アフターコロナへの分岐点

5/11~5/17

先週は比較的穏やかな星の配置が続いて、コロナ問題も小康状態。このまま「光が見える?」と期待したところだったのですが…。しかし、週が明け、今週は太陽系で異変です!というのは…一週間にわたって相次いで重要な惑星の逆行があるのです。

まず、11日(月)は午後1時9分、土星が逆行し始めます。度数は水瓶座の1度57分で、逆行は9月末まで続きます。土星はこの世界の屋台骨を担う惑星で、政治や経済などのシステムに強い影響を及ぼしますが、逆行時は…その土星の力がうまくコントロールできず、波瀾が多い時期なのです。現在、問題になっているのは検察官の定年を延長する「検察庁法改正案」ですが、「土星逆行」の意味から推測すると、さしずめ「権力の暴走」に繋がりかねません。

12日(火)午前6時57分、水星が双子座へ入ります。水星は双子座にいる時がいちばん品位が高いので、これは歓迎すべき位置です。その後、午前9時23分には山羊座の月が牡牛座の太陽とトライン(120°)を作って、今週のなかでは安定感のある日となります。

13日(水)午後1時17分、これまで水瓶座を通過していた火星が魚座へ入場します。4月以降、スジを通そうと水瓶座で頑張ってきた火星が魚座という優しくはあるが、周囲に流されやすく、また感染に弱いサインへ移動してくるので、少し気にかかります。同じ日の午後3時44分、今度は金星が逆行に入ります。金星といえば愛の惑星ですが、逆行することにより、前向きな姿勢を失しなうなど、乱れが出てくる暗示です。

14日(木)になると、午後11時31分に木星が逆行を始めます。木星は幸運の星ですが、法を司る惑星でもあります。ここからも前述の「検察庁法改正案」の行方にさらに懸念が深まりますね。さらに木星は財運の惑星でもあり、逆行時は株価が乱高下したり、異変が起きるのです。よほど目が利くデイトレーダーでもない限り、投資は要注意の期間に入ります。ちなみに木星は今年の9月13日まで逆行しています。

15日(金)~16日(土)は大きな惑星同士のアスペクト(星同士の関係)やステーション(逆行に入るなど進行方向が変わる)などのイベントはありません。しかし、これで土星、金星、木星、また4月26日からすでに逆行に入っている冥王星を加えて、4つの惑星が逆行することになります。こんな状態で政治や経済のシステムが上手く回るのか?と不安は残ります。

17日(日)には午後5時29分、小惑星=パラスまでもが逆行し始めます。思えば、小惑星=ジュノーも2月9日から逆行していますから、太陽系の惑星、小惑星のうち半数までが逆行という、イレギュラーな状態です。小惑星=パラスは「調整」を司りますが、「医学」の意味もあります。これにより新型コロナウイルス感染拡大の出口が見えなくなるような「改悪」が加えらるようなことのないよう、祈りたい気持ちです。もしかすると、コロナウイルスに現代医学を驚愕させるような性質があることがわかったりするのかもしれません。話が戻りますが、最近でいちばん逆行星が多かったのは…2019年の7月でした。この時期逆行していたのは…水星、木星、土星、海王星、冥王星と小惑星=セレス、彗星=キローンでした。猛暑で気候変動の夏でしたね。しかし、今思えば4月26日に冥王星が逆行に入る前は、すべての惑星(小惑星ジュノーを除く)が順行していました。それでもコロナ禍が進行していましたから、逆行は恐るるに足らないのかもしれませんが。

今週は…土星、金星、木星が逆行モードに入って、時代のトレンドが変わる時です。占星学では「逆行星がある人は大統領になれない」といいます。そこから考えると、世界各国でトップや政府などの支配が弱まるターニングポイントなのかもしれません。「官」の力が弱まれば、頼りになるのは「民」の力です。今こそ!私達が世の中のために立ち上がらなければならないのかもしれませんね!

MAY 11 2020

瑛利奈

(C)ELINA

 

今後のビジョンをまとめて

5/4~5/10

5月6日で終わるはずだった緊急事態宣言が31日まで延長されることになりました。しかし、今週の星の配置はさほど緊張感を孕(はら)んではいません。4日(月)は夕方まで月は乙女座の第三デークを通過して、冥王星、木星と好調。GWらしくのどかな雰囲気を醸し出します。愛の星=金星は午後12時52分、幻想の惑星=海王星とスクエア(90°)に。私達は自粛疲れのせいかボーっとして、現実を正確に認識することが出来ません。夕方に安倍総理の会見があるそうですが、どこまでリアルな数字を把握していらっしゃるのか気になります。

5日(火)午前6時41分、牡牛座の14度で水星が太陽と合(0°)を作ります。これは…いかにもいいアスペクト(星同士の関係)のように見えますが、実は太陽という絶大なパワーの前で水星が繊細な思考力を失ってしまうといわれる座相です。連休で仕事が休みの方が多いと思うので、仕事に支障はないかもしれませんが、多数派の意見や常識を鵜呑みにして、思い込みや決めつけなどすることがないよう、注意した方がいいかもしれません。

6日(水)は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)がなく、月のアスペクトのみです。午後4時4分から月は蠍座へ入ります。

7日(木)午後7時45分、満月です。直前の新月(4月23日)から始まった問題の答えが出る日です。現在の情勢からすると新型コロナウイルス問題しか考えられませんが、当面の答えと今後の目標が定まるでしょう。

8日(金)はGWが終わって二日目の週末ですね。またもや月のアスペクトのみの一日ですが、月は概ね海王星、冥王星、木星、そして土星などと調和的です。今週のなかでは貴重な仕事に集中できる時間になります。

9日(土)は新しい「何か」が解明される日です。新型コロナウイルスに関して、あらたな事実が判明する可能性も。また、私達にとって未知の医学的な見解が発表されることも。

10日(日)は休日ですが、午後11時35分になって、知性の惑星=水星が学問研究の惑星=木星とトライン(120°)の調和座相を作ります。新たに希望が持てる情報が出てきます。私達は前向きな気持ちで「明日に立ち向かっていこう!」と勇気を持てるでしょう。

今週一週間は概ね小康状態が続きそうです。いちばん活躍する惑星は知性の星=水星です。緊急事態で自粛が続きますが、いまのうちに勉強に力を入れて、今後のビジョンをまとめておくことですね。

MAY 4 2020

瑛利奈

(C)ELINA

気を緩めずにコツコツと

4/27~5/3

先週の厳しい新月を乗り越えて、週が明けてからの星の配置は、やや落ち着きを取り戻してきました。各国の新型コロナウイルスの制限も少しは緩和されそうだとの情報もあります。また、今週の星は…すでに長いGWに入ってきたからでしょうか?知性の惑星=水星の動きばかりが際(きわ)だっていますが、これは…ソーシャルディスタンスを取りながらも「通信手段を駆使してコミュニケーションを取れ」という示唆かもしれません。その他、権利の小惑星=ジュノーの暗躍が目立つ…といったところです。

28日(月)、穏やかな一日の幕開けです。多くの惑星達が風象サインに集まってきた現在、双子座の月は調和のポジションです。は午前1時38分、双子座の月が金星と合(0°)に。その後、午前4時54分、月は火星とトラインを作りますが、午前7時31分に魚座の海王星とスクエア(90°)を作ってから、その後はよくありません。ストレスが残る配置ばかりです。

28日(火)午前4時54分に水星が牡羊座を離れて、牡牛座へ入場します。2時27分から蟹座へ入った月のアスペクト(星同士の関係)は概ね良好。夕方、6時38分に月は太陽とセキスタイル(60°)と調和の関係です。この日特徴的なのは…午後8時54分に水星が癒やしの小惑星=セレスとセキスタイル(60°)を作ることです。これまでピリピリしていた私達の気持ちも身近なところに幸せを見つけることができるでしょう。こうして、いま生きていることだけでも「幸せ」なのかもしれません。

29日(水)は「昭和の日」ですが、日付が変わった午前2時27分早々から知性の惑星=水星が現実の壁を表す土星にスクエア(90°)の不調和座相でぶつかります。午後4時過ぎに月は海王星とトライン(120°)と調和しますが、感性を強めるアスペクト(星同士の関係)だけに、この日はいろいろなことを考えて悩んでしまいそうです。目線が内向的になったり、感情に左右されたりしやすい日ですから、センチメンタルな思考に囚われないよう、気をつけてください。

30日(木)、蟹座の第三デークへ入ってきた月が、今季の惑星たちが作る「壁」ともいえる山羊座の終わりから水瓶にかけて並ぶ冥王星、木星、土星に次々オポジション(180°)の不調和座相を作っていきます。おまけに日没後は水星、天王星にもスクエア(90°)になり、これは…大規模なT字スクエアです。至るところで壁にぶつかる事態が多発する厳しい4月の最終日といえるでしょう。

5月1日(金)は獅子座の月が太陽とスクエア(90°)、半月です。先週の新月から月のサイクルの4分の1が過ぎ、当面の結果が出る日です。その後、午後12時40分、水星がハプニングの惑星=天王星と合(0°)を作って、意外な事態が発生します。今後の展開が読みにくい日ですから、新しいことの決定は控えた方がいいかもしれません。

2日(土)は自己主張を意味する小惑星=ジュノーの動きが目立つ日です。それぞれが権利の主張をして、世の中がギスギスした雰囲気になりそうです。連休だからといって、この日に愛の告白をすると、今後の「縛り」という付帯条件が付いてくる可能性も。細かいことはスルーした方が賢い一日です。

3日(日)の月は乙女座。ようやくツライところを乗り越えました。月は…現在牡牛座にいる天王星、水星、太陽とトライン(120°)の好調なアスペクト(星同士の関係)を作ります。これまで努力してきたことが順調に運んでいくことを実感できるでしょう。

今週は先週ほどの大きなイベントもないですが、気を緩めずにコツコツと歩む…こんな気持ちで頑張ってくださいね。

APR 27 2020

瑛利奈

(C)ELINA

 

より真摯な姿勢が必要

4/20~4/26

先週は…19日(日)ギリギリ午後11時45分から太陽は地象サインの牡牛座へ入場しました。このところ、地象に惑星が多いのはみなさんもご存じだと思います。しかし、二大凶星といわれる火星と土星は木星、冥王星がいる山羊座を離れて、すでに水瓶座へ入ってきています。また、火星、土星の次にあげられる凶星、天王星は2019年3月から牡牛座の第一デークを通過中です。つまり、今週の太陽は凶星と怖れられている星たちと不調和なアスペクト(星同士の関係)を持つことになります。

今週のなかでは20日(月)は穏やかな日です。最初は魚座の第三デークを通過する月が冥王星、木星とセキスタイル(60°)の調和のアスペクト(星同士の関係)を。午後4時以降、月は牡羊座へ入りますが、日没後、水瓶座の土星とやはりセキスタイル(60)を作ります。何事もスムーズに行く比較的静かな一日です。

21日(火)、午後3時59分、牡牛座の太陽が土星とスクエア(90°)の凶座相を形成します。これは大きな曲がり角といえます。1つ前の太陽と土星の関わりは3月20日でしたが、これはセキスタイル(60°)という調和的なものでした。2つ前のそれは1月14日の太陽と土星の合(0°)です。合(0°)は必ずしも悪いとはいえないアスペクト(星同士の関係)ですが、新型コロナウイルスの問題がこのへんから世界に周知されることになった、スタート地点といえるでしょう(国内で初めて感染者が確認されたのは1月15日です)。土星に対して太陽が合(0°)を作ったポイントからほぼ1シーズンが過ぎ、21日(火)はスクエア(90°)です。本当の意味で、ここからコロナウイルス問題も新たなフェーズを迎えることになります。太陽が土星とスクエア(90°)は決して生やさしいアスペクト(星同士の関係)ではありません。世界各国でこれまでの新型コロナウイルス対策の見直しが始まるでしょう。ただ、スクエア(90°)というアスペクト(星同士の関係)はハッキリとシロクロを付けて、曖昧を許さないのがいいところです。また、現実に向き合って取捨選択をしてゆけば、スクエア(90°)はスピーディな解決を提示してくれるのです。未知の状況を怖れず、真摯に現実と向き合っていくことで、未来が見えてくるアスペクト(星同士の関係)なのです。

22日(水)は重要なアスペクト(星同士の関係)がない日ですが、前日の太陽と土星のスクエア(90°)がもたらす「答え」を受け入れきれず、心理的なショックと抵抗感で動揺する一日です。

23日(木)午前11時25分、新月です。度数は牡牛座の3度24分。ここから新たな月のサイクルが始まります。しかし、同日午後5時28分、月は天王星と合(0°)を作ります。太陽と月が重なる新月にさらに天王星が重なってきますから、世界の空気にかなりな負荷がかかることが考えられます。ここで感情を爆発されたり、不満から衝動的な行動を取らないことが大切です。

24日(金)早朝、子育てと慈愛の小惑星=セレスが水瓶座を離れて魚座へ入ります。これで少しは世界にうるおいが戻って来そうです。午後8時37分、おうし座の月が海王星とセキスタイル(60°)に。他人への思いやりと優しさからナイーブな気持ちに包まれるでしょう。

25日(土)は…月がおうし座の第三デークを通過して、双子座へ入り、冥王星、木星、土星とトライン(120°)を作り、順調な一日です。

26日(日)は少し警鐘を鳴らしたい星の動きがあります。まず、午前3時57分、冥王星が逆行を始めます。このところ、日本では少し地震が多いですが、このような冥王星の動きも関係があるかもしれません。その後、午後1時31分、水星が木星とスクエア(90°)を形成。実は、水星は昨日25日(土)も冥王星とスクエア(90°)を作っていました。水星にとっては冥王星と木星を敵に回して戦わなければならないタイミングです。一般的に水星は知性を表しますが、呼吸器にも関わりが深いので、身体には要注意です。また本来の「知性」という意味では誤情報に踊らされて、軽率な判断をしないように気をつけるべきです。

26日(日)は午後6時に最も重要な星の絡みがあります。今回の冒頭に書いた太陽と天王星の合(0°)です。天王星は革命とハプニングの惑星ですが、ネガティブには、人のこころを攪乱する作用があります。逆にポジティブには「意識改革」などの意味もありますが、いずれにしてもあまり早急に決断したり、すぐに行動に表したりしないで、少し状況を見極める時間を持つことが大切です。

今週は牡牛座へ入ってきた太陽が、以前とは違うプレッシャーを与えてくるような星の流れです。太陽はより真摯な姿勢を私達に求めているかのようです。

APR 20 2020

瑛利奈

(C)ELINA

14、15日が波瀾のピーク

4/13~4/19

先週は新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言が出ましたが、やはり実施されたのは火星が天王星とスクエア(90°)と同時に満月だった9日(水)からとなりました。それ以来、私達の耳に入ってくるのは新型コロナウイルス感染のニュースばかりで、有名人の名前があがるごとに、コロナウイルスが身近に忍び寄っている恐怖を深める毎日です。新型コロナウイルスがさらに世界で猛威を振るい始めたのは太陽が牡羊座に入場した春分以降のように思います。今年の春分図では火星、木星、冥王星、土星が山羊座の後半に並んでおり、牡羊座の太陽が度数を進める毎にこれらの惑星にスクエア(90°)の凶座相を作っていったためです。今週は、太陽が牡羊座を通過する最後の週となります。

13日(月)は、大きな星の動きはナシ。午前9時5分から月が山羊座へ入って、やや神経質な一日です。

14日(火)時刻は午後8時6分、今週の中で最重要なアスペクト(星同士の関係)、太陽と冥王星のスクエア(90°)があります。今のところ、テーマは新型コロナウイルスしか思い浮かびませんが、これは「予想よりも問題の根っこが深い」暗示です。また、権力の壁にぶつかったり、見えない敵に足を掬(すく)われたりするという意味でもあります。月のアスペクト(星同士の関係)もよくないので、精神的なストレスが増大し、心を病むような方向へ屈折していくこともあるかもしれません。私達は「謎」を前にして、大きなプレッシャーを感じる時です。仮に答えが分からない場合は長期的な視野で考えること。少なくとも、問題の決めつけをしない姿勢が大切です。

15日(水)は今週でいちばん振り幅が大きい一日となりそうです。まず、午前3時37分、愛の星=金星が自己犠牲を表す小惑星=ベスタと合(0°)を作ります。他人のために自らを犠牲にして尽くしたい気持ちが高まります。その後、山羊座の第三デークから水瓶座へと通過する月が冥王星、木星、土星へと、次々と合(0°)となっていきます。同時に月は午前7時56分、太陽とスクエア(90°)、半月の日でもあります。さまざまな問題に当面の回答が出ることになります。その後、午後7時58分、牡羊座の太陽が木星とスクエア(90°)を形成。これで、すべてがぶち壊しになる可能性もありますね。何故なら、太陽が木星とスクエア(90°)は「楽観過剰」を意味するからです。デートレーダーのように素早く利益確定したい人以外は雰囲気に踊らされないように気をつけるべきです。

16日(木)から星はやや安定感が出てきます。しかし、牡羊座での太陽の重要な惑星とのアスペクト(星同士の関係)は15日ですべて終わり、消化試合のような感じになってきます。午後2時41分、水瓶座の月、火星の合(0°)は少し気になりますが、それ以外の月のアスペクト(星同士の関係)は概ね良好です。特に午後12時48分の月と金星のトライン(120°)はひさびさの寛ぎや好きな人と楽しい時間を持つことができるでしょう。愛情問題で重要な小惑星、ジュノー、ベスタも、この日は月と良好です。愛情や人間関係の誤解を解いたり、調整するにはいい日です。

17日(金)もまずまずの一日です。この小康状態を利用して、これからの課題を整理しておくといいでしょう。

18日(土)は月が魚座へ入って、水星、金星がセキスタイル(60°)を作ります。音楽やダンス、アートが楽しめそうな星の配置です。「三密禁止」の今の時代ですから、音楽を自分で演奏したり、絵を描いたり、ファッションに興味がある方はリフォームで腕を振るうのもいいかもしれません。いい作品ができそうです。

19日(日)は牡羊座の太陽、最後の日です。午後12時55分、水星が行動的な惑星=火星とセキスタイル(60°)を形成。スポーツ日和ですが、現在のところは一人で身体作りに励むしかないかもしれませんね。さもなければ、部屋の片付けやDIYなどで汗を流すこともオススメです。午後11時45分、太陽は一ヶ月ぶりに牡羊座を去り、牡牛座へ入っていきます。

APR 13 2020

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

8日の満月がカギ

4/6~4/12

安倍首相は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、明日にも「緊急事態宣言」を出す模様となりました。このタイミングは遅いのかどうか?議論の余地はありますが、これは私達にとってどんな制約になるのか?効果があるのか?心配なところです。

今週の星は6日(月)、7日(火)は惑星同士のアスペクト(星同士の関係)がなく、意外と穏やかです。

重要なターニングポイントとなりそうなのが8日(水)です。この日は午前3時50分、火星が天王星とスクエア(90°)を形成。緊急事態を暗示するアスペクト(星同士の関係)です。同時に午前11時34分、月が天秤座の18度を通過、満月です。これより月が欠けていく期間=減光期となります。過去の新型コロナウイルスの感染者数を見ると、世界的に拡大し始めたのが世界時間で2月25日から。また、日本で一挙に感染者数が増えたのが、3月25日から。2月の新月は日本時間で2月24日午前0時31分、3月の新月は3月24日午後6時28分です。どちらも新月から始まる月の増光期とともに感染が拡大しています。「新型コロナウイルスは新月から拡大する説」というのは荒唐無稽で「医学的根拠がない」といわれそうですが、生物全体の活動が活発になる月の増光期に感染者が増えるのは、占星学をやるものとしては常識のように思うのです。しかし、満月から減光期に入ると感染者数は増えないとは、一定数以上感染が増えた今の状態では難しいと思いますが、前回の満月3月10日以降の国内の感染者数のグラフを見ると、増加せずに横ばいになっているようです。満月以降、月のパワーが落ちて、感染の勢いが減るよう、一縷(いちる)の望みをかけたい気持ちです。

9日(木)もまた惑星同士の重要なアスペクト(星同士の関係)はありません。しかし、月が午前5時16分から「蠍座」という「感染しやすい」サインに入るため、少し注意が必要です。また、月のアスペクトも土星、天王星、火星とT字スクエアという緊張関係を作るため、世の中全体がピリピリしそうです。不要不急の外出はもちろん、買い物なども控えたい日です。

10日(金)から少し星は緩みます。蠍座の月が後半へ進んで、海王星(魚座19度)、冥王星(山羊座24度)、木星(山羊座25度)と次々に好調なアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。愛情問題や対人関係で相手に気持ちを伝えるにはいい日です。世の中全体も優しい気持ちが蘇ってくるでしょう。

11日(土)から世界の雰囲気は変わります。午前5時35分から月が射手座へ入場。午後1時48分から水星は牡羊座へ入ります。火象サインが増えたり、水瓶座の火星が小惑星=ベスタとトライン(120°)を形成したりと、世界の軍事的な動きが強まってきます。世界中で新型コロナウイルス対策のための強攻策が目立ってくるのかもしれません。この週末は体力を維持するためにトレーニングなどに励むのがオススメです。

12日(日)午前8時57分、水星が牡羊座の1度16分で土星とセキスタイル(60°)を作ります。午後8時45分、月も太陽とトライン(120°)の好調座相に。ややストイックな路線で私達も今後の方向を受け入れる気持ちになるでしょう。

今週は…満月と同時に火星&天王星スクエア(90°)が形成される9日(木)がいちばん重要な日となりそうです。ここで政府や私達がどんな方向に舵を切るか?が未来を決定することになるでしょう。また翌日に月がこのポイントに巡ってきて、土星、天王星、火星のスクエア(90°)を形成…。この二日間を「忍」の一字で乗り切ることが大切です。このように天王星が絡むハードアスペクト(緊張した星同士の関係)は、まず感情的にならないことが重要ですが、過度に正義感を振り回して怒りを爆発させないように気をつけるべきなのです。これを「おとなの対応」というのでしょうか…。また、本当に成熟した大人には、怒りを制御することと同時に、忘れないことも大切。私はこの段落で何度も「大切」という言葉を書いてしまいましたが、今週はまさに「大切に過ごすべき一週間」なのだと思います。

APR 6 2020

瑛利奈

(C)ELINA

 

残念ながら…金融恐慌の星

3/30~4/5

世界は新型コロナウイルス感染拡大が止まりません。私はこれまでアメリカの動向が非常に気になっていたのですが、とうとうアメリカは世界最多の感染者を持つ国となってしまいました。

今週の星の動きは、重要な惑星同士の会合(0°)が多く、今季いちばんの重要局面を迎えた感があります。

30日(月)はこれでも比較的穏やかな一日といえます。31日(火)は午前4時43分、火星が水瓶座へ入場します。火星が前のサイン山羊座へ入ったのが2月16日。一ヶ月半ぶりですが、3月22日に土星がすでに水瓶座へ移動しています。これを火星が追う形です。

4月1日(水)午前3時31分、水瓶座で火星が土星にコンジャンクション(0°)を作ります。火星、土星は太陽系の中の二大凶星です。これは…物理的にも破壊的なパワーの強いアスペクト(星同士の関係)です。もしもあなたが現在、壊れそうなものを抱えている場合は事前にケアしたほうがいいでしょう。またイライラなど、精神的な影響力もあります。喧嘩や事故にも注意が必要です。

2日(木)は大きな天体同士のアスペクトはありません。しかし、午前2時50分、蟹座の月がマインドを表す水星とトライン(120°)を作ったり、午前6時前に水星が火星とセミスクエア(45°)を形成するなど、夕方までは繊細な星の動きが多い日です。些細なことも過剰反応してしまいそうなので、心を広く構えることが大切です。

3日(金)は午前3時26分に月が獅子座へ入りますが、これが火星、土星とオポジション(180°)、天王星とスクエア(90°)を作って、T字スクエアとなります。同時に太陽が権利の主張を表す小惑星=ジュノーとオポジション(180°)。揉め事が多い日に。しかも各々が自分の意見に確信を持った上での対立なので、大事になりそうです。

4日(土)午前2時10分、愛の星=金星が双子座へ入ります。今年はこれ以降双子座の金星の期間が夏まで続きます。双子座さん、並びに天秤座さん、水瓶座さんには愛のチャンスの始まりです。しかし、途中で金星逆行を含む長丁場になりますから、加熱して道を踏み外さないよう、自分を制御する気持ちを持たなければなりません。いつもなら金星は23日くらいで次のサインへ通過していきますが、今回はいつまでも双子座の金星が続くことになります。いずれ風向きが変わるだろうから、適当に流れに任せればなんとかなる…という発想は禁物です。長期戦を予想して、抑えめなペースでスタートするといいでしょう。

5日(日)午前11時44分、山羊座の24度53分で木星が冥王星とグランド(グレート)コンジャンクション(重惑星同士の0°)を作ります。これは2007年12月12日以来の出来事です。2007年といえば、サブプライムローン問題で経済が悪化した年です。この翌年の2008年にリーマンショックが起こりました。木星が冥王星のグランドコンジャンクションはほぼ13年に一度起きる金融恐慌のポイントといえます。今年、2020年は…木星と冥王星のグランドコンジャンクションが年内に3度も起きます。これは75年ぶりとなります。このところの新型コロナウイルスで世界は危機にあり、金融恐慌などはいわずもがななことですが、やはり占星学の解説をするには悪い予想もしなければなりません。しかし、木星と冥王星の組み合わせであり、片方の木星はオールマイティの幸運を意味する惑星ですから、占星学的には前向きな暗示でもあるのです。要するに、最近の経済政策第一でいたずらに株価をつり上げてきた世界の傾向に、木星という宗教哲学の探究を司る惑星からの「本当にあるべき人の道を謙虚に考えなさいよ!」というお叱りでもあるのです。バブルに浮かれて大儲けをした人は、反省の余地はあるでしょうが、「全うに生きてきた私達まで人間の生き様を考えなければならないなんて!」などと思いますが、自由と物質、そして安全に恵まれてきた日本人にとって、たしかにいま考え直さなければならないことはたくさんあるのかもしれません。これから試練の時は続きますが、こんなときこそ人間の本質が磨かれるのだと思い、頑張りましょう!

MAR 30 2020

瑛利奈

(C)ELINA

週末に愛のチャンスが!

3/23~3/29

世界は新型コロナウイルスのニュース一色に染まっています。先週は…WHOからパンデミック宣言がありましたが、今週は日本の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から「オーバーシュート」という耳慣れない言葉が出て、私達は戸惑の色を隠せないでいます。ただ、今のところ日本では海外ほどではないようですが、欧米での感染の広がりは…今年の春分図の中で、火星と木星が合(0°)を作っていたのに象徴されているとおりのようです。何故なら、火星は「攻撃的なエネルギー」、木星は「膨張拡大」を意味するからです。このような状況では「木星はオールマイティの幸運星」などと、喜んでいられないのかもしれません。

週が明けて、23日(火)午後2時20分には、今度は火星が冥王星と合(0°)を作ります。冥王星は本来蠍座の定位置「死と遺産のハウス」を支配しています。みなさんは「死」という言葉に恐怖を感じるかもしれませんが、実際に怖いのは「遺産」の方です。「遺産」とは…次の世代へ受け継ぐもの。つまり「DNA」のことなのです。「DNA」を意味する冥王星を火星が乱暴に刺戟することによって、コロナウイルスが変異するのではないか?と、私は秘かに心配しています。少なくとも世界に爆発的に広がっていくのは確かです。

24日(火)は午後6時28分、牡羊座の「新月」です。22日から新たに始まった水瓶座の土星のメソッドがこの新月から本格的にスタートすることになります。今度は月、太陽、土星ともに男性サイン(プラスサイン)ですから、各国の首脳が「戦時体制」と口を揃えて唱えているように、今後は前向きにゴールを定めて、新型コロナウイルスと戦っていくことになるでしょう。

25日(水)は太陽、月、並びに8つの惑星は殆どアスペクト(星同士の関係)を作らず、月のアスペクトは小惑星のみ。そして午後10時27分、太陽は彗星=キローンと合(0°)になります。彗星=キローンは予言者であるとともに医師などの専門家を意味します。何か、新しい見解や発見、発表がありそうです。

26日(木)、27日(金)と重要なアスペクト(星同士の関係)がない日が続きます。

その後、28日(土)は…ひさびさに素晴らしいイベントがあります!午後1時23分に愛の星=金星が幸運の星=木星とトライン(120°)という好調のアスペクトを形成。金星は木星と最も相性がよく、「愛すること」すべてに幸運をもたらしてくれます。同時に金運、また芸術、芸能、そして楽しいこと全般もチャンスです。このところ自粛ムードで抑えていた感情や愛情表現も一気に解放されるでしょう。金星と木星がラッキーなアスペクト(星同士の関係)を持つのは今年の1月23日以来です。しかも1月23日はセキスタイル(60°)ですが、今回のアスペクト(星同士の関係)はさらに幸運を掴みやすくしてくれるトライン(120°)です。まずは、この金星と木星のトライン(120°)が起きることをあなたが気付いた「いま」から、何を実現したいか?ターゲットを決めて、準備を進めていくべきです。

29日(日)午前11時57分、今度は愛の星=金星が前述の冥王星とトライン(120°)を形成します。相手は冥王星…。金星と木星のトライン(120°)で幸運を掴んだ方にとっては、いらないオマケみたいな感じがしますが…。喩えれば、ステーキを食べて「あ~、美味しかった!」と満腹になっているときにモツ鍋を出されるような感じかもしれません。後者の方まで手を出すと、せっかくの幸運に新たなアレンジが加わって方向が変わってしまうことも。逆に金星と木星のトライン(120°)のチャンスを掴めなかった方にはリベンジのチャンスです。また、今の社会では「反社会的」と言われかねないことを実現したい方には大歓迎のアスペクト(星同士の関係)です。どういうことか?というと…不倫とか、地下工作、一発逆転を狙いたい場合などです。また、こんな作戦も良いかもしれません。頭の中を整理して、28日(土)のテーマが象徴する幸せは大切に保存して、29日(日)の方はこれから挽回したい別なテーマに振り分ける…。あなた自身、冷静に今の状況を分析しながら、個別に対処し、努力するといいでしょう。

今週は…新型コロナウイルス問題で心労やストレスが多いなか、週末には幸運のチャンスが待っています。上手く気持ちを切り替えながら、滅多に巡ってこない大切なチャンスを棒に振らないようにしてください。

MAR 23 2020

瑛利奈

(C)ELINA

新しい春分図、土星も水瓶座へ

3/16~3/22

先週は…日本時間では3月12日(木)午前1時にWHOのテドロス事務局長がようやく新型コロナウイルスのパンデミック宣言をしました。その前日、11日は太陽が木星にいいアスペクト(星同士の関係)を作ったのにも関わらず、新型コロナへ騒ぎですべての幸せが掻き消されてしまった感がありました。週が明け、今年は閏(うるう)年だったため、ひとあし早く3月20日(金)が春分となります。ここから日本も、また世界も新たなホロスコープに書き換えられることになるのですが、今週は特別、その他の惑星の移動の動きが大きく、太陽系も心機一転の色が濃くなります。

16日(月)午後4時42分、一度水瓶座へ戻っていた水星が魚座へ入ります。

17日(火)は午前1時25分から月が山羊座へ。魚座の水星、牡牛座の天王星といいアスペクト(星同士の関係)を作って、比較的落ちついた一日になりそうです。

18日(水)は後半まで度数を進めた山羊座の月が朝、海王星とセキスタイル(60°)と好調。午後5時32分から、山羊座の火星、木星、冥王星と次々合(0°)を作っていきます。特に夜以降はキビキビと物事が決まったり、真相が分かったり、それにより局面が変わったりする一日です。

19日(木)は…午前には月が義務を表す小惑星=ベスタとトライン(120°)、夜には太陽がベスタとセキスタイル(60°)を形成。コロナウイルス関連なのかもしれませんが、私達の動きが制限されたり、肩の上に重い課題を背負わされるようなことに。シリアスな日です。

20日、午後12時49分、春分。この時間の東京のチャートが日本の今後三ヶ月の春分図となります。一見したところでは、そんなに悪いようには思えませんが、山羊座に集中する火星、木星、冥王星、土星の星の群れは、6ハウスという国民の健康を表すハウスから7ハウス=相手国を表すハウスにかけて分布しています。星全体が西側に偏っているのがわかりますが、これは日本がすべての面で外国に依存していることを表しているように思います。このような世界情勢になって初めて、農業~工業、また人材も自給率を上げていくことが大切なのでしょう。

22日(日)午後12時58分、土星が山羊座から水瓶座へサインを変えます。みなさんのなかに土星が好きな方はいないと思いますが、土星は秩序や制限を司る硬派の惑星です。本来山羊座の主星ですが、水瓶座の主星でもあります。山羊座を抜けて水瓶座へ入ったから「ようやく制限が緩くなる!」と喜ぶ方もいるかと思いますが、実は土星の厳格な威力はカーディナルサインの山羊座よりもフィックスドの水瓶座の方が強いのです。今の時期でいうと、国家がひとたび緊急事態宣言をしたら、有無を言わせず原理に忠実に実行するのが水瓶座の土星です。山羊座の土星の方は結果次第で案外融通を利かせる臨機応変なところがあったのですが。

土星が山羊座へ入ったのは2017年の12月20日ですから、それ以来2年3ヶ月に渡って、私達は山羊座の土星と付き合ってきたのです。なかでも牡羊座さんや天秤座さんは今後の進路をどうするのか?土星から「シロクロつけろ!」と迫られていた時期だったのです。3月22日以降は牡牛座さんと蠍座さんが今度は同じ立場に置かれることになります。また、蟹座さんは今まで山羊座の土星に前に立ちふさがれて立ち往生していましたが、今度はそれが獅子座三のほうへおハチがまわることになります。残るは山羊座さんにとってはどうなるのか?もともと土星は山羊座の主星なので、それほど土星を嫌わない方が多いようですが、ひとついえるのは、今までは土星からの圧力で体力を奪われてきました。ここから解放されることになりますから、心身共に健康的になれるのはたしかです。反対に水瓶座さんにとって、これから夏までは土星はほんの入口、プロローグのような度数で終始しますから、どっと重くなるほどのことはないかもしれません。しかし、今後どんな時代がやってくるのか?おおよその見当が付く流れになるでしょう。まずは、今後の具体策を立てておくことが大切です。

今週はいろいろな変化、時代のターニングポイントが隠されている一週間になります。これからは、今までのような先が見えない鬱々とした気持ちさいなまれるようなことは少なくなるでしょう。代わりにこれからの時代へ対応すべく、新たなマニュアルがそこかしこで提示されることもありそうです。星は少しは前向きに進んでいます。周囲の雰囲気に惑わされずに、あなた自身の考えをしっかりと持って対応していくことですね。

※今日は「瑛利奈のブログ」の方へも6月の夏至図から観た「オリンピック、やめたほうが」を書きました。是非ご覧下さい。

MAR 16 2020

瑛利奈

(C)ELINA

2020年日本春分図

 

ひさびさ明るい星です!

3/9~3/15

新型コロナウイルスのニュースで、私達の不安は収まることはない一週間でした。でも私、瑛利奈は部屋に引きこもってはいます(笑)が、おかげ様で元気です。

9日(月)は午前3時37分、牡牛座で金星が天王星と合(0°)を形成。天王星は革新の意味を持つ惑星ですが、異常事態を引き起こすことでも有名です。このアスペクト(星同士の関係)の影響は多岐にわたると思われますが、9日は日経平均株価が1年2カ月ぶりに2万円を割りました。今日(9日)の月は乙女座にあり、月を含めて、前述の金星、天王星が牡牛座、火星、木星、冥王、土星が山羊座と、合計7個の天体が地象中にあります。たしかにこれでは前回も書いたように景気が落ち込むはずです。この地象に7個という配置は人々をより慎重にさせるので、先行きの見通しは暗い方へ誘導されますが、新型コロナウイルスの防御には効果的なのかも知れません。2020年1月3日から2月16日まで火星が射手座を通過して、これが中国での新型コロナウイルスアウトブレークの時期と重なりました。射手座の「遠方へ広がっていく」という象意の火星がまさにウイルスを拡散していたのでした。ここから推測すると現在の地象サインに集中した星の配置は経済活動を抑制はしますが、元気のいい射手座の火星よりはいいのかもしれません。

10日(火)午後12時48分、水星の逆行が終わり、順行に転じます。度数は水瓶座の28度12分です。水星は呼吸器に関係があり、水瓶座は風象サイン、英語では「AIRサイン」ですから、私達の呼吸も少しは楽になるはずです。事務手続きも順調に進むようになるでしょう。

ここでみなさまに朗報です!11日(水)後9時26分、太陽が木星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成します。太陽が木星と好調なアスペクト(星同士の関係)を作るのは2019年の12月28日の太陽と木星の合(0°)以来です。このアスペクト(星同士の関係)の効力はすでにかなり前から始まっていると考えられ、11日(水)をピークにこのところ出会う機会が少なくなっていたラッキーなニュースがここかしこで伝えられるでしょう。みなさんも実現したい願望があったら、11日(水)の夜までに行動すべきです。これはひさびさのチャンスとなります。

12日(木)は、あいにく11日(水)の幸運を継承するような星の動きはなく、天秤座の後半を通過する月がまず権利を意味する小惑星=ジュノーと合(0°)。その後山羊座の後半に位置する凶星群と次々スクエア(90°)という不調和座相を形成していきます。少し、世間がざわつく一日になるでしょう。

13日(金)、月は蠍座に入りますが、9日(月)の部分に書いた牡牛座の天王星、金星に次々にオポジション(180°)の凶座相を形成します。心の安定を欠きやすい日です。

14日(土)午後7時31分、火星が海王星とセキスタイル(60°)の好調座相を形成します。そもそも海王星は今回の新型コロナウイルス騒ぎの元凶となった惑星です。これを技術力を意味する山羊座というサインの火星がなだめるアスペクト(星同士の関係)を形成するわけですから、何か新しい新型コロナウイルス対策が開発されるのかもしれませんね。少なくとも私達が納得できる「何か」が見つかるのでしょう。私達の気持ちや景気の動向など、新しい指針が出るのかも。

15日(日)午前1時46分、太陽が冥王星とセキスタイル(60°)を形成。これは前述の火星&海王星のセキスタイル(60°)と同じく、好調座相です。また、冥王星は半凶星のため、太陽が合(0°)を作っても決してラッキーとはいえないため。太陽と冥王星のいい関係はかなりひさびさ、2019年の11月14ぶり…4ヶ月ぶりということになります。これにより何か新しいことが解明されたり、発表されたりするでしょう。

今週は…10日(火)の水星順行から始まって、11日(水)後9時26分の太陽と木星とセキスタイル(60°)、15日(日)午前1時46分の太陽と冥王星とセキスタイル(60°)など、有力なアスペクト(星同士の関係)が次々と形成されます。この一週間でいままで悶々としていた私達の気持ちや謎が解決され、未来への希望が見えてきそうです。まさにピンチはチャンス!の一週間ですね!現在の暗い空気にのまれずに、頑張りましょう!

MAR 9 2020

瑛利奈

(C)ELINA