4/28~5/4
先週はトランプ政権、最大の試練にを書きましたが、トランプ米大統領が就任してから、4月30日で100日を迎えるとのこと。CNNの世論調査ではトランプ大統領の支持率が41%に落ち込み、歴代大統領の中で最低だったそうです。なかでも経済対策の不支持率は64%、移民対策の不支持率も53%という記事もありました。また、アメリカ軍がイエメン北部にある移民を収容する施設を空爆して、これまでに68人が死亡したと伝え、中東イエメンの反政府勢力、フーシ派に近いメディアは28日、戦争犯罪にあたるなどとアメリカへの非難を強めています。トランプ大統領はロシアとウクライナの仲裁にも手を焼いているようです。週明けの28日は新月です。3月14日の月食、3月29日の日食と、不吉な流れが続いてきた今日、ようやく新月を迎えて、すべてがリセットされようとしています。今週の星の配置は…行き詰まりや危険を暗示するものは見当たらず、メジャーアスペクト(主要な星同士の関係)も5月3日の金星と海王星のコンジャンクション(0°)のみで、その他はマイナーなものばかりです。GWで日本国民の関心も行楽の方へ向かっているだけあって、閑散とした星の動きになっています。
28日(月)午前4時30分、新月。太陽も月も牡牛座の7度46分です。前述の通り、3月14日の月食から続いてきた不吉な星の流れはリセットされます。これまでの騒ぎはどうも「虚のエネルギー」に支配されていたようで、これからは「実」のある、地に足が着いた日々が訪れるはずです。とはいえ、月と太陽のコンジャンクション(0°)=新月以外はマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)か、あっても相手が小惑星だったりと、注目すべきものがないままに一日が終わっていきます。
29日(火)は昭和天皇の誕生日、「昭和の日」です。さすがに星たちの活動も賑やかな一日です。といっても、今週は主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は5月3日の金星と海王星のコンジャンクション(0°)のみですから、活躍するのは月のアスペクト(星同士の関係)のみになります。午前9時32分、牡牛座の月は天王星とコンジャンクション(0°)に。天王星も大分老いた度数に入ってきて、牡牛座の26度です。その後、午前11時50分には月は土星とセキスタイル(60°)に。努力が要るのはここまで。午後2時17分には月は金星とセキスタイル(60°)を作って、楽しい時間帯に。午後3時34分から月は双子座へ入場します。夕方以降、双子座の月は海王星、冥王星、火星と、マレフィックス(凶星)たちと好調座相を作っていきます。一日を通じて、順調に物事が進む一日になりそうです。
30日(水)…4月の最終日になりますが、星の動きはまばらです。午後2時49分、月は水星とセキスタイル(60°)を作ります。この時までに4月分の振込を済ませておきたいものです。
5月1日(木)は数多くのアスペクト(星同士の関係)ができる日です。まず、午前1時57分、双子座の月は木星とコンジャンクション(0°)、ラッキーな時間帯です。午前2時15分には愛の星=金星が逆行して3月27日から魚座の領域へ戻っていましたが、再度牡羊座へと入ります。そもそも最初に金星が牡羊座へ入ったのは2月4日のことです。金星は牡羊座の10度まで度を進めた3月2日、逆行を始めてしまったわけです。つまり、牡羊座の10度以降に太陽や金星を持っている人や、獅子座、射手座の10度以降で愛の星=金星が来て、いいアスペクト(星同士の関係)を作ってくれるのを待っていた人たちは、金星の逆行によってとんだお預けを食らってしまったことになります。そんなみなさま、待った甲斐がありました!これからようやくチャンスが訪れます。逆行から順行へ向きを変えた惑星の動きは、最初のうちは遅いので、5月半ばになれば、逆行した度数まで再びやって来ます。それまで、再チャレンジの方策を練っておくことですね。午後4時22分から月は蟹座へ入ります。
2日(金)はカレンダー通りでは営業日ですが、星の方はあまり仕事のやる気はなさそうです。午後12時44分、月は太陽とセキスタイル(60°)。蟹座の月が牡牛座の太陽と好調。家庭中心、安定の日です。「美味しいランチが食べたい!」と星が叫んでいます。午後3時27分には太陽が義務の小惑星=ベスタとオポジション(180°)を作ります。面倒くさいことをすべて投げ出したい気持ちを表しています。寛ぎたい!解放されたい!というのが2日のテーマです。
3日(土)は…今週唯一の惑星同士のアスペクト(星同士の関係)ができる日です。しかしそれは…午前2時6分の金星と海王星のコンジャンクション(0°)です。意味は…「愛の夢をずっと見ていたい!」。あるいは「嘘でもいいから愛されたい!」…こんな感じかも。現実から目を背けて、虚構の幸せに陶酔していたい気持ちです。今から言うのもなんですが、醒めたときの失望感が大きいでしょう。この夢見心地がずっと続いて、午後2時5分には月は天王星とセキスタイル(60°)を作り、さらに冒険を求めていくことに。この流れは午後3時18分の太陽と土星のセミスクエア(45°)で遮られます。現実的な金銭トラブルや身近な人との揉め事などが気になるアスペクト(星同士の関係)です。午後5時1分、月は土星とトライン(120°)を形成。現実に立ち返る時です。午後8時28分から月は獅子座へ入ります。午後10時過ぎてから、今度は獅子座の月が海王星、金星と次々にトライン(120°)の好調座相を作っていきます。夜になると、またもや華やかな宴(うたげ)が始まってしまいそうです。
4日(日)はいままでになく、緊張感溢れた星の配置です。まず、午前3時24分、月は冥王星とオポジション(180°)に。何かをキッカケに雰囲気がガラッと変わるでしょう。午前9時12分、月は火星とコンジャンクション(0°)に。戦いに参戦するよう、気持ちを鼓舞されるアスペクト(星同士の関係)です。午後10時51分には月は太陽とスクエア(90°)を形成、半月です。一週間前の事件を思い起こさせるような流れになりそうです。
今週は…週末になって、雰囲気は引き締まってきますが、それまではGWののどかな空気が続く一週間です。まずは、日頃の疲れを癒やすべく、たまには仕事の悩みやお金の心配を忘れてリラックスするといいでしょう。牡羊座や獅子座、射手座に主要な天体があるみなさまには、愛のチャンスが再び巡ってくるようなキッカケがあるかもしれません。「ストレスを取って、おもむろに始動!」これが今週のテーマです。
APR 28 2025
瑛利奈
(C)ELINA