天王星、スクエア(90°)の一週間

2/10~2/16

先週は…石破茂首相とドナルド・トランプ大統領による初の日米首脳会談が現地時間の2月7日、ホワイトハウスで行われ、いろいろな評価はあるものの、一定の成果は収めたようです。また、日本列島を取り巻く最強寒波は各地に記録的な大雪をもたらしています。さて今週の星の配置はというと、好調だった先々週、木星が順行し始めた先週と比べて、今週はマイナー・アスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりが並んでいます。唯一、存在感を示しているのが天王星のスクエア(90°)です。11日(火)の水星と天王星のスクエア(90°)、12日(水)の太陽と天王星のスクエア(90°)の二つだけが今週の重要なイベントになります。

10日(月)…今週は蟹座後半を通過する月から始まります。幸い、昼過ぎまでの間、月は火星と合(0°)、土星とトライン(120°)、天王星とセキスタイル(60°)を作って、マレフィックスが合といわれる凶星たちと次々好調な関係を作っていきます。午後10時49分には蟹座の月のラスト・アスペクト(星同士の関係)として海王星とトライン(120°)に。手強い星たちを手懐けながら、順調に一日が過ぎていきます。

11日(火)は…午前2時、月は獅子座へ入ります。午前4時27分、前述の水星と天王星のスクエア(90°)という、不調和座相が形成されます。緊張感漂う、ハプニングのアスペクト(星同士の関係)です。「石破さんのトランプ怪談は今週でなくてよかった!」と胸をなで下ろすような、コミュニケーションに緊張感が漂う配置といえます。ただ、午前10時以降は午前10時20分の月と金星のトライン(120°)、月と木星のセキスタイル(60°)…この二つしかアスペクト(星同士の関係)がなく、見違えたように幸運な一日になるでしょう。

12日(水)午前4時29分、いよいよ太陽が天王星とスクエア(90°)を作ります。午後9時26分には月が天王星とスクエア(90°)、午後10時53分には獅子座の満月です。今週いちばんの重要な転換点になります。天王星は革命、革新の惑星です。また、ぬるま湯的な平和を嫌う惑星です。例えば、騒動が怖くて結論を長引かせている問題があるとすれば、このタイミングで決断したくなるかもしれません。何かが変わる日…。常識的な流れを打ち破る何かがうごめく日といえそうです。

13日(木)は、午前10時6分から月は乙女座へ入ります。今週は…重要な天体がアスペクト(星同士の関係)を作るのは11日の水星と天王星のスクエア(90°)、12日の太陽と天王星のスクエアのみなので、それ以降はマイナー・アスペクト(二義的な星同士の関係)か、あっても相手が小惑星などの小さな星か、です。観るのは月のアスペクト(星同士の関係)が中心になります。13日は月のアスペクト(星同士の関係)もマイナーなものばかり。キビキビとした展開が少ない調整日といえるでしょう。

14日(金)は午前8時9分、月は木星とスクエア(90°)、午前9時9分、水星が小惑星=ジュノーとスクエア(90°)を作ります。法律問題や人権問題が叫ばれる日です。下手な発言をすると騒動に巻き込まれるかもしれません。日没以降、ようやく流れが変わります。午後8時13分、乙女座の月が火星とセキスタイル(60°)に。スポーツを楽しんだり、ジムで身体を鍛えるのに最良の時間です。午後9時6分、知性の惑星=水星がこれまでの水瓶座から魚座へ入ります。理論よりも情緒へ。繊細に芸術的なものを楽しむ傾向に変わっていくでしょう。

15日(土)、午前6時34分、太陽が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)を形成。癒やしの週末が始まります。午後3時54分には月がサウスノード(ドラゴンテイル)と合(0°)になります。サウスノード(ドラゴンテイル)は最も内向的な場所で、人に触れられるのを嫌います。まさにオタクになる時間帯です。午後5時35分には月が海王星とオポジション(180°)を作って、さらに現実逃避に拍車をかけることに。午後8時44分に月は天秤座へと変わります。

16日(日)は今週のなかではラッキーな一日です。午前1時45分、天秤座の月が水瓶座の冥王星とトライン(120°)を作って、内面が大きく動かされる暗示です。しかし、午前9時22分、太陽がサウスノード(ドラゴンテイル)とインコンジャクト(150°)という奇妙なアスペクト(星同士の関係)を作ります。日曜日ではありますが、不思議な感情に囚われたり、予定がキチッと決まらないことも。午前11時19分、月が金星とオポジション(180°)を形成。ダラダラするアスペクト(星同士の関係)です。午後7時51分になって、月が木星とトライン(120°)の好座相を作って、ようやく幸せな時間が持てそうです。

今週は…重要なアスペクト(星同士の関係)は天王星とスクエア(90°)という、ある意味風変わりな一週間です。こんな時に常識に固執するのも流れに逆行していますが、あまりに行動的になるのも考えものです。何故なら、あなたが期待している以上に行動の結果が意外な地点に着地する可能性があるからです。逆に別れ話を成功させたい人にはチャンスかもしれません。また、失恋や誰かに裏切られたなど、心の傷を治すにはいいタイミングです。ただ、予想以上にこの世界の現実が風変わりな景色を見せてくれると想定しておいたほうがいいかもしれません。

FEB 10 2025

瑛利奈

(C)ELINA

4日夕方、金星は牡羊座、木星は順行へ

2/3~2/9

みなさま、「今週の運勢」の更新が遅くなり、申し訳ありません。早速ですが、先週は…アメリカの首都ワシントン近郊で、29日午後9時(日本時間30日午前11時)ごろ、旅客機と軍のヘリコプターが衝突。乗客、乗員64名が行方不明。その後、31日にはフィラデルフィアで医療搬送用の小型ジェット機が墜落しました。先週は、太陽が木星とトライン(120°)を作る幸運な時期ではありましたが、一方で日本時間31日の午前1時22分、逆行していた天王星が順行を始めて、こちらに関しては私も影響を懸念していました。両方の事故ともに天王星が逆行を始める時間から前後一日以内のようです。また天王星は革命の星でもありますが、「飛行機」など現代科学が生み出した機械などを表す惑星なのです。また、4日はアメリカのトランプ大統領は予定していたメキシコとカナダに対する25%の関税措置の発動することになっており、3日の週明け早々、日経平均株価は1000円以上急落し、NYダウも660ドルを超える値下がりとなりました。それが、今日=4日になってみると、カナダもメキシコもトランプ政権による25%の関税措置について発動を1か月間停止することでアメリカ側と合意したと明らかになりました。今日は日経平均も反発、NYダウも下げ幅を縮小したようです。言い訳がましいですが、更新が一日遅くなったことで、不安が少なくなったようです。

3日(月)は牡羊座の月から始まりました。午前10時23分、月が太陽とセキスタイル(60°)という好座相を作って、まずまずの一日です。

4日(火)は…惑星のイベントが盛りだくさんの一日です。まず、午前6時51分、コミュニケーションの惑星=水星が木星とトライン(120°)の好調座相を作ります。カナダのトルドー首相も「トランプ大統領とよい電話ができた」と書いているようで、これも水星と木星のトライン(120°)の影響ではないかと思われます。4日は午後12時33分から月は牡牛座へ入場。その後、午後4時56分から愛の星=金星が魚座を離れて、牡羊座へ入ります。これで、愛の主人公が大きく変わることになります。牡羊座さん、獅子座さん、射手座さんには愛のチャンスです。「恋愛は興味ないわ」という方には交渉のチャンスでもあります。得たいもの=ショッピングでも成功でも、そのチャンスが至近距離になるタイミングです。午後6時40分にはオールマイティの幸運星=木星がいよいよ順行し始めます。「最近は幸運を祈っても木星が頼りなくって!」と嘆いている方、これからは木星はグンとグレードアップするに違いありません。そもそも木星が逆行を始めたのは…昨年(2024年)10月9日から。それ以来、思うように木星が言うことを聞いてくれなかったのかもしれません。今日から木星パワーが倍増されるのです。木星が順行を始める度数は双子座の11度16分です。ちなみに2月4日は石破茂総理の誕生日のようです。

5日(水)は、日中はあまり有利なアスペクト(星同士の関係)がありません。午後5時1分、上弦の半月です。そろそろ過去の結果を踏まえて、次の手を考えるタイミングです。午後6時から9時台には、月が土星、火星とセキスタイル(60°)を作っていきます。真面目に仕事をする一日といったところです。

6日(木)は午前4時10分、牡牛座の月が天王星とコンジャンクション(0°)に。ややお騒がせな事件が起きそうな気配ですが、その後は収まります。午後3時43分、月が双子座へ入ります。石破総理は6日~8日の日程でアメリカ訪問をするそうですが、石破総理=水瓶座、トランプ大統領=双子座ですから、日程としてはいいのではないでしょうか?

7日(金)は、午前11時16分、双子座の月が木星とコンジャンクション(0°)、いい配置です。ただ、午前3時12分、海王星がサウスノード(ドラゴンヘッド)とコンジャンクション(0°)を作ります。これは…原因もハッキリしないままに他人に尽くすような気持ちになるアスペクト(星同士の関係)です。午後9時14分には牡羊座の金星が冥王星とセキスタイル(30°)を作ります。こちらは…何か画期的な出来事が起きそうです。金星が関わっているので、心情的な意味で時代の変わり目になるような出来事があるかもしれません。

8日(土)、午前0時56分、月が太陽とトライン(120°)を形成。近々に願望成就の暗示です。しかし、その後は特筆すべき星の配置は少ないようです。権利の主張の小惑星=ジュノーのアスペクト(星同士の関係)が目に付くので、あなたの考えをさらに周知してもらえるよう、アピールすることが大切です。また、午後3時22分の太陽とキローンのセキスタイル(60°)は、こちら側にも引くべきポイントはあるという暗示…。ギブ&テイクの交渉が必要な日です。午後8時3分から月は蟹座へ入ります。

9日(日)も8日に続いて、権利の主張の小惑星=ジュノーと義務の小惑星=ベスタの存在が目立つ日です。あまり相手に依存しすぎないようにしたほうがいいですね。お互いに義務や支払をどこまで負うか?話し合いが必要な日です。午後10時14分には火星が土星とトライン(120°)に。身体を張って努力するアスペクト(星同士の関係)がです。八潮市の道路陥没事故など、土木作業はいい結果が出そうです。

今週は…4日が「ハイライト!」の日になるでしょう。日没直前に金星が牡羊座入り。その後、木星が順行を始めます。これまでの無刺激だったエネルギーが活性化されて、動きが出てくるかもしれません。そろそろ気分を変えて、アクティブになってみるにはいいタイミングです。

FEB 4 2025

瑛利奈

(C)ELINA

素晴らしい一週間だ!

1/27~2/2

このところ、中居正広氏とフジテレビが攻撃の的になって、テレビというメディアがとんでもないことになっています。1月17日の会見が不適切だったとの責任を取ってフジテレビ港社長らが辞任することになりました。視聴者としては、最初は興味津々で見ていたものの、どこのテレビ局でも同じ話題ばかりで、貴重な放送時間を費やしていることに辟易し始めています。この問題の解決には少なくとも数ヶ月はかかるはずです。そもそもテレビ局というものは他局のスキャンダルは率先して取り上げるようなので、落とし所が見えない現状がどこまで続くのか?不安しか見えません。そうはいいながら、今週の星の動きは至って順調です。中居氏とフジテレビは幸運な時期に巡り合わせたのが仇(あだ)となった形です。

27日(月)は…週明け早々から非常に幸運な星の動きが続きます。今週の月は山羊座の0度から始まりますが、まず、午前3時32分、水星が海王星とセキスタイル(60°)を作ります。水星は情報伝達の惑星、海王星は雲のように漠然と広がる意で、情報や興味は止め処なく広がっていきます。創作活動には最高のアスペクト(星同士の関係)です。午前8時11分、愛の星=金星が天王星とセキスタイル(60°)に。こちらは出会いにワクワクを感じる暗示。恋人募集にはチャンスです。また、楽しいものを探したくなる配置です。午後になると午後4時21分、水星がドラゴンテイルという秘密めいた仮想のポイントとトライン(120°)に。前述のフジテレビの会見が始まった時間ですが、またもやタイミングを間違ったようです。

28日(火)も山羊座の月が続きます。月のアスペクト(星同士の関係)は、まあまあ好調。午前5時台から午後夜半までの間に土星、天王星、金星と好調座相を作っていきます。特に午後6時52分の月と金星のセキスタイル(60°)はまったりと寛げる夕食の時間を演出してくれます。ただ、ひとつ気をつけるべきアスペクト(星同士の関係)は午後1時52分の月と火星のオポジション(180°)です。カリカリして他人と口論したり、イライラがもとで怪我をするなど、注意が必要です。前後しますが、28日は午前11時52分から水星は水瓶座へ入ります。

29日(水)は午前4時31分から月は水瓶座へ入場。これにより、太陽、月、冥王星、水星に小惑星=セレスを加えて5個となります。午前6時~7時台にかけて、月は水星、冥王星とコンジャンクション(0°)に。「改革」のテーマを鮮明に確認していくことに。その後、かなり劇的な展開が続きます。午前9時12分、太陽が義務や自己犠牲の小惑星=ベスタとスクエア(90°)を形成。これは…「オレは責任なんか取りたくない!」と放棄する態度を意味します。義務や責任を投げ出したい、あるいは、義務や責任のプレッシャーに押し潰されて開き直る暗示です。午後4時52分、水星と冥王星がコンジャンクション(0°)を作ります。何かを突き止めて、常識的なことが覆る暗示です。午後8時52分には今度は月が義務や自己犠牲の小惑星=ベスタとスクエア(90°)を形成。繰り返し「開き直り」が顔を出します。午後9時35分には水瓶座の新月です。ここからまたイチから出直すことに…。

30日(木)は水瓶座の月が双子座の木星とトライン(120°)という吉座相を作って一日が始まります。時刻は午前0時8分です。30日はその後、重要な天体による星の絡みがなく、日没を迎えます。午後8時28分、月は天王星とスクエア(90°)を形成。意外な方向へ事態が展開していきます。なんとなく読めない一日です。午後3時27分に月が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)を作りますが、ここで気を抜きすぎると後で慌てることになるかもしません。

31日(金)は…まず、午前1時22分、このところ逆行していた天王星が順行し始めます。直近、天王星が逆行し始めたのは昨年(2024年)9月2日から。そういえば、それ以来世界の秩序がおかしくなり始めたような気がします。日本でも自民党が過半数を割って石破政権ができたり、アメリカではトランプ氏が大統領戦で大勝するなど、世界の勢力地図に異変が目立つようになりました。それが天王星が順行で是正され始めることになります。ただ、天王星が逆行から順行に向きを変える時には「留」という一旦止まるように見えるときがあります。その後は天王星の力が正常化し始めるのですが、一時的に反動として天王星パワーの煽りを受ける場合もあるのです。世界各国で動きがあるかもしれません。午前7時52分には月が魚座へ入ります。その直後、今週のハイライト!」ともいうべき最高のアスペクト(星同士の関係)が!午前7時58分、太陽が木星とトライン(120°)を作ります。年に2回しかない幸運が叶う時間です。今週は、31日の太陽と木星のトライン(120°)を目指して、全力を尽くして頑張るべきです!31日はこのあと、主要な星の動きはなく、一日を終えます。

2月1日(土)は…土曜日ですが、身体を張って頑張る一日になりそうです。午前2時52分には月は木星とスクエア(90°)に。甘い期待はNG。ツケが回ってきます。午後1時9分には魚座の月が土星とコンジャンクション(0°)を作ります。「現実を踏まえて努力せよ!」というメッセージです。午後6時1分には月は火星とトライン(120°)を形成。こちらは「汗を流して努力せよ!」というメッセージ。午後10時53分、月が天王星とセキスタイル(60°)を作り、ようやく夢のあるメッセージが。「何かいいことありそうな予感」です。努力、努力!のあと、明日に期待です。

2日(日)は愛の星=金星がカギを握ります。午前1時32分、金星は海王星とコンジャンクション(0°)に。度数は魚座の27度59分です。夢を見るアスペクト(星同士の関係)ですが、空想の世界に浸るような作用をもたらします。午前6時台には二つのアスペクト(星同士の関係)が…。ひとつは…金星とノード(ドラゴンヘッド)のコンジャンクション(0°)です。人の和が広がります。無差別ではありますが、友達を増やすには最適です。その後、魚座の月が海王星とコンジャンクション(0°)に。こちらは海王星が月の注意力を非現実的な方向へ誘います。うっかりと夢を見てしまう危険性も。注意すべき点は勘違いや詐欺です。午前7時5分には月が金星とコンジャンクション(0°)を作ります。これは楽しく、愛のあるアスペクト(星同士の関係)です。その後、午前10時9分、月は牡羊座へ入ります。いままでの夢見モードから覚めて、スポーティな一日の始まりです。午後には不利な出来事を挽回するチャンスも訪れます。午後1時39分の月と冥王星のセキスタイル(60°)です。何事も諦めず、自分を信じることです。

今週は年に2回の太陽と木星のトライン(120°)という最高にラッキーなアスペクト(星同士の関係)があります。いつも言うように「幸運の女神には後ろ髪がありません」。実現させたい問題をハッキリと意識して、まずは行動に移すことが幸運を手にする第一歩です。

JAN 27 2025

(C)ELINA

水瓶座の太陽、最初の洗礼は冥王星

1/20~1/26

先週、1月13日午後9時19分頃、日向灘を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、宮崎市などで震度5弱の揺れを観測しました。南海トラフの巨大地震が今後30年以内に起きる確率が「80%程度」に引き上げられましたが、これには日向灘の地震は影響していないようです。一方、世界は20日、アメリカのトランプ新大統領が就任しました。今週の星の動きを観ると、日本時間20日午前4時59分に太陽が水瓶座へ入場しましたが、最初に太陽と重要なアスペクト(星同士の関係)を作る惑星は冥王星で、これから私たちが想像する以上に世界が変わっていくことを暗示しています。

20日(月)は好調なアスペクト(星同士の関係)ずくめの一日でした。月は一日を通じて天秤座。午前1時31分、水星が金星とセキスタイル(30°)を作り、ワクワクしたムードを盛り上げます。午前4時59分にはいよいよ太陽が水瓶座へ入場。新しい時代の主役=太陽が登場します。午後12時5分には月が木星とトライン(120°)を形成して、いい雰囲気で一日のメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)は出尽くしました。「大寒」といわれながら各地で3月並の気温というのもうなずけます。

21日(火)も引き続き月のサインは天秤座です。しかし、月の度数は後半へ差しかかり、20日のような好調座相はひとつも見当たりません。午前11時26分、水瓶座の太陽は土星とセミスクエア(45°)という金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)を形成したあと、いよいよ午後9時28分、太陽は冥王星とコンジャンクション(0°)に。トランプ大統領就任で世界は変わるのは分かっていますが、冥王星は「悉く破壊する」という意味を持つ太陽系外からやってきた準惑星です。多分トランプ大統領がやろうと思っていたこと以上の波及効果があるはずです。未来は「AIの時代」いわれていますが、水瓶座の冥王星が終わってみれば、AIを破壊し尽くす…なんてこともあり得るかもしれません。ちなみに水瓶座の冥王星がすべて魚座へ移行するのは2044年1月19日のことです。魚座の冥王星の技術となると、直接脳の神経にアクセスしてききたり、DNAを書き替えられそうな気もしますね。

22日(水)は日本の暦注で観ると一粒万倍日となっていますが、占星学では冥王星を巻き込んでの蠍座の半月で、面倒くさそうな日となります。まず、午前1時19分、月が蠍座へ入ります。まず、買い物にはあまりオススメではない月のサインです。午前4時50分、月が冥王星とスクエア(90°)を形成。謎を深掘りして、とんでもない事実が浮上するかもしれません。午前5時30分、減光期の半月です。物事にケジメを着けていく暗示です。午後12時11分、水星が調整の小惑星=パラスとコンジャンクション(0°)を形成。反省を促すアスペクト(星同士の関係)です。午後3時46分、月は自己犠牲の小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)に。認識を改めて、自分の責任を自覚する一日になりそうです。

23日(木)も蠍座の月が続きます。午前10時38分、月は土星とトライン(120°)を形成。足元を固めるアスペクト(星同士の関係)です。日没以降、月は連続して楽しいアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。午後5時50分には月は愛の星=金星とトライン(120°)、午後11時9分には月と水星がセキスタイル(60°)です。映画を観たり、音楽を聴くなど、趣味の時間が持てるでしょう。

24日(金)…日付が変わる午前0時7分、火星が天王星とセキスタイル(30°)を作ります。これは、眠っていてはもったいない革新的なアスペクト(星同士の関係)です。日本など、勤務時間ではない場合は、前日に準備しておくといいかもしれません。午前0時12分、月と火星がトライン(120°)に。筋トレには最適なタイミングです。午前5時48分、水星が火星とオポジション(180°)を作ります。神経が興奮するアスペクト(星同士の関係)です。不眠症に注意。午前7時7分には、水星が天王星とトライン(120°)を作ります。これは…使えそうな新しい企画が生まれます。この時間以降、24日の星の動きは好調です。他人を巻き込んで新しい計画に乗り出すチャンスです。午後1時28分、月が射手座へ入ります。これ以降、さらに冒険する気持ちが高まってくる可能性も。

25日(土)も終日射手座の月が続きます。午前9時52分、金星が小惑星=パラスとセキスタイル(60°)に。金星もパラスも美意識が高い天体です。今後のファッションの計画をチェックしたり、インテリアを変えてみるなど、よりイメージに近づけるにはいいチャンスです。午後12時20分、水星が自己主張の小惑星=ジュノーとセキスタイル(60°)に。何か気になる問題があったら、相手にアピールすると解決できそうです。

26日(日)のハイライトは…午前8時53分の金星と火星のトライン(120°)です。愛が成就するアスペクト(星同士の関係)です。なにせ早朝なので、このタイミングを頭に置いて、数日前から動くのもいいでしょう。金星は魚座、火星は蟹座ですから、相手のハートに向けてアピールすべきです。踏み込みすぎても、あなたの誠意があれば、問題ありません。ただ、理詰めで終わったり、自己弁護の言葉は避けたほうがいいでしょう。特にターゲットを定めなくても、他人と「心通う日」…と思ってください。午後10時42分から月は山羊座へ入ります。

今週の星の動きは、比較的ソフトなものが多いです。ただ、21日はタイトルになっている、太陽と冥王星のコンジャンクション(0°)がありますが。しかし、変化といっても冥王星の変化は前述通り、2044年までの19年をかけての変化なので、非常にゆっくりと進みます。また今週は天王星もいい意味でいまの軌道を予期せぬ方向へ変えてくれそうです。保守的な気持ちにならず、星が与えてくれる幸運を喜んで受け入れる…こんな気持ちで毎日を過ごすといいでしょう。

JAN 21 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

天王星、海王星が道を開く

1/13~1/19

先週は…惑星同士のアスペクト(星同士の関係)が極めて少なく、星の動きはメリハリのないものでしたが…。7日からアメリカ西部ロサンゼルス近郊で山火事が始まり、これまでに24人が死亡して、過去最悪の被害になるということです。現在、消火活動は進まず、今後も火の勢いが増すおそれがあるそうです。日本では冬型の気圧配置が強まり、影響で上空に強い寒気が流れ込み、日本海側の地域を中心に広く大雪となっています。一方、中国では「ヒトメタニューモウイルス」と呼ばれる呼吸器系の感染症が拡大しています。中国では今月28日から春節に入り、更に拡大が予想されています。また、10日には法政大多摩キャンパスで、女子学生が授業中にハンマーを振り回すという事件も起きています。

13日(月)…今週の週明けは蟹座の月から始まります。13日は成人の日です。三連休最終日は各地で式典が行われました。さすがに13日の星の配置は今週随一といってもいいほど好調です。まず、午前6時15分、火星と海王星がトライン(120°)の好調座相を形成。これは「魔法をかける」という意味もあり、成人式に参加する二十歳の方々も見違えるような演出で着飾っているようです。午後5時13分には太陽が天王星とトライン(120°)を作ります。こちらは「科学の発展や、革新的なアイディア。また他人と協力して現状を改革する」という意味を持ち、昨年(2024年)9月19日以来のラッキーなアスペクト(星同士の関係)です。次の太陽と天王星のトライン(120°)は2025年9月24日になります。年に二回しかない太陽が天王星のポジティブなパワーを享受します。

14日(火)は…午前7時26分、蟹座の満月です。度数は月は蟹座の23度59分、太陽は山羊座の23度59分。山羊座の太陽も第3デークに入り、いよいよ大詰めに入ってきます。昨年末以来の流れに結果が出るタイミングです。午後12時47分には月は火星とコンジャンクション(0°)、午後1時45分には月は海王星とトライン(120°)に。13日の「魔法効果」が月を通じて演出されるかも。午後5時22分には月はノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を作って、その効果は広く拡散していくでしょう。その後、午後6時11分、月は獅子座へ入ります。

15日(水)、午前4時47分、金星と木星がスクエア(90°)を作ります。金星も木星もベネフィックスといわれる吉星ですが、スクエア(90°)の凶座相なので、幸運を期待しすぎる傾向に陥ります。片時の幸せに酔った結果、後の失望が怖いことに。午後3時58分に獅子座の月が木星にセキスタイル(60°)を形成します。この分だと陶酔は当分続きそうです。

16日(木)午前11時38分、太陽が火星とオポジション(180°)を形成します。これは…加熱しすぎるアスペクト(星同士の関係)です。ロサンゼルスの山火事などは更に延焼するでしょう。ギャンブルや株価など、いたずらに冒険したい気持ちに傾きます。スポーツでは怪我に注意。交通事故なども注意が必要です。その後の月のアスペクト(星同士の関係)も気持ちを煽るものばかり続きます。冷静さが必要な一日です。

17日(金)は午前1時45分から月は乙女座へ入ります。午前3時9分、太陽が木星とセスキコードレート(135度)を形成。金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)です。その後も月のアスペクト(星同士の関係)から観ると、ゴタゴタが続きそうです。午後8時19分、太陽が海王星とセキスタイル(60°)に。海王星の「利他的」そして「許す」という概念が入って、始めていい流れを取り戻します。17日は「他人を許すこと」と「気持ちで受け止めること」により、優しい夜を迎えるでしょう。

18日(土)は乙女座の月が続きます。いまの太陽系の環境では乙女座の月は緊張をもたらします。何故なら、木星はスクエア(90°)の位置の双子座にあり、悪いことに金星、土星がちょうどオポジション(180°)になる魚座にいるからです。結果、月と木星、金星、土星のT字スクエアです。このような配置は午前中まで。午後2時36分に調整の小惑星=パラスが月とトライン(120°)を作ってから回復します。午後11時13分には月は天王星とトライン(120°)になり、むしろ新しいファクターが登場して、予想外にラッキーに展開していきそうです。

19日(日)だというのに湿っぽい星の配置で夜が明けます。まず、午前7時48分、月が海王星とオポジション(180°)に。失望や不安に囚われ易くなります。その後、午前8時26分、月がサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)を作って、内向的になってしまいます。午前10時26分、愛の星=金星が土星とコンジャンクション(0°)に。愛情問題に邪魔者が入る暗示です。現実的な障害が現れない場合も、悲観的な側面ばかり見てしまいそうです。愛情面のプランを広げるよりも、今後の資金計画を立て直すとか、帳簿をつけて現状を見直すのにいいタイミングです。午前11時1分、月は山羊座の29度の太陽とトライン(120°)に。地に足をつけて、安定感を取り戻します。午後12時32分、月は天秤座へと移動します。ここから客観性を取り戻して、気分の切り替えができるでしょう。午後3時50分の月と冥王星のトライン(120°)で流れを挽回して、午後4時37分の水星と土星のセキスタイル(60°)で、現実的な判断ができそうです。

今週は幸運な星からはじまりますが、中盤でやや荒れ模様になりそうです。最終的には感情的な起伏を経て、現実が見えてくる…そんな一週間になりそうです。

JAN 13 2025

瑛利奈

(C)ELINA

星はベタ凪、実力で勝負して

1/6~1/12

年末年始を挟んでの先週一週間は…星が示す通り、さほどの大事件はなかったようです。先週の2025年はクールにスタートのなかで私が書いた「ややトラブルが多い日」の3日は、たしかにアメリカのバイデン大統領が「日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を阻止する決定を下した」とのニュースがありました。最近のバイデン大統領は39人への恩赦や息子の恩赦など、トランプ氏以上におかしな決定が多いように思います。トランプ氏に政権を引き渡すことになり、自棄になっているのでしょうか。今週の星の配置は?というと、先週以上に有効なアスペクト(星同士の関係)が少なく、アップダウンは比較的小さいかな?と思われます。

6日(月)は午前4時から月は牡羊座へ入場。なかでもいちばん大きなトピックとしては、昨年(2024年)12月7日から獅子座の若い度数で逆行を始めた火星が、逆行を続けて蟹座の領域へ入ります。新年早々、昨年の流れが蒸し返すことになるかもしれません。午後10時55分には射手座の27度で水星が海王星とスクエア(90°)を形成。首都圏は荒れ模様で、40日ぶりのまとまった雨。気持ちが上がりにくい仕事始めとなりました。

7日(火)は…午前1時38分、牡羊座の月は木星とセキスタイル(60°)に。好調なスタートです。午前8時56分、月は太陽とスクエア(90°)、上弦の半月です。これ以外には有力なアスペクト(星同士の関係)はなく、気合いを入れないとダラダラと流れてしまいそうな一日です。

8日(水)は…午前7時11分から月は牡牛座へ。午前9時21分、月は冥王星とスクエア(90°)を作ります。午前9時27分、射手座の水星が火星とインコンジャクト(150°)を形成するなど、午前中は現状にたいして準備が整わない暗示です。午後4時22分、月は金星とセキスタイル(60°)に。ここから楽しい時間の始まりです。午後7時29分には知性の惑星=水星が山羊座へ入ります。山羊座さんは知力アップ。仕事の活躍が楽しみです。

9日(木)に入ると、午前2時14分、水星がノードとスクエア(90°)に。コンセンサスが取りにくい暗示です。深夜でよかったですが、この傾向は一日中続きそうです。午前8時56分、月は土星とセキスタイル(60°)に。まずは、手堅く積み上げることです。午後3時52分、月は太陽とトライン(120°)を形成。どちかかというと、投資のチャンスです。

10日(金)…午前5時から7時にかけて、月は海王星、火星とセキスタイル(60°)を作っていきます。いい時間なのに日本は営業時間できなくて残念ですね。午前10時6分には月は双子座へ入ります。29分後には月はサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)に。午後12時24分には月は冥王星とトライン(120°)を作ります。思考が地下に潜ってしまいそうです。午後7時40分、水星が自己犠牲の小惑星=ベスタとセキスタイル(30°)を形成します。喩えていうと、何か秘密を知ってしまい、心に抱えたまま週末を迎える…といった状況に。

11日(土)は、午前7時月が木星とコンジャンクション(0°)という幸運なアスペクト(星同士の関係)で一日が始まります。とはいえ、11日の好調なアスペクト(星同士の関係)はこれで終わり。その後は午後12時15分の月が土星とスクエア(90°)に象徴されるように重いものばかりが続きます。緻密な計画さえも思い通りに進まない日です。ましてや出たとこ勝負で出かけると予定の半分もこなせない可能性が。Aプランだけでもなく、BやCも用意しておいた方がよさそうです。

12日(日)は…午前9時3分、双子座の月が海王星とスクエア(90°)に。迷いが消えず、何事も決定できないアスペクト(星同士の関係)です。午後1時23分から月は蟹座へ入場します。見違えたようにプランが決まって、リーダーシップがとれそうです。その後、夜に向けて、相手の都合優先にするべき時間帯に。褒め言葉を期待しないで努力しましょう。

今週は、心配な星の配置は殆どありません。そんな時こそ、実力がものをいう一週間です。地道な計画で着実に努力を積み重ねる一週間にしてください。

JAN 6 2025

瑛利奈

(C)ELINA

2025年はクールにスタート

12/30~1/5

先週の「瑛利奈の今週の運勢」は…土星と木星のスクエア、経済がテーマにというタイトルで、「25日の木星と土星のスクエア(90°)を筆頭にミュータブル・サインでT字スクエア(90°)という緊張関係が観られます」とかきました。たしかに世界はどこの国も経済問題で逼迫しています。週明けのNYダウは「一時700ドル超える下落「418ドル48セント(0.97%)安の4万2573ドル73セント」で終えました。しかし、それよりも目立ったのは航空機の事故でした。12月25日にはカザフスタンで旅客機墜落。「旅客機は25日午前7時55分ごろ、アゼルバイジャンの首都バクーを離陸し、午前10時28分ごろに墜落した」とのことです。当初、原因はバードストライクと伝えられていましたが、アメリカによると、ロシア防空システムの誤爆のようです。また、29日には韓国南西部のムアン(務安)空港で、チェジュ(済州)航空ボーイング737型機が胴体着陸し空港の外壁に衝突する事故があり、乗客乗員179人が死亡しました。今になって水星、木星、土星のT字スクエアを観ると、木星が双子座というエアサイン、水星は海外旅行を表す射手座に入っています。この双方の惑星にスクエア(90°)を作る土星の意味とアスペクト(星同士の関係)は…「衝突」です。それに加えて、28日には金星と天王星のスクエア(90°)もあり、金星のサインは航空機を表す水瓶座、天王星はもともと水瓶座のルーラーで航空機を表す惑星です。あれから週が明けて今週は…みなさんは仕事が終わって、旅行に行かれる方も多いかと思いますが、正直なところ、先週のような危険を暗示する配置はありません。ただ、なかでは3日がややトラブルが多い日になりそうです。

12/30(月)は…射手座の第3デークの月から週が始まります。重要な天体同士のメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)はなく、セスキコードレート(135°)という金銭トラブル始め、小さな揉め事を表すアスペクト(星同士の関係)が目立つ日です。法律の見解の違いから意見が対立したり、責任問題で揉めることが多いかもしれません。午後1時37分から月は山羊座へ入り、新月へ向かって限りなく月は細くなっていきます。

12/31日(火)、午前7時26分、山羊座の新月です。もともと月が見えにくい時間帯ですが、夜であれば闇夜の日です。そもそも江戸時代など旧暦を使っていた時は、大晦日は「闇夜」と決まっていましたが。今年(2024年)の12月~1月は一ヶ月の経過と月の満ち欠けがほぼ同期して起きてきます。午後2時33分、冥王星がドラゴンテイルとトライン(120°)を形成して、闇の中で深層心理に何かの影響を受けそうです。午後4時40分、水星が賢者の彗星=キローンとトライン(120°)に。こちらは何らかの反省点が見つかるでしょう。メンテナンスにいい日です。

1/1日(水)…2025年の幕開けです!元旦は山羊座の第2デークの月から始まります。1日も太陽や8つの惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。穏やかな普通の日になりそうです。午前8時30分には月は天王星とトライン(120°)を形成、その後午後3時1分には海王星とセキスタイル(30°)を作ります。午後7時49分には月は水瓶座へ入場。午後9時台には月はドラゴンテイルとトライン(120°)、冥王星とコンジャンクション(0°)を作り、何か「大人の元旦」といった雰囲気です。「どうでもいい問題は今口に出すのは止めておこうよ!」という感じです。午後10時52分になって月が火星とオポジション(180°)に。突然、何かが始まるかもしれません。

1/2日(木)も引き続き月のサインは水瓶座です。メインイベントは午後6時51分の月と木星のトライン(120°)です。大切な人と夕食をともにしましょう!きっといいことがあるはずです。

1/3(金)は、前述の「ややトラブルが多い日」です。しかし、人によってはこの日からツキが回ってくる可能性も。愛の星=金星が魚座に入ってくるのです。もちろん、魚座さんはここから愛のチャンスに入ります。蟹座さんや蠍座さんもラブチャンスです。このところの流れを変えたい人にもいいタイミングかもしれません。アタックの戦法を変えたり、アイテムを替えるなどいいでしょう。ただ、3日は午後4時21分の火星と冥王星のオポジション(180°)が気になります。最近残虐な犯罪が多いですが、ストレスを溜めている人が我慢できなくなる可能性も。感情の爆発に注意が必要なアスペクト(星同士の関係)です。

1/4(土)は…午前0時20分から月が魚座へ入ります。午前1時20分、魚座の月は同じく魚座へ入ったばかりの金星とコンジャンクション(0°)に。愛情表現がきめ細やかに、またスムーズになる時間です。それ以降はインコンジャクト(150°)など、二義的なアスペクト(星同士の関係)しか形成されないので、深夜の流れを途切らせないことが大切です。

1/5(日)は「土星の日」です。まず、午前1時56分、魚座の月が土星とコンジャンクション(0°)を作り、シリアス、また細心に現状を把握、分析する流れになります。午前7時35分、太陽が土星とセキスタイル(60°)を作ります。こちらは…真剣に今の結果を受け止めて、これから努力していく意思を固めるようなアスペクト(星同士の関係)です。午後3時20分になると、火星がノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を作ります。多分、あなたは社会の仲間に働きかけたくなるでしょう。5日は「現状確認」→「努力の必要性」→「それを行動に移す」という図式ができるような日ですね。夜半になってから月が水星、海王星とネガティブな影響を受けて、早速気持ちが挫ける人も出てきそうです。

今週は「2025年に突入!」という一大イベントがある一週間です。しかし、こうして星の流れを観てみると、すべて2024年からの連続でできています。こうして「瑛利奈の今週の運勢」を書きながら、家事などで「特に新年に備えなくてもいいのかなぁ」と、だんだん気が抜けていく自分がいます。(笑)

DEC 31 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

土星と木星のスクエア、経済がテーマに

12/23~12/29

今年も残すところ、あと9日となりました。先週は12月21日午後6時20分に太陽が山羊座へ入って「冬至」。日本のホロスコープ始め、世界の国々の運勢も新たな「冬至図」に塗り替えられました。先週のニュースというと…ドイツ東部でクリスマスマーケットに車が突っ込み、200人以上がけが、5人が死亡した事件や、日本各地で殺傷事件や強盗など、連日のように凶悪な事件がおきています。先週の星は、20日に金星と木星のトライン(120°)のアスペクト(星同士の関係)があり、これが唯一の非常にラッキーなイベントでした。しかし、今週の星の配置は…主要な天体の好調なアスペクト(星同士の関係)は皆無です。それどころか25日の木星と土星のスクエア(90°)を筆頭にミュータブル・サインでT字スクエア(90°)という緊張関係が観られます。木星と土星は「財政」を意味するので、これが金銭のハウス絡みで起きている国は経済に関するダメージがありそうです。幸い日本は「金銭のハウス」ではないようですが…。

23日(月)は…午前4時7分から月のサインは天秤座。午前7時17分、減光期の半月になります。植物を始め、生きるものが力を失っていく時期への曲がり角です。午後12時59分、月が火星とセキスタイル(60°)を作り、ちょっと元気が出ますが、日没後、太陽はノードとスクエア(90°)、なんとなくまとまりのない一日になりそうです。

24日(火)…さあ、いよいよ今夜は楽しいクリスマス・イブですが…。「タロット館」のある横浜では山下公園からみなとみらいにかけて、光のイベントがあるそうです。街が盛り上がるイブの日だけあって、今週のなかでは幸運な一日といえそうです。まず、午前8時51分、天秤座の月が木星とトライン(120°)の好調座相を形成。朝から夢を与えてくれるでしょう。午前9時45分、愛の星=金星が賢者の帚星=キローンとセキスタイル(60°)に。これは「ちょっと方向を変えてみたら?」というアドバイスです。他人の意見を採り入れるチャンスです。午後7時43分、天秤座の19度まで歩を進めた月が愛の星=金星とトライン(120°)という調和のアスペクト(星同士の関係)を作ります。楽しいクリスマス・イブになるでしょう。

25日(水)…午前6時59分、前述の危険信号、木星と土星のスクエア(90°)でアラームが灯ります。前回の木星と土星のスクエア(90°)は何時だったかというと、今年(2024年)の8月20日でした。この頃のニュースを見てみると、円が146円でしたね!当時としては円高です。ただ、この頃は事故のニュースが多いようですね。25日は今後の判断が悲観的な方へ傾きそうです。午後5時6分から月は蠍座です。

26日(木)…午前0時44分、月が火星とスクエア(90°)を作ります。世界各地で紛争の種になる暗示です。午前1時59分、月は太陽とセキスタイル(60°)になり、権力の秩序は乱れないようです。午後9時30分、月は土星とトライン(120°)を形成。一日を通じて、軍事や防衛などの話題が多い一日です。セキュリティ強化に注力すべきです。

27日(金)は、25日の木星と土星のスクエア(90°)のポイントに射手座の水星がオポジション(180°)を作ります。時刻は午前7時47分です。事故やトラブルの多い一日です。法整備をしようという必要性は感じても、なかなか話がまとまりそうにありません。午後4時28分、今度は水星が土星とスクエア(90°)を作ります。まずは、「現状を突破するには改革が必要」という認識を持つ日です。しかし、なかなかいいプランがない…。こんな一日です。まずは、現実と向き合うことから始めるしかなさそうです。この日を最後に年末の休暇に入る方や企業は多いでしょう。仕事納めとしては、達成感はイマイチのようですが、むしろ休暇中にこのストレスを忘れないようにすることが大切でしょう。

28日(土)は午前4時46分から月は射手座です。急にアクティブな気分になってきます。射手座の月を冥王星や火星が助けて、日頃できない事柄にチャレンジしたくなるでしょう。ただ、午後4時41分の金星と天王星のスクエア(90°)には注意が必要です。そのままに読むと「別離」のアスペクト(星同士の関係)です。あるいは、革命、断捨離です。気持ちが高揚しすぎて、振り切れないように注意すべきです。決断をするときは「もしかして後悔するかも?」という想定をわすれないように。

29日(日)、一年最後の重要な日曜日ですが、射手座の月を囲む環境はアウェイです。午前中は「何を提案しても反論だらけ」の状態です。午後12時00分に月は水星とコンジャンクション(0°)に。ここでヒラメキを得るでしょう。ここからは無理をせずに流れに身を任せて進めることです。午後1時47分、太陽が癒やしの小惑星=セレスとセミセキスタイル(30°)に。未来の自分が癒やしのスポットを求めています。そんなビジョンのもとに、癒やしのスポットを開発し始めるといいでしょう。

今週の主役は土星と木星のスクエア(90°)、それに水星が加わってT時スクエア(90°)です。ハッキリいって、この先は経済的破綻を意味します。今年の年末は…「経済の苦しみを凌いで、新たな方向に活路を求める…。」これがテーマかもしれません。

DEC 23 2024

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

21日は冬至、夢と努力を使い分けて

12/16~12/22

前に「最も日没が早い日」は冬至ではなく、「12月6日」と書きましたが、「最も日の出が遅い日」は「1月7~8日」で、「冬至」は「昼がいちばん短い日」だそうです。な~んだ!地軸の傾きでズレていたのかと思いきや、やはり冬至は一年でいちばん昼間が短いのですね。今月もとうとう冬至の週がやってきました。近ごろは「中国で無差別殺人などの事件が多い」などといっていましたが、日本でもマクドナルドで殺人が起きたり、街中での強盗など凶悪な事件が多くなってきました。これも日に日に日が短くなる季節のせいかもしれません。今週は、12月21日が「冬至」です。お約束の、この四半期の日本の国のホロスコープが書き換わる時です。下に「2024年の日本の冬至図」をアップしておきます。今年の秋の秋分図ほど消極的なチャートではありませんが、スクエア(90°)、オポジション(180°)が多く、私たち国民も安穏(あんのん)としてはいられないようです。とはいえ、今週は愛の星=金星のアスペクト(星同士の関係)が多く、愛を夢見ながらクリスマスを待つ一週間になりそうです。

16日(月)は15日の満月をやり過ごして、午前4時21分から月が蟹座へ入ります。午前5時56分、11月26日から逆行していた水星が順行を始めます。「最近は仕事に身が入らない」と嘆いていたあなたも、これを以てモチベーションが上がるはずです。とはいいながら、惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はナシ、月もマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)しか作らない一日です。午前9時7分の月とドラゴンヘッドのスクエア(90°)に象徴されるように、人との有意義な連携が作りにくい日です。

17日(火)も引き続き月は蟹座です。16日よりは月がキビキビしたアスペクト(星同士の関係)を作りますが、メジャーアスペクト(一義的な星同士の関係)は午前3時33分の月と土星のトライン(120°)と午後10時1分の月と天王星のセキスタイル(60°)のみ。仕事の時間帯は星たちが背中を押してくれません。自力でパワーを出すしかなさそうです。

18日(水)は星の絡みは盛りだくさんです。まず、午前3時33分、月は海王星とトライン(120°)を作って、イマジネーションを与えてくれます。音楽や映像など、クリエイティブな作業がノる時間帯です。午前8時38分から月は獅子座へ入場します。その後、午前9時49分、月は冥王星とオポジション(180°)、午後6時12分、月は火星とコンジャンクション(0°)に。韓国など、政治的な問題を抱えている国にとっては、思わぬ事実が明るみに出たり、反対の声が大きくなるなど、荒れそうな日です。午後11時28分、太陽が海王星とスクエア(90°)を形成します。これは、海王星の「嘘」に惑わされて判断を誤る暗示です。大きな決断は避けたほうがいい日といえるでしょう。

19日(木)は…午前11時40分、月が木星とセキスタイル(60°)を作り、幸せな実感を持てそうです。しかし、午後になって、権利の主張の小惑星=ジュノーと自己犠牲の小惑星=ベスタが目立ってきます。午後2時51分、金星が土星とセミセキスタイル(30°)という「種蒔き」のアスペクト(星同士の関係)を形成。難問を予測したら、すぐに次の手を打つ準備をしましょう。常に「攻めの手」を考えておくべきです。

20日(金)は射手座の太陽の最後の日になります。午前11時10分、水瓶座の金星が双子座の木星とトライン(120°)という好調座相を作ります。水瓶座さんを始め、双子座さん、天秤座さんには愛のチャンスです。仮に太陽が山羊座や魚座にあっても金星が水瓶座にある方は結構多いので、サンサイン(太陽のサイン)が違っても、頭から諦めないほうがいいでしょう。反対に相手の方にチャンスが巡ってきているかもしれません。また、このチャンスが金運のハウスで起こっていたり、仕事運になったりと、自分のチャートへの影響を考えて、しっかりとチャンスをつかんでください。前回の金星と木星のトライン(120°)は2024年9月15日、次回の金星と木星のトライン(120°)は2025年11月25日と、かなり少ないチャンスです。もっとも、2025年8月12日には金星と木星のコンジャンクション(0°)がありますが。20日が今週でいちばんラッキーな日といえるかもしれません。午後4時36分から月は乙女座へ入ります。

21日(土)は…午前5時18分、火星が癒やしの小惑星=セレスとオポジション(180°)を作ったり、午前8時45分には月が水星とスクエア(90°)を形成。午後12時15分には愛の星=金星が自己主張の小惑星=ジュノーとスクエア(90°)に。週末ながら、神経質なアスペクト(星同士の関係)が続きます。休んでいても不満が募ったり、ヤキモキすることが多い日です。午後7時38分になると、射手座の29度という(=29度は涙の29度といわれます)苦しい度数から、太陽は山羊座の0度へ入場します。「冬至」です。下のホロスコープの今年の日本の「冬至図」です。これ以降も月のアスペクト(星同士の関係)はよくありません。月と土星のオポジション(180°)や月と木星のスクエア(90°)などが続きます。いま抱えている問題に結論を出すには相応しくない日のようです。早く眠ったほうがいいかもしれません。

22日(日)も乙女座の月が続きます。午後12時31分、太陽が冥王星とセミセキスタイル(30°)に。このところ世界の潮流が全速力で変わっているようですが、「時代の変化にどう対応するか?」というような、長期的な計画を考えるのにいい日かもしれません。午後3時49分、月が天王星とトライン(120°)を作り、なんらかの出来事があなたの背中を押してくれるかも。しかし、その後、金星はノードとセミスクエア(45°)、午後11時33分には太陽が小惑星=ジュノーと同じくセミスクエア(45°)を作ります。ジェンダー差別をするつもりではありませんが、「女性」に関係したテーマは面倒なことになりそうです。

今週は20日の「金星と木星のトライン(120°)」があり、その他の星の動きも楽観的なものが多いようです。ただ、18日の「太陽が海王星とスクエア(90°)」に関しては、自分に都合のいいように解釈して、判断を誤る暗示です。他力本願にならずに常に自分の足で立つことが大切です。週明けは気を引き締めてスタート。20日には滅多に来ないチャンスをしっかり掴んで生かすこと。夢と努力を上手く使い分ける時でしょう。

DEC 16 2024

瑛利奈

(C)ELINA

協調性を失う星たち

12/9~12/15

先週の星の配置は…「土星&木星がスクエア(90°)のポイントに対して太陽がT字形を作る最も張り詰めた位置へ入ってきます」と書きましたが、驚くようなことがいろいろありましたね。

まずは韓国戒厳令です。韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は3日夜、「非常戒厳」の宣布を発表しましたが、4日の早朝、国会は6時間後に非常戒厳を解除しました。この混乱を受け、尹大統領は一切の政治活動を禁止され、国会で弾劾訴追されることになりましたが、与党が退席、棄権したため、弾劾訴追案の採決は不成立に終わりました。野党は今後も弾劾訴追案を出し続けるとのことです。今後の韓国の政情不安は避けられそうにないようです。8日、シリアでは反政府勢力が、首都ダマスカスを制圧し、アサド大統領は後ろ盾となってきたロシアに亡命しました。日本国内では54歳で亡くなった中山美穂さん死去のニュースに関心が集中しているようです。さて、今週の星はというと、先週に最も困難なアスペクト(星同士の関係)が集まっていただけに、今週は太陽のアスペクト(星同士の関係)は重要なものがなく、波瀾は少ないでしょう。

9日(月)、今週は…魚座の半月からスタートします。まず午前0時26分、月は太陽とスクエア(90°)に。月は魚座の17度、太陽は射手座の17度です。増光期(月が大きくなる時期)ですから、新たなスタートの方向性を確認するような感じです。昼過ぎに魚座の月は天王星とセキスタイル(60°)、午後5時44分には海王星とコンジャンクション(0°)に。揺れながらビジョンを描いていきます。午後10時37分、月は牡羊座へ入ります。

10日(火)は金星、火星と好調な関係を作っていきます。人に対して、どう働きかけるか?がテーマになる一日です。月は牡羊座、火星は獅子座ですから、遠慮なく自分の思いをアピールすることに専念してください。午後2時18分になると、月は水星とトライン(120°)に。要約すると「行動的にコミュニケーションを取りましょう!」という意味です。気持ちのアピールにいいタイミングということですが、そうなると、恋愛の告白にも最適かもしれません。午後4時30分になると、金星がサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)になってしまいます。金星がサウスノード(ドラゴンテイル)は引っ込み思案のポイントですから、「アピールは日没前に!」という意味ですね。

11日(水)は…朝のうちまでが好調な日です。牡羊座の月が木星とセキスタイル(60°)を作るのが午前1時23分、午前7時13分には月と太陽が増光期のトライン(120°)で勢いがあります。新しい計画を実行するのにいい日です。ただ、午前2時48分、太陽が彗星キローンとトライン(120°)、午前6時54分には月が彗星キローンとコンジャンクション(0°)に。これは…新しい意見を採り入れる余地がある…ということ。柔軟に専門家の意見を聞く姿勢が大切なようです。午前7時13分以降は有効なアスペクト(星同士の関係)がありません。特に午前9時1分の月と小惑星=ベスタのオポジションには、面倒くさくて腰を折られるかもしれません。手間がかかっても、負担が重くても腰が退けないように。

12日(木)は午前0時54分から月は牡牛座です。しかし、最近の牡牛座の月は助けてくれる惑星が少なく、午前中に冥王星、金星&火星とスクエア(90°)を作っていきます。月を中心として、冥王星、金星、月、火星がT字スクエアを形成します。要(かなめ)の部分が月ですから、T字スクエはそんなに長くは続きませんが、停滞の暗示であることは確かです。午後7時45分には金星と火星がオポジション(180°)を形成。経済、金融界で何かありそうです。ちょっと注視したいタイミングです。

13日(金)は義務の小惑星=ベスタの存在が目立つ一日です。小惑星=ベスタは肩の上に十字架を背負うイメージです。軍事費が嵩むことを覚悟しなければならないのか?負担金が増えるなど、気が重いニュースがあるかもしれません。午後4時44分になると、水星と金星がセキスタイル(60°)を作って、明るい雰囲気にガラッと空気を変えてくれるでしょう。楽しい話題で盛り上がる時です。

14日(土)、午前2時21分から月は双子座へ。午前中、双子座の月は冥王星、火星と好調です。シャープに真相が解明されたり、新しい方向へ踏み出したりと、動きが多い日です。ただ、午後1時19分、月が水星とオポジション(180°)を作ります。ナーバスになって喧嘩などしやすい時間帯です。午後3時39分には月は金星とトライン(120°)を形成。楽しい時間を共有できるでしょう。

15日(日)…アップダウンのない今週ですが、その中でいちばんダイナミックな星の配置です。午前0時33分、月は土星とスクエア(90°)。ネガティブなアスペクト(星同士の関係)です。飲み会などでこの時間まで長居をしてしまうと不利な展開になる可能性も。午前3時42分、月は木星とコンジャンクション(0°)を形成。夜中なので、このタイミングに合わせるのは難しそうですが、相手が海外の人ならよさそうですね。時間が飛びますが、午後6時1分、満月です。東の空から木星をともなって、美しい満月が昇るでしょう。新月以来のテーマが実って満足な時間です。その後、11時台には二つの惑星が…。ひとつは月が海王星にスクエア(90°)を形成。その後太陽が天王星とインコンジャクト(150°)を形成します。海王星の方は現状認識を曇らせて、誤った方向へ誘導する暗示です。後者の天王星の方は変革を急いでストレスが溜まる暗示です。次の手を打つにはまだ早いのです。不十分な勝算で動くよりは現状維持のほうが価値がありそうです。

今週は先週と比べて穏やかな星の配置です。とはいえ、これといって決め手となりそうな回答が得られそうもない時です。まずは、いろいろな意見を採り入れながら現状分析をしておくといいでしょう。

DEC 9 2024

瑛利奈

(C)ELINA