7日は木星のラッキーデイ

8/5~8/11

週明け早々、5日(月)は日経平均株価が大暴落しました。先週金曜日、2日にもブラックマンデーに次ぐ暴落ということで、2216円下げたのですが、5日は過去最大の下げ幅で、終値は4451円28銭(12.4%)安の3万1458円42銭になりました。どうも「瑛利奈の今週の運勢」を更新する月曜日は大きな事件が起きるようです。また、話は戻りますが、円相場は一時、1月初旬以来の高値となる1ドル=141円69銭まで上昇しました。これは、日銀の植田総裁の今後さらなる利上げの可能性を示唆する発言の影響で、円キャリートレードの巻き戻しのためだそうです。円キャリートレードというのは、金利が安い日本の銀行で資金を借りて、金利の高い海外に投資して、利ざやを得ることのようですが、何で日本の株価が下がるのか?よく分かりません。また、政策金利が上がると金融機関が儲かるという話なのに、何故金融株が17%と下げ幅最大なのか?さらに理由がわかりません。米国の景気後退の予測と、イスラエル情勢が重なったと解説している記事もありますが、それも世界全面株安の発信地が日本なのか?疑問が残ります。私が想像するに、日本経済がチェックも甘いし、慣れない規制緩和を進めているところだし、規模も手頃でいちばんカモにされやすいような気もします。そんな、株価暴落からスタートする今週の星の動きはさほど悲観したものではないようです。

5日(月)、パリオリンピックで賑わうなか、歴史的株安のニュースが駆け巡り、ショックな週明けですが…。月の度数は獅子座の14度から始まります。午前11時22分、これまで獅子座を通過していた金星が乙女座へ入場します。午後1時55分になると、水星が逆行し始めます。度数は乙女座の4度6分です。水星逆行にともなう株価暴落ということから察すると、今回の株価暴落騒動は意外に早期に決着を見るような気もします。午後10時17分、金星が冥王星とインコンジャクト(150°)を形成。中途半端な気持ちで一日が終わっていくことに。

6日(火)は…月以外の重要なアスペクト(星同士の関係)がない一日です。深夜の午前0時15分、月は天王星とスクエア(90°)に。時代の流れが変わっていく暗示です。午前6時16分から月は乙女座へ入ります。午前8時24分、月は金星とコンジャンクション(0°)、午後2時19分、月は水星とコンジャンクション(0°)を作り、このあたりがいちばんラッキーな時間帯になります。午後11時25分、獅子座の太陽が海王星とセスキコードレイト(135°)を形成。「本日の総括」が上手く纏まらない日です。

7日(水)は…このところの問題点が浮き彫りになる一日かもしれません。午前5時から午後にかけて、月は火星、太陽、木星、冥王星と次々とアスペクト(星同士の関係)を組んでいき、最後に午後6時43分、月は土星とオポジション(180°)を作ります。この日に起きた出来事により、現状分析が進む可能性も。午後10時36分に近づくに従って、雰囲気がガラッと変わり、ハッピーな時間帯になります。太陽と木星のセキスタイル(60°)です。肩の荷を下ろして、未来の希望が見えてきます。7日(水)は幸運に向かって行動すべき日といえるでしょう。

8日(木)は午後12時12分の水星と金星のコンジャンクション(0°)がハイライトです。音楽やダンスなど、アーティスティックな分野で楽しい経験ができる時です。もちろん制作するのもOK。その後、乙女座の月は天王星とトライン(120°)、海王星とオポジション(180°)を作って、ロマンティックな日です。午後6時31分から月は天秤座へ。午後7時31分、月が冥王星とトライン(120°)を形成。いま関心を持っている問題の真相が見えてくるかもしれません。

9日(金)は…夜になるまで、月のマイナー(二義的な)アスペクト(星同士の関係)が続きます。問題に切り込む日ではなさそうです。細部を考察したり、周囲の人の不満な点を聞き出したり、問題点を洗い出すにはいい日です。午後9時39分になって、月が火星とトライン(120°)というメジャーアスペクト(星同士の関係)を作ります。ようやく解決の糸口が見えてくるという感じです。

10日(土)…天秤座の月は後半に入ります。午前2時54分、月は木星とトライン(120°)、楽しい時間です。午前6時44分、月は太陽とセキスタイル(60°)に。ようやく順調ないつものペースを取り戻すかも。しかし、午後2時26分、太陽が土星とインコンジャクト(150°)を形成して、気になる問題が勃発します。そんな気持ちを抱えたまま、土曜日は暮れていきます。

11日(日)…パリオリンピックの最終日にあたりますが、フランスでは日本時間の12日までは続きますが。11日は午前7時33分から月は蠍座です。日曜日だというのに、あまり手放しで楽しそうな星の動きではありません。午前8時26分、朝から月が冥王星とスクエア(90°)を作って、障害が多い暗示に。午後5時42分になると、金星がドラゴンヘッドとインコンジャクト(150°)に。人間関係や人権問題など、デリケートな問題意識を感じるアスペクト(星同士の関係)です。午後11時39分になって、月が金星とセキスタイル(60°)に。ようやく寛げそうです。

今週は…週明けの5日、水星が逆行を始めます。株価暴落のニュース以降、しばらくドタバタするかもしれません。しかし、7日の太陽と木星のセキスタイル(60°)は見逃せないラッキ-なタイミングです。いろいろとショッキングなニュースもありますが、カテゴリ別に分けて考えれば、幸運の波を捕まえることもできそうな週です。まずが、ツイテナイと決めつけないで、幸運なキッカケを探すことですね。

AUG 5 2024

瑛利奈

(C)ELINA

新月へ向かう一週間

7/29~8/4

先週は…パリオリンピックが26日(日本時間の27日)に開幕しました。開会式の当日早朝には高速鉄道(TGV)が放火されるなどのテロ事件も。しかし、その後はオリンピックのニュースで盛り上がっています。日本国内はまだ7月にもかかわらず、異例の猛暑のため、各地で最高気温を更新しているようです。今週の星の動きはヤマ場が多かった先週とは反対に、太陽始め惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は8月2日の金星と天王星のスクエア(90°)のみで、ダイナミックな動きはありません。

29日(月)…今週の月は牡牛座の第2デークから。一日を通じて好調なアスペクト(星同士の関係)は午前10時42分の月と土星のセキスタイル(60°)のみです。29日は猛暑ですが、月と義務の小惑星=ベスタのスクエア(90°)や月と金星のスクエア(90°)など、星を観ただけでもダルくなりそうな一日です。

30日(火)になると、月はいいところへ入ってきます。午前0時47分には月と天王星と合(0°)、午前5時59分には月と海王星のセキスタイル(60°)を作って、弾みが出てきそうです。午前6時27分に月は双子座へ入場。その後、月は冥王星とトライン(120°)、火星とコンジャンクション(0°)、太陽とセキスタイル(60°)など、活発で刺激的な一日になりそうです。

31日(水)は…午前7時44分の月と木星のコンジャンクション(0°)がベストタイムです。午後3時41分の月と土星のスクエア(90°)は物事がうまく行きにくいタイミング。書類の申請や提案などは避けたい時間帯です。午後5時47分には太陽がドラゴンヘッドとトライン(120°)を形成。人の和が広がる時間帯です。SNSに記事をアップするには最高のときです。

8月1日…いつもなら「早くも8月」と書くところですが、今年は「えーっ、まだ8月じゃなかったの!」と言いたくなる暑さが続いています。8月はまあまあの配置でスタート。午前2時32分の月と金星のセキスタイル(60°)などがラッキーな時間帯です。しかし、月と海王星がスクエア(90°)だったり、太陽と小惑星=セレスがインコンジャクト(150°)など、イマイチ引っかかる配置が目立ちます。午後12時18分から月は蟹座へ入場して水星とセキスタイル(60°)を作るなど、午後の方が手続きが順調に進みやすいでしょう。

2日(金)は一日を通じて月は蟹座です。午後0時18分、双子座の火星がドラゴンテイルとトライン(120°)に。ドラゴンヘッドと違い、ドラゴンテイルは内向きなポイントです。オリンピックの競技ではどうなるのでしょう?公共の場で排他的な動きが出るかもしれません。午後10時20分には今週唯一の惑星同士のアスペクト(星同士の関係)、金星と天王星のスクエア(90°)が起きます。これは…「分裂」を意味します。組織や友人関係、恋人同士でも新しい関係を模索し始めることも。ちょうど金曜日の夜になりますが、好きな人に告白するのは控えたほうがいいかもしれません。

3日(土)も蟹座の月が続きます。午前8時過ぎまでに、月は小惑星=パラスや彗星=キローン、火星などと微妙な関係で絡みます。何か不満なことがあって、「現状を打破したい!」とか、「改革を!」と言いたげな気配です。午後12時51分には火星が小惑星=セレスとインコンジャクト(150°)を作って、流れの腰が折れてしまいます。午後2時16分には月は天王星とセキスタイル(60°)、午後7時31分には海王星とトライン(120°)を作って、順調な流れが復活します。午後8時9分から月は獅子座へ入場します。

4日(日)…獅子座の月は午後2時53分、火星とセキスタイル(60°)を作って、活動的な日曜日です。その後、次第に新月に向かいます。午後8時12分、獅子座の新月です。オリンピックの途中ではありますが、世界の流れはここでリセットされることに。これからの世界の力関係など、世界地図は大きく書き替えられるかもしれません。

今週はダイナミックな星の動きは皆無です。これまでに出尽くしたテーマを前提としたところから、流れを引き継ぐ週といえそうです。パリ・オリンピックを観戦して、睡眠不足になる方も多いと思いますが、こんな時こそしっかりとペースを守って自分の計画をコツコツ進めて行きたいものです。

JUL 29 2024

瑛利奈

(C)ELINA

ダイナミックな変化の一週間

7/22~7/28

みなさま、昨日はPCと占星学ソフトの不具合により、「瑛利奈の今週の運勢」がアップできず、申し訳ありませんでした。今日は何とか復旧いたしました。ご迷惑を掛けたこと、心からお詫び申し上げます。

先週の日本列島は、関東甲信でも梅雨明けしたようですが、度々激しい雨に見舞われたり、その後は熱中症アラートが出るなど、猛暑日が続いています。アメリカの大統領選では、トランプ候補が銃撃されたと思ったら、バイデン大統領が新型コロナに感染しました。今週、日本時間22日未明にバイデン大統領は…大統領選挙から撤退する考えを表明。「ハリス氏を党候補として全面的に支持、推薦する」意向を示しました。これで、米大統領選が白紙に戻ることになりました。バイデン大統領が「X」に撤退表明を書いた時のチャートを作ってみましたが、かなりラッキーな時間だったようです。またカマラ・ハリス氏やその他の出生図を調べて始めたら、深みにはまってしまいました。そのうちに、この占星学ソフトの不具合が起きてしまった…というのが昨日の顛末です。すでに昨日になりますが、22日(月)は…かなりダイナミックな幸運の波が訪れる星の配置でした。

22日(月)は…まず、午前5時42分、愛の星=金星と幸運星=木星がセキスタイル(60°)の好調なアスペクト(星同士の関係)を作っています。バイデン大統領が撤退を「X」に投稿したのは向こうの時間で午後2時13分、日本時間では午前3時13分ですから、午前5時42分に起きる金星と木星のセキスタイル(60°)を前からしっかり掴んでますね。木星には後ろ髪がない(前から飛び込め)というのが定説ですから、いい決断だったのでしょう。その後、午後12時24分には太陽が海王星とトライン(120°)を形成。これも未来のビジョン作りや夢を与えるには、いいアスペクト(星同士の関係)です。その33分後の午後12時47分には、火星が冥王星とトライン(120°)を作ります。こちらは…最後のエネルギーを振り絞って、徹底的に変革したり、逆転する…という意味です。金星と木星のハッピーなアスペクト(星同士の関係)、月は太陽と海王星の夢とビション、最後に火星と冥王星の極限までのアクション。三つが揃う素晴らしい時間帯でしたね。その後、午後4時44分には太陽が獅子座へ入場します。

23日(火)の月は22日に引き続き水瓶座です。22日と違い、ハードなアスペクト(星同士の関係)が続きます。午後2時37分、獅子座の太陽が水瓶座の冥王星とオポジション(180°)を形成。物事が大きく変わる時です。形成が逆転することもあります。午後4時から7時にかけて、月は天王星とスクエア(90°)、水星とオポジション(180°)に。これも目先を変えたい気持ちを高めるでしょう。午後10時22分になると、月は魚座へ移動します。獅子座の太陽、水星、金星が水瓶座の冥王星、月と向かい合い、激しくぶつかる一日です。

24日(水)になると、前日の激しさは姿を消して、感情や情緒性が前面に出る一日です。午前1時35分、月が火星とスクエア(90°)を作って、感情がかき乱されるかも。午前2時37分、金星が海王星とセスキコードレイト(135°)を形成。金星の持つ感性が不調和な海王星に刺戟されて迷いが出て…判断力が鈍ります。午前9時50分、金星が自己犠牲の小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)を作って、ベスタと同化して同情的になります。「愛とは自分を捨てるもの!」と考えるかもしれません。午後3時53分には魚座の月が慈愛の小惑星=セレスとセキスタイルに。こうした流れは、映画やドラマを観たり、音楽を聴いたりするには感動が倍増しそうですが、交渉事の場合は不利を承知で譲歩してしまいそうです。それを利用して、他人に甘えるにはいいかもしれませんね。

25日(木)になると、月の度数は魚座の後半へ入ってきます。月以外のアスペクト(星同士の関係)はない一日ですが、このあたりには、土星、天王星、海王星という重惑星が控えています。まず、午前5時31分、月は土星とコンジャンクション(0°)に。シリアスな一日の幕開けです。現実の厳しさが見えてきます。午後3時34分には月は権利の小惑星=ジュノーとオポジション(180°)を作ります。互いの主張がぶつかる日です。午後6時19分になると、月が天王星とセキスタイル(60°)になり、雰囲気が大きく変わるでしょう。午後11ji31分には月は海王星とコンジャンクション(0°)に。夢に溺れる時間帯です。午後11時52分になると、月は牡羊座へと入っていきます。

26日(金)には…午前5時28分、牡羊座の月が獅子座の太陽とトライン(120°)。火象の勢いが強くなります。午前5時35分には月は火星とセキスタイル(60°)を作って、キビキビした流れで、スポーティです。そういえば、パリオリンピックの開会式でしたね。開会式は日本時間では27日の午前2時30分らしいですが。午前7時41分、これまで獅子座を通過していた水星が乙女座へ入場。水星だけは冷静な乙女座中で、最高品位です。これからしばらくは仕事が捗りそうです。午前11時32分、太陽が火星とセキスタイル(60°)を作って、まさに体力の祭典へ突入する感じですね。パワフルな一日です。

27日(土)…午前7時14分、月と金星がトライン(120°)で、楽しい土曜日の幕開けです。ただ、この後、日本時間ではすべてマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりで、イマイチな展開です。午前9時7分、金星が土星とインコンジャクト(150°)を形成。これは金星と土星との落ち着かない関係を表します。例えば愛情関係だとすると、不満ではあるけれど、切るまでの決断はできない…こんな感じです。午前9時49分になると、今度は水星が冥王星とインコンジャクト(150°)に。水星はすでにオープ(誤差)1度で海王星と反対側のインコンジャクト(150°)を持っていますから、双方足すとヨードという二等辺三角形になります。これは極度に緊張感の高い状態です。事故や、水星ですから、またシステム障害などが起きる可能性が…。せっかくの週末だというのに、あまり手放しで楽しめないかもしれません。

28日(日)になると、午前2時22分から月は牡牛座へ入ります。しかし、今週は獅子座の太陽と冥王星がオポジション(180°)ですから、これに対して,月がT字スクエアを作ることになります。午前11時51分は半月です。緊張感の高い日曜日に。激しい力のぶつかり合いが起きそうです。この一週間の出来事を総括するような重要な日です。とはいうものの、曖昧だった出来事に答えが出てスッキリする方もいるかもしれません。

今週はダイナミックな好調座相が数々形成される週明けから始まって、週末にかけて次第に緊張感が高まってきそうです。パリオリンピックも始まって、獅子座の季節らしく、そこここで真剣勝負の闘いが観られそうです。私たちは猛暑との闘いに備えて、体力をつけないといけないですね。みなさまもお身体に気をつけて。

JUL 23 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

 

今週の運勢は…

7/22~7/28

みなさま、お待たせしておりますが、占星学ソフトのトラブルのため、本日は更新できません。誠に申し訳ありません。復旧したらアップするつもりです。

JUL 22 2024

瑛利奈

改革が進む一週間

7/15~7/21

先週は梅雨の終わりの豪雨で各地で土砂崩れなどが多かったようです。一方、7月11日の日経平均株価は4万2224円となり史上最高値を更新しました。また、11日朝のニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで急上昇し、一時は157.4円と、2.7%高の2022年後半以降で最大の上昇率を記録しました。その後、最も衝撃的だったのは、ペンシルベニア州バトラーでの演説中に銃撃された(現地時間13日午後6時11分)に起きた米共和党のトランプ前大統領の銃撃事件でした。トランプ前大統領のケガは軽傷だったようですが、その影響は読めないものがあるようです。今週の星の動きは…火星のアスペクト(星同士の関係)が目立ちますが、トライン(120°)やセキスタイル(60°)など、調和座相ばかりです。

15日(月)は…一日を通じて月のサインは蠍座です。午前10時4分の火星と天王星のコンジャンクション(0°)が目を惹きます。度数は牡牛座の26度19分。火星も天王星もマレフィックスといわれる凶星ですが、私が使っている占星学のプログラムや海外のサイトなどでは、「改革が進む」など、好意的な解釈が多いようです。といえども、火星も天王星も熱気を帯びた危険な惑星なので、暴走しないよう気をつけるに超したことはないでしょう。

16日(火)は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は少ない日です。15日に続いて月は蠍座。月は土星、太陽、海王星など、水のサインの天体とトライン(120°)を形成。つまり、蟹座の太陽と蠍座の月、魚座の土星、海王星がグランドトラインを作っている状態です。しかし、蠍座の月に対して、牡牛座の火星、天王星はオポジション(180°)。一見よさそうな星の配置ですが、水のサインは大きく崩れる可能性を残すので、安心はできない日です。交渉事や金融系にはまたとないチャンスかもしれません。午後9時24分から月は射手座へ入ります。

17日(水)の月は射手座。平和そうな日です。午前11時7分、月は獅子座の金星とトライン(120°)に。幸福な時間が流れるでしょう。午後3時44分、月はノース・ノードとトライン(120°)を形成。人と人との出会いが活発です。午後7時20分、月は木星とオポジション(180°)を作ります。楽観過剰のアスペクト(星同士の関係)ですが、約束が違われたり、距離的な行き違いが起きる可能性も。

18日(木)は…午前10時に今週でいちばん重要なアスペクト(星同士の関係)、太陽が天王星とセキスタイル(60°)を形成します。天王星は改革の象徴です。何事も新しい方向へ進みそうです。斬新なアイディアを出したり、改革を提案したりするには最高の日です。午後には月が水星とトライン(120°)を作ったり、水星が賢者キローンとトライン(120°)を形成したりと、知的な星たちが後押しをしてくれます。意識の飛躍が期待できる一日です。

19日(金)は…午前4時13分から月は山羊座です。18日は進歩的な考えに基づいて前進する一日でしたが、19日はネゴシエーションの日です。午前6時55分、金星がノース・ノードとトライン(120°)を形成して、人のこころを掴んで仲間を増やすにはチャンスです。午後5時を過ぎると、人の和を表すノードの不調なアスペクト(星同士の関係)が多くなります。周囲がてんでんに言いたいことを言い出す暗示です。話し合いは早めに切り上げたほうが賢いでしょう。

20日(土)は…午前11時16分、火星が海王星とセキスタイル(60°)を作ります。海王星が表す「理想」や「ビジョン」を具体化すべく行動する…というアスペクト(星同士の関係)です。この後、午後4時42分になると、火星は牡牛座を離れて、双子座へ入場します。体力の惑星=火星が後押ししてくれる人が交替する暗示です。ここからは双子座さん、天秤座さん、水瓶座さんが川古に活動を始めるでしょう。

21日(日)は今週で最高にラッキーな日です!まず、午前6時16分、山羊座の満月です。まずは、このところのテーマが成就するタイミングに。午前7時42分には月が水瓶座へ入場。その後、最高にハッピーなアスペクト(星同士の関係)があります。それは…午後4時42分の愛の星=金星と幸運星=木星のセキスタイル(60°)です。恋愛に、ショッピングに、趣味にと、最高に楽しい時間を過ごすことができます。午後11ji24分には太陽が海王星とトライン(120°)に。こちらは未來の夢を見させてくれるでしょう。午後11時47分には双子座の火星が冥王星とトライン(120°)を作ります。これは、かなりイカついアスペクト(星同士の関係)です。オリンピックの選手などは勝ち鬨(どき)を上げたい気分になりそうです。夜にもかかわらず、闘争心満々の気分になりそうです。

今週は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)が沢山ある一週間です。先週までの出来事の総括になるような決定が起きそうな一週間です。チャンスなので、みなさんもフル稼働する気持ちで待機するといいでしょう。

JUL 5 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

順調な流れは続く…

7/8~7/14

2024年は世界的な選挙イヤーといわれていますが…。先週はイギリスで総選挙があり、労働党が単独過半数獲得。14年ぶり政権交代となりました。フランスでは7日、国民議会選挙の決選投票が実施され、野党で左派連合の新人民戦線(NFP)が最大勢力となり、マクロン大統領が率いる中道の与党連合と選挙協力し、極右政党を第3勢力に抑え込みました。7日投開票された東京都知事選は現職の小池百合子氏が3選を果たし、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は次点になり、蓮舫氏は3位に沈みました。先週も安定の星の配置でしたが、今週はさらに惑星同氏の調和座相が全体を占め、不調和なのは12日の金星と冥王星のオポジション(180°)ただひとつです。

8日(月)の月は獅子座。朝から月は水星とコンジャンクション(0°)、木星とセキスタイル(60°)と、一週間は順調に滑り出します。特に午後8時3分、金星が天王星とセキスタイル(60°)を作って、新しい流れへの期待を盛り上げます。金星は愛の星、天王星はロマンスの惑星ですから、もちろん恋愛運アップにも効果的です。午後11時25分には水星が木星とセキスタイル(60°)に。こちらは勉強運アップのアスペクト(星同士の関係)です。いいことずくめの一日といえるでしょう。

9日(火)になると、月は獅子座後半へ。午前6時17分には月は火星と、午後3時3分には月は天王星といずれもスクエア(90°)の凶角度を形成。前日と比べると、荒れ模様の一日です。午後10時47分に月は乙女座へ移動します。

10日(水)は…今週の中では珍しく、ポジティブなアスペクト(星同士の関係)がひとつもない日です。午前7時3分、木星がトライン(120°)を作りますが、相手がサウスノード(ドラゴンテイル)です。今回の選挙を受けて、現行の法律を見直す必要を感じるのかもしれません。相手がサウスノード(ドラゴンテイル)だけに、即効性のある作戦がなかなか出てこないようです。午後11時46分、調整の小惑星=パラスが順行に向きを変えます。午後7時7分には月は木星とスクエア(90°)に。まずは調整日といったところです。

11日(木)は…今週最重要なアスペクト(星同士の関係)があります。午後12時4分の太陽と土星のトライン(120°)です。太陽が示す未来の方向づけに土星が品定めをして、現実的な方法を具体的に示す…アスペクト(星同士の関係)です。太陽の熱とエネルギーに土星が冷静な形を付与して、恒久的なモノにしていく作業です。困難が伴い、努力が必要ですが、頑丈なレールを敷くことが出来るでしょう。11日(木)は夜になって、もうひとつのトライン(120°)があります。午後11時31分の金星と海王星のトライン(120°)です。こちらは甘い夢やビジョンを描くアスペクト(星同士の関係)です。物質と精神、両方に於いてクリエイティブな一日です。

12日(金)は…午前1時18分から愛の星=金星が獅子座へ入場。これからは獅子座さんや牡羊座さん、射手座さんも愛のチャンスです。これまでなかなか会えなかった恋人とデートの約束が決まったり、偶然恋が芽生えたりするかもしれません。午前11時6分から月は天秤座です。午後0時14分には月が金星とセキスタイル(60°)になり、愛のまったりした時間が訪れます。その後、午後1時24分には月は冥王星とトライン(120°)を作って、逆転のチャンスに。ただ、午後11時11分、愛の星=金星は冥王星とオポジション(180°)に。これは…調子よく滑り出した車が突然縁石に乗り上げたような形です。「愛に障害アリか?」という疑問が湧くかもしれません。なかには刺戟を受けてさらに攻勢を強める強硬派も。即効性のあるアスペクト(星同士の関係)ではないので、動揺しないことが大切です。午後11時20分には義務の小惑星=ベスタがサウスノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)に。「責任感を持って遂行せよ!」というメッセージです。

13日(土)は…午前8時57分の月と木星のトライン(120°)がこの日でいちばんのアスペクト(星同士の関係)です。早めに動き出したほうがラッキーな一日です。ただ、午前7時46分の月と自己犠牲の小惑星=ベスタのセキスタイル(60°)や、午後1時23分の太陽と自己主張の小惑星=ジュノーのセキスタイル(60°)など、ベスタ、ジュノーという凶星系の小惑星がちょいちょい顔を出す日です。行動や発言に関してはコンプライアンスを意識するといいでしょう。揚げ足取りをされるとせっかくのお休みが台無しですから。

14日(日)も引き続き月は天秤座です。今週のなかでは珍しくひとつもラッキーなアスペクト(星同士の関係)がない一日です。午前7時48分、天秤座野月は蟹座の太陽とスクエア(90°)。半月です。6日の新月から始まったサイクルの当面の答えが出るタイミングです。まずは、計画をチェックすること。世の中全体が他人の行動に厳しい日ですから、軽率な行動に気をつけましょう。午後11時52分、月は蠍座へ入ります。

今週は…11日(木)に太陽と土星のトライン(120°)で土台作をして、堅実な一週間です。12日から金星が獅子座へ。これで水星、金星が獅子座中となり、太陽の獅子座入場を待ち受ける形です。早くも夏も本番という感じかも。一週間を通じて、好調なアスペクト(星同士の関係)が続きます。あなたの計画も順調に進むことでしょう。

JUL 8 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

7月、地味な努力を重ねて

7/1~7/7

先週は…両陛下のイギリス訪問のニュースで日英親善が進み、ほっこりするようなニュースが多かったようです。一方、円・ドル相場は一時、37年半ぶりの安値をつけて、現在も4日連続で円安相場は続いています。先週、「瑛利奈の今週の運勢」の29日の記事で、円安に触れたのですが、今後も反発する要因はないようです。また今週は、フランス議会下院選挙は7日に決選投票、イラン大統領選の方は5日に決選投票があり、日本でも東京都知事選の投開票が7月7日に行われます。アメリカの大統領選もテレビ討論会でバイデン大統領が言葉に詰まるなど、年齢を不安視されていますが、本人は撤退する意思はないそうです。いずれの選挙もどんな結果が出ても先が読めないことは変わりないのかもしれません。その割りには今週の星の動きは平穏。特に東京とフランスの選挙の投票日にあたる7日の星の配置は良好です。

1日(月)…今週は月のサインは牡牛座前半から始まります。1日はあまりダイナミックな星の動きは少なく、月が主要な惑星とメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)を作るのは、午後1時56分の月と太陽のセキスタイル(60°)だけです。午後1時過ぎに木星がキローンとセミスクエア(45°)を作るなど、今後の指針を模索しながらも現実問題が追いつかない暗示です。

2日(火)も引き続き月は牡牛座。月は深夜から夕方にかけて、火星、天王星とコンジャンクション(0°)、土星とセキスタイル(60°)を作って、やや荒い動きです。午後7時40分になると、海王星が逆行し始めます。これで逆行星は冥王星、土星に加えて3個となります。海王星逆行の直後の午後8時53分、水星が海王星とトライン(120°)を形成。海王星逆行の煽りを水星が調整してくれる形ですが、水星には少し荷が重いかもしれません。通信機器のトラブルなどが起きないといいのですが…。

3日(水)は午前0時49分に月は双子座へ入場。月は未明に冥王星とトライン(120°)、午後には木星とコンジャンクション(0°)と、好調な座相が続きます。また、午前10時40分に蟹座の金星が魚座の土星とトライン(120°)の調和座相を作って安定した一日です。そういえば、新札が発行されるのは3日ですが、発行の時刻は何時なのでしょうか?造幣局のWEBサイトを見ても時刻までは書いていないようですが、金運を司る金星が土星とトライン(120°)なので、よしとしましょう。

4日(木)は惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はひとつもなく、月のアスペクト(星同士の関係)も不調和なものばかりです。午前10時57分の月と土星のスクエア(90°)がV字の底になりそうです。午後1時23分に月は金星とセミセキスタイル(30°)を作ります。地味に今後の幸せ目指して、準備を進めるにはいい時です。

5日(金)は午前5時51分から月は蟹座へ。午後0時28分、火星が自己主張の小惑星=ジュノーとトライン(120°)を作ります。イラン大統領選の決選投票の日なので、デモなどで一波乱あるかもしれません。その他、随所で自己主張する動きがありそうです。

6日(土)は午前7時57分に新月です。月のサイクルとしては新たな出発になります。その少し前の午前4時2分、火星が土星とセキスタイル(60°)を作ったり、午後5時台には月が土星とトライン(120°)、火星とセキスタイル(60°)になり、システムを再構築する動きが進みます。甘いお願いは一蹴されそうなので、週末ではありますが、シリアスな気持ちで過ごすべき日といえるでしょう。

7日(日)…午前中の月は蟹座です。東京では都知事選、フランスでは下院選挙の決選投票の日(時差はありますが)になります。蓮舫氏もマクロン大統領も偶然太陽が射手座です。午前2時27分、土星が自己主張の小惑星=ジュノーとオポジション(180°)を形成。都民や国民の溜まった不満がはけ口を求めている暗示です。同時に、午前11時42分、水星が義務の小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)に。与えられた環境の中で忍耐しなければならない自覚を促します。小惑星=ジュノーとベスタに挟まれて、月は改革の惑星、天王星とセキスタイル(60°)に。私たちが求めている改革が実現できる可能性も。午後0時55分から月は獅子座へ入場して、その後はやや荒れ模様の展開です。

今週は、世界各地で選挙が多く、新たな体制がスタートする週です。星の動きも不調和な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は見当たらず、小康状態を保てる一週間のようです。しかし、いずれも華々しいスタートというほどのものはなく、手探りで地味な努力を重ねる日々の始まり…といったところです。まずは、未来を諦めない気持ちが大切なようです。

JUL 1 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

 

蟹座がリードする一週間

6/24~6/30

先週は、17日に金星、水星が蟹座入り。その後、21日午前5時50分、太陽が蟹座へ入場して、新たな夏至図を頂く夏のシーズンとなりました。日本では各地で豪雨が降り、また猛暑と、6月らしからぬお天気が続いています。そんな中、東京都知事選では過去最多の56人が立候補して、それにともなって前代未聞のポスター問題がメディアで取り沙汰されています。海外では世界各地で紛争があり、ロシア南部の2都市でユダヤ教会堂やロシア正教会、警察の施設に相次いで銃撃があり、正教会司祭などが死亡する事件がありました。

24日(月)、週明けの日本は猛暑から始まりました。24日は山羊座の第3デークの月から始まり、午前中は…月と天王星、海王星と調和して、いい流れに。午後0時14分から月は水瓶座へ入場して、午後11時51分には月は木星とトライン(120°)を作って、重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、順調な一日です。

25日(火)はさらにメジャーな星の動きはない一日になります。午前7時58分の水瓶座の月と火星のスクエア(90°)が最も重要なアスペクト(星同士の関係)になります。権利の主張の小惑星=ジュノーや、慈愛の小惑星=セレスが水星と絡むので、子供や弱者への配慮が必要な一日になります。

26日(水)は…午前4時1分、金星が天王星とセミスクエア(45°)を形成して、私たちの感情を揺さぶります。午前7時台には月がこれらの惑星と絡んで、天王星とスクエア(90°)、金星とセスキコードレイト(135°)を作ります。感情的な高ぶりが外界へ波及していく暗示です。午後3時7分から月は魚座へ。これも感情を掻き立てるサインです。まずは、感情のコントロールが必要な日です。

27日(木)、午前0時25分、魚座の月は太陽とトライン(120°)。安定の座相から一日が始まります。午前3時9分、蟹座の水星が魚座の土星とトライン(120°)の好調座相を作ります。水のサインというデリケートなサインに支配されつつも、安定した座相により、その良さが際立ちます。「愛」と「思いやり」、「心」がテーマです。潤いに満ちた日です。

28日(金)…魚座の月は第3デークへ。水のサインの水星、海王星がその夢や優しさ、繊細さをフルに発揮する一日です。午後5時51分になると、月は牡羊座へ移動します。午後8時17分には月は冥王星とセキスタイル(60°)を作って、現状打破をするエネルギーが高まってくるでしょう。

29日(土)午前6時53分、減光期の半月です。午後1時49分、金星は火星とセキスタイル(60°)に。円安がさらに進み、株高の状況が続くのでしょうか?愛情運は安定する時です。今週末は愛する人と楽しいデートをするべきです。

30日(日)、午前4時5分、これまで順行していた土星が逆行し始めます。土星は昨年、2023年11月4日から順行に入っていました。約8ヶ月ぶりに逆行することになります。過去のウクライナ戦争ではウクライナは土星が逆行している時に反転攻勢が成功しているので、今後も期待したいところです。また、日本の政治改革の流れもいったん流れを過去に戻して整理する段階になるのかもしれません。少なくとも今後、再度土星が順行するまでは「ビシビシ改革!」という流れは滞るでしょう。午前11時19分、水星が天王星とセキスタイル(60°)を形成。あいにく日曜日ですが、仕事には企画力や今後のビジョンなどに有効なアスペクト(星同士の関係)です。午後9時から月は牡牛座へ入場します。

今週は…太陽、水星、金星が蟹座中、土星と海王星が魚座…という水のサインが過半数を占める配置です。親和性のある星の配置ではありますが、水のサインは大きくブレる…というか、変化が過剰になる、波が大きくなる性質を持っています。うなると傍観者であり続けることが難しくなることもありそうです。まずは、流れに巻かれることなく、自分の意思をはっきり持って対処したいものです。

JUN 24 2024

瑛利奈

(C)ELINA

21日、新たな夏至図へ

6/17~6/23

今年は…平年よりも梅雨入りが遅れていましたが、本州付近も続々と梅雨入りとなる見込みだそうです。たしかに占星学の暦の上でも17日には金星と水星が蟹座入り。21日には太陽が蟹座へ入場して夏至に。いよいよ蟹座の季節が始まります。この夏至の瞬間から日本のホロスコープが書き替えられて、新たな日本国夏至図となります。また、海外の国々も新たな夏至図に変わるわけで、フランスで6月末から投票が始まる下院選では、極右政党のみならず、同時に極左も世論調査でリードしており、世界の金融業界を揺るがせています。たしかに、フランスの2024年の夏至図を作ってみましたが、与党連合は僅差で野党を下回っています。日本では、東京都知事選も近く、自民党改革で岸田政権の支持率は過去最低を打ったといわれていますが、下の日本国夏至図から観ると、政府与党はかろうじて逃げおおせるようです。

17日(月)は、二つの惑星が蟹座へ入場します。ひとつは…午後3時20分に蟹座入りする金星です。もう一つは水星。こちらは午後6時6分に蟹座へ入ります。水星は内惑星で一番太陽に近いため、すぐに金星に追いつきます。その時刻が午後9時42分。水星と金星がコンジャンクション(0°)になります。17日は一日を通じて、水星と金星がメインキャラクターとなり、若々しく、繊細、音楽的な一日です。その他、午前8時13分、天秤座の月が太陽にトライン(120°)と、安定した日です。しかし、金星と水星の方は海王星とスクエア(90°)を作って、よくいえば夢と幻想を織りなしますが、現実的に考えると、日頃の判断力を失って、つまらないミスをしたり、人に裏切られたりすることも。月は午後3時37分から蠍座へ入ります。

18日(火)も引き続き月は蠍座です。まず、午後0時13分、知性の惑星=水星が冥王星とインコンジャクト(150°)に。これは、秘密のファクターに邪魔されて、判断できないアスペクト(星同士の関係)です。午後11時12分には愛の星=金星が同じく冥王星とインコンジャクト(150°)を作ります。こちらも愛が秘密のファクターに邪魔されて、引っかかる暗示です。

19日(水)は午前5時18分、月が魚座の土星とトライン(120°)を形成。「まずは、現実を重視しましょう!」というメッセージです。その後は夕方まで思うようなアスペクト(星同士の関係)がありません。午後4時24分、蠍座の月が天王星とオポジション(180°)を作ります。予想外の事態です。その後、午後11時14分、蠍座の月は太陽とインコンジャクト(150°)に。有効なアスペクト(星同士の関係)がないままに、一日が終わります。

20日(木)は…午前0時52分に海王星が小惑星=ベスタとトライン(120°)を形成。海王星も小惑星=ベスタも「犠牲」を表します。やむなく相手に譲って、苦しい譲歩を受け入れてしまう暗示です。午前1時台にはここに月も加わって、水象の小惑星=ベスタ、月、海王星という、自己犠牲三銃士のようなグランドトラインが出来上がります。譲らざるを得ないような事態が起きるのかもしれませんね。EUやイギリスなどでは仕事の時間帯になりますが、幸い日本では深夜にあたるので、具体的な動きは少なそうです。むしろ、少し前=週明けくらいからの流れと看たほうがいいでしょう。午前1時31分から月は射手座へ入ります。午前4時32分、月が冥王星とセキスタイルに。このあたりから流れが変わっていきます。午前7時7分、自己犠牲のグランドトラインの一角にある小惑星=ベスタが獅子座へとサインを変えます。これまで蟹座にいて、自己犠牲を強いられているという被害者意識が、メソメソするのを止めて、確信へと変わる暗示です。宗教的、あるいは政治的理念に基づく信念が狂信的になってくると考えた方がいいかもしれません。午後0時21分、射手座の月は双子座の木星とオポジション(180°)に。月がいる射手座は木星の本来の座です。また木星は宗教を表します。こう書いているうちに、このアスペクト(星同士の関係)が「世界の分断」を表すように見えてきました。

21日(金)は夏至です。まず、午前3時12分、双子座の太陽が海王星とスクエア(90°)を形成します。嘘、または誤認を意味するアスペクト(星同士の関係)です。海王星の影響で判断力が朦朧としているうちに、午前5時50分、太陽が蟹座へ入場。夏至です。この瞬間で日本の運勢、日本国夏至図が書き換わります。下に今年(2024年)の夏至図をアップしたので、ご覧下さい。見れば見るほど、危なっかしいチャートですね。MC上の海王星が未来を模索していく感じです。しかし、案外ハードな傷はないので、個別に見れば悪くないのかも知れません。

22日(土)、午前8時8分から月は山羊座。午前10時7分、満月です。6月6日の新月以来の出来事の結果が出る時です。前後しますが、午前1時22分、水星は火星とセキスタイル(60°)がこの日唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)です。スピーディな処理能力を表します。その他は太陽と冥王星のインコンジャクト(150°)など、マイナーアスペクト(星同士の関係)が多い一日ですが、方向さえ間違わなければ、意外とパワーは出そうな一日です。

23日(日)も山羊座の月が続きます。午前1時37分、月が火星とトライン(120°)に。深夜ですが、活動的です。海外でスポーツの試合があるのでしょうか?その後、午前中は月や水星がノードとスクエア(90°)に。身の回りの人間や環境などにイライラしそうです。午前11時33分、月が自己主張の小惑星=ジュノーとトライン(120°)を作ります。不満があったら直接交渉すれば、有利に解決します。午後になると月が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)を作ったり、土星と好調になるなど、落ち着きそうです。

今週は、17日に金星と水星が蟹座へ入り、太陽系の様子も真夏モードに変わってきます。21日(金)は夏至。ここから新たな四半期の始まりです。今年の夏至図は蟹座の太陽、水星、金星に加えて、土星、海王星が魚座。もうひとつ、ASCの蟹座。5個の天体+ASC…水のサインが過半数を占めるラインナップになっています。これまでカサカサと乾いていた気候も一挙に湿潤に変わったり、人の心もウエッティに変化してくるかもしれません。蟹座さん、蠍座さんや魚座さんにとっては、水を得た魚の如く生きやすい世の中になるでしょう。反対に水のサインが少なく、ドライなチャートを持っている方には、自分にとって不足している水のエレメントが手に入って、案外快適になることも。新たな四半期に幸運が訪れるよう、私も蔭ながら応援しています。

JUN 17 2024

瑛利奈

(C)ELINA

まずは、目の前の問題から

6/10~6/16

みなさま、更新がおそくなって申し訳ありません。さて、双子座の季節ももう3分の2が終わろうとしています。先週は6日に新月…。その後、先週末には金星、太陽が土星とスクエア(90°)を作って、私たちは新たな選択を迫られることになりました。そんな時期だけあって、インドでは4日、4月19日~6月1日に投票が行われたインド議会下院選挙の結果が開票されました。モディ首相が率いる与党は予想より議席を減らし、連立によってなんとか過半数を維持しました。モディ首相は3期目の政権を発足させはしましたが、インド国民の間には不平等感による不満が渦巻いているようです。また、(EU)欧州議会選挙でも親EUの主流会派の勢力が後退し、右傾化する傾向が見られました。日本国内も「実質賃金マイナス」というニュースが飛び交っています。現在の双子座の太陽を取り巻く水星、金星を始め、双子座の木星など、星たちは「もう一つの選択をしたらどうなるの?」というメッセージを私たちに送っているようです。

10日(月)は午前4時28分から月は獅子座。午前5時23分には月は火星とスクエア(90°)、午前7時50分には月が冥王星とオポジション(180°)と、「どうする?どうする?」と真顔で迫ってくるようなアスペクト(星同士の関係)が続きます。午前11時8分に月が木星とセキスタイル(60°)を作って、ようやく雰囲気がほぐれます。とはいえ、真剣勝負の一日という印象です。

11日(火)になると獅子座の月は第2デークに。午前11時34分に月は水星とセキスタイル(60°)、午後8時57分には月は太陽とセキスタイル(60°)をを作って、概ね順調な一日になるでしょう。ただ、午後10時21分、牡牛座の火星が冥王星とスクエア(90°)を形成します。強烈な力と意思の闘いです。牡牛座へ入場したばかりの火星が影の実力者=冥王星に怖いもの知らずで挑んでいきますから、双方とも後へ退くということを知らないかもしれません。牡牛座さん始め、フィックスドサイン(獅子座、蠍座、水瓶座)の1度前後に太陽などを持つ方は自重すべきでしょう。

12日(水)は…午後2時38分から月は乙女座です。午後7時26分、月が牡牛座の火星とトライン(120°)に。月は火星と冥王星の闘いで、火星側に加勢します。午後7時47分には、双子座の水星が土星とスクエア(90°)です。熱い闘いから冷たい弱気へと温度が一挙に冷めていくでしょう。午後10時49分、月が木星とスクエア(90°)を形成。一見、明るそうなアスペクト(星同士の関係)ですが、カラ元気かもしれません。問題を甘く見ないことが大切です。

13日(木)は…乙女座の月が続きます。主要な惑星のメジャーアスペクト(星同士の関係)がまったくない一日です。大きなテーマが浮上してこないので、身の回りの人間関係や職場での不平等問題などを考慮して、デリケートに過ごしたい一日です。

14日(金)も月は乙女座の第2デークから第3デークを通過していきます。午前5時17分、月は土星とオポジション(180°)を作って、ちょっと憂鬱な朝になります。その後、午後2時18分、月は太陽とスクエア(90°)に。先週、6日の新月から約一週間経ち、あれからの歩みの成果をチェックする時です。午後4時50分、月は天王星とトライン(120°)を作ります。好奇心旺盛になって、ちょっと冒険してみたくなるかもしれません。

15日(土)午前1時32分、太陽が水星とコンジャンクション(0°)を作ります。これは…水星にとってあまり有り難くないアスペクト(星同士の関係)です。太陽のパワーがあまりに強く、水星はコンバスト(燃焼)という現象に陥ります。太陽があまりに強い意志とパワーを持っているため、水星は独立性を失って太陽に吸収されてしまうのです。例えば、太陽の力が「支配」だとすると、水星は「コミュニケーション」です。つまり「コミュニケーション能力」…相互に話し合う力が発揮できなくなって、太陽の主張に押し切られてしまう…ことになるのです。その後、午前2時53分には月は海王星とオポジション(180°)を形成。頭がボッーとする暗示です。徹夜で仕事をしたり、夜更かしをすると、後で過ちに泣かされる可能性も。午前3時11分から月は天秤座へ入ります。ここから流れが変わって、午後12時43分に月は木星とトライン(120°)を形成。ここが15日(土)の最高の時間帯です。午後は節度を守って過ごすといいでしょう。

16日(日)…日曜日ではありますが、天秤座の月がドラゴンテイルとコンジャンクション(0°)を作って、なんとなく引き籠もりたい気分です。日中もイマイチ有効なアスペクト(星同士の関係)がありません。最も大切な人、一人に絞って、罪滅ぼしや日頃の恩返しのために、その人に尽くしたらよさそうな一日です。あまり強く自分を出さずに思いやりに満ちた対応がいい結果を招きます。なんとなく内気な一日になりそうです。

今週は…先週のようなキビキビした星の動きは影を潜めて、各自、自分の問題に没頭したほうがよさそうな日が続きます。まずは、通過点の一週間といったところです。

JUN 11 2024

瑛利奈

(C)ELINA