幸運の絶頂、金星と木星の合

8/11~8/17

先週は…7日から火星が天秤座へ入って、牡羊座の1度にいる土星、海王星を刺戟し始めました。9日には火星は土星と正確にオポジション(180°)を形成しましたが、その日は運悪くただでさえお天気が荒れやすい満月でもあったのです。11日には能登で観測史上最大の豪雨を記録しました。その後は九州で線状降水帯が発生し、鹿児島県や熊本県で大雨になり、甚大な被害が出ました。雨の被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。その他、北日本、東日本も大雨のところは多かったようです。一方でトランプ関税が一律15%で決着がついたと思っていた矢先、今までの関税に米側が15%上乗せとの大統領令が発出して、赤澤大臣が急遽渡米するなど、大騒ぎになりました。水星が逆行していた時期でもあり、11日の水星順行に期待したいところです。6日と8日は原爆が投下されてから80年が経ち、犠牲者慰霊記念式典が行われました。今週15日は終戦記念日ということで、何かと歴史を顧みる機会も多くなります。11日は「山の日」ということで、2016年から祝日になっています。お盆休みが9連休になった方も多いでしょう。今週の星の配置は…いつもに増して、格段に穏やかなようです。

11日(月)…今週は魚座の月からスタートします。午後2時~3時にかけて、魚座の月は蟹座の金星、木星とトライン(120°)の好調座相を作って、祝日らしい穏やかな雰囲気を盛り上げます。午後4時29分、契約や条約締結に重要な水星が順行し始めます。米側は中国に対して関税の一部を再び90日間延期する大統領令に署名したとのこと。トランプ関税もここから順調に交渉が進むでしょう。

12日(火)は今週のハイライト!というべき最もラッキーな一日です。午後12時31分に土星が天王星とセキスタイル(60°)を形成。守りが堅い惑星=土星が改革の惑星=天王星といい関係になるのですから、現実的な問題に柔軟な回答が出ることが期待できます。頭が固い上層部の人や組織を背負っている人達を説得したいのなら、今しかありません。午後2時29分には最もラッキーな組み合わせ、金星と木星がコンジャンクション(0°)を作ります。これは昨年(2024年)5月23日以来の出来事です。一年に一度の幸運なアスペクト(星同士の関係)ですから、飛び込むしかないでしょう。行動する人のみが成功を手にできるのです。午後7時32分から月は牡羊座へ。

13日(水)は仕事の日です。あ、夏休みでしたね。それならアクティビティを楽しむ一日です。ただ、ハードなものに挑戦して、息切れする可能性も。午後7時50分以降は月が木星、金星とスクエア(90°)を作って、一気に疲労感が出そうです。

14日(木)は午前7時53分、牡羊座の月が獅子座の太陽とトライン(120°)に。安定した配置ですが、午後5時24分、月がキローンとコンジャンクション(0°)に。調整が入りそうです。有識者の意見を聞いて、勉強する時間です。午後10時21分から月は牡牛座へ入ります。

15日(金)…今日は「終戦記念日」ですね。一日を通じて月は牡牛座。午前1時56分、月は冥王星とスクエア(90°)を作ります。冥王星は冥界の入口です。お盆でもあり、亡くなった方に思いを馳せることが多いでしょう。しかし、アスペクト(星同士の関係)はスクエア(90°)というテンションを孕んだものです。なかなか腑に落ちない気持ちや真相が分からないところに真実があります。午前11時4分、水星が火星とセキスタイル(60°)を作ると、夢から覚めて、現実的に動き始めるでしょう。

16日(土)は愛の星=金星が活発に活動する一日です。人間関係の相互理解を深めることがテーマです。金星や月が小惑星=ベスタや、小惑星=ジュノーなどと絡むことが多い日です。どうも相手の方が「あなたに尽くしている」とか、「自分の方が負担が大きい」などと思っているようです。あなたの方は「応分の責任を負ってあげる」と約束してあげるといいでしょう。そうすれば、より多くの人間関係が上手く行くようになるはずです。

17日(日)は…午前1時から月は双子座へ入ります。双子座の月は大活躍です。新しい経験や見たことのない夢などが沢山あることに気付かされるでしょう。ごくに午前中はマメに人との関わりを作ることです。午前11時47分、月は火星とトライン(120°)に。意欲が湧いて動き始める時です。その後はその流れが妨害されることなく、順調に進むでしょう。

今週は…12日の金星と木星がコンジャンクション(0°)が幸運の絶頂です。この年に一回しかない幸運をしっかりと活用して下さい!

AUG 12 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

週末、火星の動きが活発に

8/4~8/10

今日は不穏な空気のなか、この『瑛利奈の今週の運勢』を書いています。というのは…4日の今日は横浜で「みなとみらいスマートフェスティバル」の花火の日だったのです。私も「山手タロット館」から打ち上げ花火が見えるので、久しぶりにブログにアップしようと、スマホで撮影をしていました。いつもは8時ちょっと前から、盛り上がって花火大会が終わるのですが、8時56分くらいにあっけなく終わってしまいました。その後、時おり大玉が上がっているので「おかしいな?」と思い、ニュースを見てみたら、会場で花火打ち上げの台船2隻が炎上して、花火大会は中止になったのでした。「私が撮影していた花火は途中から、事故の花火?」ということだったようで、キツネにつままれたような、空しい状況になりました。また、先週は…30日、ロシア極東のカムチャツカ半島の沖合でマグニチュード8.8といわれる巨大地震が起き、日本の太平洋沿岸の区域では津波が出て、JRが止まるなど、大変な騒ぎになりました。その翌日には台風9号が接近して、またもや豪雨や高波などで交通網が乱れました。日付は前後しますが、30日には兵庫県丹波市柏原町で国内観測史上最高気温となる41.2度を記録しました。また、北陸や東北、鳥取などの渇水で、農作物への影響も懸念されています。これらの地球環境悪化のニュースのあとに、みなとみらいの花火の事故です。台船炎上は3日にも兵庫県淡路市でありましたね。占い師でなくても、未来が案じられる今年の夏です。まずは、気を取り直して今週の運勢を観ていきましょう。

4日(月)は月は射手座で比較的安定した一日です。午後3時11分、月は太陽とトライン(120°)に。何事もスムーズに運びます。午後11時43分、太陽が木星とセミセキスタイル(30°)を形成して、「種蒔き」の暗示。今後の計画を育てていくときでしょう。

5日(火)も引き続き月は射手座です。10大天体のアスペクト(星同士の関係)は無し。太陽系の配置はダイナミックで悪くありませんが、火のエレメントに星が偏っています。太陽、水星が獅子座、土星、海王星が牡羊座、月が射手座で、重要な天体が火のサインに集中しています。最近はコメの産地で降雨量が少なく、不作が予想されていますが、農業を司る小惑星=セレスが牡羊座という火のサインに入っているのが痛いですね。確かに天気予報どおり、猛暑になりそうな星の配置です。

6日(水)は午前2時3分から月は山羊座へ入ります。しかし、山羊座の月は敵に囲まれており、午前4時から5時にかけて、月は土星、海王星とスクエア(90°)、午後3時38分には月は金星とオポジション(180°)を作ります。楽ちんに過ごすのは諦めた方がよさそうな一日です。目の前の仕事と格闘しながら一日が終わりそうです。

7日(木)は…午前8時23分に火星が天秤座へ入場します。「火星よ、お前もか!」といいたくなるよような、カーディナルサインといわれる基本サインに6個の天体が集まることになります。カーディナルサインは別名「活動宮」ともいわれ、即反応して、即行動に移す性質を持っています。要するにせっかちなのです。火星がカーディナルサインの天秤座に入ったからには、声があれば「すぐ反応しますよ!」と、星たちにすごまれているような状態になります。失言はできないし、猶予は許されない…という期間に突入します。今後は改革や変化も激しくなるでしょう。

8日(金)は…午前10時17分から月は水瓶座へ入り、つかの間の安定感をもたらす一日です。午前11時35分から月は天秤座へ入ったばかりの火星とトライン(120°)、午後12時19分には月は天王星とトライン(120°)を形成。午後12時48分には月は土星とセキスタイル(60°)、午後1時42分には月は海王星とセキスタイル(60°)に。最後に午後2時25分には月は冥王星とコンジャンクション(0°)を形成。溜まった仕事や、話し合い、決定事項など、すべてが動き始めます。また、その新しい問題の結果も早く出そうです。午後6時51分には月は水星とオポジション(180°)を作って、一部の人は疲労困憊から泣きたい気持ちに。一日の中で、午後12時48分の土星とセキスタイル(60°)あたりをゴールにして、あまり欲張りすぎないほうがよさそうです。

9日(土)は…火星の動きが気になる一日です。午前3時44分、火星は天王星とトライン(120°)に。新しいことがズバズバと決まる流れです。その流れをリードする人物がクローズアップされます。午前11時51分には天秤座の1度まで来た火星が土星とオポジション(180°)を形成。これは前者と別な問題になりますが、インフラや人工物などが破壊される配置です。戦争の攻撃が激化することも。8月6日は広島の原爆記念日、8日は長崎ですが、この物事が崩れ去る力は月が山羊座に入った6日くらいから注意したほうがいいでしょう。9日は午後4時54分、水瓶座の満月です。もしも、懸念される問題や事象があったら、早めに修理や修復をすることをオススメします。9日は…「ここ二週間で起きてきた問題の結果が出る日」と考えておくといいでしょう。

10日(日)…午前7時12分、火星が海王星とオポジション(180°)を作ります。7月30日(水)8時24分頃、カムチャツカで大地震がありましたが、3日にはカムチャツカ半島のクラシェニンニコフ山が噴火しました。この火星が海王星とオポジション(180°)はその噴煙で何らかの障害が起きるのではないでしょうか?1993年のピナツボ火山の噴火ではその後の数年間日本は冷夏になったそうですが、これに似たことが起きる可能性も。少なくとも航空機の運航にたいする危険は高まっているようです。噴煙に有害物質が含まれているのかもしれません。火星が海王星とオポジション(180°)は煙害なども表します。午後3時49分、月は魚座へ入ります。午後9時28分には火星が冥王星とトライン(120°)を形成。これもまた、激しいアスペクト(星同士の関係)です。キーワードは「困難を乗り越える」ですが、それが上手く行くかどうか?少なくとも、現在抱えている問題にズバッと一撃が加えられるでしょう。

週末になるに従い、太陽系の配置は激しさを増してくるようです。今週は、いままで優柔不断で先が読めなかった物事に答えが出ることは確かです。とはいえ、「お手柔らかに」と頼みたくなるような星の配置が続きます。まずは、変化があったら、それをチャンスに変えるような意欲的な姿勢が大切といえそうです。

AUG 4 2025

瑛利奈

(C)ELINA

金星が多様な心模様を…

7/28~8/3

最近は国内はもとより、世界情勢も猫の目のように日々、めまぐるしく変わるので、「あれはもっと前のことかな?」と思っても、意外と先週のことだったりします。先々週は星の動きが閑散としていて、20日の参院選で与党が大敗しました。先週になって、太陽が重要なアスペクト(星同士の関係)を持ち、トランプ関税の問題でも実のある結果が出ました。その後、最近は石破総理の退陣が大きな関心事になっていとます。を見て驚いたのは、総理官邸前で「石破辞めるな」というデモが起きているそうな…。よく「犬がに玄を噛んでもニュースにならないが、人間が犬に噛みついたらニュースになる」といわれますが、これ真相かもしれません。今週の星は?というと、先週ほど、キビキビした展開はなく、金星ばかりが他の惑星と絡んでいます。しかもネガティブな意味ばかり…。金星は感情を司りますが、今週は「感情」がテーマになるようです。

28日(月)…今週は乙女座の月で始まります。午前1寺56分、月は木星とセキスタイル(60°)を形成。豊かさに幸せを感じる時間です。と思う間もなく、主要な天体との好調座相はこれでおしまい。あとは、ゴミゴミとしたマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりです。しかも、相手は小惑星だったりします。午後5寺30分、月がサウスノード(ドラゴンテイル)とコンジャンクション(0°)に。何とはなしに内向きな気持ちで一日が終わります。

29日(火)も月のサインは引き続き乙女座です。午前3寺45分、月が火星とコンジャンクション(0°)に。ハードワークのアスペクト(星同士の関係)ですが、日本は深夜ですから、頭の興奮が冷めやらず、眠りが浅くなってしまうかも。午前9寺56分、月は双子座の金星とスクエア(90°)に。眠くなったり、夏バテを感じたりで、仕事が遅くなってしまいそうです。午後2時42分か月は天秤座へ入場。その後、月は天王星とトライン(120°)を形成して、変化を求めたくなるでしょう。午後6時台には月は土星、海王星とオポジションに。ダイナミックな展開ですが、まさに軸がブレブレになるアスペクト(星同士の関係)です。午後7時34分、月が冥王星とトライン(120°)を作って、意外なところへ決着することになり、一日が終わります。最近は天王星が双子座の0度、土星が牡羊座の1度、海王星が同じく牡羊座の2度1分、冥王星が水瓶座の2度29分ですから、冥王星が必ず、事態収拾に動いてきます。冥王星のキーワードは「悉く消去する」ですから、よかれと思って改革を提案しても、その案件事態が消去される危険があるということ。冥王星に最後の尻拭いを任せるのは、どうも…危ないとしか言えません。

30日(水)は…月は引き続き天秤座です。午前4時16分、月は太陽にセキスタイルを形成。午前11時11分には月は水星とセキスタイル(60°)に。午後12時58分には天秤座の月は蟹座の木星とスクエアを形成します。これは…約束を違えられるという意味。私事ですが、先週の火曜日、フレッツ光クロスの工事が来ることになっていたのですが、金星がノードとスクエア(90°)に。私は「馴れ合いがおきるのか?社交的な感性が誤作動しそう」と書いたのですが、約束の時間を過ぎても工事が来る気配がありません。たまりかねて、こちらから電話をしたら、「予定を書き込んで居なかった」とのこと。星を観ていなかったらカンカンに怒っていたはずですが、「やっぱりな」という反応で終わってしまいました。その工事が30日に来る予定ですが、、またイヤなことがありそうですね。30日はこれ以降、有効なアスペクト(星同士の関係)がなく、一日が終わりそうです。

8月1日(木)は…前日よりもさらに星の動きはコンパクトになります。午前中は月がノースノード(ドラゴンヘッド)とインコンジャクト(150°)を作るのみ。午後12時56分、金星が蟹座へ入ります。獅子座の方がお誕生日のシーズンですが、愛情運や人気運が華やかなのは蟹座さんです。同時に蠍座さん、魚座さんにもチャンスがあるでしょう。現在は木星も蟹座にいるので、幸運さは金星のみの時の10倍ちかいかもしれません。1日は金星が蟹座に入場したあと、他の惑星など、これといったイベントもなく、一日が終わります。

2日(金)、午前2時24分から月は蠍座へ入ります。午前3時51分、蠍座の月は蟹座の金星とトライン(120°)に。エレガントで美しい配置です。楽しい夜になるはずです。午前8時2分、愛の星=金星は双子座の天王星とセミセキスタイル(30°)を形成。これは「ロマンスの準備をしましょう!」という意味です。特にあなたの「愛のコンセプト」を念入りに煮詰めておくことです。午後9時41分には蠍座の月が太陽とスクエア(90°)を形成。半月です。例えば先週決まったトランプ関税の数字について、具体的な結果が出たりします。午後10時33分、愛の星=金星は牡羊座の土星とスクエア(90°)に。現実的な土星の冷たさ、意地悪さに繊細な心を傷つけられる暗示です。まずは、挫折もあることを織り込んで置いてください。

3日(土)は吉凶混交の日です。午前2時25分、月は木星とトライン(120°)を形成。壮大な夢が叶って幸せを感じる時です。その後、午前5時48分には、金星が海王星とスクエア(90°)に。金星が司る「愛」のビジョンを海王星が誤った方へ広げてしまうアスペクト(星同士の関係)です。あるいは、「叶わぬ愛」により惹かれてしまうことも。無い物ねだりに注意が必要です。午後2時45分には、今度は愛の星=金星を冥王星がインコンジャクト(150°)から足を引っ張ります。愛の理想を叶えるには、前日の土星は目の前の現実を繰り広げて見せ、海王星は失った過去を美化して見せ、冥王星は見えないところから足を引っ張る…。三者三様な角度から愛を妨害するのです。気持ちのアップダウンに振り回されないように。

4日(日)の重要なアスペクト(星同士の関係)は…午前中は、蠍座の月に火星がセキスタイル(60°)を作るのみです。アクティブなパワーを授けられるでしょう。午後3時00分から月は射手座に入ります。さらにアクティブになります。午後4時59分、射手座の月は天王星とオポジション(180°)を形成。大胆すぎる行動は事故に繋がるので注意。思ったよりも大ごとになる時間帯です。午後6時7分には月は土星とトライン(120°)に。安定性、慎重さが増します。午後6時~7時台には、月は海王星とトライン(120°)、冥王星とセキスタイル(60°)に。いい流れを作ってくれます。

今週は、愛の星=金星が多くのアスペクト(星同士の関係)を持つ一週間です。しかも金星は31日(木)から多感な蟹座へ入ります。男女ともに心が敏感になる一週間です。これをチャンスと捉えるか?辛いと感じるか?あなたのニーズ次第ですね。

JUL 28 2025

瑛利奈

(C)ELINA

22日夜、太陽は獅子座へ

7/21~7/27

20日(日)は第27回参院選があり、翌21日全125議席が確定しました。自民、公明両党の与党は、目標の50議席を下回る47議席の獲得にとどまり、参院の過半数(125議席)を割り込みました。これは…1955年の自民党結党以来初めての出来事です。日本のホロスコープが書き換わるのは、春分、夏至、秋分、冬至の年4回ですが、現在の運勢を示す夏至図が6月16日に書いた太陽と土星がスクエアの夏至にありました。夏至図はいちばん下にあり、クリック(タッチ)すると拡大しますが…。今回、与党が過半数を割るのは、この夏至図にも出ていました。与党の表示星が蟹座の21度にある水星ですが、野党の表示星は?というと、その上にある蟹座の木星です。なぁ~んだ!分かってたのか!と、今さら思ったところです。今週の星の動きは…?と、観れば、太陽が天王星、土星、海王星としっかりと有力なアスペクト(星同士の関係)を作っていて、これが選挙前にあればもう少し実のある結果を生んだかも?と悔やまれるところです。

21(月)は昨日の続き、双子座の月から始まります。午前10時59分、火星がサウスノード(ドラゴンテイル)とコンジャンクション(0°)を形成。これは、集団的無意識が不穏な空気を生む…といったようなイメージです。おのずと私たちを後ろ向きにさせるアスペクト(星同士の関係)です。午後8時35分になって、ようやく月が水星とセキスタイル(60°)を作って、前向きなコミュニケーション能力が戻って来ます。

22日(火)は…金星の動きが目立つ一日です。午前3時22分、月が金星とコンジャンクション(0°)を作って、リラックス効果抜群に。午前10時20分には金星がノードとスクエア(90°)を形成。馴れ合いがおきるのか?社交的な感性が誤作動しそうです。午後4時17分には金星が調整の小惑星=パラスとトライン(120°)に。ようやく感情的なこだわりや偏狭な気持ちが調整されます。キラキラ9時25分、月は蟹座へ入場。その後、午後10時29分には太陽が獅子座へ入ります。獅子座の太陽はオウンサイン=あるべき位置なので、太陽の寛容さや、リーダーシップがフルに発揮されることになります。

23日(水)は…午前中、蟹座の月は土星、海王星、冥王星と不調和な関係です。イマイチな時間帯ですね。午後1時55分、月は木星とコンジャンクション(0°)を作って、ラッキーな一時が始まります。午後2時31分、獅子座へ入ったばかりの太陽がこちらも双子座の0度の天王星とセキスタイル(60°)を作ります。大きな決断、しかも勇断がありそうです。その後、午後5時23分には金星が火星とスクエア(90°)に。こちらは内輪もめでしょうか?愛する人との付き合い方には注意が必要です。

24日(木)も月は終日蟹座。アクティブな一日になりそうです。午前9時41分、月は乙女座の火星とセキスタイル(60°)を作って、仕事が捗りそうです。午後8時23分、獅子座の太陽は牡羊座の土星とトライン(120°)を形成。近来稀に見る有意義なアスペクト(星同士の関係)です。この日に決まったことは、恒久的に続きます。

25日(金)…前日の24日~25日にかけて、今週のクライマックスといえるでしょう。まず、午前0時28分、月は獅子座へ入ります。午前2時31分、太陽が海王星とトライン(120°)に。重要なプランが決まりそうです。午前4時10分、獅子座の新月です。ここから新しいサイクルがスタートします。昼を過ぎて、午後3時32分、太陽が冥王星とオポジション(180°)を作ります。「あっ!」ということが起きるのか?それとも、後で「あの時が運命の変わり目だったね」と顧みられることになるのか?大きく潮目が変わっていきます。いい方ではなく、後悔する方に変わる可能性も。

26日(土)になると、今週のクライマックスを超えて、星の配置は力を失くしていきます。午後8時1分の月と金星のセキスタイル(60°)が唯一の有効なアスペクト(星同士の関係)です。楽しい夜が過ごせる暗示です。

27日(日)は午前5時55分から月は乙女座へ入ります。午前7時19分、月は天王星とスクエア(90°)を作り、やや波瀾含みの日が始まります。そのあと月は土星、海王星、冥王星とインコンジャクト(150°)というストレスを残すアスペクト(星同士の関係)を連発。事故や体調不良には気をつけるに越したことはないでしょう。午後2時6分になって、月は太陽とセミセキスタイル(30°)に。将来を睨んで、種蒔きをする時間です。

今週は22日午後10時29分に太陽が獅子座へ入ります。ここから太陽が力を発揮し始めます。23日~25日にかけて、太陽は天王星、土星、海王星と次々好調座相を形成していき、今週のハイライトになります。今週はサクサクと物事が決まる一週間になりそうです。

JUL 21 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

太陽や金星、火星も閑散な動き

7/14~7/20

トランプ氏は7日、SNSで、石破茂首相宛ての書簡で「8月1日から『相互関税』を25%とする方針」を示しました。12日にはEUとメキシコに対して8月1日から30%の関税を適用すると表明。また、米財務省は先月の関税収入は過去最高の272億ドル(4兆174億円)だったとのこと。そんな中、日本株の動向は堅調なようです。一方、中国では習近平主席の一極集中体制が揺らいでいるとの報道も。また、日本は7月20日の参院選で自公で過半数割れの可能性がこの一週間でさらに強まったと見られています。今週の星の配置ですが、18日に水星の逆行があり、太陽や金星、火星が主要なアスペクト(星同士の関係)を作らないなど、閑散とした一週間になりそうです。

14日(月)は、午前8時44分から月は魚座へ入場。午前9時15分に月は天王星とスクエア(90°)を作ったあと、主要なアスペクト(星同士の関係)を作らず、午後10時45分に月は木星とトライン(120°)に。実際は、台風5号の接近による大雨が気になる一日でした。

15日(火)も引き続き月は魚座。主要なアスペクト(星同士の関係)を作るのは月のみの一日です。午前4時52分、月は金星とスクエア(90°)、午後1時15分には月は火星とオポジション(180°)を作ります。いずれも不調な関係です。午後8時7分には、金星が賢者の彗星=キローンとセミスクエア(45°)という小競り合いの関係を作って、スカッとした今後の見通しが立ちません。午後8時51分には火星が自己主張の小惑星=ジュノーとセキスタイル(60°)を形成。こちらは国民の不満がパワーアップしていきそうです。

16日(水)…午前2時9分、月は太陽とトライン(120°)に。月は魚座の23度、太陽は蟹座の23度です。水のサインのコンビが安心感を演出してくれます。午後1時32分から月は牡羊座へ入場。ここから空気が変わります。午後2時11分には月は天王星とセキスタイル(60°)に。事態が少し前向きに動くでしょう。午後4時52分には月は土星とコンジャンクション(0°)を形成。ここが16日の最重要なタイミングです。現実を理解すると同時に、受け入れざるを得ない状態に。午後5時以降には、月は海王星とコンジャンクション(0°)、冥王星とセキスタイル(60°)を作って、「それもまたよし」という気分に変わります。

17日(木)、一日を通じて牡羊座の月です。午前4時2分、月は木星とスクエア(90°)、午前5時31分、月は自己犠牲の小惑星=ベスタとインコンジャクト(150°)を形成。現実と理想が噛み合わない状態です。午後1時43分になって、月は金星とセキスタイル(60°)を形成。ここで初めて妥協点が見出せます。結論が出たら後は楽ちんな流れに乗るでしょう。

18日(金)、午前7時53分、火星が冥王星とセスキコードレイト(135°)を作ります。これは、権力闘争のアスペクト(星同士の関係)です。怒りが湧き上がってくるかもしれません。午前9時37分、月が太陽とスクエア(90°)を形成。半月です。当面の答えを求められるタイミングです。午後1時44分、水星が逆行し始めます。度数は獅子座の15度です。水星はコミュニケーションの惑星ですから、今後コミュニケーション力が失われていく暗示です。午後4時58分、月は牡牛座に変わります。午後10時36分、水星が金星とセキスタイル(60°)に。関心は音楽やアート、サブカルチャーの方へと移って、楽天的な気分に変わるでしょう。

19日(土)…この日の月は牡牛座の前半です。午前7時56分、月は木星とセキスタイル(60°)に。19日でいちばんいい時間です。その後はイマイチ意見がまとまりにくい日です。キーワードは「朝を逃すな!」です。

20日(日)…午前0時36分、牡牛座の月は火星とトライン(120°)の好調座相に。体力を使って仕事に励むアスペクト(星同士の関係)です。夜中なので、19日の午後からスポーツやイベントなどで体力を使い果たし、気持ちのいい疲れを感じる時間なのかもしれません。その後、午前2時13分には月はサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)を形成。プライベートな時間です。この流れは午後3時43分、月が太陽とセキスタイル(60°)を作るまで続きます。ちょっとしたキッカケで外部との接触開始です。午後7時21分、月は双子座へ入ります。その後、月のアスペクト(星同士の関係)は活発。午後8時以降、月は天王星と合(0°)、土星、海王星とセキスタイル(60°)、冥王星とトライン(120°)を次々と形成。いろいろな問題が大きく展開していくでしょう。

今週は…太陽系のアスペクト(星同士の関係)は閑散として、大きな動きがなさそうな一週間です。特に18日の水星逆行はイタイですね。そういえば、20日は参院選の日でした。水星逆行という思考能力が低下した状態で、安易な判断をしないように注意が必要です。参議院は解散がないので、みなさん、長期的な展望のもとに投票に行ってくださいね。

JUL 15 2025

瑛利奈

(C)ELINA

まずは順調、双子座の天王星

7/7~7/13

先週は、頻繁に鹿児島県のトカラ列島で震度6弱の強い地震が起きて、7月7日現在、1,590回の有感地震が観測されています。6月21日以降、地震は第2フェーズに移って、非常に活発になったそうで、トカラ列島の群発地震は震源が東西に拡大したとのこと。国土地理院の人工衛星による観測データによると、最初東北東へ1.8センチ動いていたのが、7月2日正午から3日午後にかけて、
南方向へ4.2センチ移動。方向まで急変したそうです。そんな中、「7月5日に大災害が起きる」とのデマ?がトレンド入りしていたようです。7月5日といえば、午前6時32分に「海王星の逆行」がありました。たしかに海王星はマグマの活動と関係が深いといわれる惑星です。トカラ列島周辺の海底ではフィリピンプレートが陸側のプレートに沈み込んでいるそうで、むしろインドネシア・フローレス島の「レウォトビ・ラキラキ山」の大規模な噴火との関係があるのかもしれません。一方、アメリカでは、南部テキサス州で4日、大規模洪水が発生して “少なくとも80人死亡”した模様です。また、トランプ関税の交渉は、赤澤大臣が7回も渡米しているのに、まだ合意に至らないようです。もっとも赤澤大臣は「自動車の追加関税撤廃と、日本の米を守る使命」を帯びていると明言しているわけですから、赤澤大臣が交渉に当たる限り、合意に至らないのも道理です。さて、今週の星の配置は?というと、一部のマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)を除いて、概ね無害なものばかりのようです。ただ、7日の天王星の双子座入り、13日の土星逆行は、時代の転換点を暗示しています。

7日(月)は、午前7時5分、月は射手座に入ります。その後、午前10時台から午後1時台にかけて、月は土星、海王星、冥王星と、次々と好調座相を作っていきます。金星だけはオポジション(180°)=不調ですが。まずは、物事が次々に決まったり、発展したりと、いい流れができるでしょう。その後、2018年5月16日に新たに牡牛座に足を踏み入れた天王星が、午後4時45分、牡牛座から双子座の領域へと入っていきます。牡牛座を経由するのに7年と2ヶ月かかったわけですね。そもそも前回、天王星が双子座へ入ったのは1941年8月8日でした。そして、天王星が当時双子座を抜けたのは1949年6月10日でした。第一次ベビーブームといわれる世代のド真ん中ですね。第一次ベビーブームの世代…つまり戦後の高度成長の時代に成人した人達の前半2分の1は双子座の天王星を持っている世代です。なるほど、その時代の再来ということですか!その前の牡牛座の天王星の時代は第二次世界大戦の原因となる牡牛座=土地=領地=国土獲得に躍起となり、血を流す時代でした。牡牛座が意味する「現実」すなわち「物質=金銭」を有り難がる時代でした。そういえば、2018年5月16日の牡牛座の天王星に支配された時代は、ウクライナ戦争に象徴されるように、「国土」獲得に莫大なお金を掛けて、血を流す時代だったのです。そう考えると、双子座の天王星が第二次世界大戦の終焉をもたらしたことを考えると、7日から始まる双子座の天王星も「文化の時代」を築いてくれるのでしょうか?それなら、未来に希望が持てますね?みなさん!早くこの「牡牛座的な」国土とお金に対する執着から、自由へと羽ばたかせて欲しいものです。ただ、兵器が「ハイテク=双子座」になって無人化するという意味ではないことを祈ります!長くなりましたが、7日は記念すべき一日だと言えるでしょう。

8日(火)も射手座の月が続きます。惑星同士の重要なアスペクト(星同士の関係)はありません。唯一、太陽が噛んでくるのは、午後12時56分の太陽と自己主張の小惑星=ジュノーのトライン(120°)です。自己主張の小惑星=ジュノーというと、さも「うるさ型」のような気がしますが、逆で、「自己主張しなければならない被差別の境遇にある人達が声を上げるとき」なのです。弱き者の権利が叫ばれる日です。夜になって、月と冥王星のセミスクエア(45°)や月とノード(ドラゴンヘッド)のスクエア(90°)により、人々の感情は分断されていきます。

9日(水)、午後12時3分、射手座の月がキローンとトライン(120°)に。斬新な分析が注目を浴びそうです。午後5時54分から月は山羊座へ入ります。午後9時35分、月は土星とスクエア(90°)、10時4分、月は海王星とスクエア(90°)に。現実に押し潰されそうで、暗くなってしまうかも。早く休んだ方がいい夜です。

10日(木)、午前6時58分、山羊座の月が木星とオポジション(180°)に。期待しすぎて、空回りになる危険が。午前8時51分、月は義務の小惑星=ベスタとセキスタイル(60°)を形成。真面目過ぎるほどの気持ちで仕事を全うします。午後7時10分、月は火星とトライン(120°)に。一度火が着いたらパワー全開になり続けるアスペクト(星同士の関係)です。早めに完全燃焼してOFFにしましょう。

11日(金)、午前5時36分、満月。西の空に満月が見えるはずです。今週、努力してきたことや目標としてきたことに結果が出ます。午前9時52分、金星が木星とセミセキスタイル(30°)に。セミセキスタイル(30°)と、アスペクト(星同士の関係)は弱いですが、次のゴール目指して、計画を始動するといいでしょう。

12日(土)は午前2時20分から月は水瓶座です。月は朝から天王星、土星、海王星と好調。いろいろと計画を実行したくなる土曜日です。午前7時41分、月は冥王星とコンジャンクション(0°)を形成。ここで流れが変わるかもしれません。午前9時56分、月はノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を形成。人の和が広がります。午後6時以降は水星が小惑星=セレスとトライン(120°)を作ったり、月が金星と同じくトライン(120°)に。楽しい夕方になりそうです。

13日(日)…月以外の天体のアスペクト(星同士の関係)はない日です。午後1時7分、土星が逆行し始めます。時の神様=土星の巻き戻しの作業が始まります。「今の時代には早すぎたかな?」と思ってきた出来事はもう一度見極める作業が始まる可能性も。これから、今年の9月1日になると土星は魚座の領域まで逆行していきます。土星は太陽系の「秩序」を司る「警察」みたいな惑星ですが、逆行している間は警察の取り締まりがやや手薄になります。リーダーの求心力が弱まって無軌道になる輩が出る可能性も。土星は11月28日まで逆行を続けることになります。

今週は…時代の変わり目的なイベントが多い一週間です。まずは、天王星の双子座入りです。「自由、平等、友愛」のフランス革命のスローガンはどう考えても今までの牡牛座よりも双子座のほうがしっくりきますね。双子座の自由な発想で、最近の世界の空気を変えて欲しいですね。双子座は「面白いこと」が好きなので、友達と一緒に楽しく遊べる時代の再来を切に望みます。

JUL 7 2025

瑛利奈

(E)ELINA

 

好調な流れは続く…

6/30~7/6

イスラエルとイランが24日にそれぞれ合意を発表した停戦。あれからほぼ一週間が経ちましたが、何とか停戦の状態はキープできているようです。12日間といわれるイラン、イスラエル戦争で、イスラエルによる攻撃によりイラン側は935人が死亡。イスラエル側は24人だそうですが、その間にガザ地区では800人以上が死亡しているとのこと。そもそも、これまでの死者数は5万6500人にのぼるそうです。一方日本では、気象庁は6月27日(金)、「九州南部、九州北部、四国、中国、近畿の各地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。これは統計開始以来、最も早い梅雨明けになるそうです。予想を上回る早さで加速する地球温暖化に、熱中症で悩まされていらっしゃる方々も多いことでしょう。ともあれ、国際情勢は先週25日から、太陽と木星のコンジャンクション(0°)、太陽&火星のセキスタイル(60°)など、好調なアスペクト(星同士の関係)が続きましたが、今週もその流れは続くものと思われます。

30日(月)は…惑星同士の重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、夜明けから乙女座の月が蟹座の木星とセキスタイル(60°)、午前10時13分には月と火星がコンジャンクション(0°)、その後、12時54分には月は太陽とセキスタイル(60°)を形成。好調なアスペクト(星同士の関係)が続きます。

7月1日(火)も引き続き月は乙女座です。午前1時15分に獅子座へ入ったばかりの水星が木星とセミセキスタイル(30°)という準備運動のような関係に。午後11時42分、月は乙女座の金星とトライン(120°)に。幸せな雰囲気に浸れます。しかし、金星の度数は乙女座の26度です。このところラッキーだった乙女座さんや山羊座さん、牡牛座さんなどの平和な日々も4日(金)までになります。今のうちに思いっきり楽しい時間を過ごしておくといいでしょう。

2日(水)は…午前6時16分から月は天秤座です。この位置は、現在木星が蟹座、土星、海王星が牡羊座と、いずれもカーディナル・サイン(基本サイン)にあるので、天秤座の月はこれらの惑星を刺戟します。特に9時53分の月と土星のオポジション(180°)は1度違いですぐ隣にいる海王星や、蟹座の太陽や木星も巻き込んで、5つの天体のT字スクエアになります。スクエア(90°)が二つ繋がった形です。潜在していた問題を刺戟するアスペクト(星同士の関係)です。ちょっと注意が必要な日です。新しい提案や、問題解決のための動きなどは、控えたほうがいいかもしれません。問題提起して、旧悪を暴きたいかたは別ですが…。

3日(木)、午前4時29分、半月です。あいにく好調なアスペクト(星同士の関係)が何ひとつない日です。現状の問題を確認するにはいい日といえるでしょう。

4日(金)もマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)が続きます。些細な問題で議論が出ては、立ち消える日です。午後6時32分、月は蠍座へ入ります。その後、午後9時44分、金星が天王星とコンジャンクション(0°)に。金星は愛の惑星。愛情問題や微妙な感情を司る惑星です。一方、天王星は革命の惑星で、過激な理論家です。天王星は未練たらたらの愛をズバッと切ろうとします。過去を吹っ切るにはいいタイミングかもしれませんが、やり過ぎには注意が必要です。あとで、「もったいないものまで捨てたな」と後悔するかもしれません。冷静さや慎重さな必要な時です。

5日(土)、午前0時30分、愛の星=金星が双子座へ入場します。双子座さんが愛の主役になる時期が始まります。同時に天秤座さんや水瓶座さんもチャンス到来です。世界を騒がせているトランプ大統領も双子座ですが、太陽の度数が双子座の22度なので、優しくなるのは月末頃ですね。そういえば、習近平主席は双子座の23度でした。ネタニアフ首相は天秤座の27度です。ついでにプーチン氏は天秤座の13度です。そういえば、ウクライナのゼレンスキー大統領は水瓶座でした。度数は水瓶座の5度です。現在、話題のトップはみな風のサインですね。ついでに石破総理も太陽は水瓶座の15度です。金星が双子座の前の風のサイン、水瓶座にいたのは今年(2025年)の1月3日まででしたから、それ以前はそれぞれ上記のトップの方々はよかったわけです。このあと、トランプ氏が1月20日に大統領に就任したのでした。再び金星が風のサインに入る5日から少しは世界が丸く収まるようになって欲しいですね。5日の蠍座の月は…木星とトライン(120°)、火星とセキスタイル(60°)、その後、午後10時29分に太陽とトライン(120°)を形成して、いい雰囲気を作ってくれそうです。

6日(日)、午後12時51分、蠍座の月はサウスノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)に。人の和を作ってくれます。夕方の5時42分、金星が土星とセキスタイル(60°)を形成。愛の地固めとでもいうアスペクト(星同士の関係)です。金星は愛の惑星ですが、現実に即した成果を上げそうです。結婚相手を見極めるにはチャンスかも。午後11時46分には金星は海王星ともセキスタイル(60°)に。こちらは夢を見るアスペクト(星同士の関係)です。まずは、いい週末になりそうですね。

今週は2日がトラブルが多い日ですが、週末に向かって雰囲気がガラッと変わり、新しい繋がりや合意が生まれることになるでしょう。

※今週も更新が遅れて申し訳ありません。

JUL 1 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

太陽の相手は、土星から木星へ

6/23~6/29

6月13日にイランとイスラエルが交戦状態になってから、情勢は予測できない方向へ変わっていきました。13日、イスラエルは核と弾道ミサイルの脅威を取り除くためとして、イランへの攻撃を開始し、核関連施設や防空システム、弾道ミサイル拠点などを空爆。17日にはトランプ米大統領がイラン攻撃計画を承認。「二週間の猶予を与える」と宣言したトランプ大統領が2日しか経たないうちに、22日イランのテヘランの核関連施設に直接軍事攻撃を実施。「ミッドナイト・ハンマー作戦」のコードネームが付けられたこの攻撃はB-2爆撃機6機がフォルドゥにバンカーバスター12発を投下。潜水艦からナタンズとイスファハンに巡航ミサイル30発などを発射した。「大変なことになったものだ!」と、これらの情報やホロスコープを調べていた私は…不覚にもPCの前で眠ってしまいました。気がついた時は…「トランプ米大統領は23日午後(日本時間24日午前)、交戦が続くイスラエルとイランの間で、『完全かつ全面的な停戦が完全に合意された』」との記事が…!その後、停戦の信憑性を調べているうちに、すでにお昼を回ってしまいました。更新が遅くなって申し訳ありません。トランプ大統領がイラク攻撃を決断したタイミングは…まさに太陽が土星とスクエア(90°)を形成する直前でした。今週の星の配置は23日を除いて、その後は25日の別格でラッキーな太陽と木星のコンジャンクション(0°)などがあり、好調なものが続きます。

23日(月)は、日本時間午前3時35分、太陽が土星とスクエア(90°)という究極の二択で一方を斬り捨てるという、決断の座相が形成。午前11時56分から月は双子座に変わります。午後5時28分、太陽は海王星とスクエア(90°)を形成。ホルムズ海峡が封鎖される怖れなど、中東情勢が一段と緊迫化し、原油価格が4%余り上昇し、1バレル=78ドル台半ばまで値上がりしました。その後、トランプ大統領がSNSでイスラエルとイランが停戦に合意したと発表すると下げ幅が拡大し、一時、1バレル=64ドル台まで下落、先週末と比べると、14%下落になりました。海王星は石油を表す惑星です。

24日(火)は…前日の太陽と土星のスクエア(90°)を経て、緊迫感は著しく低下します。太陽はもとより、月も含めて、8大惑星との重要なアスペクト(星同士の関係)はひとつもない一日です。午後3時14分、木星は冥王星とインコンジャクト(150°)を形成します。これから時代が大きく変わっていく必要性とエネルギーを秘めていますが、いかにして、どの方向へ変わるべきか?を模索するアスペクト(星同士の関係)です。木星は宗教を表しますから、中東問題の根が深く、正解が見えないことを象徴しているかのようです。午後9時59分には太陽が冥王星とインコンジャクト(150°)に。冥王星という根が深いもの、地中に埋もれたもの、隠されているものを「いかに突き止めて、改革するか?」が問題提起される日です。

25日(水)、午前0時16分、太陽が幸運の惑星=木星とコンジャンクション(0°)を作ります。これは…一年に一度しか作られないとても幸運なアスペクト(星同士の関係)です。これまでの紆余曲折はこの太陽と木星のコンジャンクション(0°)を目指して起きていた…といっても過言ではありません。起きるのが25日の午前0時台ですから、この情報を知ったあなた、すぐに行動に移すべきです。「トランプ大統領もこのタイミングを狙ったのかなぁ?」と詮索するくらい、幸運を掴むには有効なアスペクト(星同士の関係)です。前からエフェメリス(暦)を観れば分かるのに、人はどうも困難な土星の方に意識が向きがちなものです。今回の太陽と木星のコンジャンクション(0°)は蟹座の3度21分で起きます。蟹座さんはもちろん、蠍座さん、魚座さんにとってはまたとないチャンスです。ちなみに昨年(2024年)の太陽と木星のコンジャンクション(0°)は牡牛座の28度18分で起きました。トランプ大統領と同じ双子座の方は、たまたま木星が双子座へ入った日に太陽はすでに双子座の5度まで進んでいたので、木星は太陽に追いつけなかったのです。しかし、その場合はトライン(120°)やその他のチャンスで埋め合わせがあるのものです。私事ですが、昔、私の金星の真上で木星がステーションして、長く留まったことがありましたが、幸運も余り長くなると、麻痺してしまい、効力がなくなるものです。やはり「幸運を掴もう!」と意欲がある人の勝ちだと思いますよ。25日は午後12時43分から月は蟹座へ入り、午後7時31分、新月です。

26日(木)は夕方以降、チャンスが来ます。午後6時44分、蟹座の29度まで度を進めた水星が天王星とセキスタイル(60°)を作ります。天王星の方は牡牛座の29度。最近は太陽系の外惑星が相次いで次のサインに入ったので、老いた度数にいるのは天王星だけです。変化を促すアスペクト(星同士の関係)です。午後11時11分には太陽が火星とセキスタイル(60°)に。日本では夜遅い時間帯なので、ここで活動を切り上げるように前もって動いたらいいでしょう。

27日(金)、午前0時7分、蟹座の月が金星とセキスタイル(60°)に。まったりと楽しい時間です。午前4時8分、これまで蟹座を通過していた水星が獅子座へ入ります。午後3時5分には月が獅子座へ入場。これまで蟹座という「家庭」で寛ぐ雰囲気でしたが、一挙にフォーマルに変わります。午後6時4分には月は土星とトライン(120°)、午後6時49分には月は海王星とトライン(120°)、午後8時38分には月は冥王星とオポジション(180°)を作ります。その間、太陽が小惑星=ベスタとトライン(120°)を作りますから、海外で軍事的な動きが強まってくるでしょう。

28日(土)も引き続き小惑星=ベスタが目立つ一日です。小惑星=ベスタは「軍隊」という意味もあります。これは27日の動きが継続している感じです。午後12時52分、水星が土星とトライン(120°)を形成。現実を把握するのに役立つアスペクト(星同士の関係)です。その後、午後8時57分には水星は海王星とトライン(120°)に。現在、土星が牡羊座の1度、海王星が同じく牡羊座の2度にあるので、海王星のアスペクト(星同士の関係)が追ってくるのは仕方がないのです。土星は現実を、海王星は夢を表しますが、セットになっている現在、両方の焦点をぼかす感じがあるのは仕方ないところです。

29日(日)も月は引き続き獅子座です。重要なアスペクト(星同士の関係)が少ない日曜日です。午後4時57分、水星が冥王星とオポジション(180°)を形成。問題の根深さ、難しさに気付かせてくれるアスペクト(星同士の関係)です。午後8時43分から月は乙女座へ入ります。「さあ、ここから対処法を考えよう」という流れに変わるでしょう。

今週は25日に太陽が木星とコンジャンクション(0°)を作ります。一年に一回しかできないラッキーなアスペクト(星同士の関係)です。理想を高く持って挑戦する人に木星は勇気を与えてくれますが、反対に安楽な生活を望む人には、変わり映えのない「楽ちんな生活」を提供してくれます。どちらを選ぼうと自由ですが、チャンスが過ぎたあとのことを保証してくれないのが木星の特長です。

JUN 24 2025

瑛利奈

(C)ELINA

 

太陽と土星がスクエアの夏至

6/16~6/22

先週は…12日の午後から山羊座の月が土星と正確なスクエア(90°)、それに海王星、木星を含めてT字スクエアを作りました。まさしくこの日から世界は最悪な流れになりました。現地12日午後1時39分にアーメダバードの空港を離陸したエア・インディア機AI171便が揚力を失って墜落。乗客242人のうち241人が死亡しましたが、さらにバイラムジー・ジージーボイ医科大学および市民病院の医師らの居住施設に激突。居住人を加えて、270人が死亡するという事故がありました。13日にはイスラエルがイランの核施設を攻撃。イランもイスラエルを報復攻撃して、軍事衝突で死者イランで224人、イスラエルで14人に。15日には米ミネソタ州で民主党の州議会議員2人とそれぞれの配偶者の計4人が殺傷された事件が起きました。12日以降、特に15日には火星、土星のスクエア(90°)、午後11時過ぎには木星と土星のスクエア(90°)が形成されて、このところの星の配置の危うさを実感することになりました。今週は、先週ほどには凶意が強い星の配置ではありませんが、惑星同士の好調なアスペクト(星同士の関係)は22日の火星と木星のセキスタイル(60°)のみという状態です。そんな中、21日(土)には太陽が蟹座へ入場して、世界は新たな夏至図へと書き替えられます。幸か不幸か?日本の夏至図は太陽がオールマイティの吉星=木星と一緒になって、MCと合(0°)という、いまだ経験したことのない名誉?というのか?高貴なチャートになっています。これからどんな時代が訪れるのか?太陽は最も苦しい土星とのスクエア(90°)を待機しながら、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか?

16日(月)…今週は水瓶座の月から始まります。一日を通じて、重要なアスペクト(星同士の関係)といえば、午後7時1分の月と太陽のトライン(120°)のみです。その他のマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)を観ると、これから起きてくるテーマの問題提起の日とでもいえそうです。そういえば、参院選ですね。夏至図によると、やはり僅差で野党優勢としか読めませんね。

17日(火)は午前3時8分から月は魚座です。午前6時、月は木星とトライン(120°)を作って、朝から幸せな流れです。午後5時35分、このところ4月18日から獅子座にいた火星が乙女座へ入ります。乙女座の冷静さで、世界各地で起きている戦争状態が少しでも沈静化するといいですね。

18日(水)は…午前0時1分、魚座の月が牡牛座の金星とセキスタイル(60°)に。好調な一日のスタートです。午前9時8分には月は水星とトライン(120°)を形成。午前10時38分には月は権利の主張の小惑星=ジュノーとトライン(120°)に。午後8時39分、今度は水星と小惑星=ジュノーがトライン(120°)を作ります。小惑星=ジュノーの核として月と水星がグランドトライン(大三角)を作ります。これで、少しは弱き者の声も届くのかな?と思われます。もしも、あなたが強者に迫害されていると感じているのなら、アピールするのに絶好な一日です。

19日(木)…午前4時18分、月が太陽とスクエア(90°)を作ります。19日は至るところで、スクエア、スクエア、スクエア。スクエアがテーマの一日です。スクエア(90°)というのは勝ち負けがハッキリするアスペクト(星同士の関係)なので、いろいろな問題に結果が出る日です。午前8時7分から月はシロクロをハッキリつける牡羊座へ。まず、午前10時37分、月と土星がコンジャンクション(0°)に。これは厳しいアスペクト(星同士の関係)です。問題の困難さを知るのでしょう。その後、牡羊座の月へ蟹座の木星と月と同じ牡羊座の海王星が絡んできます。午後12時15分、木星と海王星はスクエア(90°)を形成。なるほど…。牡羊座の月と土星は、「現実的、実利的」という側面で相性がいいですが、木星や、特に海王星は「現実的、実利的」とは最も乖離した惑星たちです。言ってみればローマの教皇とカルト教団のトップとが「手を結ぼう!」と会談しているようなイメージです。奇々怪々な言い回しやハッタリばかりで、ロクな結論が出るはずもありません。「煙に巻かれるのがオチ」といったアスペクト(星同士の関係)です。「一見崇高なように見えるトリックに注意」と言ったらいいかもしれません。先週末の土星&木星のスクエア(90°)のあとに、厄介なオマケが着いてきました。このようなタイミングで現実的な話をする方が野暮…とでもいう一日です。

20日(金)…そうこうするうちに、双子座最後の日が訪れます。午前9時8分の火星と土星のインコンジャクト(150°)、午後2時47分の太陽と天王星のセミセキスタイル(30°)など、いますぐに動けないアスペクト(星同士の関係)ばかりです。「そのうちやりたいこと」を考えておく一日になりそうです。

21日(土)、午前10時52分から月は牡牛座です。その後、午前11時42分、太陽が蟹座へ入ります。夏至です。この時刻で書いたチャートが今後四半期の日本の運勢となるのです。こんなに太陽がMC(天頂)に近い四季図は、私の記憶では近来ないですね。2010年の秋分図が9月23日、午後12時10分で、太陽がMCに近そうに思うのですが、東京だと標準時と19分ズレがある上に、太陽がMCを過ぎて、9ハウス側へ移動してしまっているので、活躍という意味とは大分違ってきます。敵も多そうですが、日本は世界で名誉な役割が回って来そうです。

22日(日)の月は引き続き牡牛座です。午前2時1分、月は金星とコンジャンクション(0°)に。愛に溢れた楽しい時間です。このタイミングを掴むには土曜日から行動し始めることが必要でしょう。午後7時31分には火星が木星とセキスタイル(60°)を作ります。これは火星のエネルギーに拍車がかかる暗示です。ジムで身体を鍛えたり、スポーツを楽しむにはいい時間です。反対に家に籠もって何にもしないと、ストレスが溜まるので要注意です。まずは、発散することを心がけたい日曜日といえるでしょう。

今週は…先週ほど、危険なアスペクト(星同士の関係)はありませんでしたね。火星も乙女座へサインを変えて、太陽も蟹座へ入り、大巾に刷新される一週間です。過去の慣習を捨てて、新しいコトに挑戦していく時期に入りますが、木星と海王星のスクエア(90°)に象徴されるように、まだ未来がハッキリ見えず、やりたいことに取り組むには自信がイマイチなようです。まずは、現状を整理して、自分自身のポテンシャルを把握しておくことが大切です。

JUN 16 2025

(C)ELINA

 

週末、木星に土星の壁が…

6/9~6/15

9日、中国地方・近畿・東海が梅雨入り。関東も10日には梅雨入りするとのこと。沖縄地方は「梅雨明けしたとみられる」との発表で、平年より13日早く、2015年とならび1951年からの統計で最も早い記録だそうです。先々週からニュースは備蓄米の話題で持ちきりでしたが、先週は東京都の一部店舗だけではなく、地方でもぼちぼち購入できるようになったとか。小泉農水相の「コメの流通経路は際立って前時代的」との発言を受けて、JAに批判の目が向かっていると見る向きも。小泉農水相じゃ以前(2016年)の発言に「農家は農協職員を食わせるために、農業をやっているのか」というを発見しました。この記事の時のJA職員の数は17万人だそうですが、念のため、最近の農業従事者数を調べてみたところ、「2023年は約116万人」だそうです。生産者が116万人のところ、農協職員が17万人というのは、私の勘違いでなければ、生産者の15%も農協職員がいるって…!信じがたい数字です。その人達に農作業を手伝ってもらいたい気持ちです。今から50年くらい前なら、農協の人も穫り入れを手伝う風景もあったような気がしますが。アメリカではイーロン・マスクとトランプ大統領の罵り合いが話題になっています。イーロン・マスク氏は太陽が蟹座の5度なので、5月25日に牡羊座へ入った土星が太陽にスクエア(90°)に接近してきたのが原因でしょう。イーロン・マスクのプログレス(進行座相)を観ると、今年は完全にアウトです。昨年からトランプ氏に接近したのは、完全に判断ミスですね。私から観ると、主張はイーロン・マスクの方が完全にノーマルで、トランプ大統領がクレイジーな人としか見えないですが。前置きが長くなりましたが、今週は9日に水星が蟹座へ入り、10日早朝、水星の後を追うように木星が蟹座入りします。水星が頑張っていますが、その他、好調なアスペクト(星同士の関係)がないのが今週の特長です。来週G7サミットがありますが、各国の意見はまとまらないでしょう。

9日(月)…今週は蠍座の月から始まります。蠍座の月は火星とスクエア(90°)、天王星とオポジション(180°)と不調です。午前5時11分、双子座の29度で水星と木星がコンジャンクション(0°)を形成。水星と木星が双子座に別れを惜しむかのようです。その後、午前7時57分、水星はひと足早く蟹座へ入場します。しかし、午後7時58分、水星は土星とスクエア(90°)に。「今日は評価も低く、疲れる一日だったな」と実感するような流れです。午後11時55分から月は射手座へ入ります。

10日(火)、午前2時20分、金星が冥王星とスクエア(90°)を形成。金星は愛の惑星ですから、「不純な愛情」あるいは、「愛を見失う」などがキーワードです。金融業界ではイヤなニュースも。午前6時1分には双子座を通過していた木星が蟹座へ入ります。木星が双子座へ入ったのは、昨年(2024年)5月26日でした。その後、木星は10月9日から逆行はしましたが、双子座を出ることはありませんでした。木星が双子座から出るのは、1年と半月ぶりのことです。10日はもうひとつ、惑星同士のイベントが…。午前7時54分、水星が海王星とスクエア(90°)を作ります。知性の惑星=水星が海王星という欺瞞の惑星に惑わされて、判断力を失う暗示です。前述の愛情問題にしろ、金融不安にしろ、裏切りを感じたり、狼狽したりなど、動揺しないように。午後になると、月と小惑星=セレスがトライン(120°)や火星とキローンのトライン(120°)など、慰めや現状分析やアドバイスなどが入って、まずは、冷静さを取り戻しそうです。

11日(水)はマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)ばかりの一日です。午後4時43分、射手座の満月です。月の度数は射手座の20度39分、太陽は双子座の20度39分です。今週、待たれていた結論が出るタイミングです。今週のピークといってもいいかもしれません。

12日(木)、午前4時40分、水星が金星とセキスタイル(60°)を作ります。若返ったり、楽しい気分で一日が始まります。朝から音楽やゲームに興じたい気分に。午前10時54分、月が山羊座へ入ると、空気はシビアに変わります。それ以降、午後にかけて、月は木星、土星、海王星と不調和に。T字スクエアです。夢と現実の乖離を感じますが、現実を捉えきれない気持ちです。午後11時21分になると、山羊座の月は牡牛座の金星とトライン(120°)に、現実的な快楽を見つけて、気を取り直すでしょう。

13日(金)も不協和音だらけの一日です。山羊座の月は、午前0時55分、水星とオポジション(180°)に。小さなことが気になります。その後、午後6時47分になると、太陽が「人の和」を表すノードとスクエア(90°)を作ります。人間関係でイライラ。午後9時56分、山羊座の月は自己主張の小惑星=ジュノーとセキスタイル(60°)を作って、意見を吐き出すことに。主張すれば、それなりにいいことはあります。

14日(土)…午前6時1分、山羊座の月はサウスノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)に。何となく、人嫌いな気分です。午後5時51分になって、ようやく山羊座の月を元気づけてくれる味方が現れます。好奇心豊かな天王星です。取りあえず、新しい行動をとって気分を変えることです。午後7時59分、月が水瓶座へ入ります。ここからは気分も安定、午後10時過ぎてから、土星、海王星とセキスタイル(60°)を作って、落ち着きを見出すでしょう。

15日(日)は…ネガティブな意味で「今週のクライマックス」です。午前3時2分、逆行していた自己犠牲の小惑星=ベスタが順行し始めます。ある意味、開き直って世の中のため、社会のために犠牲的な行動を取ろうと気持ちが決まるでしょう。そうはいいながら、午後12時56分、月が金星とスクエア(90°)に。弱気やためらいが襲ってきて、行動が遅くなります。午後6時46分、火星が天王星とスクエア(90°)を作ります。これは…危険なアスペクト(星同士の関係)です。体制からの抑圧、圧政に反撃したい気分にさせます。喧嘩や戦争がエスカレートしそうです。午後11時35分、木星が土星とスクエア(90°)を形成。木星は援助の惑星、土星は財政的困窮を表します。「いくら待っても、物価高だし、生活は困窮するばかりだぁ!」と、忍耐しきれず、立ち上がる決意を促すタイミングです。財政破綻を意識するアスペクト(星同士の関係)といっても過言ではないでしょう。株価は底を打つかもしれません。

今週は最後の最後になって、いちばんシリアスなカードが出てしまいました。お世辞にも夢のある一週間とは言えないですね。週明け、9日の水星と木星のコンジャンクション(0°)で現状に目が開いて、10日の金星&冥王星のスクエア(90°)、水星と海王星とスクエア(90°)で感情的に落ち込み、最後に木星と土星のスクエア(90°)で方針転換する決意をする…。こんな流れの一週間のようです。いままでぬるま湯に浸っていた自分にカツを入れる週なのかもしれません。

JUN 9 2025

瑛利奈

(C)ELINA