あと8日、我慢して!

7/13~7/19

6月21日の夏至から太陽が蟹座へ入り、三週間あまりが経ちました。その間、世界はもとより、東京では新型コロナウイルスの新規感染者が急増しながらも、5000人以内の集会が自由になったり、経済産業省では「Go To トラベルキャンペーン」の開始日を決定したりと、時の流れに逆行するような政策が次々と打たれていく見通しです。

13日(月)、太陽はいよいよ蟹座の第三デークへ入ってきます。この蟹座の第三デークというポイントは?というと…以前から山羊座の第三デークを逆行中の木星、冥王星に加えて、今月2日から逆行で山羊座へ戻って来た土星、これらの重厚な惑星たちが顔を揃えている場所…と向こう前でいがみ合うポイントになります。まずは、13日(月)の午前3時43分、魚座の20度という、蟹座と山羊座を調停する位置にいる海王星が太陽とトライン(120°)の調和座相を作ります。海王星はやんわりと蟹座、山羊座に向かい合う両方の天体に宣戦布告の意向を告げるかのようです。13日(月)に蟹座の太陽が最初にオポジションで向かい合う相手は…山羊座の21度にいる小惑星=パラスです。太陽は政府を意味し、また小惑星=パラスは「医者や弁護士などの専門家」を意味する小惑星です。これはまさに政府と有識者の意見が対立して接点が見つからない現在の構図を表していますね。

14日(火)は蟹座の22度まで度を深めた太陽が山羊座の木星とオポジション(180°)を形成します。木星は幸運を意味する惑星ですが、オポジション(180°)のような不調和なアスペクト(星同士の関係)においては、ネガティブな意味になります。例えば、楽観過剰で事態を甘く見るとか、希望的観測でぬか喜びをするなど。気の緩みや大盤振る舞いなどに気をつけなければならないアスペクト(星同士の関係)です。14日限定というより、もう少し、期間を広げて解釈した方がいいかもしれません。

15日(水)は牡牛座の第三デークへ進んできた月に助けられ、蟹座と山羊座の対立は見られません。午後10時56分、月が木星とトライン(120°)の好調座相を形成して、楽しく一日が暮れていきそうです。

16日(木)、午前4時12分、太陽が冥王星とオポジション(180°)を形成。太陽の度数は蟹座の23度、冥王星は山羊座の同じく23度です。冥王星は遠くて、しかも準惑星のため、即効的な出来事はないかもしれませんが、長きにわたって問題を燻(くすぶ)らせるような天体です。秘密が解き明かされない暗示です。

17日(金)から19日(日)までの三日間は太陽を始め、主要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。17日(金)の午後3時40分、双子座の月が金星に合(0°)を作ります。デートの約束をするには最高の時間帯です。17日は一日を通じて、スムーズにコミュニケーションが取れるでしょう。

18日(土)になると月は双子座の第三デークまで度を深めますが、あいにく調和できる相手がいないまま、着地する場所を見失ってしまいそうです。流れに任せて行動するには適さない日です。午後11時23分になって、月は蟹座へと入ります。

19日(日)、蟹座へ入った月は現在蟹座の26度にいる太陽と合(0°)になる日、つまり新月を待ちます。新月まではあと二日ほどありますが、6月21日の日食から始まった不吉な月のサイクルはあと残すところ2日です。あせらず、前のめりにならず、持ち堪えることが大切な日曜日です。来週の火曜日、21日に訪れる新月をじっくり待ちましょう。新しいことを手がけるよりも、あなた自身のマインドを穏やかに保つこと。そしてスローライフを目指すこと。それだけに集中するといいでしょう。

JUL 13 2020

瑛利奈

(C)ELINA

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。