新たな冬至図は…またもやASC山羊座

12/17~12/23

太陽が射手座に入ってから、日に日に日没の時刻が早くなりました…。今週末。22日(土)は、いよいよ一年でいちばん日が短い日=冬至です。冬至とは…占星学的にいうと、太陽が山羊座へ入場する日のことです。太陽が山羊座へ入るその瞬間…12月22日(土)の午前7時23分に日本の国を占うホロスコープも新たな冬至図に書き換えられるのです。

新たな冬至図は…午前7時23分という早朝。太陽は東の地平線から上ったばかりで、ホロスコープのハウス分割とは逆回りですから、太陽は12ハウスという一番最後の「秘密と障害のハウス」の中に入ります。東の地平線=ASCの度数は山羊座の7度。最近のチャートでは今年、2018年の夏至図もASC(東の地平線)が山羊座の2度で今回の冬至図と惑星の配置はかなり似ています。季節が夏と冬ですから、太陽を始め内惑星(水星、金星)や公転周期が早い火星の位置は異なりますが、それよりも外側の惑星は夏至図のそれとほぼ同じ位置に来ています。

今年の夏至図のときの今週の運勢「21日から新たな夏至図に」を改めて読んでみると、「この春の春分図と驚くほど似通ってい」ると私は書いています。2018年の春分図もASCは山羊座の2度。となると…2018年は秋分図だけを除いて、春分図、夏至図、冬至図と残りすべてのチャートがASCは山羊座の2度、7度で似ている…ということになりますね。

今年は…年末に決まる一年の漢字が「災」だっただけあって、非常に災害が多い年でしたが、この傾向は冬至以降もまだまだ続くことになりそうです。

今週の傾向としては…ちょっと朗報です。12月に入ってから混沌としてい情勢にようやく明るい兆しが見えてきます。17日(月)は魚座の火星が山羊座の冥王星とセキスタイル(60度)の調和座相を作って、湿り勝ちだった最近の流れにイケイケ気分を盛り上げます。

その後、21日(金)には太陽が牡羊座の天王星とトライン(120°)の調和の関係を作って、射手座最後の日らしく未来への道を開いてくれます。今まで出口が見えず苦悩していた問題にも明るい見通しが立ちそうで、射手座という最も楽観的なサインとしての面目躍如といったところです。

22日(土)午前7時23分には前述のとおり冬至=太陽が山羊座へ入ります。23日(日)未明に月が蟹座へ入って、満月…。この22日(土)~23日(日)は今年の総決算ともいうべき重要な日です。今年起きたすべての出来事に一応の結論が見つかる…といっても過言ではないほどです。この日以降、太陽は日ごとに日照時間を増していき、気温よりも一足先に明るい季節へと歩を進めていくことになります。

みなさんもやり残したことがあれば、23日(日)の満月を待たずに出来るだけ早く手を付けておいたほうがいいでしょう。やりたいことができるチャンスは今だけしかないかもしれません。完成までとはいいませんから、「できる限り早く手がける」これを今週のモットーとして、私からみなさんにプレゼントしたいと思います。

DEC 17 2018

瑛利奈

(C)ELINA

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