週末は愛のチャンスに!

1/14~1/20

来週の月曜日、21日はアメリカ大陸を中心として皆既月食がありますが、週明け14日(月)の月(MOON)は日食と月食の中間点、半月です。

14日(月)は未明に木星が海王星とスクエア(90°)を形成します。木星はご存じの通り、幸運を代表する惑星ですが、相手が海王星で、しかもスクエア(90°)というネガティブな性質を強調するアスペクト(星同士の関係)です。木星の持つ「正義」や「慈悲心」が海王星の悪い側面、「嘘」や「裏切り」に翻弄されて、迷いの森の中へ呑み込まれてしまいそうです。午後10時過ぎには水星が海王星とセキスタイル(60°)を形成。こちらは調和のアスペクト(星同士の関係)になりますが、海王星が主役となる一日には違いありません。

今週の太陽は…すでに重要なアスペクト(星同士の関係)は出つくした感があり、残すところは19日(土)の太陽&天王星スクエア(90°)のみです。この話はのちほどしますが、16日(水)は太陽が小惑星=パラスとスクエア(90°)を作ります。パラスは法を司る「調整」の小惑星ですが、こちらもまた不調和座相。今週は…今の政治情勢やプライベートな問題など、すべてに暗中模索しながら進むぺき方向が見つからない暗示です。

19日(土)の金星&火星のトライン(120°)が唯一今週のハイライトともいうべきラッキーなアスペクト(星同士の関係)です。愛の星=金星が男性運を表す火星と好調な関係を持ちます。これは今まで行き詰まっていた愛に青天霹靂のチャンスというしかないでしょう。金星の度数は射手座の11度、火星は牡羊座の11度と、両方とも火象サインです。太陽や金星が火象サイン(牡羊座、獅子座、射手座)のあなた!が特にラッキーです。度数が11度前後ならさらに幸運に近いでしょう。度数の誤差はプラマイ8度までが圏内ですが、正確なほど手に入りやすいといえます。このアスペクトは…現在恋人がいる方やもちろん既婚者の方、片想い中の方に幸運をもたらしますが、案外何も期待せずに恋愛を諦めている人にも予想外のチャンスを与えてくれるかもしれません。また、金星には「愛」と同時に「金銭」や「美」、「楽しみ」という意味もあります。金星&火星のトライン(120°)は…「このチャンスを金運やショッピング、グルメに生かしたい!」というあなたにも十分答えてくれるでしょう。

そうそう、先ほど書きかけた太陽&天王星スクエア(90°)を忘れてはいけませんでした。このアスペクト(星同士の関係)は…19日(土)午前10時30分、太陽=山羊座の28度、天王星=牡羊座の28度で起こります。太陽が山羊座から抜ける前日に起きるこのアスペクトはすべての今までの決定を覆してしまうかもしれません。何故なら天王星は革命、反逆の星ですから。天王星は過去のすべてに別れを告げて、新たな出発を促すエネルギーを与えてくれます。時系列的に考えると…前述の金星&火星のトライン(120°)が起きるのが午前1時50分、太陽&天王星スクエア(90°)が午前10時30分になりますから、みなさんは「愛が実った後、すぐにサヨナラするの?」と思われるかもしれませんが、この二つのアスペクトは「主語」が違います。ひとつは…金星、もうひとつは太陽なのです。つまりあなたの人生や、ひいてはこの世の中で、複数の問題が複合的に起きている…こう考えるのが妥当でしょう。例を挙げれば…「そろそろ今の生活にケジメをつけたいな」と思っている時期に片想いの相手と上手く行ってしまう…こんな感じです。それは…どこかで新しい恋愛を求めていたのかもしれない…と考えてもいいですし、両方の出来事はまったく別もの…と考えてもいいでしょう。この世の中は複雑で、すべての問題が複合的に起きているものです。内部でどんな繋がりを持つのか?わからない問題を短絡的に「関係がある!」と決めつけるのもどうなのかな?というところです。「この真相は分からない…」と含みを持たせながら、心の奥にしまっておく余裕も持ちたいものです。

20日(日)午後6時、昨年の冬至から山羊座を通過していた太陽が水瓶座へ移動します。これからは太陽の配置も今までの厳しいものから少し緩んでくる見込みです。長い冬も峠を越える…こんな流れになるのかもしれません。

JAN 14 2019

瑛利奈

(C)ELINA

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