現実問題から片付けて

11/11~11/17

今年の秋分図のてっぺんに木星が光り輝いており、私は「日本にとって名誉なことが多い四半期」と書きましたが、昨日ようやくその意味がわかりました!みなさんはもっと早く気付いていたかもしれませんが。(笑)11月10日に天皇陛下即位パレード「祝賀御列の儀」が行われました。なるほど、この秋は「即位の礼」から始まって皇室で数々のお祝い事が行われる四半期にあたっていたのです。

11日(月)からスタートするこの一週間も引き続き安定感のある星の配置が続きます。実は、先週末に蠍座の太陽は外惑星の土星、海王星と調和座相を形成しましたが、今週はそれに続いて、14日(木)に蠍座の21度まで度を進めた太陽が山羊座の冥王星とセキスタイル(60°)の調和座相を作ります。太陽を追うようにして、いや、逆行しながら水星も一度来た道を戻りつつ、13日(水)~14日(木)に再度好調座相を作っていきます。また、暴れん坊の惑星=火星も13日(水)に天秤座の25度で射手座の木星とセキスタイル(60°)の安定の関係になります。

このように観ていくと、今週は週半ばの13日(水)、14日(木)が物事がまとまる「吉日」ということができます。しかし、「吉日」ではありますが、アスペクト(星同士の関係)を作る一方の惑星が土星や海王星、火星だったり、いわゆる「凶星」といわれる星ですから、「吉」ではありますが、大ラッキーとまではいえないでしょう。物事が荒れる要因を上手くコントロールできる日とでも表現したらいいかもしれません。

また日にちが前後しますが、12日(火)午後10時34分は満月です。この瞬間までが増光期といって月が太っていくサイクルです。これ以降は減光期…月が次第に痩せていきます。植物などは増光期により成長が早く、減光期は枯れていくサイクルになります。ガーデニングの場合は、増光期に植物を刈り込むとより発芽を促しますが、減光期には発育が遅くなります。減光期は草むしりなど、雑草を取り除きたい場合にはいいタイミングです。人間の場合もダイエットするには満月を過ぎてからの方がいいかもしれませんね。

今週は概ね順調な星の配置ですが、すでに射手座の第二デークまで進んできている金星にはあまりいいアスペクトは観られません。金星は愛や感情を司る惑星です。15日(金)には海王星とスクエア(90°)、17日(日)には天王星とセスキコードレート(135°)の不調和座相を作ります。つまり、愛情問題や人間関係など繊細な感情に関わる問題は、なかなか期待するような結果が得られにくいかもしれません。何故か?というと、そもそも期待過剰で現状認識が甘かったり、手段やタイミングを誤りやすいからです。今週は愛情問題に関しては結論を焦らず、まず現実的な問題からシッカリ片付けていく…こんな姿勢で臨むといいでしょう。

NOV 11 2019

瑛利奈

(C)ELINA

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