今季最高のラッキーディも

5/6~5/12

「令和」改元とGWで湧いた先週でしたが…。今週も引き続き、安定した星の配置が続きます。話しは少し戻りますが…2019年になってから、太陽系の配置は先頭の惑星から最後の惑星までが150度を切るような一箇所に集まる形をずっと保ってきました。それがまさに今!少しずつバラけて来つつあります。

6日〔月)は先頭の火星が双子座の23度、最後尾の木星が射手座の23度でちょうどオポジション(180°)の配置です。行動力を表す=火星が膨張拡大を意味する=木星を不調和座相から刺戟して、さらに膨張拡大を煽り、火に油を注ぐようなアスペクト(星同士の関係)です。冒頭に書いた「安定した星の配置」の星の群れとは異なる先頭と末尾の星ですが…。意味は…走り出したら止まらない、という感じです。ダイエット中の方は食べ過ぎ、飲み過ぎに注意。車の運転はスピードの出し過ぎに注意、etc…。何事もハマり過ぎないよう注意が必要です。

7日(火)、午前3時25分、水星が牡牛座へ入場します。これで度数の順に牡牛座の天王星、太陽、山羊座の土星、冥王星を加えて、地象の天体が5個と、重要な天体10個のうち、半数を占めることになります。地のサイン同士はお互いに相性がいいので、がっちりと基礎を固める安定の配置です。牡牛座さん、乙女座さん、山羊座さんにはラッキー、パワーが宿るでしょう。

同じ7日(火)、午後10時26分、牡羊座の金星が土星とスクエア(90°)の凶角度を形成。愛の星に「待った!」がかかる形です。つまり、金星が意味する愛情問題や金銭問題の限界に気付くということです。スクエア(90°)という関係は二者択一を意味しますから、進むか?退くか?選択を迫られることになるのです。しかし、3日後の10日(金)には金星は木星とトライン(120°)の最高にラッキーなトライン(120°)を形成します。このふたつのアスペクト(星同士の関係)を総合的に考えると、牡羊座の金星が示す牡羊座の20度~23度、また木星の度数=射手座の23度、これにプラマイ8度くらいの位置に太陽や金星を持つあなた!人生の重要な決断を迫られる…ということです。牡羊座、射手座以外では獅子座の方もラッキーです。また、日本の皇室の方は射手座に何らかの星やポイントを持っておられる方が多いので、例えば新皇后陛下、雅子様は太陽が射手座の16度、天皇陛下は木星が射手座の28度。上皇様はASC(ホロスコープの起点)が射手座の28度です。みなさんが何故射手座なのか?はこれから考えていこうと思っていますが、現在が大きな決断の時期なのは間違いありません。

8日(水)は牡牛座に入った水星が天王星と合(0°)を作ります。知性の星=水星が革命の星=天王星に重なるので、新発見や斬新な考えなど、ポジティブな意味でもありますが、もともと天王星はマレフィックスと言われる凶星なので、ネガティブな側面(例えばクレイジーなど)も否定できません。この水星が天王星と合(0°)のアスペクトをあらかじめ頭に入れておくと、動揺による人為的災害を防く効果はあるはずです。

9日(木)は牡牛座の太陽が魚座の海王星とセキスタイル(60°)という、非常にやさしく思いやりのあるアスペクトを作ります。ボランティア活動や美しいビジョン作成など、私達にいい夢を見せてくれるでしょう。

10日(金)は前述の愛の星=金星が木星とトライン(120°)という大ラッキーな星の配置です。しかし、この日も7日と同じく、蔭に金星と冥王星のスクエア(90°)という伏兵を供えています。金星が木星+冥王星の力により、より大胆に新たなステージへと駆け上りたい願望が高まるかもしれません。やはり大きな転機を演出することになりそうです。

11日(土)は牡牛座の太陽が山羊座の土星とトライン(120°)という非常に安定したアスペクトを作ります。これを土台として、今後の流れが確定していくことになるでしょう、

12日(日)は惑星同士の重要なアスペクトはありません。ただ、獅子座の月が半月を作ります。「みなさん、今の流れでいきますよ!」と、確認を取られているような感じですね。今週は連休明けにふさわしく重要なアスペクト(星同士の関係)満載の一週間です。多分、これらの星達があなたの望んでいることや、努力すべきことをハッキリ自覚させてくれて、あなたの背中を押してくれると思います。

MAY 6 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

土星が逆行、新元号「令和」へ

先週は太陽が天王星と合(0°)になり、世界が変わり始める予兆がありました。そののち、いよいよ10連休が始まる週末、火星が海王星とスクエア(90°)という混乱のアスペクトを形成。多くの交通事故やトラブルなどに繋がったようです。

今週は…平成最後の二日間から始まり、新元号「令和」の時代がスタートする歴史的な一週間です。29日(月)は午前7時過ぎに月が魚座へ入場して、お誕生日が魚座の新天皇(現在の皇太子殿下)を待ち受けているかのようです。ちなみに「令和」も魚座の月からスタートします。

「天皇退位の日」となる30日(火)は午前9時54分、土星が山羊座の20度で逆行します。そうなると、先週逆行し始めた冥王星と昨年の11月から逆行中の木星を加えて、全部で三つの惑星が逆行して「令和」に変わることになります。過去の元号スタートの日を調べてみると、「明治」、「大正」、「昭和」は逆行星が二つ、「平成」はひとつ…なので、近来では最も逆行星が多い元号の時代ということになりますね。

5月1日(水)、土星が逆行し始めてまだ軌道も定まらないなか、「令和」がスタートします。重要な惑星のアスペクトは水星のみですが、土星や小惑星=ベスタなど、責任や義務を表す天体の活躍が目立つ日です。厳かな一日になりそうですが、その後の重責を暗示するかのような星の配置でもあります。

3日(金)、水星が冥王星とスクエア(90°)を作った後、午後12時58分に幸運の星=木星とトライン(120°)を形成。これを機会に世の中の空気が明るく、軽快なほうへ変わっていくでしょう。

5日(日)午前7時45分、牡牛座の14度で新月です。本格的な「令和」の月のサイクルが始まります。山羊座の土星、冥王星と調和した新月は安定感抜群です。長期の仕事のプランや住まいの計画、ガーデニングのデザインなどにも絶好の新月になります。

APR 29 2019

瑛利奈

(C)ELINA

大きな変化の前触れ=恋愛?

4/22~4/28

4月20日の夕方、太陽が牡牛座へ入場。私はこれを先週、新元号「『令和』へのイントロ」と書きました。今週はさらに進んで、現在の牡牛座の太陽がこれからの大きな変化を暗示していることに気付きました。

22日(月)は夜中に月が射手座へ入って、中途半端ながらまずまず安定した一日になりそうです。

その後23日(火)は太陽が牡牛座の2度まで進んで、天王星と合(0°)を作ります。天王星は革命の惑星、太陽は太陽系の中心で自らの「意思」を表す天体です。これが何を表すか?これを読み解くのが占星学の仕事ですが、フツーに解釈すると組織改革や体制の変革ですが、今の日本の運勢を表す今年の春分図を観てみると、太陽が恋愛のハウスの主星で、天王星は友人と希望のハウスの主星となっています。また、私達国民を表す1ハウスのカスプ近く、それこそホロスコープの起点に非常に近いところに天王星が居座っています。これはそもそも私達国民の意識改革を表しますが、そこへ太陽が進んできて(春分図の太陽は12ハウスという潜在意識や隠れたものを意味する場所に位置していましたが)、私達が変革を望んでいるものへ光を当てて、ハッキリと認識させる…こんな作用を起こさせることになるでしょう。つまり「令和」の時代には「恋愛というものが大きく変わっていく。そして、子育て(子育ても5ハウスです)と結婚という概念が変化していく」…こう私は解釈しました。また、それと同時に現在の体制に不満を持つみなさん!そろそろ我慢しないで声を上げる時が来たようです。

次に大きな変化を暗示するのが25日(木)午前3時47分の冥王星の逆行です。今回の冥王星逆行は山羊座の23度で起きますが、このところの冥王星逆行の時期を調べてみると、2007年射手座の28度で起きて以来、翌年から冥王星が山羊座に入りますが、ずっと毎年4月に逆行しています。順行に戻るのは秋(2017年までは9月~2018年から10月)です。つまり毎年4月には変化が起きやすいことが読み取れます。記憶に新しいのは2016年4月16日の熊本地震です。この年は二日後の4月18日から冥王星が逆行しているのです。冥王星の影響は地殻変動ばかりではなく、経済情勢にも及ぶでしょう。株価予想の言葉で「セルオンメイ(Sell on May」=5月に株が売られる」というのも4月に逆行する冥王星の影響かもしれません。

27日(土)には男らしさやアクションを意味する火星が本来の力を失ってしまいそうです。午後4時23分には天王星とセミスクエア(45°)、午後10時3分には海王星とスクエア(90°)のアスペクトを形成します。中でも火星&海王星のスクエア(90°)は海王星の湿っぽさが火星の火のエネルギーを消してしまい、その上海王星の悪い側面である「嘘と裏切り」が火星を誤った方向へ誘導する危険性があります。度数はミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の17度ですが、この度数のみならず、勘違いや神経のマヒ(インモラルな感覚も)、泥酔などに注意したいものです。また、この時間帯から10連休に突入しますから、すべてに渡って何かが乱れることが心配なところです。

28日(日)は水瓶座の月が火星、木星と好調で基本的に快調な日ですが、知性の星=水星が調整を意味する小惑星=パラスとオポジション(180°)という調整不能な関係になるのが少々気になります。とはいえ、連休前の貴重な一週間です。一部では27日が改元前の最後の営業日になるケースもあるでしょう。変化の前触れを前にして、これからどんな革命を起こしていきたいのか?じっくり考えてみるといいでしょう。

APR 22 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

牡牛座の太陽、令和へのイントロ

4/15~4/21

太陽を始め水星、金星など、多くの星の引っ越しが多い一週間です。まず、15日(月)は…前日の牡羊座の太陽と射手座の木星が作ったトライン(120°)に対して、獅子座の月が加わり、火象サインのグランドトラインが形成されます。これとは別に午前8時51分、魚座の金星が山羊座の冥王星と、こちらはセキスタイル(60°)を形成。双方ともいわゆるラッキーといわれる配置で、物事がスムーズに進行する一日になります。このチャンスは…特に牡羊座さん、獅子座さん、射手座さんにとってラッキーです。なかでも15日(前後)生まれの方はいい波を掴めるでしょう。同日夕刻、月が乙女座へ入ってから夜半に月が冥王星とトライン(120°)を作ります。これは新しい「何か」を期待するアスペクト(星同士の関係)です。余裕の一日の最後に新たな刺戟を求めながら一日が終わる…。こんな感じです。

16日(火)は…月、その他の惑星ともに好調なアスペクト(星同士の関係)がありません。この日の主なイベントとしては魚座の金星と射手座の木星のスクエア(90°)です。金星は愛情と喜びごとの惑星。木星は膨張拡大を表します。意味としては…「贅沢すぎる愛と消費の欲求」とでも言ったらいいかもしれません。これは魚座さん、並びに他のミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座)のみなさんは愛も、お金も、大切にする気持ちを忘れずに。

17日(水)は午後3時、水星が魚座から牡羊座へ移動します。水星がロマンチックな魚座から行動的な牡羊座へ入って、社会が気ぜわしい雰囲気に。GWや新元号が頭にチラついて、仕事のピッチを上げざるを得なくなるでしょう。

その後18日(木)は点検日。チェックする毎に多忙観が増してきます。

19日(金)は午後8時20分に満月です。ウィークディの最終日、仕事終わりに綺麗な満月が見えるはずです。

20日(土)、午後5時55分、太陽が牡牛座へ入場します。ここが「令和」の時代へのイントロになります。21日(日)午前1時10分には愛の星=金星も牡羊座へ入場。今週は…これで太陽系の中心から太陽、水星、金星と三つの天体が新たなサインへと移動したことになります。おまけとして…同じ日、午前1時38分、小惑星=ジュノーが蟹座へ入ります。ジュノーはいつもいうように「権利の主張」を表しますから、牡羊座の金星に対して、スクエア(90°)という喧嘩を売るような位置からの2惑星揃っての移動ですから、多少キナ臭い感じはありますね。モメそうな懸念のある相手と、この時期わざわざ会うのは得策ではないでしょう。また、太陽と内惑星(水星、金星)は新しいサインのごく若い度数を通過中で、まだ右も左も分からない状態ですから、何事もすぐに飛びつかないほうがいいかもしれません。星たちの持つ若いエネルギーを充填させてもらいながら、この先進むべき方向をじっくり見定めていくといいでしょう。

APR 15 2019

瑛利奈

(C)ELINA

太陽が土星、冥王星とスクエアへ

4/8~4/14

先週は5日(金)の新月まで太陽が他の惑星と重要なアスペクトを持たず、問題は他の惑星に丸投げ…といった散漫な動きとなりました。5日(金)の新月も日没の時刻でしたので、企業や官公庁での主な業務が終わってからの太陽の始動でした。しかし、実際に社会で働く私達、ひいては地球上で暮らす私達にとっては、波風が立たないほうが暮らしやすいのかもしれませんが。

今週はガラリと情勢が変わって、いよいよ太陽が本格的に動き出す、ダイナミックな星の配置となります。とはいえ、8日(月)から9日(火)にかけては、メジャーアスペクト(重要な星同士の関係)を作るのは月のみで、「問題提起」といったところです。複数のアスペクト(星同士の関係)はありますが、まとめて要約すると…「これまでの問題について、記憶や記録を喚起してみると、どうも公平性を欠くような気がするなぁ…」こんな気分のようです。その中で、9日(火)は慈愛と家庭的喜びを意味する小惑星=セレスが逆行を始めます。セレスの逆行により、これまで私達を包んでいた温かな雰囲気がグンと後退していくことになります。

10日(水)は午前3時12分、魚座の金星が海王星と合(0°)に。それを追うようにして、午前5時47分、牡羊座の太陽が山羊座の土星とスクエア(90°)を形成します。いよいよ今週の星の配置が持つシリアスな部分が姿を現すことになります。とりあえず、10日(水)は現状再確認の日です。そして、理に叶わないものや、経済性を欠くものなどは斬り捨てられなければならない…という真相を知ることになるのです。今シーズンの大きな曲がり角といえましょう。

11日(木)午前2時。射手座の24度まで度数を進めてきていた木星が一時停止して、逆行に転じます。私、個人的には…「あぁ!もう少し長く順行のままでいて欲しかったな!」…という想いです。何故なら、元号が変わる5月1日が木星逆行になってしまうからです。令和は順行の木星で始まって欲しかった!多分、改元の日を決めた有識者の中に占星学者がいなかったせいでしょうが…。この日から木星がまったく働かなくなる、ということはないですが、木星の恩恵が過剰だったり、ある時は過少になるなど、ムラが出やすくなることは確かでしょう。

12日(金)はいちはやく水星が逆行した木星にスクエア(90°)を形成します。木星の持つ公正さが失われたり、デマが流れるなど、真実が見えない日となります。

13日(土)も重要なアスペクト(星同士の関係)が2つあります。ひとつは…午前0時7分、魚座の金星が土星にセキスタイル(60°)を形成。愛の星=金星に現実の星=土星が重しをつけるような効果があり、悪いアスペクトではないですが、「ロマンよりも実を取りなさい」というような地に足を付けさせるようなアスペクト(星同士の関係)です。結婚問題など、生活がかかった愛を見極めるにはいいでしょう。

同じく13日(土)、午後午後5時6分、牡羊座の太陽が山羊座の冥王星にスクエア(90°)を作ります。10日(水)の太陽&土星とスクエア(90°)と合わせて考えると、今の問題に抜本的なメスが入るのは間違いありません。これを障害と捉えるか?あるいは方向転換のチャンスと捉えるか?はあなたの心がいちばんよく知っているのかもしれません。

少なからず、牡羊座さん、蟹座さん、天秤座さん、山羊座さんにとっては…太陽&土星、太陽&冥王星のスクエア(90°)は…ペースを少し落として、直面している問題を再確認しなければならないことは確かです。あなたが取るべき態度としては…思い込みを捨てて、現実から学ぶこと…これしかないかもしれません。いくらゴールが見えていても多少なりとも改善の余地はあるはずです。いちばんいけないのは…現実から目を離して逃げようとすること。面倒な問題も姿勢を正して向き合えば、回答を返してくれるはずです。

以上のカーディナルサイン4星座以外の方にとっては…もしかすると上のような状況があなたの大切な人に降りかかっているのかもしれません。あなたが意識しなくても、企業のトップや同僚などがスローダウンしたら、あなたもその影響を被るでしょう。その場合の対応策もやはり現実をシッカリ受け止めることを留意しながら、今週後半の周囲の動向には注意深い配慮が必要です。

APR 8 2019

瑛利奈

(C)ELINA

スタートは5日の新月から

4/1~4/7

今週、週明けは4月の初日となりますが、今年度の始まりでもあります。それ以上に大きなニュースとしては…午前11時30分の新元号発表です。しかし、星の上では今週も相変わらず太陽のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)はなく、むしろ3月6日に逆行を初めて、28日に順行に帰った水星が過去の復習のように同じ位置を、今度は順行で通過して過去の出来事を上書きしていきます。

1日(月)午後12時1分、水瓶座の月が射手座の木星をセキスタイル(60°)の好調座相を形成して、穏やかな日となります。その後午後12時直前に月は魚座へと移動します。

2日(火)、順行の水星が海王星と合(0°)を形成。これは3月25日に水星逆行時に起きたアスペクト(星同士の関係)のやり直しです。これにより、3月25日に決めたことが覆ったり、さらに似たような不祥事や事件が重なることも。翌日の3日(水)、今度は魚座を通過中の月が海王星、水星に相次いで合(0°)となって、前日の問題にダメ押しをするかのように事態を広げるでしょう。

4日(水)はジュノーとベスタという凶意が強い小惑星の動きが目立つ一日です。深夜から昼にかけて、ベスタと月が牡羊座へ入場します。ベスタは祭壇に供えられたかがり火を意味し、神に捧げられた生贄を象徴する小惑星です。これが月とともに火の象である牡羊座で合(0°)になるわけですから、生贄や犠牲の正体が議論に上ることになります。同じ日、権利の主張を意味する小惑星=ジュノーが調整の小惑星=パラスにトライン(120°)の好調座相を作ったり、また、闘いの惑星=火星が賢者、予言者を表す彗星=キローンとこちらはセキスタイル(60°)の好調座相を形成します。さらに、牡羊座の月がベスタ、キローンに合(0°)で重なります。これは…ケンケンガクガクの内容を含む議論が体よく理屈を付けて押さえ込まれる様を表すのかもしれません。4日(水)に新たな提案をしたいと思っているあなた、それは…相当波紋を呼ぶと考えた方がいいかもしれませんね。周囲に問題意識を呼び起こしたい場合はいいチャンスとなります。

5日(金)は太陽、月が牡羊座の15度に入って、新月です。ここでようやく本格的に新年度のテーマがスタートすることになります。新月に願を掛けたい場合は今後一年のタームを視野に入れて考えるといいかもしれません。

6日(土)午後10時過ぎ、月が牡牛座へ入ります。ご承知のように牡牛座の若い度数には改革の星=天王星がいます。翌日7日(日)午前1時8分、月が天王星に合(0°)になり、新しいことを求める気持ちがさらに高まるでしょう。日曜日なので、初めての場所へ出かけたり、珍しい体験を試みたりしたい気分になります。その後、午後6時17分、知性の星=水星が土星とセキスタイル(60°)に。冒険や試行錯誤は週の終わりを以て、形ある「何か」となって確固たるあなたのものとなるでしょう。

APR 1 2019

瑛利奈

(C)ELINA

太陽系は桜とともに心機一転

3/25~3/31

3月21日の春分から太陽は牡羊座へ入りましたが、それ以降は太陽と重要な惑星とのアスペクト(星同士の関係)は皆無で、今週は太陽以外の惑星の、それも魚座でのアスペクト(星同士の関係)が目立ちます。25日(月)の深夜2時27分、魚座を逆行しながらもとに戻っていく水星が、吸い込まれるように海王星に合(0°)になります。知性とコミュニケーションを司る水星が海王星という雲を掴むような混沌とした星に後ろ向きに突っ込んでいくわけですから、一度決まりかけた問題が再度闇に包まれるような事態になることを意味します。話し合いや契約事など、重要なテーマにはご遠慮願いたい星の配置です。しかし、週の始まりとあれば、事務的な活動は避けられないでしょう。海王星の持つ「真実を覆い隠す性質」と「他者への依存性」、その結果、何でも自分にいいようにねじ曲げて解釈することから過度な希望的観測を持ってしまう…なんてことになるかもしれません。それにより自分が被害者になってしまうことも。また、直感が狂いやすい時ですから、地道な検証を怠らないことも大切です。

26日(火)は射手座を通過する月が相次いで水星、海王星とスクエア(90°)を作っていきます。これもまた水星、海王星の合(0°)から発した問題を刺戟するアスペクトです。

27日(水)午前4時43分、今まで水瓶座を通過していた愛の星=金星が魚座へ入場します。これでまた魚座にもうひとつ惑星が追加されることになり、うお座のテーマである「夢とロマン」、そして「他人へのシンパシーを求める気持ち」がいっそう強調されるでしょう。魚座さんを始め、他の2つの水のサイン(蟹座と蠍座)の方々には愛のチャンスが訪れます。「私は水のサインは関係ないわ」と言っているあなたには心の渇きを癒やすチャンスでもあるのです。ちょうどこの日は昼前に月が慈愛の惑星=木星と合(0°)です。世の中が桜の開花とともに急にロマンチックに傾く…こんなタイミングです。

28日(木)は午前1時45分に魚座の金星が牡牛座の天王星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成します。天王星は好調な時はラブロマンスに磁力的なパワーを発揮しますから、前日から続くロマンを求めたい気分をさらに盛り上げてくれるでしょう。

28日(木)はもうひとつ重要なイベントがあります。それは…3月6日から逆行に入った水星がこの日の午後10時58分から、度数は魚座の16度で、順行モードに入ります。これにより今まで半分に落ちていた水星の力がフル稼働するようになるのです。日本では深夜に近いので、翌朝から次第に水星が所管する物事が正常化されるようになるはずです。これ以降、星の流れはガラッと変わって、週末ではありますが、世の中の雰囲気は引き締まっていくでしょう。

最後に31日(日)の午後3時過ぎ、火星が今までの牡牛座から双子座へと入ります。今週は金星が魚座へ、水星は順行。最後に火星が双子座へと移動して、太陽系のフォーメーションは一新されます。これまで結果が出ずに腐っていた方には心機一転のチャンスです。かといって、今まで上手く行っていた方のツキが落ちるわけではありません。水瓶座の金星の影響で愛情運がよかったり、楽しく過ごせていた風のサインの方(双子座、天秤座、水瓶座)には、今度は双子座の火星が味方になってくれます。金星から火星へと応援してくれる惑星がバトンタッチされるわけですから、これを翻訳すると金星=愛と気配りによって楽しかった日々が、火星=行動と努力によって頑張りの日々に変わっていく…こんな感じです。逆に牡牛座の火星によって仕事で頑張っていた地のサインの方々(牡牛座、乙女座、山羊座)は…少し身体を休めて人間関係を重要視するようにするといいでしょう。魚座を始め、水のサイン(蟹座、蠍座)の方々にはしばらく愛のチャンスが続きます。また牡羊座など火のサイン(獅子座、射手座)の方々は太陽と木星が火のサイン中にいるわけですから、王道の好調な運勢です。これに週末から双子座の火星が加われば、努力と行動力が加わって、忙しく活動する時期となります。

みなさんのホロスコープの中には重要な星だけでも10個あるわけですから、「すべてツイテナイ!」期間というのはほぼあり得ないと考えていいでしょう。その時々の星の配置に合わせて、人生のスピードを高速から徐行まで調整していけばいいのです。目的地さえ誤らなければ大丈夫なのですから。

MAR 24 2019

瑛利奈

(C)ELINA

21日は満月を伴う春分に

3/18~3/24

今週の最大のイベントは…何といっても21日(木)の春分でしょう。春分とは、年に一回太陽が牡羊座の0度へ回帰する日。そして、日本の国のチャートが書き換わる日でもあります。21日(木)の午前6時58分に太陽が牡羊座の0度へ入場しますが、今年の春分は満月でもあります。満月とは…物事が成就したり、結果が出る日です。太陽と月がきれいにオポジション(180°)になるのが午前10時42分。まさに21日(木)は季節の節目であると同時に運命の変わり目でもあるのです。

21日(木)午後は…これと同時に愛の星=金星が重要な二つのアスペクト(星同士の関係)を作ります。午後5時7分には火星とスクエア(90°)の不調和座相を。午後11時16分には木星とセキスタイル(60°)という調和座相を形成します。

前者=金星が火星にスクエア(90°)の方は…昨年(2018年)6月に獅子座(金星)と水瓶座(火星)で、オポジション(180°)でお互いに向かい合っていた金星と火星でしたが、双方ともに逆行を経験しながら、金星が火星に対してちょうど4分の1の位置まで追い上げてきた形なのです。金星は愛情運の惑星、火星は男性性を象徴する惑星です。愛情問題を見極めたい金星の方が火星に追いつくまで、「今後どうしようか?」と見極めを付けたいポイントに達したということになります。金星の度数は=水瓶座23度、牡牛座の度数は=牡牛座23度ですから、水瓶座と牡牛座の攻防戦、もう少し広げると、これに獅子座、蠍座を加えて、そろそろ愛情問題の答えが欲しくなってくるタイミングなのです。度数は双方とも23度と第三デークですから、このへんに太陽や金星を持つ方は…追い込まれた気持ちになるかもしれません。

また、21日(木)午後11時16分には金星が木星とセキスタイル(60°)という好調座相を作ります。金星と木星は幸運を掴むには最強のパートナーですから、これは今年の1月22日以来のハッピーなオーラに包まれる日となります。金星の度数は前述の水瓶座23度、木星は射手座の23度です。

今週の星の動きは21日(木)のイベントが一週間を支配するといっても過言ではありません。時間的に前後しますが、18日(月)~20日(水)の間は前回説明した小三角を描く魚座の水星、牡牛座の火星、山羊座の土星、冥王星が互い違いに好調角を作ります。これは仕事や勉強、またスポーツなどでピッチを上げたい人、確実な結論に落とし込みたい人などにラッキーです。

春分以降は比較的ニュートラルな星の配置です。23日(土)は太陽が彗星のキローンと合(0°)、金星が小惑星パラスとトライン(120°)を形成します。キローンもパラスも預言者やアドバイザーを表しますから、知識ある人の言葉に耳を傾けたり、専門書を読んだりすれば、新しい世界に開眼するかもしれません。

その後、24日(日)は権利の主張を意味する小惑星ジュノーがスクエア(90°)で頑張る日ですので、親しい人の間でも、日頃の不満を口にしたりすると大騒ぎになる可能性かあるので注意しましょう。

MAR 18 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

小三角=安定は続く

3/11~3/17

先週末は…佐渡高速船の衝突や、エチオピア航空機の墜落など、複数の事故がありました。たしかに7日には新月と同時に太陽が海王星と合(0°)を形成しましたが、その他の星は小三角という安定の形を取っています。これがどうして?と疑問に思ったので、いつもと違う、太陽系を外側から観るヘリオセントリックという方法で調べてみたところ、地球を中心にグランドクロスを作っていたのです。これに関しては先ほどホロスコープを添えて別記事にまとめ、「瑛利奈のブログ」の方へアップしましたので、興味のある方はご覧ください。

通常の見方、ジオセントリックのチャートでは今週もまだまだ「小三角」という安定の状態は続きます。「小三角ってなあに?」ですって?これを今の星の配置を使って説明すると、まずその三角形は二等辺三角形です。そして、頂点には魚座の20度の太陽、そして前述の魚座の16度の海王星があります。それを支える三角形の底辺には右端に牡牛座の16度の火星、左端には山羊座の18度の土星と山羊座の22度の冥王星が位置しています。通常小三角は三つの天体からできますが、現在は火星にもこれから月が接近しているので、それぞれダブルで二等辺三角形を作る形になっています。要するに、今週の星は安定している…ということなのですが、ひとつ不安定要因となるのが射手座の木星です。

11日(月)は深夜1時過ぎ、火星が海王星とセキスタイル(60°)を形成。その後、午前9時前に土星が小惑星ベスタとセキスタイル(60°)。同じ日、これは小三角とは違うポジションで水瓶座の金星が双子座にいる小惑星ジュノーとトライン(120°)を形成します。火星と海王星のコンビは海王星のイマジネーションをエネルギッシュな火星が刺戟して行動を起こすので、ビジョンの広がり、プランの実現を意味します。しかし、そのあとの二つの小惑星が噛んだアスペクトは前者は職場での重労働を。後者は細かな利害関係の対立を暗示しますから、騒々しい一日になりそうです。

13日(水)は太陽が冥王星とセキスタイル(60°)を形成。冥王星の蔭の力により、今までの流れが変わったり、新たな真実があぶり出されるかもしれません。

14日(木)は今週唯一、場違いなポジションにいる木星に対して太陽がスクエア(90°)の不調和座相を作ります。このアスペクトの影響を受けるのは当事者の魚座、射手座を始めとして、双子座、乙女座のみなさんにはちょっと風圧がかかるかもしれません。意味は「楽観過剰による損失」ですから、お金を使いすぎたり、幸運を期待したのにガッカリ…のような事態が起きることも。しかし、この日は午後7時過ぎに火星が土星とトライン(120°)の好調座相を形成するので、最終的には現実的な問題がクローズアップされて、努力を誓うことになるでしょう。もしかしたら、この二つの問題はまったく別個のところで起きるのかもしれませんね。

15日(金)は太陽が水星と合(0°)を作ります。これはいいアスペクトのように見えますが、コンバストといって、太陽の光で水星の繊細さが失われてしまう暗示です。折しも確定申告の最終日にあたります。太陽が意味する権力へ追従する気持ちから自らへの思慮を失ってしまう…こんな風に考えるのは穿ちすぎでしょうか。

16日(土)は午前2時40分、太陽がノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)の好調座相です。ノースノード(ドラゴンヘッド)は公共の場を表しますから、人間関係が広がるキッカケができるでしょう。

今週の特長、小三角は地のサイン(牡牛座、乙女座、山羊座)の方に有利です。春分までの間にできるだけのことをしておいた方が良いでしょう。また、頂点となる魚座さんにもハイライトとなるイベントは訪れますが、やはり海王星には要注意です。その他、木星がいる射手座さん始め、プラスサインの方にもこの堅実な星を将来の基盤作りには役立つと思います。長期の計画などをじっくり考えてみるといいかもしれません。ね。

MAR 11 2019

瑛利奈

(C)ELINA

6日、天王星が牡牛座へ

3/4~3/11

今週は…大きな星のイベントが多い一週間となります。4日(月)、5日(火)は惑星のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)はありません。中では5日(火)の方がラッキーかも。午前1時30分に水瓶座の月が木星にセキスタイル(60°)の好調座相を形成。午後5時5分に同じく水瓶座の29度まで進んできた月が、今度は天王星にセキスタイル(60°)を形成。エンジョイしたい!冒険したい!という気持ちが高まって、概ねいい雰囲気が世界を覆うでしょう。

その後、6日(水)は午前3時18分頃から今まで順行していた水星が逆行を始めます。水星というのは…通信やデータ処理、契約事など、現代社会を円滑に動かすのに欠かせない分野を司っている惑星です。水星が逆行することにより、今まで順調に積み上げてきたものが変調をきたすような事態が増える暗示です。これまでのシステムを変更するなど、新たに手を加えるにはリスクがあるといえるでしょう。水星の逆行は…3月28日の夜まで続きますので、この間には重要な契約事や入籍などの法的手続きをするとやり直しになる可能性があります。

同じ6日(水)午後5時26分には太陽系の外惑星、天王星が牡羊座から牡牛座へとサインを変えます。天王星が牡牛座へ入場するのは昨年、2018年の5月16日以来、二回目ですが、それ以前の天王星の動きを調べてみると、魚座から牡羊座へサインを変えたのが…2011年3月12日…。ちょうど東日本大震災の翌日になります。妙に引っかかるのがこの天王星の動きです。しかし、初めて牡牛座へ入場した2018年の5月16日前後には大きな動きはありませんでした。

7日(木)は…午前1時3分、新月。その後、午前9時59分には太陽が魚座の16度で海王星とコンジャンクション(0°)を形成します。新月=月&太陽が合(0°)と同じ日ですから、太陽と海王星と月がみなコンジャンクション(0°)になることになります。海王星は雲を掴むような「霧=蝕知しがたい」惑星です。世界が霧に包まれるのか?真実が見えにくい一日になることは間違いないでしょう。さらに同じ魚座の16度に小惑星=ベスタがいます。ベスタは犠牲的精神に富んだ「義務」や「生贄」を意味する小惑星です。世界が霧に包まれているうちに何かを押しつけられるのか?いま国会が開かれているところをみると、「何か」は国会の中で決まるのか?気になるところです。

8日(金)以降はこれまでほど大きなイベントはないですが、あえて挙げると、午前7時過ぎの太陽の前述のベスタとのコンジャンクション(0°)です。ベスタは何を押しつけられても忍従する美徳?を持った小惑星ですから、私達は現実を「まあ、しょうがないっか!」と受け入れてしまうのかもしれません。

9日(土)は週末にもかかわらず、太陽が土星とセキスタイル(60°)の好調座相を作ります。この日を以て、足下が固まる暗示です。「当分この体制で行きますか」とでもいう感じですね。交渉事は現実的なところでまとまるでしょう。

10日(日)は午前2時13分までがゴールデンタイムです。愛する人との関係をもっと進めたい場合は前日(土曜)の夜から午前2時13分までがプッシュ有効タイムということになります。月と木星の度数は…月=牡羊座22°、木星=射手座22°ですから、特に火のサイン後半の生まれの方はラッキーですね。その後は午後4時9分に月が牡牛座へ入って、夕方からは地のサインの方の出番といったところです。

今週は天王星が牡牛座へ入場するなど、大きな時代の曲がり角になります。注意が必要な方もあるかもしれませんが、今までツイテいなかった方には風向きが変わる大きなチャンスになるかもしれません。

MAR 4 2019

瑛利奈

(C)ELINA