15日に大きな壁

6/14~6/20

先週は10日に日食があり、その後、週末に星の配置は回復し、イギリスで行われたG7もなんとかラッキーな日に最終日を迎えられたようです。

6/14(月)は午前3時22分に月が獅子座へ。午前8時39分、太陽が海王星とスクエア(90°)を形成。霧を表す海王星の象意どおり、日本列島が霧に包まれ、関東地方もいよいよ梅雨入りとなりました。

6/15(火)は…太陽系のなかの二大凶星といわれる土星と天王星がスクエア(90°)を作ります。逆行中の土星は水瓶座の13度06分、天王星は牡牛座の13度06分です。また、悪いことに獅子座の月が加わって、かなり正確なT字スクエアになります。そもそも土星の公転周期は29年、天王星は84年ですから、この2つの惑星がスクエア(90°)などのアスペクト(星同士の関係)を作る機会も非常に少ないのです。例えば、前回スクエア(90°)を作ったのは今年の2月18日ですが、その前は…2000年5月13日でした。土星は年に一回逆行するため、2月は順行、6月は逆行、そして12月に順行でスクエア(90°)を形成します。前の「瑛利奈の今週の運勢」を見ると、前回の土星&天王星スクエア(90°)の2月18日は東京オリ・パラ組織委会長が森喜朗氏から橋本聖子氏に代わった日だったようです。15日をもって、また時代の流れが変わるでしょう。日本の政治の中枢にも変化があるのかもしれません。みなさんのなかでは現在土星がいる水瓶座の13度付近に重要な天体を持つ方、また、天王星がいる牡牛座の13度付近の方、さらに獅子座の13度付近、蠍座の13度付近に太陽など、重要な星を持つ方は…予想するのも忍びないのですが、煽りを受けるでしょう。ホロスコープの中には10個以上のポイントがありますから、誰しも何らかのカテゴリで影響があるはずです。

しかし、土星&天王星のスクエア(90°)といえども「怖れるなかれ」です。占星学的には古き因習を捨てて、新しいものへチャレンジするチャンスといわれています。ただ、変化や急カーブには多少の横揺れはつきものです。心の軸をしっかりと保って、あなたの真に求めるゴールの方向へハンドルを切るといいでしょう。

16日(水)は獅子座の月が太陽とセキスタイル(60°)を作って、安定の方向へ…。その後、あまり重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、ネガティブなものばかりです。とはいえ、金星や木星など、ベネフィックス(吉星)が多く絡んでいるので、気が緩んでダレた感じです。特に午後11時22分の水星と小惑星=ベスタのスクエア(90°)は「疲れたから、もういい加減にしてよ!」と、肩の荷を投げ出したい気持ちを表しています。

17日(木)になると、今度は小惑星=ベスタが金星や月と効果的に絡んで、「気を取り直して、もう一度頑張ろう!」という気分にさせてくれます。新しい未来が見えて、ヤル気を取り戻す一日になるでしょう。

18日(金)は乙女座の月が深い度数まで来て、海王星、冥王星などと関わります。太陽との関係は半月です。当面の方向が概ね決まるでしょう。

19日(土)は悪くない一日です。天秤座の月が土星、水星と好調。土曜日ながら順調に仕事が運びます。ワクチン接種などもスムーズに行われそうです。

20日(日)は天秤座の月が金星、冥王星とはT字スクエア。同時に太陽とトライン(120°)ここに木星も加わってグランドトライン(正三角)です。ダイナミックな星の配置です。いろいろな問題が活発な動きを見せる日です。新しい計画に着手するのもよさそうです。

今週は…何と言っても15日の土星&天王星のスクエア(90°)がハイライトです。6/15(火)の予想にも書いた通り、大きな時代の変わり目です。しかし、双子座の太陽が巻き込まれていないので、大きなテーマではありながら、私達の生活への直接的な影響は大きくないでしょう。ただ、この星の配置は…「現状に流されず、いざという時には改革も必要だ!」と私達に「覚悟を持て!」と諭しているかのようです。のんのんと現状維持に固執するだけが人生ではないはずです。ちょっと苦しい壁にぶつかるのは、飛躍するチャンスなのかもしれません。

JUN 14 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

10日、北極で金環日食

6/7~6/13

先週の「瑛利奈の今週の運勢」に 4日は女神が微笑む日 と書きましたが、その日は「低気圧や前線の影響で、全国的に荒れた天気」になるとの予報でした。「これでラッキーディなのかなぁ?」と思ってところ、突然「上野動物園のパンダに妊娠の兆候」とのニュースが流れました!これで世の中の雰囲気は一気に明るくなったのです。やっぱり幸運な日にはそれに相応しい話題があるものですね。その後、スポーツニュースでは陸上の山縣亮太選手が9秒95の日本新記録をマークしたり、全米女子オープンで笹生優花選手が優勝したり、スケートボードでW優勝など、楽しいニュースがメジロ押しになりました。これからオリンピックを開催したいという意見がどんどん増えていきそうです。

今週、7日(月)、月は牡牛座の前半を通過して、夕方には天王星と合(0°)、土星とスクエア(90°)を形成しますが、波瀾というほどではありません。

8日(火)から9日(水)深夜にかけて、牡牛座の後半の月は海王星、冥王星、火星と好調座相。いずれも凶星ながら順調な動きです。

今週、最大のイベントは10日(木)の日食です。時刻は午後7時52分。日没後になり、日本では観測することはできません。みなさん、下の画像を見て下さい。カナダ北東部からグリーンランド、ロシアにかけて、金環日食となります。同時に午後7時52分は新月です。ここから新たな月のサイクルが始まりますが、日食の洗礼を受けてのスタートはあまり喜ばしいものではないですね。油断すると、これを契機に新型コロナウイルスの感染者数が増える可能性もあるでしょう。

11日(金)は双子座の11度で太陽が逆行中の水星とコンジャンクション(0°)を作ります。占星学では太陽&水星の合(0°)は「水星が太陽の熱で焼き尽くされて主体性を失う」といわれています。言い換えれば太陽は「お上(かみ)」、水星はシンクタンクです。例えば、分科会の尾身会長の声が政府の圧力に掻き消されるような状態です。または、IOCという大きな組織に小池都知事が発言できない…といった状況かもしれません。11日の午後10時33分、蟹座を通過していた火星が獅子座へ移動します。これまで火星に苦しめられていた牡羊座さん、天秤座さん、山羊座さんは少し楽になるかも。特に牡羊座さんには火星が応援してくれる有り難い配置です。天秤座さんも少し有利になります。代わって、水瓶座の土星と牡牛座の天王星コンビに苦しめられていた水瓶座さん始め、牡牛座さん、蠍座さんなどフィックスドサインのみなさんにとっては、さらに火星という難敵が増えることになります。獅子座さんにとっては…たしかに火星は味方してくれますが、あせって攻撃的になりすぎないよう、注意が必要です。少なくとも、この日を境に太陽系のパワーバランスが少し変わるでしょう。

12日(土)は月が蟹座の第二デークへ入ってきます。愛の星=金星は6月2日から蟹座を通過中ですが、今日は蟹座の11度です。午後3時59分、月が金星と合(0°)に。和やかな土曜日になりそうです。

13日(日)午後2時38分、蟹座の金星が牡牛座の天王星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成します。これは予期せぬラブロマンスに遭遇する暗示です。特に主役は蟹座さんです。同じく水象サインの蠍座、魚座のみなさんも愛のチャンスです。ちょうど前日からいい流れが始まっているので、できればすぐ計画を立て始めるといいでしょう。その他のサインの方も諦めずに。それぞれ直近のテーマに新しい展開が期待できるかもしれません。

また、今週の時の人、山縣亮太選手、笹生優花選手のホロスコープを調べてみましたが、二人とも今の太陽と同じ双子座さんでした。占星学的にもまさに「時の人」ですね。

JUN 7 2021

瑛利奈

(C)ELINA

yo

4日は女神が微笑む日

5/31~6/6

先週の皆既月食はあいにく首都圏では雲に邪魔をされて観測できませんでした…。しかし、一説では日食や月食はあまり現場で観測しないほうがいいと言われていますので、雲が緩衝材によかったのかもしれません。通常月食と日食はセットになっていますので、今回は5月26日の二週間後の6月10日、日本では部分日食となります。今週は…この月食と日食に挟まれた期間にあたり、何をするにも先が読みにくい一週間です。そうはいいながら、毎日の星の配置はもったいないようないいものが含まれていますが。それは…素晴らしいスターが名曲を歌うのに、なかなかいい照明が当たらない…とでもいうような状況に似ています。

5/31(月)の星も悪くありません。水瓶座の月は双子座の太陽と調和。そして、午後2時15分には火星が海王星とトライン(120°)の好調座相を形成します。夜半になって火星は研究者を表す小惑星=パラスともトライン(120°)を作ることから、新型コロナウイルス対策においても何らかのいい手が見つかる暗示です。また、火星と海王星の組み合わせは魔術を表しますから、他の問題でもトリッキーな作戦を考えている方には行動に移すチャンスといえるでしょう。

6/1(火)…ようやく6月に入ります。例年なら「早くも6月」と書くところですが、地球温暖化が顕著な今年は「やっと6月か!」という感じですね。6月の初日は月が水星、金星、木星と次々とトライン(120°)を組、順調な滑り出しになる見込みです。愛の星=金星が双子座で作る最後のアスペクトですから、双子座さん、ならびに天秤座、水瓶座に太陽や金星がある方は、楽しい計画があるなら、夕方までに実行しておくべきです。午後6時7分から月は魚座へと移動します。

6/2(水)は半月です。月は減光期、さらに細くなっていきます。午後10時18分、いままで双子座を通過していた金星が蟹座へ入ります。蟹座の24度には火星がいますが、金星がこれを追うような形です。5月14日から木星は魚座へと入ってきていますので、同じく魚座の海王星を入れて、水のサインのパワーがいちだんと強まってきました。この日は月も魚座です。これで…月、金星、火星、木星、海王星と5つの天体が水のサインに入る形となりました。力を増した水のサインの星々は蟹座、蠍座、魚座の3つ水のサインの方に力を与えてくれます。また、水のサインに天体がない方や、少ない方も「私は水のサインがないからダメだわ!」と諦めないでください。これらの水のサインの天体は…普段は足りない心の潤いや愛のやり取りを助けてくれるのです。自分に足りないものはその時々の星から供給する…こんな発想を持てれば、あなたは宇宙のパワーを吸い取ることができるはずです。

6/3(木)、重要な星の動きはありませんが、蟹座の第三デークまで進んだ月が午後1時30分には海王星と合(0°)、その後火星、冥王星と次々と好調座相を作っていきます。ただ、相手が海王星や火星、冥王星と、いわゆる凶星といわれる惑星なので、穏やかとはいきませんが、問題解決の糸口を見つけるにはよさそうです。

6/4(金)は2つの重要なアスペクト(星同士の関係)があります。ひとつは…午前4時5分の太陽と土星のトライン(120°)です。これは現実認識を促すアスペクト(星同士の関係)です。例えば、「東京オリンピックをどうするか?」などの問題に、具体的な答えが出たりもします。この日の午後8扡32分、愛の星=金星がオールマイティの幸運星=木星とトライン(120°)という好調座相を作ります。非常にラッキーなアスペクト(星同士の関係)です。金星が木星とトライン(120°)を作るのは昨年(2020年)の10月19日以来です。金星&木星の合(0°)は2月11日、セキスタイル(60°)という準ラッキーなアスペクトは今年の4月11日にありましたが。少なくとも年に数回しかない幸運なチャンスです。特に前述の水のサイン(蟹座、蠍座、魚座)の方には幸運に働くでしょう。これが今週いちばんの星のイベントとなるため、この情報をゲットしたあなた、いち早く準備を進めてください。いつも言うように幸運の女神に後ろ髪はないのですから。

6/5(土)は…2つの重要な星のイベントが終わり、大きな刺戟もなく過ごす一日になりそうです。

6/6(日)は…むしろ要注意な星のイベントが2つ重なります。午前4時4分、現在双子座で逆行中の水星が海王星とスクエア(90°)という不調和座相を形成します。残念ながらこの影響は6日からキッチリ始まるわけではなく、週の中頃から始まっています。不注意から起きるミスや勘違い、詐欺に引っかかるなどに注意が必要です。4時45分には火星が冥王星とオポジション(180°)というキナ臭いアスペクト(星同士の関係)もあります。両方を考慮すると、テロやハッキング、ウィルスなどが横行する危険も。冷静な判断力と落ち着きが必要な日曜日になるでしょう。

皆既月食と幻の一週間

5/24~5/30

今週のハイライトは…なんといっても26日の皆既月食です。

24日(月)は午前中の月が天秤座の第三デーク、ちょうど正午から月は蠍座へと入ります。一日を通じて安定の星回り。まずは、何事もスムーズに行くラッキーディといって差し支えないでしょう。月食が始まる前に、仕事や重要なイベントを抱えている方は可能な限り片付けておいたほうが無難です。

25日(火)、蠍座というフィックスドサインの月が、同じくフィックスドサインに居座る天王星や土星と不調和座相を形成します。何事もチェックが入り、スピードダウンしやすい一日です。月末ではありますが、ショッピングもあまりオススメできません。購入したものが汚れたり、破損したりなどしやすい日です。

26日(水)…占星学的には午後8時13分に月食です。占星学の暦の上の数値と実際の天体観測では多少の誤差がありますが、天文台の発表によると、東京では午後8時17分に食が最大になります。日本全国で皆既月食が観測できるそうです。それは…楽しみでもあるのですが、占いの意味合いとしては…古代から忌み嫌われる不吉な暗示となります。月の度数は射手座の太陽の度数は5度25分、太陽の度数は射手座の5度25分です。

27日(木)…引き続き月のサインは射手座。午前9時1分、月が土星とセキスタイル(60°)を形成。午後5時42分、愛の星=金星が小惑星=パラスとスクエア(90°)。その後、このスクエア(90°)に対して、月がたたみかけるようにT字スクエアのポイントは入ってきます。一日を通じて「調整」がテーマになります。現状を認識して、ライフスタイルをいかに調整するか?調整の必要を感じながら、なかなかそれもままならない様を表しているかのようです。

28日(金)午前4時24分、いま双子座の22度にいる愛の星=金星が疑惑の惑星=海王星とスクエア(90°)を作ります。愛情など、感性で把握するもの全般に狂いが生じる暗示です。その理由は何故か?というと、思い込みが強いせいなのです。「私はそんな性格じゃあないわ!」というあなたは…もしかしたら、人がよすぎるせいかもしれません。善意を信じて裏切られる…こんなこともあるかも…です。

29日(土)…星の配置はようやく明るい方へと変わっていきます。朝から月が天王星とトライン(120°)という冒険を求めるアスペクト(星同士の関係)を作ったり、午後2時12分には双子座の24度で水星が金星と合(0°)を作ります。あなたの感性は初恋のころのような新鮮さを取り戻し、音楽やアートなどに感動するでしょう。あるいは、新しい出会いにワクワクすることも。特に双子座さんにはその影響が強いでしょう。楽しい一日になりそうです。

30日(日)、午前7時33分、いままで順調に前に進んでいた水星がいったん止まって、逆行し始めます。水星は通信、伝達を司る知性的な惑星です。今後、水星が逆行中は伝達事項や契約問題などにトラブルが多くなります。物事はこれまで以上に慎重にチェックするように気をつけたほうがいいでしょう。

今週は皆既月食を経て水星逆行など、何かとトラップの多い星の配置です。また皆既月食の二週間後には日食も待ち構えています。まずは、勘違いや不注意が原因で人災などのトラブルを増やさないよう心がけて下さい。

MAY 24 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

水瓶座の土星は早い梅雨入り?

5/17~5/23

全国の自治体で高齢者の新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたが、一方では九州~東海地方で、平年より3週間早い梅雨入りとなりました。東海地方は1963年以来、58年ぶり。近畿地方は観測史上最も早い梅雨入りになったとのことです。1963年のこの時期のホロスコープを作ってみると、やはり土星が水瓶座で、現在と同じサインでした。土星の公転周期は29年ですから、58年前というと、今より太陽の周りを2回、公転する前ということになりますね。一周前の土星が水瓶座の時期は1991年~1993年ですが、やはり1991年と1993年は早い梅雨入り4位(1991年)と3位(1993年)になっているようです。ただし、3位の1993年は梅雨入りの8日ほど前に土星は魚座へ抜けていますが。気象に与える影響としては8日はタイムラグの範囲内でしょう。

週明けの17日(月)は牡牛座最後の太陽の重要なアスペクト(星同士の関係)があります。先々週の「瑛利奈の今週の運勢」、「5日から星は緩む…」の中の5月6日の項目に金星が冥王星とトライン(120°)があり、私はこれを「何か新しい出来事が発表される」と書きました。その後の報道によると「国が『赤木ファイル』の存在を認め」たのが5月6日でした。「赤木ファイル」というのは安倍政権時代の森友学園問題で、決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さんが経緯を詳細にまとめて残したファイルのことです。国が頑なにその存在を否定していたものが裁判所に提出されることになったのです。この事実が明るみに出たのが、金星が冥王星とトライン(120°)を作った日だったのです。17日(月)に冥王星とトライン(120°)を作る相手の天体は太陽ですから、この時以上に重要な「何か」明るみに出るはずなのです。ただし、多分、テーマは森友学園問題ではないと思いますが…。

18日(火)は今週の中では小ぶりの動きが多い一日です。特に金星のアスペクト(星同士の関係)が目立ちます。心の問題やエンタメのニュースなどが多い日となるでしょう。

19日(水)は小競り合いやイザコザが多い日です。特に午後5時42分の水星と小惑星=ジュノーのオポジション(180°)は議論がエスカレートする暗示です。言い過ぎなど言葉の災いに注意してください。

20日(木)午前4時12分、半月。今週のなかでは折り返し点です。その後、午前10時58分、金星が土星とトライン(120°)の好調座相を形成します。ミラクルは少ないですが、地に足が着いた結論が出る日です。

21日(金)午前4時36分、4月20日から牡牛座を通過していた太陽が双子座へ移動します。これまでの牡牛座の時期は緊急事態宣言を始め、あまりいいことがなかったですね。たしかに水瓶座の土星と牡牛座の天王星がスクエア(90°)を形成しているのをバックに太陽が牡牛座を通過するわけですから、減速せざるを得ないじょうたいになるのも尤(もっと)もです。双子座へ入れば少しはいいことあるのかな?と思いますが、太陽がまだこの位置だと今年の春分図の8ハウスといわれる「死のハウス」を通過中ですから、あと8日くらい経たないと「死のハウス」を抜け切りません。ただ、サインが変わっただけでも光が見えてくる感じはあるでしょう。

22日(土)…光を求めて双子座へ入った太陽を木星がスクエア(90°)で誑(たぶら)かします。これは…いたずらに喜んですぐに失望する暗示です。幸運を急いで浮き足立たないようにしたいものです。

23日(日)午後6時18分、土星が一時停止して、逆行を始めます。早くも政治情勢の波瀾の時代が訪れる暗示です。土星が逆行を始めると、秩序を司る土星のパワーが半減するわけですから、パレスチナ情勢はもとより、各国の政権運営が空回りしたり、システムがキチッと稼働しなくなる可能性のある期間なのです。次に土星が順行するのはこの秋、10月11日になりますから、せっかく決まり罹った物事がひっくり返ったり、しばらくはドタバタするのです。しかも来週には月食もあります。こうしてみると今週は前半にしっかりと方針を固めておいた方がいいかもしれませんね。まずは、結果を出したいのなら、先手必勝ですね。

MAY 17 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

幸運の木星は魚座へ

5/10~5/16

先週7日、政府は急事態宣言は5月31日まで延長を決定。また9日、東京の新型コロナウイルスの感染者数が日曜になのに1000人を超え、気の抜けない毎日です。しかし、今週の星の配置は…確実に新しい時代が訪れることを暗示しています。

10日(月)、朝とともに牡羊座の月が水瓶座の木星とセキスタイル(60°)の好調座相を作って、一日は順調な滑り出しを見せます。午前8時46分から月は牡牛座へ入り、まったりと安定感のある一日です。

11日(火)は深夜、月が義務を表す小惑星=ベスタとトライン(120°)を作って、私達は「自由が制約されるのも仕方ない」と自ら重荷を背負う気持ちです。その後、水星がノースノード(ドラゴンヘッド)と重なり、常識論に囚われることに。しかし、午前7時35分、月が常識破りの惑星=天王星と合(0°)を形成。これまでの流れが一変していきます。正午を挟んで水星が賢者の彗星=キローンとセキスタイル(60°)を作ったり、天王星とセミセキスタイル(30°)を作るなど、新しい情報により、私達の常識が次々と塗り替えられる日です。もしかすると、新型コロナウイルスのワクチンや治療法など、情報が更新されるのかもしれません。

12日(水)午前3時59分、新月です。度数は牡牛座の21度。4月12日の前回の新月からスタートした月のサイクルがリセットされることに。午前11時47分、今週のなかでは数少ない重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)があります。蟹座の11度まで歩みを進めた火星が天王星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成するのです。今週はセキスタイル(60°)が多いですね。順調なのはいいことです。この火星と天王星のセキスタイル(60°)は難問のソリューションを意味します。知性とテクノロジーの勝利でもあります。私達は新たな科学的な視点から、具体的な解決策の糸口を掴むことになります。今週のなかではいちばん手応えのある一日です。

13日(木)も引き続きいいアスペクト(星同士の関係)が続きます。午前2時45分、太陽が海王星と、これもまたセキスタイル(60°)を作ります。私達に何か「明るい夢」がもたらされるでしょう。いままで内向きだった私達の気持ちも、これにより「理想を追ってもいいんだ!」と改めて気付かされるでしょう。

14日(金)午前7時35分には…昨年(2020年)の12月19日から水瓶座へ入ってきていた木星が早くも魚座へとサインを変えます。木星はオールマイティの幸運星ですから、幸運の女神が水瓶座から魚座へとターゲットを変えることになるのです。最も追い風が吹くのは魚座さんですが、蟹座さん、蠍座さんも同時に恩恵を受けることができます。幸運の女神は後ろ髪がないという喩えどおりに、少し前から助走を付けなければなりません。少なくとも今週週明け早々から、手ぐすね引いて幸運をキャッチする体制を整えるべきです。また、幸運は自ら努力する人に最も多く配分されますから、願望成就のための計画をしっかりと立てることですね。

15日(土)午前10時30分、月が蟹座へ入って、魚座の木星と最高のタッグを組みます。前述の魚座を始め、水象サインのみなさん!幸運へのトライアルに是非乗り出してください!その他の方も幸運へのテコの原理が強く働くこの時間に何か新しい行動を起こしてみるといいでしょう。そうすれば、木星との相性がさらによくなるはずです。

16日(日)も星の配置は概ね好調です。この日は小惑星=ベスタや天王星、火星など、額に汗して努力するとチャンスを得られる日です。考えるよりも、まずは行動することです。

今週は太陽系のラインナップも大きく代わり、にわかに水象サインのウェイトが強くなってきました。逆に火象サインはゼロになります。「力」から「心」へとテーマが移り変わる証拠です。これからは繊細なこころを持って、愛や思いやりを大切にするシーズンが訪れるということですね。

MAY 10 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

5日から星は緩む…

5/3~5/9

コロナ禍のもと、緊急事態宣言やまん防で締め付けが厳しいゴールデンウィーク。先週から地震や竜巻など、このところ気象も荒れ模様です。

週明けの3日(月)の星の配置は…昨年(2020年)12月17日以来、水瓶座に入った土星が初めて太陽とスクエア(90°)を形成します。これは…私達が土星から「NO!」の一言を強く突き付けられるタイミングです。今年初めての大きな曲がり角なのです。この危険なカーブを上手く曲がりおおせたら、そのあと視界が開けてくるはずです。上手くカーブを曲がるコツは…カーブの手前でブレーキを踏んで速度を落とすことです。実際の車の運船もそうですが、高速でカーブに突っ込んでから慌てて急ブレーキを踏むのは最も危険な運転です。太陽と土星のスクエア(90°)の時もまったく同じ要領で、カーブと観たら、あらかじめスローダウンすること…このように考えるといいでしょう。ということは…いまさらそれに気付くのは遅すぎるというわけですが…。

4日(火)には、未明に月が土星と合を作ります。もともと太陽と土星はスクエア(90°)ですから、月と太陽もスクエア(90°)になるわけです。3日に引き続き、4日のキーワードも「スローダウン」。その後、午前11時48分、水星が双子座へ移動します。これを契機に牡牛座に固まっていた星たちが少しばらけてくることになります。

5日(水)の連休最終日、張り詰めていた星の配置は大分和(やわ)らいできます。午前9時5分に水瓶座の月は木星と合(0°)を作って、幸運の予兆をもたらすでしょう。

6日(木)は概ね順調な流れになりそうです。午後8時24分、牡牛座の愛の星=金星が冥王星とトライン(120°)の好調座相を形成します。潮目が変わる暗示です。何か新しい出来事が発表されたりもします。

7日(金)…月は魚座の第三デークへ入って、さらに緊張感は解(ほぐ)れてくる配置です。ただし、海王星の作用で判断が甘くなります。仕事のミスなどは注意が必要です。午後には…冥王星、金星などが好調で、人間関係を修復したり、心の距離を詰めるにはいい雰囲気をもたらしてくれます。

8日(土)午後10時37分、愛の星=金星が木星とスクエア(90°)の不調座相を形成します。金星も木星もお互いにラッキーな惑星ですから、シリアスな問題が起きるアスペクト(星同士の関係)ではないですが、気の緩みが生じたり、幸運を期待しすぎてガッカリしたり、いってみれば人災的な気の緩みが原因で失望感が生まれることになります。また、出費がかさむという意味もあるので、お金の管理には注意しましょう。

9日(日)午前11時1分、金星が牡牛座を出て双子座へ移動します。双子座は「移動」を意味します。また、同日午前7時10分には知性の惑星=水星が義務を表す小惑星=ベスタとスクエア(90°)を形成しているので、国民全体が束縛されることに絶えられなくなる暗示です。これを機会にまた新型コロナウィルスがさらに感染拡大することが懸念されますね。しかし、こころの軸がいろんな方へ傾いたり、やりきれなくなったりするのは人間だからゆえです。コロナ疲れも感じない、自由に行動できなくても淡々としている…こんな人間になったらおしまいではないでしょうか?なかなか安定しない自分の「こころ」と向き合うこと。このような心構えを持つことが人間には大切なのだと思います。

MAY 3 2021

瑛利奈

(C)ELINA

変異株の元凶、天王星

4/26~5/2

4都府県を対象として、25日から3回目の緊急事態宣言が発出されました。先週のタイトル「時代は新たなフェーズへ」に書いたとおり、今回の緊急事態宣言は前回よりもより厳しく、大型のデパートやショッピングモールに加えて、酒を提供する飲食店にも休業要請が出されることになりました。23日夜に菅総理が会見を開き、まさに前回の記事通り、「22日(木)は最後の平凡な一日」となってしまいました。今回の新型コロナ感染拡大を招いた原因はイギリス型変異株ですが、この「変異」というキーワードは先週末、金星や水星と合(0°)を作った惑星=天王星が持つ性質なのです。金星や水星に続いて、まだ合(0°)を作る天体はあるのでしょうか?今週は、これから…まだまだあるのです!

26日(月)の星は…比較的穏やかです。午前7時19分に水星と金星が合(0°)を作ったり、午後9時39分、天秤座の月が木星とトライン(120°)という好調座相を形成するなど、いい流れです。新しい「何か」、願い事や申請したいことなどがある場合は、26日に行動に移すといいでしょう。

27日(火)は…午後12時31分に蠍座の満月です。27日の午前中もラッキーなアスペクト(星同士の関係)がいくつも重なります。幸運を掴むためのチャレンジは12時31分までに済ませておくべきです。夕方ごろから一気に星が冷え切ってきます。

28日(水)午前5時1分、いままで順調に進んでいた冥王星がいったん留まって、逆行し始めます。冥王星は小さい上に地球からかなり距離がありますから、直接的な感覚は乏しいのですが、世界の潮流を変えるような潜在的な力を持っています。戦争や地殻変動…といったような物騒な出来事を引き起こすこともあります。また、逆行ですから、株価などのこれまでうまくいっていた経済活動に変調を来す可能性も。冥王星の逆行は秋まで続きます。慎重に見守っていきたいところです。

29日(木)はGWの初日。小池都知事がいうところの「全然楽しくないゴールデンウィーク」の始まりです。しかし、星の配置はそれほど悪くはなく、とはいえ、射手座の月が太陽、天王星とインコンジャクトという、方向性が見えないアスペクト(星同士の関係)です。こんな時は前進するか?後退するか?の二択ではなく、別な空間へ飛翔する新たなツールを見つけるべきです。新しいことに興味を持ってみると、意外な世界が広がるかもしれません。

30日(金)も水星が海王星と好調だったり、イマジネーションを広げるにはいい日です。過去に諦めたテーマなど、もう一度調べてみたら、いい方法がみつかるかもしれません。諦めた相手との関係も相手の状態や気分がすっかり変わっていたりする可能性も…。再チャレンジ、再リクエスト、そして、もう一度弁解する…こんな粘っこい姿勢も必要です。

5月1日(土)…いよいよ大御所の太陽が天王星と合(0°)を作ります。幸い、深夜から月は山羊座。山羊座の月が午後7時12分には天王星、午後8時11分には太陽とトライン(120°)の好調座相を作って、必死に事を荒立てないように取り持ってくれます。しかしながら、世の中の流れについていけない私達のこころは攪乱されてしまうでしょう。

5月2日(日)、午後6時18分、水星が冥王星とトライン(120°)を形成します。新たな事実が明らかになる可能性が…!同時にこの日は水星、冥王星、また山羊座の月が大活躍をして、私達を飽きさせないような楽しい夢を見せてくれるでしょう。楽しくない緊急事態宣言下で一服の清涼剤となりそうです。

今週はコロナ禍とはいいながら、そこここに楽しい未来への芽を見つけることできそうな星の配置もあります。こんな時こそ、あなた自身が何を求めているのか?が分かったりもします。目先の流れ荷惑わされて腐ったりしないで、あなた独自のセンスで新しいものや楽しいものを見つけてみてはいかがですか?

APR 26 2021

瑛利奈

(C)ELINA

 

時代は新たなフェーズへ

4/19~4/25

大阪府で新型コロナウイルスの感染拡大が進み、吉村知事は政府へ緊急事態宣言を要請することになりました。東京都も今週中にも大阪に続いて要請するとの見込みです。今週は新型コロナウイルスやワクチン接種の話題のみがクローズアップされています。

19日(月)は午前中に牡羊座の29度で太陽と水星がコンジャンクション(0°)を作りますが、これは…牡羊座の季節が終わる前の最後の太陽のアスペクト(星同士の関係)となります。午後7時29分、ひとあし早く水星が牡牛座へ入場。牡牛座の季節到来の暗示です。過去の流れを思い出してみると、太陽が牡羊座へ入ったのが3月20日の夕方ですが、ほぼこの時期から新型コロナウイルスの感染者数が激増し始めました。たしかに牡羊座は火星が支配する発熱と闘いのサインです。この期間が過ぎ去り、世の中が落ち着きを取り戻す方へ舵を切ることに是非!期待をかけたいと思います。

20日(火)午前5時33分、太陽が牡牛座へ入場します。水星は19日に牡牛座へ入りましたが、金星はもうすでに4月15日に牡牛座へ入場しています。これで太陽を中心として、水星、金星が牡牛座に集まる形になりました。これからほぼ一ヶ月はこの牡牛座メインの時代が続くことになります。しかし、この若い度数に固まる牡牛座の惑星の群れをフル稼働させるような力のある惑星がいないのが、このところの悩みとなります。20日(火)は義務を表す小惑星=ベスタが金星とトライン(120°)を形成し、孤軍奮闘しながら牡牛座集団を牛耳っていくことに。ベスタは小惑星ですので、今ひとつ力不足ではありますが、義務や自己犠牲といった重い任務を担っている小惑星です。このコロナ禍の中では、私達に納得しやすい方向性を示してくれるのかもしれませんね。

21日(水)は惑星同士の重要なアスペクト(星同士の関係)がない一日です。月が獅子座の第二デークまで進んで、牡牛座の金星や天王星、また水瓶座の土星に力を入れてブレーキを掛けます。重厚な雰囲気の一日です。人生をエンジョイしようという方には不向きですが、これまでの緩んだ流れを引き締めるにはいい日です。ダイエットをトライするにもチャンスかも。

22日(木)は今週のなかでは最後の平凡な一日となるかもしれません。午後10時を過ぎて月は乙女座へ移動し、水星は義務を表す小惑星=ベスタとトライン(120°)を作ります。これを機にストイックな雰囲気が世の中に溢れるでしょう。真面目さと自粛、またボランティア精神がテーマとなります。

23日(金)から世界は新たなフェーズへと入っていきます。午前10時1分、まず、牡牛座の中でいちばん先頭を通過している金星が天王星と合(0°)を作ります。牡牛座の10度13分です。ここで、昨年金星が天王星と合(0°)を作った日が何時なのか?調べてみると、2020年3月9日になります。この頃、日本では当時の安倍総理が全国の学校の休校措置を執ったりなど、コロナ禍の始まりでした。また同じ事が繰り返されるとは思いませんが、愛の星=金星とアスペクトを組むもう一方の惑星=天王星はどう考えてもラッキーな星とは考えがたく、予想不能でクレイジーな惑星です。今回も私達をアッといわせるような事態を引き起こしかねません。とはいえ、天王星は革命、革新の星でもあります。この日、天王星が金星を通じて私達に伝えるメッセージを心して向け留めなければならないことは確かです。また、23日は午後8時48分、火星が蟹座へ入場します。こちらもコロナの時代が始まってから初めてのポジションです。火星は何を引き起こしてくれるのか?注視していかなくてはなりません。

24日(土)午後3時41分、水星が天王星と合(0°)を作ります。意外な事実が判明して、これを機会に私達の認識や未来のビジョンが変わっていくことになります。新しい事実が発表されたり、新たな「何か」が解明されたりするのかもしれません。

25日(日)午後になると、水瓶座の12度までやってきた土星が道を阻(はば)みます。まず、午後1時21分に金星が土星とスクエア(90°)。8時57分に水星が土星とスクエア(90°)に。最近の傾向を観ていると、水瓶座の土星は水瓶座さんと獅子座さん、特に前半生まれの方を非常に苦しめているように思われます。その強引さは昨年の山羊座の土星とはケタ違いです。ここで土星が水星、金星を巻き込むことで、水瓶座さんと獅子座さんがこれまで歩んできた方向を大きく変えるよう、土星は決断を促すのかもしれません。どうしても諦めることができないテーマもあるかと思いますが、謙虚に土星のアドバイスを受け入れれば、少なくとも肩の荷は軽くなるはずです。今週末は…真剣に人生の行く末を考える方も多いのではないでしょうか?

APR 19 2021

瑛利奈

(C)ELINA

新月、前向きなスタートを

4/12~4/18

4月12日から大阪府、兵庫県、宮城県に続き、東京都、京都府、沖縄県でも「まん延防止等重点措置」が適用されることになりました。とはいえ、今週の星の動きは好調なものが多く、前向きな一週間になりそうです。

12日(月)はゴルフの松山秀樹選手がマスターズで優勝し、明るい週明けになりました。午前11時30分は牡羊座の新月。ここから今週のみならず、新たな月の周期(ほぼ29日間)がスタートします。気持ちをリセットして、新しいサイクルの始まりです。

13日(火)は午前2時43分から月は牡牛座へ。13日は前日ほど、サプライズや楽しいニュースは少なく、私達の目線は再び現実へと戻っていくでしょう。

14日(水)午前8時9分、太陽が火星とセキスタイル(60°)を作り、活動的な一日になります。それに加えて、権利の主張を意味する小惑星=ジュノーのアスペクト(星同士の関係)が目立ちます。私達の問題意識が高まって、何かと議論がエスカレートする暗示です。現在、攻勢に出たい問題を持つ方にはチャンスかもしれませんが、守りを固めたい場合は口火を切らないほうが賢明です。

15日(木)午前3時21分、愛の星=金星が牡牛座へ入場します。金星が地のサインへ入るのは今年の2月1日以来、73日ぶりになります。ようやく牡牛座さん、乙女座さん、山羊座さんなど地象サインの方々に愛のチャンス到来です。「恋愛なんて関係ないわ!」というあなたにも、ひさびさ肩の力を向いてリラックスできる季節がやってきます。

16日(金)には重要な太陽のアスペクト(星同士の関係)が2つあります。ひとつは…午前1時58分の太陽&木星のセキスタイル(60°)です。これは…今年の1月29日の太陽&木星の合(0°)に次ぐラッキーなアスペクト(星同士の関係)です。実は…このチャンスに乗るにはかなり前から準備が必要なのですが、いまこれを読んだあなたは…少なくとも今からすぐに行動を起こすべきです。現在、胸に秘めた計画あって、まだ行動踏み切っていない「何か」があるのなら、今が決断のチャンスかもしれません。また、セキスタイル(60°)は合(0°)やトライン(120°)とは違い、自動的に運が開けるほど強くはないので、あなたの熱意と努力は必要です。

17日(土)も火星と木星がトライン(120°)、それに月が絡んで好調ですが、一方の火星がマレフィックスといわれる凶星の代表ですから、手放しで喜ぶほどではありません、度数は火星が双子座の26度、木星が水瓶座の26度です。火星も木星も熱気を孕んだ惑星ですから、スポーツの記録を出したり、ぶっちぎりで敵を倒したいなど、攻めの目的がある場合はチャンスとなります。ただ、動き出したら止まらない暗示なので、食べ過ぎやスピードの出し過ぎなどには注意するべきでしょう。

18日(日)は前述の火星と木星のトライン(120°)に対して、知性の惑星=水星が真ん中に割り込んできます。これは小三角といわれるラッキーな配置になります。日曜日ではありますが、頭脳を使って自分をアピールしたり、猛烈にノルマをこなすなどには最適です。

今週は幸運な星の配置が多く、ひさびさまったりと春を楽しめそうです。まずは、12日の新月をキッカケに新しい目標にチャレンジしてみてはいかがですか?

APR 12 2021

瑛利奈

(C)ELINA