太陽は土星と合、そして日食

12/31~1/6

この度は「瑛利奈の今週の運勢」の更新が遅くなり、誠に申し訳ありません。更新が遅れているうちに年が暮れ、2019年になってしまいました。

復習となりますが、昨日2018年12月31日(月)はどんな日だったのでしょうか?重要な天体のアスペクト(星同士の関係)はない平凡な日だったようです。

しかし、1月に入ると、1日(火)、午前11時19分、火星が牡羊座へ入場します。その後、2日(水)には…これが今季最大といってもいい重要な位置へ太陽が進んできます。それは何か?というと…2017年の年末から太陽系で木星と並んで最も重要な惑星である土星が山羊座へ入ってきているのはみなさんもご存じでしょう。土星の公転周期は29.458年で、太陽のまわりを回っている目で見える惑星の中では最も外側の星です。そして、土星は山羊座を支配するルーラーといわれる惑星です。それが約29年半ぶりに山羊座へ戻ってきていたのです。
前回の山羊座の土星の時期は?というと最初に土星が山羊座へ入ってきたのは…1988年の2月14日でした。その後一時射手座へ逆行して、再度山羊座へ入場したのは…1988年11月12日。その後、土星は1991年の2月7日まで山羊座を通過していたのでした。この間に日経平均株価が過去最高を打ち、その後バブルが崩壊したのでした。

日経平均が過去最高値を更新したのは…1989年12月29日の出来事でした。山羊座の土星の期間です。そして昨年、2018年といえば…10月2日に27年ぶりに過去27年来の最高値を更新しています。(もちろん1989年12月29日の最高値には遠く及びませんが)

また、過去の日経平均最安値の時期は…リーマンショックの最安値の前に、2003年4月に一度最安値をつけています。最高値~最安値の時期を計算してみると、ほぼ土星の周期の半分になります。このように観ると、土星は株高のピークをもたらすと同時に、株価下落へのキッカケも作っているのです。

2日(水)には太陽が上記のような経済に多大な影響を及ぼす土星に合(0°)となります。

その後、3日(木)は月が木星に合(0°)となり、幸運な日です。5日(土)も太陽が海王星とセキスタイル(60°)の調和座相を形成して、夢が広がる日に。

しかし、6日(日)は新月と同時に日食です。今回は部分日食ですが、中国~シベリア東部、太平洋北西部で観測できるそうで、日本では午前8時43分から太陽が欠け始め、午前10時6分に最大。午前11時36分まで続きます。

日食は天文観測としては貴重なイベントですが、占星学では不吉な出来事として扱われます。そもそも私たちが住む地球の前に太陽、月、地球の順番で整列するわけですから、磁場が非常に緊張状態になることは確かです。しかし、日食の影響はさほど顕著なものではなく、思わぬところへ隠れたワナをしかけていく…といった場合が多いようです。みなさんが気をつけることとしては…日食の当日に重要な計画を決めないこと。日食の後には月食が訪れますから、もう少し、猶予を持って行動できる場合は計画実行は次の新月まで待てばベストです。

今週は新年早々、太陽&土星の合(0°)、山羊座の新月、そして日食と、重要なイベントが続きます。これは…現在の気候と同じく、厳寒の候といった感じです。このような星の配置のときは…みなさんも働きすぎて疲れを溜めないよう、また、緊張感を持ちこたえられずに、不用意な行動をしてしまったり、過度に不安を持つなど、自分自身が意に反した反応をすることがあるかもしれません。まずは、今週の星のイベントを頭に入れて、自分自身をコントロールしていくといいでしょう。寒い日が続きます。みなさまも風邪などひかれないよう、お身体に気をつけてください。

JAN 1 2019

瑛利奈

(C)ELINA

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