ていきそうです。午前10時23分、乙女座の太陽が天王星とトライン(120°)を形成。これが今週最大のイベントになります。度数は太陽=乙女座の22度、天王星は牡牛座の22度です。あなたも「転職しようか?」など、悩んでいたテーマに明るい兆しが見えるはずです。新しいものに挑戦するにはチャンスです。また、天王星は「予期せぬ」という形容詞が着く惑星です。予定していなかった方向へことが進む可能性も。今回に限り、流れに身を任せてみるのもアリでしょう。天王星は恋愛にも強い惑星…。ロマンスの引きも強いかもしれません。

17日(日)は…午前4時~9時にかけて、月が火星と合(0°)、金星とセキスタイル(60°)と、恋愛に有効なアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。しかし、好調なのはここまで。午後の星は残念ながらグダグダ…。特に午後3時9分には愛の星=金星が木星とスクエア(90°)に。浪費や過食の暗示です。恋愛に関しては、豪華な結婚式を夢見て現実を見誤る暗示です。また、せっかくダイエットして引き締めた身体なのに、リバウンドしないように注意してください。

今週は…16日の太陽と天王星がトライン(120°)がハイライトです。先週のチャンスを掴み損ねた方、あるいは、まだ結果が出ない方など、畳みかけてチャレンジしてみるといいでしょう。

SEP 11 2023

瑛利奈

(C)ELINA

今年いちばん幸運な週

9/4~9/10

先週は…福島第一原発の処理水の海洋放出に対して、中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止するなど中国の反日活動が問題になりました。一方、FIBAバスケットボールワールドカップ2023に出場した日本チームが48年ぶりに自力で五輪出場権を獲得して非常に盛り上がりました。また、台風11号は日本本土には上陸せず、12号も熱帯低気圧に変わって、終わってみれば、まあまあの一週間でした。さて、今週の星の動きですが…珍しく主要な星同士のスクエア(90°)、オポジション(180°)など、不調和座相はひとつもなく、ひさびさ今年(2023年)に入っていちばん!といわれるような幸運なアスペクト(星同士の関係)が待っています。

4日(月)は午前10時19分、これまで逆行していた愛の星=金星が順行に向きを変えます。これで愛の力が通常通り倍増することになります。愛情問題で相手の反応が悪くヤル気をなくしていた方や、なかなか気持ちが通じない片想いでじれったい想いをしていた方も、今日から金星が思うように動いてくれます。金星の度数は獅子座の12度12分、獅子座さんを始め、牡羊座さん、射手座さんなど、火のサインの方には有り難い動きです。午後7時40分には知性の惑星=水星が木星とトライン(120°)を作ります。水星と木星のトライン(120°)は8月10日にもありましたが、今回は8月24日に水星が逆行しての再度トライン(120°)形成です。水星と木星のトライン(120°)は試験や契約、メッセージなど、知力を使うことがうまく行く暗示です。8月10日のチャンスを思うように生かせなかった方などはリベンジするといいでしょう。午後11時10分には木星が逆行し始めます。木星の度数は牡牛座の15度34分、こちらは牡牛座さん始め、乙女座さん、山羊座さんなど、地のサインの方々にとって、木星は殆どオールマイティーの援助者です。4日は一日を通じて、月のサインは牡牛座。牡牛座が主役の一日といえそうです。

5日(火)は…午前3時5分、月が木星とコンジャンクション(0°)に。ラグジュアリーな夜になりそうです。5日は主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)こそありませんが、午前9時41分、太陽が木星とセミセキスタイル(30°)を形成します。これは未来の幸せのための種蒔きを表します。午後4時27分に牡牛座の月が天王星と合(0°)に。ちょっとサプライズがありそうです。その後、夜に向けて、安定を取り戻していくでしょう。

6日(水)は、今週の中では少しハードな、振り幅の大きな一日です。午前1時45分、月は冥王星とトライン(120°)を作ります。乗り越えたい課題を持っている方には攻めるチャンスかもしれません。その後、午前5時6分から月は双子座へ入場します。午前9時9分、太陽が冥王星とセスキコードレート(135°)を形成。午前10時49分には双子座の月が土星とスクエア(90°)に。金銭問題などシリアスな問題が浮上する時です。その後、夜半にむけて調整力がイマイチの星が続きます。慎重な対応が必要な一日です。

7日(木)は…午前4時6分に月と金星がセキスタイル(60°)の調和座相を作って、しっとりとしたいい雰囲気です。その後、午前5時を回ってからはギクシャクとした星の動きが続きます。午前7時20分、月は太陽とスクエア(90°)、半月です。8月31日のスーパームーンの日から早くも一週間が経ち、新月に向かう当面の折り返し点になります。午前7時33分には水星が冥王星とセスキコードレート(135°)というイザコザのアスペクト(星同士の関係)を形成します。繊細な判断力を持って、なおかつ、いい加減に譲歩し過ぎず、結論は持ち越したほうがよさそうです。

8日(金)は午後1時59分から月が蟹座へ入ります。その後、午後8時12分、太陽が木星とトライン(120°)という今期でいちばんの幸運なアスペクト(星同士の関係)を作ります。太陽と木星のトライン(120°)は昨年(2022年)11月21日以来のチャンスです。ただ、昨年(2022年)11月21日の陽と木星のトライン(120°)の時は直前の日食、月食に幸運を食われてしまっていました。それを考慮すると、今回のチャンスは前々回の太陽と木星のトライン(120°)ができた、2022年8月1日以来といってもいいかもしれません。このタイミングを狙って…とはいえ、相手が太陽と木星なので、時間を狙うほど細かく計画する必要はないでしょう。ただ、8日の午後8時12分までに叶えたい願いを明確にして、さらにその願いが成就するように行動に移しておく必要があります。

9日(土)は、午前5時33分に月が火星とスクエア(90°)を作りますが、その後はいたって順調です。午後8時38分に月が木星とセキスタイル(60°)を作るなど、前日の太陽と木星のトライン(120°)の流れをそのまま持続するでしょう。

10日(日)も引き続き月のサインは蟹座です。天王星、海王星などと調和して、ロマンチックな一日になるでしょう。

SEP 4 2023

瑛利奈

(C)ELINA

 

31日、スーパーブルームーン

8/28~9/3

先週…8月23日の夕方から太陽が乙女座へ入り、24日にはその乙女座の太陽がちょうど反対側を通過中の土星とオポジション(180°)という困難なアスペクト(星同士の関係)を作りました。たしかにこの日から、高校野球の甲子園大会や世界陸上で盛り上がっていた正義感や怒り世の中の雰囲気がガラッと変わりました。ひとつは、これまで日本人の心の拠り所だった大谷翔平選手が「再び靱帯損傷」というニュースが流れたこと…。もうひとつは東日本大震災の事故後、福島第一原子力発電所が処理水放出に踏み切ったこと。この二つのニュースによって、私たち日本人の気持ちはすっかり秋の気配と寂しさを感じ始めたようです。先週は週末になって一挙に運気が暗転しましたが、今週はというと…大きな動きはなく、かといって流れを挽回するほどの力もなく、マイナーアスペクト(星同士の二義的な関係)で埋め尽くされている一週間です。

28日(月)は山羊座の後半の月から始まります。幸い、現在の太陽系は地象サインが優位ですので、山羊座の月は朝から知性の惑星=水星と好調のトライン(120°)、12時台には天王星とトライン(120°)、午後6時過ぎには海王星とセキスタイル(60°)を形成していきます。締めくくりは午後8時48分の冥王星とのコンジャンクション(0°)です。概ね実務が順調に運ぶ一日ですが、最後の冥王星は問題解決の難しさを私たちに教えてくれることになりそうです。午後11時31分から月は水瓶座へ入ります。

29日(火)は…火星や天王星という熱気を帯びた惑星が目立つ一日です。まず、午前0時39分、月が火星とトライン(120°)を作って、私たちを鼓舞します。その後、午前11時38分、改革の惑星=天王星が逆行し始めます。度数は牡牛座の23度4分です。天王星は…昨年(2022年)の8月24日から今年(2023年)1月23日まで逆行していました。天王星は革命の惑星ですが、逆行期間中はあまり身のある改革は進まず、混乱を招くことが多いのです。処理水を巡る日中関係の悪化や、プーチン政権の迷走、米国の大統領選など、世界を混乱に導く課題は山積みです。

30日(水)は…28日から水瓶座へ入った月が午前0時11分に木星とスクエア(90°)、午後12時4分には天王星とスクエア(90°)を作ります。月は天王星が支配するサインの水瓶座から天王星と対決する形になり、騒動が多い一日になりそうです。午後10時56分に月は魚座へと抜けていきます。

31日(木)午前10時35分は満月。スーパーブルームーンです。天文学的には遠地点の満月よりも14%大きく見える日ということですが、それだけに地球への磁力も強くなります。その前の午前4時32分に月は土星とコンジャンクション(0°)を形成します。土星を伴ったスーパーブルームーンですから、その影響力もより大きくなりそうです。今週のハイライトとなるような出来事が起きる可能性は強いでしょう。

9月1日(金)…9月はスーパーブルームーンの翌日から。午前4時28分、月は水星とオポジション(180°)に。ナーバスな月の始まりです。しかし、その後、月は天王星、海王星を味方に付けて、私たちの心情や理想など、心の問題がテーマになるロマンチックな日になりそうです。午後10時24分から月は牡羊座へ入場します。

2日(土)は…午前3時49分から月と火星がオポジション(180°)という落ち着かない配置に。午前6時には天秤座の火星が土星とインコンジャクト(150°)というねじれの関係を作ります。自己主張の小惑星=ジュノーと自己犠牲の小惑星=ベスタが頻繁に顔を出してきて、私たちの心の軸を混乱させるでしょう。人権問題や社会貢献、個人の自由の束縛などがテーマになる日です。週末で家にいる場合は家族会議になるケースも。不満は出尽くすかもしれませんが、決して落とし所が見つからない日です。

3日(日)は…牡羊座の月が水星、天王星、海王星などとちょこちょことマイナーアスペクト(星同士の二義的な関係)を作って、心が落ち着かない日です。午後4時43分、月はノースノード(ドラゴンヘッド)という社会的な広がりを表すポイントと合(0°)になります。結論を出すよりもまずは、不特定多数と意見交換をした方がいいでしょう。個人主義的な姿勢を押し通せない一日です。午後11時59分になって、月は牡牛座へと入ります。

今週は…なんといっても31日(木)のスーパーブルームーンの日がハイライトになりそうです。雲がなければ美しい月のはずですが、裏に土星が隠れていることを忘れてはいけません。この日に限って、ネガティブな気分に囚われたり、気持ちが動揺するなど、宇宙からのエネルギーを意識して、心の平静を保つように心がけるといいでしょう。逆行する天王星なども考慮しながら、慎重に行動したほうがよさそうな一週間になりそうです。

AUG 28 2023

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

季節は変わっていく

8/21~8/27

先週は…台風7号が15日、紀伊半島に上陸して、近畿地方に大きな被害をもたらしました。夏休みのシーズンにも関わらず、新幹線や航空便などがストップし、被害に遭われた方も多いと思います。世界では先々週のマウイ島の山火事に続いて、スペイン領テネリフェ島やカナダでも大きな山火事がありました。先週、私は「16日は天王星=革命の日」に太陽と天王星のスクエア(90°)について書きましたが、それは世界経済に顕著な影を落としていました。日本時間8月16日前後から、日経平均を始め、NYダウ、独DAX、香港ハンセンなど、世界の株価は軒並み下落に転じています。また、ドル円は146円と昨年(2022年)10月以来の安値をつけています。また、中国経済の先行き不透明な予測も多くなったような気がします。太陽と天王星のスクエア(90°)は無理をしながらやり過ごしてきた世界経済に対する警告のような気もします。今週はというと…先週に増して、殆ど好調なアスペクト(星同士の関係)がなく、いよいよシリアス二なりそうな一週間です。

21日(月)…今週は天秤座の月から始まります。午前5時7分の月と金星のセキスタイル(60°)以外は主要なアスペクト(星同士の関係)がなく、疲れを癒やしながら、淡々と仕事をこなす一日になりそうです。

22日(火)は、太陽の獅子座最後の一日です。午前5時30分、天秤座の月が太陽とセキスタイル(60°)を作ったのち、午前8時21分から蠍座へ。午後4時32分、月は土星とトライン(120°)に。実務的な一日になるでしょう。午後9時16分、金星は木星とスクエア(90°)を形成します。これは…楽観的な見通しは損失を生む暗示です。あらゆる面で気持ちの引き締めが大切な時です。

23日(水)から太陽が乙女座へ入場しますが、その前に見逃せないアスペクト(星同士の関係)があります。午前5時33分の火星と海王星のオポジション(180°)です。これも前日引き続いて、夢を見て現実認識に欠けるアスペクト(星同士の関係)です。私たちのレベルでは少なくとも仕事上のミスに気をつけたいものです。午後6時1分から太陽は乙女座へ入ります。

24日(木)…太陽が乙女座へ入ったので、猛暑日も一段落するかもしれません。午前4時59分から水星が逆行し始めます。水星は通信やコミュニケーションを司る惑星です。申請などの手続きは前日までに済ませておきましょう。午後5時7分から月は射手座へ入ります。

25日(金)は、日付が変わって早々、午前0時28分に月が土星とスクエア(90°)に。世の中の雰囲気は夏休みモードを終えて、シリアスになってきます。午前9時22分、乙女座の火星が冥王星とトライン(120°)を形成します。猛烈な勢いで仕事がスピードアップしてきそうです。午後6時26分には月が金星とトライン(120°)を作って、ひさびさ働いた後の楽しい夜の始まりに。

26日(土)もまだ射手座の月が続きますが、月のアスペクト(星同士の関係)はちょっと不安定です。周囲からのアプローチが多く、忙しい週末になりそうです。あれもこれもと予定を入れてしまうと、自らが追い込まれる可能性も。人間関係の調整日と考えて、多少のサービスは致し方ない一日です。午後10時5分から月は山羊座へ入ります。

27日(日)は…午前3時38分、山羊座の月が乙女座の太陽とトライン(120°)に。5月以来の地象コンビです。夏の終わりを暗示します。午後5時27分、太陽は土星とオポジション(180°)を形成。これは…現実の壁を認識するアスペクト(星同士の関係)です。難しいとは知っていたのに、いまさらながらその大変さを意識する…。そんなタイミングです。怖じ気づいて逃げたくなりますが、現実に立ち向かわなければなりません。問題を正面から見据えることで、解決策が見つかるはずです。午後10時19分、火星が乙女座から天秤座へ入場します。

今週は23日に太陽の乙女座入場、27日には火星の天秤座入場と、太陽系を構成は大分様変わりしてきます。この夏のスタンダードだったことが次第に変わっていくのです。これからは少し認識を改めて、新しい未来を見据えていかないといけないようです。そうなると、仕事量も増えそうですが、夏休みの後ですから、それも仕方がないかもしれませんね。

AUG 21 2023

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

 

16日は天王星=革命の日

8/14~8/20

先週は…8月11日が「山の日」ということで、お盆休みが始まりましたが、台風7号が日本列島を直撃するという予想で、各地で対応に追われているようです。海外ではハワイのマウイ島で山火事が発生し、歴史的な町のラハイナは壊滅的な被害を受けました。2018年のカリフォルニアの火事を上回る米国の山火事としては過去最大の被害規模になっているそうです。このような自然災害は世界に広がっており、地球温暖化を始めとする気候変動の影響は顕著になってきました。さて、今週の星の動きというと、太陽と天王星のスクエア(90°)は気になりますが、その他の星のアスペクト(星同士の関係)は概ね良好なようです。

14日(月)は蟹座の第3デークの月から始まります。重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、月は深夜から午後にかけて、火星、天王星、海王星といずれも好調座相を作ります。午後2時を過ぎる頃から月のアスペクトは悪くなり、午後4時46分に冥王星とオポジション(180°)に。仕事は早めに動いたほうがいい日といえるでしょう。午後7時36分から月は獅子座へ変わります。

15日(火)は…あいにくひとつもいいアスペクト(星同士の関係)がない日です。台風が列島上陸する予想なので、潔く諦めたほうがいいのかもしれません。獅子座の月のアスペクト(星同士の関係)はすべてインコンジャクト(150°)、セミスクエア(45°)など、小競り合いや情報の行き違いなど、思わしくありません。午後2時9分に太陽が火星とセミセキスタイル(30°)を形成します。これが10日のベストタイムになります。意味は「身体を張ってコツコツ未来のために努力せよ」…こんなところでしょうか。一日を通じて、海王星の邪魔が入るので、勘違いや思い込み、甘い予測などに注意が必要です。

16日(水)は革命の惑星=天王星の存在が際立つ一日です。午前11時34分には太陽が天王星とスクエア(90°)を形成します。これは今月の大きな分岐点です。いままで燻(くすぶ)っていたトラブルが表沙汰になったり、切れそうな関係がとうとう破綻するなど、天王星が猛威を振るいます。過去に見切りを付けて、決断したい方にはチャンスかもしれません。午後6時3分には月も天王星とスクエア(90°)を作ります。午後6時37分は新月です。要するに、太陽と天王星とスクエア(90°)になっているところへ月が加わる…こう考えてください。大きな変化が起きる一日になりそうです。その後、午後10時53分、火星が天王星とトライン(120°)に。火星は縁切り星の天王星にエネルギッシュに加担することになります。火に油を注ぐような展開になるでしょう。この夏のターニングポイントになるかもしれません。

17日(木)は…午前8時14分、月は乙女座へ入場します。午前9時2分には愛の星=金星が癒やしの小惑星=セレスとセキスタイル(60°)に。ようやく前日の怒濤のような感情が収まって、心の平安を取り戻すでしょう。しかし、午後5時31分、月は魚座の土星とオポジション(180°)を形成して、反省会のような雰囲気に。いままで盛り上がっていた正義感や怒りに任せた行動の損失が意識されるのかもしれません。努力に対する評価が予想よりも低く、疲れを感じてしまいそうです。もしかすると、夏休みの疲れかもしれませんね。

18日(金)になって雰囲気は一気に回復します。午前8時23分、金星が調整の小惑星=パラスとセミセキスタイル(30°)を形成。金星も調整という意味を持ちますから、心の健康を取り戻して、思いやりのある判断力を取り戻すためのエクササイズが始まります。午後2時48分、月は木星とトライン(120°)に。満ち足りたいい時間です。今週いちばんの幸せな一時かもしれません。

19日(土)も月は引き続き乙女座です。アスペクト(星同士の関係)は月のみの静かな一日です。午前中は月は水星。火星とコンジャンクション(0°)に。週末ですが、仕事の処理能力がアップします。文章を書くもよし、掃除や洗濯もよし、という週末のスタートです。午後8時53分、月は天秤座へと入場します。

20日(日)午前2時13分、太陽がノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を形成します。人間関係や情報など、物事の広がりを意味します。もしもあなたがオープンにしたい「何か」があったら、積極的にSNSなどで情報を発信するといいでしょう。友達作りにも最適な日です。一転して午後4時40分、太陽が海王星とインコンジャクト(150°)を作ります。少し、方向性に迷いが生じたり、現実認識にズレを感じるアスペクト(星同士の関係)です。予兆を感じたら、すぐ待避したほうが無難です。深みに填まらないよう、逃げることも時には必要です。

今週は…新月の16日(水)がハイライトになるでしょう。しかし、天王星は予想以上に行動的で波紋を広げやすい惑星です。何かに不満がある方や平凡な日常生活に飽きて冒険したい方、あるいは束縛から解放されたい…、他人に対して義憤を持っている…。こんな方は16日には慎重になってください。天王星が動機で起こした行動は、ひとたび動き出すと後戻りできないからです。無計画な自由よりも、豊かな我慢の方がいいのではありませんか?もう一度、じっくり考え直してみるといいでしょう。

AUG 14 2023

瑛利奈

(C)ELINA

愛の答えをつかむ週

8/7~8/13

先週は…台風6号が沖縄付近に停滞し、現在も奄美地方を暴風域に巻き込み、その後北上して九州に接近する見込みです。またその他の地方は猛暑日が続き、地球の海面水温はこれから観測史上最高を記録するそうです。また、8月になって各地で開催される花火大会がですが、火災が発生したり、人手不足や物価高騰で中止に追い込まれるなどの事態も相次いでいます。このように書くと危険な夏のように思われますが、一般的にはコロナ後の開放感をみなさん楽しんでいるようです。

7日(月)は牡羊座第2デークの月から始まります。午前9時2分、太陽が木星とスクエア(90°)を形成。太陽も木星もラッキーな星なので、脅威を感じさせるアスペクト(星同士の関係)ではありませんが、反対に楽観過剰による過失を表します。また、自信過剰ややり過ぎなども。ここから考えると、大きなものを購入したり、重大な出費に繋がるような契約はもう少し待ったほうがよさそうです。午後3時24分から月は牡牛座へ入場します。

8日(火)は…前日の太陽と木星のスクエア(90°)を是正するような動きが目立ちます。まず、午前0時45分、牡牛座の月は土星とセキスタイル(60°)を作って、気持ちを引き締めにかかります。その後、午後2時9分、月は水星とトライン(120°)に。仕事上の問題がスッキリと片付くでしょう。午後5時10分、月は木星とコンジャンクション(0°)を形成します。満足のいく夕暮れです。午後11時46分、月は乙女座の火星とトライン(120°)に。地象サインの能力をフルに発揮する一日になります。

9日(水)…最近の太陽系は主要な天体10個のうち5個までが地象サイン中です。これに対して牡牛座後半を通過する月は次々と調和のアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。とても安定感のある一日です。午後7時38分、月は山羊座の冥王星とトライン(120°)を形成。最後に冥王星という地下深くに根を張る準惑星と絡むことにより、様々な深部を掘り起こすことになるかもしれません。これが牡牛座の月の最後のアスペクト(星同士の関係)になります。その後、午後8時8分、愛の星=金星が天王星という縁切り星とスクエア(90°)を作ります。夜のデートには波瀾が付き纏いそうですね。午後10時4分から月は双子座へ移動します。

10日(木)は…午前9時47分、知性の惑星=水星が木星とトライン(120°)を形成します。知性や向上心が冴えを見せ、難しい問題もスラスラと解けるアスペクト(星同士の関係)です。しかし、10日の月は双子座。午前7時44分、月と土星はスクエア(90°)に。午後2時17分、乙女座の火星が義務を表す小惑星=ベスタとスクエア(90°)を作ります。前述の月と土星のスクエア(90°)も併せて考えると、仕事を気安く引き受けると、あなたの職場での負担が重くなってきそうです。重労働の割りに報酬は期待できない一日になりそうです。

11日(金)も引き続き月のサインは双子座です。月は水星、火星とは不調…。仕事に関しては、クライアントや上司との間のクォリティの認識のズレが生じやすい日です。月は癒やしの小惑星=セレスや愛の星とは好調なので、仕事の結果よりも人間関係に重きをおいたほうがいいでしょう。また、愛する人や家庭などを優先に考えるべきです。人生のバランスに関して少し調整が必要かもしれません。

12日(土)、午前2時27分、双子座の月は海王星とスクエア(90°)に。気持ちに迷いが多くなり、現実逃避の傾向が出やすい夜です。午前7時51分から月は蟹座へ入ります。午後になって水星は癒やしの小惑星=セレスとセミセキスタイル(30°)をつくったり、月が金星とセミスクエア(45°)を作るなど、ライフスタイルがテーマになります。寛ぎの環境や美味しい料理、楽しいゲームなどが主役になる一日です。

13日(日)、午前3時過ぎから朝にかけて太陽がキローンとトライン(120°)、小惑星=ベスタとセキスタイル(60°)を形成します。今後の人生について、能力と結果、労力と報酬について考えるタイミングです。午前9時愛の星=金星が火星とセミセキスタイル(30°)を作ったあと、午後8時15分には太陽が金星とコンジャンクション(0°)を形成します。こうなると…愛情問題がテーマの一日といわざるを得ません。あなたの最近の愛の悩み、あるいは可能性に一定の答えが出る一日になりそうです。

今週は13日に太陽が金星とコンジャンクション(0°)を作って一週間が終わります。太陽と金星のコンジャンクション(0°)は昨年(2022年)の10月23日以来です。愛の目標を定めるというよりも、あなた自身が「これからはこれを大切に生きよう!」と何かを掴むのではないでしょうか?多分、今週は…あなたの「いちばん大切なものは何か?」がわかる週だと思います。

AUG 7 2023

瑛利奈

(C)ELINA

穏やかな配置。クオリティアップを

7/31~8/6

先週は…週前半は多少厳しい星の動きがありましたが、週末に向けて次第に穏やかな方向へと変わった一週間でした。実際には、各地で猛暑日が続き、東京都心では7月の猛暑日日数が過去最多を更新。一方、各地で4年ぶりの花火大会が開催され、大変な賑わいとなりました。また、28日までの日銀金融政策決定会合では長期金利の変動幅を見直し、その後、長期金利は9年ぶりの高水準となりました。今週はさらに波瀾は影をひそめ、全般的に穏やかな週になりそうです。

31日(月)の月は山羊座。特に午前9時17分の月と火星のトライン(120°)、午前10時50分の月と木星のトライン(120°)と、二つの月の調和座相により、一週間はスムーズな滑り出しに。その他、牡牛座の木星、天王星、乙女座の水星、火星、山羊座の月と冥王星など、6個の天体が地のサイン中で安定感抜群な配置です。月以外の5個の天体は今後も地のサインに留まるので、この傾向は続くでしょう。

8月1日(火)…早くも8月初日を迎えます。午前中は山羊座の月が続きますが、午前8時54分、月は魚座の海王星とセキスタイル(60°)の好調座相を作って、メンタルに優しい動きです。午前11時12分には月は冥王星とコンジャンクション(0°)に。こちらは相手が冥王星という闇のボスですから、これまでの流れを覆すようなことがあるかもしれません。午後12時57分から月は水瓶座へ入場します。

2日(水)は午前3時31分に満月。月の度数は水瓶座の9度です。この夏の盛り上がりのピークとなるような一日です。午前5時44分、火星が木星とトライン(120°)を形成。火星のエネルギーが木星によって膨張拡大しますから、さらに夏の盛り上がりは過熱するでしょう。ここがまさにピークです。午前11時17分、知性の惑星=水星が土星とオポジション(180°)を作ります。水星は通信やコミュニケーションを司りますから、何らかの理由で社会全体が能率ダウンしてしまいそうです。

3日(木)になると、水瓶座の月が難しいポイントへ差しかかります。午前0時44分、月は天王星とスクエア(90°)に。午前6時15分には月は金星とオポジション(180°)です。これまで好調だった流れに水を差すような考え方が目立ってきます。個人的には感情のコントロールが難しくなったり、暑さのせいか?怠けたり、人によっては遊びたくなったりするでしょう。午後12時5分から月は魚座へ移動します。競争から手を引いて、癒やしや人助けなど、魚座のテーマに傾いていく午後になりそうです。

4日(金)は午後12時14分の月と火星のオポジション(180°)を以て、一日の主要な天体のアスペクト(星同士の関係)はおしまいです。まず、午前0時2分、月と水星はオポジション(180°)に。これはナーバスな雰囲気をもたらすアスペクト(星同士の関係)です。愛する人や家族などと難しい議論は避けたいものです。午前10時19分、月は木星とセキスタイル(60°)を作ります。重要な仕事上の提案や発注などはこの時刻までにすべきです。その後前述の後12時14分の月と火星のオポジション(180°)で唐突に重要な星の動きはストップしてしまいます。午後は大きなチャンスは少なく、いろいろな提案やアドバイスなどを受けても、あまり心を動かさないほうがいいでしょう。

5日(土)はちょっとロマンチックな一日です。午前0時34分の月と天王星のセキスタイル(60°)、午前7時59分の月と海王星のコンジャンクション(0°)。加えて、午前9時24分の太陽と海王星のセスキコードレート(135°)。いずれも日常を離れて、夢の世界へ飛び立ちたい願望を掻き立てます。夏休みの計画などで想像を逞しくするには持って来いの日取りです。午後12時19分から月は牡羊座へ入場して、今度は身体を動かすといいでしょう。

6日(日)午前10時40分、牡羊座の月が太陽とトライン(120°)に。減光期ではありますが、安定の一日です。少し気になるのは…6日は愛の星=金星と癒やしの小惑星=セレスのアスペクト(星同士の関係)が多いことです。愛のジェンダー問題がテーマになるかもしれません。愛するもの同士、努力や労力が不平等に感じたり、心が安まらないことなどを訴えたい気持ちに。息の長いテーマですから、解決を焦らないことが大切です。

今週は穏やかなアスペクト(星同士の関係)が続きます。こんな時には健康に気を遣ったり、生活のクオリティをアップすることを計画するといいでしょう。

JUL 31 2023

瑛利奈

(C)ELINA

目標を定めて、前向きに

7/24~7/30

先週は…週後半に火星、土星のオポジション(180°)や太陽と冥王星のオポジション(180°)など、イヤな星の配置が続きました。国内では特に世界を騒がせるような事件はありませんでしたが、ビッグモーター 保険金不正請求事件や小学生の娘に食事を与えず共済金を騙し取っていた母親の事件など、不愉快な犯罪がいろいろとありました。また、各地で学校が夏休みになった事もあって、水の事故が多かったように思います。しかし、23日から太陽が獅子座へ入場して、関東甲信と東北に次いで、23日には九州南部も梅雨明けした模様です。今週は…波瀾が多かった先週から一変して、穏やかな星の配置が続きます。

24日(月)は…今週のなかでは唯一、主な惑星同士の不調和座相があります。午前6時38分、水星と天王星のスクエア(90°)が形成されました。これを書いている今はすでに24日も終わりそうな時間なのです(申し訳ありません)が、たしかに24日(月)はJR山手線が信号故障のため、「始発から4時間半にわたって運転を見合わせ」というトラブルが起きています。天王星とスクエア(90°)を作った張本人=水星は「通信や交通」を司る惑星です。一方の天王星は「電気」を指しますから、まさに星の意味にピッタリの事態になってしまいました。24日の月は天秤座前半を通過中で、水星と天王星のスクエア(90°)以降もこれをフォローするほどのアスペクト(星同士の関係)も作らず、一日が暮れていきます。

25日(火)の午前中はこれといった重要な天体同士のメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)もなく、午後3時39分には天秤座の月が水星とセキスタイル(60°)を形成。ようやく月が昨日のトラブルの謝罪をするかのようです。その後、午後6時29分、準惑星=冥王星がノードとスクエア(90°)を作ります。冥王星はいってみれば陰の実力者。それがノードと不調…。どこかでよからぬ話し合いがあって、不調に終わった…。そんなイメージです。裏取引には障害が付きまといそうです。その後、午後10時59分になって月は金星とセキスタイル(60°)に。ようやくイヤなムードが払拭されていきます。金星といえば、先週書くのを忘れましたが、23日午前10時32分から逆行し始めました。度数は獅子座の28度です。獅子座さんを始め牡羊座さん、射手座さんなど、火のサインに太陽や金星を持つ方には、やり直しのチャンスかもしれません。時は戻りませんが、愛の星=金星は逆行します。もう一度もとの関係に戻りたい方や明らかに「あの日チャンスを逃した!」と思う方には、一度発車した金星がバックしてきて、もう一回ドアを開けてくれるこのタイミングをすかさず掴むといいでしょう。その他のみなさんも愛だけではなく、失せ物が返ってくるようなこともあり得るかも…です。

26日(水)は午前1時55分から月は蠍座へ。午前7時6分には半月です。その後、月は土星、火星と好調に。コツコツ手堅い努力を重ねるにはいい一日でしょう。

27日(木)…蠍座の月は第2デークへと度が深まります。そうなると、いまは真向かいの牡牛座に木星と天王星がいますから、一日の間にこれらの惑星と月はオポジション(180°)を作ることになります。また、午後12時59分には水星が海王星とインコンジャクト(150°)というストレスを生むアスペクト(星同士の関係)も作ります。総じて理想やイメージは浮かぶけれど、なかなか実現する糸口が見つからない…そんな感じです。金銭の浪費、時間の浪費がありそうな一日です。ただし、現実的な実績を残すことを考えず、非日常を味わったり、ロマンに浸りたい方にはいい日かもしれません。

28日(金)は…月末の金曜日だけあって、今週のハイライトともいえる星同士が緊密に関わる一日です。まず、午前0時15分、水星と金星がコンジャンクション(0°)を作ります。音楽やダンスなどクリエイティブなものに関心がある方には非常に閃くアスペクト(星同士の関係)です。度数は獅子座の28度。8月22~23日前後の誕生日の方には思わぬラブチャンスです。思いがけない誰かにハートを射貫かれるような経験があるかもしれません。既婚者の方も青春が蘇るような場面がある可能性も…。その後、午前9時23分から月は射手座へ入ります。午後1時46分、水星がサウスノート(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)に。仲間が集まる暗示です。繋がりたい誰かと連絡を取るには見逃せないチャンスになります。出遅れないよう、前日くらいから動き出したほうがいいでしょう。午後6時21分、月は獅子座の太陽とトライン(120°)を形成します。増光期(これから満月に向かう時期)のトライン(120°)です。新しい何かを始めたり、企てるにはいい日です。

29日(土)は…午前6時31分に知性の惑星=水星が乙女座へ入場します。乙女座は水星の定位置ですから、これを機会に「仕事ができる水星」となります。乙女座さんを始め、牡牛座さん、山羊座さんなど、地のサインの方々はこれから能率アップして仕事モードに入るでしょう。試験勉強などにも最適な期間です。しかし、午後2時37分、太陽は土星とインコンジャクト(150°)に。太陽さんはイマイチ元気をなくし、伸び悩んだり、モチベーションが上がらないポイントに差しかかります。二、三日で抜けますが…。午後7時57分、月はキローンとトライン(120°)に。これは「従来のやり方を変えて、新しいアドバイスに耳を貸しましょう!」というメッセージです。

30日(日)になって、ようやく週末のマッタリ感が戻って来ます。午前8時51分、月は愛の星=金星とトライン(120°)を作り、楽しく休日が過ごせそうです。月はサウスノート(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)。人との縁が広がる日です。午後12時43分、月は山羊座へ入場します。夕方頃から夜にかけて、月は水星、土星と好調。またもや現実重視の姿勢に立ち戻ってしまいそうです。

今週はソフトな星の配置が多く、月も増光期です。夏休みの計画や今後達成したい目標を具体的に定めて、新たにチャレンジを始めるにはよさそうな一週間です。

JUL 24 2023

瑛利奈

(C)ELINA