9/10~9/16
先週は…5日(水)に西日本に非常に強い勢力の台風が上陸して、記録的な被害がありました。…と思う間もなく、6日(木)、北海道胆振地方中東部を震源とする震度7の非常に大きな地震がありました。被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げます。
占星学を学ぶ者としては…やはり6日(木)の土星ステーションがこの地震の引き金になったと思わざるを得ません。また、土星がオポジション(180°)となった「『夏至図』の起点となるASC(上昇点)」とは…国民を表しますから、北海道全域が停電となり、多くの方が被害を受けたのも頷(うなづ)けます。
そのような波乱の先週とはガラッと変わって、今週の太陽系の配置は素晴らしいです!まず、10日(月)午前2時59分に新月となり、7月、8月と二回続いてきた日食~月食のサイクルが終わって、新たな月=新月が始まります。
11日(火)、火星が逆行して、ちょこっと山羊座の老いた度数(28度)まで足を踏み入れていたのですが、順行へ変わったのち、午前9時45分から水瓶座へ歩を進めていきます。その後11日(火)午後9時8分、太陽が幸運の惑星=木星とセキスタイル(60°)のラッキーなアスペクト(星同士の関係)を形成します。好座相は7月5日以来の快挙となります。今回は7月5日よりやや弱いセキスタイル(60°)ですが、今まで二ヶ月以上もチャンスに恵まれなかったことを考えると、積極的にチャレンジすれば、十分戦えるアスペクト(星同士の関係)でしょう。なかでも太陽のサイン乙女座、それに準ずる牡牛座、山羊座の地象サインのみなさん、また、現在の木星のサイン、蠍座と、蟹座、魚座の水象サインなどに重要な天体を持つ方は見逃す手はありません。
続いて12日(水)は乙女座の太陽が山羊座の冥王星とトライン(120°)を形成。同時に木星と冥王星もセキスタイル(60°)を作ります。冥王星は刷新の準惑星ですから…過去の流れを大きく変える方向に物事が進展する暗示です。しかも冥王星には「悉く消去する」という強烈さがありますから、ひとたび動き出した出来事は徹底的な勢いを持って変わっていくでしょう。
同じ12日(水)、上の出来事の裏で、蠍座の金星が天王星とオポジション(180°)の不調和座相を作ります。これもかなりインパクトのあるアスペクト(星同士の関係)ですね。人によっては心の動揺を感じる方も多いのでは?
こうした問題提起に繋がる星の動きは13日(木)から収束に向かいます。13日(木)昼過ぎの金星と土星のセキスタイル(60°)は動揺する心を一生懸命火消しに回るようなイメージですね。
16日(日)には11日(火)に太陽が訪れた木星とセキスタイル(60°)、冥王星とトライン(120°)のポイントは今度は知性の惑星=水星が訪れます。水星は…太陽が今後に向けて打ち上げた大きなテーマを実現するために「如何にしたらいいか?」と、知恵を絞って考えることになるのかもしれません。
今週は波乱のあとに神様がご褒美をくれる週となります。「私も、私も!」と、みなさんもそれぞれの思いを託して、リクエストしたり、ノミネートしたり、決断、そして行動していくといいでしょう。
SEP 10 2018
瑛利奈
(C)ELINA