サウスノードと絡む惑星たち。週末は幸運に

10/16~10/22

【お詫び】みなさま、更新が遅くなり、申し訳ありません。また、先週(10月11日)は冥王星が順行し始めましたが、うっかり「逆行」と書いてしまいました。修正しましたが、併せてお詫び申し上げます。

このところ異常な高温が続いていましたが、ようやく秋らしい気候になってきました。先週も引き続き、ハマスのイスラエル奇襲攻撃のニュースが多く、ウクライナ関連の問題はかげをひそめてしまいましたね。また連休明け早々、10日から銀行間送金システムの障害が起きたことも、非常に迷惑なトラブルでした。原因は…32ビットだったデータを64ビットに書き替えるに伴ってメモリ不足になったそうで、説明を聞いて「何で?!」とさらに納得できなくなるようなことでした。説明によると、過去50年間不具合が起きなかったそうで、その方が逆に驚きです。15日の日曜日には金環日食がありましたが、日本では殆どニュースにならなかったようです。しかし、日食の後遺症は即効性はなく、ジャブのように後になって効いてくるので、油断できません。

さて今週、16日(月)は…蠍座の第1デークの月から始まりました。一日を通じて、主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、金星と小惑星=セレス、そして木星が多く登場してくるという穏やかな惑星同士の絡みばかりでした。結果、なんとなく引き締まらない一日…といったところです。

17日(火)は蠍座の月、2日目となります。相変わらず、主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はないですが、前日の16日よりもやや引き締まった雰囲気です。午後2時に月が天王星とオポジション(180°)を作り、予想通りに物事が進まない暗示です。午後8時19分には月が海王星とトライン(120°)という好調座相をを作って、慈愛に満ちた気持ちで一日が終わるでしょう。午後10時27分から権利の主張を表す小惑星=ジュノーが、獅子座から乙女座へ入場します。獅子座はエンタテインメント、乙女座は補償ですから、ジャニーズ問題を始め、これまでの事件の事後処理が具体的な段階に入っていく暗示です。

18日(水)は午前4時36分から月は射手座へ入ります。一日を通じて、月のアスペクト(星同士の関係)はすべて不調和です。午後9時44分には太陽がサウスノート(ドラゴンテイル)とコンジャンクションに。15日の日食のおさらいという感じです。何事も解決せず、何事も決まらない日ですが、有耶無耶(うやむや)にしないように気をつけるべきです。問題点をしっかり記録しておきましょう。

19日(木)午後12時台に太陽が海王星とインコンジャクト(150°)を形成。その後、午後2時34分には今度は水星がサウスノート(ドラゴンテイル)とコンジャンクションを作ります。同じく水星は午後11時台に海王星とインコンジャクト(150°)に。同じようなアスペクト(星同士の関係)が続きますね。19日に得た情報だけでは、何事もすぐには手を打てない状態です。裏に隠された事実の発覚を待つべきです。解決を急がないことですね。

20日(金)は…これまでより少し星の配置は改善してきました。午前3時~4時、月は水星、太陽とセキスタイル(60°)という安定の座相に。午前10時54分から月は山羊座へ入場します。ここから夜半まで一週間分の停滞を解決すべくビジネスモードに火が着きます。午後8時54分、山羊座の月は蠍座火星とセキスタイル(60°)に。成し遂げるまでは止められない勢いで一気呵成に遂行していきそうです。ただ、気を付けなければならないのは、午後2時37分の太陽と水星のコンジャンクション(0°)です。これは…一見いいように見えますが、太陽の熱で水星が繊細な思考をできない暗示です。上からの命令のみに囚われないように気を付ける気持ちも大切にするといいでしょう。

21日(土)…ここへ来てようやく主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)が登場します。まず、午前6時前から8時台にかけて、山羊座の月が金星、木星と次々トライン(120°)の好調座相を作っていきます。金星は愛を、木星は豊かさを象徴しますから、週末は「愛する人と贅沢に過ごそう!」と翻訳できます。しかし、午前9時50分になると、知性の惑星=水星がアウトローな準惑星=冥王星とスクエア(90°)を形成。秘密や隠匿はいけませんね。逆に、なかなか秘密が解き明かされない暗示でもあります。午後11時9分になると、太陽が冥王星とスクエア(90°)を形成します。後半は「謎が解けない一日」あるいは、「謎が深まる一日」になるかもしれません。

22日(日)午後1時32分、愛の星=金星がオールマイティーの幸運星=木星とトライン(120°)という好調座相をを作ります。幸運が手に入る暗示です。度数は金星が乙女座の12度、木星が牡牛座の12度です。乙女座さんや牡牛座さん、加えて山羊座さんにはチャンスです。また、地のサインの12度近辺に何かの天体を持っている方には、やはりチャンス。その星の象意の出来事が叶うでしょう。例えば、太陽なら…恋愛成就や金運ゲット、水星なら、いい仕事ができる…etc.などです。みなさん、地のサインの12度前後の星を探して、それを生かすために今週一週間を使ってもいいかもしれません。22日は…午後3時5分から月は水瓶座へ。続いて、午後3時48分から水星が蠍座へ入場します。これで太陽系も大分模様替えが進んできた感じですね。

今週は…22日に金星と木星のトライン(120°)という非常にラッキーなアスペクト(星同士の関係)ができます。これは…調べてみると、昨年(2022年)の11月15日以来の約一年ぶりの出来事です。前回の5月2日は牡牛座で金星と木星がコンジャンクション(0°)だったので。今年一度しかない金星と木星のトライン(120°)ですから、地象サインでない方も、みなさん楽しみに活用するといいですね。幸運を祈ります!

OCT 17 2023

瑛利奈

(C)ELINA

金環日食、南北アメリカを縦断

10/9~10/15

週明け早々…鳥島沖地震の影響で伊豆諸島を始め、高知や宮崎などに津波注意報が発表されました。先週は鳥島近海では2日(月)頃から地震活動が活発になり、マグニチュード6.5などの地震が発生しました。しかし、有感地震は少なく、地震のメカニズムはまだ解明されていないそうです。また、7日、アフガニスタンではマグニチュード6.9などの地震があり、タリバン暫定政権下で2000人以上が死亡したとの発表がありました。ただ、鳥島沖地震はフィリピン海プレート内で発生、アフガニスタンはユーラシアプレートとアラビアプレートの衝突が影響しているそうで、地震が頻発する地域のようです。その他、7日はパレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルに大規模攻撃をかけ、イスラエル側が報復作戦を進めて、死者数が1200人以上にのぼったとのことです。これら未来への火種を残しつつ、今週の星の動きは11日には冥王星が向きを変えて順行、週末には北米~ブラジルで金環日食など、不穏な動きが続きます。

9日(月)は伊豆諸島や千葉県の津波から始まりましたが、その後、注意報は解除されたようです。しかし、午前10時4分には火星が冥王星とスクエア(90°)を作り、イヤなネルギーが充満します。一方、午前10時10分に愛の星=金星が乙女座へ入場します。ここから愛の主役は乙女座さんを始め、牡牛座さん、山羊座さんなど、地のサインの方々へバトンが渡されることに。午後4時7分、獅子座の月が天秤座の太陽とセキスタイル(60°)を作って、雰囲気は落ち着くでしょう。

10日(火)は…一日を通じて、星の動きは思わしくありません。まず、午前0時8分、太陽が土星とセスキコードレート(135°)という金銭トラブルや小競り合いのアスペクト(星同士の関係)を作ります。午前5時35分には獅子座の月が天王星とスクエア(90°)に。不安定な気分を掻き立てます。午後3時10分には前日乙女座へ入ったばかりの愛の星=金星(乙女座の1度2分)が向かい側の土星に邪魔をされて、オポジション(180°)という不調和座相を形成。愛することや愛を信じることの虚(むな)しさしさを実感するようなアスペクト(星同士の関係)です。午後9時1分から月は乙女座へ入って、またもや土星とオポジション(180°)に。現実の壁を痛感する一日になりそうです。

11日(水)は…午前10時9分に冥王星がいったん留まって順行を始めます。度数は山羊座の27度53分。日本の秋分図では冥王星は12ハウスという秘密と障害のハウスにいますから、地震などの目に見えたり、身体に感じるような問題ではないと思います。目に見えない内部で何かが崩れていく暗示です。秋分図の冥王星は9ハウスという海外の表示星ですから、海外の出来事が秘かに私たちを妨害する…のかもしれません。

12日(木)になって、星の配置は持ち直します。まず、午前0時5分、月が木星トライン(120°)を形成。夢のあるいい感じです。12日には…午後1時3分に火星が天秤座から蠍座へサインを変えて入ってきます。今まで天秤座の火星に悩まされていた蟹座さん、山羊座さんなどに朗報です。同じく火星に悩まされていた牡羊座さんにはラッキーというには、もうちょっと辛抱が要りますがとりあえず、難関は越えた感じはするでしょう。午後6時には月が天王星とトライン(120°)を作って「明日は冒険してみようかな?」という希望を与えてくれます。

13日(金)は…午前0時42分の月と海王星のオポジション(180°)という不安定なアスペクト(星同士の関係)から始まりますが、時間を追って落ち着いていく一日です。午前9時21分から月は天秤座へ入ります。その後、午後9時28分には蠍座の火星が魚座の土星とトライン(120°)という調和の関係に。火星も土星も怖ろしい凶星といわれる惑星ですが、双方協力して安定した枠組みを作ってくれます。とはいえ、これまでの懸案事項をすべて処理するハードな一日になるかもしれません。

14日(土)も引き続き月は天秤座ですが、月はあまり他の惑星とメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)を組みません。午後5時5分、月は知性の惑星=水星とコンジャンクション(0°)を作りますが、これが唯一の重要なアスペクト(主要な星同士の関係)です。週末にしては「遊び」よりも「学び」に適した日になりそうです。

15日(日)午前2時54分、新月になりますが、同時に金環日食の日です。夜中なので日本では観測できませんが、これは幸いといえるでしょう。今度の日食は北アメリカを斜めに縦断して、メキシコ半島経由へブラジルを通っていきます。アメリカでは先週マッカーシー下院議長解任動議が賛成多数で可決され、史上初めて議長が解任されるという異常事態が起きたばかりです。これから大統領選も控えてのタイミングです。これによりウクライナ支援が滞るのではないか?などと囁かれていますが、やはり、この金環日食は、将来何か禍根を残す混乱のもとになる可能性もあり得るかもしれません。午後4時に月は山羊座の冥王星とスクエア(90°)を作ってから午後8時3分に蠍座へ抜けていきます。

 

今週は…9日に金星が乙女座へ入場、11日には冥王星が順行。翌日の12日には火星が蠍座へ入場。そして、週末に金環日食です。何かと目先が変わったり、将来への課題を残したりなど、多くのイベントが起きる一週間です。不安を感じてばかりでは生きていけないのが人生です。前向きに努力していけば必ず道は開ける…。自分自身の可能性を信じて頑張りましょう!

OCT 9 2023

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

星の動きは小規模

10/2~10/8

先週もいろいろな出来事がありましたが、幸いさほど大きな事件や災害はなかったように思います。スポーツの分野では相変わらず、アジア大会やラグビー・ワールドカップなどで盛り上がっています。9月29日の満月に重なる中秋の名月は、首都圏は予想よりもお天気がよく、とても綺麗な満月を眺めることができましたね。今週も引き続き、警戒を要するような星の動きはなく、新たに訪れた秋を楽しむことができそうです。

2日(月)は牡牛座第1デークの月から始まります。2日も主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、好調なものは午前中に集中しています。特に午前10時36分の月と木星のコンジャンクション(0°)は達成感をもたらしてくれるでしょう。午後になると、火星が小惑星=ジュノーとセキスタイル(60°)を作りますが、この後、ジャニーズ事務所解体の記者会見がありました。火星は「男性」を、小惑星=ジュノーは権利の主張」を表しますから、非常にリアルに感じられて、傷ましい感じがしますね。

3日(火)は、まず午前0時34分の水星と海王星のオポジション(180°)から始まります。スタートから詐欺や誤認識でミスリードされる日となっています。午前3時45分には愛の星=金星がドラゴンヘッドとトライン(120°)に。その後、日の出の時間帯から牡牛座の月は海王星、水星、冥王星の順で次々と順調なアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。情緒的、感情的に揺さぶられるような星の配置が続きますね。ムーディになってしまう時間帯です。午後2時2分から月は双子座へと移動しますが、その後、午後4時28分には双子座の月は土星とスクエア(90°)を作って、点数の辛い一日になってしまいそうです。

4日(水)は…午前4時19分に水星が冥王星とトライン(120°)を作ります。今週は水星がペースメーカーのように毎日主要な惑星とアスペクト(星同士の関係)を作る週のようです。これは真実を掘り下げるアスペクト(星同士の関係)です。その後、午前9時3分、双子座の月は天秤座の太陽とトライン(120°)という調和の関係に。その後、イマイチ主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)ができません。やはり朝イチが勝負の一日です。

5日(木)は…火星が主役です。火星は行動とエネルギーの惑星ですが、午前1時6分、火星がドラゴンテイルとコンジャンクション(0°)に。これは…行動とエネルギーがドラゴンのシッポに吸い込まれてしまう状態ですから、前向きな活動になりそうにありません。時刻も深夜ですから、ゲームや動画などにハマって現実を忘れてしまうかも。5日は午前9時8分から知性の惑星=水星が天秤座へ入場します。今まで知性が冴えていた乙女座さんを始め、牡牛座さんや山羊座さんなど、地のサインの方々は仕事モードから少し離れることになりそうです。逆に天秤座さんを始め、双子座さん、水瓶座さんは頭の働きが活発になって、文書やおしゃべりなどの能力がアップするでしょう。蠍座さんにとっては憂鬱な位置かもしれません。蟹座さん、牡羊座さんは戦闘モードになりやすいのでお手柔らかに対処することが大切です。午後9時31分から月は蟹座へ入ります。

6日(金)は…夜中から朝にかけて、水星は土星とインコンジャクト(150°)、火星は海王星とインコンジャクト(150°)、それぞれ別な場所でストレスフルなアスペクト(星同士の関係)を作ります。夜半には金星が冥王星とやはりインコンジャクト(150°)を形成。知性=水星、行動=火星、愛=金星がそれぞれ重惑星に遮られて身動きがとれなくなる暗示です。何かやり始めては別な問題が引っかかり、体力勝負に出るにも気力が萎え、さりとて、遊ぶ計画も上手く運ばない…。こんな感じです。午後10時47分には月が太陽とスクエア(90°)を作ります。まずは成績の総括をして、現在地をしっかり把握しておくといいでしょう。

7日(土)は蟹座の月が存分に活躍できそう…つまり、いい一日になりそうです。午前0時29分には月は木星とセキスタイル(60°)を作って、ちょっといい時間を持てるでしょう。その後、午後5時22分には月は天王星とセキスタイル(60°)に。予定外のいいことがありそうです。午後11時58分、月は海王星とトライン(120°)を作ります。優しさに溢れた週末です。愛を伝えたい人がいる場合は雰囲気が後押ししてくれます。癒やしや人のために尽くす行動も素直に気持ちが伝わりそうです。

8日(日)は…蟹座の月が第3デークへさしかかります。そうなると、天秤座の火星と山羊座の冥王星が邪魔をしてきます。しかし、午前8時24分から月は獅子座へと移動します。その直後水星が義務を表す小惑星=ベスタとスクエア(90°)に。その後の配置を観ても、気が重い日曜日になりそうです。今後の予定を考えると、自信がなくなる方も…。ただ、あなたは完璧主義過ぎるのかも。覚悟を決めて前へ進んでみれば、現実はそれほど大変ではないかもしれませんよ。ただ、努力すると決めたことは最後までやり抜くこと。また、できない約束はしないことですね。

今週は星の動きは小規模です。スケジュールが詰まっている方は、こんな時こそマイペースに計画を実行しておいた方がいいと思いますよ。

OCT 2 2023

瑛利奈

(C)ELINA

29日、満月は中秋の名月

9/25~10/1

先週、9月20日は東京で88回目の真夏日となり、年間真夏日の日数が過去最多記録を更新しましたが、さすがに秋分を過ぎると、すっかり秋の空気に変わってきました。また、世界各地ではラグビーワールドカップやアジア競技大会など、スポーツの祭典で賑わう秋となりました。このところ比較的安定した星の配置が続いていますが、今週もその流れは変わりません。

25日(月)…今週は山羊座の第3デークの月からスタート。月が海王星とセキスタイル(60°)、冥王星とコンジャンクション(0°)を作ったのち、午前8時29分には月は水瓶座へ入りました。午前11時26分には月は太陽とトライン(120°)を形成。調和のいい流れを作っていきます。午後9時9分には乙女座の知性の惑星=水星が木星とトライン(120°)に。専門分野の勉強や気ままに読書するなど、秋の空気は知識欲旺盛な環境を作ってくれます。

26日(火)は…今週の中では物事が捗(はかど)らない一日になりそうです。始業前、午前8時48分の月と木星のスクエア(90°)から始まって、午後5時46分の月と金星のオポジション(180°)など、甘い見通しや遊びが多い月のアスペクト(星同士の関係)が続きます。おまけに午後9時38分には月は天王星とスクエア(90°)を作って、番狂わせに。その裏で義務を表す小惑星=ベスタは太陽とスクエア(90°)を作成。権利を表す小惑星=ジュノーは月とオポジション(180°)を作って、責任を放棄したい気持ちと過度な権利の主張により、議論や揉め事はいたずらにエスカレートするでしょう。

27日(水)は…深夜に月がドラゴンテイルとトライン(120°)を作って、内向的な気分へ誘導します。その後、午前9時17分から月は魚座へ入場。午後12時には月は魚座の土星とコンジャンクション(0°)に。いきなり問題の弱点を突かれて、反省会のような沈んだ一日です。午後5時7分にはようやく月が癒やしの小惑星=セレスとトライン(120°)を作って、ほっとひと息つけそうです。「限界」というものを突き付けられる一日です。

28日(木)は権利の主張の小惑星=ジュノーがちょいちょい顔を出す日です。午前2時27分、愛の星=金星が小惑星=ジュノーとコンジャンクション(0°)に。愛する人にライバルの存在を感じて、ナーバスになってしまいそうです。その後、午後3時18分には月は水星とオポジション(180°)を作成。ナーバスな気持ちをついつい言葉や態度に出してしまうかも。日没後も月は小惑星=ジュノーや愛の星=金星とインコンジャクト(150°)というストレスを生むアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。午後9時35分になって、やっと助っ人、天王星が登場!ようやく気分が変わって、関心が別な問題へ移っていきそうです。

29日(金)は…夜明け前に魚座の月は海王星とコンジャンクション(0°)、次に冥王星とセキスタイル(60°)を作っていきます。ロマンティックで、少しエキセントリックな夜になりそうです。午前9時17分に月が牡羊座へ入って、そんな雰囲気が一掃されるでしょう。午後6時57分、月は太陽とオポジション(180°)=満月、しかも「中秋の名月」です。情報によると、「中秋の名月」は必ずしも満月と重なるわけではないそうです。気象協会によると、次に「中秋の名月」が満月と重なるのは7年後だそうです。今年は日没が午後5時29分ですから、東の空に出たばかりの月を眺めることができます。この満月はこれまで抱いていた問題の解答を与えてくれるでしょう。

30日(土)…早くも9月は最終日です。午前2時52分、愛の星=金星は天王星とスクエア(90°)を作ります。これは…今週唯一の主要な惑星同士の不調和なアスペクト(星同士の関係)になります。天王星は別名「縁切り星」ともいわれますから、愛情問題にケジメをつけようとする方は多いかもしれません。愛情問題の先が見えなくなる曲がり角でもあります。衝動的な気持ちに負けると、あとあと後悔しますから、余裕を残した対応がオススメです。何かと愛情問題がテーマになる一日になりそうです。

10月1日(日)…月が変わって、気分も一新されるでしょう。午前1時48分、月がドラゴンヘッドとコンジャンクション(0°)に。続いて午前1時55分には水星が天王星とトライン(120°)を作ります。深夜なのがもったいないですが、コネクションが広がり、良いアイディアが閃く時です。何かが浮かんだら、積極的に書き留めて、ドシドシ発信していくことです。午前10時17分から月は牡牛座へ入場。落ち着いた平和な日々に立ち戻るでしょう。午後になるとストイックな気持ちが強まり、トレーニングやダイエット、明日の仕事の準備などで忙しく動き始めそうです。

今週も比較的落ち着いた星の動きが続きます。こんな時こそ、マイペースを守りながら、人生をエンジョイするといいでしょう。

SEP 25 2023

瑛利奈

(C)ELINA

23日、新たな秋分図に

9/18~9/24

先週の星の動きは穏やかで、以前ほど驚くようなニュースは少なかったようです。岸田総理は、13日内閣改造をして、新たに新内閣が発足しましたが、支持率は25%と、相変わらず低迷しています。一方、新型コロナウィルスの感染者数は、以前のような全数把握で数字が出ませんが、昨年年末~今年の1月の第8波に次ぐ第9波が加速して、各地で学級閉鎖が起きている模様です。今週、23日は秋分の日。四半期に一度、国のホロスコープが書き換わります。

18日(月)は「敬老の日」。シルバーウィークの中日がこの「敬老の日」になるのでしょうか。月のサインは午前中が天秤座。午前10時6分に月は冥王星とスクエア(90°)を作るほか、星の動きは低調です。午後1時58分から月は蠍座へ入ります。午後の方がむしろ活発で、午後6時18分の月と土星のトライン(120°)をシメとして、引き締まった午後になりそうです。

19日(火)は午前6時52分に蠍座の月が乙女座の水星とセキスタイル(60°)を形成しますが、これが19日唯一の好調なアスペクト(星同士の関係)になります。その後は午後7時15分の月と木星のオポジション(180°)や、午後9時25分の月と金星のスクエア(90°)など、気が緩みそうなアスペクト(星同士の関係)ばかりが続きます。特に午後8時17分の太陽と海王星のオポジション(180°)は最も要注意です。希望的観測や勘違いなどが原因で損失が出る暗示です。金銭の出し入れに関するミスが出やすい日です。また、高級感を求めて出費が嵩(かさ)む可能性も。雰囲気に流されてお金を使いすぎないようにして下さい。振り込め詐欺などにも注意。

20日(水)も蠍座後半の月が続きます。午前9時46分には月が天王星とオポジション(180°)に。非日常を求める気持ちが高まります。午後4時を過ぎると月は海王星、太陽、冥王星と次々好調なアスペクト(星同士の関係)を組んでいきます。午後から次第に復調する、実務的な一日と考えていいでしょう。午後11時5分から月は射手座へ入場します。

21日(木)は…今週唯一の太陽の好調なメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)があります。午後2時20分の太陽と冥王星のトライン(120°)です。度数は太陽が乙女座の27度59分、冥王星の方は山羊座の27度59分になります。乙女座さんや山羊座さん、牡牛座さんも加えて、地のサインの方は特にやり残した課題にテコ入れするチャンスです。却下されたテーマがあれば再チャレンジしてみるといいでしょう。その他の方々には…なかなか回答が得られなかった問題を解明するチャンスです。深く突っ込んでいけば、何かしらの手応えが得られるはずです。

22日(金)の月は…射手座の後半からスタートします。一日を通じて月のアスペクト(星同士の関係)は好調。5時台には火星とセキスタイル(60°)、7時24分には金星とトライン(120°)を形成。SNSや文書でアピールするよりも、行動的になって、直接当たるのが効果的な一日です。

23日(土)は秋分の日です。なんといっても今週のハイライトですね。午前4時31分に月は太陽とスクエア(90°)、半月です。その後、午前5時20分から月は山羊座へ入ります。秋分の時刻は後3時49分です。この時刻で書いたチャートが今後の日本の運勢を担うことになります。このところ、6月の夏至図は深夜の時間帯、3月の春分図は太陽が12ハウスという最弱の時刻、2022年の冬至図はすべての天体が地平線下など、このところ日本の運勢は低迷していましたが、今度は少しは上向きかもしれません。しかし、政府与党を表す木星が非常に弱い位置にいるのが気になります。このまま解散選挙になったら、大負けしそうですね。多分、選挙はないと思いますし、私が心配することはないでしょう。(笑)

24日(日)も山羊座の月が続きます。未明から月が水星とトライン(120°)、7時台には月が木星とトライン(120°)、午後8時台には月が天王星とトライン(120°)を形成して、日曜日とはいいながら、乙女座の水星を挟んでグランドトライン(星三角)、仕事日和の一日です。午後12時過ぎると月と火星や金星がよくないので、一休みしたいところです。

今週は23日に秋分。太陽が天秤座へ入場するという重要なイベントがあります。今度の秋分図はASCが水瓶座と、フィックスドサインなので、今後も影響力を持つチャートです。先ほど政府与党が弱い位置といいましたが、私たち国民を表す表示星は天王星で政府与党の木星よりも下に位置しており、苦汁を飲まされることになりそうです。

SEP 18 2023

瑛利奈

(C)ELINA

今度は太陽と天王星のトライン

9/11~9/17

先週は…8日夜、せっかく太陽が木星とトライン(120°)を作ったのに、台風13号の接近で日本列島は豪雨。線状降水帯の発生で各地で洪水となりました。たしかに、太陽が木星とトライン(120°)を作った午後8時12分の直後、台風13号は熱帯低気圧へ変わりましたが…。また、モロッコではマグニチュード6.8の地震があり、死者は2000人超になる模様です。その後、9~10日はニューデリーで中露の首脳が欠席するなかG20サミットが開催されました。こちらは太陽と木星のトライン(120°)が形成された翌日からなので、後ろ髪のない幸運の女神を後ろから追うような形に。岸田内閣はこれから改造に取りかかるようですが、こちらも幸運の女神を掴むにはなかなか難しそうです。私などは台風13号が気になって、幸運へのチャレンジをするどころではなかったのですが、みなさんはいかがだったでしょうか?ともあれ、現在のように水星を始めとして、木星、土星、天王星、海王星、冥王星と、6個の天体が逆行している状況で、地に足が着いた成果を出すのは、かなり難しいのかもしれません。今週の星の動きは少し低調ですが、唯一、期待できるものとしては太陽と天王星のトライン(120°)があります。いまから準備して、次こそはしっかりとチャンスを掴みたいものです。

11日(月)は…午前1時35分から月は獅子座へ入場しました。重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)としては、午後4時21分の水星と火星のセミセキスタイル(30°)のみです。今後効率よく仕事をするための調整日といったところです。

12日(火)はソフトでフェミニンな関わりが多い一日です。まず、午前4時31分、月が愛の星=金星とコンジャンクション(0°)に。その後、主立ったアスペクト(星同士の関係)はなく、午後8時54分には月が木星とスクエア(90°)を作ります。気が緩んで出費が嵩(かさ)んだり、事態や相手を甘く見るアスペクト(星同士の関係)です。気を引き締めるのは難しそうな一日です。

13日(水)は月と天王星のスクエア(90°)から始まります。その後、月は小惑星=セレス、ベスタとセキスタイル(60°)に。愛や生活など、身近な問題がテーマになる日です。午後2時17分に月が乙女座へ入ると、突然雰囲気が引き締まってきます。ガラッと仕事モードになり、体力の消耗が激しそうです。身体をいたわることを忘れずに。

14日(木)は二つの小惑星がサインを移動します。まず、午前1時35分には調整の小惑星=パラスが乙女座を出て天秤座へ入ります。午前8時22分には自己犠牲の小惑星=ベスタが蟹座へ入場します。いま関心を集めているジャニーズの性加害問題などのデリケートなテーマに関しては、これまでと違ってより深くメスを入れていく動きが加速するでしょう。ジェンダーや子育てなど弱者への対応を見直す動きが強まります。岸田内閣の組閣も女性の問題がクローズアップされるかもしれません。

15日(金)午前10時39分、新月です。度数は乙女座の21度58分。これまでの流れをリセットして、心機一転する日です。また、午後9時46分、小惑星=セレスが蠍座へ入場します。これでさらにジェンダーやセックスに関するテーマに私たちの関心は向いていきそうです。

16日(土)は…今週でいちばん充実した一日になりそうです。午前2時44分から月は天秤座です。午前5時20分にこれまで逆行していた水星が向きを変えて、順行し始めます。これにより滞っていた事務手続きや解けなかった謎などに正解が出ていきそうです。午前10時23分、乙女座の太陽が天王星とトライン(120°)を形成。これが今週最大のイベントになります。度数は太陽=乙女座の22度、天王星は牡牛座の22度です。あなたも「転職しようか?」など、悩んでいたテーマに明るい兆しが見えるはずです。新しいものに挑戦するにはチャンスです。また、天王星は「予期せぬ」という形容詞が着く惑星です。予定していなかった方向へことが進む可能性も。今回に限り、流れに身を任せてみるのもアリでしょう。天王星は恋愛にも強い惑星…。ロマンスの引きも強いかもしれません。

17日(日)は…午前4時~9時にかけて、月が火星と合(0°)、金星とセキスタイル(60°)と、恋愛に有効なアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。しかし、好調なのはここまで。午後の星は残念ながらグダグダ…。特に午後3時9分には愛の星=金星が木星とスクエア(90°)に。浪費や過食の暗示です。恋愛に関しては、豪華な結婚式を夢見て現実を見誤る暗示です。また、せっかくダイエットして引き締めた身体なのに、リバウンドしないように注意してください。

今週は…16日の太陽と天王星がトライン(120°)がハイライトです。先週のチャンスを掴み損ねた方、あるいは、まだ結果が出ない方など、畳みかけてチャレンジしてみるといいでしょう。

SEP 11 2023

瑛利奈

(C)ELINA

今年いちばん幸運な週

9/4~9/10

先週は…福島第一原発の処理水の海洋放出に対して、中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止するなど中国の反日活動が問題になりました。一方、FIBAバスケットボールワールドカップ2023に出場した日本チームが48年ぶりに自力で五輪出場権を獲得して非常に盛り上がりました。また、台風11号は日本本土には上陸せず、12号も熱帯低気圧に変わって、終わってみれば、まあまあの一週間でした。さて、今週の星の動きですが…珍しく主要な星同士のスクエア(90°)、オポジション(180°)など、不調和座相はひとつもなく、ひさびさ今年(2023年)に入っていちばん!といわれるような幸運なアスペクト(星同士の関係)が待っています。

4日(月)は午前10時19分、これまで逆行していた愛の星=金星が順行に向きを変えます。これで愛の力が通常通り倍増することになります。愛情問題で相手の反応が悪くヤル気をなくしていた方や、なかなか気持ちが通じない片想いでじれったい想いをしていた方も、今日から金星が思うように動いてくれます。金星の度数は獅子座の12度12分、獅子座さんを始め、牡羊座さん、射手座さんなど、火のサインの方には有り難い動きです。午後7時40分には知性の惑星=水星が木星とトライン(120°)を作ります。水星と木星のトライン(120°)は8月10日にもありましたが、今回は8月24日に水星が逆行しての再度トライン(120°)形成です。水星と木星のトライン(120°)は試験や契約、メッセージなど、知力を使うことがうまく行く暗示です。8月10日のチャンスを思うように生かせなかった方などはリベンジするといいでしょう。午後11時10分には木星が逆行し始めます。木星の度数は牡牛座の15度34分、こちらは牡牛座さん始め、乙女座さん、山羊座さんなど、地のサインの方々にとって、木星は殆どオールマイティーの援助者です。4日は一日を通じて、月のサインは牡牛座。牡牛座が主役の一日といえそうです。

5日(火)は…午前3時5分、月が木星とコンジャンクション(0°)に。ラグジュアリーな夜になりそうです。5日は主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)こそありませんが、午前9時41分、太陽が木星とセミセキスタイル(30°)を形成します。これは未来の幸せのための種蒔きを表します。午後4時27分に牡牛座の月が天王星と合(0°)に。ちょっとサプライズがありそうです。その後、夜に向けて、安定を取り戻していくでしょう。

6日(水)は、今週の中では少しハードな、振り幅の大きな一日です。午前1時45分、月は冥王星とトライン(120°)を作ります。乗り越えたい課題を持っている方には攻めるチャンスかもしれません。その後、午前5時6分から月は双子座へ入場します。午前9時9分、太陽が冥王星とセスキコードレート(135°)を形成。午前10時49分には双子座の月が土星とスクエア(90°)に。金銭問題などシリアスな問題が浮上する時です。その後、夜半にむけて調整力がイマイチの星が続きます。慎重な対応が必要な一日です。

7日(木)は…午前4時6分に月と金星がセキスタイル(60°)の調和座相を作って、しっとりとしたいい雰囲気です。その後、午前5時を回ってからはギクシャクとした星の動きが続きます。午前7時20分、月は太陽とスクエア(90°)、半月です。8月31日のスーパームーンの日から早くも一週間が経ち、新月に向かう当面の折り返し点になります。午前7時33分には水星が冥王星とセスキコードレート(135°)というイザコザのアスペクト(星同士の関係)を形成します。繊細な判断力を持って、なおかつ、いい加減に譲歩し過ぎず、結論は持ち越したほうがよさそうです。

8日(金)は午後1時59分から月が蟹座へ入ります。その後、午後8時12分、太陽が木星とトライン(120°)という今期でいちばんの幸運なアスペクト(星同士の関係)を作ります。太陽と木星のトライン(120°)は昨年(2022年)11月21日以来のチャンスです。ただ、昨年(2022年)11月21日の陽と木星のトライン(120°)の時は直前の日食、月食に幸運を食われてしまっていました。それを考慮すると、今回のチャンスは前々回の太陽と木星のトライン(120°)ができた、2022年8月1日以来といってもいいかもしれません。このタイミングを狙って…とはいえ、相手が太陽と木星なので、時間を狙うほど細かく計画する必要はないでしょう。ただ、8日の午後8時12分までに叶えたい願いを明確にして、さらにその願いが成就するように行動に移しておく必要があります。

9日(土)は、午前5時33分に月が火星とスクエア(90°)を作りますが、その後はいたって順調です。午後8時38分に月が木星とセキスタイル(60°)を作るなど、前日の太陽と木星のトライン(120°)の流れをそのまま持続するでしょう。

10日(日)も引き続き月のサインは蟹座です。天王星、海王星などと調和して、ロマンチックな一日になるでしょう。

SEP 4 2023

瑛利奈

(C)ELINA

 

31日、スーパーブルームーン

8/28~9/3

先週…8月23日の夕方から太陽が乙女座へ入り、24日にはその乙女座の太陽がちょうど反対側を通過中の土星とオポジション(180°)という困難なアスペクト(星同士の関係)を作りました。たしかにこの日から、高校野球の甲子園大会や世界陸上で盛り上がっていた正義感や怒り世の中の雰囲気がガラッと変わりました。ひとつは、これまで日本人の心の拠り所だった大谷翔平選手が「再び靱帯損傷」というニュースが流れたこと…。もうひとつは東日本大震災の事故後、福島第一原子力発電所が処理水放出に踏み切ったこと。この二つのニュースによって、私たち日本人の気持ちはすっかり秋の気配と寂しさを感じ始めたようです。先週は週末になって一挙に運気が暗転しましたが、今週はというと…大きな動きはなく、かといって流れを挽回するほどの力もなく、マイナーアスペクト(星同士の二義的な関係)で埋め尽くされている一週間です。

28日(月)は山羊座の後半の月から始まります。幸い、現在の太陽系は地象サインが優位ですので、山羊座の月は朝から知性の惑星=水星と好調のトライン(120°)、12時台には天王星とトライン(120°)、午後6時過ぎには海王星とセキスタイル(60°)を形成していきます。締めくくりは午後8時48分の冥王星とのコンジャンクション(0°)です。概ね実務が順調に運ぶ一日ですが、最後の冥王星は問題解決の難しさを私たちに教えてくれることになりそうです。午後11時31分から月は水瓶座へ入ります。

29日(火)は…火星や天王星という熱気を帯びた惑星が目立つ一日です。まず、午前0時39分、月が火星とトライン(120°)を作って、私たちを鼓舞します。その後、午前11時38分、改革の惑星=天王星が逆行し始めます。度数は牡牛座の23度4分です。天王星は…昨年(2022年)の8月24日から今年(2023年)1月23日まで逆行していました。天王星は革命の惑星ですが、逆行期間中はあまり身のある改革は進まず、混乱を招くことが多いのです。処理水を巡る日中関係の悪化や、プーチン政権の迷走、米国の大統領選など、世界を混乱に導く課題は山積みです。

30日(水)は…28日から水瓶座へ入った月が午前0時11分に木星とスクエア(90°)、午後12時4分には天王星とスクエア(90°)を作ります。月は天王星が支配するサインの水瓶座から天王星と対決する形になり、騒動が多い一日になりそうです。午後10時56分に月は魚座へと抜けていきます。

31日(木)午前10時35分は満月。スーパーブルームーンです。天文学的には遠地点の満月よりも14%大きく見える日ということですが、それだけに地球への磁力も強くなります。その前の午前4時32分に月は土星とコンジャンクション(0°)を形成します。土星を伴ったスーパーブルームーンですから、その影響力もより大きくなりそうです。今週のハイライトとなるような出来事が起きる可能性は強いでしょう。

9月1日(金)…9月はスーパーブルームーンの翌日から。午前4時28分、月は水星とオポジション(180°)に。ナーバスな月の始まりです。しかし、その後、月は天王星、海王星を味方に付けて、私たちの心情や理想など、心の問題がテーマになるロマンチックな日になりそうです。午後10時24分から月は牡羊座へ入場します。

2日(土)は…午前3時49分から月と火星がオポジション(180°)という落ち着かない配置に。午前6時には天秤座の火星が土星とインコンジャクト(150°)というねじれの関係を作ります。自己主張の小惑星=ジュノーと自己犠牲の小惑星=ベスタが頻繁に顔を出してきて、私たちの心の軸を混乱させるでしょう。人権問題や社会貢献、個人の自由の束縛などがテーマになる日です。週末で家にいる場合は家族会議になるケースも。不満は出尽くすかもしれませんが、決して落とし所が見つからない日です。

3日(日)は…牡羊座の月が水星、天王星、海王星などとちょこちょことマイナーアスペクト(星同士の二義的な関係)を作って、心が落ち着かない日です。午後4時43分、月はノースノード(ドラゴンヘッド)という社会的な広がりを表すポイントと合(0°)になります。結論を出すよりもまずは、不特定多数と意見交換をした方がいいでしょう。個人主義的な姿勢を押し通せない一日です。午後11時59分になって、月は牡牛座へと入ります。

今週は…なんといっても31日(木)のスーパーブルームーンの日がハイライトになりそうです。雲がなければ美しい月のはずですが、裏に土星が隠れていることを忘れてはいけません。この日に限って、ネガティブな気分に囚われたり、気持ちが動揺するなど、宇宙からのエネルギーを意識して、心の平静を保つように心がけるといいでしょう。逆行する天王星なども考慮しながら、慎重に行動したほうがよさそうな一週間になりそうです。

AUG 28 2023

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

季節は変わっていく

8/21~8/27

先週は…台風7号が15日、紀伊半島に上陸して、近畿地方に大きな被害をもたらしました。夏休みのシーズンにも関わらず、新幹線や航空便などがストップし、被害に遭われた方も多いと思います。世界では先々週のマウイ島の山火事に続いて、スペイン領テネリフェ島やカナダでも大きな山火事がありました。先週、私は「16日は天王星=革命の日」に太陽と天王星のスクエア(90°)について書きましたが、それは世界経済に顕著な影を落としていました。日本時間8月16日前後から、日経平均を始め、NYダウ、独DAX、香港ハンセンなど、世界の株価は軒並み下落に転じています。また、ドル円は146円と昨年(2022年)10月以来の安値をつけています。また、中国経済の先行き不透明な予測も多くなったような気がします。太陽と天王星のスクエア(90°)は無理をしながらやり過ごしてきた世界経済に対する警告のような気もします。今週はというと…先週に増して、殆ど好調なアスペクト(星同士の関係)がなく、いよいよシリアス二なりそうな一週間です。

21日(月)…今週は天秤座の月から始まります。午前5時7分の月と金星のセキスタイル(60°)以外は主要なアスペクト(星同士の関係)がなく、疲れを癒やしながら、淡々と仕事をこなす一日になりそうです。

22日(火)は、太陽の獅子座最後の一日です。午前5時30分、天秤座の月が太陽とセキスタイル(60°)を作ったのち、午前8時21分から蠍座へ。午後4時32分、月は土星とトライン(120°)に。実務的な一日になるでしょう。午後9時16分、金星は木星とスクエア(90°)を形成します。これは…楽観的な見通しは損失を生む暗示です。あらゆる面で気持ちの引き締めが大切な時です。

23日(水)から太陽が乙女座へ入場しますが、その前に見逃せないアスペクト(星同士の関係)があります。午前5時33分の火星と海王星のオポジション(180°)です。これも前日引き続いて、夢を見て現実認識に欠けるアスペクト(星同士の関係)です。私たちのレベルでは少なくとも仕事上のミスに気をつけたいものです。午後6時1分から太陽は乙女座へ入ります。

24日(木)…太陽が乙女座へ入ったので、猛暑日も一段落するかもしれません。午前4時59分から水星が逆行し始めます。水星は通信やコミュニケーションを司る惑星です。申請などの手続きは前日までに済ませておきましょう。午後5時7分から月は射手座へ入ります。

25日(金)は、日付が変わって早々、午前0時28分に月が土星とスクエア(90°)に。世の中の雰囲気は夏休みモードを終えて、シリアスになってきます。午前9時22分、乙女座の火星が冥王星とトライン(120°)を形成します。猛烈な勢いで仕事がスピードアップしてきそうです。午後6時26分には月が金星とトライン(120°)を作って、ひさびさ働いた後の楽しい夜の始まりに。

26日(土)もまだ射手座の月が続きますが、月のアスペクト(星同士の関係)はちょっと不安定です。周囲からのアプローチが多く、忙しい週末になりそうです。あれもこれもと予定を入れてしまうと、自らが追い込まれる可能性も。人間関係の調整日と考えて、多少のサービスは致し方ない一日です。午後10時5分から月は山羊座へ入ります。

27日(日)は…午前3時38分、山羊座の月が乙女座の太陽とトライン(120°)に。5月以来の地象コンビです。夏の終わりを暗示します。午後5時27分、太陽は土星とオポジション(180°)を形成。これは…現実の壁を認識するアスペクト(星同士の関係)です。難しいとは知っていたのに、いまさらながらその大変さを意識する…。そんなタイミングです。怖じ気づいて逃げたくなりますが、現実に立ち向かわなければなりません。問題を正面から見据えることで、解決策が見つかるはずです。午後10時19分、火星が乙女座から天秤座へ入場します。

今週は23日に太陽の乙女座入場、27日には火星の天秤座入場と、太陽系を構成は大分様変わりしてきます。この夏のスタンダードだったことが次第に変わっていくのです。これからは少し認識を改めて、新しい未来を見据えていかないといけないようです。そうなると、仕事量も増えそうですが、夏休みの後ですから、それも仕方がないかもしれませんね。

AUG 21 2023

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

 

16日は天王星=革命の日

8/14~8/20

先週は…8月11日が「山の日」ということで、お盆休みが始まりましたが、台風7号が日本列島を直撃するという予想で、各地で対応に追われているようです。海外ではハワイのマウイ島で山火事が発生し、歴史的な町のラハイナは壊滅的な被害を受けました。2018年のカリフォルニアの火事を上回る米国の山火事としては過去最大の被害規模になっているそうです。このような自然災害は世界に広がっており、地球温暖化を始めとする気候変動の影響は顕著になってきました。さて、今週の星の動きというと、太陽と天王星のスクエア(90°)は気になりますが、その他の星のアスペクト(星同士の関係)は概ね良好なようです。

14日(月)は蟹座の第3デークの月から始まります。重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、月は深夜から午後にかけて、火星、天王星、海王星といずれも好調座相を作ります。午後2時を過ぎる頃から月のアスペクトは悪くなり、午後4時46分に冥王星とオポジション(180°)に。仕事は早めに動いたほうがいい日といえるでしょう。午後7時36分から月は獅子座へ変わります。

15日(火)は…あいにくひとつもいいアスペクト(星同士の関係)がない日です。台風が列島上陸する予想なので、潔く諦めたほうがいいのかもしれません。獅子座の月のアスペクト(星同士の関係)はすべてインコンジャクト(150°)、セミスクエア(45°)など、小競り合いや情報の行き違いなど、思わしくありません。午後2時9分に太陽が火星とセミセキスタイル(30°)を形成します。これが10日のベストタイムになります。意味は「身体を張ってコツコツ未来のために努力せよ」…こんなところでしょうか。一日を通じて、海王星の邪魔が入るので、勘違いや思い込み、甘い予測などに注意が必要です。

16日(水)は革命の惑星=天王星の存在が際立つ一日です。午前11時34分には太陽が天王星とスクエア(90°)を形成します。これは今月の大きな分岐点です。いままで燻(くすぶ)っていたトラブルが表沙汰になったり、切れそうな関係がとうとう破綻するなど、天王星が猛威を振るいます。過去に見切りを付けて、決断したい方にはチャンスかもしれません。午後6時3分には月も天王星とスクエア(90°)を作ります。午後6時37分は新月です。要するに、太陽と天王星とスクエア(90°)になっているところへ月が加わる…こう考えてください。大きな変化が起きる一日になりそうです。その後、午後10時53分、火星が天王星とトライン(120°)に。火星は縁切り星の天王星にエネルギッシュに加担することになります。火に油を注ぐような展開になるでしょう。この夏のターニングポイントになるかもしれません。

17日(木)は…午前8時14分、月は乙女座へ入場します。午前9時2分には愛の星=金星が癒やしの小惑星=セレスとセキスタイル(60°)に。ようやく前日の怒濤のような感情が収まって、心の平安を取り戻すでしょう。しかし、午後5時31分、月は魚座の土星とオポジション(180°)を形成して、反省会のような雰囲気に。いままで盛り上がっていた正義感や怒りに任せた行動の損失が意識されるのかもしれません。努力に対する評価が予想よりも低く、疲れを感じてしまいそうです。もしかすると、夏休みの疲れかもしれませんね。

18日(金)になって雰囲気は一気に回復します。午前8時23分、金星が調整の小惑星=パラスとセミセキスタイル(30°)を形成。金星も調整という意味を持ちますから、心の健康を取り戻して、思いやりのある判断力を取り戻すためのエクササイズが始まります。午後2時48分、月は木星とトライン(120°)に。満ち足りたいい時間です。今週いちばんの幸せな一時かもしれません。

19日(土)も月は引き続き乙女座です。アスペクト(星同士の関係)は月のみの静かな一日です。午前中は月は水星。火星とコンジャンクション(0°)に。週末ですが、仕事の処理能力がアップします。文章を書くもよし、掃除や洗濯もよし、という週末のスタートです。午後8時53分、月は天秤座へと入場します。

20日(日)午前2時13分、太陽がノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を形成します。人間関係や情報など、物事の広がりを意味します。もしもあなたがオープンにしたい「何か」があったら、積極的にSNSなどで情報を発信するといいでしょう。友達作りにも最適な日です。一転して午後4時40分、太陽が海王星とインコンジャクト(150°)を作ります。少し、方向性に迷いが生じたり、現実認識にズレを感じるアスペクト(星同士の関係)です。予兆を感じたら、すぐ待避したほうが無難です。深みに填まらないよう、逃げることも時には必要です。

今週は…新月の16日(水)がハイライトになるでしょう。しかし、天王星は予想以上に行動的で波紋を広げやすい惑星です。何かに不満がある方や平凡な日常生活に飽きて冒険したい方、あるいは束縛から解放されたい…、他人に対して義憤を持っている…。こんな方は16日には慎重になってください。天王星が動機で起こした行動は、ひとたび動き出すと後戻りできないからです。無計画な自由よりも、豊かな我慢の方がいいのではありませんか?もう一度、じっくり考え直してみるといいでしょう。

AUG 14 2023

瑛利奈

(C)ELINA