6/2~6/8
5月21日、小泉進次郎氏が新農相に起用されてから、日本国内は備蓄米の話題一色となりました。昔から「食べ物の恨みは怖い」といわれますが、日本人のお米への関心は非常に強いようです。石破総理は2009年の麻生内閣のもとで、農相として米の生産調整改革に取り組み始めましたが、すぐに野党に政権を奪われて、その計画は頓挫していました。16年後の今になって、米価高騰という事態になりましたが、逆にこれが農業改革のきっかけとなれば、ピンチをチャンスに変えることが出来るのかもしれません。星の動きは先々週の方が新たな動きが始まるターニングポイントが多く観られましたが、先週はその問題提起を受けて、スムースに対策を実行していくような流れでした。今週の星はどうなっているのか?というと、先週よりも更に穏やかに、特に愛の星=金星がラッキーな動きを見せるなど、順調な一週間になりそうです。しかし、双子座の太陽はすでにアスペクト(星同士の関係)は出尽くしたようで、水星と金星が一生懸命働く形です。
2日(月)…6月の営業日、第一週は獅子座の第3デークの月から始まります。一日を通じて、不調和なものは少なく、特に午前3時51分の月と金星のトライン(120°)、午前8時37分の月と木星のセキスタイル(60°)など、幸せな気分を盛り上げるでしょう。午前11時59分から月は乙女座へ入ります。それ以降は特に重要なアスペクト(星同士の関係)はない状態が続き、後に結論を繰り越すような流れが続きます。
3日(火)は、不調和なアスペクト(星同士の関係)のみのスッキリしない一日です。午後12時40分には乙女座の月が双子座の太陽とスクエア(90°)を形成。半月です。先週の新月(27日)からスタートした出来事に一応の結果が出るタイミングです。これ以降、午後は「月のアスペクト(星同士の関係)はなし」というメリハリのない動きです。
4日(水)も乙女座の月が続きます。乙女座の月は現在双子座にいる水星や木星と相性が悪く、午前0時23分の月と水星のスクエア(90°)、午後8時11分の月と木星のスクエア(90°)など、お互いにいいところが出せない状態です。双子座中の水星や木星の自由さや明るさを、細かい乙女座の月が許さず、前に進めないような状態です。唯一、午後7時14分、月は牡牛座の28度にいる改革の惑星=天王星をトライン(120°)という好調座相で助けます。午後10時38分から月は天秤座へ入場します。
5日(木)は今週でいちばんの重要な日です。午前0時から2時台にかけて、天秤座の月は土星、海王星とオポジション(180°)に。重たい空気が立ち込めます。それが午前5時51分の月と冥王星のトライン(120°)により、逆転します。午前11時31分には愛の星=金星と幸運の惑星=木星がセキスタイル(60°)を作ります。金星と木星がラッキーなアスペクト(星同士の関係)を作るのは、なんと!今年初めてです。前回は2024年の12月20日に金星と木星がトライン(120°)を作りましたが、それ以来の出来事です。アメリカのトランプ氏が大統領に就任してから初めて!ということになりますね。金星も木星も度数は28度。双子座の木星が金星と好調座相を作るのはこれが最後になります。特に双子座さんにラッキーなこのアスペクト(星同士の関係)。次は天秤座さん、水瓶座さんです。この1年を振り返って、やり残したことがある方は、今から再チャレンジして下さい。その他の方も金星がいる「牡羊座」、木星がいる「双子座」がテーマとしていることはラッキーです。例えば牡羊座が意味する「新規にスタート」や「自己主張」など。また双子座の方は「出会い」や「通信」などですね。携帯やWi-Fiルータを交換する…とか、学校に申し込むなどがこのテーマになります。
6日(金)は…午前5時46分、月は太陽とトライン(120°)を形成。安定した一日の夜明けです。午前7時9分に水星が火星とセキスタイル(60°)に。5日の項目の「双子座のテーマ」がスピーディに展開しします。午後1時42分には愛の星=金星が牡牛座へ入場します。最近は風のサインがトレンドでしたが、天王星と並んで地のサインの惑星が二つになります。文字通り牡牛座さんには愛のチャンスです。乙女座、山羊座に太陽や金星がある方も楽しい時期に入ります。
7日(土)は…月が天秤座にいる午前中は快調なペースです。特に午前10時4分、月が木星とトライン(120°)を形成。月は天秤座、木星は双子座、双方とも29度でのトライン(120°)です。29度の次は次のサインの0度ですから、2024年5月25日から始まった双子座の木星の恩恵を受けるには、9日の水星と木星のコンジャンクション(0°)を除いて、ラストチャンスとなります。このあと、午前11時22分から月は蠍座へ入ります。蠍座の月は牡牛座の金星や水瓶座の冥王星と折り合いが悪く、7日にチャンスを掴みたいなら、朝早くから行動することですね。
8日(日)は一個も主要なアスペクト(星同士の関係)がない一日です。強いていうなら、午後1時23分の金星と海王星のセミセキスタイル(30°)です。「愛の夢を紡ぐ準備をせよ」というミッションとしては、消極的なものですが。意味としては「推し活を始めてみたら?」というところでしょうか。午後2時31分にもセミセキスタイル(30°)がありますが、こちらは水星と天王星です。意味は「新しいコトを何か習得したら?」です。その後、蠍座の月は水星、木星、土星、海王星といずれもセスキコードレイト(135°)の小競り合いや金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。キーワードは「金銭問題に注意」の日曜日の午後になります。
今週、木星や天王星はいよいよ最後の度数に近づいてきました。以前から引き続いてきたテーマの時代もそろそろ終わりが近づいてきた…ということです。心残りがないように過去を繙(ひもと)くといいかもしれません。
JUN 2 2025
瑛利奈
(C)ELINA